【永久保存版】令和6年度事例Ⅰ 再現答案分析

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
一発合格道場ブログを
あなたのPC・スマホの
「お気に入り」「ブックマーク」に
ご登録ください!
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
まいど皆さん!
パスタ ライ助!
ヤハ
ダーヤスです。ゆるっといきましょう
【永久保存版】令和6年度事例Ⅰ 再現答案分析
はい、やってきましたこの企画。僕も受験生の時には大変お世話になりやんした。
tomi、ダイキに続き令和6年度事例Ⅰの再現答案分析でございます。
16代目はtomi
が73点でトップですが、愛してやまない事例Ⅲの解説に血潮をあげておりまして、事例Ⅰの存在を見て見ぬふりをしております。
ダイキ
が68点で次点なのですが、PR会社社長の意地で事例Ⅱの解説をやってくれました。
なので65点で青銅聖闘士のダーヤスが事例Ⅰの再現答案分析をさせていただきます。
問題と答案用紙はこちらから。
では、はりきって参りましょう!!
メンバー紹介
まず16代目の平均点は60点、標準偏差は6.0となっております。
そこまで点数の差はない感じですね。
16代目の再現答案はこちらからゲットできます。
今回の再現答案分析はこのメンバーの解答を元にやります。
現場第一主義、名古屋のフィールドランナー tomi 73点
2700時間はダテじゃないぜ!!
安定のオールA セミナーでNPV不要論を説き、メンバーをビビらせた ダーヤス 65点
ま、こんな感じ。
2次試験を解くのにメモはとらないぜ!天才肌ギャンブラー薬剤師 りょう 50点
どこでもフッ軽で参ります!
あと他メンバーと同じくキーワード採点は『ふぞろいな合格答案18』(同友館)を使用しています。
が。
わたくしダーヤスはふぞろいで採点したことがなく、初めての採点なので点数のつけ方がおかしい部分が多々あると思われます。
その辺はザクっと見て下さいね。
ほないこか
第1問
第1問(配点20点)
A社の2000年当時における⒜強みと⒝弱みについて、それぞれ30字以内で答えよ。
趣旨:2000 年当時におけるA社の内部環境を分析する能力を問う問題である。
(a)地元顧客ニーズに対応した質の高いサービス、協力会事業者との連携
(b)旧態依然の管理体質で受注管理も非効率、顧客の新規開拓力不足。
ふぞろい採点:15点
(a)①保管機能を持つ自社倉庫を保有②地元顧客のニーズに対応した
(b)①組織が旧態依然②顧客の新規開拓力が低い③従業員が地元志向
ふぞろい採点:10点
(a)流通加工などのサービス力。加工技術力。協力会の組織力。
(b)古い組織体質。紙ベースなど非効率な業務体制。顧客開拓力の弱さ。
ふぞろい採点:15点
まずは定番の強みと弱みを解答する設問。
大事なのは時制ですね。
特に事例Ⅰ。
時系列順に与件文が書かれているので、そこまで複雑でもなく、キッチリ読めていれば大丈夫です。
この設問では「2000年当時における」とありますのでここを外すとダメですね。
与件文で2000年当時のことは4・5段落目にあります。そこから抜き出します。
3人ともそれなりにできていますが、ダーヤスの「従業員が地元志向」はふぞろいでは点入らないの・・・マジ?
第2問
第2問(配点20点)
なぜ、A社は、首都圏の市場を開拓するためにプロジェクトチームを組織したのか。また、長女(後の2代目)をプロジェクトリーダーに任命した狙いは何か。100字以内で答えよ。
趣旨:A社が地域を離れ新たな市場を開拓する際に、既存組織から独立した組織を形成する意義と、一族を任命する理由を問う問題である。
組織化の狙いは①首都圏での物流需要の高まりを受け、新規顧客開拓②受注処理、在庫管理ノウハウ蓄積。任命の狙いは①大手物流企業での経験を活かして案件受託可能②事業承継を見据えたマネジメント経験の創出。
ふぞろい採点:10点
理由は①県外との輸送の引き合いが増加した②従業員の地元志向が強い③長女の経験と考えを生かすため。狙いは①長女を後継者として育成するため②従業員の納得感を作り円滑に事業承継するため。
ふぞろい採点:8点
理由は首都圏の物流需要の可能性を見出したこと。 小規模チームにより経営資源の有効活用と経営リスクを抑えること。 長女にマネジメント業務にあたらせることで次期後継者として育成するため。
ふぞろい採点:10点
こちらは3人ともプロジェクトチームの組織化の理由を外しています。
「なぜ、A社は、首都圏の市場を開拓するためにプロジェクトチームを組織したのか。」なので理由に「新規顧客開拓」などはダメですね。
そんなん分かっとる!ってなります。
ここは「プロジェクトチーム」の利点である「柔軟性」「意思決定の早さ」などを解答すべきでした。
ダーヤスはしつこく「地元志向」を書いています。当日の記憶はないですが、おそらくかなり気になったのでしょう。
狙いの部分は3人とも「事業承継」のことを解答しています。
ダーヤスのみ「従業員の納得感を作り円滑に事業承継」と解答しています。ここは加点されてんじゃね?と思いますがどうでしょうか。
国も「事業承継」を推進しており、これからもこのトレンドは続くのではと思います。
第3問
第3問(配点20点)
なぜ、Z社はA社に案件を持ちかけたのか。100字以内で答えよ。
趣旨:Z社が県内に事業展開をするにあたって、A社がどのような点において貢献できるのかを問う問題である。
理由は①首都圏での物流システムの提案の実績②地域物流の中心として協力会事業者との連携関係③自社で倉庫保有し、流通加工、管理サービスで地元顧客ニーズ対応④X社との取引で保管業務や流通加工の能力高めたため。
ふぞろい採点:13点
理由は①長男が持ち前の物流システムの提案力を活かす営業をした②A社の質の高いサービスと顧客対応③地域物流のコーディネーターとして協力事業者との連携関係を築いた④倉庫などの設備が県内にあるため。
ふぞろい採点:10点
アウトソーシングにより切り離すことでコア事業へ経営資源を集中させ専門性の追求と効率化を図るため。人的資源の最適化により人手不足に対応するため。
ふぞろい採点:0点
はい、くそシンプルな設問です。ベリークール。
要はZ社から見たA社の地元の強みを答える問題ですね。
Z社が県内に進出するにあたり、A社は何出来るの?を答えればOK。
Tomiはさすが高得点で、要素を色々綺麗に読みやすく解答できております。
ダーヤスは外していないですが、もう少し賢そうな解答にできる余地はありますね。冗長な表現が多いです。
そして天才りょう師匠ですが・・・ポエムっちゃってますww
わからなくて捻り出したのでしょうか。一見それっぽい感じがとても香ばしくてよろしいですね。
りょうの解答だと別にA社じゃなくても良くね?
聞かれていることに答えていないお手本みたいな解答でございます。
皆さま気をつけましょう。
第4問
第4問(配点40点)
今後、A社が3PL事業者となるための事業展開について、以下の設問に答えよ。
(設問1) 2024年の創業経営者の助言による配置転換の狙いは何か。80字以内で答えよ。
趣旨:今後の事業展開に伴う配置転換におけるA社の目的を問う問題である。
狙いは①2代目に全社経営をみさせることで、県内事業部と首都圏事業部の連携強化し新規顧客開拓を進める。長男にも将来の経営者として全社のマネジメント経験をもたせる為。
ふぞろい採点:5点
狙いは①県内事業部との意思疎通の円滑化②長男の独断を抑える③年功序列の古い慣習が残る組織体質の改善。組織風土改革で処遇面の不満解消・従業員満足向上。
ふぞろい採点:9点
狙いは経営者を長女のサポートに回すことで、古い組織の改革を進めるため。長男にマネジメント業務にあたらせることで2代目のサポートをさせるため。
ふぞろい採点:7点
はい、先代経営者の助言です。「お前らもっとちゃんとせ〜や!」ってことです。
この問題は組織文化の改善と人材育成や人事評価の部分を解答する感じですね。
与件文にもしつこく「旧態依然の管理体制」「年功序列で古い慣習が残る組織体制」「処遇面で不満が出ている」とありますので組織改革は必須だと読み取れます。
tomiは「新規顧客開拓」好きですな。他は綺麗にまとまっていますがもう少し要素を入れた方が良かった印象。
ダーヤスの解答はそこそこ良いとこついています。効果も書けております。
りょう師匠はまたやってもうてます。
まず「経営者」ではなく「経営幹部」です。
そしてサポートしすぎ。2回も同じこと書く必要ないよ。
この解答も捻り出したのでしょうか。とても素敵なポエムに仕上がっております。
(設問2)
A社がZ社との取引関係を強化していくために必要な施策を、100字以内で助言せよ。
趣旨:Z社との取引関係を強化するために、A社には県内事業部と首都圏事業部の連携や情報システムの構築などが求められる。本問はその対応策について助言する能力を問う問題である。
施策は①配置転換で情報システムの提案力を県内事業でも活用し、在庫情報や商品補充を効率化②協力会事業者とも連携し柔軟な配送体制を構築③提案評価や実績に基づく報酬制度を導入し士気向上、組織活性化すること。
ふぞろい採点:14点
施策は①長男の経験を活かし外注ではなく自社で物流ノウハウに適合したシステムを構築する②Z社の適正在庫管理や機動的な商品補充のニーズに対応する体制構築。顧客満足向上し、受託業務を拡大し売上向上を図る。
ふぞろい採点:12点
専門性を向上させ、Z社へのニーズをくみ取り対応力を向上させる。従業員へのOJTや研修により能力開発を行い、士気の向上を図る。これにより離職率を改善し人手不足を解消する。以上より取引を強化していく。
ふぞろい採点:6点
これはA社がZ社の期待に答えられなかった(10段落目)ことの対応策を聞かれています。
Tomiの解答は一貫して綺麗かつ読みやすいし、要点もしっかり入れ込めています。
ダーヤスはもう少し冗長な表現を削れたらあと1要素くらいは解答に盛り込めたと思います。
りょうは人手不足が気になってしょうがないみたいです。ちょっと解答の方向性がズレてるかな〜。軽めの香ばしさ。
やはり「施策を助言せよ」と聞かれているので「施策は〜」と解答する方が採点者にも伝わりやすいと思います。
結果発表
ふぞろいでの採点の合計は
57点(実際:73点)
49点(実際:65点)
38点(実際:50点)
でした。
・・・・ん〜、全然ちゃいますね。
何か加点要素があるの?大体15点くらい低くなりました。
ま、初めての採点ならこんなもんでしょう・・・すいません。
皆さんも自分の解答だけでなく、他人の解答を見て書き方・まとめ方とか、着眼点を研究して下さいね。
ダイキが前の記事で言っていたAASさんの再現答案もとても勉強になると思います。
今回やってみて思いましたが、他人の解答の分析は結構勉強になります。
皆さんも是非取り入れてみて下さいな。
名言的なやつ
あたしもハチワレ!!
勉強・・・やめないで・・・って思ったけど・・・
ほんとに・・・つらかったら良いと思う やめても・・・
ハチワレ/ちいかわ 5巻118頁
真理です。
皆さんつらい勉強続けてきてくじけそうなこともありますよね。
別にやめても良いのに勉強していることはホンマにすごい。
合格して、周りが診断士ばっかりになって思うことは、本当に勤勉な方ばかりだな〜と。
合格してからが本当のスタートで、自己研鑽に終わりはないと感じます。
でも本当に楽しいし、色々刺激を貰いますよ。
見える景色も変わりました。
来年、診断士仲間に皆さんが加わることを楽しみに待っております。
明日はりょうです
よろしく〜
☆☆☆☆☆
いいね!と思っていただけたらぜひ投票(クリック)をお願いします!
ブログを読んでいるみなさんが合格しますように。
にほんブログ村
にほんブログ村のランキングに参加しています。
(クリックしても個人が特定されることはありません)


