【実務補習】事前準備どうする?~自分が今から受けるならどうするか考えました~ by せーでんき

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会計士×診断士『せーでんき』です。
日本で一番高い送電鉄塔(226m)は広島県にあることはご存知でしょうか。
うさぎの島として有名な大久野島にあり・・・
ロケットスタートセミナーのお知らせ

2/16(日)14:00~16:30 一発合格道場
ロケットスタートセミナーを開催します!
令和6年度の中小企業診断士試験を合格した方が、スタートダッシュを切るためのキーポイントを濃縮したセミナーです。
15代目だけでなく、診断士の大先輩でもある先代を交えて開催します!
- 対象:令和6年度の中小企業診断士試験に合格した方
- 開催日時:2/16(日)14:00~16:30
(東京のみ)懇親会 17:00~20:00 - 形式:リアル(東京新橋)、オンライン(ZOOM)
- 定員:各30名 ※先着順
- 参加費(リアル):500円 ※懇親会費は別途5,000円
- 参加費(オンライン):無料
- プログラム:診断士1年目の心得・診断士登録のためのポイントの取り方・企業内診断士/独立診断士の生き方・診断士としてのレベルアップの方法etc…
- 申込締切:2/8(土)
お申込みは以下から!続々お申込みをいただいているのでお早めにお申し込みください!
どうせならリアルで東京参加!
ぴよってるやついる?いねえよなぁ!!?
- 1. まずは・・・
- 2. このブログで伝えたいこと
- 3. はじめに
- 4. 実務補習の流れを簡単におさらい
- 5. おそらく初日に社長ヒアリング=準備が大事!
- 6. Summary
- 6.1. HPをみる
- 6.2. 財務分析を行う
- 6.3. 登記簿をとる
- 6.4. 本を用意する
- 6.4.1. 業種別審査事典
- 6.4.2. ○○業界の動向とカラクリがよ~くわかる本
- 6.4.3. 個別の分野の本
- 6.4.4. 事業デューデリジェンスの実務入門
- 6.5. (おまけ)財務が苦手だと感じる方に
- 6.5.1. 社長のための「中小企業の決算書」財務分析のポイント
- 6.5.2. バランスシートは箱型で読みなさい
- 6.5.3. 財務3表一体理解法
- 7. 最後に
まずは・・・
本日は令和6年度 第2次試験の合格発表日です・・・!
口述を無事に受けられたみなさまは大丈夫だとは思いますが、やはり不安はあるかと思います。
ただ、「中小企業診断士試験合格しました(たぶん)」から、ついに抜け出せますね!
ちょっと気が早いかもしれませんが、先にいっておきます。

では本編いきます!
このブログで伝えたいこと
みなさま、実務補習には申し込まれましたでしょうか?
実務補習の準備は結構大事ですので、ぜひご自身で考えてやってみてください!
一発合格道場15代目 せーでんき
はじめに
実務補習の準備なにする~?
とりあえず差入用のバナナ買ってくる
中小企業診断士試験に合格されたみなさま、登録までもう少しです!
ただ、忘れがちなことがあります・・・
そうです。ごり
も書いてくれているとおり、実務ポイントが必要です。
そらそうよ
その実務ポイントをためるために「実務補習」や「実務従事」といった方法がありますが、詳細は偉大なる14代目ひろしさん
の記事をご参照ください!
今回は、「実務補習」を選ばれた場合、どのような準備をしていくのがいいかについてお伝えします!
ちなみに5日コース×3回でポイントをためました!
(気になる方はおーちゃん
の記事へ!)
実務補習の流れを簡単におさらい
まずは実務補習の流れを簡単におさらいしておきましょう!
あくまで5日間コースにはなりますが、概ね以下のとおりです。
(勝手に8日コースならこんな感じかなという日程感をかっこ書きで記載しました。異なる可能性はありますのでご注意ください。)
約1週間前:診断先企業やチームの連絡
(8日コースの場合:約1週間前)
実務補習の指導員の先生からメール等により連絡があり「診断先企業がどこか、財務情報、チームメンバー」等が判明します。
1日目:質問事項すり合わせ&企業訪問
(8日コースの場合:1日目)
1日目は平日に設定されており、午前中に自己紹介&質問事項のすり合わせ等を行います。
ここで担当パートが決まる場合もあります(担当パートが決まるタイミングは指導員の先生次第です。)。
午後から診断先企業に訪問し、実際にヒアリングを実施します。
2日目:SWOT&全体の方向性の議論
(8日コースの場合:2~4日目)
2日目は1日目でヒアリングした事項等をもとにしてSWOT分析や、経営課題の識別を行います。
この時点で各パートの提案書の方向性を定める必要があります。
ここで躓くと以降の各自の提案書が的外れになったり、整合が取れなくなったりします。
よって、ここでしっかり方向付けできるかがかなり重要です。
~ここから1週間ほど空きます。その隙に各自の提案書を仕上げます。~
3日目:全員の原稿のすり合わせ
(8日コースの場合:5~6日目)
2日目で決定した提案書の方向性をもとに、各自が仕上げてきた提案書を相互チェックしたり、指導員の先生がチェックしてくれたりします。
この日は各自が作業をしつつも、適宜迷う点についてはチームで議論しつつ進めます。
4日目:全体調整&印刷
(8日コースの場合:7日目)
3日目でほぼ全員が原稿を仕上げ、残りは3日目の残り作業や全体の調整、添付資料の作成等を行います。
例えば表紙を作ったりもありますので、デザインセンスのある方
はぜひ!
そのまま4日目中に印刷を行います。
印刷屋に持っていく場合や指導員の先生の事務所で印刷する場合等、さまざまです。
5日目:プレゼン練習&社長への報告
(8日コースの場合:8日目)
最終日は原稿が完成して手元にある状態ですので、それを見ながら午前中にプレゼンの練習を行い、午後に診断先企業への訪問、最終の提案書をお渡しするとともにプレゼンを行います。
(プレゼン資料を作るかどうかは、指導員の先生によるようです。)
日程や実施事項については、14代目さやさん
の記事も大変参考になりますのでぜひ!
おそらく初日に社長ヒアリング=準備が大事!
さて、ではこの実務補習を有意義にするためには何が必要でしょうか。
実務補習に限らず、企業診断のゴールは「会社にとって有益な提案をすること」ですね。
そしてそのためには、SWOTを踏まえた提案は必須です。
ここが的外れであれば、まず成功することはありえません。
2次試験に合格したみなさまであれば、何を当たり前のことをと思われるかもしれませんが、現場でやってみると的外れな話や、切り分けが難しい場合、粒度が異なる場合等がでてきます(例えば、ある項目は全社的な強みを記載している一方で、他の項目ではかなり細かい強みの話も入ってくるなど)。
ということで、個人的な意見ではありますが、実務補習ではSWOT(特にSとW)が大事と思っています。
強みが見えてくれば、それを活かせる方法を探すだけである程度形になってくれたりします。
企業のSWOTをするためには、初日の社長ヒアリングの際に、SWOTをある程度聞いておく必要があります。
(これは社長が強みと感じているかに関わらず、診断士サイドがSWOTと考える項目です。)
ヒアリングを効果的かつスムーズに実施するためには、事前に企業の情報整理や聞くべきポイントをある程度絞っておく必要があります。
よって事前に準備しておくことが大事です!
やっと準備の話にたどり着きました。。。
ではどんな準備をするべきか考えていきましょう!
Summary
以降の説明のまとめです。
これらのポイントについて順にご説明します!
会社のHPをみる
財務分析を行う
登記簿をとる
必要な本を準備する
HPをみる

まずは会社のホームページをみましょう!
実務補習は「戦略・財務・営業・生産・人事・情報(IT)」等のパート分け(項目は指導員の先生によります。)があり、企業の情報をそれらに当てはめて整理するつもりで読むことをオススメします。
あとは、いきなり会社のHPを読み始めてもイメージがつかめない場合もありますが、そういうときはリクルート用のサイトをオススメします。
かなり嚙み砕いて説明してくれていたり、動画があったりして、スムーズにイメージできたりします。
なお、B to Bの下請けのみの企業などだとホームページを作っていない場合もあったりしますが、その場合でも求人サイトで情報を出していたりしますので、そういった情報もヒントになります。
財務分析を行う

2点目は財務分析です。
約1週間前に診断先企業の情報が届きますが、その中に財務情報も含まれる場合がほとんどです。
決算書や法人税の申告書等が提供される場合が多いです。
最低限として、事例Ⅳで分析を行う安全性・効率性・収益性くらいは算出しておくといいと思います。
あとは、3年程度の期間の情報をもらえる場合が多いため、それらの期間の比較もしておきましょう。
できれば上のような指標の推移や、科目の中で増減が顕著なものがあれば気にしておきましょう。
決算書の内訳明細書(各勘定科目の内訳が書いてあるもの。例えば、売掛金はどこ向けの売掛金がいくらあるか等の詳細が記載されています。)も提供されていれば、ぜひ増減が大きい項目の内訳を確かめてみましょう!
あとは、後述の「業種別審査事典」の業界平均との比較もしておけるとより良いと思います。
登記簿をとる

これを書いているところは少ないかもしれません。
ですが、個人的には実務補習のうちに1回はしてみて欲しいなと思います。
(実務補習の2回目のときの指導員の先生が教えて下さった方法です。実際に3回目の際に請求しました。)
会社の登記簿に何が書いてあるかは、経営法務でやっていますが、では実物を見たことがある方はどの程度いらっしゃるでしょうか。
ぜひどんなことが書いてあるのか改めて見てみてください!
例えば、会社の設立がいつだとか、社長の本名がどうだとか、取締役が何人いるだとか、現在の代表取締役が何代目でいつ承継したとか、いろいろな情報が詰まっています。
案外この情報を一気に得られるのは大きく、全く情報がないと、ヒアリングの際にその話にそれてしまい、でも聞き始めたら整理する必要がある気がして1問1答みたいに聞いてしまうということがあります。
ただ、言い方は悪いですが、時間の無駄だと思います。
請求すれば誰でも得られる情報を、社長やみなさんの時間を消費してまで聞く必要はありません。その分ほかのことを聞くべきだと思います。
失礼しました。。。
請求は下にリンクを付けた「登記ねっと」からどうぞ(郵送可、私のときは郵送代と手数料を含めて600円でした)。
とるなら「履歴事項全部証明書」の取得をオススメします。
「登記ねっと」(請求は平日8:30~21:00まで)
https://www.touki-kyoutaku-online.moj.go.jp/flow/kantan/gaiyo.html
本を用意する
ついに本のパートまでたどり着きました。
本については、定番のものから、少し踏み込んだものも入れています。
具体には以下の本たちをご紹介しています。
- 業種別審査事典
- 業界研究本
- 個別論点の本
- 事業デューデリジェンスの実務入門
では早速みてみましょう!

業種別審査事典
まずは注意事項です。この本はマジで買わないでください。
というか全て買うと24万円もする上に、1冊が超分厚く(1冊約1,500ページ)それが10冊あるため、場所を取ること間違いなしです。
実務補習自体よりも高いとは素晴らしいですね。
ただ、「実務補習のために業種別審査事典を全巻買ったクレイジーなやつ」という称号を得られますので、業界内での知名度を一気に上げたい方には、上に記載したコストなど安いものなのかもしれません。
https://www.kinzai.jp/books/15jiten/
話が逸れ過ぎましたが、これは金融機関等が企業に融資する際の参考にするために、業界のトレンドや、業界平均の財務情報が掲載されている本です。
事前に該当の業種を把握して、必要な箇所を図書館でコピーしましょう。
業種がかなり細かく分かれているため、いくつか該当しそうな業種分についてコピーしておくことをオススメします。
○○業界の動向とカラクリがよ~くわかる本
これはタイトルのとおり、その業界の動向等が載っている本です。
さまざまな白書の情報(グラフ等)がまとめられており、その業界に関することばかりのため、注目すべきポイントも把握できます。
特に使える場面として、戦略パートの作成や機会(O)の分析に便利です。
戦略パートでは白書の情報を元にしたグラフ等を引用しますが、そのグラフをどこから取ってくるかを考えるのは案外大変です。
この本であればさまざまな白書のグラフを引用してくれており、この本であたりを付けて白書を見に行くという方法が可能です。
あとは、ヒアリングの際に「業界のトレンドとして○○という傾向にありますが、御社はいかがでしょうか。」というような問いかけも可能です。
この質問をするだけで、こちらとしても少しでも調べてきましたという姿勢を見せることができます。
(ただ、そんな浅はかな考えではすぐに見抜かれてしまいますが・・・)
なお、類似の本はいくつかの出版社から出ていますので、できれば書店で比較しながらの購入をオススメします。
個別の分野の本
このパートは個別分野の課題認識や、そもそもの業界の理解のための本の紹介です。
例えば、私は実務補習で食品工場にも行きましたが、そもそもどういう仕組みになっているか分かっていないところも多かったので、以下の本を購入しました。
また、生産管理についても理解が不足していると感じたため、以下のようなマンガで分かるような本に頼らせてもらいました。
詳細な理解よりも、ざっくりしたイメージを持っておくことが重要だと感じたため、サラッと読めることを重視してマンガ版にしました。
知らない分野のため、活字だけで読むことと比較すると、理解のスピードは早いと思います。
個別の分野は、必要な本が企業によって異なりますので、ぜひプロフェッショナルとして準備をするようにしてください!
事業デューデリジェンスの実務入門
この本は鉄板過ぎて、むしろ実務補習関連の記事等の中で紹介していないところはないんじゃないかと思うほどです。
個別の会社にかかる話というよりは、診断報告書の書き方の大まかなイメージを持つのに役立つというところでしょうか。
ここまでおつかれさまでした!
まだまだいろいろ調べたい方には、12代目のmasumiさん
の記事も役立つこと間違いなしです!
(おまけ)財務が苦手だと感じる方に
おそらく財務パートが苦手でどうしようかと不安に感じられている方もいらっしゃると思いますので、参考になりそうな本を3冊紹介しておきます。
社長のための「中小企業の決算書」財務分析のポイント
1冊目は中小企業診断士の先生の本です。
金融機関に勤められた経験をお持ちの先生で、この本以外にも財務分析にかかる本をたくさん書いておられます。
この本は比較的新しい方で、他の本は比較的分厚いものもある中で、コンパクトに分かりやすく書いてくださっています。
社長のためといいつつ、支援者としてもぜひ知っておいて欲しい&つまづいたときに見てほしい内容が詰まっています。
「流動比率が100%を下回っていると良くないです。」と社長に伝えた際、
「ではどうしたらいいですか?」という質問があったときに自信を持って答えられますでしょうか。
そういった①現状の分析→②どうしたらいいかの流れを解説してくれている本です。
バランスシートは箱型で読みなさい
こちらは会計士の先生が書いておられる本で、BSに特化した本です。
PLは分かりやすいのですが、BSって結構分かりにくいと思います。
この本では、BSをざっくりと箱型で表した上で「この形なら会社はどういう状態か」ということを解説してくれています。
数年分並べると状態変化が分かることもあるので、実務補習でそういう企業に当たったら凄く面白いと思います。
財務3表一体理解法
こちらは言わずもがなの名著ですね。
すでに持っておられる方も多いかもしれませんが、持っていても試験以降読んでいないという方は、ぜひ再度読んでみてください!
2次試験合格後に再度読むと、新たな視点で読めると思います。
内容については、以下のおーちゃん
の記事に委ねます。おーちゃんが診断先の社長に激推しするくらいの熱意で書かれています!
最後に
お疲れ様でした!
では毎度お約束の名言コーナーです。
究極の安定は仕事ができる人間であるということ
三田紀房『銀のアンカー』より
今回は三田紀房さんのマンガからの引用です。
三田紀房さんといえば、『ドラゴン桜』が特に有名ですね。
そのほか、転職を題材にした『エンゼルバンク』や投資を題材にした『インベスターZ』など、さまざまな題材のマンガがあります。
今回引用した『銀のアンカー』は就活がテーマのマンガであり、大学3年生の学生(田中くん、北沢さん)と凄腕ヘッドハンター(白川氏)のやりとりを通じて話が進んでいきます。
田中くんが就活について悩む中で父親のリストラを目の当たりにし、「潰れない会社に就職したい」と白川氏に言ったことに対し、「究極の安定とは何か?」と問われたことから、紆余曲折あって田中くんが出した結論です。
個人的にこの考え方は大事だと思っています。
極論ですが、どこでも稼げる(or 雇ってもらえる)能力があれば、どこで働くかは自分で選択すればいいだけです。
そういう意味では、診断士の資格はかなり大きな武器になるのではないかと思っています。
確かに、取得しただけで使いこなせる資格ではないかもしれませんが、若手の方であれば取得後にコンサルに転職してその後に独立という方法もありますし、逆にベテランの方であれば、これまでの経験も活かしていきなり独立してしまう方もおられます。
また、企業内診断士として経営企画等の部署等に異動して、そこでキャリアを積むという方法もあり、その後の可能性も広げることができます。
いろいろ書いてしまいましたが、診断士の資格取得を契機にさまざまなきっかけを掴んで、仕事ができる人になってください!
以上です。
ありがとうございました!
明日はAREです!
必死のパッチで書く!
(ロケスタセミナーもよろしく!)
ロケットスタートセミナー!
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