【永久保存版】12代目(R2合格)再現答案&得点開示結果集

どうも、masumiです。大変お待たせしました!
得点開示からだいぶ遅くなりましたが、12代目の再現答案を公開いたします!

再現答案の使い道は、、はかせ、どうぞ!

はかせ
はかせ

説明しよう
再現答案を見ることで自分に無かった視点の解答を知り、取り入れることができると共に、リアルな合格者の答案を見ることで、合格者でもそれほど完璧な解答がかけているわけではない、という精神的な安心も得られる。

12代目の2次試験の得点一覧は以下の通りです。

※注 吹き出しのセリフは日ごろの会話を元にmasumiが創作しています。一部誇張、想像が含まれます。いじられ役になってくれたみんな、ありがとう(*´з`)

事例Ⅰ

アヤカ

事例Ⅰは70点台が5人と高得点が多いですね。逆に合格ラインの60点付近は少なく、50点付近が数名いるので、得意不得意の差が大きくでた印象ですね。
あ、再現答案つくってなくてごめんなさい・・・

と~し

いや、事例Ⅰ得意だと思ってたんだけど・・・

にのみ

私もです・・・あは、あははは

第1問(配点40点)

以下は、老舗蔵元A 社を買収する段階で、企業グループを経営する地元の有力実業家であるA 社長の祖父に関する設問である。各設問に答えよ。

(設問1 )
A 社の経営権を獲得する際に、A 社長の祖父は、どのような経営ビジョンを描いていたと考えられるか。100 字以内で答えよ。

(設問2 )
A 社長の祖父がA 社の買収に当たって、前の経営者と経営顧問契約を結んだり、ベテラン従業員を引き受けたりした理由は何か。100 字以内で答えよ。

第2問(配点20点)

A 社では、情報システム化を進めた若い女性社員を評価し責任者とした。ベテラン事務員の仕事を引き継いだ女性社員は、どのような手順を踏んで情報システム化を進めたと考えられるか。100 字以内で答えよ。

第3問(配点20点)

現在、A 社長の右腕である執行役員は、従来のルートセールスに加えて直販方式を取り入れ売上伸長に貢献してきた。その時、部下の営業担当者に対して、どのような能力を伸ばすことを求めたか。100 字以内で答えよ。

第4問(配点20点)

将来、祖父の立ち上げた企業グループの総帥となるA 社長が、グループ全体の人事制度を確立していくためには、どのような点に留意すべきか。中小企業診断士として100 字以内で助言せよ。

のき
のき

俺の時代が終わったゼ・・・

事例Ⅱ

ひでさん

事例Ⅰに比べて、60点付近の人数が多く、あまり得点に差が無い印象ですね。ただ、事例Ⅰの70点台組(アヤカ、のき、池やん)が、事例Ⅱだと60点を割っているているのが面白いですね。事例Ⅰが得意な人は事例Ⅱが苦手??

Ma.sato

私どっちもいける口です

池やん

いや~そんなことないんだけどな~

第1問(配点20点)

現在のB 社の状況について、SWOT 分析をせよ。各要素について、①~④の解答欄にそれぞれ40 字以内で説明すること。

第2問(配点30点)

Z 社との取引縮小を受け、B 社はハーブY の乾燥粉末の新たな取引先企業を探している。今後はZ 社の製品とは異なるターゲット層を獲得したいと考えているが、B社の今後の望ましい取引先構成についての方向性を、100 字以内で助言せよ。

第3問(配点30点)

B 社社長は最近、「眠る前に飲むハーブティー」の自社オンラインサイトでの販売を手がけたところ、ある程度満足のいく売上げがあった。

(設問1 )
上記の事象について、アンゾフの「製品・市場マトリックス」の考え方を使って50 字以内で説明せよ。

(設問2 )
B 社社長は自社オンラインサイトでの販売を今後も継続していくつもりであるが、顧客を製品づくりに巻き込みたいと考えている。顧客の関与を高めるため、B社は今後、自社オンラインサイト上でどのようなコミュニケーション施策を行っていくべきか。100 字以内で助言せよ。

第4問(配点20点)

B 社社長は、自社オンラインサイトのユーザーに対して、X 島宿泊訪問ツアーを企画することにした。社長は、ツアー参加者には訪問を機にB 社とX 島のファンになってほしいと願っている。絶景スポットや星空観賞などの観光以外で、どのようなプログラムを立案すべきか。100 字以内で助言せよ。

事例Ⅲ

TAKURO

事例Ⅲの70点台はなんと私だけです!えっへん(←言わせているby masumi)
半数以上が60点台後半に集中し、12代目では4事例中最も平均点が高かったですね。得意不得意があってもそれほど差がつかなかったのかもしれませんね。

なゆた

得意不得意あんまりないかも!どれもそこそこできる!(←言わせている by masumi)

第1問(配点20点)

C 社の(a)強みと(b)弱みを、それぞれ40字以内で述べよ。

第2問(配点40点)

C社の大きな悩みとなっている納期遅延について 、以下の設問に答えよ。

(設問1)
C社の営業部門で生じている (a)問題点と(b)その対応策 について、それぞれ60字以内で述べよ。

(設問2)
C社の製造部門で生じている (a)問題点と(b)その対応策 について、それぞれ60字以内で述べよ。

第3問(配点20点)

C社社長は、納期遅延対策として社内のIT化 を考えている。C社のIT活用について、中小企業診断士としてどのように助言 するか、120字以内で述べよ。

第4問(配点20点)

C社社長は、付加価値の高いモニュメント製品事業の拡大を戦略に位置付けている。モニュメント製品事業の充実、拡大を どのように行うべきか 、中小企業診断士として120字以内で助言せよ。

こんちゃん
こんちゃん

ああ~~ついに私の事例Ⅳが公開される~~

事例Ⅳ

よが

事例Ⅳはかなり点数がばらけた印象ですね。みんなの経営分析の解答を見ると、ここではほぼ差がつかなかったと思います。やはり第2問がカギでしたね。ここで少しでも得点が稼げた人が高得点になっていますね。第2問の(設問2)NPVの問題、①の場合は12代目全滅でしたね。。(再現解答ありのメンバーで)

第1問(配点25点)

(設問1)
D社および同業他社の当期の財務諸表を用いて比率分析を行い、同業他社と比較した場合の D 社の財務指標のうち、①優れていると思われるものを1つ、②劣っていると思われるものを2つ取り上げ、 それぞれについて、名称を⒜欄に、計算した値を⒝欄に記入せよ。⒝欄については、最も適切と思われる単位をカッコ内に明記するとともに、小数点第3位を四捨五入した数値を示すこと。

(設問2)
D社の当期の財政状態および経営成績について、同業他社と比較した場合の特徴を 60字以内で述べよ。

第2問(配点30点)

(設問1)
ステーキ店の当期の売上高は60百万円、変動費は39百万円、固定費は28百万円であった。変動費率は、売上高70百万円までは当期の水準と変わらず、70百万円を超えた分については60%になる。 また、固定費は売上高にかかわらず一定とする。その場合の損益分岐点売上高を求めよ。⒜欄に計算過程を示し 、計算した値を⒝欄に記入すること。

(設問2)
このステーキ店(同店に関連して所有する資産の帳簿価額は35百万円である)への対応を検討することとした。D社の取りうる選択肢 は、①広告宣伝を実施したうえでそのままステーキ店の営業を続ける、②よりカジュアルなレストランへの業態転換をする、③即時閉店して所有する資産を売却処分する、という3つである。それぞれの選択肢について、D社の想定している状況は以下のとおりである。~省略~

以上を基に、D社が次期期首に行うべき意思決定について、キャッシュ・フローの正味現在価値 に基づいて検討することとした。①の場合の正味現在価値を⒜欄に、②の場合の正味現在価値を⒝欄に、3つの選択肢のうち最適な意思決定 の番号を⒞欄に、それぞれ記入せよ。⒜欄と⒝欄については、(ⅰ)欄に計算過程 を示し、(ⅱ)欄に計算結果を小数点第3位を四捨五入して示すこと。

<①の場合 (a)>

<②の場合 (b)>

<(c)>

TAKURO
TAKURO

なぜ俺は②と書いているんだ・・・ここが合ってたら80点超えてたのに・・・
試験には魔物が棲んでいる・・魔物のせいだ(違います by masumi)

第3問(配点20点)

D社は、リフォーム事業の拡充のため、これまで同社のリフォーム作業において作業補助を依頼していた E 社の買収を検討 している。当期末の E社の貸借対照表によれば、資産合計は550百万円、負債合計は350百万円である。また、E社の当期純損失は16百万円であった。

(設問1)
D社が E社の資産および負債の時価評価を行った結果、資産の時価合計は500百万円、負債の時価合計は350百万円と算定された。 D 社は 50 百万円を銀行借り入れ(年利4%、期間10年)し、その資金を対価として E 社を買収することを検討している。買収が成立した場合、E社の純資産額と買収価格の差異に関して D社が行うべき会計処理 を 40 字以内で説明せよ。

(設問2)
この買収のリスク について、買収前に中小企業診断士として相談を受けた場合、
どのような助言をするか、60字以内で述べよ。

第4問(配点25点)

D社の報告セグメントに関する当期の情報(一部)は以下のとおりである。~省略~

D社では、戸建住宅事業における顧客満足度の向上に向けて、VR(仮想現実)を用い、設計した図面を基に、完成予定の様子を顧客が確認できる仕組みを次期期首に導入することが検討 されている。ソフトウェアは400百万円で外部から購入し、5年間の定額法で減価償却する。必要な資金400百万円は銀行借り入れ(年利4%、期間5年)によって調達する予定である。このソフトウェア導入により、戸建住宅事業の売上高が毎年92百万円上昇することが見込まれている。以下の設問に答えよ。

(設問1)
⒜戸建住宅事業および⒝ D社全体について、当期のROI をそれぞれ計算せよ。解答は、%で表示し、小数点第3位を四捨五入すること。

(設問2)
各事業セグメントの売上高、セグメント利益およびセグメント資産のうち、このソフトウェア導入に関係しない部分の値が次期においても一定であると仮定する。 このソフトウェアを導入した場合の次期における戸建住宅事業のROIを計算せよ。解答は、%で表示し、小数点第3位を四捨五入すること。

(設問3)
取締役に対する業績評価の方法 について、中小企業診断士として助言を求められた。現在の業績評価の方法における問題点を⒜欄に、その改善案を⒝欄に、それぞれ20字以内で述べよ。

ひでさん

空欄はダメ、絶対。何でもいいから書くんだ!!

いかがでしたでしょうか。我ながらおかしな解答をしているものがたくさんありますね。

分からない、なんだこれ?!という問題に出会っても、一般論や自分の経験で考えればどうにか解答欄は埋められると思います。
そして後から話をすると、やはりみんな同じように、なんだこれ?と思っていたことが分かります。

もちろん診断士としての解答を求められていますが、それが分からなければ何かしら書いて少しでも点数を稼ぎましょう。
意外とそれが正解の場合もあります。そして、その1点で合否が変わる場合があります。

1点を大切に、1点でも多く、最後まで諦めないことが重要です。

☆☆☆☆☆

いいね!と思っていただけたらぜひ投票(クリック)をお願いします!
ブログを読んでいるみなさんが合格しますように。にほんブログ村 資格ブログ 中小企業診断士試験へにほんブログ村
にほんブログ村のランキングに参加しています。
(クリックしても個人が特定されることはありません)

Follow me!

【永久保存版】12代目(R2合格)再現答案&得点開示結果集”へ2件のコメント

  1. ロム より:

    masumiさん、皆さんの再現答案をまとめてくださりありがとうございます!

    来月からがっつり令和2年度の過去問を周回していく予定なので高得点の方も、合格点に届いていない方も、再現答案を全てしゃぶりつくして分析して、自分の勉強に活用させていただきたいと思います、本当にありがとうございます!

    一番注目したのは事例Ⅳのmasumiさんの得点でした。
    以前に事例Ⅳで頭が真っ白になった記事を拝見しましたが、冷静さを取り戻してここまでの得点をされたのが本当にすごい……!
    もし自分も本番を前に頭が真っ白になるようなことがあったら、masumiさんを思い出して一旦お茶を飲んで冷静になり、問題に向き直したいと思います!

    1. masumi より:

      ロムさん

      コメントありがとうございます。他の人の解答から学ぶことがたくさんありますのでぜひ活用してみてください!

      私の事例Ⅳですが、今思えばなぜあんなに経営分析で迷ったんだろう、、と思いますね。
      おそらく解答は1つではなかったんでしょうね。そういうことが分かっているだけで当日焦らずできますね。
      もし真っ白になった時はあの記事を思い出して落ち着いていただけると本望です

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です