負けに不思議の負けなし Vol.2 ~スマホの使い方編~

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おはようございます。トロオドンです。
最近のブログは2次試験一色ですね。メンバーの考え方やアプローチが全然違うわ~と、わたしも日々新鮮です。それくらい自分に合ったやり方を見つけることが2次試験攻略のカギだと改めて感じます。
1次試験からトライする方には少し退屈な期間かもしれませんが、来年の今ごろには自分がこのステージに立っているわけですから、「ブログを読むだけで1年前から2次試験対策ができる!」ということでお付き合いいただければ幸いです!!!
本編に行く前に少々告知を。2次試験対策の動画絶賛公開中&8/26(土)に座談会開催します!
ぜひぜひ道場を使い倒してくださいね~!
ではでは、本編にいくドン

負けに不思議の負けなし
4月に「失敗から学ぶ、トロオドンの必然の負けシリーズ」としてお届けした本テーマ。
前回は令和元年の事例Ⅳで足切りとなった原因を書きましたが、今日からの3回は他年度の失敗を振り返っていきます。
本日は、令和元年から令和3年の不合格年に共通していた必然の負けの理由、「スマホの使い方」についてご紹介します。
前回と同様、「トロちゃん、あほだな〜」シリーズですので、スマホの正しい使い方を実践されている方は、本編を読む必要はありません!!
その代わりに10代目かわともさんの動画をどうぞ!
先日の座談会でも、「仕事・家事・育児に追われてまとまった時間が取れない」とお悩みの方が結構いらっしゃいましたので、
そんな方におススメの動画です。僕も受験生時代に知っていれば4回の受験が半分くらいに減ったはず!
負けのスマホの使い方
ではでは、わたくしトロオドンの負けのスマホのお話。
お恥ずかしい話ですが、わたしは2次試験の勉強と並行しながら、スマホゲームに興じていました。
たとえば、こんな隙間時間。
- 80分で過去問を解いてサラッと解答して、次の問題を解くまでの休憩中
- 覚醒状態になって寝られない深夜2時
- 通勤電車のなか、待ち合わせ中などなんとなく手持ち無沙汰のとき
- SNSや調べものなどのネットサーフィンのあと
- 子どもが昼寝していて机に向かうには微妙な時間帯
わたしのレベルからすれば、1分1秒を無駄にせずに取り組んでいても合格レベルに到達しない。それは、10代目かわともさんの動画を見ても明らかです。もはや、無駄な時間を過ごしていることに戦慄を覚えるレベル。
でも、なぜスマホゲームを手放せなかったのか?
その理由は、現実逃避型、常習型、固執型と不合格の年を追うごとに性質(タチ)が悪くなり、ただなんとなく抜け出せなくなっていた、という感じでした。
- 令和元年度(1回目) ~現実逃避型
- 1次試験に合格した満足感と慢心で、合格に必要なレベルを全く理解していなかった。
- 過去問を何度か解いて「わかった気になる」「できた気になる」。そんなフワフワした感じで、できない自分から目を背けるようにゲームに手を染めてしまった。
- 令和2年度(2年目) ~常習型
- 不合格後の中弛み期間で、スマホゲームと並行して勉強することが習慣化してしまった。
- 2次試験オンリーの1年の対策期間のなかで、スマホゲームと並行しても量だけは十分にこなせた。そのため、ゲームに手を染めていることに罪悪感がなかった。
- 令和3年度(3回目) ~固執型
- 1次試験からのリスタート年。無事に突破ができたことで過信が芽生えてしまった。
- 過去2年の受験期間に染みついたWithスマホゲームはすでにライフスタイル化。多少の罪悪感からスクリーンタイムの対策を講ずるも「おれはセンター試験だって乗り越えたのだから大丈夫」という謎の自信から、スクリーンタイムをすぐに解除して、この悪循環を変えるには至らなかった。
これらわたしが愚行に陥った仕組みは、初代ZonEさんの記事で説明されています。
ゲームの「課題(クエストなど)」「報酬(ポイントなど)」「交流(ランキング)」が、ときには勉強よりも優先されてしまっていたわけです。今振り返っても、得るものが全くない本当に無駄な時間でした(反省)。
転機
では、こんな阿呆がどうやって転機を迎えたのか。
それはいつも読んでいる新聞でした。
「入試前に脱・スマホ 「みんな一緒」ならできる」
高校受験を控えるA男は勉強に集中ができず成績は落ちる一方。
その原因はスマホゲーム。勉強しなければならないのについついやってしまう。
友人の何人かで一緒に対策を考えた。
今日から入試までスマホゲームをやめることにしよう。そして、友人みんなでスマホアプリを削除することに決めた。
令和4年8月16日日経新聞(リンク)の記事をトロオドンの記憶の範囲で要約
これを読んだトロオドン。
中学生の対策にズキズキと3年分の胸の傷が痛み、すぐさまスマホアプリを削除したというわけです。
そして、令和4年度の試験でようやく合格の切符をつかむことができました。
もちろん不合格答案を分析して、解法を変えたりしたテクニック的な要素もあると思いますが、勉強の取組姿勢が変わりメンタル的に安定したことも大きな要因でした。(偉そうに書いてますが、当たり前すぎて失笑)
勝ちのスマホの使い方
2次試験の勉強を始めると、あまりに解けなくて絶望する。多くの方がそうだと思います。
これに対して、合格できる人の正しい行動とは、「合格に必要なレベルと、自分のレベルとを客観的に比較し、不足している部分を掌握して、限られた時間のなかで補っていく」ことだと、わたしは思います。(あくまで積年の受験経験からの個人的な感想ですが笑)
当然ながら、現実逃避をしてスマホゲームやネットサーフィンなんかに興じている時間などはございません。
そこでスマホの本来の力。
過去問やブログ記事などの情報探索、自分の再現答案やテキストなどの情報ストック、設問解釈やファイナルペーパーの読み込みなどの鍛練、ストップウォッチ機能にカフェミュージックなどの補助機能。
限られた時間で効率的に勉強するのにこれほど有能なパートナーはいないわけで、
だからこそ、この正しい、「勝ちのスマホの使い方」を実践して残りの期間を走り切って欲しいと切に思います。
なお、スマホアプリ削除までは要らんぞ、という方はおのDの記事を参照ください。
おわりに
以上、賢明なる読者の方にはお目よごしのお話で大変恐縮ですが、
でもまあ、こういう受験生もいるということで、他山の石にしてもらえれば幸いです。
ゲームなんかとはサヨナラ~して、勝てるスマホの使い方を実践してください!!

明日はさたっち!
実務補習で”熱血”診断士能力が開眼中!らしい?
お任せあれ~!

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この記事がぶっささる側の受験生です!
大変参考になりました。
私の場合はスマホでまとめサイト巡回して数時間過ごすという悪癖がなかなか絶てません。
ご紹介いただいたかわともさんの過ごし方に大きな感銘・刺激を受けましたが、
自分にとっては記事本文がとても実践的で参考になりました。
二次試験までの今後の過ごし方を改善するうえで得るものがとても多かったです。
執筆ありがとうございました。
しょーたさん
コメントいただきありがとうございます^^
「わたしと同じ失敗をしてほしくない!1人にでも良いから刺さって欲しい!!」という超ニッチな記事だったので、しょーたさんのご参考になったのなら何よりです!!
2次試験の勉強をしていると、どうしてもまとめサイトを巡回して、情報探索をしてしまいますよね。とてもよくわかります。
また、目的をもった情報探索であれば、正しい使い方でもあると思います。(少なくも、スマホゲームしていた私よりはずいぶん崇高です笑)
とはいえ、調べだすとキリがない、ゴールがないということも事実なんですよね。
ですので、これからの2ヵ月は、情報を絞っていくことが必要なのかもしれません。
ちなみに、わたしの場合は、スマホの使い方が変わった残り2ヵ月で、1日2事例(Ⅰ~Ⅲ+Ⅳ)のサイクルをつくって、集中的な勉強ができました。
スマホは、再現答案集を見る、道場ブログを読む、ちょっとした知識の補充、隙間時間の設問解釈用のワードファイルを眺めるのに使っていたくらいで、ほとんど触らなくても良くなりましたね。
しょーたさんも、いま試行錯誤されていることと思いますが、ご自身にとって良い勉強方法を確立してください!!必ず実を結みます!!