勉強法紹介【理解編】インプットとアウトプットでの理解 by みっきー

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みっきー
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記事を開いて下さり、ありがとうございます!

「少数派受験生」を自称している、みっきーです。

何が少数派なのか、自己紹介記事はこちらです。

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気圧や天気の変動が激しい日が続きますが、受験生の皆さま、体調に変わりないでしょうか。

4月から環境変化があった方は特に、疲れがたまっている時期かもしれません。

1次試験は直前期に入っていきますが、無理せずに頑張っていきましょう!

やる気が落ちてしまっている方は、

記事の中でモチベーションアップに繋がる紹介もしているので、良かったら参考にして下さい。

少し、余談をはさみます。

最近、1歳7か月になった息子は絵本への興味が増しました。

読んで欲しい絵本を自分で持ってきて、読むと時に笑ったり自分でページをめくりながら楽しんでいます。

可愛いのですが、恐らく子どもあるあるで、一晩に連続で同じ本の再読リクエストを受けることが多々あります。時には連続10回以上!

おかげで、私は家にある絵本を強制的に暗記しつつあります。

また、絵本なのでシンプルな構成なのですが、何度も読み返していると新たに気づくこともあります。

さて、そんな導入から今回は、勉強法紹介ブログをスタートしたいと思います。

暗記が必要な場面も多い診断士試験ですが、それだけでは乗り切れません

しっかりと理解することが必要な項目も多々あります。

私は個人的には、経済学の理解に1番苦労しました。

読んでいただいている皆さまには、まだ理解しきれていない論点はないでしょうか?

なかなか理解できない分野への知識補強は、直前期でもまだ間に合います

今回は、「理解編」ということで、私が試験(特に1次試験)でなかなか理解できない論点への挑み方を紹介できればと思っています。

お時間がない方は まとめ へどうぞ。

インプットで理解を深める

私は、通っていた予備校TACのテキスト(市販ではTACスピードテキスト)をベースに勉強を進めていました。

7回読み勉強法

まずは、一部の論点ではなく全体的に理解が浅い…という場合に使った勉強法です。

苦手だった経済学の理解で特にお世話になりました。

東大を主席で卒業した弁護士、山口真由さんの「7回読み勉強法」です。

有名な勉強法なのでご存じの方も多いかもしれませんし、タイトルを見て「7回読み?!」となった方もいるかもしれません。

これから詳しく説明しますが、名前の通り「テキストを7回読むことで、反復と継続により記憶や理解を定着させる」という勉強法です。

…診断士に関わらず、教科書やテキストを7周、読んだことありますか?

誰にでもできるけれど、根性と時間が必要な勉強法だと感じます。

もちろん、診断士試験のテキストを全分野7回読むのはあまりにも膨大な時間を必要とします

私はTAC出版のスピードテキストで、

特に理解が難しく過去問を解くのに苦労する章や項目に特化して7回読みを試してみました。

7回読み勉強法の手順

●1回目 章のタイトルや見出しを拾い読み
1回目は、章のタイトルや見出しを、頭のなかのノートに写し取るような感覚で読みます。文章を1行1行読むのではなく、情報が集中している漢字を拾っていくように流し読むイメージ。また、見出し同士の関係をつかみながら全体の構造を感じ取っていきます。

●2回目 3行ずつ斜め読みするイメージ
1回目と同じように漢字を意識しながら、3行ずつ斜め読みするイメージで読み進めます。1回目で見出しなどはだいたい頭に入っているので、そのうえで読み流していくと、全体のアウトラインや文章の構造が頭に入ってきて本の内容を捉えられるようになります。

●3回目 サラサラと流し読みする
2回目と同じ要領で流し読みしていきます。2回目で把握した全体のアウトラインや文章の構造がさらに明確になっていきます。だたし、内容を理解しようとするのではなく、サラサラと読むことがポイントです。

●4回目 普通のスピードで平読みする
頻出するキーワードや詳しく説明されている用語に注目しつつ、平読み、普通のスピードで読んでいきます。この段階でもまだ内容を理解しようとするのではなく、「この単語がよく出てくるな」「この用語を詳しく説明しているんだな」と感じ取っていくだけでOKです。

●5回目 キーワードの間の説明文を意識して読む
基本的に4回目と同じなのですが、ここで重要なのは、キーワードとキーワードの間にある説明文を意識すること。キーワードが「どのように説明されているか」に着目し、そのページや段落の要旨をつかむことを意識して。読書においては、この“要旨をつかむ”という作業が大変重要なので、4回目と5回目にわけています。

●6回目 細部と要旨(論点)を意識して読む
5回目で要旨をとらえ、おおよその内容が理解できているので、6回では細部に目を向けていきます。細部とは、要旨(論点はなんなのか、どのような説があるかなど)を説明する部分のことで、具体的な事例などにあたる部分です。キーワードの意味、キーワードどうしの関係を把握しながら、頭のなかに内容がしっかりコピーされているかを確認するイメージで読み進めていきます。つまり、内容を要約していく段階です。

●7回目 頭のなかに情報を定着させる
だいたいの内容は、頭のなかに写し取れているので、最後にしっかりと定着させます。最後となる7回目では、「ここにはこんな内容が書いてあるはずだ」と、先に頭のなかで要約し、読みながら答え合わせしていくつもりで読むのがおすすめです。

引用:マイナビ薬剤師「山口真由の勉強法「7回読み」の方法とコツを聞いてみた」より

山口真由の勉強法「7回読み」の方法とコツを聞いてみた | 薬剤師の転職・求人・募集なら【マイナビ薬剤師】 (mynavi.jp)

詳しく解説しましたが、とりあえず私の場合は、細かいことは気にせずとにかく苦手な章を7回読むということを試してみました。

留意したのは、理解できなくても、止まらずに1章分を読み流すということです。

…元々が苦手な分野なこともあり、これが意外と大変でした。

せめて気分だけでも変えようと、時に自宅、時にカフェ、時に公園の青空の下でと場所を変えながら読みました。

不思議なことに、5回以上読み込んだある時、ふっと「書いてあることが理解できる」瞬間がきました。

冒頭の絵本の繰り返し読みでもそうなのですが、何かを繰り返し読むことで記憶が定着するだけではなく、新しい発見があります。

合格後も、診断士に関する知識をつける時に7回読みは活用しています。

多少の根性と時間が必要ですが、効果のある方法だと感じています。

みっきー
みっきー

7回読み勉強法提唱者の山口真由さんの著書を読むと、
秀才ですがものすごく努力されていることが分かりモチベーションをいただけました。

東大首席が教える超速「7回読み」勉強法 (PHP文庫)
Kindle Unlimited加入者なら、0円で読めるようです。

ネットの力を借りるインプット

7回読み勉強法」はテキストを使ったインプットですが、

理解できない論点が細分化できている場合は、

インターネットの力を借りた勉強法についても有効だと感じているので、一例を紹介させてもらいます。

①道場の記事

言わずもがな、先代がたの記事には大変お世話になりました。

1記事に数時間をかけて読んだことも多々あります。

②Youtube動画

アッパの記事をはじめとして、勉強に有用なちゃんねるの紹介は多々ありますが、

キーワードを入力して検索すればほとんどの分野で関連のある動画を見つけることができます。

経済、財務の勉強では大変お世話になりました。

みっきー
みっきー

数学系の知識では、時には中高生向けのちゃんねるにお世話になることもありました。

③Yahoo!知恵袋

これはあまり過去の記事でも出てこなかったような気がするのですが、

個人的には1次試験の勉強で何度も助けてもらいました。

〇〇について分からないのですが…と質問を入れると、

いつの間にか知識に精通した人たちが答えを入れてくれることが多く、

とても助かっていました。

昔、知恵袋を使った大学入試でのカンニング事件がありましたが、

これも投稿から間を置かずに回答をもらえるからできたことだったのだと思いました。

アウトプットで理解を深める

インプットをするだけではなく、アウトプットをすることは理解においても重要であると感じています。

1番代表的なのは、過去問や問題集を解くことですが、それだけではありません。

今回は、声に出して理解を深めていくことについて案内します。

誰かに説明する

勉強した内容を言葉で説明するというのは、理解を深めるための有効な手段です。

過去の道場記事でも紹介されている手法ですが、根拠を裏付ける論文等も多数存在します。

言葉にするために情報の整理がされることはもちろん、

アウトプットを行うことを前提に勉強をすることで理解が深まります。

特に、聞き手が居る場合のアウトプットは有効だと考えています。

緊張感も増しますし、相手から質問を貰うことができるとより理解を深めることもできます。

家族や友達を相手にアウトプットさせてもらえると助かるのですが、

(私の場合は機会を見つけては無理やり夫に聞いてもらっていましたが)

なかなかそこまで付き合ってもらえません

そこで私がお世話になっていたのは、勉強サークルの自習会です。

勉強サークル

「勉強サークル」とは目標を持った人たち同士で集まり、

一緒に勉強や読書、時には仕事などをしながらスキルアップを目指していくコミュニティです。

診断士の「勉強会」とは異なり、特定の仲間に限らずに自分の都合に合わせて参加できることがメリットです。

自習会への申し込みは自分の都合に合わせてできますが、

カフェやオンライン等で何人かで集まって一緒に勉強をするので強制的に勉強時間を作れ、

モチベーション向上に貢献してくれます。

また、参加した会や主催者にもよりますが、また時間が限られますが、

その日やった勉強について話ができる場になることがあります。

私は自習会の参加者同士で、「今日は〇〇という勉強をしました。〇〇というのはこういう事です。」という報告をする場を勉強したことにアウトプットに使っていました。

話せる時間は30秒から長くても1分程度でしたが、アウトプットをまとめるのにとても頭を使います

かなり理解が進みました。

みっきー
みっきー

私が自習会に積極的に参加していたのはR3の頃ですが、

自分がアウトプットして印象が強まった失業の分類についてその年の経済で出題され、

他の参加者がアウトプットしてくれたことをきっかけに覚えたRPA情報で出題されました。

※失業の分類
摩擦的失業:転職に伴い不可避的に生じる失業
構造的失業:衰退産業に属していた労働者の失業等、社会や経済的構造等に基づく失業
循環的失業:景気循環に応じて発生する、需要不足失業とも呼ばれる失業

※RPA(Robotic Process Automation)
これまで人がおこなっていた定型業務を、自動化する技術やソフトウェアのこと

勉強会は少し検索すると多々出てきますが、私が実際にお世話になっていたサークルについて紹介します。

東京自習会

名前の通り、オフラインでは東京を中心に開催されている自習会です。

イベント一覧にある通り新宿、池袋、日本橋等々の都内を中心に、川崎や平塚など神奈川開催もあるようです。

オンライン開催もあるため、地方の方でも参加しやすいと思います。

コミュニティ制のためハードルを感じられるかもしれませんが、

自習会以外にもサークル活動やコンテンツが充実しており、

様々な資格を持った人に会うことができます。

公式サイトのリンクは こちら です。

まずはSNSで活動をみてみたい方、 Twitterリンクは こちら となります。

東京の朝活コミュニティ そうだ、朝活へ行こう!

東京都の練馬区周辺という限られた場所での開催ですが、朝活コミュニティです。

過去に品川で開催していた頃に大変お世話になり、診断士受験のきっかけにもなりました。

曜日限定ですが「自習会」が開催されています。

現在は場所を変えて復活直後であまり参加者が居ないようですが、

信頼できる主催者の方が運営されています。

リンクは こちら です。

セルフアウトプット ~先生ごっこ~

第3者に対してのアウトプットを紹介しましたが、

・なかなか聞き手がいない

・自習会に参加するのが難しい

・アウトプットされる時間が限られてしまう

・長く話せない場合が多い

等々のデメリットがあります。

そこでお勧めなのが、セルフアウトプット

自分1人で、

予備校の先生や人気Youtuberになりきり

聞き手を想定してその日勉強したことについて授業をするようにアウトプットします

(これ、狂気シリーズかなぁ…。)

私は理解しづらい論点についてテキストを読んだ直後に、

その内容について何も見ずに授業のつもりで話してみるということを試みていました。

当初試した時、テキストを読んでいて分かった気になっていた論点も、なかなか上手く説明できず驚きました。

改めて口に出して説明をしてみることで、かなり理解が深まります。

暗記のために白紙に知識を書きだしていく勉強法の理解版かもしれません。

実際に聞き手が居る場合には劣るかもしれませんが、

例えセルフでも、

聞き手を想定し分かりやすい話し方を心がけることで情報の理解度がアップします

一度で覚えきれない部分については、直前期は説明している自分の声を淡々と録音して、

家事やランニングなどしながら聞いたりしていました。

自分の声を延々と聴くというのも苦痛かもしれませんが、オリジナルの耳学音源になりました。

まとめ

本日の記事をまとめます。

本日のまとめ

【インプット編】

〇「7回読み勉強法」を参考に繰り返しテキストを読むことで、

 自分にとって苦手な論点もしっかり理解することができた。

〇個別に理解できない論点がある時は、

 道場の記事、Youtube、Yahoo!知恵袋に助けられた。

 知恵袋は自分の好きなように質問ができるので有用。

【アウトプット編】

〇勉強したことを他人にアウトプットをすること、

 アウトプットを意識してインプットするのは、

 脳科学にも裏付けられた有効な勉強法。

〇聞き手を意識できれば、セルフアウトプットでもOK!

 アウトプットを録音することでセルフ耳学音源も作成可能。

〇身近にアウトプット相手が居ない方、モチベーションを向上したい方には、

 勉強サークルも有効。

勉強方法の1つとして、同じように悩んでいる方の参考になれば嬉しいです。

読んでくれている方が苦手な論点をつぶして、合格に近づけますように。

本日も読んでいただき、ありがとうございました!

明日は、『s.t.o』です!

楽しみにお待ちください。

s.t.o

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