ギリギリまで合格にしがみつく方法〜試験当日をイメージする〜

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りいあ
りいあ

こんにちは。りいあです。

前回の記事で、試験1ヶ月前からの過ごし方について、ギリギリだった私の実体験を書きました。

今回は、試験まで残り1ヶ月を切った(あと27日)今、現状分析と今後の戦略の視点から、皆さんの参考になれば幸いです。

りいあ
りいあ

いろいろな状況の方がいらっしゃるので、想定としては昨年度の自分に語りかけるつもりで書きます。
何の参考にもならないかもしれませんが、ご容赦ください。

結果的に、ほぼモチベーション記事だね

内なる中小企業診断士
内なる中小企業診断士

模試のはなし

先週の土日はTAC模試でしたね!受験された方も多かったのではないでしょうか。

模試後1週間になりますが、採点と復習は終わっていますか?

どちらも終わっている方、素晴らしいです。

まだの方は、今日やりましょう!

また、試験45日以内に模試を受ける予定のない方、できれば一回過去問を使ったセルフ模試で良いのでやってみましょう。

どの方も、来週からは次のフェーズに入る必要があります

そのフェーズとは!?

≪残り時間で確実に合格する≫フェーズです。

模試はその切り替えのために打ってつけの機会になります!

“りいあ”のギリギリ実例≪詳細版≫

さて、ここで一度、私“りいあ”の場合は直前期にどう過ごしたかをまとめました。

まず、私の特徴としては、1次試験31日前の時点で、過去問マスターを各科目1周したばかりという進捗の遅さがあげられます。

しかし、1次試験20日前に模試を行ったのをきっかけに、フェーズが、青色の≪教材(各論点)を順次完璧にしていく≫から、赤色の≪残り時間で確実に合格する≫に移行しています。

また、赤色の≪残り時間で確実に合格する≫フェーズでは、重視したことについて「当日のインプット・集中力最大化」や「頭に入りきらない分も当日解答できるように」といったなりふり構わず必死に合格にしがみつく様子が見て取れます。

今やるべきことを考える

試験まで1カ月を切った今、模試をきっかけに≪残り時間で確実に合格する≫ことを今一度考えてください。

そのために必要なことは、模試の結果をふまえて≪試験当日をイメージする≫ことです。

そして、自分に3つの問いかけをしてください。

Q1:今日が試験当日だったら合格できるか?

今更ですが、“試験当日”は現実にすぐそこまで来ているということの再認識が必要です。

試験当日は今日という日の延長線上にあります。

27日後の未来ではなく、ちょっと先の今日なんです。

戦うのは未来の自分という別人格ではなく、今の自分なんです。

今まで“目標”だった1次試験は、もうリアルに迫ってくる“予定”になっています。

もしまだ漠然と勉強している方がいたら、ここで気持ちを切り替えてください。

いつか合格する力がつけばいいのではないのです。今の自分に、合格する力が必要なんです。

今、合格に足りないものがあるなら、至急集めましょう。

幸いにもほんの少し時間があります。

残り時間で、今の自分を“今日合格できる”状態に持っていきましょう。

足りないものがたくさんあるかもしれません。やりたいこともたくさんあるかもしれません。

しかし、理想を目指すにはもう時間がありません。

“今日合格できる”状態にいち早く到達するよう、取捨選択し、打算的に必死に動きましょう。

★メンタル的に追い込みに入らねばという意味だけではありません。

合格につながる最も効果的なポイントを見つけて、残り時間で何が何でも必ず攻略する必要がある、という意味です。

そこで、次の問いかけです。

Q2:努力がムダになっているところはないか?

残り時間を増やすことは難しいけれど、これまでの努力がムダになっているところを改善することで、埋もれていた過去の勉強時間を今の得点力にドーンと追加することができます。

今まで学習してきたことは、模試で全て出し切ることができましたか。

今までかけた時間に見合う結果が得られましたか。

何か今までの努力を活かしきれない失点があるのではないでしょうか。

失点パターンの例

  • 覚えたはずなのに忘れていた
  • 計算ミスをした
  • 読み間違いをした
  • 時間が足りなかった
  • あいまいだな、と不安に思っていたところをまんまと間違えた

などなど、もしあればとてももったいないです。

全て伸びしろです。

こういうところに、効果的な合格への道が隠れているかもしれません。

特に失点の多いパターンや、解決に時間を要さないパターンを重点的に解決しましょう。

以下、例に挙げた失点パターンの対策について具体的に触れます。

①覚えたはずなのに忘れていた

【解決策】試験直前まで、全体復習を素早くできるように準備しましょう。

今回忘れたところはもちろん、元となるテキストや問題集の該当箇所またはミスノートに付箋やマーカー・書き込みをしますね。

それ以外にも、全科目の全論点にわたり重要なところが素早く復習できるよう今のうちに加工しておきましょう。

私の場合は、基礎問題集(みんなが欲しかった~)の解説部分や、まとめシート(後編)など既存教材をベースにしました。

要点や過去に間違った箇所をマーカー・追記して積み重ねることで、自分専用の全体復習用の教材として、試験直前まで随時確認していました。

②計算ミスをした

【解決策】計算ミスは、公式を先に余白にメモ書く、検算する、十分な計算時間を確保する、問題文中の計算要素を書き出し使用したものから斜線で消していく、などの対策をすることで減らすことができます。

11代目べりーさんのミス防止記事もぜひご覧ください。

二次試験の事例Ⅳに関する記事ですが、根本的なミス防止の考え方が素晴らしいです。

③読み間違いをした

【解決策】“あてはまらないものを選べ”系にひっかかったのであれば、その場合に共通マークを付ける癖をつけると効果的かもしれません。

その他では、試験での緊張や焦りに原因があるかもしれません。

時間に余裕があれば、2度読みをしたり、ペンで指差したり、/で区切ったり、マークをつけながら読むのが効果的です。

時間の使い方については次の項目をご覧ください。

④時間が足りなかった

【解決策】解く順番の工夫、タテ解き演習、捨て問決め等により、緩和できます。

時間不足になりやすいのは、一般的には財務・会計や経済学・経済政策といった理解系の科目でしょうか。

まずは、解く順番は決まっていますか。

判断材料は、得意不得意と問題の難易度でしょうか。

得意で時間のかからない方から迷いなく解き進めた方が時間に余裕をもつことができますね。

(1)財務・会計の場合

財務・会計の場合は、例年、会計(前半)→財務(後半)の順で出題されています。

私の場合は、会計の方が得意でしたが、仕訳や計算に時間がかかるため、財務(後半)→会計(前半)の順で解くことにしていました。

さらに、財務でも時間のかかりそうな問題があれば飛ばすこともありました。

1点要注意だよ!
解く順番を変えたり、1問飛ばす場合には、必ずマークシート欄がズレないような対策をとってね!

内なる中小企業診断士
内なる中小企業診断士
りいあ
りいあ

私の場合は、飛ばすマークシートの番号欄に☆印を書き、次の問題や当該問題をマークする時に問題と解答用紙の番号を指差し確認していました。

(2)経済学の場合

経済学の場合は、例年、時事問題(前)→マクロ(中)→ミクロ(後)の順で出題されています。

私の場合は、簡単なものから解くようにしていて、ミクロ(後)→マクロ(中)→時事問題(前)の順で解くことにしていました。

りいあ
りいあ

優柔不断な性格なので、解けない時事問題から解いたら、そこで30分くらい使いかねません(笑)

1点要注意だよ!
解く順番は、急に変えてうまくいくものではないよ。
ギリギリ人間の“りいあ”ですら、試験2週間前以降は変えなかったし、タテ解き5年分で定着させたよ。

内なる中小企業診断士
内なる中小企業診断士

⑤あいまいだな、と不安に思っていたところをまんまと間違えた

【解決策】あいまいのままである前提で、試験直前に最終記憶(短期記憶)できるようにする。語呂合わせの力を借りる。

7科目もあると、全て完璧に記憶を維持するのは難しいです。

毎回あいまいになるような不安な箇所は、まとめて付箋を貼って試験直前まで最終記憶できるようにしましょう。

FPにまとめて一目で見られるようにしたり、語呂合わせで思い出せるようにしたりするのも有効です。

りいあ
りいあ

試験当日は、“持っている力は全部出してくる!できれば、持っていない力も出してくる!”

残り時間を増やすことは難しいけれど、これまでの努力がムダになっているところを改善することで、埋もれていた過去の勉強時間を今の得点力に追加することができます。

Q3:不測の事態があっても確実に合格できるか?

最後に、ゴールをどこに据えるか、というお話になります。

こちらは、既に各科目60点以上取れる状態の方にも関係があります。

試験本番では、絶対に何かトラブルが起きます。

それは、問題の難化かもしれませんし、体調や環境の不具合かもしれません。

また、合格との境界線に近ければ近いほど、少しの変化に繊細に反応してしまうと思います。

これは私の勝手なイメージですが、60点分解く能力を持つ人が、本番で合格する確率は半分以下ではないでしょうか。

“確実に合格する”という点を踏まえると、「40点以上足切り回避、60点以上合格」の条件を、「60点以上足切り回避、80点以上合格」と読み替えて目標設定するくらいで、やっと道が固まるのかもしれません。

(実際に、ギリギリなくせに心配性な私はそれに近い目標設定をしていました。)

そういう意味で、試験まで1カ月を切った今、既に十分な能力のある方も含めて、“確実に合格する”ための目標と計画を、ぜひ今一度見直してみてください。

そして、努力をひとかけらもムダにすることなく、確実に合格をつかみ取ってくださいね!

りいあ
りいあ

次回の担当は、YOSHIHIKOです。

ところで!本日はなんと、一発合格道場13代目のメンバー全員がリアルで初集合します。
北は北海道、南は九州から集まり、12名揃って皆様の合格祈願に行って参ります!

我々一同、皆さんのことを心から応援しています!!

YOSHIHIKO
YOSHIHIKO

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