【中小企業診断士試験】独学での試験勉強、2021年に向けて

口述セミナー@オンラインのお知らせ
セミナー日:2020年12月12日(土)午後を予定
募集開始日:2020年12月11日(金)昼12時より
当日の時間などの詳細はコチラ

※今年は新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、
直接対面による口述セミナーは行いません。
あらかじめご了承ください。

 

カワサンです(自己紹介過去の投稿twitter)。

今日は、私と勉強スタイルが似ている「孤独で独学な方」に関して読んで頂きたい内容です。
特に一般的な定義はありませんが、以下のような方を対象にお話しさせて頂きます。

「孤独」周りに勉強仲間が居ない方。

「独学」通学や通信講座に頼らず、市販テキストやYouTube等の無料教材で勉強する事。

 


 

1.独学のメリットとデメリット

こちらは過去の記事から簡単に振り返ります。
2019年独学合格者の選んだテキスト・勉強法

春先に上記の記事を上げましたが、小学校や中学校と異なり、資格試験の勉強は個々人のスタートラインが違います。
特に1次試験においては

・他の資格で勉強している分野がある…科目免除になるor得点が期待できる科目がある

・仕事で経験している分野…経験で理解。定義抑えれば得点力が期待できる

などなど、自分の得意分野があるかどうかを見極めておく必要があります。

もしこれから勉強される方、一昨日の先代投稿(9代目きゃっしい)が簡単に試験概要を触れていますので、ご参考にどうぞ。

<メリット>

コスパが1位に挙がっています。
冬の賞与がもらえる方には、通学や通信教材を検討中の方もいらっしゃるかと思います。
独学は、通学や通信教材と異なり、初期投資のキャッシュアウトを押さえながら取り組めるというメリットがあります。

試験勉強が続かない、テキストが合わないなら他社へスイッチしやすい点も魅力です(使わないテキストをフリマで売る手もあります)。

私の場合、1次試験は経済学や財務・会計など、ある程度知っている科目のテキスト・問題集から購入し「これなら続けられそう」と決断してシリーズを揃えました。

ただ、目移りしやすいので、気付けば結構お金使ってました、なんてこともあります。
私も実際に、2次試験の問題集を立ち読みであれこれ買ったのですが、2~3冊は回し切らずに放置しました。

ただ、通学や通信教材と比べて、やめた時の埋没コストが相対的に低いのは確かです。
特に科目数が多い診断士試験はそれが色濃いと思っています。

 

<デメリット>

自己管理や実力把握という点を挙げている方が多いです。

たしかに、予備校はスケジュールが決まっている、通信教材も定期的に教材が送られる&アップデートされるという点でペースメーカーになります。

しかし独学は、そうはいきません。自分で全部管理しなければなりません。

ただ、後述しますように、これらはSNSで補完すると「やらないと!」という気持ちになります。

 

他、独学に関しては以下のような記事もありますのでご参考下さい。

中小企業診断士試験オン春回答-1次試験、独学に関する質問
決めておきたい、時間の過ごし方、使い方。
独学者のスケジュールの立て方(6代目mya)

 

2.2019年と2020年試験の違い

(1)学習スタイルの大きな環境変化

今年受験された方は、そもそも試験をやるのか?という想いの中で勉強を強いられ、想像をはるかに超える苦労や不安な思いをされた方が多かったと感じております。

特に、昨冬以前から学習を続けてこられた方は、今までの学習スタイルを切り替えざるを得なかった方が多数おられたと思います。
改めて、どんなことが変わったかを考えてみますと、

・TPOの共有が前提(対面や集合形式)→TPOはWeb上のみ共有(オンライン)

・外部の施設は積極的に使えない→自宅での対応が中心

・体調管理への一層の配慮→試験と関係ない要因での受験断念リスク

といった環境で、どのような勉強方式(予備校、通信教材、独学)でも「自分で取り組んでいく」というスタイルが色濃くなったのではないでしょうか?

学校に通ったり、カフェ勉したり、といった事が出来ない時期がありました。したがって、家で何かしらの教材で取り組むという形にならざるを得ない、つまり独学のスタイルに近い形で勉強した方が多かった年ではないか?と思います。

来年もどうなるかはわかりませんが、個人的には「独学」を中心に、自宅や隙間時間など、自分の生活環境の中で学習して試験に挑まれる方が多いのでは?と見ています。

 

(2)通信教材の存在感+変化

リアルな交流や接触が制限される中で、通信教材やオンラインによる学習の存在感はさらに増しています。
5Gの対象地域も拡大していく事を考えれば、Webを活用したツールがますます発展することは言うまでもないでしょう。

また、先日からYouTubeで「ほらっちチャンネル」を運営されているほらっち先生が「ほらっちメンバーシップ」を始めました。(※上記YouTubeリンク)

いわゆる「サブスクリプション」(サブスク)サービスですね。
通信教材や予備校と違って、最初から全額支払うように決めず、参加/中断が出来るという意味では新しいサービスが始まったなと思いました。
(※動画で内容を説明されていますが、試験対策だけではなく、オンラインサロンのような交流サイトを目指しているようです)

予備校等と違って、途中で合わなければやめれば良いので、サンクコストも抑えることができます。
Tomatsuが先日投稿したWebマーケのノウハウでも、サブスクが王道トレンドとして取り上げられていましたが、中小企業診断士受験生の世界にも進出してきたという事です。

 

(3)SNS等のWebコミュニティの「さらなる」活発化

【スマートフォンでの情報収集に関する定点調査2020】 利用時間は1割増、動画による情報収集が拡大 10代はYouTube利用時間が2倍増、 TikTok利用率は2倍増
(※外部サイト)

皆さん感覚的に「そうだな」と思えるはずですが、去年よりもSNS利用時間が増加しています。
上記サイトによるとアプリや世代により増減の差はあるものの、総じて利用時間は増加しているそうです。

実際、ブログを書き始めてからtwitterで受験生のツイートなどを(情報収集目的に)よく見ているのですが、思った以上に活発な交流をしている印象です。

個人的には、試験に関する情報収集、受験生の動向などはSNS中心に抑えておくことも、試験対策の一環として欠くことが出来ないと考えております。

周りの受験生がどんな思いでいるのか、どの程度取り組んでいるのか、といった姿を見ると「自分もやらないと!」という気持ちになります。
自宅で一人で勉強…となると、自分は周囲と比べてどの程度の進められているか、良く分かりません。
問題集の出来などは分かりますが、状況を共有したり共感したりすることで、試験へのモチベーションも変わってくるものです。

実際に受験生の頃からSNS活用している経験を交えた「SNSのススメ」はこちら↓
【中小企業診断士試験】SNSの活用(いけちゃん)
スタディプラス活用術【中小企業診断士試験】(3ch)

 

3.2021年に向けた「孤独で独学」

孤独で独学なスタイルを、3パターンで考えてみました。

(1)他者との交流、受験生が見える状態で勉強したい方

私は勝手に「いけちゃん方式」と名付けています(※いけちゃん合格体験記)。

・SNS上で受験生と公言して、周囲とも積極的に交流している

・自分の取り組みも発信しながら、周囲の取り組みも情報収集や意見交換を行っている

・勉強会やイベントに参加

<メリット>合格後、既に築かれた人脈を軸に診断士活動が出来る

<デメリット>ある程度の個人情報が不特定多数に把握される

対面や集合での交流が難しい中、周囲から刺激を得ながら取り組みたい方には、SNSデビューを積極的に勧めたいです。

 

(2)交流しないが、情報収集しながら勉強したい方

これは私が受験生の際に取り組んだ方法です。(1)の反対です。

・SNS上は一切やっていない(もしくは、やっていても中小企業診断士の事は一切触れない)

・分からない事、気になる事はGoogleで調べる

・勉強会やイベントに参加しない

<メリット>周りに何も知られない

<デメリット>人脈も何もないので、診断士活動について1からのスタート

私は合格した時に周囲に驚いてもらいたかったので、ほとんどの人に言わずに勉強していました。
デメリットも、合格後には(1)に近いスタイルで活動すれば解消できますし、この状況下でSNS等を活用すれば全国区に人脈を築くことも可能と思います。

 

(3)ハイブリッド型

これは道場メンバーで誰、というのはありませんが、twitterでよくお見掛けします。

・某閣下のように「世を忍ぶ仮の姿」で対外的に登場;SNS上では本名も素性も明かさない

・SNSでは積極的に交流を行う(いいね!やリプライを積極的に行い絡む)

・イベントには基本出ていかない

<メリット>後腐れ的なものなし(突然辞めても誰とも知られずに終えられる)

<デメリット>イベント参加がしにくい(Zoomで顔出し、発言マスト等…勉強会に多い)

仮面舞踏会形式とでもいうのでしょうか。個人的にはこのスタイルはいいかなと思います。
twitterなんかも、アカウントを最大5つまで保有できますから

・個性を前面に出したアカウント
・試験情報だけフォローするアカウント
・試験と関係ないアカウント

等の使い分けも可能です。

 

一段と寒くなりました。
自分はもちろん、周囲の方も健康に年越しを迎えられるよう、健康第一で過ごしてまいりましょう!

では、また!

 


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