【中小企業診断士試験】SNSの活用
道場 春セミナーのお知らせ
<一発合格道場 読者の皆様>
春セミナーについては既に下記日程で会場を確保しており
3月15日(日)より「こくちーず(告知’s)」で募集を開始する予定です。
一方、昨今の情勢を受けて
春セミナーを中止すべきか否かも慎重に検討しています。
決定次第、ブログでご案内しますのでご注意のほどお願い申し上げます。
7月に向けた大切な直前期を迎える受験生の皆様の体調を第一に考えます。
万が一「中止」を決断した際には何卒ご理解のほどよろしくお願いします。
一発合格道場 春セミナー2020 in 東京
2020年4月4日(土) 午後 @文京区シビックセンター
別途、こくちーずにて受付開始予定
タキプロ・ふぞろい・一発合格道場 合同セミナー2020春 in 名古屋
2020年4月5日(日) 午後 @名古屋市西生涯学習センター
別途、受付開始予定
一発合格道場 春セミナー2020 in 大阪
2020年4月12日(日) 午後 @難波市民学習センター
別途、こくちーずにて受付開始予定
一次試験・二次試験学習の進め方、相談会等、
損はさせないコンテンツを企画しております!
ぜひご予定ください!
皆さん、おはようございます。
いけちゃんです。
(合格体験記はこちら)
contents
SNSの活用について
早速ですが、皆さんは現在進行形でSNS(Social Networking Service)を活用してらっしゃいますか?
海外では”Social Media”と呼称する例が多いようです。
Twitter、Instagram、Facebookといったすぐにイメージいただけるものの他、ご家族やご友人との連絡に使っているであろうLINEや動画共有サイトYoutubeなど、多岐に渡るサービスが「SNS」に該当するとされています。
今ご覧いただいているブログ「一発合格道場」も、読者の皆さんとのコミュニケーションを図れるという点で、「SNS」に分類されます。
要するに、不特定多数とコミュニケーションが可能であれば「SNS」に該当するわけです。
こうした双方向型のサービスは1990年代初頭にはすでに存在していましたが、スマートフォンの普及によって、時間と場所を選ばず、手軽にオンラインでコミュニケーションできるツールとして爆発的に普及しました。
私は合格体験記でも、前回の記事(「勉強会の効用とご紹介」)でも、しつこいほどSNSの活用を勧めてきました。
その最大の理由は、中小企業診断士を目指す方、試験合格者、現役診断士にとって、「SNS」を活用することで、無限の可能性が広がると考えるからです。
「以前にアカウントを作成したけど放置しちゃった・・・」
「聞いたことはあるけど何となく手を出しづらいな・・・」
そんな方に向けて、SNSの活用目的をご提案したいと思います。
マーケティングツールの体験
企業にとって、SNSは今や欠かすことの出来ないマーケティングツールです。
大きなコストを欠けずに、効率的かつ濃密なマーケティングが可能になるのです。「SNSマーケティング」、使わない手はありませんよね。
最近だと、人材採用にも活用されていて、「ダイレクト・リクルーティング」にも活用されています。
2次試験対策を始めてらっしゃる方からみれば、令和元年度の事例Ⅱで、「インスタント・メッセンジャー(インターネットによるメッセージ交換サービス)」による情報発信について問われたのは、記憶に新しいと思います。
今後も、SNSを活用したマーケティング施策が問われると思います。
2016年には経済産業省が「調査報告書」と先進的な取組を記載した「活用事例集」を公表しています。流し読みするだけでも面白いので、ぜひご覧になってみてください。
(参照:経済産業省「企業のソーシャルメディア活用に関する調査報告書を取りまとめました」)
SNSの特性である不特定多数の間でのコミュニケーションは、「口コミ」を誘発します。
そして、自社商品・サービスを愛顧する人々のグループがSNSを通じて形成されれば、まさに儲けもの。有力チャネルになるからです。
即時性の高い情報提供が可能になる点も挙げられます。
このSNSを上手く利用して、売上を拡大させた中小企業が多くあります。
一方で、中小企業の社長はSNSに疎い方も多く、個人的な抵抗感のために企業として活用できないでいるというケースも多い、と先輩診断士に聞きました。
そうした方々に、SNSをマーケティングに活用する意義を納得いただき、使いこなしていただくためには、アドバイスする診断士自身がSNSを活用出来ていなければ説得力がないと思うのです。
自身のネットワークづくりのために
もう一つ。
中小企業診断士の活動は「協働」をその本質に据えており、SNSはその促進ツールです。
中小企業診断士の間で知恵を融通し合うシーンではもちろん、支援分野に関する専門家(必ずしも士業とは限らない)と活発なネットワークを持つことで、関与先・支援先により質の高いOutputを提供することができます。
では、具体的にどんなSNSがオススメなのか。
あくまで個人的な見解ではありますが、目的別に紹介していきます。
●情報を収集し発信する:Twitter
情報のInput、Outputという点で最も優れたツールだと考えています。
試験対策という点では、140字という制約の中で日本経済新聞のコラム「春秋」を要約し、編集力を向上する試みをされている方もお見受けします。
(参照:9代目よこよこ「【爆速要約力】春秋要約をやってみた。」)
Twitterは匿名ユーザーも多く、根拠不明なつぶやきもたまに見受けられるのですが(笑)、どのような情報に関心を持っているのかがハッキリ見えて、発信者に親近感を持ちやすいです。
また、内面的なお話をされる方も一定数いて、共感できることも多いので、コミュニケーションツールとしては一番濃厚な関係を生みやすいのではないでしょうか。
情報発信した際に、拡散しやすいのも特徴の一つです。
「意図的に炎上」して有名になろうとする方がいたりして、勉強になります。
SNSを利用していく上で、それなりに高いレベルでリテラシーを持っておく必要があるかもしれません。
中毒性が高く、習慣化して時間を取られてしまう人も多いので(まさに私)、やりすぎ・ハマりすぎにはご注意くださいね。
●モチベーションをあげる:Instagram
意外に思われるかもしれませんが、女性ユーザーが多いとされるInstagramも、診断士受験生(というより資格試験の受験生)の方にオススメです。
「#勉強垢」あるいは「#Studygram」というハッシュタグで検索していただければ、驚くべき数のアカウントがヒットします。
毎日、様々な資格試験の合格を目指す受験生が、勉強風景を投稿しています。
「いいね!」がつくとモチベーションがとても上がります。
(少し穿った見方をすれば、「マズローの欲求5段階説」における承認欲求が前面に押し出されている現場でもあります笑)
私は読書記録的に利用していたのですが、皆さん、写真撮るのが本当にお上手なのです。
ビジュアル・マーケティングの勉強にもなります。
ちなみに、令和元年度の事例ⅡはこのInstagramを念頭に置いた事例だと考えられます。
●ベンチマークを見つける:StudyPlus
目標を設定し、勉強時間の管理が出来るアプリですが、他のアカウントの方とコメントをやり取りすることが可能です。11代目では3chも使っていたみたいですし、他にも色々な方が利用していたみたいです。
他の受験生が具体的にどのくらいの時間勉強しているのか、はっきり見えるため、「自分も頑張らなくては」と刺激を一番受けやすいかもしれません。ベンチマークにしたい方を見つけられたら、なお良しです。
私自身も、なんとはなしにしたつぶやきに対して、合格者から丁寧なコメントをいただき、やる気が倍増したこともありました。
なお、勉強時間が積み上がっていく様子が可視化されるので、なかなかの達成感がありますが、KPIの一つでしかないのでご注意ください。
●つながる:Facebook
ここで紹介した他のツールと少し異質なのがFacebook。
基本的には顔を知っている人同士で使われるツールで、LINEとイメージが近いです。オンラインツールでありながら、オフラインとの関係性が強いのです。
私は合格後に登録したのですが、受験生の方は今すぐアカウントを作った方がよいです。
試験合格者や現役診断士のアカウントが無数に存在しており、ネットワークを築きやすく、個別メッセージのやり取りも容易です。
受験生支援団体の勉強会に出ると、名刺交換の機会があったりしますが、勤務先の名刺を交換するよりも、Facebookでつながっておく方がはるかに有益だと思います。
その後、なかなかお会いする機会がなくても、Facebookを通じてどんな趣味嗜好をお持ちなのかがわかりますし、活動をされているのかを拝見して、参考にすることも出来ます。
出身地や交友関係など、意外なところで共通点が見つかったりするのも面白いです。
「プライベートグループ」の機能を活用した勉強会もいくつか開かれていますので、ぜひ利用してみてください(詳細は「勉強会の効用とご紹介」)。
利用上の注意点、必要なリテラシーもアレコレ挙げようかと思いましたが、長くなるのでこの辺で。
日常的にSNSに親しむことで、モチベーション管理に与える影響(ポジティブな意味でもネガティブな意味でも)が出てくると思います。
「しばらくお休みします」という方がいらっしゃるのもSNSの特徴。
ご自身のメンタリティに合わせて、ご活用いただけたらと思います。
(参照:8代目その「SNS断ちしてみたら?<平常心を保つための応援メッセージ>」)
でも、まずはやってみて試行錯誤していく、そんな気軽なスタンスで始めてみればよいのではないでしょうか。
大事なのは、「楽しむ」こと。これだけです。
Give it a shot!
以上、いけちゃんでした!
明日は定休日ですが、特別編ということで先代に投稿いただきます。
主に一発合格道場の卒業生(=合格者)に向けてのメッセージです。お楽しみに。
それでは、体調第一でお過ごしください。今日も一日頑張りましょう!