最後、伝えておきたいこと

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おはようございます、たっつーです。
(過去記事はこちら。うち、1次試験後の記事は以下のとおり)

【2次試験攻略の勘所】初見時の復習に全力をかけるべし!
2次攻略のための「具体的な」復習方法
マイベスト答案は作るべきか
【劇薬注意】80分では時間が足りないあなたへ

さてさて、10月20日の2次試験本番まで、あと3週間弱です。
いよいよ、という感じです。

2次試験本番までの私の記事も、この記事含めて残り2回ですが、次回記事のタイミング(試験超直前期のタイミング)で勉強法等を書いても仕方ないですので、次回記事では、ゆるわだ的な記事を予定しています。

ということで、今日の記事では2次試験対策的な内容を書きたかったのですが、実は、私が皆様に伝えたかった内容は上記の4記事で大体書いてしまいました

そこで、まとまりがなくて大変恐縮ですが、最後に、この時期に私が伝えておきたいことを箇条書き形式で書いていきたいと思います。

 

◆この直前期、事例Ⅳの「潰し漏れ」に注意!

私の合格体験記にもちょろっと書いたのですが、事例Ⅳは、「試験本番で今まで解いた種類のない問題が出てきたら、それだけで致命傷になりうる」という特徴があると思います。

すなわち、事例Ⅰ~事例Ⅲと異なり、事例Ⅳの大問については、問題の類型があり(例えば、キャッシュフローを問う問題、CVP分析をさせる問題、ディシジョンツリー、DCF法等)、その類型ごとに、基本的な解法は同じです。
(もちろん、全く同じ問題が出るわけではありませんが。)

この基本的な解法をマスター(覚えるだけではなく、理解するという意味です)していない場合は、大問を丸々落すリスクがあるのです。

したがって、試験まで残り3週間弱のこの時期に、自分が使っている問題集の中に、万一、「今まで解いたことがない問題」「解いたことがあるけど、苦手だから何となく逃げている問題」「ちゃんと理解できているか自信がない問題」がある場合には、それをきちんと潰し込んで、「普通の受験生は理解しているけど、自分は理解できていない」という状態の問題をなくしておきましょう

そうすれば、試験本番に解いたことがない種類の計算問題が出ても、「これは僕(私)も知らないから、他の受験生もできないに違いない。いさぎよく諦めて、他の問題(経営分析問題や記述問題等)に注力しようor自分なりの計算過程を書くことに集中しよう」と落ち着くことが出来ますので。
潰し漏れがあると、本番で「やばい、できてないの僕(私)だけかも!」と無用に焦ってしまうことになります。)

なお、念のためですが、無計画に、この時期に新たな計算問題集に取り組むのは止めましょうね。
よく議論になる「イケカコ」については、先日のksknの記事にもあったとおり、そもそも財務会計が苦手な方にはお勧めできませんので(僕も少し手を出しましたが、解説が薄すぎて、理解の助けにはなりませんでした。)、そういった方は、「中小企業診断士2次試験事例IVの全知識&全ノウハウ 」、「30日完成!事例IV合格点突破 計算問題集」の2つを完璧にすれば十分かと!

 

◆「魂」は細部にやどる。

斜め読みして何となく意味が通る文書でも、じっくり読むと、意味がよく分からないことはよくあります。

したがって、前回記事でも書きましたが、2次試験の解答を書く際は、(書きながらでいいので、)1文1文「伝わるかな?論理がつながっているかな?日本語として変じゃないかな?」ということを意識しながら(自問自答しながら)書いて下さいね。

最早精神論で恐縮ですが、本番では、皆様が2次試験合格に向けて頑張ってきた気持ちを、細部に込めるように解答用紙に書いてきて下さい

 

◆前の事例のことは忘れる。

ありきたりですが、試験本番において、既に終わった事例について、あれこれ考えても仕方ありません。

各事例が終わったら、前の事例のことは忘れて、次の時間に集中しましょうね。
私は、各事例が終わったら、「もう忘れる」という趣旨をこめて、問題を小さく折りたたんで鞄の中に突っ込んでおきました。

 

◆電卓は常に机上においておく。

ちょっとした注意点ですが、電卓は、事例Ⅱや事例Ⅲでも、グラフや表の分析のために使うことがあります

事例Ⅳの時間になってはじめて電卓を出すという人もいるかと思いますが、最初から出しておくことを忘れないようにしてくださいね!
(試験官に一言言えば、試験の途中でも、鞄から電卓を取り出すこともできると思いますが、時間が勿体ないですよね。)

 

◆受験番号と氏名の記入は忘れない!

これはもう絶対ですね。

2次試験では、受験番号と氏名を記入する欄が解答用紙の右上にありますが、試験時間が始まる前に、受験番号と氏名を記入する時間が設定されておりません。
したがって、試験時間が始まったら、最初に、自分の意思(?)で、受験番号と氏名を記入する必要があります。

事例に取り組むことに焦っていると、ついつい受験番号と氏名を記入することを忘れてしまいがちです。
その場合、設問3を解くあたりで、視界に受験番号欄と氏名欄が入ってきて、「危ない危ない」と記入することになると思いますが、万一、視界にすら入ってこなかった場合には、最後まで気付かないかもしれません。

以前、1次試験前の記事でもご紹介しましたが、私の2次試験受験時に、以下の事件がありました。

私の前の席の人が1科目目(事例Ⅰ)の際に、受験番号と氏名を書き忘れてしまったようでした。
回収時に気付いたようで、解答用紙を回収しようとする試験官に対して、「お願いします!書かせてください!!」と周りの目も気にせず大きな声で叫んでいらっしゃいましたが、試験官は「駄目です」と一言言って、解答用紙を奪うようにして回収していきました・・・。
2科目目(事例Ⅱ)から、私の前の席は空席になりました・・・。 

これを読んだ皆様は、絶対に、「解答用紙をめくった瞬間に受験番号と氏名を書く」ことを忘れないようにして下さいね!

以上、たっつーでした。

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