【2次試験攻略の勘所】初見時の復習に全力をかけるべし!

*:*一発合格道場 夏セミナー2019 開催!!*:*

東京:8月10日(土)13:30~ お申込はこちら
 @文京区シビックセンター3F会議室1・2

大阪:8月11日(日)13:45~ お申込はこちら
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@ウインクあいち(愛知県産業労働センター)

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おはようございます!たっつーです。
(過去記事はこちら

今日は東京セミナーですね!
私も現地に行きますし、(家族の冷たい視線を振り切り)懇親会も参加しますので、お会いできる方は是非宜しくお願いします。

さてさて、今までの私の過去記事では、主に経営法務を中心に、1次試験対策の記事を書いてきましたが、1次試験も終わったことですし、これからは2次試験の対策記事を書いていきます!

具体的には、私は、9月から勉強を開始し、約90時間という比較的短時間で合格できましたので(詳細は合格体験記参照)、「これが大事だったんだな」と、合格した後に実感した、皆さんに共有できるようなノウハウを紹介していきたいと思います。

早速ですが、今日の記事は、「初見時の復習に全力をかけるべし!」ということで、私が、2次試験の勉強において、「最も重要」だと信じて疑わないポイントですので、ぜひ読んでいただければ!
(記事の内容上、主に、1次試験後に2次試験の対策を本格的に始めるストレート生が対象です。)

…と、ここまで自信満々に書いておいて、少し「前置き」をさせてください。

ご存じのとおり、2次試験は、解答が一つではありませんし、模範解答はもちろんのこと詳細な出題趣旨すらも公表されておりませんので、確立した攻略法(ノウハウ)というのはありません。
私自身は、結果的に、短期間の勉強で合格することができましたが、4科目合計243点であり(240点以上で合格)、全く高得点者ではありません。
(むしろ、普段から文章を書くことを仕事としていることのアドバンテージがあったからこそ、短期間の勉強で合格できたんだと思っています。)

したがって、今日のこの記事が、あなたにとって「正解」の勉強法とは限りませんので、他の道場メンバーの記事(過去記事含むIの色んな勉強法・解答法を参照していただき、自分のあった方法を取捨選択ししていただければと思います!

 
◆2次試験合格のために必要な力は

さて、2次試験に合格するために必要な能力は何だと思いますか?

私は、一言でいえば、「初見問題への対応力」だと思います。

当たり前のことですが、2次試験の本番において解く事例は、その瞬間に初めて解く事例です。
それは、ストレート生でも、多年度生でも同じです。

※ ついつい、試験会場において、「あ、この問題、模試で解いた問題とほとんど同じだ!」「あ、○○年の過去問と似てる!」と思う方がいるかもしれませんが、普通に考えて、同じ解答が求められる問題が出る可能性はないはずです。むしろ、「模試では、このような解答で高得点だったから同じように書きたい」となってしまい、事例の違いを無視して、無理に自分の経験に引き付けて書いてしまう方がよっぽど危険です。

したがって、これから2次試験本番までの2か月間は、「初見問題への対応力」をどのように磨くかを意識しながら、勉強していくことが重要だと思います。


◆初見問題への対応力をどのように身につけるか?

では、初見問題への対応力は、どのように身につければいいでしょうか?

これも当たり前のことですが、初見で問題(過去問)を解いたときの復習をきっちりやることで、身につけることができるはずです

具体的には、初見で問題を解いた際に、自分の解答の何が駄目だったのか?どうすれば模範解答に近づけたのか?を、自分が納得するまで徹底的に分析することが必要です。
 
 
◆ケーススタディ(たっつーの場合)

とはいえ、具体例がなくてはなかなかイメージが持ちにくいと思いますので、私が、「初見問題への対応力」を身につけるために何をやっていたかをご紹介したいと思います。

題材は、2017(H29)年の事例Ⅰ・設問1です。

景気低迷の中で、一度市場から消えた主力商品をA社が再び人気商品にさせた最大の要因は、どのような点にあると考えられるか。100字以内で答えよ。

私が一番最初に解いたときの解答は以下の通りでした。

「最大の要因は、①現在の主力商品の認知度が地元で高かったこと、②その主力商品の品質や食感をかつての商品と同じにしたこと、③A社社長がX社の社員であり元々営業課長の職にあったことである。」

う~ん、勉強初期に取り組んだ事例とはいえ、ひどい回答ですね…。

この自分の初見時の解答を、ふぞろいや予備校の過去問集等に記載されている模範解答と見比べて、自分の答案のどこがダメだったか、本番で同じミスを繰り返さないためのどんな「気づき」が得られたか、をメモしていきます。
あくまで、初見時の対応力を磨くためですので、この気づきメモは、できるだけ汎用性のあることをメモすることが重要だと思います。

具体的には以下のような形です。
(完全に当時の原文のままです。)

・やばい全然ダメだった。最大の要因って書かれているんだから、結論の解答要素は一つにしなきゃいけないに決まってんだろ!何でもかんでも解答要素を詰めればいいと思うな。

・どうしても複数の解答要素を挙げたければ、結論は1つにした上で、それの具体例を多数あげると、解答要素をつめやすいな。

・事例Ⅰだからといって、すべての設問において人事・組織を無理やり回答要素に詰め込む必要はない!③とか明らかに全然関係ないじゃん。馬鹿か俺は。

・取扱い商品を絞り込む→「経営資源を集中」しているということ。いいワーディングだ。

・設問文をオウム返しすると、何となく問いに答えている感じが出るけど、正直、字数を犠牲にしてまでやることじゃないな。「最大の要因」って書くと5文字犠牲になるけど、この記載自体に加点はない!

・その意味では、「①」「②」って書くのもそこまで意味を感じないな。①②…という記載に加点はないし。字数が余りそうな時だけやればいいや。

汚い言葉も使っていてすみませんが、私は、そのときの自分の言葉で書いていました。
自分の答案を「酷評」するイメージです。

そうした方が、感情が出ていて、結構心に残りやすいんですよね。
 
 
◆初見時の復習に全力をかけるべき!

上記の「気づき」は、基本的には、初見で問題を解いた際にしか得られません。

2回目くらいであれば、初見時には気づけなかった新たな「気づき」が得られる可能性はありますが、3回目以降は、どうしても模範解答を暗記してしまっており、「もし自分が初見でこの問題にトライしていたら、どの点ができないのか?」「なぜできないのか?」を分析することが困難だと思います。

だからこそ、初見時の復習に、全力をかけてほしいと思うのです。

私の場合ですが、初見では、1つの事例の復習だけで3時間弱くらいはかかっていました(解く時間は別)。

 


いかがでしたでしょうか?
2次試験対策は、「量」より「質」だと思いますので、沢山の事例をこなすことだけを目的とするのではなく、初見時の復習に十分に時間をかけていただきたいと思います!

明日の記事では、この「一発合格道場」を創設されたレジェンドが、熱く語ってくださいます。
現在受験中の皆様にとって合格後の羅針盤となる内容であり、「絶対必読」だと思いますので、是非楽しみにしてください!

 

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