投稿者「 » ぽらーの」の記事



本日はセオリーにもとづく効率的な学習方法と盤石なPDCAで見事に合格した「ぱっかー」さんの合格体験記をご紹介します。

 

 寄 稿 こ こ か ら 

はじめまして!「ぱっかー」と申します。
合格道場には2015年の一次試験セミナーからお世話になりました。

自身の受験生活を客観的に振り返り、あわせて少しでも受験者のお役にたてればと思い投稿させてただきました。

【スペック】
男・26歳・独身・前職は信用調査会社にて社内SEでした。現在は地方で旅館を経営しています。

【受験歴】
2014年 一次試験    経済、企業経営、運営、中小の科目合格(残りは財務、情報、法務)

2015年 一次試験    合格

2015年 二次試験筆記  合格

二時試験(筆記)は2015年8月から10月まで3ヶ月、350時間。

合算し口述試験も加味すると2年で1250時間勉強しました。

 

 

【学習方法】
1年目はTAC通学コースでした。2013年12月の遅めの入校でした。(ボーナスがないと受講料払えなかったので(笑))
2年目は独学です。

 

【きっかけから合格まで】
前職では信用調査会社で働いていたので、「中小企業診断士」という資格があることは、自然と耳に入ってきます。
私は異動したいという想いがありましたので、実力を会社にみせつけるために診断士の勉強を始めました(必死でした笑)。
でも、皆さんのご存知の通り、今までの人生でまともに勉強をしたことがない人間がすんなり学習していけるほど診断士は甘くありません。
当初、TACの講義を聞いてなんとなくわかった気になったまま基礎講義が終了しました。

5月、完成答練で惨敗。

6月の模擬試験では合計319点。

合格点まで100点も足らず、先生からは「相当頑張らないと厳しい!」と言われ、一念発起。200時間勉強し、一次試験を迎えました。

【一次試験当日ドキュメント】

1日目

平成26年度の一次試験は財務が難化。
もともと苦手だった財務の難化、「足切られたかもしれない、、、。」
と絶望しながらも、「科目合格でもいいじゃないか!」と気持ちを切り替える。

2日目

前夜は緊張のあまり全く眠れず、吐きそうになる始末(泣)

結果・・・・・不合格。

残りは財務、法務、情報。
SEだったのに情報を落としてしまい、自己嫌悪。

 

【自己分析に基づく課題対応】
結果発表後、何が問題だったのか分析しました。
思えばこのへんから、診断士の知識が活かせてきた気がします。(笑)

問題は26年度の科目別難易度を考慮すると、中小企業政策で70点以上を確保できなかった点、難化したとはいえ財務で48点だった点でした。

根本原因は勉強スケジュールをマイルストーンに落とせず猪突盲信で取り組んだからだと定義しました。

解決策として、不合格科目1科目ごとに費やした時間を得点で割り、さらに忘却曲線を考慮し、目標得点に到達するまでの学習時間を算出しました。

 

目標得点にたどり着くまでの学習時間は、財務116H、法務73H.情報40Hと算出。だらだやっても忘れて定着率が悪いと考えたので、2015年5月のゴールデンウィークからリスタートで問題ないと考えました。しかし、診断士試験へのモチベーション維持のためビジネス法務2級と簿記2級を受験しました。

 

【念願の独立!】

さらに、今までの診断士知識を生かしたく、自分でビジネスを立ち上げました。

2015年5月に軌道に乗り、6月に会社を退職しました。

 

【一次試験突破!】

ゴールデンウィークから計画通り勉強し、1次試験当日を迎えました。

平成27年度では鬼門だった情報を44点でギリギリ足切りを回避。法務60,財務76でギリギリ合格。あと2問失点していればまた一次からだった(汗)。

 

【二次試験筆記対策】

二次試験までに過去問(H13~H27)とTAC事例で100事例に取り組みました。主な取り組みの具体的内容は以下の3つのとおりです。

1.解答プロセスを分単位で確定させるため、トライ&エラーを繰り返しました。

勉強を進めていくと「マーカーを設問ごとに割り振り、与件と対応付ける方法」があることを知り、活用しました。しかし、本番では実施しませんでした。理由は、最初の対応付けをミスすると総崩れしますし、段落ごとに設問に対応付けできない問題には対応できないためです。
最終的には以下のようになりました。

 

受験番号、名前を書く。

設問を読み、使いそうな一次知識を余白に書く。(10分)

与件を一度全て読む。(5分)

与件と設問を対応付け、解答を考える。(25分)

解答記入(30分)

見直し、バッファ(10分)

計  80分

2.思考プロセスの図式化。

答えだけ模範解答と同じでも思考プロセスが違う場合があります。特に事例1。解答だけ合わせても、思考プロセスが違えば本番で失敗する可能性は大いにあります。そのため、思考プロセスと使いたい一次知識を紙に落としました。
LECやMMCの解答づくりに近いです。ただし、この方法は本番ではタイムロスに繋がるためやっていません。
例えば、今回の事例3の場合は以下の通りです。例のため単純化しています。

【設問】鋳造工程以外で改善点を書け。100字。

【与件】グラフから機械加工工程がボトルネック

【解答骨子】機械加工工程の問題点+改善点を2セット作る。

 

・1セット目

【与件】従業員の作業が遅延している。

【一次知識】ラインバランシング

【一次知識】多能工化

【解答】
ラインバランシングと多能工化をする。結果、作業遅延が減る。

 

・2セット目

【与件】機械の空転時間と待機時間が長い。

【一次知識】空転時間の改善には、内段取りの外段取り化。

【一次知識】待機時間の改善には、ラインバランシング

【解答】

内段取りの外段取り化とラインバランシングを実施する。結果、生産性が上がり遅延が減る。

 

3.振り返りシートを作成し、PDCAを回しました。

振返り項目は・・・

(1)目標→修正した解答プロセスを実践。◯点以上取る。大外しをしない。などなど、その時、自身が感じている課題を克服する目標を掲げます。

(2)解答プロセス→前述したプロセスの図式化を書きます。

(3)解答→字数制限内で解答を書きます。私は制限の80%以上、95%以内に書くようにしてました。

(4)自己採点→模範解答を見る前に自分で自己採点します。これをすることにより、客観性が身につきます。

(5)採点→模範解答を見て、自己採点します。

(6)良かった点、悪かった点→採点して良かった点、悪かった点を書きます。

(7)課題→悪かった点を克服するための課題を掲げます。

 

【二次試験を振り返って】

試験中はあまり緊張せず、自分の力を出し切れたと思っていました。
しかし、試験終了後に大きくミス(事例2でターゲット選定をミスし設問1全滅、事例4でCVP全滅)しており、落ちたと思っておりました。
ですが、何とか無事合格しました!

今後は4月に診断士登録し、地元の商店規模から支援できる中小企業診断士として頑張っていきます。

 

 

 

 寄 稿 こ こ ま で 

 

いかがだったでしょうか?

 

「ぱっかー」さんの成功要因ポイントを以下のように分析します。

<一次試験>
①自己分析にもとづく失敗要因をふまえて科目毎の勉強時間を落とし込むなど、残りの科目合格に向けて戦略的な学習に取り組んだこと。
②モチベション維持かねて他の資格試験にトライしたこと。

<二次試験>
①トライ&エラーによって解答プロセスの改善を図ったこと。
②思考プロセス図式化によって、二次試験に必要な「考える力」の向上を図ったこと。
③上記①、②に関して、振返りシートによるPDCAを実施したこと。
④事例数100にも及ぶ経験値。

上記以外に考えられることは、道場セミナーにご出席いただくことなどからも分かるとおり、「ぱっかー」さんの前向きで積極的な学習姿勢も成功要因であったと思います。

 

「ぱっかーさん」、本当におめでとうございます!

そして貴重な合格体験記ありがとうございました!

「ぱっかーさん」の今後のご活躍を心からお祈りしております。

以上、ぽらーの でした。



 ここ数日やっと冬らしい寒い日が続いておりますが、いかがお過ごしですか?
 今日は、学習会参加などの能動的な学習によって見事ストレート合格を成し遂げたtommyさんの合格体験記をご紹介します。

 

 寄 稿 こ こ か ら 

 

 はじめまして、tommyと申します。

 30代の専業主婦です。

 私の合格体験記が受験生の皆様に少しでもお役に立てれば幸いです。

 

 

【受験歴と勉強時間】

 

・合格までの年数:1年(2015年度 ストレート合格)

・学習開始時期 :2014年9月

 

・2015年 8月 一次試験 総合467点 合格

・一次対策期間 :11か月(2014年9月から2015年8月の一次試験まで)

・一次試験までの勉強時間 約1300時間

(2次用の勉強、web・音声講義や移動中の勉強など、机に向かっていないものも全部含みます。純粋に机に向かって一次試験の勉強をしている時間は、もっと少なくなります。)

 

・2015年 10月 二次筆記試験 合格

・二次対策期間 :7か月(2014年11月から2015年2月と、2015年8月一次終了後から10月)

・二次試験までの勉強時間 約300時間(同じく、諸々の勉強を含みます)

 

・一次・二次勉強時間 合計:約1600時間

 

・2016年 1月 二次口述試験 合格

 

【診断士試験に挑戦した理由】

 子供も手がかからなくなり、そろそろまた働きたいなぁと考えていました。勤めていた会社に再雇用制度はありましたが、当時、大規模な合併をし、リストラをどんどん進めている状況で、子持ちの人が帰れる場所がないこと、また、せっかくなら自分で何かやってみたいという思いから、当時住んでいた市が主催の起業セミナーに参加しました。そこで講師をされていた方のうちお二人が診断士で、初めてこの資格や仕事のことを知り、興味を持ちました。

 その後、主人の転勤が決まり見知らぬ土地へ。
 友達もおらず寂しい状況でしたが、むしろ勉強に集中できるチャンスと考え、診断士講座に申し込み、昨年夏のアプローチ講義から通学を始め、診断士試験の勉強を開始しました。

 

【学習開始時の知識や保有資格】

 診断士試験に役立ちそうなものは何もなし。大学も文学部卒です・・・。

 簿記すら全く知りません。財務の最初の授業で、「簿記を知らない人は手を挙げて」と言われ、素直に手を挙げたら、教室の中でたった二人のうちの一人でした(笑)

 

【どうせ勉強するならストレート一発合格を目標に】

 勉強開始当時、診断士試験がどれほど大変な資格かあまりわかっていなかったこと、また、複数年に渡り集中し続けるのは難しいだろうという思いから、「どうせ勉強するならストレート一発合格!」を目標としました。

 診断士講座の最初の飲み会の時、講師の方々、受講生や先輩方の前で、「ストレート一発合格目指してます!」と自己紹介をし、勉強の大変さを知って後悔したこと数知れず・・・。

 

 ただ、ここで宣言したことでたくさんの方に手を差し伸べていただけることとなり、とても感謝しています!

 

【一次試験まで】

・7科目の講義受講中の勉強方法。

 予習(家事をしながらwebもしくは音声2倍速、通学の電車の中でテキスト読む、問題を見る)→受講→復習(帰りの電車でテキスト読む、トレーニング・過去問・スピ問・関連書籍を科目の特性に合わせて組み合わせる)を基本サイクルとし、各科目養成答 練1週間前になるとその科目の最初から問題を解き直し、テキストで確認し、答練に備えました。

 メインの勉強時間は家事を終えてから、子供が学校から帰ってくるまでの数時間です。GWや夏休みなど、子供がいるときはちゃんと机に向かえる時間がぐんと減りました。

・1科目目の企業経営理論の授業の最後の方で一次の過去問を解きながら思ったこと。

 「授業内容とは全くレベルが違う。普通に受講しているだけでは一発合格は難しいのではないか」と気づきました。

 そこで、受け身ではなく、自発的にどんどんやっていかないと一次試験を一発で通るのは難しいのではと思いました。

 →これに気づいたことは一次試験一発通過の大きなポイントだと思います。

 

・企業経営理論の養成答練が終わったら、すぐに2014年の二次本試験の事例1、2を解いてみました

 

 養成答練では高得点を取ることができたのですが、80分でほとんど何も書けない状態で終わり、模範解答を見て唖然とし、講師の方に相談。二次用の勉強会を結成してはとの提案を受けました。
 講師の方が受講生に声をかけてくださり、勉強会を結成、一次の勉強と並行して二次の勉強を始めました。

 

・財務の授業が終わったら、事例4に手を出すも撃沈。

 勉強会の課題ということもあり、事例4に手を出したところ、「わからない・・・。」と固まってしまいました。

 「一次試験と違い、選択肢もないので計算ミスが命取り、除却という言葉の意味もよく分からない、そもそも数字の桁も問題文の量も多すぎる・・・。」

 そうしたところ、オプションの講義で事例4特訓が開催されると知り、すぐに申し込み、受講開始。そもそも私自身一次用の財務も怪しい状態。周りには二次本科でバリバリ二次の勉強をされている方が目にも止まらぬ速さで電卓を押す姿に圧倒されました。

 →10月にはこの人たちと競うことになり、どうすれば合格できるかを考えるきっかけに。

 

・完成答練では記憶力のなさを改めて痛感。

 養成答練でもそうでしたが、とにかくすぐに忘れてしまい、記憶力のなさを痛感しました。

 

→さすがに悪い点数を取ると凹みましたが、「専業主婦をしているので、勉強とは違う頭の使い方をずっとしてきたんだから仕方ない、忘れたら覚え直せばいいや」と思い、とにかく間違ったところを潰すことをしました。

 

一次模試420点 ⇒ 本試験結果 467点

 

【何とか一次試験を通過し、二次試験まで】

 

・燃え尽き症候群!?

 一次試験を無事通過しホッとしたところ、やる気がでない状態がしばらく続きました。

 勉強会のリーダーを務めていたこともあり、絶対一次を通過しないといけないと思っていたことの反動もあったと思います。

 しかし、二次の演習が始まり、ここで初めて「できる人の答案」がどういうものかを知り、焦ります。

→勉強会では回答を見ない方が良いとの教えを守り、ずっと回答を見ないまま勉強会を進めてきたのです。ここで、ギャップを知ることとなります。

 

ギャップを埋めるには。

 

「頭に入っていないものは書けない。」ということで、演習後にwebにupされる参考答案を読みまくり、ふぞろいを読みまくり、できる人はどういう風に書いているかを頭に染み込ませました。

 

・救世主現る!

 二次演習をこなしていくにつれ、一緒に受講していた1つ上の先輩たちと仲良くなり、頼み込んで二次試験1ヶ月前にして合同で勉強会を開くことに。

 →問題の解き方や答案の書き方、勉強会の進め方など大変勉強になりました。

 また、先輩たちが朝からファミレスで勉強するという話を聞き、毎度一緒に勉強させてもらいました。私が書いた答案を添削していただいたりと本当に力がついたと思います。

試験前日も先輩に教えていただき、本当に感謝しています。

 

・さらにもう一つ勉強会に参加

 月一回くらいで事例4の勉強会が開催されている情報を知り、参加していました。

 

(参考ですが、二次模試は193点でした)

 

【まさかのストレート一発合格間近の理由】

 自分でも未だに二次筆記試験に合格できたことが信じられないのですが、合格間近まで来れた理由を2つあげます。

 

1.いろんな方に助けていただいて、モチベーションを維持できたから。

 本文中には出てきませんでしたが、一番長く一緒に居て、苦楽を共にした勉強会のメンバーには本当に感謝してもしきれないくらいです。仲間がいなかったらここまで来れなかったと思います。

 振替の都合上、いろんな校舎にお邪魔しましたが、講師の方に顔と名前を覚えていただき、声をかけていただいたりとモチベーションが上がりました。また、他校の勉強会のリーダーやメンバーの方と情報交換をして、とても有意義だったと思います。そして、診断士の先輩方もメッセージをいただいて応援いただきとても嬉しかったです。

 

 

2.どうやったらストレート一発合格できるかを常に考えたから。

 

 とにかく、早い目に過去問や二次に手をつけ、どうやったら合格できるかを一番に行動しました。

 最後に、もちろん道場の皆さんの記事が合格間近に導いてくれたことは間違いありません。

 お世話になった皆様にはとても感謝しています。

 ありがとうございました!

 

 

 寄 稿 こ こ ま で 

 

 いかがでしたでしょう?

 私はこのtommyさんの合格体験記を読めば読むほどに、「一発合格へのエキスがみっちりと詰まっているなぁ」と感じました。

 成功要因の一つとしてtommyさんも述べられているとおり、「勉強会等で素晴らしい先輩や仲間に恵まれたから」ということであった思います。この点を踏まえつつ、別の視点からも成功要因のポイントを以下考察してみます。

 まず、学習方法で印象的なのは、一次対策中の比較的早い時期に二次対策を同時並行で着手したあたりです。まさにコンカレント型学習プロセス。

 巷では「スト生は一次試験までは一次の学習内容を固めることを優先にして、二次の学習は一次試験が終了してからスタートした方が良い(=それからでも間に合って合格できる場合もある)」という主張が一般的のように思います。一方、tommyさんは自ら宣言した「一発合格」を確実にするためにはどうするか、という課題の解決方法としてこのコンカレント型学習方法を選択し、成功をおさめました。もちろん、どの方法が正しいということではなく、やり方は人それぞれだとは思いますが、tommyさんが採用したこの方法も短期合格の秘訣として充分吟味に値すると思います。

 次にポイントではないかと思ったのは、二次の過去問に早い段階で体当たりしたり、勉強会への参加を通じて、自らのイノベーションにつなげた点です。

 勉強会では、先輩などからの指導やアドバイスなどにより様々なリッチな情報にふれることで、自らの変革の必要性を認識し、学習戦略のPDCAを回されていたことも成功要因の一つだと感じました。また、勉強会で色々と話し合って自ら考えることで、二次試験で必要というか、診断士に求められるであろう「物事を多面的に捉える能力」も磨かれたのかもしれません。さらに加えれば、学習会等の参加を通じて自らに刺激を与えることで、やる気やモチベーションをうまくコントロ-ルされたようにも感じました。

 もちろん、tommyさんの能動的な学習態度も成功要因の大きなポイントだと思います。複数の勉強会への積極的な参加姿勢などを通じて合格に必要なことを貪欲に吸収しようとした点は特筆すべきではないでしょうか。

 

 

 最後にtommyさんの体験記の所感(まとめ)ですが、

 

  常にゴールを見据えて、今自分がなすべきことを自ら考え、迅速かつ積極的に行動する。

 

  色々と行動する中で少し立ち止まり振返って考えて、必要であれば軌道修正を加えた上でまた全速で走り出す。

 

 一人で戦わない。周囲の意見を素直に聞きながら応援団として上手に巻き込みつつ、チームのみんなには感謝の念をもって一緒に成長していこうとする。

 

 これらのような学習の心構えが加速装置となって走り続けられた結果、見事一発合格というゴールのテープを切ることができたのだろうと思います。

 tommyさん、本当におめでとうございます!

 そして貴重な合格体験記ありがとうございました!

以上、ぽらーの でした。



2015年度2次口述試験を受けられた皆さま、合格おめでとうございます!

ご存知のとおり、2次試験合格者が中小企業診断士になるためには経産省へ登録申請する必要があります。登録要件を満たす方法として、試験合格後の3年以内に実務補習を15日以上受けるか、あるいは診断実務に15日以上従事するという二つがあります。

今日の記事は、その二つの方法のうち登録実務補習機関による実務補習に関してです(以下、「実務補習」)。登録実務補習機関は(一社)中小企業診断協会(以下、「協会」)であり、実務補習は協会の主催で実施されます。

協会の資料によれば実務補習の目的は「プロとしての中小企業支援を予行演習する」ことであり、5日間の1企業の診断を1サイクルとし、補習生5名前後(最大6名)が一つの班となって班ごとに指導員のアドバイスを受けながら、協会の選定した中小企業の経営診断を実施するというものです。

実務補習の直近募集としては2月実施の5日間コースと15日間コースがあり、2月上旬から3月中旬までの間で設定されております。
なお、次の実務補習募集時期は例年どおりなら7・8・9月の各月ですが、その時期には15日間コースはなく5日間コースのみです。

以上が実務補習の概要ですが、2月実施の正確な情報および詳細は協会からの案内をご参照願います。

次に実務補習申込上の留意点ですが、直近の2月実施募集の〆切は1月12日(火)と非常にタイトなスケジュールの中で判断しなくてはならないことですね。申込方法はネット経由と郵送の二つがありますが、ネットの予約の場合には12日(火)の夕方5時までという期限があります。

また、申込みを判断して手続きするだけでなく、費用の振込も12日(火)までに完了しなければならない点も考慮する必要があります。費用は5日コースなら5万円、15日コースなら約15万円。資金繰り的にもかなりの負担です。

あと資金繰り的な観点で言えば、実務補習にはノートパソコンは必須であり、もしお持ちでない方で会社や他者等から借用出来ない方は、ノートパソコンを実務補習開始前までに購入しておく必要があります。そのあたりの資金負担も考慮しなければなりません。ノートパソコンは独立・企業内を問わず診断士活動として必携であり、パソコンのスペックとしては多少値段が高くても画面が広く見やすく、打ちやすいのを選択することが大切なポイントだと思いました。

もちろん、資金繰り的な観点だけでなく、ご自身が実務補習に対して仕事との兼ね合いでどれだけの時間がさけるかや労力をかけられるのかの観点から、5日間コースにするか、ありは15日間コースにするかを判断しなければなりません

私の場合、実務従事の選択肢はその当時考えていなかったため、2月実施募集においてとりあえず5日間だけにするか、あるいは15日間で一気にやってしまうかという二つの選択がありました。その選択に申込み期日ギリギリまで迷いましたが、最終的に15日間コースを選択して、3月上旬に何とか無事修了し、4月1日付けで診断士に登録しました。

難しいのは、実務補習の業務の負担感が不明であり、仕事との両立に不安が残りながらも、申込み〆切日の関係上、実務補習のための日程を確定させなければならないという点です。

実務補習の業務負担に関しては、本人の取り組み方や要領の良し悪し次第の側面もありますが、私の場合は恐れていた突発的な仕事増加の発生もあり、約1ケ月半の間は睡眠不足の状態がずっと続くこととなりました。皆様の状況はその時それぞれかとは思いますが、現在の仕事をバリバリされている方も多いと思いますので、15日間コースを選択された方はある程度覚悟しておいた方が良いかと思います。

そんな大変な15日間コースですが、メリットはやはり最短の4月1日で診断士登録が可能であり、士業として診断士を対外的に名乗れることですね。
そのスピード感もさることながら、私の感じる15日間コースの一番のメリットは、15日間は一つの班の中で同じメンバーで活動するため、メンバー間の一体感がより生まれるだけでなく、切磋琢磨によりお互いの成長が実感できるという点ではないかと考えます。
必ずしも15日間コースでないと一体感が生まれないうことはないのだと思いますが、眠い目をこすりながら、お互い励ましあい、短期間で3回の経営診断という成果を分かち合うことで、1回で終わるよりも絆が深まったような気がします。

実務補習の経営診断は、異業種の様々な経験・スキルを有するメンバーがあつまって平等な立場で色々と議論しながら、診断先の経営診断を進めるのですが、つい先日まで学んできた1次試験や2次試験の知識をフル活用し、みんなで知恵を出し合いながら経営診断を進めるということに醍醐味を感じます。このことによる診断結果のレベル感や成果物の価値の高低はともかく、実務補習のような機会でないとこんな経験はなかなかできないなって感じました。

最後に実務補習に関する所感ですが、

勉強したことが、初めて実際に生かせてとても楽しい。

同じ班のメンバーとの絆。その後も時折集まっての情報交換(と称した飲み会)がまた楽しい。

実務補習の心構えとして、

より能動的に、より自主的に

できる限り診断前に事前準備をしつくせば、なお実務補習が楽しい(最初の社長へのヒアリングが肝心!)

さらに、「喉元過ぎれば熱さを忘れる」的なアドバイスかつ上から目線なコメントで恐縮ですが・・・

班のリーダーは大変ですが、勉強だと思ってやってみましょう

不得意科目(分野)こそ積極的に手を上げて担当してみましょう

ご自身の仕事等の状況もふまえ、体を壊さない範囲で無理のない日程調整により実務補習に取り組んでいただければと思います!

以上、ぽらーの でした

単に情報ですが、診断士大手予備校の実務補習に関する無料動画放映が1月18日より予定されているようです(ご参考まで)。



====名古屋セミナーのご案内====

本日開催!

【名古屋】
日時   12月16日(水) 18:00~20:00
開催場所 西生涯学習センター
(名古屋市西区浄心一丁目1-45)
参加費  500円(税込)
定員   15人(先着順)
※名古屋は平日開催のため、18時に間にあわず、遅れた場合でも19時半ごろまでなら問題なく対応しますのでお気軽にお申し込みください。
http://kokucheese.com/event/index/355044/

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もうこの時期にリベンジを決めた方、まずその意識の高さと意思の強さに敬服します。

そのような方々が「今からできること」って何だろう?という観点で今日は記事を書きます。

まずは、家族やパートナーなど周囲でこれまでの学習をサポート・協力していただいた方々に、また頑張るのでよろしく!」と宣言することではないかと思います。
先日Opendayのコメントの中で早速リベンジを宣言されておられた方が何人かいました。一緒に歩んできた我々道場メンバーに宣言いただくことで新たな一歩を踏み出します。

次に学習を今後どうやるかを模索することではないでしょうか。
2次再チャレンジを契機に独学・予備校の補完として勉強会への参加を新たな学習スタイルとして取り入れる方も多いと聞きます。勉強会は2次試験対策のグループ学習ですが、他人の答案を知ることで多面的な物の見方や多様な考え方を学べたり、議論を通じて事例への理解が深まるなど様々な効果が得られるといわれます。また、診断士と交流ができる勉強会では、自分の合格後の活動の姿もイメージできるかもしれません。

そして、やはり学習計画の作成が大事ですね。いつから学習をスタートし、いつまでにどうするのか。
まだこの先1年もあるでなく、今月でもう残り11か月しなかい。
今のうちに来年8月の時点では2次対策をスタートするストレート生がどうあがいても埋められない差をつけてしまいましょう。

ところで、リベンジしようと決めた方々はストレート生に比べて断然有利な点があります。
何が断然有利か?それは2次試験本番の経験があるということ。ここが大きいです。この貴重な経験をアドバンテージとして最大限に生かさない手はありません。
では、生かすにはどうするか。それは本番の試験を振り返ることだと思います。つまり、何ができて、何ができなかったのか、何故できなかったのか、ではどうすればできるようになるか?を考えることです。振返ることで反省点を浮かび上がらせ、反省点を踏まえた今後の対策と演習などの実行を通じて大きなレベルアップが期待できるのではないか。これは今からできることの中で特に大事なことだと思います。

そして振り返るには再現答案も欲しいところです。今なくても本番の問題の余白にメモが残っていれば、今からでも再現答案を作成してみてはどうでしょうか。今は2次試験のことを思い出すのはとてもつらいことだろうけど、リベンジを決めたなら鉄は熱い内に打てです。
その上で今後ふぞろいや再現答案としてアップされる合格答案との差は何か?その差を埋めるために、何をどのように勉強したらよいのか。80分の過ごし方をどう見直したらよいのか、などなどを自ら考えて仮説検証的に取り組むということがポイントではないかと考えます。

 

<おわりに>
自分は前に進んでいるから、何かにぶつかるんだ。停滞していたら何にもぶつからない。
ぶつかることを不運な事と思って嘆くだけなのか、あるいは気付きを与えてくれるありがたい事だいう見方も出来るのかどうか。今後の大きな分れ道のような気がします。

つらい事を経験した分だけ、そこには成長している自分がいるはず。
つらい思いをした分だけ、他人のつらさを理解できる深みのある人間になれるはず。

これからも一緒に学んでいきましょう!

ぽらーのでした。



今日は経営戦略に関する文献紹介です。

経営戦略全史(以下、全史)は、およそ20世紀初頭から100年の間に出てきた90個余りの経営戦略論を紹介した本です。
全史の特徴点として、まず特筆すべきは社会の変化とともに経営戦略論がどのような変遷をたどってきたかを俯瞰できることです。この点が巷の難解な経営学の書籍と一線を画すと考えられます。また、物語風でありながら、各経営戦略に図解などの解説があり知識の習得にも役立つことや実際の事例も交えながら各経営戦略の有効性および限界も説明しており、具体的で分かり易く読みやすいことも特徴点です。

1、全史の概要

近代マネジメントの源流は1900年代初頭までさかのぼり、生産性など科学的管理法による定量的分析が大事とするテイラー主義と労働者の意欲やモチベーションなどの人間的側面がダイジとするメイヨー主義の二つの源流があった。

1930年代~60年代は近代マネジメントの創世期にあたり、アンゾフらが企業経営に対し戦略(strategy)という言葉を初めて用いて経営戦略を世に示した。

1960年~1980年代はポーターなどの「外部環境が大事で儲かる市場で儲かる立場を占めれば勝てる」とするポジショング派が圧倒的に支持されていた。

しかし、1980年代から1990年代にかけては、「内部環境が大事で自社の強みがあるところで戦えば勝てる」とするケイパビリティ派が優勢になった。

1990年代以降は「すべては状況次第であり、外部環境が大事な時はポジショニング派的に、内部環境が大事な時はケイパビリティ派的になれば良い」という両者の対立概念を融合させるような理論が出てきた。

そして、21世紀である2000年以降は経済・経営環境の変化、技術進化のスピードも劇的に上がるイノベーションの時代であり、ポジショニングもケイパビリティもあっという間に陳腐化して通用しなくなる。そんな時代に出てきたのがアダプティブ戦略でありやってみなくちゃわからない。どんなポジションでどのケイパビリティで戦うべきなのか、ちゃちゃっと試行錯誤して決めよう」というものである。

以上が全史の大まかな内容です。ポイントを正しくとらえ、正確にまとめる切れているかどうか不安ではありますが。。

2、予備校のテキストとの関連
ぽらーのが通っていた予備校のテキストでは経営戦略の重要論点が以下の順番に出てきます。

これを全史のカテゴリー・時系列で並びかえると、

全史を読んで根本的な考え方(ポジションなのか、ケイパビリティなのか)を把握してからテキストを振り返ると理解が深まるかもしれませんね。

3、所感およびまとめ
21世紀の今は高速試行錯誤型のアダプティブ戦略。
つまり不透明でイノベーションの早い世の中では、「やってみなくちゃわからない」ので、どう素早く「やってみるか」、そしてそこから素早く「学んで修正して方向転換するか」という力こそがすべてだ、ということを著者は述べております。
来年受験にのぞむ方々それぞれに戦略が必要であり、学習方法などを試行錯誤しながら診断士に必要な知識を自分のモノにしていくのだと思います。このアダプティブ戦略は、2015年道場のキーワードである「パクッてカスタマイズ」に何か通ずるものを感じます。
本日ご紹介した全史は来年の1次対策を勉強されている方にとって経営戦略の論点を補足的かつ横断的に楽しく学べるため、読んでおいても損はないのではないかと思います。
また、試験対策ということだけでなく、経営戦略に関する深い造詣は、中小企業を経営診断する診断士として必須であると考えます。
ぽらーのは経営戦略に少し苦手意識があったため、今では経営戦略に関する知識のブラッシュアップに役立っており、この全史を何度も読む中で色々な気づきがあってとても新鮮です。

以上、ぽらーのでした。



<今週の道場>

11月17日(火) この時期にやっておくと良いこと
11月18日(水)  一次知識を診断士になってどう役立てるか~マーケティング編~
11月19日(木)  一次知識を診断士になってどう役立てるか~財務編~
11月20日(金)  一次知識を診断士になってどう役立てるか~人事・組織編~
11月21日(土)  2016年度合格目標:経済学特別講義~スルツキー分解と異時点間の消費

 

こんにちは、ぽらーのです。
題名に2次試験の事例Ⅲ(運営)・事例Ⅳ(財務)とありますが、本日の記事は主に2016年度合格目標の1次・2次初受験の方々向けに書いた記事です。
そのような方は1次試験対策の真っ最中と思いますが、T●C予備校生であれば未学習であろう運営管理の内容や先々2次試験の内容も絡めて書いております。「2次試験なんて先のこと今は考えられないよ~」という声も聞こえてきそうですが、診断士試験合格を目指すを上で1次試験と2次試験とのつながりを意識して学習することは重要であり、短期合格のポイントであるとも考えますので、ゆるい話題(ゆるわだ)だと思って少しお付き合い下さい。
なお、先月2次試験を終えられた方には、少々平易過ぎる内容かもしれないですが、ご了承下さい。

2次試験の事例Ⅳでは経営分析が良く出題されます。
経営分析とは貸借対照表や損益計算書から経営指標の数値を計算するものですね。
1次試験の財務でも各指標の計算結果を求められますが、1次試験では経営指標の計算式が分かること、問題にそって計算できること、その結果を元に劣っているか優れているかを判別できることなどの知識が問われます。
事例Ⅳにおいては、D社という主人公とD社とほぼ同規模で同じ業種・業態の同業他社が与えられ、与えられたD社の概要説明(=与件文)をもとに経営指標における数値を比較して、D社の優れているところ、劣っているところを分析させ、今後の課題を述べさせるような形式で出題されます。ここでは事例Ⅳの経営分析では1次知識で学んだ経営指標を用いた分析能力と助言能力が問われると言えます。

話の視点を少し変えます。
私たちは日常会話では「何と比較して」をあまり意識せず、大きい、小さい、長い、短い、易しい、難しい、早い、遅いなどの形容詞を使うことが多いと思います。
例えば、「私の通勤時間は30分と短い」と述べた場合、ここで言う「短い」とは、通勤時間の標準や平均との比較を暗黙の前提にしていると言えます。
首都圏の通勤者の平均的な通勤時間は分かりませんが、私には1時間半だと少し長いかな、45分を切ると割と短い方とではないかいう感覚があり、その感覚がここでいう「短い」の根拠です。
ぽらーのは、診断士の学習してから、形容詞を使う際は常に何との比較してそうなのかを意識するようになりました。この意識自体はとても単純なことですが、物事を論理的に考える上では大切なことかなって思ってます。
つまり、分析し評価するには比較対象が必要であり、当たり前ですが比較対象が無いと評価はできないということです。比較対象としては平均、理想標準、他社(者)、前年実績、計画など、その評価目的に応じて様々でしょう。

話を本題に戻し、次は2次試験の事例Ⅲです。
事例Ⅲにおいては、主人公のC社で製造において何らかの問題が発生してます。
そこで診断士としてC社で発生している事象を分析して問題点をあぶり出し、経営者にその問題点をを指摘して、改善策を提言するというのが典型的なパターンです。問題点をあぶり出し改善策を提言するためには、今後、学習するであろう運営管理の知識を応用が必要となります。

ここでいう問題点というのは、本来あるべき姿や理想標準に対して現状とギャップがある場合におけるそのギャップです。
在庫が多いとか、生産リードタイムが長く顧客の求める納期に間に合わないとか、ボトルネック工程があり稼働率が低いとか、歩留まりが低下しているとか・・・など、製造において様々なムリやムダの問題が生じている状況です。このように事例Ⅲでは主に製造現場における効率の悪化が問われますが、その理由として最初の頃はうまくいっていんだけど、顧客ニーズも含めた外部環境の変化によって既存設備や従前の生産方法ではうまく対応できず、不具合や効率の悪化が事象として発生しているというパターンです。

 

【本日のまとめ】

診断士には様々な能力が求められると思いますが、その中の重要ものの一つに分析能力があります。
2次試験において分析能力を問うような問題は4つの事例全てにあり、全てに共通していると言えます。
しかし、本来のあるべき姿や理想標準、あるいは同業他社との比較において、事例企業としての問題点や改善すべき点を問うような分析能力については、事例Ⅲと事例Ⅳにおいて特に問われる傾向があると考えます。これらの分析能力はマーケティングでの将来への提言のような華やかさはなく、どちらかというと地味で細かい改善指摘などになりがちなイメージですが、ぽらーのとしては事象や数字を基にした客観性の高い分析をもとに事例企業をより良い方向に導く点において大変有意義であると考えますし、事例Ⅲと事例Ⅳに共通する性格ではないかとも感じます。

T●Cでストレート生として受講されている方は、財務を終えると次は運営管理が待っていますね。
今の財務と12月からの運営管理が一つの学習のヤマだと思いますし、学習ペース確立の意味でもとても大切な時期とも言えます。
今日の話は少し先々の話も含めたゆるい話題ですが、「今、何を学んでいるのか」ということを2次試験とのつながりにおいて感じてもらえることで、今後の診断士学習がより楽しく充実したものになれば良いなぁとも思い、事例Ⅲ・Ⅳに共通する分析能力の所感からのとめない記事を書きました。

1次試験では覚えることも多く、とても大変かと思いますが、1次試験対策での鉄板な知識が2次試験でも大きな武器になることは間違いありません。運営管理において2次試験の事例Ⅲとのつながりで言えば生産管理が重要論点です。その中でも2次試験で問われる頻出・重要論点については特に意識して基礎的な知識固めを徹底することが、より短期での合格可能性を高めることにつながると考えます。

以上、ぽらーのでした。



こんにちは、ぽらーのです。
2次試験からほぼ1週間たちましたが、皆様、改めて本当にお疲れさまでした!!
Open day での熱いコメントの数々から、皆様がとても大変な激戦をくぐり抜けてこられたことを感じました。
終わった直後は、「全力でやりきった!」、「自分の全てを出し切った」、「ミスしてしまった」、「全くできなかった」・・・など色々な感想があったかと思います。
その後、各予備校から模範解答が公開され、それと自分の解答とを照らし合わせると、結構違ったり、漏れがあったりで・・・。予備校の模範解答があたかも正解のような印象を受け、全く自信が無くなって塞ぎ込んでしまう、その結果「ああダメだろうな今回は・・・」とそんな気持ちになってしまう方もいらっしゃるのではないでしょうか。

何を隠そう昨年のぽらーのがそのような気持ちでかなり落ち込んでいました。

でも、よく言われますが、勝負はフタをあけるまでわからないです。今は落ち込む必要はありません。
この2次試験は、出来ていないダメだと思っても、案外点数が取れている可能性がありますので。
足切ではないかと感じた場合でも、そこまで点数が悪くない可能性が高いですから。

とりあえず来月の発表を待ちましょう♪

合格発表までの間、

二次試験の事は思い出すのもイヤなので合格発表のときまで忘れたい・・・それもアリですよ。ガマンしたことを思い存分やってください。
家族など周りの協力者につくしてあげてください。お疲れ様でした。

今年の事例Ⅳが出来なかったので、対策として簿記試験の学習を始める・・・頭が下がります。本当に素晴らしいことだと思います。是非頑張ってください。

再現答案をつくって振返ったり予備校の模範解答などと比較して分析する・・・

合格した場合の口述対策につながるだけでなく、残念ながら不合格の場合でも確実に事例対応のレベルアップにもなります。とても良い取り組みですね。

何をやったら良いとか正解とかは無いですから、ご自身の思うがままで良いと思います。

診断士を目指したことで、学びを通じて自分の成長を実感できる。
今は心が折れそうな自分に対して、まずは、自分をほめてあげてください。
そして自分の成長を認めてあげてください。

繰り返しになりますが、2次試験、本当にお疲れさまでした!!
ぽらーのでした。



本日は、今週月曜日のきりの記事につづき、ファイナルペーパーについて記事を書きます。

まず、お恥ずかしい限りですが、ぽらーの のファイナルペーパーをご紹介します。
試験直前の自分に対する総まとめ的な留意事項と励ましが混ざったエッセイ風のファイナルペーパーです。

ファイナルペーパー(2014 ぽらーの)

 

賢明なる道場読者はすでにお気づきになると思いますが、このタイプのファイナルペーパーのスタイルは、初代ハカセの記事のパクリです(笑)。
自分なりに多少アレンジしてますが、まさにパクッてカスタマイズ

私のファイナルペーパーでのメッセージは、

事例の社長に誠意ある診断レポートを提出するつもりで

聞かれたことに素直に答える姿勢が最重要

エッジの効いた奇をてらう解答は厳禁

過去事例の解答や実務での経験に引きずられるな

知識の一般論にならぬよう注意(最低限の知識で)

与件に愚直にしがみつき、決して離れるな

表や図が出てきても慌てるな(想定の範囲)

最後まであきらめない

感謝の気持ちを忘れずに

といった姿勢や心構えといったところでしょうか?

なお、「聞かれたことに素直に答える」姿勢は、前回記事でストレート生の差別化戦略として言及しております。
今になって振返ってみると、「聞かれたことに素直に答える」姿勢は、一次知識が沢山詰込まれてあまり整理できておらず、色々余計なことを考えてしまう自分に対し、あまり深く考えずに、かれていることを素直に受け止め相手に分かり易く書けば良いよというアドバイスの意味があったのではないかと思います。そのアドバイスにより、人並みの平均的な解答が書けるように軌道修正できたことにつながったのかもしれません。

次に、事例毎の知識やテクニックのまとめたものに関しては、最初はファイナルペーパー目的でなく、事例の振返りやコピペした知識・テクニック等を書きだしたメモをファイナルペーパーとして活用した感じです。これは単なる紹介です。かなりお恥ずかしいですが、書かれている内容でご参考になる部分があればと思いアップします。

事例別ファイナルペーパー(2014 ぽらーの)事例Ⅳ

事例別ファイナルペーパー(2014 ぽらーの)事例Ⅲ

事例別ファイナルペーパー(2014 ぽらーの)事例Ⅱ

事例別ファイナルペーパー(2014 ぽらーの)事例Ⅰ

事例別ファイナルペーパー(2014 ぽらーの)共通

事例を解いた際に何故できなかったのかを考えて書くことによって、問題を顕在化させ、改善につなげることを目的としつつ、周辺知識やテクニックなどを盛り込んだものです。事例を重ねるうちに、自分の陥り易い悪いクセがわかり、それに対する戒め的な内容もあります。
また、本番で漢字が書けないことにならないよう、記憶のあやふやな漢字リストも作成しました。

事例別ファイナルペーパー(2014 ぽらーの)漢字

では、以上のようなファイナルペーパーはつくるべきかどうか?
その答えは、つくった方が良いと思いますが、なるべく時間をかけずにどんなものを作るかが大事かなぁと思います。

ストレート生は時間がないので、この時期に知識やテクニックをきれいにまとめたりする目的でファイナルペーパーを作成することに多くの時間を割くことがないよう注意したいところです。
もし、今ファイナルペーパーをつくる必要があると考えるのなら、本試験直前に見返すことで自分に注意を促しつつ励ますようなもの、つまり先代ハカセスタイルの方が良いと思います。
自分の悪いクセを直すことに関しても、「こうしたらダメだぞ!」ではなく、心構え的なアドバイス風に「・・・した方が良いよ」とする工夫も良いですね。

最後に、二次試験合格のポイントとして、事故をいくつも発生させないことだと思いますが、そうするとやはり戒めが大切です。
そのような意味で、昨年直前期での初代ふうじんの「道場謹製:これをやったらOUT集」は、とても役立ちました!

以上、本日はファイナルペーパーに関する記事ですが、何らかのご参考になれば幸いです。

ぽらーのでした。



こんにちは、「たまたまストレート合格者」の ぽらーのです(予備校通学生)。

ぽらーのが来月二次を受験するストレート生から「ストレート合格するには直前期に何をやっておくべきですか?」と尋ねられた場合、それについてどう答えるかを考えてみました。

「たまたまストレート合格」なので、あまり参考にならない可能性もありますが、とりあえず思うところを書きます。
まず、事例別に述べます。

1、事例Ⅳ
過去問や市販の問題集などで毎日練習して、平易レベルで頻出論点の計算問題を鉄板化する。過去問演習や模試などで間違えたところは再度解き直しする。

2、事例Ⅰ~Ⅲ
(1)本番までの間、過去演習を中心に以下を意識して取り組むこと。私は同じ過去問の2回転目、3回転目・・・もアリだと思います。

ア、過去問を説いた後は振返りを大切にし、振返りノートを作成することをオススメします(以下、記載例)

①引き出せなかった知識とその応用に関するメモ
②事故した内容とその原因分析(なぜなぜ分析で自分の足りないところや陥り易いクセを探り、以降改善する)
これを本番でやったらダメ!という内容を事例ごとにまとめておく

上記①~③のことは、

     次回の演習時の取り組み課題の設定

     事例別対策(事例のノウハウ集)の作成

     本番直前にみるファイナルノートの作成

などにも繋がりますね!

イ、80分のお作法(プロセス)は最後まで試行錯誤してみる。自分の型になるように問題の数をこなすことも意識する。
書くを省いた「読む⇒考える」というプロセスの練習なら約半分の時間で済むのでオススメです。

ウ、上記のように過去問を繰り返し解くことで、事例で繰り返し問われている内容や一次試験の知識との応用点などを自分なりに把握し、事例毎の本質とは何かを常に意識する。

過去問分析を通じて、

事例●とは一言でいうと「●○●○」

あるいは

事例●には、どんな企業が出てきて、どんなことが問われたり、テーマとして扱われるの? 
を自分の言葉で語れるようにするようなイメージですかね。

(2)道場ブログを検索し、過去の良記事からノウハウをゲットする(パクッてカスタマイズ!)

 

3、最後にストレート生の心構え(所感)
昨年の受験生支援セミナーで、ぽらーのが合格者からアドバイスを受けて取り入れたものとして、

「聞かれたことに素直に答える姿勢でした。

また、再受験者に比べてストレート生の精神的な強みは何かというのを今考えると、

「ダメ(=受からない)でもともと」の面もあり、その面では再受験者に比べてプレッシャーが一般的に少ないという点ではないかと思います。

以上の姿勢や精神状態から生み出された「素直で無難な人並み解答」がストレート生の強みというか差別化戦略と考えます。各事例ごとに平均点+αを積み重ねてトータルで合格点を超えるようなイメージです。

一般的にストレート生は、実力の面からすれば、時間をかけて、よく鍛錬を積んだ再受験者にはかなわないですよね。
つまり、知識の広さ、深さ、それら体系だった知識を用いた思考力、短時間で整理・まとめる力、80分のお作法の盤石さ、書く作業の巧妙さなど、二次試験で求められる様々な点において、ストレート生は実力のある再受験者にはかなわない傾向があると思います(当然個人差はありますが)。

ですが、再受験者は、プレッシャーのかかる中、奇をてらったり、策に溺れたり、または実務経験や過去の事例演習にとらわれてしまったりするなどによって、ストレート生に比べて地雷を踏む危険性が高く、本来の実力を充分に発揮できない可能性もあります。

そのため、素直なストレート生が実力のある再受験者を差し置いてスッと頭一つ出てしまうようなことも起こるのだと思います。

ぽらーの は冒頭で述べたとおり「たまたまストレート合格者」です。この道場ブログ執筆を通じて大した知識や能力もないことを冷静に再確認できたことにより、「たまたま合格」であったことを感じております。

たまたま合格できたのは何故か?ということを色々と考えた結果、ストレート生の「聞かれたことに素直に答える」という姿勢こそが、差別化戦略と言っては大げさですが、本番でとても力を発揮する可能性につながるのかなぁということを実体験をもとに考えた次第です。

 

最後に念のためですが「たまたま合格」であろうと立派な合格であり、この記事では卑屈な意味で使っておりません。

以上、ぽらーのでした。

 

 

 



こんにちは、ぽらーのです。

 

今日のお題は【事例Ⅲ】1次知識の応用です。H26の過去問を振り返りながら考えていきます。

 

ぽらーの が事例Ⅲの攻略として、知識活用のポイントと考えているのは以下の3つです。

1、与件の中にあるC社で実際に起きている問題への認識力(慣れるとそれらを表す隠語やフレーズに「ムムっ?」と反応できる)

 

2、1次試験知識の用語が出てきた時に、即座にC社の生産状況のイメージが思い浮かぶ。そして、起こりがちな問題や課題へ当たりがつけられることで与件からそれらを見つけやすくなる。

 

3、QCDの観点から、C社に起こっている問題に関して因果も含め適切に把握し、問題を解決する方策を考える。

 

まずは1、の問題や課題の認識力

 

これは慣れてくると全然難しいことではありません。
与件中に出てくる表現に「ムムっ?それって、本来のあるべき姿ではないのでは??」と食いつき、ツッコムという認識力です。

例えば、過去問H26の与件で言えば、

<過去問与件文>

主要取引先であるX社には、売上面ばかりでなく製品設計や工程設計などの生産技術や管理技術についても指導を受けるなど、経営のかなりの面で依存している。
===

 

かなりの面で依存って、一般的に従属関係になりがちなのでは?言いなりになることで負担を強いられたり、有利に取引できなかったり。

では次。

<過去問与件文>

生産計画は、X社から受注する精密部品約100品種の受注数量を基に、設備稼働状況や材料保有状況などC社社内の都合に合わせて1カ月ごとに前月末に作成される。
====

⇒Ⅽ社社内の都合って、顧客への価値提供の視点でのQCD管理や生産統制をしていなってことであり、今日の多様な顧客ニーズへの対応の観点から問題ないのかな?
<過去問与件文>

その他の熱処理工程、メッキ工程、検査工程については、切削工程の加工終了後に各工程担当者の判断で加工順を決めている。

===

各担当者の判断の加工順で全体最適になっているのかな?
<過去問与件文>

設備オペレーターが故障対応に主眼を置いて、それぞれの経験で行っている自動旋盤のメンテナンス

===
それぞれの経験って、バラバラにやっていて、ベストなメンテナンスが出来ているって言えるのかな?メンテナンスの統一的な基準が必要なのではないか?

 

 

次に2、用語に反応して生産概要をつかむことで課題や問題点の早期発見につなげる

 

 

C社をイメージし、課題点や問題点へあたりをつけるために知識を活用すようなイメージですが、近年の過去問における1次知識的な用語で言えば、

 

見込生産、受注生産、歩留、稼働率、連続生産、ロット生産、ロットサイズ、汎用機、専用機、量産体制、納品リードタイム、多品種少量生産、段取替え・・・材料在庫、標準化、多能工、短納期化、定期発注、CAD・・・・

これらの出てくる用語のうち生産管理に関する内容を中心に分類・整理した上で、事例Ⅲで問われやすい観点から特徴をあげ、表にしてみました。

※黄色塗りがⅭ社で問われやすい論点

例えば、過去問H26の与件でいえば

<過去問与件文>

C社の生産工程は、切削工程、熱処理工程、メッキ工程、検査工程の4工程から構成される。自動旋盤による切削工程では、材料供給を行う設備オペレーターの監視下で24 時間稼働による連続生産が行われ、その他の工程では、前日までに切削工程で加工された精密部品を昼間8時間稼働でロット処理している。X 社からの確定受注数量は、X 社顧客からの翌月1 カ月の受注予想数量であり、C社へは毎月前月の中旬にFAXで送られてくる。C社では、X社からの確定受注数量を基に、精密部品の各品種1 カ月確定受注分を切削工程の各自動旋盤に割り付け負荷調整し、生産計画がつくられている。
===

という内容から

●現在は受注生産の可能性が高い

Ⅹ社からの前月中旬の確定受注をもって翌月の生産計画を組んでいる点から受注生産と言えそう。ただし、明記されていないため完全な受注生産か受注生産と見込生産を組み合わせたパターンかは不明。

●切削工程は連続生産

連続生産の論点はいかに連続をとめずないか。故障を起こさないか、いかに原料を切らないか、需給精度を向上させて、製品を貯めないかが課題(この場合、熱処理工程への半製品在庫)。不良品が発生すると連続で不良品を出し続けるので損害が大きい。

 

原料を切らせないか?⇒安全在庫を多めにとって余裕をもつ。加工不良率を前提に(目標がない。だから在庫が余るような話があるのではないか)
故障を起こさせない⇒故障対応に主眼を置いて機械を止めないことが優先。加工精度は二の次。だから加工不良率が上昇するのではないか。

●切削工程以降の熱処理工程⇒メッキ工程⇒検査工程はロット生産と考えられる

ロット課題は段取り替え時間の短縮、段取回数の圧縮

※担当者の判断で加工順を決めている⇒それでは統制が取れてないのでは?
でも、何故、それが今まで何で通用してきたか?
それはⅩ社が各精密機器メーカーの需給変動を吸収するための在庫をもつ機能を果たすことでC社はシビアな対応を求められていなかったため。
しかし、顧客の海外移転等で取引規模が縮小する中、Ⅹ社事情で事業合理化策がねられ、Ⅹ社との力関係に劣るⅭ社に業務移管という形で対応を迫られているのが直面課題。


上記内容について、ぽらーのが試験当日にで全てできたわけではなく、あくまで1年後の振返りでの
考察や仮説です。
ここで言いたかったことは、出てくる用語とそれにまつわる状況について、知識の引き出しをすぐ引き出せる(迅速に正しく使えるようにしておく)ことで、事例ⅢのⅭ社の現状をより理解することにつながることです。

 

<補足>
なお、上記にあげた知識について「この知識自体の内容は知っていますか?」あるいは「正確に答えられますか?」っていう問題は過去にはほとんどないです。
ただし、例外として、平成21年度の事例Ⅲの最後に見込生産と受注生産に関する以下のような問題が出ました。印象に残る問題です。

第4問(10点)
C社の自社製品は見込生産であり、現在製品化を進めようとしているOEM製品は受注生産で対応する予定である。C社の見込生産と受注生産の違いを、重視すべき情報と管理のポイントの視点から80字以内で述べよ。

===

一見すると馴染みがある代表的な生産形態の名称なので書けそうですが、意外と書けないのではないでしょうか?
事例Ⅲにおいて、この論点は直接的にではないにしろ過去から問われ続けており、そしてこれからも問われ続けると思います。従って、この過去問については、初代JCさんのこの記事や過去問集の解答解説などを参考にしていただき、しっかり押さえて頂くことをオススメします。


最後に3、のQCDの観点で、

 

これは知識というよりは、いわゆる切り口をもとに因果を把握し、原因をつきとめ改善策を助言する流れ、あるいは課題を把握し、達成するための具体策を提言する流れですね。

 

例えばH26では、

Q(品質)

 

加工不良率の増加が問題になっている

 

因果でいえば、

 

自動旋盤の精度が落ちている⇒設備オペレーターが故障対応に主眼を置いて、それぞれの経験でメンテナンスを行っている⇒メンテナンスにバラツキが生じており、それにより自動旋盤の精度が落ちている可能性がある

 

C(コスト)

 

<過去問与件文>
納期は材料商社に発注後約2 週間であるが、月末の在庫数、翌月の生産計画数と翌々月前半の生産予測数を勘案してほぼ2 カ月分の必要量が確保できるよう毎月月末に定期発注していて、在庫量の増加傾向がみられる。

===

ここでは、特殊仕様品で高価な材料在庫が増加傾向により在庫費用が上昇していることが問題になっている。

 

因果でいえば、

 

最近増加する加工不良率を加味して生産計画を組んでいるため、多め材料を購入せざるを得ないというのが原因の一つ

 

次に資材発注方法には問題がないのか?

 

月末の定期発注では需要予測も含め、ほぼ2ケ月分を購入(納入リードタイム2週間なのに)⇒ムダが多いのではないかという視点

ここで1次知識を登場
定期発注の発注量=在庫調整期間の需要予測―現在の在庫量+安全在庫
在庫調整期間=発注サイクル+調達リードタイム

⇒材料は高価で特殊。納入リードタイムは2週間なのに1ケ月の発注サイクルで良いの?(サイクル長くない?)
⇒翌々月の前半の需要予測の精度に問題があるのでは?(ここでは翌々月前半の生産予測数)

 

D(納期)

X社業務移管により迫られる納入リードタイムの大幅短縮と多品種小ロット化。
これは問題点というよりは、X社移管を受け入れた場合の経営課題(クリアしなければならない、今のレベルよりも上の目標水準)を達成するためにはどうするかが論点(H26年度 第3問の設問2)

=================
ところで、事例Ⅲでは、問題と課題は使い分けすることがよく言われております。
念のため書いておきますね。

 

問題は、例えば標準的な日数が7日の仕事を10日もかかってしまうことであり、あるべき姿(標準)7日に対する現状10日とのギャップ
(この場合3日間も余計にかかるという問題の原因をつきとめ、問題解決するという流れ)。

 

一方で課題は、新規顧客を獲得するためには7日が標準のところを5日に短縮して仕上げなくてはならないという場合、目指すべき目標と現状(標準)とのギャップ
(この場合2日をどう短縮するかが課題で、課題をいかに達成するかという流れ)。

過去問H26の場合、

問題は、最近増加傾向にある切削工程の加工不良率や在庫量の増加傾向

課題は、X社から業務移管を受ける場合に必要な生産システムの大幅な見直し

と分けることになろうかと思います。

=================

 

4、まとめ

 

前回のブログで過去問にまずは体当たりの心構えを書きましたが、今回は事例Ⅲと一次知識の応用について直近の過去問を題材に考察してみました。
近年の過去問は体当たりするだけではなく、体当たり後はしやぶりつくすように吟味することをオススメします。そのことにより事例の根底に流れるものを意識していただき、ただ問題演習をこなすという量の学習ではなく、質の学習を心がけていただければと思います。

 

<中小企業製造業のC社の戦略の一般的特徴(仮説)>

 

大手企業の大量生産、販売網、プロモーションには正面から戦わない。
こだわりや、希少性、カスタマイズされた製品、あるいは大手では対応できない小回りの技術や比類なき特殊な技術で差別化・集中化戦略

⇒見込生産よりは受注生産、大量生産ではなく小ロット多品種少量生産で対応。


<そのようなC社にまつわる運営管理上の一般的課題とは何か>

Q 品質改善および向上
C コスト削減(多品種小ロット化で発生しがちなムリ、ムダの改善)
C 在庫問題への対処(原材料、製品の在庫過多あるいは欠品発生の問題を解決)
D 段取替えの改善(ロット生産)
D 生産・納入リードタイムの短縮(短納期化)

+生産計画の適正化(H26のように顧客対応の優先順位にもとづき計画的に加工順を組むなど)
+情報管理・情報共有のあり方(部分最適から全体最適へ)

<おまけ>
ぽらーの の事例Ⅲの再現答案および開示点数、直後の感想や所感・振返りを掲載します。
本日のこの記事は、ぽらーの の昨年事例Ⅲの1年後の振返りと反省でもあります。
内容的にツッコミどころ満載でお恥ずかしい限りですが、皆様のご参考になれば幸いです。

H26 事例Ⅲ 再現答案(ぽらーの)

 



こんにちは、ぽらーのです。

学習の方は順調ですか?
昨年当時、TOC予備校の通学生だった ぽらーの は2次初受験者の立場でした。
本試験まではあまり時間がないなかで、このつかみどころの無い2次試験に対して何をして良いか分からないので不安であるという心境ではないかと推察します。
今日は2次初受験の皆様に向け、心構えみたいなものを以下6つ述べたいと思います。

1、まずは直近あるいは近年の過去問に体当たりし、本番と同じ条件(80分)で真剣勝負する。

2次試験の合格答案を分析したふぞろいな合格答案入手可能な合格再現答案と今の自分の答案レベルとのギャップを早期につかみ、そのギャップを埋めるためにどうするかを試行錯誤しながらPDCAで回すことが大切です。ギャップがどのような原因で生じているのか分析し(振返り)、次の過去問演習の前に課題として設定し、できていること、できなかったことをまた次に繋げていくイメージです。
なお、過去問について予備校の模範解答も参考しましたが、予備校の模範解答までの精緻な内容は私には到底無理だと思いましたし、時間が80分という制約の無い中で作成されたものと割り切っていました。解答解説における設問解釈や解答を導くためのロジックは当然参考になると思いますが、合格者の再現答案を見ると必ずしも予備校の模範解答レベルでなくても合格している事実があると思われたので、予備校の模範解答レベルを合格レベルとは考えませんでした。


<振返りによる原因の例>

知識がなかった(あいまいだった)、知識があったけど引き出せなかった、用語や漢字が浮かばなかった、文書が冗長的で文字数が足りなかった、キメツケ言い切りで多面的な答えでなかった、中小企業の制約条件を無視してしまった、思いつきやヒラメキで書いてしまった、時間が足りず簡単な問題に手を付けられなかった、難しい問題に固執してしまい簡単な問題を落としてしまった、設問毎の難易度を事前に把握する作業が抜けていた、プロセスに問題があった・・・・

2、財務が不得意な方は事例Ⅳの重点対策を!

点数の開きにくい事例Ⅰ~Ⅲに比べ、事例Ⅳは得手不得手によって点数の差が開きやすい科目と言われます。よって、事例Ⅳが今年易化した場合、過年度生や財務が得意な人と比べて財務が不得意な方は点数に大きな差をつけられ、事例Ⅳが不得意なことが試験の合否に大きく影響する可能性があります。
財務はやれば伸びる科目ですし、まだその時間も充分ありますので、本試験までに財務の頻出論点のうち弱点の論点を克服しましょう。

3、演習や模試の結果に一喜一憂しない

予備校での演習を終えて戻ってきた答案を見て、「何だこの低い点数は!?そして何て後ろの順位なんだ!」とびっくりされる方もいるかもしれません。ですが、演習や模試の結果が悪くても本番で受からないということはありません。過去ストレート合格された方にも答練点数が1桁もあったという方もいます。私も最初は10点代という点数もありました。
逆に良い結果の方が全て本番で受かるという試験でもありません。
それよりも振返りが大切です。できたところ、できなかったところを振返り、次につなげることが答練や模試などの意義および活用方法です。

今後の演習や模試において、あまりに点数が悪くて落ち込んでいる方がいたら、落ち込むこと自体もったいないことだと思い、書かせていただきます。

4、事例80分のプロセスを自分なりのスタイルで確立する

80分の時間配分をどうするか、与件分や設問へのマークの仕方をどう工夫するか、余白の使い方など・・・テクニカルの面ですが、試行錯誤して自分に適したプロセスのスタイルを確立してみてください。そして確立するためには、安定的にプロセスを運用できるまで何度も問題演習をすることをオススメします。

5、一人で悩まない。良い講師や合格体験者に相談し、アドバイスをもらう。

悩みの多い2次試験には、良き相談相手や話相手が必要です。相談や悩みでなくてもいいです。事例演習を終えた後、講師に話すことで自分の考えが整理できたり、自分のロジックの欠陥や無理などの問題点が見えてくる場合もあります。特に予備校通学の方は、講師に質問できたり、アドバイスをもらえる機会が多くありますので、それらの機会を充分にご活用されると良いと思います。

6、最後まで諦めない
ストレート生は本番試験中まで実力が伸びるという言い伝えがあります。
不思議なことに私も試験中に確かに覚醒のようなものは感じました。
試行錯誤を繰り返し、最後まであがき続けた人に合格の女神は微笑むような気がします。

7、本日のまとめ

(1)過去問にとりあえず体当たりしてみて、合格レベルとのギャップを体で感じること

  ~今、何をなすべきかを自分で考えて行動する~

(2)初学者は試行錯誤によるPDCAでまずは一定の答案レベルに到達することが先決

 ~まずは手を動かそう!~

(3)悩みにぶつかったら、一人で悩む前に良い講師などに相談

(4)自分を信じること

 ~2次初受験者は最後まで伸びると信じることが大切~

以上、ぽらーのでした。

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道場メンバーによる連載決定!

2015年9月号より、
中小企業診断士と診断士を目指す受験生に向けた雑誌
月刊「企業診断」道場メンバーによる連載がスタートします!

2015年9月号(発売日 8月27日)月刊企業診断

2016年度一次試験を目指す方向けに中小企業白書の解説を
6代目のおと・おはとも・うみのが共同執筆しました!

2016年度の一次試験を受験される方はぜひとも参考にしてくださいね~。

そして10月号以降では、さらにパワーアップした新シリーズをお届けします!
ブログでは明かされない道場メンバーの姿が垣間見られるかも・・?
ご期待ください!

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こんにちは、ぽらーのです。
今日で1次試験からちょうど1週間たちました。
道場の読者におかれましては、2次試験に向けて好調なスタートを切っているハズ・・・ですよね!?
なーんて偉そうなことは言えません。
実は、ぽらーのは昨年のこの時期、つまり1次試験後1週間は学習のスタートがうまく切れませんでした。予備校生でしたので、半強制的に机には向かってましたが、正直なかなかエンジンがかからなったことを覚えております。
とはいえ、特にストレート生とっては2次試験まで残り少ない時間の中で、合格レベルまでご自身を引き上げるにはどうするかの課題に取り組まなければなりません。
合格レベルとはどのような水準なのか?、どういう状態であるべきなのか?その状態と今の自分とのギャップはどんなか?そのギャップを埋めるにはどうしていくか・・・試験直前まで試行錯誤が続くことかと思います。

ぽらーのは微力ながらも道場メンバーとともに本試験まで皆さんと一緒に最後まで走って行きますので、今後ともどうかよろしくお願いします!

さて、本日は事例Ⅰということで、事例Ⅰに関しては6代目トップバッターを務めさせていただきます。今回は「事例Ⅰってどんな試験なの?」ってところを初学者向けに過去記事を用いてゆるわだ的にお話します。


1、4つの事例の中の王様で難航不落。4つ事例の中で一番難しい!

事例Ⅰが得意な人ってそうはいないと思います。あまり聞いた事がありません。
設問がまず「ちょっと何言ってるか分からない(サンドの冨澤風)」。ていうか、たまに「聞かれていること」自体が良く分からない。
しかも問題文(与件)における根拠が薄い。もしくは全く無い(何も根拠が書いてないじゃないか怒!)

事例Ⅰは何でこんなに難しいんだよーーー、という方。

そんな方にはこれです!

「事例Ⅰ・Ⅱ・Ⅲの本質を横串攻略!」byくれよん

それぞれの事例の本質をシチュエーションやコンサル方針などの視点から分析されてり、事例の本質を理解するのにとても役立ちます。
事例Ⅰは何で難しいか?について、特筆すべきは事例Ⅰのくれよんさんのこのコメント部分↓。そうだったのですね(涙)

 

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よく事例Ⅰは特に難しいと言われますが、私が思うその理由がコレ。

・評価・報酬・採用・教育を駆使の部分については、知識として持ってくる必要があり、与件内(問題文)だけの情報で閉じない。
・シチュエーションはA社内だけの話なので、課題(=社長の想い)という制約を考慮しないで方向性を考えると自由に方向性が打ち出せてしまい大外ししやすい。

 

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2、事例Ⅰなのに解答に窮するとマーケティング寄りの解答になりがち!(><)

だって組織・人事なんてやったこともないしー分からないし、考えたこともないしー、切り口が思い浮かばないし・・・・
えーい、そんな方にはこれです!

「事例Ⅰ過去問に学ぶ」byうちあーの

キーワードは「茶化」

茶化の漢字を茶=サ+ハ+ホ、化=イ+ヒ に分解すれば、サ・ハ・ホ・イ・ヒ。

事例Ⅰは

サ【採用】+ハ【配置】+ホ【報酬】+イ【育成】+ヒ【評価】の視点で解答する!

まさに事例Ⅰ養成用の強制ギブス!

上記記事において「茶化」は語呂合わせとしておまけの部分の記載ですが、もちろんおまけ以外の部分にも事例Ⅰ攻略に参考になる内容が満載。是非ご熟読あれ。


3、それでも事例Ⅰはやっぱり良くわかんな~い

えーい、そんな方にはこれが最後の手段です。経営企画室のペイペイ平社員になりなさい!

「あんたは経営企画室のペイペ平社員」byハカセ

経営企画室のペイペイ平社員・・・何てコミカルな響きなんでしょう。。
パーティーの後の飲み食い散らかした後片付けのような地道で泥臭い仕事。

「みんな好き勝手にやるよな~(溜息)」

ほめられもせず、苦にもされず・・・いつも経営層と現場の上下にはさまれて。

でも、大切なことは自分の会社がより良くなる将来に向けてどうするか。自分がくさっている場合ではない。
社長の想い(経営課題)を達成するために組織・人事をどう変革していけば社員が持てる力を存分に発揮して経営課題を克服していくのか・・・上から目線ではなく、間接部門の平社員のようなスタンスにいながら経営層レベルの視線で組織・人事のあるべき姿をひたむきに謙虚に考えること。事例Ⅰではこのような立ち位置が特に大切なのでしょうか。


4、まとめ

昨年の学習当初、2次試験の知恵もノウハウもスキルもない ぽらーのは道場先輩たちの過去記事に本当に助けされました。
ぽらーのは事例Ⅰを解く際には、練習のときから、まず設問の空白に大きく「茶化」や「組織」「人事」を記載。
2次試験本番前の事例Ⅰファイナルペーパーにも「おまえはペイペイ平社員なんだぞ」と書いて自己暗示(笑)
何かおまじないみたいな話ですが、安心感みたいなものが湧いてくるのです。練習したとおりの解答プロセスを本番でも発揮できるようにする。こういう側面も結構大事なことではないかと思ってます。
皆さまが過去記事を参考にしていただくことで、「事例Ⅰとはどんな試験なの?」を俯瞰でき、事例Ⅰとお友達となったり、事例Ⅰへの苦手意識を少しでも和らげることなどにつながれば幸いです。

本日の記事は以上です。
ぽらーのでした。

 

—- 2次対策のお悩みはここで解決!3都市で夏セミナーを開催します —-

道場では、夏セミナーを通して様々なノウハウをお伝えします。

皆さんの課題解決の一助になるよう、多角的な視点から内容を組み立てておりますので、ぜひふるってご参加ください。

 

◆2次試験、学習の壁をどう乗り越え、学習計画をどう立てる?
 一発合格道場 東京夏セミナー

日時:8月30日(日) 14:00~16:45(受付開始13:45~)

場所:東京都中央区

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定員:45名(満員御礼となったため増枠いたしました)

開催時期は2次対策を始めてから約2週間。

最初の手探り状態から少しずつ、悩みや迷い・課題点などが具体的に見え始めるころではないでしょうか。

そこで、一発合格道場 東京夏セミナーでは、「2次試験対策の迷いや悩みをスッキリ解消&本試験まで残り56日の学習計画をどう立てるか?」をテーマに、2次対策セミナーを行います。
6代目と歴代道場メンバから、2次対策の壁の乗り越え方、合格に至る学習計画の立案方法について、とっておきの情報をお伝えしつつ、個別お悩み相談にもお答えします!

<内容(予定)>
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◆得点開示、2次対策にどう生かす?
◆あなたの今のお悩み、解決方法を道場メンバによるパネルディスカッション形式でお答えします!
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※内容は予定であり、変更の可能性があります

 

お申込みはコチラから⇒満員御礼になりました。ありがとうございました。

 

 

◆なご&和尚がお届けする、事例攻略のキモ&事例Ⅳ対策!

一発合格道場 名古屋&大阪夏セミナー

 

<名古屋会場>

日時:8月15日(土) 14:00~16:30 (ティータイム懇親会/16:30~17:45 本懇親会/18:00~20:30)

場所:名古屋市内(詳細はお申し込み後別途お知らせします)

会費:500円(ティータイム懇親会はご自身の御茶代、懇親会費は別途会費を申し受けます)

 

<大阪会場>

日時:8月22日(土) 14:00~16:30 (ティータイム懇親会/16:30~17:45 本懇親会/18:00~20:30)

場所:大阪市内(詳細はお申し込み後別途お知らせします)

会費:500円(ティータイム懇親会はご自身の御茶代、懇親会費は別途会費を申し受けます)

「こんにちは、和尚です。

一次試験も終わり、やれやれ・・・
という人、要注意です!

そんなあなた、このなご・和尚の40’sの2次対策セミナーで気合いを入れ、あと11週間を突っ走りましょう。

 

なごからは二次に取り組む上での考え方を、事例の内容をふまえながらお話しします。

和尚からは過去出題傾向からみる事例Ⅳの対策法。

和尚は、次回の8月13日ブログ当番の記事(事例Ⅳに関する記事)とリンクさせてブログでは書けないようなこともお伝えしたい、と思っております。

基本は「財務の基礎」ですが、得意不得意の運の要素、電卓に対する慣れ、等の要素も絡んできます、それに対しての対処法などもお話しできれば、と考えております。

また、皆さんとお会いできることを楽しみにしております。」

 

大阪会場のお申込みはコチラ

名古屋会場のお申し込みはコチラ

 



こんばんは。ぽらーのです。
本日の1次試験、本当にお疲れさまでした。
また、昨日の【OPENDAY】では皆様からの沢山の熱いコメント、ありがとうございます。

いよいよ明日が1次試験最終日2日目ですね。
これから明日の試験終了までの心構えみたいなものについて、これまで道場で繰り返しお伝えしていることと重なりますが、以下3つをお伝えしたいと思います。

1、終わった4科目の出来・不出来は今は振返らず、明日の3科目のことだけを考える

難しくて出来なかったと思ったとしても、周りもできていないので大丈夫です。
足切ではないかと不安に思ったとしても、結果は思ったより点数が取れてたということはザラです。
終わった科目のことを今考えても点数は増えません。
今日の4科目のことはきっぱりと忘れ、明日の科目に対して今自分ができることに集中しましょう。


2、今日はあまり無理をしないで早めに就寝する

気持ちの高ぶりや不安感でなかなか寝付けない方もいるかもしれません。
そのことは当然ありえることなので、そのこと自体を不安に思う必要はありません。
目をつぶって横になっているだけでも、疲労をとる効果があるようですので大丈夫です。

3、明日の試験では、マークミスやケアレスミスが無いかも含め、最後まで時間一杯見直す

1問の得点差で相当な人数の合否の明暗を分けるという1次試験です。
最後まで精一杯取り組み、これまで積み重ねてきた全てをマークシートに置いてきてください。
マークミスやケアレスミスがないことを確認できた後、もし時間があれば、選択に迷った設問に対して全ての知識を総動員して熟考し見直します。
最後まで諦めず真摯に取り組む姿勢は、この1次試験だけでなく、今後の2次試験や将来の自分に対しても良い結果をもたらすと思います。


1次試験はほんの通過点です!

明日も皆様が本来の自分の力を発揮され、無事1次試験を突破されることを心からお祈りしております。

 

明日は道場OPEN DAY【1次試験終了!】です。
明日、皆様からの熱いコメントお待ちしております。

以上、ぽらーのでした。



こんにちは、ぽらーのです。
今日は、直前期【詰込学習法】です。
本試験までの10日間の科目毎の学習計画をたててみてはどうでしょうか?という記事です。
残り少ない貴重な時間だからこそ、有効に活用できるように一手間を加えるという考え方です。
昨年のぽらーの の事例をご紹介します。

1、当時の状況(T●C通学生)
(1)模試は420点越えで順調も「企業経営」と「中小」は平均並で改善の余地があった。
(2)大の苦手の「情報」は、なんとか平均点より少し超えるレベルまでもっていけた。
(3)財務についてファイナンス以外は簿記試験の経験により得意だが、ファイナンスは平均並。
(4)経済に苦手意識はない。

2、学習計画表

 

手帳における未使用の月間カレンダーのマスを利用しただけで日付、曜日は関係ありません。
学習が済んだものにチェック。空白は、できなかったもの、あえてやらかなかったもの。

 

【学習計画表の作り方・進捗管理】
 3、本試験までの学習可能時間を計算する
⇒7月30日~8月8日の10日間で45時間を確保する

平日:3時間×5日=15時間

土日:10時間×2日=20時間

有給:10時間×1日=10時時間

計  45時間(8日)※

※超直前の2日間は予備日

 

4、横軸:科目別に優先度や費用対効果をもとに時間を配分する。
⇒苦手の企業経営と暗記系の情報、中小、法務にウェイトをおく。もちろん財務、運営、経済もローリング。

企業経営:8
財務:4
運営:5
経済:5
情報:9
法務:6
中小:8
計:45時間

5、縦軸:やることリスト

①個別対策

<ぽらーの の場合>

企業経営理論:モチベーションとリーダーシップ(人名カタカナ苦手・覚えられない)、人事労務(派遣法改正のヤマ狙い)

財務:ファイナンス(やらないと忘れそう)

法務:知的財産権(得意ではない=伸びしろがある)

 

②過去問、トレーニング、各答練、各校模試の間違いの解き直し(A~Cランク優先)

 

 

③T●C1次最終講義の読み返しや解き直し

 

 

④スキマ時間活用型・・・間違いノート、覚えずらい部分コピー&メモ、キーワード単語帳

※優先順位をつけて、1日2~4科目のようなイメージでローリングで取り組む

 

 

 

6、日々記録し、進捗管理する(30分単位も0.5時間で記録)

 

7、補足
(1)ヤマ狙いの人事労務(派遣法改正)は費用対効果から優先順位を下げたため、時間がとれず計画倒れとなりました。

(2)トレーニングと過去問について、トレーニングに過去問の掲載があるため、重複をさけるため過去問よりトレーニングを優先させました。

(3)間違いノート

 

(4)落ちないガンコな油汚れのように、覚えづらいところ⇒テキストコピーや自分メモでファイナルノート化。

 

(5)キーワード単語帳

黄色いふせんは忘れていたり、うる覚えなものに貼りつけて、覚えられていると思った段階で外すようにしてました。短期記憶のものは時間がたつと忘れたり、おぼろげなものとなるため、それらは最後まで数多く残ったようです。これらを直前まで繰り返し見ることで1点でも多くとろうという感じで取り組みました。

(5)会社の有休を直前3日に取得して学習時間に当てられたこともあり、10日で55時間と計画より10時間多く確保できました。

 

7、心がけ
ハードすぎる計画をたてて無理をしないことがコツです。本試験に向けて体調維持・管理がとても大事ですね。
これまでどおりの規則正しい生活が成功のカギといっても過言でないと思います。

突発的な仕事なども想定し、残りの10日のうち2日は予備日としました(実際には予備日も学習にあてましたが)。

そして、とにかくスキマ時間も含め1分1秒無駄にしないことではないでしょう。

歩きながらでも頭の中で回す。
例えば、早朝の情報システム問題の解き直しで間違えたところがあった場合、駅までの徒歩の時間に、

「スラッシングとは・・・」、「フェールソフトとは・・・」

というように自問自答で回す(ただし、車や自転車にはご注意を!)

例えば、会社の休み時間はスマホの中に学習ツールを入れて学習する(ぽらーのは間違いノートでした)

例えば、通勤時間は単語カード・・・などなど

 

 

8、まとめ

直前期の詰込学習は、

科目毎にまんべんなく計画的に、かつ高速回転ですすめることが肝要で、

A~Cランクで間違えたところについて網羅的に最終チェックし、

暗記系については、スキマ時間の活用を意識しながらご自身とこれまでの歩んできたツールを用いて

直前までにどんどん詰め込みましょう

また、計画どおり学習ができていることが実感できれば、ここまでやったんだという充実感が当日の試験にも好影響を与えると思います。

 

以上、直前期の受験を控えた皆様に何らかの参考になれば幸いです。

無事1次試験を突破されることを応援しております!

ぽらーのでした。



こんにちは、ぽらーのです。
今日の話は本試験までの限られた時間の中、財務の学習にどれだけ時間と労力をかけていくかという話です。
その判断材料としては、やはり模試の結果が一つの目安となります。模試を受けたことで自分の現在の立ち位置(実力)がある程度見てきた段階ではないかと思います。

本試験で財務が得意で60点前後あるいは60点以上が高い確率で望めるという方、そのような方は模試においても正答率がABランクの問題は概ね正答するだけでなく、Cランク以上の問題に対しても比較的高い正答率をキープしているのだとおもいます。
そのような方の財務の学習の作戦としては、財務の中で論点別に弱点がもしあれば、補強する程度にとどめて他教科とのバランスを優先すべきでしょう。
何故なら、直前期は財務よりも他の暗記科目の方が費用対効果が高いといわれ、暗記科目に注力することにより、より高い総合点獲得につながります。そのことは1次合格可能性をより高めるからです。

なお1次試験に向けた学習が順調であり、企業経営は得意で、暗記3兄弟は盤石、運営70点目標、経済も大丈夫という方は・・・この時期にそうはいないと思いますが、2次試験につながる1次の財務を完璧に仕上げるぐらいにがっつり財務に取り組まれたらよろしいでしょう。

一方で、このままでは本試験で財務が40点前後あるいは40点未満であるという方におかれては、財務での足切リスクを回避することが最重要課題であるため、①経営分析、②CVP分析、③株式の評価指標・・・など財務の頻出論点におけるABランク問題を確実に得点できる力を本試験直前までに身につけることで、ブレなく40点以上になるよう財務の学習に力を入れるべきです。
問題演習においては、自分が何が分かっていて、何が分かっていなかったのかを振り返ることが重要です。
点数を伸ばそうといって闇雲に問題を解くようなことで、時間をかけてしまうのだけは避けたいところですね。

財務が不得意までは言えないものの、得意でもないという財務50点ぐらいを目標に取り組まれる方は、模試結果などを通じてABランクの問題で取りこぼしがないかを点検し、答練や過去問演習などで同様な間違えがないかもチェックします。もし、同様な間違いがあれば、そこは苦手論点ですので、理解が曖昧なのか、手順が間違えているのかなど、間違えた原因を特定することに努め、それを改善することを優先すべきと考えます。

上記のように財務で苦手論点をクリアした後においては、他の科目である暗記科目において学習不足や不安要素の解消を優先させることが重要です。やっとの思いで50点まで上げた財務をさらに10点伸ばして60点にする努力よりは、暗記の2科目を5点ずつ上げる努力の方が楽と思われるからです。
ただし、財務が暗記科目より費用対効果が劣るからといって財務を必要最低限にというつもりはありません。

要はバランスの問題だと思いますので、念のためですが。

また、財務=簿記ではありませんが、簿記の学習に「習うより慣れろ」という言葉があります。計算問題については、一定間隔をおいて間違えた問題の演習を中心に定期的に少しでも触れておくべきだと思います(例:2日に1度で20分など。)
財務の計算には、運動や体操の反復トレーニングのような慣れの要素がある気がします。

<おまけ:財務の本試験の取り組み姿勢に関して>

試験での財務の取り組み方では、全体の25問をまず俯瞰し、易しそうな問題、解けそうな問題から手をつけて、少し考えて分からない、あるいは難しいそうな問題は早めにとりあえず撤退する判断みたいな感覚を養うことはとても大切です。簡単な問題を解いた後でそれらに戻って再度取り組むような姿勢です。

模試では、それらを意識して出来ましたか?

この問題は難しいけど出来そうだからと深追いして時間が無くなるようなことは、まさに雪山を遭難しているのにビバークせずに吹雪のなかをさまよい歩くようなこと。あと少しやれば出来るだろうという気持ちだけが先行し、解けるアテもなく、時間を浪費して、簡単ですぐ解ける他の問題に取り組む時間が少なくなる。だから焦る⇒間違えるという悪循環。
財務は相当訓練を積まないと60分で解ききれない問題量が出る傾向があるため、このような深追いは本当に避けなければいけません。

診断士試験は財務に限らず出題側の都合により、あえて最初の方に手鼻をくじくための難問を置いたり、例年とは異なる問題配置パターンもよく見られます。昨年の財務では前半制度会計を中心に連続で出題され、出鼻をくじかれて本来の力が発揮できなかった方もいたはずです。最後の25問目からまず解こう!とまでは言いませんが、そのぐらいの気持ちで、できる問題からやる姿勢が大切です。

その意味では、予備校の未受験の模試があれば取り寄せ、上記ような出会い頭のヒグマ遭遇によるあせり、雪山遭難・深入りパターンを起こさないためにいかに自分を制御できるかを60分間でシミュレーションすることは有効だと思います。過去問や模試の解き直しの際にも、そのようなクセをつけておき、本番でそのようなことを起こすリスクを低減しましょう。

本日の記事は以上です。
ぽらーのでした。



こんにちは、ぽらーのです。
週末には某予備校の模試を控え、いよいよ直前期に突入ということで気持ちを引き締めている方も多いと思います。
これからは猪突猛進、一心不乱に前のめりに進むことも大事ですが、冷静に今までの自分を見つめなおし、学習方法の改善やモチベーションの維持・向上を図るチャンスがまだあると言えます。

「あと残り45日の段階で今さら何をいうのか?」という意見も聞こえてきそうですが、診断士1次試験は合否分け目である420点をまたぐ1問正答(4~5点)の点差に数百人が犇く(ひしめく)と言われます。ほんの僅かな差が明暗を分ける競争試験です。
より効率的な学習方法を模索しつつ、モチベーションの維持・向上を図ることは、残された時間が少なくなっているからこそ大切ではないかと考えます。

【文献紹介】
「いつも目標達成している人の勉強術」福田 稔著(明日香出版社

ぽらーのが診断士受験当時に参考にした勉強術の本ですが、今改めて読んでみて納得感がありました。
もし、今の自分が直前期に不安で迷ってばかりの自分に対して何かを伝えることができるとして、何を伝えたいかという観点から文献の内容の一部を紹介します。

この文献で著者は、資格試験に合格する力とは

「合格力」=「勉強時間」×勉強の「やり方」×「やる気」

この3つのファクターの積による公式であると主張しております。
だから、合格は頭の良し悪しではなく、かつ勉強時間の確保のみが合格を左右するわけではないと。
個別に見ていきましょう。

1、勉強時間
文献で述べられている勉強時間の確保方法や捻出の仕方はいくつかあります。
日々の生活時間から死に時間(スマホを眺めるなど)や細切れ時間(スキマ時間)を勉強時間にかえること。
仕事を効率化、短縮化し、仕事そのものの時間から勉強時間を捻出すること。
早寝早起きをすること。
そして最後の方法としては、勉強時間においてムダを省くことで、勉強時間そのものから捻出するということ。
頑張っているのに得点が伸びない人には以下のような4つのムダが見られると述べております。

(1)できる問題ばかりやる時間のムダ
⇒道場風に言えば、できるABランクばかりやらず、できたりできなかったりするCランク難易度の問題に取り組むべき
(2)いくら考えても分からない問題をウンウン考えている時間のムダ
⇒知っているかどうかの知識問題は知らなければさっさと解説を見るべき
(3)既に覚えていることを繰り返し覚えようとする作業時間のムダ
⇒既に良く覚えているものを繰り返し暗記しようとすること
(4)サブノートづくりなどの作業時間に費やす時間のムダ
⇒講義中の書きなぐったメモをわざわざ清書する(=書き直す時間のムダ+講義中に感じたリアルな臨場感も消し去る)

賢明なる道場の読者におかれては、どれにも該当しない方がいらっしゃるかもしれませんが、今一度ご自身と照らし合わせ思い当たるふしがある方は、見直す参考にしてみていただければと思います。

2、勉強のやり方

文献において、「やり方」が一番大事だとしております。
何故なら、「やり方」次第で勉強時間を有効活用できるし、「やり方」が良いと効率があがるだけでなく、やる気も向上するからです。

当道場の基本理論でも合格に結び付く強固な橋げだの確立をかかげ、その方法論としていくつかの勉強方法、すなわち勉強のやり方が示されております。

 

当道場発足から5年経過した今でもこの「やり方」については様々な議論が繰り返されており、最近の記事においても頻出の鶏ガラ学習法はこちらですし、我ら6代目の和尚のマゾ的学習法などがあります。

当然、このやり方には普遍的な正解はなく、個々人のおかれた状況や能力、個性に応じた最適な方法を能動的に試行錯誤することが重要であって、当道場はその試行錯誤を手助けする気づきや参考材料の提供いうことではないかと考えます。

なお、文献で紹介されている勉強はどうやるかについて、学習開始期から完成答練期までにおいて役立つであろう内容が多いと思われるので、ここでは割愛します。

 

3、やる気 ~やる気を高め、維持する方法~

 

<やる気に灯をともす>

診断士を目指している人の中には、診断士になった未来の華やな自分を描いてワクワクする気持ちでやる気に灯を灯している方、あるいは不本意な部署へ異動となり、見返してやろうというリベンジの気持ちでやる気に灯をともしている方、色々な方がいるはずです。
文献の著者は、やる気に灯をともす方法として、ワクワク、リベンジのどちらでも良いとし、どちらかというとリベンジの方が強く長続きするという見方をしております。興味深いです。

リベンジしたい気持ち、悔しいさ・・・でもそれをバネにして頑張ればいい。
「そこにあるのは壁ではない。新たな世界への扉である」

という言葉が文献で紹介されておりました。
心に響きます。

<得点が伸びないときのスランプ脱出法>
頑張っているのに思うように点数が伸びないと、誰でも「伸び悩み」や「挫折感」を味わい、やる気が下がります。
文献では、そんな時は過去を振り返ることで、学習当初は問題に歯が立たなかった自分が今は簡単に正解できるという、まさに変われた自分がいることに気づくことをすすめてます。
そして、それでもまだ立ち直れなという人には、、「努力は直線、成果は曲線」ということを諭すとしております。

今は成果がでなくても、諦めずに前にさえ進んでさえいればいつかは成果が出るということ。もう少し頑張れば、成果が出るのにその前で挫折し諦める人が多いという現実があると・・・

プロ野球の選手のスランプな時を克服するには「練習するのが一番」という答え。ひたすらに素振りをし、ひたすらにノックを受け続ける。

どこかのボクシングの漫画で、「偶然のラッキーパンチはない。何千何万回とミットやサンドバックを打ち続けた練習の成果であり、倒そうとする執念が拳にやどって生み出された必然の結果である」というようなくだりがあったかと思いますが、それを思い出します。

ここまでやったんだからという充実感や自信は、本番での大きな力につながります。
だから1分1秒も惜しまない。
最後まで全力で走り抜けましょう!

では、本日の記事は以上です。
ぽらーのでした。

 



こんにちは。ぽらーの です。
本日は財務、運営、中小などの科目で問われる各指標の計算式に関して横串を入れてみます。
まず、財務で問われる経営指標の全体感を図に表せば・・・

 

<①>収益性:売上高総利益率、売上高経常利益率など
ある一定期間(通常は1年)の努力の成果である売上から努力である費用を差し引いて残る利益。それを成果で除して歩留率を示します。P/L項目内で計算が完結。

<②>総合的な収益性:ROA,ROE,GMROI(交差比率)

P/L項目÷B/S項目
利益を生み出す原動力である企業の資本がいかに利益に貢献できたかを示す指標です。
つまり投資に対するリターンの割合を示すということがまず本質にあると考えます。

<③>効率性:資本回転率、棚卸資産回転率、有形固定資産回転率など
これもP/L項目÷B/S項目ですが、一定期間に資本が何回転したかを表す指標です。

<④>安全性:自己資本比率、流動比率など
企業の財務的な健康状態やバランスを示す指標です。B/S項目内で計算が完結。

<⑤>その他
①~④に属さない経営指標:労働生産性、相乗積

 

今日考えるのは主に<②>です。

<②>について、まずテキストでは、

資本利益率=売上高利益率×資本回転率

という導入からはいりますが、投資⇒リターンを本質としてとらえ、

ROAはつまりReturn(利益)on Assets(資産)の文字のごとく

リターン(利益)÷投資(資産)であるため、基本式としてはシンプルに

で良いと思います。

これを売上高で分解してみます。

まず、分母分子に売上高をかけて、


そこから分母分子をスワップすれば

テキストのようにまず分解ありきでなく、まず基本式を理解しそれを分解する考え方もアリなのではないかと思いまして。。
分解式は理路整然としてますが何だか覚えづらくないですか?
実は、ぽらーのは分解式の掛け算の式を良く忘れたため、基本式をまず書いて上記のように分解していく方法を試験中によくやっておりました。基本式さえ覚えていれば、あとは分解して何とかなると楽観的に考えておりました。
つまり英文字や名称から計算の基本式さえかければ、②の大項目であるBSの総資本(総資産)あるいはPLの売上高を基本式に入れてしまうことで、テキストの「資本利益率=売上高利益率×資本回転率」を現場で導こうとするという発想です。

ちなみにROEへ売上高と総資本の両方を入れてやることで、デュポン・システムと呼ばれる式まで分解が可能です。


GMORIは商品在庫という投下資本がいかに利益に結びつくか、という観点から基本式は


これも売上高で分解。

なお、Iは投資(Invest)。投資は原価で計上なので商品在庫は原価です。一方の交差比率は売価というように両方セットでいかがでしょう。

ここで補足ですが、Rの違い、つまりP/Lのどこの段階の利益を使用しているかに注意しましょう。
ROAのRは事業利益(営業利益+受取利息・配当金)一方のROEのRは当期利益でEはEquity(自己資本)。
事業利益は支払利息が控除される前の総資本の投資から発生する全て利益として用いられていることや、
当期利益は株主に帰属する自己資本の増減要素となる観点から用いられております。
また、GMROIのRは、商品の収益性を分析する観点から、より妥当性の高い売上総利益(粗利益)です。
経営指標がそれぞれの指標の特性にあった利益を選択していると考えて、基本式を覚える方法も有効ではないでしょうか。

【おまけ】
相乗積の式は体が馴染みませんでした。覚えづらいです。いつも混乱してました。たぶん、ぽらーのは

 

で覚えようとしたからでしょう。そうではなく、

上記のとおり部門粗収益率×部門シェア(売上)の分解した計算式からおぼえるべきでした。全て基本式からとは言えない例外です。

また、労働生産性は付加価値額という生産性を用いており、各指標の中でもちょっと異端児的存在。

覚え方として、中小で問われる労働生産性は(ヒト、モノ、カネ)の集合体。中小経営、カネとヒトとの効率を示す労働生産性をモノ(設備)で分解すれば

労働生産性の基本式とモノ(設備)で分解という点を抑えていれば、分解式を忘れてしまっても火事場の●●力で何とかでクリアできるかも。

 

本日の記事は以上です。
日々の学習を楽しみましょう♪
ぽらーのでした。

 

 

【6/10修正】

GMROIの分子が以下のとおり誤っておりましたので、掲載後訂正しました。
申し訳ございません。m(_ _)m

(誤)売上総利益率 ⇒(正)売上総利益



こんにちは。ぽらーのです。
本日は「道場マイベスト記事 運営管理」。
過去の記事の中から、1次試験初受験の方に主に役立つと思われるマイベスト記事を以下ご紹介します。

1.運営管理とは何か

【くれよんさん 「2つの視点で運営管理が見えてくる」】

<ぽらーの 感想>
運営管理の本質を鋭く明快に述べられており、少し苦手を感じられている方への理解促進の手助けになる可能性を感じました。
また、その本質を学ぶことで、仕事上でも役立つという最後の方のまとめに強く共感します。
運営管理の学習内容には、ECRSの原則、5S、QCなど、それらを活用して日々の業務改善に結びつけられる実践的なものが多いと思います。

2.運営管理の戦略的学習法

【ふうじんさん 「俺様学習法【運営管理】」】

<ぽらーの 感想>
2次事例Ⅲに直結する生産管理の理解に重きをおいた学習の重要性に関して、1次試験学習時には中々気づけないものです(私も2次試験学習時に気づきました)。
診断士短期合格の秘訣は、戦略的な「急がば回れ」の学習にあるのではないかと思いました。

3.生産管理のイメージアップ


【JCさん 「運営管理:工場を持たない会社に勤める人のために」】

<ぽらーの 感想>
生産形態、流し方、レイアウトの違いや特徴を分かり易く理解するための参考になるのではないかと思います。
また財務との結びつきにも言及されており、このように横との関連を意識する姿勢は診断士学習における大切なポイントだと感じました。

4.用語・計算の得点アップ

【はかせさん 「運営管理で高得点するポイント:その①店舗管理の用語を攻略!】


【        ゞ             その②GMROI・基準在庫高で差をつける!】

<ぽらーの 感想>
運営管理の過去問傾向は比較的難易度が平易で安定していると言われているため、今年もできれば60点以上の貯金科目にしたいところですね。そのためには、生産管理以外の店舗管理の用語、計算などの毎年出題される論点のうち、正答率A~Bの内容を確実にゲットする必要があります。

はかせさんの記事では、用語の覚え方として出てきた用語をテキストに書き込み集約する方法を挙げられており、実践的と感じました。
GMROI・基準在庫高においては、図や式で丁寧にご説明されており、計算の意味するところや構造を理解することの手助けになると思われます。GMROIは投資(在庫投資)に対するリターン(利益)を表す指標ですが、財務の経営分析との相違点も合わせて、その意味するところを理解しておくことは重要でしょう。

==========================
道場の過去記事には上記以外にも良記事が盛りだくさんです。
カテゴリーの検索などにより、ご参考にしていただければ幸いです。

本日の記事は以上です。
日々の学習を楽しみましょう♪
ぽらーのでした。



こんにちは、ぽらーのです!
8月の1次試験に向けてT○C予備校生の場合は、これから完成答練期に入り、科目毎のローリングに突入しますね。
今は一番しんどい時期です。1次試験合格を山頂とした登山に例えるなら、今は5合目から7合目の間といったところでしょうか。
このローリングの時期をご自分の納得いく学習によって登り切ってしまえば、雲の合間から澄み切った青空に浮かぶ山頂が見えてくるはず。
がんばりましょう♪

さて、5月3日より6代目道場メンバーによる【渾身シリーズ】のリレーがスタートしておりますが、本日は「経営法務」ということで、ぽらーのが担当させていただきます。
内容は前回記事の続きになります。⇒こちら

以下の記事は個人的な見解であり、かつ、法律解釈や法務面において正確かどうかの検証はしておりません。よって、正確な情報については市販の専門書や概説書等でご確認いただければ幸いです。
また、かなり重箱の隅のような要素も含まれておりますが、ご了承ください。

今月5月1日に改正会社法が施行されましたが、診断士試験における影響度はそんなに大きくないと思われます。
理由は、今回の改正が上場会社などの大企業に対する規律の見直しが中心であり、中小企業との関連が基本となる診断士試験に与える影響度はあまり大きくないと考えられるためです。
では、「出そうもないか?」 というと、「そうとも言えないなぁ」というのが正直な所感です。
見ていきましょう。

1、会社法改正の理由(法務省HPより

=================================================
株式会社をめぐる最近の社会経済情勢に鑑み、社外取締役等による株式会社の経営に対する監査等の強化並びに株式会社及びその属する企業集団の運営の一層の適正化等を図るため、監査等委員会設置会社制度を創設するとともに、社外取締役等の要件等を改めるほか、株式会社の完全親会社の株主による代表訴訟の制度の創設、株主による組織再編等の差止請求制度の拡充等の措置を講ずる必要がある。これが、この法律案を提出する理由である。
=================================================

難しい日本語です。弱りました。
国語力にあまり自信がないですが解釈に挑戦です。

2.解釈(分解)

「株式会社をめぐる最近の社会経済情勢に鑑み」
⇒近年の上場会社をめぐる不祥事と株価低下、海外投資機関からのガバナンス強化の要請を言っているのかな。
「社外取締役等による株式会社の経営に対する監査等の強化のために」

⇒上記目的の手段として、次の二つを主に整備

「監査等委員会設置会社制度を創出」
「社外取締役等の要件等を改める」

「株式会社及びその企業集団の運営の一層の適正化等を図るために」

⇒上記目的の手段として、次の二つを主に整備

「株式会社の完全親会社の株主による代表訴訟の制度の創設」
「株主による組織再編等の差止請求制度の拡充」

「・・・等の措置を講ずる必要がある。これが、この法律案を提出する理由である。」

⇒ふむふむ。
対象はおそらく主に大会社・公開会社や大きな企業グループであり、それらのガバナンス強化とグループ運営の適正化について主に言っているのだな。
で、中小企業や過去問傾向等との関連も合わせて、どんな改正概要なの?改正の狙いは何だったの?をまとめたものが下記別表です。ご参考になさってください↓

3.まとめ

昨年、他の受験生支援ブログにおいて、弁護士の方が「弁護士の領域であって診断士の領域ではないが・・・」という前提を述べつつ、中小企業との関連において重要な論点として挙げられていたのが、

キャッシュアウト制度」

「多重代表訴訟」(中小企業が持株会社となってその子会社で実質的に事業を行う場合)

「詐害的な会社分割における債権者保護」

「監査役の監査の範囲に関する登記」

などです。

ぽらーのとしては、上記に加え、前回記事での分析のとおり過去問分析では事業譲渡も頻出論点であることもふまえれば、子会社等の株式譲渡で一定要件を満たす場合には、事業譲渡と同様に主総会の特別決議が必要となった点も案外重要なのではないかと思います。

また、改正の目玉(インパクト大)であり、知識問題として問われるとすれば・・・

「監査等委員設置会社制度の創設」や「社外取締役等の要件」

このあたりもあり得るでしょうか・・・

本日の記事は以上です。

日々の学習を楽しみましょう♪
ぽらーの でした。

<参考文献>
‪●平成26年度 改正会社法(有斐閣)
●改正会社法の要点がわかる本(SE)
●中小企業診断士2015 スピードテキスト(TAC出版)

【おまけ】
協会から27年度の1次試験案内が5月7日に発表されております!

⇒診断士協会1次案内へのリンク

申込期日は6月2日とまだ先のような気にもなりますが、これから先、公私において突発的な事がないとも限りません。
「試験に受かるぞ!」という気持ちを高める上でも、どうか手続きは余裕をもってお早めに。



こんにちは。ぽらーのです。
GW明けから週2科目の完成答練ローリングがスタートしますが、答練や模試などで間違えた問題に対してどのように対処するかが学習上の課題となります。
その一つの対応策として間違いノート作成がありますが、間違いノートを今後どうするかについてお考の方もいらっしゃるのではないかと思います。
今日は間違いノートに関する記事です。TAC通学生だった ぽらーの は、間違いノート作成派でした。
ぽらーのが昨年5月以降から本試験までにおいて、間違いノートをどのように作成し活用したかとそれらから得られたメリットやデメリットについて考察します。

1、何のために間違いノート作成するのか?(目的・期待効果・メリット)
(1)間違えた論点の備忘録
とりあえず記録しておき、必要に応じて後で振り返るため。

(2)重要論点の確実な理解
頻出の重要論点は腑に落ちるまで確実に理解する必要があります。あやふやな理解での何となくの正解はとても危険です。
論点をよく咀嚼し、栄養分として消化・吸収。そして自分の血と肉にかえるイメージです。
この点においては、純粋に間違いノートというよりは、サブノート的な機能もあわせ持っていると言えます。
次がその実際例です。1科目ごとに1事例を示してますが、試験直前は7科目合計で170事例となりました。

(3)暗記項目の長期記憶化のために
昔「違いが分かる男のゴールドブレンド」というキャッチフレーズのインスタントコーヒーCMがありました(世代がバレます…笑)
違いが分かるとは、物事の本質が分かること。
本質がわかれば、単なる暗記よりも記憶に残り易いし、モチベーションも向上。さらに2次試験でも知識として活用できる一石三鳥。
「愛と恋の違いは何か?」は難しいテーマですが、診断士試験の問いはそれよりは難しくないかもしれません。
ぽらーのは、特に苦手の情報システムいおいて、積極的に「違い」の把握につとめ、何とか頭に残るように心がけました。

 

2、間違いノートをどのように作成したか?
(1)エクセルで作成(以下、分類例)
「日」「科目」「カテゴリー」「問い」「解答」の5つの区分で分類しました。

 

(2)作成上のコツ
①分類における「カテゴリー」は予備校テキストの分類に統一すると悩まなくて済みます。

②上記5つの分類のように、ラフにした方が良いと思います(分類を几帳面に細分化すると作業負荷が増し効率が落ちますので…)

③「問い」⇒「解答」は、「論点」⇒「内容」に読み替えたりして、この表の枠組みの中で柔軟に解釈して記載します。

(3)間違いノートに記入すべき内容
間違えた場合は、理解が足りなかったのか、知識が不足していたのか、あるいは単に暗記ができていなかったのか…etc
このような視点での現状把握がとても重要だと思います。 答練・模試の点数の結果に一喜一憂することは、 無意味です。
現状把握の方法として、ぽらーの のお作法をご紹介します。
そのお作法とは、答練・模試問題の表紙をホチキスの根本からビリビリ破った裏の余白に、問題・選択肢ごとに自信レベルに応じた正誤の記号を記入した後、マークシートを塗りつぶすことです。
答え合わせの際に、選択肢毎の正誤判解答解説とを一つ一つ突き合わせすることで、自分の現状レベルを検証し、その内容に応じて間違いノートへ記入します。なお、その際、軽重なしに間違えた箇所を何でも記入するのは避けたいところです。

【実際の余白記入のイメージ】
==================================
○(確実に正解)
×(確実に誤り)
△(たぶん正解かも)
▲(正誤半々の確率)
?(よく分からない)

 

==================================

講師の「では、はじめ!」の号令と同時に教室の中には問題用紙をめくる紙の音。それらが静まった後で、ぽらーのは、まだ問題表紙をビリビリとやぶる怪しい輩でした。これらの作業は、一度やった問題を解きなおす際に直に○×の記入がないことから、消しゴムで消す必要がなく、前回の選択肢が消し跡で分かってしまうのを避けるためです。なお、本試験ではこのような作業はそもそも不要であり、解き直し用の問題が予備校から配布される場合には、上記のような作業は時間の大きなロスであり無駄な事ですので念のため。

3.間違いノートのメリット

繰り返しになりますが、メリットとしては

(1)間違えた論点の備忘録 ~弱点を把握する~
(2)重要論点の鉄板化
(3)暗記の手助け ~違いが分かる~

上記(1)~(3)に加え・・・

(4)隙間時間に活用できる
更新した間違いノートを日々スマホにメールし、昼休みや通勤・移動中の電車の中で眺めて確認できる。
(5)ファイナルノートにも活用できる
試験直前には科目ごと・カテゴリーごとにソートし、ファイナルノート化。

 

4.間違いノートのデメリット
(1)間違いノート作成に時間がかかる。
一番のデメリットは作成に時間と労力がかかることでしょう。
1個のレコード作成に約20分かかるとして、7科目計170個×20分=3400分で約60時間弱。
60時間といえば、7科目全ての過去問5か年を実施しても、なおおつりがくるぐらい。
もし、間違いノートを作成しなければ、他に色々なことができます。
よって、間違えノート作成するのかどうかの意思決定は極めて重要です。

(2)間違いノートという別管理になるため、基本テキストやポケテキ等のinputツールで一元管理ができない。

5、まとめ

結果論ですが、私にとって上記方法での間違いノート導入はメリットがあったと思います。
しかし、私のように間違いノート作成ありきではなく、もっと効果のある方法はないか、あるいはそれに替わる他の省力的な方法がないかを考える。そして、やはり自分に必要だと判断したらそれを信じて突き進む。でも、どこかで少し止まって、振返って考える。費用対効果を検証し、見直すべきところは見直す。
当ブログでも繰り返し言われ続けていることですが、診断士試験の短期合格のためには、やはり能動的な試行錯誤型学習が重要ではないかと思います。

これからも日々の学習を楽しみましょう♪
以上、ぽらーの でした!



こんにちは、ぽらーのです!
TAC予備校生の皆様は、法務の仕上げである養成答練の時期ですね。
協会から1次試験日程も発表され、法務が終われば後は中小を残すのみとなります。
で、中小が終われば、いよいよ総仕上げの時期に突入です。
気合いを入れて、日々の勉強を楽しみながら行きましょう♪

前回は経営法務のうち、会社法に焦点をあてつつ、過去問分析を中心に書きました。
今回は会社法の改正論点の考察を書く予定でしたが、それは先の完成答練の時期に書くことに変更します。

今回は1次試験の得点戦略に関する記事です。

突然ですが、今すぐ本試験レベルの7教科を受けたら何点ぐらい取れますか?

「そんなの分かりっこないよ!」、という声が聞こえてきそうです。

「まだ中小を受講していないし」
「財務、経済など苦手科目をフォローできていないし」
「運営管理は忘れかけているし」・・・

では、質問を変えます。
各教科ずつ何点ぐらいを取って、7教科でトータル何点ぐらいを目標にしますか?

「1科目60点以上とって、420点オーバーがまずは目標でしょ?」

確かに420点以上とれば1次試験突破です。
でも、その目標の立て方で果たして良いでしょうか?
道場理論での7教科530点オーバーのことではありません。
自分の科目の得意・不得意をふまえた、科目別の戦略的な得点目標の話です。

昨年、ぽらーのは本試験を受けたらいま何点とれるだろうかや、将来における目指す想定得点能力を以下のような表にして手帳に記載しておりました。定期的に見直すにあたり、フリクションペンを用いることで修正可能としました。

学習時間を重ね、自分の現状の得点能力を記録することは、想定の範囲を超えないまでも、自分が成長していることが分かるので、嬉しくなります。
表の右の方をご覧いただければ4月末時点に作成した1次試験で目標とする科目毎の得点があります。1次試験に受かるイメージを膨らませるとともに、その点数に届くために自分にいま何が必要かを考えながら学習計画を立てていきます。

なお、トータル450点の考え方は、420点に各教科ケアレスミス1問4点×7教科=28点≒30点をロスするとし、420点+安全30点=450点。これを各教科の得意・不得意に応じて配分します。

【想定得点能力の算定】


自分の本試験レベルの得点能力は、養成答練で獲得した点数のおよそ4分の3(×0.75)ということで設定。アバウトな感じですが大きくはずれてはないと思います。それに対し、本試験の目標点数と比較し、ギャップの点数と科目別の費用対効果を考え、具体策や配分時間をイメージしていきます。あくまでイメージであり、細かくは決めず、進捗に応じて臨機応変にすすめました。

ここでのギャップを埋めるためにどうするかがまさに課題であり、課題解決のための具体策が重要です。
この思考の流れは2次試験の解答ロジックの基本的な枠組みですが、1次試験における試行錯誤の学習を能動的に行うことで、この枠組みに慣れ親しめばストレート合格可能性を高めて一石二鳥ではないでしょうか。

以上、ぽらーのでした!
お付き合い頂き、ありがとうございました。

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東京&名古屋にて、セミナーを開催します!

<東京編>
1次試験受験者にとって天王山となる5月から8月にかけて、どう学習計画を立て、どのような心構えで過ごしたら良いのか?
道場メンバーが合格するためのポイントをお伝えし、一人ひとりのお悩みにも個別にお答えします。

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こんにちは~。6代目のぽらーのです。

今年2月中旬から6代目の執筆がスタートし、ぽらーのは今回が3回目です。

5代目ハーンさんにご掲載頂いた合格体験記こちらのとおり、ぽらーのは予備校通学で学習しました。昨年の今頃は、苦手で不安な情報システムに後ろ髪を引かれつつ、経営法務の勉強に邁進。皆様も養成答練の得点が良くないなどの理由により、気になる科目があるかもしれません。

しかし、今は目の前にある科目に集中し、その科目の完成度を高める事の方がより大事ではないかと考えます。まだ、連休という予備日や連休明け以降の完成答練もありますので、あまり焦らずに腰を据えていきましょう♪

さて、経営法務といえば、会社法が一つの重要領域ですが、昨年6月に公布された会社法改正が27年5月1日に施行されます。
今年1次試験を受ける皆様にとって、経営法務の学習を進めるうちに会社法改正論点の1次試験での重要度が気になってくるのではないでしょうか?

結論から先に言うと、会社法改正論点については予備校のテキストに記載されている内容以外は特に気にしないでも大丈夫ではないかと考えます。また、会社法の改正自体が経営法務全体の学習に与える影響はそれほど大きくはないと考えられます。

何故なら、会社法改正と言っても、経営法務の中の一部の法律のそのまた一部の改正であり、改正の内容もこれまでの会社法という太い木の幹に対して、いくつか新しい枝を添え木したり、あるいは剪定したりするような感じだからです。(実際の企業活動や実務上の重要度・影響度はかなりのものがある改正だったと思いますが、ここでは試験対策上のレベル感としてです)

よって、経営法務の学習においては、会社法と知的財産権における過去問の頻出論点について重点的に学習し、問題集や過去問等によるアウトプットで反復練習することで、ABランクの基礎レベルを確実に取れるようになることが大切ではないかと考えます。

以上のとおり、費用対効果の観点からも会社法の改正論点に対して特別に学習時間をかける必要性は乏しい。・・・とはいえ、改正初年度で気になる存在であり、試験で問われたときにある程度対応したいという気持ちも捨てきれない。悩ましいですね。

ぽらーのは、今回と次回(4月掲載予定)の2回にわたり、過去問分析によって会社法関連の出題傾向に焦点を当てつつ、会社法の改正論点や他の科目との関連も交えながら考察していきたいと思います。

1.26年度の本試験 ぽらーの感想
「あちゃー、やられた~」というのが当日試験終了後の正直な感想です。
第1問の相続で出鼻くじかれ、苦手な知的財産権の問題でオロオロ感がつのり、2つの英文でトドメ刺された感です(笑)。終わった直後は正直、足切(40点未満)の可能性まで考えました。問題数は23問なので、5点×8、4点×15の組み合わせが考えられ、1問1問の配点の違いがある点も不気味。結果、たまたま運よく足切は免れましたが。。

例年より難易度が上がった印象を受けたのと同時に、出題領域については会社法関連が「あれ~?何か少ない!」とも感じました。

なお、TACの過去問題集で正答率を確認したところ、26年度はA,Bの比率が例年より少ない一方、C,D,Eのうち特にCの比率が多く、やはり相対的に難易度が上がった年のようです。

2.経営法務 科目合格者数および科目合格率の推移

(一般社団法人中小企業診断協会HPの公表「統計資料」のデータを
ぽらーのが加工)

科目受験者数(A)に対して科目合格者数(B)が占める割合を示したのが科目合格率(B)/(A)です。
ちなみに科目合格者数(B)には1次試験の合格者数は含まれません。
年々、試験合格率に変動があり一概には言えませんが、傾向としてこの(B)/(A)の値が相対的に低い年は、難易度が高いと考えられます。
経営法務の(B)/(A)は経済や財務ほど年によって極端に増減しないものの、やはり26年度はここ5年間で一番低く、相対的に難易度が高い方だと言えます。


3.過去問5か年の出題領域の変遷

過去問の全出題数に占める領域別の出題数の割合の変遷を表にします。

<分析>
(1)経営法務の2大柱である知的財産権と会社法関連と合わせて約5~6割のウェイトがある。特に23年度は7割強と高い水準である。
(2)知的財産権のウェイトが高くなる一方、会社法関連はここ3年間でウェイトは低下傾向である。
(3)民法・その他はここ3年間でウェイトが高くなる傾向がある。
(4)資本市場・倒産はウェイトが高くないものの、年度のバラツキが大きく、26年は出題がなかった。

26年度の経営法務の難易度が高くなった理由の一つとして、比較的点数を取り易い会社法等の出題が減ったことが考えられます。

次に会社法の論点別内訳を見ていきたいと思います(金商法など他の法律も、会社法関連として便宜上ここでは大きく括ります)。

4.会社法関連の論点別出題分布

<補足>
上記〇は年度においてその論点が問われたことを示します。また、1問で2つの論点を問われた場合は、それぞれの論点に〇をつけております。また、「〇〇」は同年度において2回問われたことを意味し、具体的には、1問の中の設問1~2などの形式で、中分類の論点を複数回問われた場合などが該当します。

<分析>
(1)頻出論点は、株式、機関、持分会社、組織再編、資本市場(青色)
(2)組織再編のうち、会社分割が毎年出題。事業譲渡との相違点を聞く問題もある。
(3)一方で、過去に頻出論点だった設立、倒産法からの出題がここ2~3年ない(赤色)
(4)26年度は頻出論点の機関についての論点が全くなかった(黄色)。
(5)新株予約権や組織再編のうち株式交換や株式移転については、ここ5年間で問われていない(赤色)

5.会社法改正論点(次回)
「企業統治の在り方の見直し(=コーポレートガバナンスの強化)」や「親子会社に関する規律(=企業集団の運営の一層の適正化)」を図るために、監査等委員会設置会社制度の創設、社外取締役等の要件の厳格化、多重代表訴訟制度の創設、等々を盛り込んだ会社法の改正が行われました。改正点の詳細はかなり多岐にわたります。次回執筆においては、改正論点について堀り下げつつ、過去問の傾向分析もふまえて、今後の考察を試みます。

6.最後に
会社法の学習についてご参考のため過去記事にリンクをはらせて頂きます。
株式会社の機関や組織再編等について、ぽらーのは表で覚えることのの有効性を感じました⇒こちらのwackyのさんの記事

katsuのさんの記事の最後の方に出てくるは単純明快で分かり易く、実践的であると感じました。

学習方法に関して正解はなく、個々の状況に合わせて試行錯誤のうえベターな方法を能動的に模索することが、学習効果を高めることにつながると考えます。
何らかのご参考になれば幸いです。

以上、ぽらーの でした!
長々とお付き合い頂きまして、誠にありがとうございました。



こんにちは。ぽらーのです!
皆さん、日々の学習は順調ですか?
3月決算の会社に勤務の方におかれては、3~4月の残業増加で勉強時間の確保が課題となる場合もあるのではないでしょうか。
私、ぽらーのも、昨年3月は業務多忙の理由で勉強時間が極端に少なく、実績は週12時間と目標とした週25時間の半分にも至りませんでした。

この多忙期の対策として、スキマ時間の有効活用はもちろんのこと、仕事を理由に机に全く向かわない日を作らないことが大切ですよね。例えば少なくとも1時間は机に向かうという習慣をつけることで、勉強時間を少しずつでも日々コツコツと蓄積することが、1次合格可能性を高めることにつながると考えます。

 少なくとも1時間の確保の具体策としては、やはり朝型学習がオススメです!
ぽらーのも朝型でした。「早起きは三文の徳」といいますが、本当に言い得て妙と思います。

●朝型なら規則正しい生活リズムで体調管理にも好影響を与えます。

●家族が寝静まっているので、静かな学習環境が確保できます。

●人より先に起きて色々と準備や段取りすることで、勉強や仕事が効率的となり、より有効な時間活用につながります。

●早く寝ようとすることで、深酒や夜更かしの防止も期待できます。

 

 メリット盛りだくさんの朝型学習をまだ取り入れていない方、どうかご一考ください! 

さて、前回2月24日掲載の診断士資格との出会い(前半)では、私が13年間いた営業部から管理部に異動した後、計数管理についていけないダメダメ感と疎外感で凹んだ姿を紹介しました。
 恥ずかしい次第ですが(笑)、気を取り直して以下で後半の続きです!

 

【診断士資格との出会い(後半)】

 職場の先輩より「計数管理には簿記の知識が役立つのでは?」とのアドバイスを頂き、とりあえず資格取得かな~と思って簿記2級に挑戦をしました。
 簿記の勉強を深めるうちに、プラモデル作りで言えば、プラモデルの部品の組み立て方である簿記を習得して完成品(財務諸表)が作れる、さらに、その完成品(財務諸表)のレベルの高低が理解できる(=経営分析ができる)、そんな簿記や会計の体系だった職人的な美学いうか一貫性がとても面白いというのが初期の印象です。
 当時、ぽらーのは融資審査を担当しており、財務分析を通じて、会社の強み、課題、問題点などが理解できる楽しさを感じつつ、さらなる資格試験への挑戦が自分のスキルと能力を高めることになると考えました。
 簿記2級を取得したころから、会社のM&Aも担当することとなり、当時M&Aの知識が全くない中、なかなか仕事がうまく行かずに頓挫しそうになった時がありました。
 その時に税理士や弁護士などの専門家の方々に色々と手助けを頂きました。とても感謝するとともに、その時の私のように困っている方に対し、専門的な士業いう武器をもって、困った人々を手助けできる専門家への感謝の気持ちと同時に憧れも感じました。
 そのような経験もあり、40歳を迎えようかという時でしたが、自らの会計系の専門性を高めようと、難易度の高い簿記1級や税理士の資格に挑戦しました。会計系のコンサルになるのが理想像。
ところが、会計資格を目指す中で相当のやりがいは感じつつも、心の片隅でどこか違うのではと疑問もありました。自分が財務偏重主義になっているのではないか、経営に関する体系的な視点や知識が欠けているのではないかと。
また、
コンサルとしては、資格習得を通じた知識習得というインプットだけでなく、アウトプットができること、それには経験が大事である点がおぼろげながらに分かってきました。
そこで、色々な方に話を聞きに行ったり、予備校のセミナーに出席したりなどで思案六法する中、私が今後目指すべきは中小企業診断士の資格ではないかという思いが強くなり、昨年9月に受験を決意して今日に至ります

 <結び>

 診断士を目指す理由や動機が人それぞれあると思います。
 私は、診断士資格で独立コンサルまでは考えておらず、数年前の気持ちだった、自分が茹でガエルから脱したい、何か変化を起こしたい、ということから発し、その後の様々な変遷で今日まで至ります。

私の昨年の今頃は、養成答練の点数をいかにとるか、1次試験に受かるためにはどうするかで必死でした。
 仕事が多忙で勉強時間が確保できない時や、暗記物ばかりでやる気がでない倦怠期もありました。
 そんな時は、ライバルに負けない、そして自分に負けないという攻撃的な気持ちで奮い立たせようとした時もあります。

 でも、そのような前のめりの気持ちだけでは、乗り越えられない時もあるかもしれません。私がそうでした。
 そのような時に、何のために診断士試験合格を目指しているのか、診断士試験に受かればどんな良いことがあるのか、目指した原点を見つめ直し、将来のあるべき姿を再確認することで、前向きな一歩を踏み出されることへのサポートになるのではないかと思い、2回に渡り、私のつたない文書をつづりました。

 皆様の2015年度合格に向け、微力ながらも全力でサポートしていきますので、今後もよろしくお願いいたします!



はじめまして、ぽらーのです! 6代目としてこれから1年間、道場で執筆します。

診断士を目指される皆さまに対し、この執筆を通じて微力ながら貢献できるよう頑張りますので、どうかよろしくお願いします。

私は今、診断士登録の要件である実務補習の真っ只中です。 実務補習は企業の簡易診断の研修ですが、診断士試験の1次・2次学習内容が実務補習にしっかりとつながっていることを実感しており、「知識がある」から「使える」というステージへの階段を上がっていることに感動を覚えます。

ただし、「使える」から「使えて価値あるアウトプットが出せる」までには相当の経験を積む必要があり、その道のりはとても長いことも分かりました。

そんな中でも、異業種のすばらしい専門性や高い向上心を持つ方々とチームを組んで診断活動を取り組むことは、とても刺激的で学ぶことも多いです。

この資格を目指し勉強してきて本当に良かったと痛感しております!

 

さて、私は昨年の今頃は予備校の通学生で、暗記科目の情報システムにつまづき、かなりの倦怠期。予備校生にとっては暗記物のシャワーを浴びせられる時期に入り、暗記量の多さにモチベーションが下がる傾向もあるのではないかと思います。

そんな時には、無理に勉強しようとはせず、メリハリをつけて少しだけ気分転換するのもアリではないでしょうか。

そして、自分がなぜ診断士を目指そうと思っているのかな~と振り返るのも良いかと思います。

私はモチベーションが上がらない時は、そんなことを考えたりして、1次試験に向けた原動力につなげておりました。

これから前半・後半の二回に分けて、私が診断士資格と出会って目指すことになったキッカケみたいなことについて述べたいと思います。

 

1. 入社以来13年間の販売部門を去る

 

私は1996年に今の会社に入社してから13年間、ずっと同じ販売部門で農産物を販売する仕事に従事してきました。

各地の営業所や本社への転勤あり、多少の変化がありましたが、13年間も一緒の仕事をしていると正直どこかマンネリ感や停滞感がありました。

そこで、自己啓発で刺激を与えるため、半年間のMBA研修を受けたのですが、他の企業の方々の向学心の貪欲さや議論の積極性などに全くついていけず、受動態な研修になりがちとなり自分の中に残るものがあまりなかったように思います。

会社という守られた組織の中で、よく言えばアットホーム、悪く言えばぬるま湯につかって育ってきた私は、次第に自分が「茹でガエル」になりつつあると感じ、将来に大きな不安を覚えておりました。

自分に大きな変化を与えるためには、自らを新しい環境に身を置くしかない。

 

36才の時に販売部門から初めて管理部門へ異動となったのですが、そこでは厳しい試練が待ち受けていたのです。

 

2. 管理部門での厳しい上司の一言

 

私が配属された管理部門は、関連企業の経営管理をおこなう部署で、まさに診断士の能力やスキルが生かせるような業務内容です。

ですが、その当時私は13年間販売一筋で、経営管理や計数管理なんて「なーんにも知らん」とのんびり生きてきたため、仕事についていけず、大いに挫折感を味わいました。

あうんの呼吸で仕事ができていた販売部門と異なり、考え方やロジックを重視する仕事の進め方に肌が合わなかったのです。

 

配属から3か月ぐらいたったある日、仕事に厳しい上司が、昼飯を一緒に食べている時にふと思い出したようにひどいことを私に言いました。

 

「お前は販売部門で評価が低いから、この部署に配属されたんだぞ」

 

私は曲がりなりにも販売部門で頑張ってきて、それなりに評価され、管理部門でスキルアップしてこい!ぐらいのノリで販売部門を出されたはず。

でも、それは私がそう思いたいだけで、その上司のいうことが客観的で冷静なものの見方ではないかと、心のどこかで感じておりました。

ああ、私はこの管理部門で頑張っていくしかいなのだと思うと、とても悔しく、寂しい気持ちで一杯でした(後半へつづく)


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