直前期【詰込学習法】~本試験までの10日間の学習計画をたててみよう~
こんにちは、ぽらーのです。
今日は、直前期【詰込学習法】です。
本試験までの10日間の科目毎の学習計画をたててみてはどうでしょうか?という記事です。
残り少ない貴重な時間だからこそ、有効に活用できるように一手間を加えるという考え方です。
昨年のぽらーの の事例をご紹介します。
1、当時の状況(T●C通学生)
(1)模試は420点越えで順調も「企業経営」と「中小」は平均並で改善の余地があった。
(2)大の苦手の「情報」は、なんとか平均点より少し超えるレベルまでもっていけた。
(3)財務についてファイナンス以外は簿記試験の経験により得意だが、ファイナンスは平均並。
(4)経済に苦手意識はない。
2、学習計画表
手帳における未使用の月間カレンダーのマスを利用しただけで日付、曜日は関係ありません。
学習が済んだものにチェック。空白は、できなかったもの、あえてやらかなかったもの。
【学習計画表の作り方・進捗管理】
3、本試験までの学習可能時間を計算する。
⇒7月30日~8月8日の10日間で45時間を確保する
平日:3時間×5日=15時間
土日:10時間×2日=20時間
有給:10時間×1日=10時時間
計 45時間(8日)※
※超直前の2日間は予備日
4、横軸:科目別に優先度や費用対効果をもとに時間を配分する。
⇒苦手の企業経営と暗記系の情報、中小、法務にウェイトをおく。もちろん財務、運営、経済もローリング。
企業経営:8
財務:4
運営:5
経済:5
情報:9
法務:6
中小:8
計:45時間
5、縦軸:やることリスト
①個別対策
<ぽらーの の場合>
企業経営理論:モチベーションとリーダーシップ(人名カタカナ苦手・覚えられない)、人事労務(派遣法改正のヤマ狙い)
財務:ファイナンス(やらないと忘れそう)
法務:知的財産権(得意ではない=伸びしろがある)
②過去問、トレーニング、各答練、各校模試の間違いの解き直し(A~Cランク優先)
③T●C1次最終講義の読み返しや解き直し
④スキマ時間活用型・・・間違いノート、覚えずらい部分コピー&メモ、キーワード単語帳
※優先順位をつけて、1日2~4科目のようなイメージでローリングで取り組む
6、日々記録し、進捗管理する(30分単位も0.5時間で記録)
7、補足
(1)ヤマ狙いの人事労務(派遣法改正)は費用対効果から優先順位を下げたため、時間がとれず計画倒れとなりました。
(2)トレーニングと過去問について、トレーニングに過去問の掲載があるため、重複をさけるため過去問よりトレーニングを優先させました。
(3)間違いノート
(4)落ちないガンコな油汚れのように、覚えづらいところ⇒テキストコピーや自分メモでファイナルノート化。
(5)キーワード単語帳
黄色いふせんは忘れていたり、うる覚えなものに貼りつけて、覚えられていると思った段階で外すようにしてました。短期記憶のものは時間がたつと忘れたり、おぼろげなものとなるため、それらは最後まで数多く残ったようです。これらを直前まで繰り返し見ることで1点でも多くとろうという感じで取り組みました。
(5)会社の有休を直前3日に取得して学習時間に当てられたこともあり、10日で55時間と計画より10時間多く確保できました。
7、心がけ
ハードすぎる計画をたてて無理をしないことがコツです。本試験に向けて体調維持・管理がとても大事ですね。
これまでどおりの規則正しい生活が成功のカギといっても過言でないと思います。
突発的な仕事なども想定し、残りの10日のうち2日は予備日としました(実際には予備日も学習にあてましたが)。
そして、とにかくスキマ時間も含め1分1秒無駄にしないことではないでしょう。
歩きながらでも頭の中で回す。
例えば、早朝の情報システム問題の解き直しで間違えたところがあった場合、駅までの徒歩の時間に、
「スラッシングとは・・・」、「フェールソフトとは・・・」
というように自問自答で回す(ただし、車や自転車にはご注意を!)
例えば、会社の休み時間はスマホの中に学習ツールを入れて学習する(ぽらーのは間違いノートでした)
例えば、通勤時間は単語カード・・・などなど
8、まとめ
直前期の詰込学習は、
科目毎にまんべんなく計画的に、かつ高速回転ですすめることが肝要で、
A~Cランクで間違えたところについて網羅的に最終チェックし、
暗記系については、スキマ時間の活用を意識しながらご自身とこれまでの歩んできたツールを用いて
直前までにどんどん詰め込みましょう。
また、計画どおり学習ができていることが実感できれば、ここまでやったんだという充実感が当日の試験にも好影響を与えると思います。
以上、直前期の受験を控えた皆様に何らかの参考になれば幸いです。
無事1次試験を突破されることを応援しております!
ぽらーのでした。