カテゴリ「勉強方法 | 中小企業診断士試験 一発合格道場」の記事


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皆さまこんにちは。ぴ。です。過去記事はコチラ。

今日は早速本題にいきますっ。

前回の記事では事例Ⅲについて、以下の対策①②を通じて、効率よく与件を読むコツについてお話しました。

今回は、残りの対策③④を通じて、伝わりやすい解答をするコツについてお話したいと思います。

対策① 基本的なC社像を想定して与件文を読んでいた。

効果➡ 着眼点を持って与件を読むことで根拠が見つけやすかった。

対策② 設問要求の切り口を明確にしていた。

効果与件の根拠と設問の対応付けをするコツを掴むことができた。


~今回の記事は下記の内容です~

対策③ 設問内や設問間の関連性を強く意識していた。

効果他事例より因果関係で書くことが容易にできた。

対策④ 分析や改善のキーワードをあらかじめ準備していた。

効果多面的に且つ端的に伝わりやすい解答が書けた。

今回の記事をおススメしたい方・設問の関連って重要なのかよく分からない。

・解答の型がぶっちゃけまだよく分からない。

何か少しでも参考になる点があれば幸いです。それでは早速スタートします。本日も宜しくお願いします。

はじめに


私は事例Ⅲの解答を記述する際、パッと見の見栄えを良くすることを強く意識していました。

理由は、高得点者の再現答案を分析すると、内容うんぬんよりも解答の見栄えの良さに共通点が多かったためです。

具体的には、主語や切り口が明確であることに加え、与件の根拠と一次知識のキーワードで因果関係になっているため、解答をパッと一瞬見ただけで何について書いてあるかが分かり、見栄えが良いなぁと感じました。

・文頭に主語を使う。

・ワンセンテンス内も必ず因果関係で書く。

・文末はキーワードで締める。

上記のような解答の型(枠組み)を徹底的に練習しました。そのポイントを以下にお話していきたいと思います。

設問の関連における3つのポイント


先ずは、先日のオンライン合宿でご質問をいただいた設問の関連について。

皆さまは、設問の関連についてどこまで意識して解答されておりますでしょうか。

これは私が長きに渡る受験生時代に情報収集していた頃も様々な意見があり、非常に悩ましいところでした。

結論として、私は過度に意識せず、基本的には設問ごとに与件文の根拠と対応付けて、妥当性のある分析結果または助言内容を記述するスタンスでした。

一方で、第1問でよく問われるSWOT(経営環境分析)問題の結果を踏まえた記述は意識するべきだと思います。

例えば、事例Ⅰで新たな戦略についてリスクや留意点が問われた場合、解答の視点として、「A社の強みが喪失するのではないか?」とか、「A社の弱みを補強しないといけないのではないか?」などを意識して記述するなどです。

また、事例Ⅱで施策が問われた場合、アイデア解答にならないように、ターゲットのニーズに応じた強みを活かした内容にすることは重要です。 よって、SWOTはその後の設問の整合性を高める上で最も重要な問題であると思います。

少し話が脱線しましたが、今回の主題である事例Ⅲに焦点を当てていきたいと思います。

事例IIIの場合、特に①「第1問と最終問題の戦略問題との関連」は重要です。 その他、設問間の関連とはちょっと内容が異なるかもしれませんが、解答をバランス良く、見栄え良く書くコツとして、②「設問の要求に応じた因果関係」や、③「枝分かれする設問の連動性」について意識しておりました。

以下、この3点について、いくつか過去問を使ってご紹介していきます。

時間内に解答欄が埋められないよ~という方は、「考えて書く文字数って意外と少なくていいんだな」と、少しラクな気持ちになっていただけるかもしれません。

※今回の話しは箇条書きで型を考えることを前提としています。

①第1問と最終問題の関係

R1 第1問

C社の事業変遷を理解した上で、C社の強みを80字以内で述べよ。

✅第1問のSWOTは最後の経営戦略の問題との関連で考える。

【解答の型】

強みは、①(与件)による〇〇、②(与件)による〇〇、である。

【ポイント】

強みは、最終問題の成長戦略に活かせるものが良いです。そのため、第1問は単独で考えず、最終の戦略問題と一緒に考えることがポイントです。

解答要素は前回の記事でもご紹介しましたが、「C社の部門の強み・弱み」や「取引先や協業先との機会」といった切り口を意識して多面的に解答していくと戦略問題との整合性が高めやすいです。

今回は80字なので、2〜3つくらいの切り口で書いていけると良いと思います。ただ、べりーの記事にもあったように事例IIIの第1問はコスパが良いので、できれば3つの切り口で書く準備はしておきたいです。

形式面では、文末を〇〇力や、〇〇体制といったキーワードで記述することで見栄えがよくなります。

R1 第4問

新工場が稼働した後のC社の戦略について、120字以内で述べよ。

第1問で挙げたSWOTは必ず解答に含める。

【解答の型】

戦略は、①(強み)を活かし、②(機会)を捉え、③(弱み)を克服して、(経営課題)を果たし成長する。

【ポイント】

最後の戦略問題は、基本的な成長戦略のフレームワークが問われていると考えていました。

解答要素は、与件文から根拠を抽出し、①強みを活かす、②機会を捉える、③弱みを克服する、④高付加価値化(Q)、低コスト化(C)、短納期化(D)などを書いていけると見栄えの良い解答になります。

※事例Ⅱは、誰に・何を・どのように・効果、といったフレームワークが重要と言われますが、事例Ⅲの戦略問題も上記のような解答要素でのフレームワークで答えることで、短時間で見栄えの良い解答が書けます。

②セットの設問要求による因果関係

H30 第2問

C社の成形加工課の成形加工にかかわる作業内容(図2)を分析し、作業方法に関わる問題点とその改善策を120字以内で述べよ。

例1)問題点と改善策の番号を連動させて(揃えて)因果関係で書くパターン。

【解答の型】

問題点は①〇〇、②〇〇。改善策は①〇〇、②〇〇、で作業方法を効率化する。

【ポイント】

問題点①と改善策①を番号を揃えて因果関係で記述することで、それぞれが対応していることが明確に分かり伝わりやすいです。

また、問題点と改善策をそれぞれ主語にすることで、設問要求を漏らさず書くことができ、読み手もパッと見て何が書いてあるのかが明確に分かります。

例2)1センテンス内に因果関係で書くパターン。

【解答の型】

①〇〇が問題のため、〇〇で改善する。②〇〇が問題のため、〇〇を改善し、作業方法を効率化する。

【ポイント】

箇条書きでも、1センテンス内に問題点と改善策を因果関係で書けるため、例1に比べて字数が抑えられ、より多くの解答要素を記述することができます。読み手も流れるように読みやすいです。

ただ、この書き方の場合、設問要求の言葉が主語にならないため、どこまでが問題点でどこからが改善策なのかを明確に表現しないと、かえって読みづらくなるリスクもあります。

R1 第2問

自動車部品メーカーX社からの機械加工の受託生産に応じる場合、C社における生産面での効果リスクを100字以内で述べよ。

✅メリット・デメリット問題も、できる限り一つずつ因果関係で書く。

【解答の型】

効果は①(与件)による〇〇向上、②(与件)による〇〇の削減。 リスクは①(与件)による〇〇増大、②(与件)による〇〇の低下。

【ポイント】

効果は、リスクは、と設問要求に対して主語を明確に記述することで、パッと見で「効果とリスクについて書いてあるんだな」ということが分かり読みやすいです。

内容面では、例えば単に「稼働率が向上」、「コストが削減」と効果を書くだけでは説得力が不足していると思います。与件文の根拠の記述との因果関係で解答することが重要です。

また、効果とリスクの解答要素について、100字ならば2つずつ程度、複数の視点で解答することが重要と考えます。一つの効果やリスクについてダラダラと書くのではなく、複数の視点で端的に示していくことで得点の可能性が高まると考えます。

③枝分かれ設問の関係

H24 第3問

C社では新規事業として外食チェーンY社との取引を検討している。その計画について以下の設問に答えよ。

(設問1) Y社から要求されているセントラルキッチンとしての機能を備えるためには、C社ではどのような対応を必要とするのか、120字以内で述べよ。

(設問2) Y社から要求されているセントラルキッチンとしての機能を果たすためには、C社の日常業務上どのような情報が必要になるか、100字以内で挙げよ。

✅枝分かれの設問間の解答を連動させることで説得力が高まる。

【解答の型】

※設問1は対応策を述べることを問われている。

①(与件)を備えるため、〇〇を対応し、②(与件)を備えるため、〇〇の対応が必要である。

※設問2は情報を挙げることを問われている。

①(対応)には、〇〇、〇〇、〇〇、②(対応)には、〇〇、〇〇、〇〇、の情報が必要である。

【ポイント】

枝分かれ設問は片方ずつ考えるのではなく、両方同時に解答を考えることがポイントです。カンペキに両設問を揃えることは難しいですが、意識しておくことが大事だと思います。

また、この問題は、見落としがちですが、設問1では「述べよ」と要求されているのに対して、設問2では「挙げよ」と要求されています。つまり、設問1で述べた対応策に対して、設問2では情報を複数列挙せよと問われていると解釈することができます。

(参考)設問要求が1つの場合

H28 第2問

現在C社が抱えている最大の経営課題は、収益改善を早急に図ることである。生産管理面での対応策を160字以内で述べよ。

✅対応策とだけ問われた場合でも、「原因と対応策 」または「対応策と効果」の因果関係で書く。

【解答の型】

例1)対応策は、①(原因)のため、〇〇を行う。②(原因)のため、〇〇を行い、収益改善を図る。

例2)対応策は、①〇〇により(効果)ができる。②〇〇により、(効果)ができ、収益改善を図る。

【ポイント】

このケースは設問の関連でも何でもないのですが、私が書き方で気をつけていた点なので、参考までにご紹介します。

対応策だけを詰め込んで解答してしまうと、読み手からすると何でその対応策が必要なのかが不明です。私も以前は、「いや~、だって与件文に問題の原因が書いてあるし、対応策とだけしか問われてないんだからわざわざ書かなくても分かるでしょ?」と思っていました。

しかし、問題点に応じた対応策が分かっていますよ、ということを解答に記述して因果関係で示す解答のほうが見栄えが良く、読みやすかったので書き方を改めました。

また、別の視点では、対応策を出題者のストライクゾーンにバンバン記述できれば良いかもしれませんが、正解が不明な試験でそれは難しいと思います。

よって、与件文から問題の原因をしっかり指摘した上で対応策を書き、または対応策に対する効果を与件文から指摘するなど、因果関係で記述することで、相対的に他の受験生よりも説得力が高まり、得点が入りやすくなると考えます。

改善策のキーワードは事前に準備


最後に、キーワードについて少しだけ。

ふぞろいなどを参考に、合格者が使っていたキーワードをいくつか設問要求ごとに覚えておくことで、改善策を瞬時に書くことができました。 重要なことは、キーワードの数をたくさん覚えておくことではなく、汎用的なものに絞り、解答作成で瞬時に使えるようになることだと思います。

例えば、Aという問題点に対し、改善策として妥当なキーワードを何個か紐づけて覚えておく。 また、A、Bという切り口の違う問題点に対してでも両方の改善策にも使えるキーワードを何個か覚えておくなどです。 後者は例えば、設備管理方法のバラツキ、資材調達方法のバラツキなどの問題点対し、「QCサークル」、「標準化」などのキーワードが当てはまります。あまりこだわらず、妥当性があればいいんです。

事例Ⅲは、問題点のパターンが同様のケースが多いので、キーワードが効果的に使えると思います。合格者の再現答案などから「コレいいね」と思うものに絞って覚え、演習で実際に「とにかく使ってみる」ことを意識して学習することをおススメします。 様々なブログの記事で紹介されているキーワード一覧のようなものを参考にしてそれを覚えてしまうという手もあります。ですが、様々なキーワードを見ると、「あれもこれもそれも覚えたほうがよいのでは?」とキーワードを覚えることが主眼になり、実際に使うことがおざなりになってしまうので、たくさん覚えようとすのは個人的にはオススメしません。実際に使えなかったら意味ないですからね。

繰り返しになりますが、ご自身で「コレいいね!」と思うキーワードだけに絞り、まずは過去問演習などで実際に使うことを重視して練習することをオススメします。

まとめ


今回は、伝わりやすい解答をテーマに見栄えを重視した書き方のポイントをご紹介しましたがいかがでしたでしょうか。

・設問の関連における3つのポイント

①SWOT問題と最終の戦略問題の関連

②セットで問われる問題の因果関係

③枝分かれの設問の関連

設問間の関連性を意識することで、見栄えがよく、また説得力のある解答が書きやすい。

設問内の問題点と対策、メリットとデメリットなどセットで問われるため因果関係で書きやすく、パッと見て何について書いているか伝わりやすい。

・改善策のキーワードを準備する

文末をキーワードで締めると解答が引き締まるため、伝わりやすい解答になる。

多くのキーワードを覚えるのではなく、汎用的に使えるキーワードに絞って覚える。

キーワードを覚えることを主眼におくのではなく、実際に解答に書けるようになることを主眼において練習する。

前回の記事でもお話しましたが、事例Ⅲは反復学習の効果が高いと思います。今回の記事のように解答の書き方についてもパターンを想定して練習しておくことで、短時間で伝わりやすい解答を書くことができるためです。何か少しでも参考になる点があれば幸いです。

今回は以上です。最後までお読みいただきありがとうございます。

ぴ。でした。


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皆様、こんにちは。3chです。
今日も道場ブログを読んでいただき有難うございます。

4連休の勉強の進捗状況はいかがですか?今年は2次試験までこれが最後の連休ですね。
私も昨年のこのあたりから勉強を加速させました。今のままでは絶対に受からない、これまでこれだけ時間とお金をかけてきて受からないともったいない。来年同じだけ勉強できる機会があるとは限らないですからね。是非連休後半も悔いの残らないように時間を使いましょう。

さて、本日は、一年前を振り返り、与件の読み方や設問解釈の精度が、ダメダメだった以前に比べてたら少し上がってきた(ような気がした)ときの気付きについて、記事にしたいと思います。

それは、「多面的解答」についてです。

1.多面的解答-大事だとわかってても出来ない

特に初学者の方、過去問・模試の事例数を解いた後、それなりに解答を書けたつもりでいても、現実は中々点数が伸びない、模範解答と比較すると全然ズレている、、そんな状況で苦しんでいませんか。

日本語表現力や論理展開の次元の課題もありますが、私の場合、そもそも多面性をもった与件の読み込み、記述ができていない、といったことがありました。

「強み」を問われる設問でも与件文でこれだ!と思った例えば長年蓄積された生産技術力についてのみ飛びついて記載し、そこそこ書けたつもりで予備校の模範解答を読むと、例えば地域密着の営業力について記載が漏れているといったことが何度もありました。「生産技術面」で強みがあれば、もう一方「営業面」はどうなのか。中小企業診断士として、もう一面に即座に回り込ん多面的視点で即座に与件企業を把握・分析する、という観点が、言葉でわかっていても実践できていない。限られた時間でアウトプットできていない。そんな自分の解答レベルがもどかしく、相当しんどい思いを持っていました。(当時は時間をものすごく掛けたらできるかもしれない、と思っていましたが、それは自分への言い訳で多分時間を掛けても大してできてなかったはず。)

ここが私が診断士試験で苦しいと思った点の一つです。私は高度情報処理技術者試験をいくつか経験してきましたが、基本的に記述内容は具体的で一意に特定される。(論文はまた別です。)試験といえばそうした問題・解答に慣れていたので、逆に診断士は一層苦しく感じました。「診断士脳」に切り替えないとダメだなと思い立ちました。

2.抜け出した(と後から振り返って思える)方法

そのような状況を抜け出した方法をご紹介します。といっても、スマートな手法や凄いノウハウで切り抜けたわけではありません。

道場BlogやStudyPlusの投稿等を参考に以下の通りの泥臭い手順を試行錯誤しながら、焦りもがきながら掴んだ(気がする)感じです。これが効率的な方法で、万人受けするとは全く思っていませんが、もともとそんなに素養があるわけではない私が診断士脳になって「多面的解答」ができるようになるために、試行した1つの参考事例としてお読みいただけると幸いです。

(実際にやった内容)

①設問文と模範解答を写経。
ただ、単純に写経ではなく、一文の言い回しを覚えるように写経しながら覚える。全体をそのまま。

②模範解答がどのような面で切っているか、切り口を記載。
「設備(ハード)面」「ノウハウ(ソフト)面」とか、「組織構造」「組織文化」とか。模範解答を読みながら切り口のセット(基本は対)をノートに記載します。ちなみに2次試験対策では、書く力をつけるため、ひたすら手書きでノートにアウトプットすることを意識していました。(Excelなどで綺麗な資料を作ることは一切していません)
※自分のノートをベースに具体的な切り口集を最後に記載していますので、参考にしてください。

③切り口に対応する模範解答を転記
抽出した言い回しで、自分が納得する言い回しをそれぞれの切り口に応じて追記。これにより、切り口に具体性を持たせるためです。ここでは自分の思いついたベスト解答ではなく、あくまで自分が持ってない(すっと解答を書けない)解答を取得するという観点から、予備校の模範解答としました。ここを自分の力で考え抜いて書くというのがベストなのかも知れませんが、私の文書力がその域に達していなかったので、とにかく慣れることを重視して模範解答を切り出していました。

④スキマ時間で思い出してメモ書き
これが私にとって結構重要でした。最初翌日にやってみたら、全然できないことに気づきました。つまり、ノートに書いたものの上っ面だけで自分自身に十分浸透していない。そのため、②・③に戻ってもう一回清書しながら覚える。あと、重要なポイントは暗記ツールReminDOをつかってある程度暗記ルーチンに回すことで補強しました。知らないパターンは最初は暗記しないと始まらないので、1次試験で使い慣れた暗記ツールを活用してスキマ時間に思い出すようにしていました。

⑤「抽象化ブロックシート」との紐づけ
たんなる多面的な切り口については、英語の試験のように単純な対義語を覚えるような感覚ではなく、いわゆる1次知識との紐づけ(経営学的根拠)が重要だと考え、「抽象化ブロックシート」の該当ページを見て必要な1次知識と紐づけをしてみました。抽象化ブロックシートはReminDOに登録していたため、そこに追記する形で気づきを入力し、切り口に加えて関連知識も合わせて振り返るようにしておりました。
過去問を進めていきながら⑤の繰り返しの中で、抽象化ブロックシートが過去問で問われた論点を的確に整理されていて、そのすばらしさを実感するに至ります。(正確には試験が終わってから振り返ってみてですが・・遅い。。)

⑥ファイナルペーパー化
結果的に上記の成果物が自分にとっての2次の”ファイナルペーパー”となりました。最初からそこまで意識していませんでしたが、本番の各事例の直前に読み返し、とにかく多面的解答を強く意識して書く」と念じ、本番に臨みました。

振り返って評価すると①の写経が効率的だったのかという疑問はあります。私にとっては、書いて覚えることが合ってたので模範解答のような語句や言い回しが引き出しから出せるようになるための唯一の手段と考えてました。混乱期には自己満足に近かったかも知れません。ただ、非効率でも少しでも前に進める感触があったので精神安定にはなっていたと思います。

手書きに慣れていなかった私としては、1次終了から2次までの短期間で、ひたすら手書きで書くという行為を繰り返すことで、字を書くスピードを上げる、20字1行の字数感覚を身につける、という点で”筋トレ”として有効であったと考えます。実際、これだけ書いたから初見問題でも解答用紙埋めることくらいはできるだろう、という(今思えばよくわからない)自信につながったのは良かったですね。手法が合う・合わないは人によって違うのでご参考まで。

 

3.外部の力を借りて検証・ブラッシュアップ

(1)予備校、模試

上記の学習を続けていましたが、AASのオプション講座、模試で試してみるということを行いました。AASのオプション講座の場合、新作事例をその場で解いて当日採点・解説なので気づきを得る点で有効だったと思います。模試はどうしても採点結果がわかるまでのタイムラグがありますからね。模試はあくまで参考程度と位置付けてました。実際先輩方から2次模試の採点は本番とは関係ない、当てにならないと聞いていたので、あまり気にしていませんでした。

(2)勉強会

9月中旬頃からはWeb勉強会(ココスタ)の門戸を叩きました。正直焦っていたのと、他の方の多面的思考を盗みつつ、自分は恥ずかしい思いをして他人から突っ込んでもらおう、と思ったところもあります。
自分の解答は全然自信がなかったのですが、大きくズレていてない部分もありつつ、設問にフィットしていない切り口も見つかり、プラスもマイナスも多くの気づきを得て、モチベーションは高まりましたね。
当時は必死でしたが、今振り返ると他の方へその場で口頭で意見を言うというプロセスにおいて、ものすごく(診断士的)思考を頑張ってしようとしていることに気づきました。勉強会では確かに自分の解答をさらして多面的な意見をもらう、気づきを得ることの効果が高いと思っているのですが、それ以上に他人の解答を分析し、コメントを考えるプロセスが重要と感じます。自分と同じ受験生を目の前に、人前で恥ずかしいアホなコメントはできないというプライドが自分に程よい緊張感を与え、無理やりでも深い思考を促進し、結果多面的思考がブラッシュされた気がします。
私の時は今思えば参加者のレベルが高かったので、片面からしか論じていない人はいないので、もっと違う次元での議論でしたが、(自分も出来ていないことは棚に上げて)「ほかに切り口がないのか」という観点で考える、という点で鍛えられたと思います。中身はともかくも、リアルなディスカッションでこのスピードが上がったように思えます。勉強会でもこうした観点のみを集中的にトレーニングするディスカッションがあっても良いかもしれません。

 

4.普段から意識して定着させる

普段からこの思考プロセスを徹底して定着させいないとダメだと思い、仕事でも多面的思考を心掛けるように強く意識しました。今までしていなかったわけではないですが、常にもう一つの視点がないか、立ち止まって考える癖を付けました。「営業」と「開発」、「自部門」と「他部門」、「自社」と「顧客」、「自社」と「競合他社」。改めて並べたところで、当たり前といえば当たり前なんですが、意外と社内の議論は目先の損得重視で近視眼的になっていることが多く、「もう一つの切り口」に気づけていない。なるべくそういった観点を短い時間で取り入れるように意識しました。

 

5.切り口集

では具体的にどういう内容のものを作ったかを記載します。実際のノートそのものには模試や予備校、各種書籍の模範解答をそのまま転記しているため著作権等を考慮しそのままは公開できません。「切り口」については実際に使ったものと、いくつか追加しましたのでご参考になればと思います。

(1)作成例(上記2.②、③のプロセス)

実際に自分の再現答案を「模範解答」と見立てて、どのように切り口集を作成していたかを以下に記します。

例)

<参考にする回答>
理由は、①葉たばこ生産者の後継者不足や高齢化が急速に進み、市場が縮小して売上が低下したため、②補修用部品の在庫管理が不十分で計数管理が行われていないため、費用が増大したから、である。
(収益悪化の要因)
「売上(低下)」・・葉たばこ生産者の後継者不足や高齢化が急速に進み、市場が縮小
「費用(増大)」・・補修用部品の在庫管理が不十分で計数管理が行われていない

といった感じで模範解答を切り出し、2つの切り口のセットを整理しながら覚えます。

(2)切り口集(ご参考まで)

相反する観点のものと、並列の別観点のものと混在しています。実際の模範解答ではこうした切り口で解答している、という着眼点を理解することがポイントです。

(切り口)
「外部」と「内部」
「生産面」と「営業面」
「組織面」と「人事面」
「組織構造」と「組織文化」
「能力開発」と「モラール向上」
「既存事業」と「新規事業」
「研究開発力」と「営業力」
「衛生要因」と「動機付け要因」
「顧客」と「競合」
「短期(成果、効果)」と「長期(成果、効果)」
「機会」と「脅威」
「自社」と「協力者」
「自社」と「顧客」
「事業構造」と「事業展開」
「良い影響」と「悪い影響」
「有形」と「無形」
「商品」と「サービス」
「商品」と「プロモーション」
「プロモーション戦略」と「販売戦略」
「特注品」と「一般品」
「不特定多数」と「地域密着」
「新規顧客」と「既存顧客」
「直接」と「間接」
「客数」と「客単価」
「規模」と「効率」
「ロイヤルティ」と「顧客関係性」
「売上拡大」と「社会貢献」
「人的販売」と「口コミ」
「立地」と「経営資源」
「生産技術」と「営業」
「計画」と「統制」
「製品面」と「サービス面」
「情報発信」と「情報収集・受信」
「作業工程」と「作業員配置」
「進捗管理」と「余力管理」
「生産計画」と「在庫管理」

この辺りを意識して使いこなせ流ようになってくると、事例を解くのが(少しだけ)面白く感じてきます。

私は、特に最後の方の戦略助言の設問などが最初の頃さっぱり出来ずでしたが、多面的な切り口を意識して解答を構成できるようになってくると、それなりに書けるようになって来ました。今回の記事をヒントに自分の中で多面的思考を意識して頂ければ、グッと合格に近づけると思います。

以上、3chでした。


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カワサンです。

9月の中旬、私の地元北海道では山間部の初雪がニュースになる季節です。
「銀泉台」という付近では紅葉が見ごろになり、魚(秋サケ、サンマ)、新米やジャガイモなどの秋の恵みがお店に出回ります。

2次筆記試験は、昨日9月18日が申込締切日でした。

申込を決めた方、ここから10月25日まで突き進むのみです!

今年度は見送った方、来年に向けてしっかり計画立てて進めて下さい!

来年度1次試験から受ける方、今から全力だと息切れします。時々休憩、時々ストイックと、少しずつギアを上げていって下さい!

皆さん、それぞれの環境でそれぞれのご決断をされたと思いますが、皆さんの目標や夢に向かって、前に進むことには変わりないと思います。誤解を承知で言えば、それぞれの人生がありますので、そこに対して合格が早い遅いと言う考えは無いと思うのです。

============================

さて今日の本題です。
2次筆記試験、筆記用具の持ち込みのルールが以下の通り定められています。
(令和2年度中小企業診断士第2次試験案内より抜粋)

⑴ 試験当日に持参するもの
– 中 略 –
② 筆記用具等
ⅰ 黒鉛筆またはシャープペンシル(HB または B 程度)
ⅱ 消しゴム(プラスチック製)
ⅲ 鉛筆削り

– 中 略 –

注1 定規、マーカー・色鉛筆を使用しても構いませんが、マーカー・色鉛筆は解答用紙には使用できません。

– 以下略 –

そこで皆さん、黒鉛筆・シャープペン限定だった1次試験と違って、色ペン等の筆記用具で試験に臨まれる方が多いようです
当ブログでも色ペンマーカーを使った解法について多数の記事があります(検索バーから検索してみて下さい)。

しかし、私は色ペン使わない派でした。

また、勉強中の方で「ペンの使い方に悩んでいる」という方もおられるようです。
そこで今日は、ペンの使い方について参考になる内容をお届けしたいと思います。

 

1.問題用紙に色をつける必要があるのか?

そもそも、色で分ける必要性はあるのでしょうか。

人間は視覚から約90%の情報を得るという研究結果があります。
(深作秀春『視力を失わない生き方』より)

それを踏まえると、モノクロームの問題用紙を「見やすくしたい」という意図から色分けするのは、理に適っていると考えられます。

一方で「」と思う方も居るのではないでしょうか?

いきなり理屈っぽいですが、色分けすれば良いのではなく、分かり易くするために色分けするというのが、問題を解く手段の一つでしかないのです。

合格者が色ペンやマーカーを使っていたからといって、頑張ってそれを模倣するではなく、参考にしながら自分にとってやりやすい方法を決める、というスタンスが良いと思います。

2.自分が今まで筆記用具をどう使ってきたかに合わせる

いろんな方法を試しました。しかし、どうも地に足がつかない。

という方もいらっしゃるかと思います。

であれば、やり方を変えるしかありません。

一番手っ取り早いのは、仕事や日常生活での筆記用具の使い方に合わせるというものです。

この時期から新しいやり方を試して、道具の使い方で迷走するのは時間がもったいないです。

皆さん筆記用具は日常的に使っているはずです。
「いつもどおりの使い方」で臨まれるのが身体にもフィットしやすいと思うのです。

※オススメ筆記用具はこちらを参照

~私の場合はこうでした~

私は日常生活で4色ボールペン(赤・青・緑・黒)とシャープペンを使っていますが、試験本番ではシャープペン1本で挑みました。お守りに4色ボールペンは机上に置きましたが。

4色ボールペンを使うことになったのは、高校生の時に齋藤孝さんの「読書力」を読んで、そのやり方を取り入れたためです。試したところ、それが型にはまったという感じです。
大学生や社会人になってからも、少しずつアレンジして以下の方法で使っています。

 一番大事なところ、今後取り組むべきコト、次回の打ち合わせまでにやること

 他人が発言した重要なこと

 自分が考えたこと、思ったこと

 上記以外の、発言や要旨などのメモ

しかし、試験勉強で上記のやり方を試しましたが、あまりなじまず(強いて言えば緑が使えるかどうか)、シャープペン1本で片付けました(後述)。

ちなみに、私がシャープペン1本でいいんじゃね?と気づいたのは以下の記事を読んでからでした。

【劇薬注意】80分では時間が足りないあなたへ

ちょうど去年の今頃にこの記事を読んで、シャープペン1本で解くやり方を確立しました。

様々な方法を試した結果、色分けに時間がかかってしまい「これじゃ問題文を理解できない」となったのです。

私の場合は、4色ペンや蛍光ペンを試しましたが「この文言は何色で分けるべきか」という所に力が入りすぎて、最も大切な与件文の理解がおろそかになってしまいました

また、ペンを持ちかえる動作が(たった数秒とはいえ)非常に煩わしく感じられ、集中力も削がれていました。

そういう意味では、ゴルフ場でのアイアンを選びも私は苦手です。
(そもそも、基礎がおろそかで下手過ぎるんですが…)

 

3.シャープペン1本で、私の80分の過ごし方

【劇薬注意】の記事にありましたが、私の場合も常に書いていないと頭が回らない性格でして、読みながら、考えながら、余白にメモやべん図を書いておりました。

(1)試験開始~2分:与件文の1段落目を読む

・企業の概要を把握(業種、資本金、社長のパーソナリティ等)、下線ないし余白にメモして把握

・次の段落に読み進めたい衝動を抑えて設問文へ

 

(2)2分~5分:設問文を読み、答案の構文を決める

・第1問から順番に読む

・2回読んで理解できない設問文は「☆」マークを付けて要注意

・設問文を読み、答案の構文を決めて設問文の横にメモ

構文パターンの例

「60字以内で説明せよ」⇒「①~、②~」

「理由を60字以内で」⇒「理由は①~、②~だから」

「140字以内で助言せよ」⇒「現状は~である。今後は①~、②~により●●●を強化する」

 

(3)5分~20分:与件文を精読

1段落目から読み進め、とにかく線を引いたりメモしたり、筆を動かす

・設問に登場した文言:下線を引いて番号を振る(第1問なら”①”、第2問設問1なら”②-1″)

・接続詞:丸く囲う(”しかしながら” ”さらに” など)

・会社組織や製造工程:フリーハンドでべん図、表を描いて理解

・思った事や推定されることは余白に書きだす

 

(4)20分~65分:第1問から順番に解く

・出題順もまた出題側の意図がある、与件文で使う所と出題順はおおむねシンクロすると思ったため、☆マーク以外は順番に解くと決めていました

・前回の記事に書いたように設問文の図化、因果の図化をベースに答案骨子を余白上で作成

・骨子が決まったら、清書せずに答案に記入

・☆マークの設問は最後に着手し、(5)の確認時間を意識しながら熟考

 

(5)65~80分:答案の確認(因果、言葉づかいを意識的にチェック)

下書きをせずに、骨子だけ作り答案に書き込んでいたので、過去問で試験勉強していた際から、因果がおかしい事がありました。
これはクセで直しようがないと思ったので、残り時間で因果や誤字脱字をチェックし、収まり良くなっているか見直すようにしていました。

試験本番では、この時間は鉛筆で答案を書く音が会場中に響き渡る「カリカリタイム」であり、会場の空気というか、雰囲気には今まで経験したことのない独特なものがありました。
(さすが国家試験という感じがした)

 

では、また!


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おはようございます!おべんと君🍱です。
自己紹介はこちら。前回までの投稿記事はこちら

今日から本試験までの投稿は「実録失敗談」をお送りします。

「2次試験こうすべし!」という投稿は他のメンバーに託して、私の記事は「2次試験これはするな!」という反面教師としてご活用ください。

 

早速ですが、今日は「過去問に引っ張られるな!」と題して、過去問を中心にアウトプットしてきたがために失敗してしまった内容です。

2次試験の合格に欠かせない過去問は日々一発合格道場記事をお読みの方は、ほぼ100%の方が日々取り組まれているかと思います。

なので、逆に言えば100%の方がこの失敗にはまる可能性があります。

そんなことにはなって欲しくない!ので是非私の失敗をお読みいただき、合格につなげてください!

 

<本題>
これは予備校に通学して満を持して臨んだ2回目の2次筆記での失敗です。

私の中では事例Ⅱはつかみどころがない事例で、苦手でした。そのため、過去問を念入りに繰り返し解いて何とか本質を理解しようとしていました。

平成30年度の事例Ⅱは、老舗日本旅館を題材にしていました。私が完全に頭が真っ白になった問題はこれです。

第2問(配点25 点)
B社は今後、新規宿泊客を増加させたいと考えている。そこで、B社のホームページや旅行サイトにB社の建物の外観や館内設備に関する情報を掲載したが、反応がいまひとつであった。B社はどのような自社情報を新たに掲載することによって、閲覧者の好意的な反応を獲得できるか。今後のメインターゲット層を明確にして、100字以内で述べよ。

メインターゲット層までは抜き出せたのですが、好意的な反応をどうやって獲得するか?全く出てこなくなってしまいました。

事例Ⅱは与件にある情報量がほかの事例よりも多いので整理ができていなかった、というのも大きな理由なのですが、

最も大きな理由は、、、過去問に引っ張られました。

どういうことかというと、事例Ⅱで温泉旅館が出題されたのはこの年が初めてではありません

平成20年度も老舗の温泉旅館が出題されていました。平成20年度の温泉旅館は、宿泊客へのきめ細かい対応評価されているという旅館でした。

つまり「きめ細かい対応=高評価」です。

そして、ここで頭の中でありえない変換が起こります。

「きめ細かい反応=高評価→→→好意的な反応→顧客満足向上

今思えば、どう考えてもありえない変換です。この記事を書いていて恥ずかしくなってきました・・・

冷静にこの時の私の頭の中を解説すると、
_与件読んでもよく分からないなぁ。どうしよう・・・
_平成20年度の温泉旅館の記憶が湧いてくる
_③あの時の温泉旅館は「きめ細かい対応」で評価を得ていたな
_④与件を再度読む、、、やっぱりよく分かんないな
__→というかこの時点で思考が停止していたはず
_もう分かんないから、過去問の答えを書いちゃうか(汗

という感じだったと思います。

「きめ細かい対応」なんて言葉は、与件のどこにも書いていません。すなわち、この旅館がきめ細かい対応をしているかなんて全く分かりません。

根拠が全くないということになります。

この年の事例Ⅱはかなりグダグダで、結局53点という結果でした。

 

<原因>
「過去問でも同じようなことを問われたから、今回もそれを書いても少しは点になるだろう」という甘い考え木端微塵にされました(当たり前)。

この失敗は「過去問の答えを書いてしまった」ことが直接的な原因なのですが、本質的な原因は、

与件に沿っていないことを書いた」という一言に尽きます。

仮に過去問と同じ解答を書いたとしても、与件にも同じことが書いてあれば得点が入ったかもしれません。

与件から必要な情報が抜き出せなかったために、過去問に似た事例があったのをいいことに、この年の事例企業に合っているか根拠が与件に全く書いていないのに、安易に過去問の解答を書いてしまったことが最大の失敗です。

 

<対応策>
では実際の本試験でこんな状態になった場合、どうするべきか?

①それでも与件から探して書く
1次知識から書く

結局これしかありません。
私のように「過去問で同じような解答があったから」という安易な考えは止めましょう。残念ながら与件に根拠がなければダメです。私の前回の投稿に当てはめると、B→C評価へ一直線です。

悩んでもこの①、②を抜き出せるように、道場メンバーの記事をお読みいただき日々学習してください。

過去問に引っ張られる内容としては、他にも

「○○年の過去問の問われ方が同じだな」「○○年の過去問と同じようなパターンの解答が書けそうだな」と感じたときです。このような軽度であれば、それが本当に事例企業に当てはまるのか? 何度も自問自答すれば事例企業のところに戻れるかもしれません。

ですが「○○年の過去問の問われ方が同じだからこの解答に違いない」「○○年の過去問と同じようなパターンの解答が書けそうだからこの解答に違いない」と思ってしまうと、ほぼ100%事例企業には戻れません。ただの思い込みです。

過去問をやればやるほどパターンが見えてきて、色々分かってきます色々見えてきます。そしてさらに突き進むと思い込みが強くなります。私は2次試験3回受けているので、正にそうでした。でもそれだと合格が遠のきます。

 

もし本試験で、過去問のことを思い出しすぎてしまったときは、
私の失敗談を「逆ベストプラクティス」として
思い出していただき、失点を防いでください!

この投稿が皆様のお役に立てば幸いです。
以上、おべんと君でした。


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本試験1カ月前という超直前期の入り口に立った時、「来た道の点検」と「進む道の確認」に、よろしければ活用し倒して下さい!

 

おはようございます。さとまるです。

早くも9月。2次試験まで1ヶ月半となりました。ご自分の課題を把握し、課題克服のための打ち手は発見できていますか。打ち手が見つかっている方は、そのまま邁進して改善を図っていきましょう!課題の把握がまだの方は、もう少し過去問など事例にあたってみるか、勉強会などに参加して、他人の目を入れた復習をしてみても良いかもしれません。

勉強会の効用はいくつかありますが、自分が実感したのは、以下の2点です。

・成功・失敗を共有できること:自分の失敗に気付き、他者の失敗を追体験できる。
・自分が気づかない癖に気付ける:自分の癖(自分にとって普通にやっていること)が、他者にとって普通で無いことを知ることができる。さらに、あわよくば癖の直し方のアドバイスを受けられる。

まとめれば、一人で勉強するより経験値をアップできる効果があるのかなと思います。周囲には、何年も受からなかった方が、2次試験まで数週間で参加した勉強会での指摘によって解答法を軌道修正した所、すんなり受かった!という例もあり。どうしても課題が見えない、打ち手が見つからないという方、自分の解答を持って、勉強会に参加してみるのも手かもしれません。

さて今日は、自宅で集中して勉強する際のポイントをお届けしたいと思います。今の時期は、ちょうど季節の変わり目で、夏の疲れが出てくる頃。集中したくても台風が気になったり、外出して気分転換しようにもコロナが気になって自宅で。。でも自宅では集中できなくて。。という方もいらっしゃるのではないでしょうか。

私は気分転換を兼ねて、主に自宅や会社周辺のカフェで勉強するのが日課でしたが、夜の勉強はどうしても深夜になるので、自宅で勉強していました。でも、なかなか勉強にとりかかれず、集中が続かず。自宅で集中できる方法を試行錯誤しているうちに受験日を迎えた記憶があります。

また、今回、コロナで在宅勤務が認められたこともあり、自宅で集中して仕事をするのはどうしたら良いか考える機会を得ました。そんなわけで、去年の経験と今年のリサーチから、自宅で集中して勉強する方法を真面目に考えてみたいと思います。

■集中できる環境をつくる

集中を遮る音や、視界に入る情報はみんな遮断してしまいましょう。例えばスマホの着信音。何か連絡がきた!と気づくからスマホを見てしまい、ついでにネットサーフィンに繋がることも。。勉強中は機内モードにして、ネットを遮断するようにしていました。

また、去年1次試験の勉強中に聞いたのが、目の前にモノがバラバラ置いてあると集中しにくいという話。一説によると、置いてあるものを一つ一つ認識するために、脳のリソースが使われてしまうからなのだとか。整理整頓して傍に置いておくか、整理が面倒な時はカバーをかけて見えなくするのもおすすめです。

例えば、ダイニングテーブルで勉強するとき、使用済みの食器が目に入ると洗いたくなるのでシンクに一時待避、子供のおもちゃが目に入ると片付けたくなるのでタオルをかけて視界に入らないようにしていました。

また、大学受験のサイトでお勧めされていたのが、部屋をカーテンで仕切ってその中で勉強する方法です。大学受験なので子供部屋で勉強するのを前提としたアドバイスでしたが、要は視界に余計なものを入れないというのがポイントだと思います。

オンオフ切替えスイッチを作る

これをしたら勉強開始!となるスイッチを作りましょう。カフェで勉強していた時は、席について熱いコーヒーを一口啜る、というのが私にとっての勉強のオンとオフを切り替えるスイッチになっていました。

また、1次試験に受かってからはかなり夫も受験を応援してくれるようになったため(それまでは半信半疑でまあ頑張って、程度だったのですが)子供たちの寝かしつけは夫にお願いしていました。子供たちの「おやすみなさーい」を聞くと、ここからは自分の勉強時間ということが意識でき、やはりスイッチが入っていました。

その他、在宅学習の子供達向けに紹介されていたのが、学校のチャイムを鳴らす方法。実際チャイムを鳴らすと、パブロフの犬的に家でも机に向かってくれるという声が寄せられていました。すでに学校で習慣化されており、意識を向けやすいのかもしれませんね。

逆に、リラックスしすぎるというか、集中が途切れるスイッチというのもあるので要注意です。職場に、一級建築士を始めとする難関資格ホルダーがいるのですが、その方はスーツを脱ぐと一気にリラックスするので、スーツのまま毎日帰宅後3時間資格勉強をしていたそうです。私もメガネやコンタクトを外して視界がぼやけると、時間に関わらず眠気が襲ってくる習性があるので、そこだけは注意していました。

■勉強の終了時刻を決める

勉強を始めるときに、何時まで勉強するか目安を決めておきましょう。辛くて大変な仕事、どうしても終わりそうにない仕事も、終わりが見えているとあともう少し!と頑張れたり、締め切りを守るために集中力がアップしたりするものです。

2次試験の勉強の際、最初の1ヶ月は「納得いくまで解答を書く」という方針で時間をあまり意識せずに事例を解いていましたが、どうやら80分に全く収まりそうにないことに気づき無理をしてでも「本番と同じ80分で解く」という方針にしてから、俄然集中力が高まった記憶があります。

また、特に土日は時間を意識せず、つい勉強をしがちだったため、ある時から昼食や夕食は家族と一緒に食べると決めて、その時間までに勉強が終わるよう学習を進めるようにしました。結局復習などは予定時間をオーバーすることも多かったのですが、勉強の終了時間を決めないより、時間の質は格段にアップしたのではないかと思っています。

そして、一番大事なのが、

■「今やること」を明確化する

いくら環境作り、スイッチ作り、終わりの時間を決めていたとしても、今やることが決まっていなければ、勉強に没頭するのは難しいのではないでしょうか。

冒頭でお話しした、自分の課題と打ち手の話にもつながりますが、
「今やることが明確である」の逆を考えてみると「今やることが不明確(何をすべきかわからない、迷う)」。

その理由として、「自分にあった学習計画が立てられていないから」。

さらに、学習計画が立てられない理由を深掘りすると「自分の課題の打ち手(解決方法)がわからないから」。

さらにさらに、課題の打ち手がわからない理由を深掘りすると「自分の課題がわかっていないから」。多くの方は、ここに行き着くのではないかと。

特に初学者の方は、現時点で経験者と圧倒的な実力の差がある場合が多く、すでに何も課題がないという場合は稀だと思います。課題がわかっておらず「今やることが不明確」の場合は、課題出しから始めてみましょう。

逆に、課題は認識しているが、課題が多すぎたり大きすぎたりして「今やることが不明確」の場合もあるかもしれません。その場合は、課題の優先順位付けやもう一段階小さく課題を分解して少しずつ解決していくアプローチをとることで、今やることを明確化してみてください。

例えば、「事例Ⅳで60点確保する」だとしたら、事例Ⅳの問題を経営分析やNPVなどの分野に分けてみて、どこから先に仕上げていくのかを考える。
「80分で解答する」だとしたら、設問の分析、与件文読み、解答などの、工程ごとに時間を短縮できないか工夫してみる、など。

今回はコロナで外出できない、外出しにくいことを前提に、自宅で集中して勉強する際のポイントをお届けしました。

秋は台風シーズンであると同時に、実りのシーズンでもあります。勉強すると脳がカロリーを大量消費する(はず)、ということで勉強会の仲間とは、もぐもぐタイムを必ず設けて一息入れていました。実りの秋を楽しみつつ、残り1ヶ月半頑張っていきましょう!

以上、さとまるでした。


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皆様、こんにちは。3chです。
今日も道場ブログを読んでいただき有難うございます。

本日は9月5日に開催しました一発合格道場主催のWeb勉強会「道場オンライン合宿2020」をレポートします。

1次試験合格発表の日に募集開始しましたが、12名の枠が募集開始20分弱で満員御礼となりました。参加したかったのに参加出来なかった方、誠に申し訳ございません。どうしても運営上、枠を増やせず12名での実施となりました。そして、ご参加いただいた方、ありがとうございました。

1.道場オンライン合宿2020概要

(1)道場の勉強会

道場オンライン合宿は、道場夏セミナーで参加者の方からのWeb勉強会開催の強いご要望を多数受け、企画致しました。一発合格道場でも過去、東京・大阪で年1回程度の勉強会(リアル)を開催しておりました。今年はWeb勉強会として企画しました。受験生の不安感や孤独感を解消し2次に向けて勉強を加速していただくことを目標に、1日濃縮型で4事例を行うようにスケジュールしました。タイムスケジュールは2次本番に合わせ、80分を事例時間とした構成にしております。

(2)Web勉強会

今年度になって各所で活発に行われているWeb勉強会では、過去問事例を扱ったディスカッションが中心となっています。私の昨年、ココスタに途中から参加し、道場11代目の「ぴ。」や「さいちゃん」とディスカッションを交わしました。私は初年度だったので右も左もわからず参加したのですが、ぴ。のように過去事例経験者が自分が落ちたときこうだったが失敗を教訓にこう工夫した、と言った生々しい意見がものすごく参考になり、一言一言メモしまくってました。ぴ。には受験生時代からホントにお世話になっています。こうした経験を踏まえつつ、道場メンバーがやるWeb勉強会とは、との議論を行い、細部まで検討を重ねて設計しました。

(3)道場合宿での工夫

今回、参加者のチームも経験者と初学者をなるべく織り交ぜ偏らないように工夫し、道場メンバーも高得点者とそうでない方を交ぜて構成しました。事例ディスカッションでは、道場メンバーも自分の再現答案を参加者と一緒に並べ、参加者と全く同列でディスカッションに参加して意見を交わすようにしました。参加者から道場メンバーがグーの根も出ない鋭いツッコミもあり、大いに盛り上がりました。事例Ⅰ〜Ⅲで取り扱う事例は我々が実際に本番で解いた令和元年度です。

 

2.道場オンライン合宿2020リアルレポート

では、実際どんな感じで行ったかをレポートします。道場メンバーも途中複数班に別れれたため、私がいた班の印象を中心に他のメンバーから聞いた内容を踏まえて記載します。各所詳細については道場メンバーが後日記事にすると思いますのでご期待ください。

<概要>

■開催日時:2020年9月5日(土) 9:00〜18:00

■開催場所:オンライン(Zoom)

■参加者:12名 (初学者:7名、経験者:5名)

■道場メンバー:9名

■対象:事例Ⅰ〜Ⅳ(令和元年度事例Ⅰ〜Ⅲ、事例Ⅳ:経営分析演習(H29))

 

<当日実施内容>


9:00-9:40 オリエンテーション

スケジュール説明・自己紹介

朝から集まっていただいた参加者の皆さんを前に、道場メンバー(8名)からワンポイントアドバイス付きの自己紹介。
また、参加者の方には自己紹介で今の課題と合宿で解決したいことを宣言していただく。参加者の方の意識の高さに道場メンバー一同身が引き締まります。
ずっと男性だったと思ってた道場執筆メンバーがまさかの女性!?という驚きの声も。


9:40-11:00 事例Ⅰ

道場メンバーミニプレゼン 担当:3ch

ポイント

・事例Ⅰが苦手なのは自分だけじゃない。夏セミ70人中苦手:60人(11代目事前アンケート 得意:3人、苦手:9人)

・他事例より必要な知識幅が少ないが、原理原則を外すと大きく失点するリスクが高い事例。苦手克服のためには組織・人事の原理原則をしっかりと理解する。

戦略レイヤを意識して体系を整理し、組織人事の原理原則を他人に説明できるレベルまでブラッシュアップ
→例:組織構造のメリット・デメリット(機能別組織、事業部制組織、マトリックス組織)、同族経営のメリット・デメリット

・事例解き終わった後に「時制」を書き出すトレーニング、「組織は戦略に従う」を念頭に戦略と組織の整合性を意識して時制を捉える。

・多面的な解答を意識。そのためには対になる概念パターンを模範解答などから書き出して暗記する。片方を問われたらもう片方が想起できるように。

 

<事例ディスカッション:R01事例Ⅰ第5問>

参加者3名、道場メンバー2名で4班に分かれて事前提出いただいた解答を画面共有しながらディスカッションです。設問解釈や自分の解答の根拠を説明し、各参加メンバーから意見をもらう形で進行します。

事前解答は道場メンバーからも結構レベルが高い、突っ込むの大変だとの前評判でした。

始まると、因果の整合性が取れていない、後半の文章が意味が設問から飛躍しているなど、鋭い指摘が参加者からバンバン飛び交います。参加者の方も、自分がごまかそうとしてたところ、自信がなかったところをズバズバと突っ込んでもらい目が覚めたとの意見。

私が指摘させてもらった事項は、
・機能別組織のメリットでも「権限委譲」など解答の前後、設問文および与件文から直接設問で問われていることから必要ではないキーワードまでいれない方が良い。
・「改革」ではなく「経営改革」と与件文のキーワードをそのまま持ってくる。
・因果の因の羅列で終わっている。因→果となるように普段から文を書くとき意識する。
・事業部制のメリ・デメも想起した上で機能別組織を継続した理由として筋が通る理由になっているか、理論を元に検証する
等でした。

参加して思ったのは参加者の方の指摘が鋭い。結構いい点をついている。率直にそう思いました。去年の今頃の自分はそこまで意見を通せなかったな、と。


11:00-11:40 雑談・質問タイム+休憩

休憩時間もいくつか質問が出てました。拾いきれなかった質問はまた追って記事にしますね。

休憩時間もあっという間に過ぎ、事例Ⅰの熱が覚めやらぬ中、事例Ⅱに進みます。


11:40-13:00 事例Ⅱ

道場メンバーミニプレゼン 担当:CK

ポイント
(事例全般)
・「素直に」回答する。
設問で聞かれたことを、与件に書いてある内容に沿って、シンプルな書き方で回答する。(目の前の社長が座っていることをイメージして)
・回答に必要な要素は5つのみ。
①設問文、②与件文、③書き方、④フレーム、パターン、⑤1次知識
・個性は殺す。
自分の経験や専門知識、ひらめいたアイデアを使った個性的回答はNG。誰でも書ける内容を、完成度高く書くことが大事。
・過去問練習が進み、フレームやパターンが使えるようになってきたら、得点は伸びていくが、これらを使うことにこだわり過ぎないように。
あくまで①設問文や②与件文などが優先度高(事例Ⅱの経営の方向性)
・質>量(高い技術、品質)
・高価格帯>低価格帯
・地域を大事に
・大手とは戦わない
・お金をかけず工夫で勝負
・個性/専門 > 一般的/汎用
・高いCSと長いお付き合いだれに(D)+なにを(N)+どのように(D) +効果 DND+効果を設問要求内容に応じてパターン化しておく。

夏セミの内容をブラッシュし、CK流事例Ⅱ解法術を伝授してもらいました。

 

<ディスカッション R01事例Ⅱ 第3問(設問1、設問2)>

合格者でも議論が分かれる設問。参加者の回答は合格者と遜色ない回答。

・「理由と併せて」と設問文にあるので、「理由」がわかるような文章構成にする、
・デモ・ジオ・サイコで絞り込むターゲットは、抽象的な表現を避け、具体的に手に取るように社長がわかるように与件から持ってきて書く、

などなど、事例Ⅱも活発な議論が巻き起こりました。詳しくは追って道場メンバーが記事にします。


13:00-14:00 昼飯

昼休中、道場メンバーの提案で可能な方はZoomの前でカレーを食べることになりました。道場メンバーも参加者もZoomの前で和気あいあいとカレーを食べる図。いいですね。激しいディスカッションの後は皆んなでカレーを食べながらの昼食タイム。

ちなみに、私はチキンカレーでした。岩塩が食べてたグリーンカレーもスパイシーでいいですな。無印良品のグリーンカレーが最高です。試験勉強の合間に是非。
2次本番でも13時までお昼を食べることができません。結構普段とは違う空腹感が襲ってくるかもしれませんね。本番時は事例ⅠとⅡの間で軽く食べられるモノを用意しておいた方が良いです。
さて、お腹いっぱいになったところで事例Ⅲに進みます。


14:00-15:20 事例Ⅲ

道場メンバーミニプレゼン 担当:かーな

ポイント

・いい意味で、考えすぎない!遠慮しない!素直に書く!
・強みは生かす。課題は解決する。社長の思いは尊重する。

生産性向上生産管理(生産計画、生産統制)

・必読おすすめ記事
骨子作成のコツ(キーワード+矢印法)・絶対に見逃してはいけない3つのこと(かわとも)
だいまつが教える事例Ⅲ攻略の極意(だいまつ)

生産管理の知識押さえてますか?
□QCD(PQCDSME)
□4M+I
□生産方式
→ 多品種少量・小品種多量生産の特徴
→ 受注・見込生産・トヨタ式生産の特徴
→ 個別・ロット・連続生産の特徴(PQ分析との関連)
□ECRS
□5S
□SLP(PQ分析、レイアウト)
□在庫管理(材料の発注方式 [定期・定量]、ABC管理 )
□IE
□設備保全(事後保全、予防保全、予知保全、保全予防)

 

<事例ディスカッション R01事例Ⅲ 第2問>

午後に入ってからもディスカッションは活発に。チームをシャッフルして新たなメンバー構成で開始。私はかーなと一緒に参加。

設問文にある「C社における生産面での効果とリスク」の「生産面」という制約条件の取り扱いについて各チーム議論が白熱。経営リスクだけに飛躍した回答ではなく、生産技術戦略にしっかりフォーカスを当てて解答を作るのが良いとの方向に。どれもレベルの高い回答で、表現や慣れない方はいらっしゃったものの、考え方、着眼点、切り口など、この時期でかなりの段階に来ている方が多数いました。

「加工能力」も単に求めれられる、だけだと意味が伝わりにくいので与件文通り「大きな加工能力」とすると、リスク面が際立つなど、指摘させていただきました。さらに合格者の答案(基本的に全て60点以上のメンバーのみディスカッションに参加)に対しても容赦ないツッコミが。しかも的確。ここでの気づきはかーながきっと記事にしてくれるはず。


15:20-16:00 雑談・質問タイム

結構ここまでで疲れてきたはずも、画面の向こうの参加者の方はやる気満々。質疑応答もあり熱気が伝わってきます。最後の事例Ⅳに進みます。


16:00-17:20 事例Ⅳ

道場メンバーミニプレゼン 担当:ぴ。

ポイント
事例Ⅳは経営分析が重要
経営分析は
①短い時間で→20分で解き終わることを目標に
②間違いでない指標→ 最低限必要な指標だけ使うように
③多面的な視点→安全性、効率性、収益性から1つずつ選ぶ【収益性】P/L上の利益ベースに絞る
【効率性】運転資本+固定資産に絞る
【安全性】短期・長期視点に絞る文章問題
(個別記述の場合)
◎与件とキーワードを因果で
与件から因果の因の部分を引用し、あらかじめ準備しておいた指標ごとのキーワードで因果の果に使う
◎分子と分母の算出式を利用する。
安全性指標は与件に根拠(因果の因)がないので、分子と分母の両面のキーワードをあらかじめ準備しておき、貸借対照表の数値だけを根拠に記述する。(総合記述の場合)
◎収益性、効率性、安全性の区分を明確にする。
分析のキーワードを使うことで区分が明確になり文章が締まる。
◎与件の言葉や財務諸表の分析を引用する。
文字数が少ないので難しいが、与件の言葉や財務諸表の数値の動きの言葉を使うことで、説得力が高まる。
◎箇条書きの場合、設問1の番号と揃える。
設問1で①に悪化、②に優れている点、の場合、箇条書きにする時、番号を設問1と揃えることで、採点者に伝わりやすい。

<追加講義:非支配株主とは(おべんと君)>
連結といえばおべんと君の渾身記事、連結会計シリーズ。私も何度も読み返して勉強になりました。

【渾身】連結会計vol.1:中小企業診断士
【渾身】連結会計vol.2:中小企業診断士
【渾身】連結会計vol.3:中小企業診断士

今回演習では平成29年度の事例を扱い、連結会計における非支配株主とは、をわかりやすく講義してもらいました。自己資本比率の計算において、非支配株主持分は、親会社以外の株主の持分なので、D社の自己資本に含めないため、その分を除いて自己資本比率を計算しなければなりません。このポイントを掘り下げてわかりやすく説明してもらいました。

 

<経営分析事例演習:平成29年事例Ⅳ 経営分析>

プレゼンの後は予告なく平成29年度の事例Ⅳを画面に写しての演習です。20分の制限時間で指標計算と文章問題を一斉に解いて頂きます。すでに解かれた方もいらっしゃると思いましたが、ここまで事例3本やってきて疲れが溜まっているところでのいきなりの経営分析演習。本番はもっと疲労感と緊張感がたまっている中で解かないといけません。少しでも体感できたら良かったと思います。

オンラインでの演習は初めての試みでしたが、画面だけを見て解いてみて、「いかにメモが重要か、改めてその大事さをわかりました。貴重な経験でした。」とのご意見をいただきました。

その後のディスカッションでは、どの指標を選んだかを中心に議論しました。私の班は3人ともそれぞれ微妙に違い、意見が割れましたがそれぞれ根拠をしっかりと意見提示できていた点はよかったと思います。私の場合、与件文を読み込んだ上で指標計算するので、指標選定で迷ったときは必ず与件根拠で検証していました。B/S、P/Lの算出だけで判断ではなく、与件文からD社の経営状況を押さえた上で整合性を意識した指標の選定と根拠のピックアップが必要ですね。

ディスカッション終了後、ぴ。の丁寧な解答解説講義で終了。あっという間に事例Ⅳまで終わってしまいました。

 


17:30-18:00 クロージング

最後にクロージングということで質疑応答タイム、そして参加者全員から気づきについてコメントを頂きました。そして道場メンバーからのメッセージで終了!

クロージングの後は、残った方で懇親会。こちらでも質疑応答がいくつもありました。

参加者の方、長時間お疲れ様でした。多くの方が気づきを得れた、モチベーション向上につながったとご意見を多数いただきました。また、途中で退出した道場メンバーにも御礼言いたいとの暖かいコメントも頂戴しました。メンバーに確かに伝えてさせていただきました。

 

3.アンケート結果(速報)

参加者の皆様のアンケートから満足度5段階評価(5が最も良い)で回答者11名中10名から5、1名から4の評価を頂戴しました。ご回答いただき、ありがとうございました。

アンケート結果や頂いた質問事項、要望事項などはじっくり読ませていただき、今後の貴重な資料として道場の運営に役立てていきたいと思います。また詳細情報や当日お答えできなかったご質問、各班での気づきなどを、後日記事にする予定ですのでしばらくお待ちください。

最後に、参加者の方のアンケートから「この合宿でどのようか気づきを得たか」について、ご回答いただいた内容を記載させていただきます。

 

「得た気づき」参加者皆さんのアンケート結果より
・勝手に自分の理解で言葉や論理を省略しない。 社長の想い(与件)、設問に沿って回答をする。
・中小企業診断士試験として、要求されているものと、実務ギャップ。
・因果について、実践で使えるレベルの理解が初めてでき転換点になると思います。
・結論を最後まで書く
・知識の不足と新しい切り口
・解答に詰めの甘さがある点 勉強を重ねる内に知識寄りの解答になってしまった点です。
・他の方の答案のまとめ方や回答スタイルなどです。
・回答のフレーム。因果。
・文章の書き方、自分の思いつかなかった与件文の読み込み方、細かいテクニック、現場対応の方法等
・多面的な解答、効果や理由についてきちんと記載すること。 与件文からの抜き出しは概ねできていて(多分)、解答の方向性としても大きな間違いはなさそうなので、勉強の道筋は立ったと思います。
・自分として書きやすく、それなりに形になったと思った解答が、かなり不足している旨のアドバイスを頂いたり、反対に、自信がなくダメもとで与件文の内容をまとめた解答が一定の要素を拾えていると評価して頂いたりと、1人では気づけない視点や基準を感じられた。今の自分ができること(成長したこと)とこれから身に付けなければならないこと(成長できること)が明確になり、具体的な手段の発見に結びついた。

 

それぞれの勉強の進捗状況、バックボーンによって同じ時間・同じ空間でも感じることは多種多様。参加者の皆様にいろいろな気づきがあって、道場メンバー一同開催して良かったと思っております。唯一、これをリアルで開催できなかったのが残念です。

まだまだ2次試験まで時間があります。これから十分逆転可能。体調にはくれぐれもお気をつけて。その上で最後まで走り切ってください。

以上、3chでした。


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日時:2020年9月5日(土) 9:00~18:00
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受付方法こくちーず

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こんにちは! 等身大の独学ストレート生・金型屋のかーなです!

 

前回までの記事はこちら

 

 

何が何やらよく分からないまま8月が終わっていました。

夏休みもお盆の帰省さえも、ままならない方も多かったことと思います。

一次試験後、二次の勉強をしようにもなかなか勉強に身が入らなかった方も

そろそろ!

そろそろ本腰入れて参りましょう!

 

大丈夫、死ぬ気でやってもあと50日。

その後は二次筆記試験の合格発表まで、いろいろ我慢していた気持ちを解放するボーナスタイムが始まります!!

(よく言われることですが、筆記試験の勉強をしっかりしていれば、口述対策は筆記試験の合格発表後に始めても間に合います。昨年の二次筆記試験後の道場の懇親会・いわゆる事例Ⅴでも先代がそう言っていましたし、事実私もそれで間に合いました。)

筆記試験後は世界を救う旅に出た、という話も複数名から聞きました。

 

いいですか? 筆記試験後の解放感は、勉強を頑張れば頑張るほど味わえるものです。

全力で味わいにいきましょう! そのために今は勉強だ!

 

 

 

さてさて、皆様二次試験の過去問を解いていらっしゃる頃だと思います。

今回は私が過去問演習→答え合わせの後にやっていた、「ストックフレーズの収集」についてご紹介したいと思います。

 

 

【はじめに】ストックフレーズとは

 

私は二次試験の勉強中、ふぞろいやネットの記事で見かけた単語や言い回しで「これ、使えそうだな」というものをノートに書き留めてストックしていました。

これを便宜上、ストックフレーズと呼ぶことにします。

 

内容は二字熟語程度の短いものから、長めの文節まで様々です。

ポイントは、本番の試験でも使えそうな汎用性のあるフレーズを探すこと。

解答に使う時は多少語尾などアレンジしても良いので、とりあえず「使えるかも」と思ったら、どんどん過去問演習用ノートにメモしていきます。

そして、通勤時間にパラパラめくって眺めたり、過去問演習の前に目を通したりして、自分の語彙として定着させるよう意識していました。

あくまで単語や言い回しなので、丸暗記するというよりは、「こんな表現もあったな」となんとなく覚えておく程度でOKです。

道場のサイト内検索で「ストック フレーズ」で検索すると数件ヒットしましたので、先達の方々も実践していた方法のようです。

 

 

ストックフレーズをおすすめする理由

①解答の要旨を明確にできるから

②字数制限に対応しやすくなるから

 

実例を挙げた方が分かりやすいと思いますので、以下例題をご覧ください。

 

まずは①解答の要旨を明確にできる からいってみましょう。

例題は、平成30年 事例Ⅰ 第2問(設問2)。

※研究開発中心のA社の話です。

「A社長は経営危機に直面した時に、それまでとは異なる考え方に立って、複写機関連製品事業に着手した。それ以前に同社が開発してきた製品の事業特性と、複写機関連製品の事業特性には、どのような違いがあるか、100字以内で答えよ。」

 

まず、私が過去問を解いて書いた解答がこちらです。

以前の製品は、製品を販売した時点で取引が完了する売り切り型の事業であり、安定性の面で限界があったが、複写機関連製品は複写機本体を売った後も複写機の再生品や関連部品、トナーなどの消耗品が売れる。(96字)

 

 

いかがでしょうか?

大きく間違ってはいないけど、イマイチですね。

基礎力不足から具体に逃げていますが、「一言でいうと何なの?」と詰め寄られた時に返事に窮するパターンです。実生活と大して変わらんなぁ。

 

例によって「ふぞろい」で採点し、より多くの再現答案に触れるため道場記事を検索しました。

すると、合格者の答案は、文中の言葉を使って「安定的な事業の柱となる」「継続的な収益を確保できる」などと結論付けた解答が多いことがわかりました。

そう、一言でいうと、「継続的な収益源になるか否か」なんですよね。

言われてみればその通りなんですが、正直、自分ではそこまでまとめて書くことができませんでした。

でもこの言い回しを知っていれば、「安定性の面で限界があった」より、ずっと明確で芯を食った解答になると思います。

このフレーズは、わりと普遍的なので他の年度でも(そして本番の試験でも)使えそうだと思い、ストックフレーズにいたしました。

 

ちなみに、この時参考にした道場記事はこちら。

10代目高得点解答にみる2次試験合格のポイント!平成30年度事例Ⅰ  by10代目なおさん

 

 

次に、②字数制限に対応しやすくなる についてです。

 

例題は、平成29年 事例Ⅱ 第1問。

※家族経営のふとん店の話です。

「B社について、(a)自社の強みと(b)競合の状況をそれぞれ60字以内で説明せよ。」

 

(a)自社の強みについて、私が書いた解答がこちらです。

①睡眠状況を聞きながら商品を薦めるこだわりの接客②ノベルティ目当てに来店する顧客の存在③井戸端会議で人と情報が集まる。(59字)

 

60字だから要素は3つかな、と思いつつ、字数が足りない……うまく書けない……となかなか苦しかった問題でした。

本当は他にも強みあるけど(日用品販売で顧客との継続的な接点のくだり等)、とも思いましたが、そこまで余裕が無かったのでこれで切り上げています。

 

その後、「全ノウハウ」で答え合わせをして、もう少し違う視点も取り入れるためネット検索です。

(余談ですが、ふぞろい11が手に入らなかったため、H29年度のみ「全ノウハウ」で答え合わせをしていました。

今はふぞろい11と12を合わせた総集編が出ていますので、そちらでキーワード採点ができます。)

 

すると、こちらの道場記事がヒット。

【永久保存版】平成29年度2次試験事例Ⅱ超高得点解答にみる2次試験合格のポイント by9代目だいまつ

 

この中で、9代目きゃっしいの答案が目にとまりました。

「強みは①睡眠状況を聞きながら商品を薦める接客力と信頼②ノベリティの誘客力③休憩コーナーや日用品販売による継続的な接点。」

 

特になるほど、と思ったのが②の「誘客力」です。そんな言葉があったのね。

これは事例Ⅱで使えそうだし、何より少ない字数で事例Ⅱの重要項目である「来店客数の増加」を表現できます。

こんな風に字数が少なくて便利な単語を知っていれば、「本当はもう一要素入れたいが字数が足りない」という時に対応しやすくなると思い、ストックフレーズ入りさせました。

ちなみに、個人的に「誘客力」は普段あまり使わない言葉だったので、「誘客力・集客力」とメモして使いやすい方を使うことにしました。

 

 

またまた余談ですが、私は過去問を解いた後、「マイベスト答案」は作らない派でした。

理由は、一度マイベスト答案を作りこんでしまうと、2回目に同じ過去問を解く際に実力なのか答えを覚えているだけなのか、分からなくなると思ったからです。

でも、吸収できること、覚えた方がいいことは記録したい。

そう考えた結果、ストックフレーズを抜き出してメモしておき、どの年度から拾ったフレーズが分からない形で見返すことで、解答おぼえちゃう問題を回避していました。

 

 

 

ストックフレーズを使う際の注意点

・与件文に沿っているか、確認する

 

これはストックフレーズに限りませんが、二次試験では、与件文と設問文に沿った解答になっているか? が最重要チェックポイントです。

そのため、与件文にある単語を不必要に言い換えたり(例:「マニュアルを使って教育する」→「技能伝承」など)しないよう、その点はくれぐれも注意してお使い下さい。

意味がズレてしまいますし、何より「与件文をきちんと読んでいない」という印象を採点者に与えかねません。

要は、「このフレーズを使う時が来たぜっ!」とか、ストックフレーズありきではしゃいでると失敗する、ということです。

基本的には与件文の言葉を使い、足りないところをストックフレーズで補い、整えて解答を書くイメージで参りましょう。

 

 

 

このように注意点はありますが、フレーズは知っておけばおくほど、本番で気持ちの余裕ができます。

緊張しやすい人にこそおすすめしたいストックフレーズ、よろしければ取り入れてみてください。

 

 

それでは最後に、私が勉強しながらストックしたフレーズをご紹介します。

備えあれば憂いなし。

「使えそう」と思うものがあれば、ぜひパクってカスタマイズ♪してくださいね。

 

 

【事例Ⅰ】

 

・継続的な収益の確保

・安定的な事業の柱

・経営資源を集中させる

・経営リスクの分散

・環境変化への対応力

・正社員はコア業務に集中

・非正規社員の戦力化

・人材確保

・(人材の)流出防止

・(従業員の)定着率を高める

・(女性、中途社員など)の活躍を促す研修を実施する

・~に関する裁量を与える

・長期的な視点で評価する

・セクショナリズムの抑制

 

 

【事例Ⅱ】

 

・~の集客力/誘客力

・訴求(~を訴求する)

・リピート率を高める

・客単価向上

・認知度、知名度の向上

・固定客化

・需要予測精度の向上

・機械損失防止

・定期的に~する(メルマガ配信、DM等)

・セット販売

・関連購買を促す

・オーダーメイド対応

・オプションメニュー(を設定する、勧める等)

・高級志向の(顧客層)

 

 

【事例Ⅲ】

 

・属人化を排除する

・動線確保

・ロットサイズを適正化する

・ラインバランシングによる生産効率向上

・生産計画をこまめに見直し、精度向上

・在庫コストの削減

・~化と~化で●●に対応する(例:多能工化と多工程持ち化で短納期に対応する)

・販路開拓

・~の一元化

・管理項目を見直す

・工程間の相互支援

・作業の同期化

・全社的な生産計画

・外注管理の徹底

・調達機能の早期立ち上げ

・~の明確化(例:材料発注基準の明確化)

・~に合わせた生産計画

 

 

【事例Ⅳ】

・業績不振、業績低下

・依存度が高い

・委託先の管理

 

 

 

本日は以上です!

ではでは、引き続き一緒に勉強がんばりましょう~^^

 

 

 

 

【特集】
受験の女王ティアラ × 一発合格道場コラボ
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皆さまこんにちは。ぴ。です。過去記事はコチラ。

気付けば、8月もあと数日で終わりますね。連日のようにニュースで災害級の猛暑!と報道されていましたが、これから少しづつ学習のコアタイムである朝と晩は、暑さが和らいでほしいですね。

さて、今日の本題に入る前に、私が学習初年度にやらかしてしまった失敗談を踏まえ、学習計画のお話をしたいと思います。

一昨日の3chの記事にコメントで、「受験人数が多く激戦が予想される中での2次試験への心構え」というご質問を頂いておりました。

他のメンバーも取り上げるとは思いますが、私の経験から思う心構えは、

「苦手科目を早めに補強しよう」です。

苦手科目を早めに補強しよう

2次試験まで2か月を切りましたね。皆さまの学習の進捗度はいかがでしょうか。

私の2次初年度は、どの事例が得意か苦手かも分からないまま、やみくもに学習していました。

一方で、「事例Ⅳは得点源にすべき」とは聞いていたので、相対的に事例Ⅳ対策を多めに学習していました。しかしながら、その他の事例については満遍なく過去問に取り組んでいただけで、進捗度に応じた計画的な学習ができていませんでした。また、1事例当たり2~3時間かけて解くことが多く、80分という時間制限の中で解く練習が少なすぎました。

試験本番が近づいた頃にようやく80分で解く練習を増やしたところ、

「やばい、事例Ⅱがどうも苦手だ。方向性を大外しすることが多い・・・。」

と気づくことになります。慌てて強化をしたものの、時すでに遅し。対策が不十分なまま本番をむかえた結果、事例Ⅱを解き終えたあとに不合格を確信してしまうほどの出来の悪さでした・・。

「ううぅ、もう少し早く事例IIを強化しておけば、、」と嘆いたところで後悔先に立たず。

2次初年度のかたは、今の時点で事例ごとの習熟度を把握することが難しいかもしれません。ですがこれから先、予備校の模試や過去問を解いて復習する中で、「この事例は知識面で強化しておくか」、「今週はこの事例を特に強化しよう」など、学習のメリハリも大事になってくると思います。また、できる限り早い段階で、厳密に80分以内で解く本数を増やしたほうが良いと思います。時間が少ない中で解くことでしか分からない課題が出てくるためです。

私の失敗談にように直前で慌てないために、早めに苦手科目を見つけて補強しておく心構えが大事と思います。

一方で、2次経験者のかたは、昨年の結果から弱点を分析し、徹底的にご自身の弱点を克服していく必要があります。弱点や課題を置き去りにすることなく、一つずつ確実に克服していきましょうね。


では、今日の本題に入ります。

今回は、「過去問の学習が進んでいるかたor経験者向け」の内容となります。

最近、2次の勉強会で受験生の皆さまのお話を聞いていて感じたのは、私と同様に「事例Ⅱが苦手」というかたが結構いらっしゃるんだなということ。

そこで、事例Ⅱの学習で私が合格年度に工夫していたことについてお話したいと思います。

事例Ⅱが苦手な私が書いてもあまり説得力がなくて恐縮ですが、私と同じ悩みを抱えるかたに、学習をする上で少しでも参考にして頂けたら嬉しいなと思いましたのでご紹介させて頂きます。

今回の記事をおススメしたい方

・ 事例Ⅱがどうも苦手だという方

・効果的な過去問の学習を模索している方

それでは、本日も宜しくお願い致します。

解答プロセスを工夫しよう


先ずは、解答プロセス(80分間のタイムマネジメント)についてです。

皆さんも基本的な解答プロセスを準備されていると思います。先日のCKの記事でも解答プロセスが紹介されていましたね。

私も基本的にはほとんど同じで、

設問分析 ⇒ 与件分析 ⇒ 骨子作成 ⇒ 解答記述という流れでした。

この基本的な解答プロセスを元に、苦手な事例Ⅱ用にカスタマイズしました。

具体的には、事例Ⅰと事例Ⅲとの出題形式の違いや自身の読み書きのスキルを踏まえて、事例Ⅱ専用の解答プロセスを作りあげていました。

80分の解答プロセスで試行錯誤されている方は、参考にして頂ければ幸いです。

なお、下図の過去10年間の事例Ⅱの出題形式を参照しながらお読み頂ければと思います。

(※事例Ⅰと事例Ⅲの出題形式はコチラをご参照下さいませ。)

分析① 与件の分析が重要になる

事例Ⅱの直近3年間の出題形式の傾向を見ると、事例Ⅰと事例Ⅲと比較して、与件字数が多い一方で、設問数や設問字数は少ないです。更に、与件文には図表が毎回出ます。そのため、解答プロセス上では与件文の分析に時間がかかるという特徴があります。

対策① 与件の分析にかける時間配分を増やす

対策として、他事例より設問分析の時間を減らし、与件分析にかける時間を増やしていました。具体的には、15分と基本設定していた与件分析を25分に増やしました。特に、経営資源のピックアップから各設問への対応付け、ターゲットとニーズの抽出は丁寧に時間をかけて行うようにしました

分析② 解答の内容がより重要になる

事例Ⅱは設問数や設問字数が少ないです。また、相対的に与件に解答要素が多く記述されています。そのため、解答記述における労力が少なく、80分で解答を埋められないということは少なかったです。

一方で、他の受験生も何かしら解答をきっちりと埋めてくるわけなので、他事例よりも解答の内容や読みやすさなど、解答の質での勝負となると分析しました。

対策② 骨子作成にかける時間配分を増やす

対策として、他事例より解答記述にかける時間を減らし、解答骨子の作成の時間を増やしていました。具体的には、10分と基本設定していた骨子作成を15分に増やしました。事例Ⅰや事例Ⅲは骨子作成には時間をかけず、ざっくりとしたものでしたが、事例Ⅱはなるべく全設問でしっかりと作成するようにしました。

以上によるメリットは、主に2つです。

①私は文章を読むことが遅かったので、あらかじめ与件分析の時間を増やしたことで、気持ちに余裕を持って経営資源の対応付けやターゲットの抽出を行う訓練をすることができました。

なお、以前は文章を早く読むスキルを高めたいと思って、速読法の本を読み漁ってみたり、関連のセミナーに参加してみたりと試行錯誤しましたが、私の場合は残念ながらほとんど効果が得られなかったです。

与件文を早く読もうとするより、時間配分を変えることのほうが、試験対策上は効果的でした。

②また、解答骨子の作成の時間を増やしたことで、「誰に、何を、どのように、効果」など解答のフレームワークに沿った記述をしっかりと行う訓練をすることができました。

そして、①②により、与件の解答要素を各設問で的確に記述することができる効果があったと思います。

以下、参考までに私の基本的な解答プロセスをご紹介します。

(赤文字は事例Ⅱ用にカスタマイズした箇所です。)

(参考)ぴ。の解答プロセス

【設問分析】10(事例Ⅱは5分)

1.設問要求の階層(戦略のレイアー)を書く。

2.制約条件に赤線。題意は赤丸で囲む。目的は緑線。

3.キーワード、切り口を想起して書く。

【与件分析】15分(事例Ⅱは25分)

・事例ⅠとⅢは、与件の段落ごとに、設問と対応付けしながら読む。

・事例Ⅱは、経営資源(強み)を設問と対応付けしながら読む。ターゲット(ニーズ)は特に目立つように色をつける。

【骨子作成】10分(事例Ⅱは15分)

・解答の骨子を作成する。マトリックス図(縦軸に切り口、横軸に与件根拠、キーワード、効果)を書いて埋める。

事例ⅠとⅢはざっくりと、事例Ⅱはしっかり作成する。

【解答記述】35分を経過したら必ず書き始める。(事例Ⅱは45分経過したら)

・解答用紙の左側に時間配分を書く。試験終了5分前に終わる段取りにする。

・与件を因に、キーワードを果として解答する。内容にこだわりすぎず、読みやすさ重視で書く。(事例Ⅱは「効果」から逆算して施策を考えるなど解答内容の説得力を重視する)

効果的な過去問学習をしよう


次に、過去問の学習方法の工夫についてです。

まだ2か月あるとはいえ、取り組める過去問数も限られてきますので、効果的に学習したいですよね。

例えば、「一通り過去問は解いたけど、これからどの年度を復習していけば良いか・・・。」など悩まれているかたは参考にして頂ければ幸いです。

①直近3年分を繰り返し解いて解答プロセスを盤石にする。

今年の本試験も直近3年分と同様の出題形式であることを想定し、ご自身がコレだ!と思う解答プロセスを完成させましょう。

上記の解答プロセスの工夫でお話したようなタイムマネジメントを意識して学習されることをおススメします。

②業種ごとにまとめて解いて出題パターンを想定する。

事例Ⅱでは業種ごとに同様の出題パターンが多いという印象です。

例えば、メーカーが出題された場合、第1問で今までの製品戦略が問われ、その後の問題ではターゲットに応じた新たな製品戦略(ブランド戦略)や販促戦略、企業提携のメリット等が問われるというパターンが多いです。

そのため、業種ごとにまとめて過去問を解き、出題パターンを想定しておくことも効果的な過去問学習に繋がるのではないでしょうか。ぜひ、ご自身で分析してみてください。

(参考)過去10年間の業種と第1問の傾向

上図を見ると、順番的にそろそろメーカーが出題されてもいい頃ですね。

おススメ記事


事例Ⅱが苦手というかたは、断片的なノウハウや知識を参考にするのではなく、事例全体を通じた思考や解答プロセスを参考にされると良いと思います。

例えば、H27の商店街の事例のように、第1問の設問(1)のターゲットを外すと、連鎖的にその後の設問の方向性も誤るという事態になるためです。(冒頭の私の失敗談はこのパターンでした。)

以下、特にオススメの記事をご紹介します。

なおさんの2次試験解答&解説:令和元年度事例Ⅱ

なおさんの解法実況&事例研究:平成30年度事例Ⅱ

なおさんの解答例を参考にするだけでなく、解答に至った思考やプロセスをぜひ参考にして欲しいと思う素晴らしい記事です。

きゃっしいの解法実況@事例Ⅱ

きゃっしいさんの「事例全般において、得点を多く取るためのゲームをどうやったら攻略できるか」という観点で処理していたという話はとても参考になりました。その観点が具体的に分かる素晴らしい記事です。

まとめ


いかがでしたでしょうか。最後に本日のまとめです。

・解答のプロセスの工夫

ご自身の課題を踏まえ、解答プロセス上の時間配分を見直してみてはいかがでしょうか。

事例Ⅱは、ターゲットを確実に抽出することが最重要ですが、その他、与件に多く記載されている解答要素(主に経営資源)に優先順位をつけ、各設問にパズルのように配分していく必要があります。80分という短い時間の中で、これらの精度をいかに高められるかが合格点獲得のカギになるかと思います。

・効果的な過去問の学習方法

過去問の学習が進んでいるかたは、これから2か月で、過去問の年度をどのくらい深掘していくか?あるいは、直近の年度を繰り返し解くか?という判断に迫られます。

しかし、少し目線を変えて業種ごとに解いてみることで、新たな気づきや課題が得られるかもしれません。その際の復習は、模範解答を参考にするだけではなく、出題パターンの分析に加え、解答に至った思考やプロセスを重点的に学習することで効果が高まると思います。

もしよろしければ参考にして頂ければ幸いです。

本日は以上です。いつもお読み頂きありがとうございます。

ぴ。でした。

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カワサンです。
ヘッダーにシレっと「オンライン合宿」のお知らせを載せておりますが…

少人数 かつ 終日 というスタイルで事例Ⅰ~Ⅳについて徹底討論。
試験本番を疑似体験できます。

朝まで○テレビも顔負けなロングランスタイル。
ということで少人数です。本気な方を、師範?がお待ちしております。

========================================

さて本題。

独学の方向けで3回特集しましたが今回で最後です。

①徹底的に情報収集し、活用する参考書やWebサイト(=先達)を複数選ぶ ←説明済

②複数の模範解答・再現答案と自分の答案を徹底的に比較分析 ←説明済

③日本語の表現や言葉づかいに徹底的にこだわる ←今回説明

 

1.言葉ひとつで意味が変わる

何を書いていいのか分からない、という悩みを持つ方は…

「ちゃんと相手に伝える」

という意識を念頭に置いてほしいです。

たしかに、採点は基準があって(きっと)、そこに引っかかれば点数が加わるのだと思います。

しかしそれは、キーワードでもない。例えば、

問「既存顧客との関係性はどうあるべきか」

答案A「顧客関係性を強める」

答案B「顧客関係性を築く」

これ、似ているようで意味ぜんぜん違います。
そして、Bは得点できません。

なぜか。「既存顧客」とありますが、

答案A:強める=すでにあるものを高めていく(1→2にするイメージ)

答案B:築く=新たに構築する(0→1にするイメージ)

という理解になり、Bは「問いに答えていない」というコトになります。

この「○○を~する」という文体は同じでも、言葉のチョイス一つで大変な「事故」になるかもしれません。

採点基準は良く分かりませんが、言葉ひとつで意味が変わることに気を付けて記述するよう心がけておきたいものです。

 

2.日本語がややこしければ、図化すればいい

これは、設問を見た時に「回答はこんな文章構成でいこう」と、いわゆる「金型」をすぐ思い浮かべる事が大切です。脳内にある金型倉庫から瞬時に「これだな」と引き出せるかどうか。

しかし、問題を解いてみて、どんな文章構成にすべきか考えが至らない方もいらっしゃると思います。
私も最初、解答と問題が結びつかずかなり悩みました。

でも、この原因は割とシンプルで「問題文を理解できていない」ということに尽きるのです。
与件文や問題文が理解できていない、そこなのです。

別に日本語力がダメとか、そういう訳ではありません。
2次筆記試験の与件文と問題文を理解する練習が足りないだけです。

私は設問が理解できず困ったときは、以下のような手順で設問を図化していました。
例えばこれ、読んでいるだけで脳内マグマが活性化してきます。

令和元年度・事例Ⅱ 第2問(配点30点)
 B社社長は初回来店時に、予約受け付けや確認のために、インスタント・メッセンジャー(インターネットによるメッセージ交換サービス)のアカウント(ユーザーID)を顧客に尋ねている。インスタント・メッセンジャーでは個別にメッセージを配信できる。
このアカウントを用いて、デザインを重視する既存顧客の客単価を高めるためには、個別にどのような情報発信を行うべきか。100字以内で助言せよ。

漫才だったら「…なげぇわ!」とツッコミが出てきそうな設問の長さ。184字あります。

何が言いたいのこれ?と思ったときは、日本語を文節単位程度にバラしましょう。
絡み合った糸を解きほぐすようなイメージで、バラします。

 

手順①「何を聞いているのか」を主語と述語で捉える

主語:B社が(※本文明記無し)
→2段落目「(B社が)このアカウントを用いて~」と主語が隠れた文章と理解できます

述語:どのような情報発信を行うべきか。

ですね。ほかはすべて修飾部分です。

といっても要らない飾りじゃないですからね。設問の修飾部分は大事なスパイス
「制約条件」とか言われるヤツです。

ですから「●●●な】情報発信を行う」という文体に答案の大枠がまとまれば良いと考えられます。
※【】に具体的なワードを盛り込む

 

手順②修飾語を拾う

金型が出来たので、事例Ⅱの「DNDK=誰に・何を・どのように・効果」も浮かべて…
設問1でSWOTしていれば強みSを機会Oに投入する王道戦略も…と行きたい所ですが、

まず問題文をしっかり理解してから、教科書知識を刷り込みましょう。
材料の下ごしらえが終っていないのに調味料を混ぜるようなもの。
それでは美味しい料理になりません。

問題文に戻りましょう。次は修飾語を拾います。以下の青い部分です。

「既存顧客の客単価を高めるためには」「個別に」という一言が係っています。

ですから、答案イメージとしては「既存顧客の客単価を高めるために、【個別に●●●な】情報発信を行う」となります。かなりオウム返しな答案スタイルですね。
※「既存顧客の客単価を高める」は効果に繋がる一言なので、答案の一番最後に持ってくるのが王道。ですが、冒頭に効果から説明しても助言としては成り立つので、どちらでもよいと考えられます。

 

手順③修飾語の修飾語(=副詞)を拾う

オレンジ部分です。
ここはまさに「スパイス」要素であり、外すと点数に響きそうな「こだわりポイント」がモリモリです。

「デザイン重視の」既存顧客なので、顧客には「デザイン重視」の情報発信ということになりますし、発信方法も「このアカウントを用いて」とあるので1段落目の情報からインスタント・メッセンジャーを使うのが王道路線と考えられます。

このように、設問を紐解くと回答に盛り込む要素もつながってくるので文節くらいのレベルで整理するのはとても大切です。

 

手順④文節ごとにまとめて図化する

ここまでくると、本文に書き込んでいたらややこしいので、こんなイメージで図にします。

そして、上記イメージ図に基づいて、答案要旨を作成するわけですが、ここまで来れば「どのように」以外は設問からほぼ引用して文章構成出来そうだという考えに至ります。

 

3.知識も大事だが、まず問題にしっかり向き合う

テクニックや知識ばかりに目が行って、本当に大切なことまで至っていない/認識できていない事は、日々の生活でもよくあります。

上司から仕事で指摘されたり、役所の手続きで抜け漏れがあって不備になったり…

私は仕事で採用面接をやることがありますが、志望理由を尋ねると

「それ、どこの企業でも同じこと言えるじゃん」と思ってしまう時があります。

それは、どこでもいえるという意味ではとても素晴らしい
中小企業診断士で言う所の、1次試験の知識みたいなもんで、基本がしっかりできている

しかし、採用する側は「どこかの会社に行きたい人」なんて採りたくないですよね。
どんなに素晴らしいことを言っていても「なぜ弊社が第1希望なのか」という理由が足りていない

2次筆記試験も同じです。「どの事例でもいえるコト」だけでは点数になりません
「どの事例でもいえること」に加えて「この事例企業だから言えるコト」を盛り込む必要があります。

そして「この事例企業だから言えるコト」は与件文と設問のみから導かれます

だからこそ「問題文にしっかり向き合う」ことを大切にしてほしいと思うのです。

 

では、また!

 


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日時:2020年9月5日(土) 9:00~18:00

(18時以降、懇親会を予定)

場所:オンライン (zoom)

内容:1日で令和元年度の事例Ⅰ~事例Ⅳまでを扱う予定です

‐ 道場メンバーによるワンポイント講義

‐ グループに分かれてディスカッション

人数:12名程度

受付開始:8月25日(火) 12:00~  ※先着順となります

受付方法:こくちーず(準備中)

※タイムスケジュール等の詳細は、こくちーずにてご案内いたします

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twitterもよろしくお願いします。

おはようございます。
いけちゃんです。
(合格体験記はこちら、前回までの記事はこちら

Final Paper」という言葉をお聞きになったことはありますでしょうか。
中小企業診断士試験における造語だそうですが、どんなモノを、どんな風に作ったかは人によって様々。
作成すると得られる効用について、ご紹介したいと思います。

例年、試験当日の一か月くらい前になると「Final Paper」の記事がブログに載り出すのですが、あえてこの時期にお届けする理由は後ほど。

本記事をお届けしたいのは、このような方々です。

『「Final Paper」って何?それ作った方がいいの?』という疑問をお持ちの方

「Final Paper」って何?

「Final」というくらいですから、試験当日の行き返りや休憩の時間で最終確認するポイント集を指します。
9代目きゃずが詳しくまとめていますので、ぜひコチラの記事もご参照ください。
(参照:9代目きゃず「一発合格道場の「ファイナルペーパー」総論」)

試験直前になって参考書を見るよりも、自分が思う要点を集約したペーパーでぎゅぎゅっと確認するという仕立てです。
トイレ休憩時の行列待ち(本年の一次試験での様子を伺う限り、例年ほど時間がかかるものではないかしれませんが)のようなスキマ時間も有効活用できます
当日の「お守り」(精神安定剤)のような効果も期待できますね。

いずれにしても、作成するからには目的を持ち、作成自体が目的にならないようにしましょう。
丁寧に体裁を整えたとしても、それが自分の血肉にならなければ、意味がありません

何を盛り込むのか?

私の場合、事例別の知識やテクニックのうち、試験直前に確認しておきたいモノだけを抜粋し、純度を高めていきました
人によってやり方・まとめ方は様々でしょうが、代表的な内容を分類すると、以下のような形です。
(例:自分のFinal Paperから抜粋したものです)

試験当日の心得をまとめる
例)
「事例Ⅰから電卓を用意」
「受験番号・氏名は絶対に書くこと」
「どうせテンパるが、後には良い思い出になる。楽しむ」
「「選抜試験」であることを意識しつつ、企業診断を楽しむ」
「A~D社に対して、一貫して「親身」になって答える」

事例別の解答方針(タイムマネジメントを含む)・着眼点・関連知識をまとめる
例)事例Ⅰ:人事(さちのひも)・組織(けぶかいねこ)
事例Ⅱ:Target(デモジオサイコ)+4P/4C
事例Ⅲ:QCD・ECRS・4M
事例Ⅳ:対比が時系列なら「低下/上昇」(変化)、競合なら「低い/高い」(状態)

自分のミス・癖に関する反省点と対応策をまとめる
例)事例Ⅳ:
「計算問題は表を作成してモレを防ぐ」
「端数処理や桁数は解答欄に「xx.xxx%」等と先に記入」

事例別の活用キーワード(フレーズ)やフレームをまとめる
例)事例Ⅱ:
★キーワード:ピンとくる効果の〆を選ぶ
①顧客関係性→深化、②顧客認知度/満足度/愛顧→向上、③顧客生涯価値(LTV)→最大化
★フレーム
「(ターゲット層)の(効果)を目的に①②③(プロモーション)で来店を促す」

試験当日の心得」をわざわざ書き出しておく意味は何でしょうか。
試験当日は、どんな不測の事態が起こるかわかりません(試験開始後に検温漏れが発覚して検温に走らされるetc)。
想像だにしなかった出題のされ方として、頭が真っ白になったり浮足立つこともあるかもしれません。
歯が立たぬ事例の後、頭の切り替えが必要になることもあるでしょう。

そうした事態に備えるため、当日のメンタルコントロールを今からイメージしておくのです。
私の場合、各事例のペーパーの冒頭に、試験当日の自分への戒めを記載していました。
例えば、事例Ⅰ~Ⅲと解いてきてクタクタになって迎える事例Ⅳのペーパーには、「集中力と注意力。あと一歩」と記載していました。
持ち物リストを入れておいてもいいかもしれません。

いつ作るのか?

いつ作るのか、という点についても人それぞれですね。

試験直前に集大成としてまとめる

学習の過程でまとめる

個人的には、今日から学習上の気づき等をまとめ始めることをオススメします(②)。
あらためて時間を取ってやる(①)のでは、直前期の作業時間が勿体ないし、学習期間中の気づきをまとめる機会にならないと感じたからです。

私の場合、毎日、学習時間の初めにその時点でのFinal Paperを眺め、学習時間の終わり際には今日の気づきをまとめ、Final Paperを修正しました。
その際、Final Paperに記載したのに実行できなかったことを洗い出し、それが自分の能力不足によるものなのか、はたまた汎用性が乏しいテクニックで削除すべきか、自問自答していました。

自分の合格体験記でも記したのですが、「Final Paperを完成させていく作業は、結晶作りのようなもの」でした。
書き溜めたものがそのままFinal Paperになっていくイメージです。
①も良い方策かとは思いますが、試験直前に生煮えの知識や試したてのノウハウを混ぜてしまわないように、気をつけてください。
苦手なモノ、使い慣れていないモノを直前に見返しても、戸惑いの原因につながるような気がするからです。

いずれにしろ、まとめる過程で頭の中も整理されることが一番大事です。
先人が作ったFinal Paperをそのままお使いになるのも時間短縮のためには良いと思います。
今日から作り始めるなら、まだ時間はたっぷりありますので、ご自身での学習を進める過程でまとめてみてください

どう作り、当日持ち込むのか?

「手書き」派と「PC作成」派がいらっしゃると思います。
作り方は大方、こんな感じでしょうか。

ノートに論点ごとに付箋を貼り付けていく

Word、Excel、Powerpointでカッチリまとめる

スマホでも呼び出しやすいEvernote、Trelloでまとめる

私の場合、道場記事や参考書にある知識やテクニックを、Excelに打ち込んでいました
納得感、腹落ち感を重視しながら、新しい内容を取り込んでは見直し、修正していきました。

どのような内容を盛り込むにせよ、最終的な分量は絞込みましょう
例えば、各事例A4で1~2枚に留めるなど、最後に持ち込んで読めそうな分量から逆算して決めてしまうのも手です。
前の事例の出来が気になってる中で、頭を切り替えられるような内容・分量がオススメです。
試験当日にじっくり読み込む時間は限られていますし、最後まで残った「要点」こそが当日押さえるべきポイントです。

作成したファイルはタブレットで持ち込むのもよいですが、私の場合は印刷して持ち歩きました
学習の過程で常に脇に置いていたため、もはやFinal Paperに書いてあるような内容は覚えてしまっていたのですが、それでも試験当日に手元で確認できること自体が重要です。
学習の成果がそこにまとまっているので、「これだけ努力してきた」という安心材料になります。

作成の参考にしたもの

一発合格道場の過去記事でも、オススメのFinal Paperが紹介されています。
過去にこれだけの数、言及されています。
多くが各事例のポイントにわかりやすく言及している良記事です。

「ファイナルペーパー」での検索結果 276件
「Final paper」での検索結果 16件

インターネットの良さは、コピペして使えること。
掲載されている図表をスクリーンショットで貼り付けることも出来ます。
ぜひご活用ください。

また、私がFinal Paperを作成に役立つと感じた参考書をご紹介します。
(リンクは現時点での最新版)

2次試験合格者の頭の中にあった全知識

今回執筆者として加わっていてなんですが、一度取り込んだものの、後からピンとこなくなったものもありました。
特定の年度の過去問では該当しうるけど、その後の出題傾向に合わなくなっているように見受けられるものとかですかね。
そうしたものは学習の過程で消していきました。

前述したとおり、自分の中での納得感、腹落ち感が一番大事です。
(参照:11代目いけちゃん「【中小企業診断士試験】「全知識」「全ノウハウ」の活用方法」)

【参考にした箇所】
「最重要の切り口」「使える解法テクニック」「知っておきたい考え方のトレンド」

中小企業診断士2次試験 事例問題攻略マスター

過去問解説に加えて、各事例の特徴がまとまっています
非常にわかりやすく、学習初期に購入したものの、度々参照しました。

最近第2版が出版されてリニューアルされているので、特にオススメです!

【参考にした箇所】
「必要知識一問一答」

30日でマスターできる 中小企業診断士第2次試験 解き方の黄金手順

与件読解や設問解釈をマーカー付で解説してくれている良書です。
「ふぞろい」にせよ、「全ノウハウ」にせよ、カラー付ではないので、合格者のマーカーの使い方を知るにはブログが良いという話になるのですが、本書はその点をクリアしています。

こちらも私は前の版を使っていましたが、最近新版が出版されました。
直近の合格者が執筆に関わり、今回から「「黄金」手順」と改題されたようです。
文字通り金ぴかな装丁が目を引きますね(笑)

【参考にした箇所】
「切り口」「知識」

実は自分自身のものも作っていたのですが、共通部分は以下の記事にまとめました。
一次試験前に掲載したので、ご覧いただいていない方もいらっしゃると思うので、あらためてご紹介いたしました。
(参照:11代目いけちゃん「【中小企業診断士試験】2次試験対策:今知っておくべきこと part1」)
(参照:11代目いけちゃん「【中小企業診断士試験】2次試験対策:今知っておくべきこと part2」)

今日のまとめ

① 試験当日の行程や休憩時間で最終確認するポイント集
② まとめる過程が一番大事なので自分で作りましょう!

以上、いけちゃんでした!

それでは、体調第一でお過ごしください。今日も一日頑張りましょう!


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<よろず相談会のお知らせ>

日時:2020年8月29日(土)23:00~25:00

場所:オンライン (zoom)

・内容:独学者向けの「ユルいアドバイス」と「よろず相談会」
(相談会は6~7名/班を20~30分毎に入替形式)

人数:約20名(※応募多数の場合は抽選といたします)

・受付期間:8月11日(火)6:00~8月21日(金)24:00

・受付方法:Googleフォームにて必要事項入力

・参加確認:8月22日(土)までにEメール連絡
(※抽選の場合、外れた方への連絡は致しかねます)

           

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こんにちは。CKです。

お盆休みが終わり今週から仕事に復帰という方も多いのではないでしょうか。今年は帰省の自粛など例年と違う夏を過ごされた方も多いと思いますが、皆さんしっかり勉強できましたか?

暑かったですしね。
頭が溶けそうですしね。
マスクすると余計に暑いですしね。
ビールも美味しいですしね。

気持ちはすごーく良くわかります。

私も昨年はお盆休み明けまでは全く勉強に身が入りませんでした。

でも、敢えて言います
そろそろエンジン掛けて行きましょう!

今年は例年と違い、1次試験から2次試験までの期間が1ヶ月長く初学者にとっては準備期間が長い年ですが、そのアドバンテージの期間も終わりました。本試験まで残り2ヶ月強です。

特に1次試験である程度自信のある結果を残せた方、油断大敵です。
2次は1次よりは科目も少なく暗記する内容も少ないですが、一定の「訓練」が必要な試験です。独特の作法を理解して、試験時間80分間で再現する訓練をしていくためには、実際に問題を解いていく「まとまった時間」が必要になります。

私自身、昨年8月は中々エンジンがかからずに9月以降に大いに焦りました。実際に問題を解いていくと時間がいくらあっても足らない。。8月のフワフワしていた時期を後悔しました。

しかし、今からなら全然間に合います。

勉強のリズムがまだ整っていない方やお盆休みで崩れた方は、是非このタイミングで残り日数を意識して立て直しを図ってみて頂けたらと思います。

 

自分なりの解答プロセスを作り上げましょう

そんな中で今日の話題は「80分のプロセス」です。先日の夏セミで岩塩からも紹介があったテーマです。

これ、すごく大事だと思っています。
1次試験と2次試験の一番大きな違いは、「会場に何を持っていけるか」です。

1次試験: 暗記した知識
2次試験: 自分なりの解答プロセス

1次試験は暗記した知識を持って本番に臨みますが、2次試験では暗記した知識だけでは解けません。また過去問の答えを暗記していても解けません。では、何を持っていくか。それは「自分なりの解答プロセス」だと思います。
2次独特の作法やパターンを理解した上で、過去問演習で犯したミスや反省への対応を落とし込んだ「自分なりの解答プロセス」を固めて、当日再現できるようにすることが2次試験対策の骨幹の部分ではないでしょうか。

何年分か過去問を解き模範解答を見て復習し「どういった事を解答しないといけないか」が分かってきたら(実際、自身の解答では出来てないヌケモレがあっても)、次は80分で答案を完成させるプロセスも意識した学習へ移行することをオススメします。プロセスを固めていく段階で、過去経験したミスや盲点などの反省点に対する対策を盛り込んでいくといった進め方です。

今回は参考までに私が昨年使用した解答プロセスをご紹介します。

 

CN法

私の場合は、9代目きゃっしいと10代目なおさんの多色ペンを使った解法(きゃっしい=Cとなおさん=Nの頭文字を取って、勝手に「CN法」と名付けてました)を昨年のこの時期からトライしていきました。

大まかな流れは、下記のようになります。

1.最初のルーチン
受験番号書く+問題用紙を切り離す+与件文に段落番号を振る

2.与件文の最初と最後の段落を読み企業概要だけ確認

3.設問解釈
設問文を読み、問われていること(=与件文から探す内容)を把握。解答の型などをメモ書き。

4.与件読み1回目
与件文を読み、重要な箇所に黄色マーキング

5.与件読み2回目
与件文を再度読みながら、対応する段落分けを行い、事例2では経営資源をリスト化する。

6.与件色分けマーキング
設問毎に色分けしたマーカーで解答に使う箇所にマーキングし①、②、、と番号をつける。

7.解答骨子メモ
5の与件内でマークした①、②、、を使い解答骨子メモを作成
(※ここまでで40分。時間が来たら骨子作成途中でも答案作成スタート。)

8.答案作成: 解答骨子をもとに答案を作成

2人の解法の詳しい説明は下記記事を御覧ください。
9代目きゃっしいの解法解説記事
10代目なおさんの解法解説記事

私も当初2人と同じような方法で解いてみたのですが、文章を読む速度が遅いためか、同じ様にやると骨子作成完了(上記の7番目のステップ)を40分で終わらせる事ができず、その後の答案作成の時間が足りなくなりました。

また、解答を組み立てる上で、経営方針や課題、強みや経営資源については使用する可能性が高いと感じたため、これらについてもマーキングを追加したいと考えました。

その他、設問の制約条件を忘れてしまったり、メモを書いても読めなくなったり、、

色々と試行錯誤の結果、最終的には下記のようにカスタマイズしたプロセスに落ち着きました。

※赤字の箇所がカスタマイズした内容です。

1.最初のルーチン
受験番号書く+問題用紙を切り離す+与件文に段落番号を振る

2.与件文の最初と最後の段落を読み企業概要だけ確認

3.設問解釈
とりあえず2回ずつ読んで、思いつく内容(1次知識、よくあるパターン、フレームワーク等)のみ書き出す。与件文を読んだ後に想定が変わることも多いので、あまり時間を掛けすぎない

4.与件読み1回目
与件文全体を読み、気になる箇所を黄色マーキング。これに加えて、
・経営方針、課題 → 解決せなあかんコトなので、赤で印付け
・強み、経営資源 → 戦略や施策に活用できるモノなので、青で印付け
を行い、一次知識などの思いついたワードは与件文脇に書き出ししながら、与件文読み1回目からしっかり読み込む様にしていました。

5.与件色分けマーキング
設問文を再度読んで制約条件にマーキングし再度確認した上で、与件文から各設問の解答に使う箇所を設問毎に色分けしたペンでマーキング。このとき、4で行った印付けやメモ書きも参考にしながら、黄色マーキングの箇所を中心に見返しながら解答要素を探していきます。

6.解答骨子作成
設問別に色分けしてマーキングした箇所を見ながら、頭の中で解答骨子を作成。別途メモを作成することまではせず、与件文脇や設問文付近に走り書きする程度
(※ここまでで40分。時間が来たら骨子作成途中でも答案作成スタート。)

7.答案作成: 解答骨子をもとに答案を作成

きゃっしい、なおさんの解法に比べて解答骨子作成部分に時間を割けないため、文章を組み立てながら答案に記入していく必要がありますが、最初の与件文の読み込みの際にしっかり時間を掛けるこの方法が自分には合っているという結論に落ち着きました。

実際の問題用紙(令和元年 事例Ⅲ)
※すみません。かなり字が汚く読み難いと思いますのでイメージだけご参照ください。

解法プロセスに絶対解はありません。シャーペン1本で解く人もいますし、文章を読む速度も、答案を書く速度も人それぞれだと思いますので、誰かの解法をそのまま使うのではなく、実際に自分で解いて行く中で、タイムマネジメントやミスの反省も踏まえながら自分にあったやり方に修正しながら固めていくことをオススメします。
(プロセスを固めることで、本番での対応のバラツキを抑え、練習に近い対応が取りやすくなります。)

そして、2ヶ月後の本試験の日には、「このやり方で勝負するぞ」というプロセスを持って会場に向かって頂けたらと思います。

※ただ、プロセスを固めていっても本番ではいくつかミスはします。現場対応も少し出てきます。
次回以降は令和元年の本試験での80分間を振り返り、その辺りの内容を書いて行きたいと思います。

今日も、最後までお読みいただき有難うございました。


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おはこんばんにちは。岩塩です。いつも道場にお立ち寄りいただきありがとうございます!

お盆休みも後半ですね。1次試験で力を出し尽くした、2次試験学習のスタートダッシュで疲れてしまった、など一休みしている方もいらっしゃるかと思います。疲れたらお休みも大事ですよー!リフレッシュ&頭をすっきりさせてまた進めていきましょう。

 

さて本日は、復習の作業手順を紹介します。下記のような方におすすめです。

過去問に取り組んでみたものの、
解答が全然書けずに途方に暮れている方

※1年前の岩塩です

 

こんな方は、まずは模範解答を研究&真似してみてはいかがでしょうか?

守破離の記事でも書きましたが、私は2次試験学習当初は解答が全然書けなかったため、模範解答をとことん真似る作戦で、問題文や模範解答の写経を行っていました。この写経ですが、ただ書き写して安心していたわけではありません。写経+αで模範解答を分析してみると、習得が捗ります。その手順を紹介します。

 


 

模範解答から解答技術を真似る手順

模範解答は主に以下のような内容で構成されています。

  ①与件文からの引用
  ②汎用表現
  ③知識(&一般論)

①は与件文に書かれている内容です。適切な表現を抜き出して解答に盛り込みます。②は2次試験の解答でよく使われる汎用表現です。これを解答パターンとして自分の中に蓄積し、適切に使えるようにします。③解答に必要となる知識です。1次知識の知識を2次試験向けに再整理し頭に入れておくことで、適切に使えるようにします。

(「適切」とたくさん書きましたが、最後のおまけで触れますね)

これらを習得していくことで、「何も書けない・・」という状況からは徐々に脱却できると思います。そこで、復習では以下のの作業を行います。

(1)与件文から適切な引用ができたかを確認する
(2)汎用表現を記録する (⇒覚える)
(3)知識を記録する (⇒覚える)
(4)全体感(ルール)を確認し記録する (⇒覚える)

 

では例で書いてみます。

【H30 事例Ⅰ 第1問】
研究開発型企業であるA社が、相対的に規模の小さな市場をターゲットとしているのはなぜか?その理由を、競争戦略の観点から100字以内で答えよ。
<模範解答>
理由は、規模の小さな市場のほうが大手企業の参入が少なく、独自製品の開発に集中して差別化することで競争優位に立つことができると考えたため。研究開発により製品領域を拡大するA社の強みを活かすことができる。

(スタディングより引用)

模範解答を、下記のように塗り分けてみます。

与件文からの引用
汎用表現
知識(&一般論)

理由は、規模の小さな市場のほうが大手企業の参入が少なく独自製品の開発に集中して差別化することで競争優位に立つことができると考えたため。研究開発により製品領域を拡大するA社の強みを活かすことができる。

 

(1)与件文から適切な箇所を引用できたかを確認する

①は与件文にある下記の表現を言い換えたものです。

・A社は(中略)研究開発中心の企業である。
・残りの4割を、同社が受託し独自で開発している(中略)など、多様で幅広い製品が占めている。
・自社技術を応用した様々な新製品開発にチャレンジせざるを得ない状況に追い込まれた。⇒(言い換え)⇒「独自製品の開発」「研究開発により製品領域を拡大

与件文の読み込みの際に、模範解答と同じ部分に着目できていたかどうかを確認します。

 

(2)汎用表現を記録する

下記のような、「使えそうな表現」を記録しておきます。

  • ○○に集中する
  • 差別化する
  • 競争優位に立つ
  • 強みを活かす

どれが「使えそうな表現」なんだ?と思われるかもしれませんが、このような表現はよく登場たり、同じような論点が問われたりするため、事例を解くうちに感度が高まると思います。ご自身の経験を通して感度を高めていってください。私は過去問を数年分解いた後に、模範解答をまとめてタテ読みしてチェックしました。

 

(3)必要な知識を記録する

③は知識(&一般論)です。
規模の小さな市場のほうが大手企業の参入が少ない

頭に入っていない内容があれば、知識リストとして記録しておきます。

 

(4)全体感(ルール)を確認し記録する

最後に全体感を見ます。模範解答から、下記のようなルールを掴み、他の事例でも応用できるようにします。

<例>

・経営資源を集中したほうがいいんだな~
[対策] 与件文を読むときに、経営資源の分散にも注意しよう

・強みを活かして差別化する(⇒競争優位に立つ)ことが大事なんだな~
[対策] 強みとしては、他社と差別化できる経営資源を抽出しよう

以上のように模範解答の方向性を捉えることで、与件文で着目すべきポイントや、中小企業診断士としての解答の仕方が身についてくると思います。

 

以上で記録したことを何度も見返し、表現や解答の方向性を自分のものとして使えるようにしていきます。私はエクセルにまとめて、移動時間などに随時眺めていました。

 


 

複数の模範解答を比較する

複数の模範解答を比較することで、多面性を高めます。私はスタディングとふぞろいの模範解答を比較していました。比較する際のポイントは以下です。

<解答比較のポイント>

複数の模範解答で使われる表現は、みんなが書く解答要素と認識する
⇒この方向性で解答できるように、自分の思考回路を補正する

新たに出てきた表現は、ひとまず記録に追加する

 

先ほどのスタディングの模範解答をふぞろいと比較してみると・・・

(a) スタディング
理由は、規模の小さな市場のほうが大手企業の参入が少なく、独自製品の開発に集中して差別化することで競争優位に立つことができると考えたため。研究開発により製品領域を拡大するA社の強みを生かすことができる。
(スタディングより引用)
(b) ふぞろい
理由は、①ニッチ市場に経営資源を集中し、センサー技術を強みとした差別化集中戦略をとることで、他社との競合を回避し競争優位を築くため、②主力取引先への依存を避け、環境変化のリスクを分散するためである。

(ふぞろいな合格答案12より引用)

 

以上を比較してみると、下記の内容についてはいずれの解答にも盛り込まれており、みんなが書く解答要素(=目指すべき方向性)と捉えます。

  • 経営資源を集中する
  • 強みを活かす
  • 差別化する
  • 競争優位に立つ

 

一方、下記の部分は異なっています。

  • (b)では、主力取引先への依存に言及している
  • 強みについて、(a)では「研究開発」としているが、(b)では「センサー技術」と限定している
  • 競争環境について、(a)では「大手企業」としているが、(b)では「他社」としている

1つ目の内容は、記録に追加しておきます。

・主力取引先への依存するのはリスクが高い。
取引先依存度にも注意して与件文を読む

2つ目と3つ目の内容については、方向性は同様で、抽象⇔具体の違いです。「与件文の内容によって抽象度を調整する」と考えておきます。

以上のように模範解答を比較することで、多面性を高められると思います。ふぞろいを使っている方は、再現答案の後にある会話の部分に解答要素のポイントが書かれているので、ここから抜粋してメモに加えることをお勧めします。

 


 

まとめ

本日は模範解答をとことん真似る手順について書かせていただきました。

最初からある程度の記述ができる人もいれば、全く書けない方もいらっしゃると思います。現時点で解答が全然書けないのは、先入観がない点でむしろメリットと前向きに捉えることもできます。模範解答を真似ていくことで、「中小企業診断士として」正解となる解答の仕方を吸収していってください。

 


 

おまけ(大事)

本日の記事は、主に「解答要素や知識のストックを増やす」ことを重視しています。合格レベルに持っていくためには、加えて、与件文から離れずロジックが適切で読みやすい文章構成の解答文に仕上げる必要があります。つまり、覚えたことを適切に使うことです。

この内容については、メンバーが様々な視点から記事を書いていますので、未読の方はぜひご覧ください。

【診断士2次試験】出題形式や採点基準の傾向を考察する(byぴ。)
ぴ。「特に思い当たるフシがあったのは、「キーワードの詰め込みで、与件が使えていない」こと。

診断士1次/2次試験の潮流・俯瞰・設問「3つの目」(byべりー)
べりー「2次試験対策は「キーワード詰め込み」「過去ノウハウ等の機械的・断片的知識に頼る」といったテクニックに走ってしまうと合格が遠ざかる傾向にあります。

×答え合わせ ○考え方合わせ(byカワサン)
カワサン「過去問や参考書に染まったキーワードを並べて書こうとする→与件や制約からズレたイマイチ答案

 

「キーワードやパターンを覚えるのはダメなの?」と心配になる方がいるかもしれませんが、そうではありません。手持ちのキーワードやパターンが全くなければ、「何も書けない」という状況が続いてしまいます。大事なのは、覚えたものを杓子定規に手当たり次第繰り出すのではなく、与件文に合わせて適切に使うこと。

キーワードやパターンを覚える
↓↓↓
キーワードやパターンを適切に使う
(または使わない)

逆説的ではありますが、ポイントは「覚えるけど、覚えたことに執着せず、柔軟性を持つ」ことなんですね。

 

「何を書くか?」より「どう書くか?」(byおべんと君)
おべんと君「文章構成をパターン化しつつ、柔軟性を維持

 

ゲームなら、魔法はとりあえず色々覚えておいて、敵の属性に合った魔法を使えばいいですよね。(すみません、あまりゲームは詳しくないのですが例えてみました・・) たくさん覚えておけば選択肢は増えます。あとは敵の属性をしっかり読み解いて適切に対応すること。

独自性の高い解答は求められていないので、お手本を真似ていけばできるようになっていきます。まだまだ時間はありますので、引き続きがんばってください!

 


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カワサンです。

今日は独学の方以外にも当てはまる「考え方合わせ」の話です。

その前に…

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0.告知するわよ

皆さん、梅雨も明けて夏真っ盛りです!

田畑に映える青空、木々からけたたましく鳴り響くセミ、モクモク天に伸びる入道雲を眺めながら「あちい…今日も夕立かな~」と思いながら過ごす季節がやってきました。

そんな中!道場オンライン夏セミナー(オン夏!)の参加者から好評だった「相談会」

 

ななななななあqwせdrftgyふじこlp;@:…んと

 

追 加 開 催 決 定 !

 

ただし、

 

土曜日の深夜!

・2次筆記試験・今年受験の独学者対象!

少人数開催!(※応募多数の場合は抽選と致します)

 

名付けて「土曜だから夜ふかし

※2丁目のデラックスな方や、∞な彼は出てきません

勉強にお休みも週末もありませんが、平日よりは多くの方が参加しやすそうな、週末の深夜帯に開催します。

 

毎日の勉強、お盆を挟んでちょっと気が緩みそうな気がしませんか?
(機械も人間も同じで、休んだ後にいきなりトップギア入れたらぶっ壊れます)

1次試験終了から約1か月「うまくいかねえ!分からねえ!」葛藤の日々…

様々なセミナーや相談会、参加したかったけどできなかった…不安だ。

そんな試験勉強に「喝?」と「癒し??」を送る土曜の深夜

「よろず相談会」で悩みや不安を共有+解消しちゃいましょう!!

■ 土曜日だから夜ふかし 開催概要

・日時:8月29日(土)23:00~25:00

・場所:オンライン(Zoom)

・内容:独学者向けの「ユルいアドバイス(約20分)」と「よろず相談会」
※深夜帯なのでガチなセミナーではありません
※相談会の形式:6~7名/班を20~30分毎に入替する形式

・人数:約20名(※応募多数の場合は抽選といたします)

・受付期間:8月11日(火)6:00~8月21日(金)24:00

・受付方法:Googleフォームにて必要事項入力後、送信(←申し込みフォームへジャンプします)

・参加確認:8月22日(土)にEメール連絡(抽選の場合、外れた方への連絡は致しかねます)

孤独に黙々と、来る日に向けて「独学」で合格を目指す全国のアナタに届けたい。

日中のセミナーが時間で都合がつかなかった方、お待ちしています!

セミナー参加できずにちょっと寂しい思いの方、お待ちしています!

 

なお、今回は独学者の方限定としていますが、2次筆記試験受験予定の全員を対象にした企画を9月に開催予定(近日情報解禁)ですので、こうご期待!!!

 

==================================

 

1.「答え合わせ」ではなく「考え方合わせ」

ここから、今日の本題。

前回の私の投稿に続いて独学シリーズ。
と言っても、今回は独学以外の方にも参考になる部分があると思います。

①徹底的に情報収集し、活用する参考書やWebサイト(=先達)を複数選ぶ ←前回説明済

②複数の模範解答・再現答案と自分の答案を徹底的に比較分析 ←今回説明

③日本語の表現や言葉づかいに徹底的にこだわる ←次回説明

2次筆記試験は「解答が無い」だけに暗中模索な日々の方も多いかと。
特に模範解答と自分の答案とを「答え合わせ」する時に悶々としていないでしょうか。
その中で、ここ最近の道場メンバーが繰り返すのは「考え方」に関する示唆

問題を解いた後、大切にして頂きたいのが自分の答案と模範回答との「考え方合わせ」です。

 

(1)2次筆記試験は能動的な思考が必要

1次試験は「得られた知識から選ぶ」点で受動的です。

「夜ご飯はラーメン、うどん、そば…どれにする?」というのと同じです。
↑のように言われたら、3つから選びますよね。パスタにしたくても選択肢がありません。

 

一方で2次筆記試験は「得られた知識で判断し、書く」という点で能動的です。

「夜ご飯は…麺類の中で何にする?」というのと同じです。
条件に合致していれば良くて「汁なし担々麺」と言っても「ナポリタン」と言ってもいいのです。

一方で、今、仮にあなたが「かつ丼」とか「唐揚げ」と言ったらどうでしょうか。

 

これは答えになっていませんよね。「麺類の中で」という制約条件を無視しています
ポイントはこの後です。

 

「あー答え違った。そうか、そばとかうどんだな」と思うだけでは、まだまだです。

ここで「麺類の中で」を読み落とした、というコトに気付けたら、まあまあ

「なぜ『麺類の中で』を私は読み落としたのか」まで掘り下げられたら、OKです。

 

模範解答と自分の答案に重なる点が無い場合は、自分の答案と模範解答とを「なぜその答案に至ったのか」という観点で比較するコトが大切です。

ただ日本語の因果やキーワードだけで「合ってなかった、こういう模範解答を書けばいいのか」と写経しておしまい、ではいけません

なぜか。

1次試験みたいに過去問と似たような文章は出てこないし、同じキーワードを書いて得点できる可能性なんて極めて低いからなんです。一定程度暗記で乗り切れた1次試験とは大きく違います。
(だから「ふぞろい」は「キーワード採点」という言葉を使って自らその良し悪しを本の最初に説明している…手元にある方は冒頭10ページ程度読んでみて下さい)

一方で「どう考えてその答えに至ったのか」(おべんと君のいう「どう書くか」)には共通項が多い

そこを極めていくしかないのです。つまり、

・過去問や参考書に染まったキーワードを並べて書こうとする→与件や制約からズレたイマイチ答案

・文章になっていなくても、答案作成(=その答案に至るまでの考え方)のプロセスが模範解答に近い→回数を重ねれば伸びるし、当日の初見問題への対応力もついてくる

 

(2)模範解答は「解説」を熟読すべき

「なぜ、自分はそう考えたのか」を掘り下げていく

「なぜ、模範解答はこのような記述になっているのか」を掘り下げていく

この2点を行うためには、模範解答の解説をしっかり読みます

なぜか。

1次試験と明らかに違うのは「正誤判定」だけで終わりじゃないからです。

いま時点で「模範解答を見てパッとしないな~なぜこの答えになるのかな?」と思っている方は、この点を強く意識してください。正誤判定で終わりにしない。

問題集や過去問で間違えたのなら、
本番で間違えずに済んだ、今気付けたと思って徹底的に分析して潰し込みましょう。

■オススメ手順

①模範解答から「なぜこのキーワードになるのか」「論理構成はなぜこれが望ましいのか」を、解説文を読んで理解。与件文と設問に記載されている内容も併せて確認。

②自分が答案を作ったプロセスを確認(メモ書きや解答骨子をもとに、どう考えたかを振り返る)

③ ①と②を比較して「合っていた考え方」「ズレていた考え方」「そもそも知識で抜けているポイント」を確認し、次回以降軌道修正すべきコト、覚えるコトを書きだす

ちなみに、独学の方に特にオススメされている勉強会、これがなぜオススメなのかというと、上記③を討論にてフィードバックしてもらえるからです。しかも、抜け漏れが少ない形で。

模範解答は一方的なので自分で咀嚼する必要がありますが、勉強会は自分のために周囲が咀嚼してくれるので、できなかったポイントを分かりやすく把握できます。

 

(3)ご参考:自分が答案を作ったプロセス

解いているときは夢中なので、いちいち「こう考えました」なんて残したら面倒です。

なので、私は↓のように過去問を解く時のノートを作っていました。

↓平成28年度・事例Ⅰを解いたときのノート

ワードで答案作成する方も居ると伺いましたが、私の場合は手書きを徹底しました。

試験本番を想定して手で書く練習しておくべき(1日中鉛筆で何か書き続けるのは、体力消耗しますよ)と思ったからです。

私の過去問ノートのこだわり

「ドット入り罫線」の大学ノートを使用(東大合格生愛用との触れ込みに惹かれ…)

②見開き1ページ 左半分:答案/右半分:答案骨子・ポイントのメモ作成←「考え方合わせ」の際にメモから答案作成プロセスの「合っていた」「ズレていた」「そもそも抜けていた知識」をチェック

③問題文はコンビニでコピー、線引いたりメモ書いたりして使い捨て

文字数の感覚を養うため、回答のマス目作成~答案作成は毎回手書きでやっていました。

また、試験本番で記述するマス目は思いのほか小さかったので、大学ノートの罫線幅で文字で書いたのは結果的に良かったと思っています。

人に見せる文字を書くので、丁寧に書かねばなりません。

しかし手書きで文字が小さいと、字がつぶれて読みにくくなりがちです。
ペン習字でもやっていれば問題ないでしょうが、今からユー○ャンに申し込むには時間が…

日ごろから手書きで何かやっている方も少ないはずなんで、練習したほうがイイです。
思いのほか、手首が疲れますよ!

 

今日のまとめ

・自分の答案と模範解答、それぞれが「なぜそのように書いたのか」を比較し、自分ができたこと、できなかったことを明確にする

・模範解答は答案ではなく解説をしっかり読む

・今間違えたことは「本番にミスせずに済んだ」と思ってしっかり振り返る

 

3.おまけ:私の使っていた過去問集

私は事例Ⅰ~Ⅲについては過去問のみで対策を行いましたが、その際に以下の書籍を活用しました。


同友館:2次試験過去問題集(amazon)

個人的には使ってよかったと思っています。
なぜか…

執筆陣がLEC、KEC、MMC、AAS、クレアール等といった(受験生時代はよく知らなかったんですが)2次筆記試験では名が知れた予備校の講師陣なんです。

ということは、予備校の解説を部分的に教わっているようなものなんです。

前回も書きましたが、独学はノウハウを自分で積み上げるがゆえ、遠回りになりがちです。

一方、2次筆記試験で頼るべき(というか、そこしか拠り所が無い)経験則やノウハウは、予備校がいっぱい持っています
(一発合格道場も10年のノウハウや経験則が蓄積されています)

私はこの1冊と「ふぞろい」を併用し、たまに「全知識」「全ノウハウ」をめくりながら事例Ⅰ~Ⅲの対策を仕上げていきました。(参考:合格体験記

1次試験と違って、2次筆記試験は予備校によって解答速報の要旨も異なります。
ですから、複数の参考書や模範解答から多面的な意見や考えを持ち寄り、それらの共通項から「結局自分の考え方は良かったんだろうか、ズレや抜けは無いか」と振り返る事が大切です。

特に、過去問の事例ごとに「今後の学習ポイント」が記載されている点は特に活用しました。

2次筆記対策の参考書の中でも、一番マーカーで線を引いていたのはこの本の「今後の学習ポイント」でした。

「こういう視点でちゃんと考えろよ」「ここの知識おろそかにするなよ」というコトが簡潔に書かれているので、反省にはもってこいだったのです。

過去問は無料でもゲットできますが、解説付きの参考書を買うのが個人的にはオススメです。

 

では、また!

 


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おはようございます。
いけちゃんです。
(合格体験記はこちら、前回までの記事はこちら

あのアツい一次試験から約一か月、学習は順調に進んでらっしゃいますでしょうか
「順調」だとお感じの方には、本日の記事は不要なので、そっと閉じてください。(そっとね…笑)
いまいち手応えがないな…」という方には、少しはヒントになる部分があるかもしれません。

さて、一次試験から受験されてストレート生の方は、設問文の選択肢に関する正誤判定に磨きをかけてきた「一次脳」を作ってこられたと思います。
あんまり良いネーミングではないかもしれません…ごめんなさい)。

二次試験で活用すべき知識は一次試験の範囲のうち、相当限定されています
なので、「一次試験に合格したんだし、復習の必要なんかないよ」というご意見もよく聞きます。
でも、二次試験の過去問題を解いてみて「全く別物の試験だから」だと感じる部分があるなら、「全知識」「全ノウハウ」の出番です。

私はご縁があって2020年版の「全知識」「全ノウハウ」の執筆に関わりました
今回は、道場メンバーに聞いた赤裸々な使用体験記(2919年版)や4人の執筆者オススメの使い方、注意点(2020年版)をご紹介しながら、先日のオンライン夏セミナーにて際中・事後にご質問いただいた「全知識」「全ノウハウ」を上手く活用する方法を一緒に探り、「手がかり」をご提供できればと思っています。
※執筆者が書くと「プロモーション」っぽくなってしまいます(笑)が、注意点も併記しますのでご容赦ください

2次試験合格者の頭の中にあった全知識 (2020年版)」(以下、「全知」)
2次試験合格者の頭の中にあった全ノウハウ (2020年版) 」(以下、「全ノウ」)
2020年版 事例IV(財務・会計)の全知識&全ノウハウ」(以下、「事例Ⅳ全知全ノウ」)

本記事をお届けしたいのは、このような方々です。

「全知識」「全ノウハウ」の活用方法を知りたい方

各書籍の内容

「全知」「全ノウ」シリーズは、「ふぞろい」シリーズと異なり、派生書籍は少ないです。
本日初めてこの書籍を知った方に向けて、それぞれの違いを最初にお知らせしておきます。
なお、「ふぞろい」シリーズの差異については、以下の過去記事が詳しいです。
(参照:10代目かわとも「よくわかる!ふぞろい書籍一覧表」)

「全知」「全ノウ」
事例Ⅰ~Ⅳを網羅し、口述試験までカバーしています。
全知識では、事例ごとのパターンや切り口(着眼点)をご紹介しつつ、関連する一次知識をご紹介しています。
全ノウハウでは、二次試験に共通のノウハウの他、直近二か年分の事例分析を掲載しています。

「事例Ⅳ全知全ノウ」
事例Ⅳ対策に特化した一冊です。
論点ごとに知識・ノウハウをまとめており、過去問を演習問題としている点が特徴です。
また、「事例Ⅳ全知全ノウ」はあえて前年度の事例は扱っていません
その理由は、前年度事例は「80分通した演習に使うべき(本書のように反復練習する対象とするべきでない)という考え」に基づいています。

各書籍の目次をご紹介します(事例ごと重複する部分は一部省略しています)。
ピンとくるようでしたら、次項(「活用方法」)もご確認の上で、ぜひご活用ください。

2次試験合格者の頭の中にあった全知識

第1章 事例別対策【事例Ⅰ】
■事例Ⅰの概要
Ⅰ 代表的SWOT項目
Ⅱ 最重要の切り口
Ⅲ 項目別パッケージ
1.事例Ⅰの基本的な考え方
2.大枠戦略検討
3.リーダーシップとマネジメント
4.組織形態(組織デザイン)
5.組織の成立と存続要件
6.組織風土・組織文化
7.組織のライフサイクル
8.モチベーションアップ
9.能力開発
10.インターナルマーケティング
11.評価
12.報酬
13.キャリアコース
14.非正規社員の活用
15.採用・退職
16.同族会社,非同族会社
17.事業承継
18.M&A(合併と買収)
19.アウトソーシング
20.ダイバーシティ・マネジメント
21.業務の定型化
22.IT活用
Ⅳ 使える解法テクニック
Ⅴ 知っておきたい考え方のトレンド
第2章 事例別対策【事例Ⅱ】
■事例Ⅱの概要
Ⅰ 代表的SWOT項目
Ⅱ 最重要の切り口
Ⅲ 項目別パッケージ
1.大枠戦略検討
2.競争戦略
3.市場細分化(標的市場の選定)
4.PPM
5.Product① 品揃え拡充
6.Product② 共同開発
7.Product③ カニバリゼーション
8.Product④ サービス財
9.Place① 直販
10.Place② OEM
11.Place③ 主要顧客依存
12.Place④ 企業間連携(事業連携)
13.Place⑤ 外注(アウトソーシング)
14.Price① 価格設定
15.Price② ロスリーダー政策
16.Price③ メニュー選択式価格設定
17.Price④ プライスライニング政策
18.Promotion① パブリシティ(プル戦略1)
19.Promotion② 口コミ(プル戦略2)
20.Promotion③ ホームページ,BBS,SNSなど
21.Promotion④ 人的販売
22.Promotion⑤ 具体的なPromotion案
23.ブランド
24.IT
25.店舗販売
26.インストアマーチャンダイジング(ISM)
27.POSシステム
28.商店街
29.合併・買収
30.地域資源の活用
31.リスクマネジメント:危機管理
32.4C
Ⅳ 使える解法テクニック
Ⅴ 知っておきたい考え方のトレンド
第3章 事例別対策【事例Ⅲ】
■事例Ⅲの概要
Ⅰ 代表的SWOT項目
Ⅱ 最重要の切り口
Ⅲ 項目別パッケージ
1.生産計画はどうあるべきか
2.生産方式
3.管理方式
4.PQ分析
5.コミュニケーション
6.Q(品質)
7.C(コスト)
8.D(納期)
9.IT活用
10.営業と工場の役割分担
11.製造現場のチェックポイント
12.工場設置のSLP
13.IE
14.設備保全
15.製品開発
16.アウトソーシング
17.販売に関する事項
18.出荷・配送
19.CAD/CAM
20.コンカレントエンジニアリング
21.技術継承
22.工作機械
23.海外進出
Ⅳ 使える解法テクニック
Ⅴ 知っておきたい考え方のトレンド
第4章 事例別対策【事例Ⅳ】
■事例Ⅳの概要
Ⅰ 出題のポイント
Ⅱ 最重要の切り口
Ⅲ 項目別パッケージ
1.B/S,P/L分析
2.CF計算書の作成と基本分析
3.投資(プロジェクト)の評価とリスクの計算
4.損益分岐点分析(セールスミックス)
5.企業価値と株価
6.原価計算
7.連結会計
8.他の科目の関連知識
9.場合分け問題
10.デリバティブ(金融派生商品)
11.その他
Ⅳ 使える解法テクニック

2次試験合格者の頭の中にあった全ノウハウ

第1部 2次試験のノウハウ(基本パート)
Ⅰ 2次試験における5つの基本的心構え
Ⅱ 2次試験全体の重要な切り口
Ⅲ 2次試験全体のノウハウ
1.設問文の読み方
2.与件文(事例文)の読み方
3.注意すべき与件文のポイント
4.解答の構築ポイント
5.解答の書き方
6.80分間のタイムマネジメント(基本例)
7.試験会場での緊張対策
8.ツールの活用法
9.戦略的に得点を確保する
10.学習上、必ず行うべきこと
11.解答における考え方のトレンド(全体)
Ⅳ 設問のタイプ別対応パターン
Ⅴ 2次試験事例別のノウハウ
第2部 本試験問題でのノウハウ活用例
第1章 令和元年度2次筆記試験考察
Ⅰ ノウハウ活用例―事例Ⅰ
1.設問分析
2.与件分析とSWOT分析
3.各問題の分析と活用できるノウハウ
Ⅱ ノウハウ活用例―事例Ⅱ
Ⅲ ノウハウ活用例―事例Ⅲ
Ⅳ ノウハウ活用例―事例Ⅳ
1.大枠戦略の検討
2.実際の与件文チェック
3.各問題の分析と活用できるノウハウ
第2章 平成30年度2次筆記試験考察
Ⅰ ノウハウ活用例―事例Ⅰ
1.設問分析
2.与件分析とSWOT分析
3.各問題の分析と活用できるノウハウ
Ⅱ ノウハウ活用例―事例Ⅱ
Ⅲ ノウハウ活用例―事例Ⅲ
Ⅳ ノウハウ活用例―事例Ⅳ
第3部 2次試験のノウハウ(詳細パート)
第1章 2次筆記試験対策
Ⅰ 与件文を読むときに注意しておきたいフレーズ集
1.LEVEL1 「  」で括られた言葉
2.LEVEL2 繰り返される類似表現
3.LEVEL3 強調表現(強調語・数字・接続詞)、欄外注記、別表
4.LEVEL4 顧客ニーズ、伸ばすべき強み、解決すべき課題や問題点、環境変化により求められている要求
5.LEVEL5 ニュアンスを読み取る
6.<補足>与件文と財務諸表の両方から内容を検討する
Ⅱ 解答を記述する際に活用できるフレーズ集
1.文字数の調整に活用できるフレーズ集
2.事例Ⅰ(組織・人事)に活用できるフレーズ集
3.事例Ⅱ(マーケティング・流通)に活用できるフレーズ集
4.事例Ⅲ(生産・技術)に活用できるフレーズ集
5.事例Ⅳ(財務・会計)に活用できるフレーズ集
Ⅲ 合格者が実践していた苦手克服法
Ⅳ 診断士2次試験の『よくある疑問』に答えます!
1.解答プロセス編
2.勉強方法編
3.その他
Ⅴ ファイナルペーパーを作ろう!
1.ファイナルペーバーについて
2.ファイナルペーパーの例
Ⅵ 合格者の成長グラフ
第2章 事例別最頻出テーマと令和2年度予測
Ⅰ 過去問題分析表
Ⅱ 事例Ⅰ(組織・人事)の最頻出テーマと令和2年度傾向予測
1.最頻出テーマ
2.令和2年度傾向予測
Ⅲ 事例Ⅱ(マーケティング・流通)の最頻出テーマと令和2年度傾向予測
Ⅳ 事例Ⅲ(生産・技術)の最頻出テーマと令和2年度傾向予測
Ⅴ 事例Ⅳ(財務・会計)の最頻出テーマと令和2年度傾向予測
第3章 2次口述試験対策
Ⅰ 口述試験の考え方
Ⅱ 口述試験ノウハウ
1.試験の概要
2.実際の質問内容
3.基本的対策

2020年版 事例IV(財務・会計)の全知識&全ノウハウ

序章 本書の使い方
第1章 経営分析
Ⅰ 経営分析の知識・ノウハウ
Ⅱ 経営分析の過去問
第2章 損益分岐点分析(CVP)
Ⅰ 損益分岐点分析(CVP)の知識・ノウハウ
Ⅱ 損益分岐点分析(CVP)の過去問
第3章 意思決定会計
Ⅰ 意思決定会計の知識・ノウハウ
Ⅱ 意思決定会計の過去問
第4章 セグメント別会計
Ⅰ セグメント別会計の知識・ノウハウ
Ⅱ セグメント別会計の過去問
第5章 キャッシュフロー分析
Ⅰ キャッシュフロー分析の知識・ノウハウ
Ⅱ キャッシュフロー分析の過去問
第6章 その他計算問題
Ⅰ その他計算問題の知識・ノウハウ
Ⅱ その他計算問題の過去問

あなたにあった活用方法は?

それでは、道場メンバーに聞いた赤裸々な使用体験記(2919年版)や4人の執筆者オススメの使い方、注意点(2020年版)をご紹介していきます。

2次試験合格者の頭の中にあった全知識

【道場メンバーの使用体験記】
●一次試験後の二次の情報収集の際に、1回読んで、必要となる知識をざっくり掴んだ。(その後は過去問等の学習に専念)二次試験の一週間前に再度読み、取りこぼしの知識がないかを確認した。全知識の上手な活用方法がわからなかった。(お守りのような感じだったかも・・・)(岩塩
●二次試験で使う知識の補足。二次試験知識インプットはTBCが軸。ある程度二次試験の学習が進んだ後に、補足復習用として知識、論点、ノウハウに抜け漏れないかの確認に使った。(3ch
●一次知識の確認知識解答にならないようにするため、サラッと確認する程度にして、読み込まないようにした。(ぴ。
●一次試験の知識の振り返り。(カワサン

【執筆者 オススメの使い方】
・二次試験で求められる「知識の応用」のためには、これまで学んできた「点」を「線」や「面」で結びつける必要があります。
・そして、設問文を読んだとき、サッと頭の引き出しから出せる「瞬発力」も大事です。
フレームワーク(切り口)を自在に使いこなす「二次脳」への切り替えが必要だと感じる方に、ぜひ手に取っていただきたいと思います。
・各知識のレベル感を知っていただくのにも使えます。ご職業の中で精通している分野があると、稚拙に見える部分も正直あると思います。「ちょっとこれはどうかな…」と思う部分、私も事例Ⅳでちょこちょこあって、執筆者としてある程度削ったり、修正をかけたりしたのですけど、はたと思ったのは、「二次試験対策としてそんな精緻に知っておく必要ある?」ということでした。本試験でも、ご自身の経験に拘りすぎると黄色信号が点灯します。
・本書で記載されている知識のレベルが「適温」で、それ以上に詳しい内容は「不要」の可能性が高いです。一度通読したら、その後は辞書的な位置づけで使うのが良いと思います。
※とはいえ、ちょっと時代錯誤/的外れの部分も残ってしまっているようです。
それを見直すために前年度の合格者が執筆に参加しているので、私たち執筆者にとっては反省点ですね…スイマセン。

【注意点】
前年度版を持っているなら、改訂部分が限られるので、あらためて買う必要はありません
・過去問に基づいて網羅的に記載されていますので、丸暗記するような使い方は、二次試験が択一問題ではない以上、あまり意味がありません
ぴ。が指摘しているように、二次試験は「知識解答」が求められているわけではありません。詳細に読み込むより、どんな切り口があるのか、どういう観点を持って二次試験にあたればいいのかを探ってみてください。
・事例Ⅳについては基本的な内容にしか触れていません。対策は「事例Ⅳ全知全ノウ」が鉄板です。早めに読みつぶしましょう

2次試験合格者の頭の中にあった全ノウハウ

【道場メンバーの使用体験記】
回答パターン、切り口の習得。(3ch
合格者がどんなことを大切にして問題を解いたかを参考にした。通読せず必要に応じて開く、箸休めに体験記を読むあくまでアウトプットの参考にする。(カワサン

【執筆者 オススメの使い方】
・掲載している思考プロセスは、執筆者(合格者n=1)のノウハウではありますが、切り口や戦略/戦術レベルを意識しつつ、出来る限り標準的なものに寄せるよう工夫しています。ぜひ思考プロセスのトレースにお使いください。道場が日頃提唱している“パクってカスタマイズ”です。
「全知識」の関連部分とリンクさせているので、ピンとこなければ、「全知識」の該当箇所を読んでみるのがオススメです。
・(ちょっと気が早いようですが)筆記試験合格後、口述試験に関する情報は主にネット上で収集することになります。本書は口述試験についても言及している、数少ない参考書ですので、ぜひご参照ください。

【注意点】
・二か年分の事例が掲載されているので、二年続けて本書をお求めになると、一か年分がかぶってしまいます
・各事例の解答内容は執筆者・監修者の一見解に過ぎません多数の再現答案に触れられる「ふぞろい」との併用をオススメします。

2020年版 事例IV(財務・会計)の全知識&全ノウハウ

【道場メンバーの使用体験記】
確実に解答できるまで、間違えた問題は繰り返し解いた解答に納得できない問題があったので他の解説も見ていた。残存価額を入れるかとか、解説によって解答が異なる場合があった。(岩塩
計算問題の繰り返し、解法理解。初期段階から利用し、最終的に3、4周回した。(3ch
3回解いた。解答プロセスの確認に使った。「30日完成!事例IV合格点突破 計算問題集」を併用。両者の解答が違う時があったので、相互確認。(さとまる
●読んだら予備校で教わる作法や知識を教えてくれる書籍だったので「事例ⅣはMMCと心中しよう」と決めてからは封印した(予備校は双方向で質問できるので)。(べりー
●「30日完成!」を解いた後、一通り解いた。苦手な論点については2周解いた。事例4では、80分の時間配分が重要で、優先度付けについては別途過去問を解く必要あり。一次試験の学習期間中にも並行学習でやっておけば良かった。(CK
●評判良かったのでやっておけばよかった。(ぴ。

【執筆者 オススメの使い方】
最初は「財務・会計」との違いに苦しむ部分もあるかもしれませんが、道場メンバーが言うように「繰り返し」解いていくことで、反応できるようになっていきます。(わからなければ悩まずに解説を読んでしまいましょう!)
・事例Ⅳでは、やや複雑な計算が求められる意思決定会計を除き計算問題で点数を稼ぐことはもはや必須です。出来れば、掲載されている計算問題を毎日解きましょう積み重ねが活き、得点源だと唯一自信を持てる科目、それが事例Ⅳ。「ありがとう事例Ⅳ」(byかーな)です。
直前期からはどの単元を強化するか意識しながら取り組むのがオススメです。
・事例Ⅳに苦手意識をお持ちの方も、計算過程を途中まででも書くと部分点がもらえる可能性(極端な話、解答の方向性を文章で記述するだけでも部分点があるのでは、という話も)があります。正答できたかどうかではなく、丁寧な計算過程の記載を本書で身につけてください。
・実は記述問題の割合も高く、ここでいかに堅い対応を出来るかが勝負になります。本書で記述対策もバッチリです。

【注意点】
・「いや、全然わからないよ?どうすりゃいいのさ」という感触でしたら、「30日完成!事例IV合格点突破 計算問題集」もオススメです。本書よりも平易なレベルの問題が掲載されており、まずは「計算」に慣れるにはもってこいです。
・本書ではかなり難易度が高い部分も紹介されていますが、試験までの時間が限られる中で、どの程度注力するかは、ご自身でバランスを考える必要があります
・先述のとおり、前年度の事例は取り扱っていません。令和元年度事例Ⅳについて詳しく知りたい場合は、「全ノウハウ」をご参照ください。
・本書では80分の使い方はあまり学べないので、直前期からは過去問タテ解きも取り入れましょう

来年はあなたが執筆者になるかも!

「全知識」「全ノウハウ」は前年度の試験合格者4名を執筆メンバーに迎えます。
私もたまたまTwitterで知り合った執筆者の方からご紹介いただいて、本シリーズの執筆に関わることが出来ました。
自分が使っていた参考書に執筆メンバーとして参画できたのは、一年前には想像できなかった変化でした。
校正を経て、書店で平積みになっている姿を見た時は、ちょっと感動

自慢話、失礼しました(笑)

ここからが本題
先日のTomatsuの記事にもありましたが、このバトン、読者の皆様のどなたかにぜひお渡ししたいと思っています。
(参照:11代目Tomatsu「【2次対策】事例毎の特徴・お作法を知る~事例②編~」)
この部分、なんか変じゃない?」「ココ、こういう風に書いてくれたら、もっとわかりやすいのに」など、様々なご意見・ご感想をいただいております。
ぜひ、ホットな目をお持ちのあなたに、来年本書を手に取る方によりよいものを届けるため、バトンをお渡ししたいのです
※過去の執筆者には、マスターコースでヘッドを務める先輩診断士もいらっしゃれば、普段は診断士資格の保有者であることを全く意識していないという独立独歩のコンサルタントもいらっしゃって、そうした人たちとつながるきっかけになりました。

「全知識」「全ノウハウ」に限らず、試験に合格すると、前年度の合格者として様々な参考書の執筆・校正のオファーに触れる機会があります
一発合格道場」「ふぞろい」「タキプロ」といったリレーブログも同様ですが、合格者がバトンをつないでいく文化は、中小企業診断士ならではの姿かもしれません。
連携や協働が診断士の本分ゆえでしょうか。
※「そんな鬱陶しいモンいらん!ワシは一人でええんじゃ!」と言う方、それもステキな道の切り拓き方だと思います。

応募方法の詳細は、合格発表後にあらためてご案内します
条件やタイミングが合えばというお話にはなりますが、執筆や校正にご興味がある方は、ぜひ合格後の楽しみの一つに。
診断士になると、誰かと一緒に何かを成し遂げる「プロジェクト」に入る機会も多いと思いますが、その前哨戦としても、ぜひご検討くださいね。

今日のまとめ

① 「全知識」でフレームワーク・切り口をマスターしよう!
②  「全ノウハウ」でパクってカスタマイズしよう!
③ 「事例Ⅳ全知全ノウ」を使い潰して得点源にしよう!

以上、いけちゃんでした!

それでは、体調第一でお過ごしください。今日も一日頑張りましょう!


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皆様、こんにちは。3chです。
今日も道場Blogをご覧頂きありがとうございます。

7/26(日)、7/29(水)に開催されました、一発合格道場夏オンラインセミナー。昨日のさとまるの記事の通り、満員御礼にて終了致しました。ご参加いただきました皆様、ありがとうございました。運営側が不慣れな部分で至らなかった点が多々あったかと思いますが、何卒ご容赦ください。

また、去る7/23(水)には関西道場メンバーを中心とした相談会を実施しました。こちらもご参加いただいた皆様、ありがとうございました。重ねて御礼申し上げます。

今回、あいにく定員オーバーでご参加いただけなかった方、参加したけれども相談会で質問する時間がなかった方、もうちょっと他の人のQAを知りたいと思った方に向け、オン夏の相談会(7/26)及び関西相談会でご質問を頂いた内容についてご紹介します。大変申し訳ありませんが、活発な質疑応答で沢山のご質問を頂戴したため、すべてはここに書ききれず、主に初学者向けの内容を中心にピックアップさせて頂きました。

ここに掲載されていないQAについては順次各記事にて補足していきますのでよろしくお願いいたします。

 

オン夏!2次試験のQ&A(抜粋)


過去問は何年分くらい、どれくらいやったか?

・過去5年分(CK)

・過去10年分(岩塩)

 


過去問は遡って複数年解くのがよいか、それとも最近の年度を繰り返しとくのが良いか?

・直近の出題傾向の変化を踏まえると、事例1~3は最近3年分くらいを繰り返し解くとよい。ぴ。の「出題傾向を考察する」の記事を参考にして(ぴ。)

・事例Ⅰ~Ⅲは過去5年を解いた。特に過去3年は3-4回転した。事例Ⅳは過去10年ほど。(3ch)

 


過去問を初めて解く際におススメの年度・事例は?

・一番最新の傾向という意味で、令和元年度がおすすめかと思います。早めに事例Ⅰ~Ⅳを解いた方が良い。(さとまる)

 


過去問を繰り返し解くと、初見問題への対応力がなくなってしまう気がして不安です。

・過去問、2回転くらいなら正直結構忘れるから気にしなくていい。(かーな)

・模試で初見問題への対処を練習できる。(CK)

 


オンラインの勉強会はメリットありますか?

・他人から答案についてフィードバックを貰うことで、自分だけでは分からない課題が見つかること。また反面、自分ではダメだと思っていることが意外と良いと評価されることなど気づきが得られる。(ぴ)

・他人の良いところは、ぱくってカスタマイズしてました。(きゃっしい)

・自分の表現のくせなどを指摘してもらえる機会として、過去問復習の一環で何回か出たら良いと思う。(時間との相談)(CK)

・同じ時期に勉強している人の答案を見たり考え方を聞くことで、自分の立ち位置が分かります。いいなと思うところはどんどんパクる(おべんと君)

 


オンライン勉強会のおススメはありますか?匿名参加できるか?

・ココスタ、タキプロはwebでやってる。その他もやってるとこあるので調べてみると良い。ただ、ココスタが一番オススメです。(ぴ。)

・ココスタは匿名参加、タキプロは原則実名。ココスタは受験生主体、タキプロは昨年度合格者が積極的に入ってもらえる。(3ch)

 


模試は受けたほうが良い?

・初見問題に対して自分のプロセスを試せる貴重な機会。自宅受験であっても、本番同様の時間帯意識して受けた方いい。(CK)

・母集団が多い模試だと自分のポジションがわかる。ただ採点返却のタイミングなども考慮して検討を。(3ch)

 


子どもが小さくて子育てが大変で時間がない/仕事で平日時間が全然取れない。このような状況で2次試験の勉強、平日スキマ時間をどう使って工夫しましたか

・子育てが大変なら、あと3ヶ月の我慢なので、土日は旦那さんに全面協力してもらおう!平日は、歩いていてもできること、座ってやることのように時間の特性を見極めて時間を有効活用してはどうでしょうか。(さとまる)

・設問解釈。ひたすら設問文のみ読んで問われていること、制約条件を確認するトレーニング。(CK)

・まとまった時間が取れない時は、プロセスをスライスして少しずづ進めてた。設問1つだけでも、与件を読むだけでも。あとは事例Ⅳの計算問題、1次知識整理など時間に応じてやれることをやった。どれだけ忙しくても、とにかく過去問に触れない日はないようにした。(3ch)

・設問だけ読むとか、与件だけ読むとか、80分の中の工程を細分化して電車の中とかで学習する。事例Ⅳは1問でも2問でも時間があれば解けるように電卓と計算問題集は必ずカバンに入れとく(ぴ。)

 


事例Ⅳで過去問以外にオススメの教材は?

・「30日完成!事例IV合格点突破 計算問題集」が良い。(かーな)

・同じく「30日完成!事例IV合格点突破 計算問題集」。あと自分は入手できなかったが、TACのオプション講座「2次事例Ⅳ特訓」のテキスト(非売品)が良いと聞いた。(3ch)

・「中小企業診断士2次試験事例Ⅳの全知識&全ノウハウ」もオススメ。(さとまる)

 


事例Ⅳの問題集は何回くらい回したらよいですか?

・事例Ⅳはトレーニングと同じで、数日やらないとできなくなることが多いので、少しで触れておくべき。3周は回した方が良い(Tomatsu)

・ミスノートを作成して、同じミスをしないようになるまで回転数にこだわらず何回転もこなした(おべんと君)

 


予備校の模範解答を見ても、書ける気がしない。知識の補充が足りないのでしょうか?

・予備校の模範解答はかなり高度に練られていて80分で書ける内容ではない。ふぞろいや他の予備校の解答と見比べて、本当に知識が足りないのかをまず判断すべき。その上でやはり知識が足りない時は、知識の補充を考えては。(さとまる)

・予備校の模範解答に達しなくても合格できる。目指してギャップを分析するのはよいが、最初から到達することは無理なものだと割り切ってエッセンスを学ぶ方が良い。(CK)

 


知識不足が心配。2次試験に必要な知識(1次知識)はどう習得すればよいですか?

・TBCの「速修2次テキスト」にある「抽象化ブロックシート」を写真に撮ってReminDOに登録して1次試験の段階から何度も見返してた。正直なところ、抽象化ブロックシートが腹落ちして事例とつながった感覚は事例を何度もこなしてきた2次直前の10月入ってから。(3ch)

・2次試験で求められる1次知識は少ないので、1次のテキストを再学習する必要はなく、全知全ノウなどの2次対策用テキストで十分(ぴ。)

・頻出で出る知識のメリット、デメリットを勉強するとよい(かーな)

 


解答の型ってどんなものですか。どうやって習得しましたか?

・設問で問われている内容について、どう答えるかをあらかじめ自分で決めておくもの。自分が書きやすい(再現しやすい)ものがよい。(CK)

・予備校テキストの模範解答を写経しながら習得した。(3ch)

・多少は持っていたが、あまりこだわっていなかった。(Tomatsu)

・型は持っていたが、型にはまらない問われ方をする場合は柔軟に対応する。(おべんと君)

 


80分で解答を書ききれない。まずどうしたらよいか?

・まずは内容はともかく、80分で書ききれるように80分の過ごし方を見て訓練してほしい。内容はその後で大丈夫。(Tomatsu)

 


切り口がなかなか思いつかないことがある。どうしたらいいでしょうか?

・事例毎のフレームワークを元に切り口をあらかじめ準備しておく(おべんと君)

・フレームワークなど型に当てはめていくことで、書く時に自分が楽になる(きゃっしい)

 


2次でマーカーは使っていましたか。マーカーを使いすぎて混乱することが多いのですがどうしたらいいでしょうか。

・マーカーの使い方は、SWOTで引く、大事なところに引く、設問に合わせて引く、など人それぞれ。そもそもマーカーを使わず、鉛筆一本の方もいる。マーカーを使うとよくわからなくなるのなら、他の方法を試して見てもよいのでは。(さとまる)

(参考)11代目2次のマーカー利用(by岩塩)

12人中10人が色ペンを使ってた!(画像クリックで拡大)

※3chはカラーペンを使いこなせず結果1次も2次も黒一色でした。診断士試験は色ペン派がめっちゃ多いイメージ。

 


解答文字数の感覚をどう掴んだか。骨子の段階で字数を数えて書きましたか?

・カウントしていたら時間無いので①箇条書きにする、②30文字の感覚を身に着ける、③100字制限なら、30文字×3など練習する。(ぴ。)

・与件文の一行が40字なので目安に使っていた。(かーな)

・骨子段階では数えてない。回数を重ねるたびに感覚が身につく。(きゃっしぃ)

・20マス1行のノートを使って本番になれる意識をした(3ch) ※ちなみに使ってたノートはこれです。

 


過去問を解いたが、字数に満たないスカスカの解答になってしまった。与件文から必要な要素を拾うためのやり方を教えてほしい。

・最初のうちはあまり深く考えず、「使うかも」というところに多めに線を引く。特に、「事例企業の強みと弱み」「社内の変化と社外の変化」は必ずマークするといったことからはじめてみる。最初は全然書けないので焦る必要はない。(かーな)

 


2次試験の問題用紙と解答用紙の紙サイズは実際どうだったか

・問題用紙はB5、解答用紙はA3(おべんと君)

・再生紙で破れやすいので注意(Tomatsu)

・普段練習していた紙より本番は字が濃く出た気がする。初めての紙質。BにしていたがHBでよかったかもと思った。(3ch)

 


10月の試験直前で、ふぞろい流の採点で何点取れていましたか。

・6、7割は取れていたが、何度も解いた結果なので点数はあまり参考にならない。解答の文章構成、切り口、読みやすさなどを気にした方が良いと思います。(さとまる)

 


ふぞろいはどれを揃えればよいですか?

・私は10年データブック、ふぞろい11、12を購入しました。(3ch)

 


以上が主要なQAになります。
明日のぴ。の記事でも紹介しますが、掲載しきれなかった質問や回答は多数あります。後日各メンバーが順次記事にしていきますのでお待ちください。特にリクエストがありましたらコメント下さい。

 

シリーズ「となりのふぞろい」(最終回)

さて、QAでふぞろいの話題が出たところで、コラボ企画となりのふぞろい。道場側もふぞろい側も今日で最終回です。
相談会でもふぞろいの話題は必ず出てきました。2次受験生の必須アイテムですね。

私の「ふぞろい」の位置づけと活用術を紹介するにあたり、私の2次対策をざっと紹介します。

(1)スタートアップ
2次初受験のため何をしてよいのかわからず、最初は「速修2次テキスト」(TBC受験研究会)を軸に2次とはどんな感じか、考え方、電卓の使い方を動画を見ながら習得。特に知識はQAにあるように「抽象化ブロックシート」を軸に整理。事例Ⅳは「全知識全ノウハウ」「30日特訓」を軸に1次対策と並行して演習。

(2)過去問
過去問軸とした2次対策は「解き方がわかる!2次試験対策解答例集」(AAS)を軸に「因果で答える」「戦略レイヤを意識」する手法を習得。(習得というスマートな感じではなく、もがきながら必死にかじりついた感じ。)メソッドを取得はAAS名古屋のオプション講座(通信・単発の通学)にて。

(3)Web勉強会
これでも中々コツを掴めず一進一退。そこで9月中旬からWeb勉強会(私の場合ココスタ)に参加。自分の考えを人前で言葉にして発することで考えがブラッシュされることで少しずつ前進する。この中でもふぞろいを根拠にした議論はあったので、その際には勉強会が終わった後、該当箇所周辺を再度読み込み。(特に、ココスタ同期のぴ。が勉強会でふぞろいでは・・と触れた箇所は、終わった後に必死にマークして読みまくってました。)

(4)そしてふぞろいの活用
(2)でも(3)でももやもやする設問の解答、解釈・切り分けについては、ふぞろいを参照。その個所の設問や内容は深く読み込み、キーワード、切り口、多面的な解答方法、フレーズを写経してノートに記載。そこから関連する設問についても広げて参照。

といった感じで、ふぞろいは、2次の「最後の砦」、「駆け込み寺」と位置付けて活用していました。結果的にふぞろいがあったおかげで腹落ちした箇所が何度もありました。ふぞろいを参考にする際の私のポイントは、高得点再現答案や合格解答より「どういう解答がB,C,Dになっているか」を徹底的に参考にしたことです。自分の解答に同じような思考ルーチンや癖がないか、比較しながら振り返ってました。

ふぞろい流採点も実は1回も行ったことはありません。特定の設問だけやったことはありますが、事例全体ではやりませんでした。信用してないとかそんなことではなく、落ち着いてやる暇がなかったという感じです。(今思えばやっておけばより進捗が明確になったのに、と思ってます。)

色々と2次の情報収集すると定番といえばふぞろいということで、私も2次学習の初期のころ迷わず買いましたが、お恥ずかしい話、当時は具体的な活用方法等全く分かっておりませんでした。私の場合、動画解説や通学のような何かブースターがないとどうも進まず、どうやって合格者がふぞろいを自分のものにしてくのか、どうもよくわかってませんでした。ふぞろいに公式Blogがあることすら知らず・・・(すみません) 今思えば、ふぞろいBlogや道場、他のBlogでも具体的な活用術が詳細に紹介されており、ふぞろい公式Blog等をもっとチェックしておけばよかったなと思った次第です。皆さんはぜひ多様な活用方法を収取して頂きたいと思います。

 

ちなみに、最近、私が一番印象に残ったふぞろいBlogはこちらです。

キーワード採点って信用できるの?(ふぞろいな合格答案公式Blog)

ふぞろい11の後半にもH29年度を分析した同様の記事がありました。実開示点数とふぞろい流キーワード採点の乖離度が掲載されています。令和元年に関して言えば、直感的にブレ幅が大きいと感じている事例Ⅰの乖離度が他事例に比較してやや大きめにでてきていて、私の勝手な直感と合ってると思いました。本試験の実採点とは一定の乖離度があること、その乖離度がどれくらいかを上記Blogで理解した上で活用するのが良いと思います。ふぞろい流採点手法は100%では決してないけれど一定レベルで信用が置ける指標の一つに間違いない、と改めて感じた次第です。

 

<これまでのとなりのふぞろいシリーズ 道場記事>
ふぞろいって何?(かーなの記事)
勉強会での活用(ぴ。の記事)
ふぞろいの魅力的な仕掛け(岩塩の記事)
ふぞろい13で採点してみたR1・事例Ⅰ(いけちゃんの記事)
ふぞろい13で採点してみたR1・事例Ⅱ(いけちゃんの記事)
模範解答の一つとしての活用法(さいちゃんの記事)
ふぞろいは心の拠り所(Tomatsuの記事)
キーワードだけにこだわらない(CKの記事)
渾身の過去問徹底学習活用法(べりーの記事)
思考プロセスの安定のために(おべんと君の記事)
C、D答案から学ぶふぞろいの良さ(カワサンの記事)

 

道場11代目の記事でわかるように、多様性のあるメンバー、ふぞろい一つとっても捉え方や活用方法は多種多様。

まさに”ふぞろい”。

共通項や参考になる箇所をパクってカスタマイズして下さいね。

 

ふぞろい公式Twitter。よろしければ是非!

 

以上、3chでした。


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一発合格道場夏セミナー、略してン夏を開催します

一発合格道場 オンライン夏セミナー2020 日曜の回:7月26日(日) 14:00~17:50 (13:50から接続可能)
→終了しました。ありがとうございました!

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~参加者の皆さまへお願い~

29日のセミナーに使用するzoomのリンクと
セミナー資料を26日に送付しましたので、
届いていない方はこくちーずの連絡先までご連絡をお願いいたします。
29日のセミナー冒頭で事前送付資料に関する質問会を行いますので、
事前に内容の把握をお願いいたします。
セミナー当日は、資料の中身に関する説明の時間は設けませんので、ご注意ください。

           

twitterもよろしくお願いします。

 

カワサンです。(自己紹介合格体験記
今日は雑談交じりな独学生向けの話です。

セミナーや勉強会にも頼らず、独学で2次筆記試験へ挑もうとしている方、まずは2次筆記試験の合格者がどんな風に合格したのかをリサーチしましょう!

①まずはチェック道場の合格体験記
経験者の意見を比較検討し、自分にフィットしそうな方法を考えることをお勧めします。年齢、受験回数、シチュエーション…ご自身に近い合格者を探してみて下さい。

2019年 2次筆記試験合格体験記まとめを読む
体験記1個1個読むのは大変!という方は、こちらで直近合格者の手法を俯瞰できます。

独学合格者の合格体験記まとめを読む
独学合格者のトレンド、共通項をできるだけまとめています。「独学しか選べないです」という方は、こちらを参考に。

 

先日、2次筆記試験を独学合格するためには以下の3点を徹底し、各論は次回から!と書きました。

①徹底的に情報収集し、活用する参考書やWebサイト(=先達)を複数選ぶ

②複数の模範解答・再現答案と自分の答案を徹底的に比較分析

③日本語の表現や言葉づかいに徹底的にこだわる

ということで、今日は①を取り上げます…と思ったのですが、

2次試験合格への羅針盤【中小企業診断士試験】(さいちゃん)

2次試験の作法?ふぞろい活用法?そしてミスノート作成のすゝめ【2次試験の準備】(べりー)

↑を読んだら、情報収集のスタートラインには立てますので、今日は触れません。

 

今日は「合格ラインのイメージを、どう持っておくか」という話をします。

 

1.PDCAサイクルから合格ラインに近づけ!

初めて2次筆記試験に向き合う方には、まず合格ラインのイメージをもって欲しいです。

「事例Ⅰ~事例Ⅳで各科目60点以上を取るためには、どんな形の回答を書かねばならないか」

それを持たぬまま、過去問をやっても…何を目指さなきゃいけないか、分からないじゃないですか。
特に、独学は「誰も教えてくれない」という弱みを補っていかねばなりません

 

なぜ記述式の試験に「イメージ」なのかというと

いきなりテクニックやロジックをインプットした所で、解答にたどり着けるはずがないから。

もっというと、技術から学んでしまったら、中途半端でぎこちない、全体感を踏まえない答案になってしまうと思うのです。

野球だって、まずキャッチボールから教わります。
いきなり「ストレートの握り方」「流し打ちのやり方」なんて教わりません。

まず、試験全体のイメージを押さえる。相手の全体像を知っておく。そこから手を付ける。

個人的には、独学の方は参考書等の最初のほうに載っている「試験の傾向」や「そもそも2次筆記試験とは」といった解説を読んで、スケジュール感や試験の全体像把握をお勧めします。

①まず試験の全体像(≒野球ってなに?)を知り、スケジュールを立てる

②テクニックやロジック無しで過去問に手を付る(≒まずボールを投げてみる)

③模範解答と自分の回答を対比する中で、その差(≒不足する技術やテクニック)を明確にする

④理想の形と自分の立ち位置とのギャップ(≒野球が求めるボールの投げ方と自分の投げ方の違い)を埋める方法を考え、次の問題に生かす

①~④は、PDCAサイクルになっています。

もしセミナー等参加された方が読まれていましたら、気を付けて欲しいのは「いい事教わったゾ!」と思って過去問や問題集にとりあえず手を付けること。そのまま闇雲に10月25日の試験本番に臨む…

これはP(Plan)が欠け落ちています。

これでは、8月や9月でどこまでできた方が良いのか(≒マイルストーン)あいまいなまま突っ走ることになり、前倒しで出来たのか、遅れているのかを自認できません。

================================

もう少し話を掘り下げます。

今から60%書ける必要はありません

8月に0%でも、10月25日に60%以上書ければ合格です。

問題に着手してみると、最初は「わかんねーマジで。笑」状態です。
どんなに考えても白紙答案、という方もいるのではないでしょうか。
最初の半月は模範解答や「ふぞろい」のAB答案に2割くらい掠るレベルでした。

そこから「なぜ模範解答のような理屈に至るのか」という思考のプロセスを、「うーん、うーん」と深夜のマク○ナル○で唸りながら、「自分は何をはき違えたんだ」と反省し続ける。

そうすることで、2次筆記試験で求められる理想の「思考のプロセス」を自分に形作っていく
具体的な話は、またの機会に取りあげます。

 

2.2次筆記試験の合格ライン=ノリの良いお化粧に同じ

先日、同期合格者の方と会話して気づいた話をします。

試験本番への向き合い方・スケジュールの話なんですが、独学ストレート合格者には、まれにスケジュールが「メチャクチャ」なまま挑んで合格する人もいます

・仕事で時間が確保できなかった

・模試の出来が悪すぎて1か月ほどゲームに没頭して現実逃避した

・2次試験の前日に友達の結婚式で12時過ぎまで飲んで、試験会場に引出物を持ち込んだ

これでも受かる人は受かるんです。そして本人曰く「受かったんですよね~」と涼しい顔。

様々な感情が交錯しますが、これもまた現実なのです。もちろん、結果論と言えば結果論。

2次筆記試験の合格率は、毎年約20%です。

なぜ、上記のような方も「約20%圏内」の合格ラインに「入り込める」のか。

 

そんな疑問に迫るべく、彼らに話を迫り続けた結果、共通するのは以下の事だと分かりました。

・試験直前期には時間を取って勉強して、無意識のうちにノウハウをガッチリ吸収している(≒自然とPDCAが回せている

自分なりにテクニックやコツを確立し臨んでいる(≠予備校等で教わるノウハウ)

・手広くやらず、手を付けたものはしっかり掘り下げていく(≠回数をこなす)

別に、試験前日にゲームしまくってたわけじゃないんです。

何かの理論をそのまま鵜呑みにしていたわけじゃなく、自分で考えていたのです。

闇雲に数や時間を投じていたわけじゃないんです。

 

2次筆記の合格ラインっていわば「お化粧」と同じなんです。

・何もわからない→すっぴん;どう回答して良いのか分からない

・やりすぎる→厚化粧;部分を掘り下げすぎて全体のバランスを失い、結果的に的外れな回答

・ちょうどよい→今日もバッチリ☆彡:合格約20%圏内

先日某芸能人のメイク動画を見ながら、2次筆記試験の合格ラインは同じ概念だなと。
といっても、世間の約20%だけお化粧上手で、約80%の方がお化粧が下手と言いたいわけではないです。

 

与件文を読む、事例を掘り下げるというのは、シチュエーションに合わせてどんなメイクにすべきか考えるようなもの。
結婚式ならラメ入りかな。弔事ならナチュラルに。そういう事です。

「設問を解釈する」というのは、どこの部位に何を塗るのかを考えるということ。
瞼に口紅塗らないじゃないですか。そういう事です。

「解答を作成する」というのは、塗る順番を組み立てる様なこと。
チークの後にファンデーション塗らないじゃないですか。そういう事です。

予備校で「解答のフィードバックをもらう」というのは、デパート1階の化粧品コーナーの方からアドバイスをもらうようなもの。
勉強会は「合格経験者」なんで、モデルさんからアドバイスをもらう、みたいな感じですかね。

鏡の自分(=答案)を見ながら評価してもらわないと、いいメイクか分からないじゃないですか。そういう事です。

 

私のように勉強会もセミナーも経験なく合格した経験をなぞると、

「自分で化粧してみて、ファッション誌やYouTubeの動画を参考に、鏡を見ながら自分のメイクの良し悪しを徹底的に分析し続けた」

という感じです。

 

先の「短期集中で一気に合格した人」は、いわば

「朝が弱くて短時間ずぼらメイクでもバッチリ決めちゃっている人」

みたいな感じです。私もこのタイプになりたい。

 

朝1時間かけようが、10分で済ませようが

「ちょうどよいメイク」を決められるかどうか。

その上位約20%が合格圏内です。

 

やみくもに過去問○年分やるとか、2次筆記向けの参考書を通読するとか、そういうことでは無いんです。

試験本番に「バッチリメイク」を決めるための練習を計画的にするのです。

そりゃ確かに短時間でマスターしたいですが、それで確実に「バッチリメイク」できる自信はありますか?

しかも相手は、すべて初見です。

どんなシチュエーションにも対応できるよう、練習し準備するに越したことはない、ですよね?

 

 

3.今は分からなくて全然OK

初めて過去問を解くと、自分の回答と模範解答の共通項が「とりあえずマス目に何か書いてあるくらい」という感じです。

前述のとおり「わかんねーマジで。笑」状態です。

「こんなんで10月25日間に合う?」ってなります。

でも、この状態はチャンスなんです。

それでいい。○平慈英さんにも「いいんです」って言ってほしいくらい。

全くできないというコトは、何もできていないから一から学べば「いいんです」

さっきのお化粧で言えば「化粧水の塗り方から始める」という感じです。

個人的には、過去問に取り組み始めた段階から模範解答やふぞろいのキーワードが引っかかる方のほうが注意すべきと思います。

たまたま、それっぽいことを書いて「まあまあ、こんな感じかー」と、設問や論理構成もよく理解もしないまま、過去問を回し続けるリスクがあるからです。

これもまた、PDCAがちゃんと回っていないから起きることです。

この状態で試験に臨むと、先日のべりーの「因果」の話みたいな事が起きます。

================================

肌の調子なんて毎日どうなるか分かりません。相当に気を遣わないと。

それと同じです。たまたま「今日がノリが良かった」で合格した方も居るかもしれませんが、誰しも「たまたま」を狙っている訳ではない。

今は何を試しても上手くお化粧ができない!
でも、10月25日には「確実に」ノリ良くお化粧するイメージで試験勉強に向かってほしいです。

そんなイメージを掴みつつ、次回からは独学で過去問を解く際の留意点を説明しようと思います。

繰り返しますが、まずは参考書等の冒頭文や情報収集の中で「2次筆記試験とは何ぞや」というコトをしっかりイメージして計画を立てて下さい。そこが最初です。

 

4.となりのふぞろい

昨年の1次試験終了後、ネット上の情報で「ふぞろい」は買うべしとの話を受けて買いました。(道場メンバー以外の)同期合格者の方と話していても、予備校生や通信の方も使っている方は多いように感じます。

そもそも「ふぞろい」って何なん?という方はこちらを参考に
(記事の後半に詳しく書いてありますよ)

 

私の活用法は以下の3点です。特に(2)のC・D答案から学べる点は「ふぞろい」の良さだと思っています。

(1)過去問を解いた後、合格者のAB答案、ふぞろい流ベスト答案から「自分でも書けそうな」文章に注目

ふぞろいに掲載されている再現答案を見ると「これはすごいな」「よく試験本番でここまで書けるよな」と思う回答に出会いますが「自分もこれと同じような答案が試験本番に書けるか?」という視点を持って答案分析のページ(冊子の前半部分)を見ていました。

自分の実力からして、A答案のような論理構成・着眼点まで考えつかないと思ったら「これは天才が書くやつだから無理っす」と割り切ってました。背伸びしても試験本番で書ける自信が無かったからです。

他方、B答案なら書けそうだったと感じたら、論理構成を書きだして理解し、文章の流れを把握したうえで写経しました。

B答案も50点以上~60点未満なので合格ラインに届いていませんが「先ず隗より始めよ」精神で徐々にA答案に近づける、というスタンスでしたね。

 

(2)C・D答案がダメな理由をチェック&考える→反面教師にする

合格した方の再現答案はネット上に多数ありますが、失敗答案はネット上であまり見かけません
C・D答案はいわば「届かなかった解答」であり、このためにお金払って買っていると考えても良いです。

もしC・D答案を書いてしまっていたら、それはダメな答案を書いてしまったというコト。
なんでダメなのかを徹底的に調べてる。後ページの会話も読みながら、論点を確認

加えて、何がダメだったのかを自分なりに考えてみる。「4Pの要素が1個抜けていたな」「因果の『果』が分かりにくいな」「理由の背景が抜けていたな」など。

私はそれでも不足すれば、「全知識」あたりで解法のお作法も確認して、ダメなポイントをしっかり掘り下げるように心がけておりました。

試験本番では「自分で考える」ことが出来ないと何も書けません。テキスト類も参照できませんから、今のうちに「どう考えるか」を徹底的に刷り込みました。

 

(3)合格者の勉強方法、80分の過ごし方をチェック

冊子の後半は(※「10年データブック」を除く)合格者の80分間のドキュメントと、その方の勉強方法等が記載されています。

こちらは(個人的には)読み物として、どんな人が合格したのか、10月の試験までどんな過ごし方をしたのか、大変参考になりました。

たしかにネット上でも同じようなものはいっぱい存在しますし、道場も10年分の合格体験記というノウハウが蓄積されているんですが、これらはフリーフォーマットで好き好き書いており、比較しにくいです。

他方、「ふぞろい」の場合同じフォーマットで勉強方法や個々人がポイントとして考えている事が書いてあり、比較しやすいです。私はこの点がとても好きでした。

 

5.今日のまとめ

参考書等に載っている「試験の傾向」や「そもそも2次筆記試験とは」といった解説を読んで、試験のイメージをつかむ。

・PDCAサイクルを回しながら、「ちょうどよいお化粧のノリ」に同じ答案作成能力を身につけていく。

・「ふぞろい」は失敗事案から学べる点が良い

 

では、また!

 


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おはようございます!おべんと君です。自己紹介はこちら
前回までの投稿記事はこちら

 

<本題>
今回は実録失敗談分かったつもりの罠と題して投稿します。
これは、2回目の2次試験に向けて予備校へ通学していた時に陥った
実録失敗談です。

なお、通学していた予備校のことが出てきますが、
あくまで私の取り組み姿勢が招いた失敗であり、
予備校の問題ではないことを最初に明記させていただきます。

今診断士の勉強をされている方々に、
こんな状態に陥らないように気を付けて!という思いで
投稿いたします。

 

<予備校通学前>
私は1次試験は一貫して独学でした。ネット検索で情報収集を
行っていたものの、セミナーなどには参加せず基本1人で勉強でした。

そのまま独学で2次試験を初めて受けて不合格となった時に、
「解答が公表されないのに独学でいけるのか?」
「1次試験のように独学で試行錯誤したくない!」
「2回目で合格したい!」
「きちんと予備校で学ぼう!」

と思い、通学を選択しました。1次試験は独学でTBCのテキストを
使っていたのですが、サブノート作りで遠回りしてしまっていて、
試行錯誤はしたくない! と強く思っていました。
複数の予備校を調べて無料体験講義を受講し、1番いいなと感じた
予備校を受講しました。

 

<予備校通学時>
一般的に予備校では、過去問や試験委員を研究した上で2次試験に
対する考え方や解法のインプット、演習のアウトプットが行われます。
今まで独学だった私には、予備校の論理的で確立された考え方や解法
新鮮に感じました。

講義のディスカッションを通じて2次試験に対する理解や考え方を深め、
また気の合う戦友と出会えたことも独学では絶対にできない経験で、
高いモチベーションを維持しながら勉強していました。

 

<陥った失敗>
失敗点は、予備校で学んだことを自宅で復習するときの姿勢です。

本来は予備校で学んだ解法をそのままこなして
同じような解答を書けるようにすることだけでなく、
「なぜこの解法でこの解答になるのか?」
「どういう考え方でこの解答にたどり着くのか?」
という思考プロセスを自分なりにかみ砕いて理解すること
最も必要だったと感じています。
解答は思考の結果生まれる最終成果物であって、途中の
思考プロセスが安定していないと、出てくる解答はバラバラです。

そこに気づいていなかったため、
予備校と同じような答えが家でも書ける=これでOK」と
思ってしまっていました。
答えも授業中に学んでいるわけで、同じ解答が書けるのは
当たり前の話なのにも関わらず。

結局、予備校の講義中に学んだことを、家に帰っても
「分かったつもり」になっており、本質的には分かっていなかった
という状況でした。

 

<失敗に陥った結果>
そして私としては2回目となる平成30年2次筆記試験の結果がこれです。
事例Ⅰ:57点
事例Ⅱ:53点
事例Ⅲ:69点
事例Ⅳ:51点
合計 :230点

やはり・・・不合格でした。

ですが、、、他の事例と比べて、事例Ⅲだけ違和感のある点数でした。
実は唯一、事例Ⅲだけは自宅で思考プロセスをかみ砕き、
本質を理解しようと復習していました

 

<思考プロセスのかみ砕き方>
どういう風に思考プロセスをかみ砕いていたか?を
平成27年事例Ⅲの第4問を例にあげさせていただきます。

平成27年事例Ⅲ企業の主な特徴は、
・建設資材、農業機械部品や産業機械部品などの鋳物製品を生産販売
・強み:鋳造工程、一貫生産体制、営業部
・弱み:高齢化、計画立案、現品管理、機械加工工程
・機会:新規受注となる自動車部品の生産依頼
・脅威:公共事業予算縮小、海外製品との競争
というものです。

例示させていただく第4問は、

海外製品との競争が激しい時代のなかで、今後もC社は国内生産を維持する考えである。そのためにC社が強化すべき点は何か、その理由とともに140字以内で述べよ。

と問われています。

それを踏まえて、下の画像が振り返りを行ったノートの一部です。
字が汚いのはごめんなさい・・・(これでも合格できます)
赤枠の部分は文章の細かい解説です。


※クリックで拡大します。

 

これは既に学んだ「予備校の解答」を正として、
どうやってその解答にたどり着いたのか?を上から下にたどっています。
上段1行目___:設問の理解
中段2~4行目_:根拠となる与件文の抽出
下段5~最終行目:骨子

初年度事例Ⅲが42点と苦手意識が強かったのですが、過去問を使って
予備校の思考プロセスをかみ砕いて理解したおかげで、
事例Ⅲの苦手意識は消えました。
70点以上は取れないけど他の1事例分くらいのカバーはできそうかな?
という感覚は持っていました。

これを事例Ⅰ、事例Ⅱもやってれば、勉強期間が1年短縮できたのに・・・
と思ってもあとの祭りです。
なぜやらなかったのか・・・事例Ⅲの思考プロセスをかみ砕いたことで、
事例Ⅰ、事例Ⅱも「分かったつもり」になっていたのかもしれません。
つくづくダメダメ人間ですね。昔取った杵柄で右ストレートですね

平成30年はマンマシンチャートの図表や設問間の切り分けが難しく、
そちらで苦戦した人が多かったという話もあります。2次筆記試験は
相対評価の採点と言われており、実際のところはわかりませんが、
少なくともこの年の私の点数を見る限りでは、
「分かったつもりになっている科目の点数は60点を超えられなかった」
と言えるかと思います。
(これ以外の要因もありますが、それはまた後日・・・)

 

ところ変わって・・・

となりのふぞろい。

<おべんと君流ふぞろい活用法>
ふぞろいな合格答案と一発合格道場のコラボ企画です。
上述の思考プロセスの理解と絡めて、おべんと君流ふぞろい活用法を
お教えします!

診断士を勉強されている方の大多数が読んでいる「ふぞろい」。
これには合格者の解答が掲載されています。
もちろん「何を書いているか?」の理解がとても大事なのですが、
「何を」だけ見てしまうと、「与件切り貼り」とか「キーワード詰込み
になります。そうではなく、
なぜこの解答になったのか?なぜこれを書いたのか?」まで
さかのぼって考えることが必要だと思います。

「なぜ?」をさかのぼるためによく読んでいたのは、
その年の話題の有名人に似た名前の先生と生徒2名が、
事例ごとに会話をしながら設問と解答を解説する部分です。
上述の平成27年の解説が載っている「ふぞろい合格答案9」は、
吉多様子先生、立花素菜緒さん、多浪丸渉さんが登場します。

この部分は、ふぞろいで抽出した合格・A答案を書くためには
どういうところに着目すればいいか?という観点で書かれており、
まさに思考プロセスをかみ砕くために欠かせない文章です。

読み物としても面白いですし、ぜひ思考プロセスを紐解く!という
観点でお読みいただければ、違った発見が出てくるものと思います。

お勧め勉強法としては、
①合格答案・A答案に「何が」書いているか?を確認する。
②先生と生徒2名の会話を読み、
_なぜ合格・A答案作成者が「何が」を答案に書くに至ったのか?の
_思考プロセスをふぞろいと比較しながら自分なりに考える。

この時の注意点は、自分なりに考えた思考プロセスが、
「設問文」「与件文」「1次知識」と紐づいていないと、
その考え方は正しくない可能性
があります。

先に例示した平成27年事例Ⅲの第4問で考えると、
・海外製品:
_設問文与件文より
・国内生産を維持=長期的視点
_設問文与件文より
・海外製品と競争=価格競争、差別化
_1次知識(白書)より
・顧客からの軽量化、複雑形状化要求、鋳造技術の向上
_与件文より
・3K職場
_与件文より

と、全て「設問文」「与件文」「1次知識」と紐づいています。
特に与件文と紐づいているのが一番多いことが分かります。
これが世に言う「与件から離れない」ということかと思います。

 

<まとめ>

・解答は思考の結果生まれる最終成果物にすぎない
・そのため、思考プロセスを安定させることが重要
・思考プロセスは、予備校やふぞろいの解答を見てさかのぼること
・その際に「設問文」「与件文」「1次知識」から離れないこと

 

<最後に>
当時の私のように「もー分かってるから大丈夫だよ」とお思いの方、
私が陥った「分かったつもり」の罠に落ちているかもしれません。
私の失敗談を「逆ベストプラクティス」として
お読みいただき、皆様の勉強の一助になれば幸いです。

なお、2次試験編では、数々の失敗を経験してきているので、
今後定期的に「逆プラクティス」記事を投稿いたします。
ぜひ反面教師として乞うご期待?ください!

以上、おべんと君でした。

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おはようございます。
いけちゃんです。
(合格体験記はこちら、前回までの記事はこちら

昨日のオンライン夏セミナー2020 日曜の回にご参加いただいた方、ありがとうございました。
道場メンバーも非常に楽しかったです。
皆さんの気づきやモチベーション向上につながれば幸いです。
後日さとまるが開催レポートを掲載しますので、楽しみにお待ちください。

本日もふぞろいさんとのコラボ企画「ふぞろい13で採点してみた」。
前回取り上げた事例Ⅰに続き、事例Ⅱ編です。

本記事をお届けしたいのは、このような方々です。

「ふぞろい」がどういう書籍なのかよく知らない方

ふぞろい13で採点してみた

前回同様、まだ一度もこの事例問題に取りかかっていない方は、ぜひご自分で解いてみてから、ご覧くださいね。
初見」で解いた際に「考えたこと」「答案」を分析対象としていただきたいからです。

この事例、私は開示得点78点(評価A)という当日の手応え以上の結果になりました。
今回も、合格同期の皆さんにもご協力をいただき、答案を三つ揃えました。

S : いけちゃん 【ふぞろい評価】75点/100点 【実際の得点】78点/100点
この事例の成功なくして合格できなかった人。
A : CK 【ふぞろい評価】71点/100点 【実際の得点】65点/100点
ご存知、「一発合格道場」11代目のCK。タキプロ(関西)でも活躍しています。
(他の事例も含むCKの再現答案はコチラ
B:ぴ。  【ふぞろい評価】48点/100点 【実際の得点】53点/100点

ご存知、「一発合格道場」11代目のぴ。。女性と勘違いされやすい人。「ココスタ」では見事な経営分析セミナーを開催。
(他の事例も含むぴ。の再現答案はコチラ

ふぞろい流採点基準に従って、なるべく厳しめに採点してみたつもりです。

第1問(配点20点)

設問文

小型ショッピングモール開業を控えた2019 年10 月末時点のB 社の状況について、SWOT 分析をせよ。各要素について、①~④の解答欄にそれぞれ40 字以内で説明すること。

出題の趣旨
B社内外の経営環境を分析する能力を問う問題である。

S:いけちゃん 【ふぞろい流採点結果】17点/20点
S:①美大卒業の経歴で高い技術力[1]顧客期待以上の[1]デザイン提案力[2]商店街との良好な関係[1]
W:①商店街の中心部から[1]離れた店舗立地[2]②2人が施術すれば満員となるような狭いスペース[2]
O:①一定の市場規模[2]が存在するネイルサロン市場②ネットを利用した口コミ拡散の有効性。
T:①大手チェーン[2]個人事業[2]といった競合が多数存在[1]②低価格店への顧客流出の可能性。

A : CK 【ふぞろい流採点結果】17点/20点
S:美大出身の社長とY氏の高い技術力[1]と前職で培った提案力[1]。固定客も獲得できている。
W:商店街の中心から[1]離れた立地[2]で、スペースも狭く[2]長方形の形状のため2人施術で満員。
O:ネイルサロン市場は一定の市場規模[2]を持ち、X市は10代と40代の人口が多く[1]行事も盛ん[2]
T:大手チェーン[2]だけでなく自宅[2]で個人事業での開業もあり参集障壁が低く競争率が高い[1]市場。

B:ぴ。 【ふぞろい流採点結果】16点/20点
S:和服に合わせたデザインなど優れた技術力[1]、衣装のコーディネート提案[1]など優れた接客力[1]
W:商店街中心部から[1]離れた店舗など立地面での弱さ[2]建築年数の経過など設備面での弱さ[1]
O:ファミリー向け宅地の開発など対象顧客層の流入[1]商店街イベントの定期開催[2]など事業機会。
T:商店街周辺にある[1]大手チェーンのネイルサロン[2]個人事業の自宅サロン[2]による競争激化[1]

【考察】
与件文にふんだんに散りばめられたB社の強みなど、典型的なSWOT分析が問われました。
ここでは差がつきませんが、冒頭で基本的なフレームワークを用いるような設問の組み立ての場合、第2問以降での解答と連動した要素を抜き出しておく必要があります。
脅威(T)については、与件文の解釈が分かれ、私だけが低価格ネイルサロンを将来の脅威として挙げていますが、少数派だったようです(ふぞろい流採点基準ではMAX5点のため加点対象とせず)。

第2問(配点30点)

設問文

B社社長は初回来店時に、予約受け付けや確認のために、インスタント・メッセンジャー(インターネットによるメッセージ交換サービス)のアカウント(ユーザーID)を顧客に尋ねている。インスタント・メッセンジャーでは個別にメッセージを配信できる。
このアカウントを用いて、デザインを重視する既存顧客の客単価を高めるためには、個別にどのような情報発信を行うべきか。100 字以内で助言せよ。

出題の趣旨
B社顧客個々の状況に合わせたコミュニケーション方法を提言する能力を問う問題である。

S:いけちゃん 【ふぞろい流採点結果】24点/30点
顧客に好きな絵柄[1]・SNS上のネイル写真[3]の共有を依頼すると共に、顧客の予算を踏まえつつ、気に入りそうな[6]B社の凝ったデザイン[3]のネイルを提案して顧客要望[6]を具体化し、アート・オプション[5]の利用を促す。

A : CK 【ふぞろい流採点結果】25点/30点
顧客の好きな絵柄[7]ネイル写真[3]と、イベント行事に合わせた季節感のある[6]ネイルの画像を顧客の好みに応じ個別配信。アート・オプションやデザイン・オプション[8]の需要を喚起し、客単価の向上[1]を図る。

B:ぴ。 【ふぞろい流採点結果】11点/30点
情報発信は①ジェルネイルの平均所要時間やジェル塗り・照射等のサービス内容の具体化でサービスの可視化を行い、②次回来店のための爪の成長度[4]の紹介、顧客要望に応じた[6]オプション紹介[1]などで、顧客満足度を高める。

【考察】
ぴ。の答案において、①は一次知識(サービスの「無形性」)に基づいて解答していることが伺われますが、ふぞろい流採点基準では加点対象になりませんでした
CKの答案はデモ・ジオ・サイコのそれぞれの面での特徴を踏まえた、過不足のない答案となっています。
「ふぞろい13」によれば、得点差が開いた設問であったようです。

第3問(配点50点)

設問文

B社社長は2019年11月以降に顧客数が大幅に減少することを予想し、その分を補うために商店街の他業種との協業を模索している。
(設問1)B社社長は減少するであろう顧客分を補うため、協業を通じた新規顧客のトライアルが必要であると考えている。どのような協業相手と組んで、どのような顧客層を獲得すべきか。理由と併せて100 字以内で助言せよ。
(設問2)協業を通じて獲得した顧客層をリピートにつなげるために、初回来店時に店内での接客を通じてどのような提案をすべきか。価格プロモーション以外の提案について、理由と併せて100字以内で助言せよ。

出題の趣旨
(設問1)B社の状況や目的に応じて、協業相手やターゲットを提言する能力を問う問題である。
(設問2)B社の強みを活かし、新規顧客との長期的関係性を築く施策を提言する能力を問う問題である。

設問1

S:いけちゃん 【ふぞろい流採点結果】16点/25点
協業相手は貸衣装チェーン店[5]。顧客層はX市開催イベントに参加するデザイン好きな30~50代[4]女性。理由は①X市は行事が盛んな土地柄[4]上記層は人口が多く[2]②Yの前勤務先で予約会とのコラボレーション[1]も容易だから。

A : CK 【ふぞろい流採点結果】15点/25点
貸衣装店[5]、美容室[2]、ファッション関連店[2]と協業し、卒業式や成人式を迎える親子世代[2]を獲得する。理由は①X市は10代、40代の人口が多く[2]、②社長は40代で顧客ニーズを把握[1]でき、③顧客は卒業式等で美容室等を使う[1]から。

B:ぴ。 【ふぞろい流採点結果】12点/25点
協業相手は有名ブランドの衣料品店、宝飾品等のファッション関連の路面店[2]である。顧客層は高級住宅地に住む[2]10代の子を持つ[2]40代[4]富裕層[2]とする。理由は近隣性重視の顧客が流出し、低価格の競合店と差別化するため。

設問2

S:いけちゃん 【ふぞろい流採点結果】18点/25点
参加イベントの雰囲気[3]季節感[3]を踏まえ、衣装やアクセサリーにデザイン的に整合する[2]ジェルネイルを提案[3]する。理由は参加イベントや季節の変わり目の都度利用が見込め、顧客満足度が向上[5]し、リピート[2]につながるから。

A : CK 【ふぞろい流採点結果】14点/25点
卒業式等の服装に合わせてデザインした[2]ジェルネイルを提案[3]し、顧客の期待を超える[1]提案にする事で顧客満足度を上げ[5]、同時に接客時に顧客の好みを収集してSNSでデザイン提案することで再来店を促し固定客化[3]を図る。

B:ぴ。 【ふぞろい流採点結果】9点/25点
B社は①Yさんのコーディネート提案力[3]を生かし、ブランド衣料や宝飾品に合う[2]提案接客を行い、②社長のデザイン力[2-1]を生かし、衣服に合わせたデザインなど写真共有アプリを通じた[2]接客で、顧客関係性[1]の強化を図る。

【考察】
試験後、設問1において協業相手を誰にすべきだったのか、受験仲間と相当議論を重ねました。
第1問でS・Oとして答えた内容について、協業相手とシナジーを生むことが出来そうなら、おそらく誰であっても問題ありません
逆にいうと、与件文に十分な材料がないと説得力を持ってシナジーを語れないということになるので、「貸衣装屋」が無難な選択肢であることもまた事実です。

設問2においては、ぴ。の答案はB社の強みを使って機会を捉えるという筋書きになっていて非常にわかりやすいのですが、顧客の要望に応えるという観点が薄い印象を受けます。
CKの答案では「顧客の期待を超える」(→「顧客満足度の向上」)→「固定客化」につながるという因果が表現されています。

事例Ⅱについては、タキプロの勉強会でも活躍されているとうへいさんの記事が参考になります。
(参照:とうへい「なぜか高得点が取れた中小企業診断士試験 事例Ⅱ の試験中に考えたこと(得点開示84点 再現答案付) その1」)
(参照:とうへい「なぜか高得点が取れた中小企業診断士試験 事例Ⅱ の試験中に考えたこと(得点開示84点 再現答案付) その2」)
(参照:とうへい「なぜか高得点が取れた中小企業診断士試験 事例Ⅱ の試験中に考えたこと(得点開示84点 再現答案付) その3」)

今日のまとめ

① 冒頭で基本的なフレームワークを用いる事例なら、後半の設問での利用を考えて解答を提示
② 与件
文の材料を十分に用いて説得力を持たせ、因果を表現

以上、いけちゃんでした!

それでは、体調第一でお過ごしください。今日も一日頑張りましょう!


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7月14日(火) 12時より「こくちーず(告知’s)」で募集開始予定

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※【緊急追加】関西道場(関西メンバー)主催の
オンライン相談会・更新会も開催します!(7月23日)
申し込みはこちら
※詳しくはCKの記事を御覧ください。

~参加者の皆さまへお願い~

キャンセル待ちの方がいらっしゃいますので、

もし参加できなくなってしまった場合には、

お手数ですが申込フォームの問合わせにて、

キャンセルのご連絡を宜しくお願い致します。

また、参加者のかた全員に案内メールをお送りしましたので、

まだ届いてないかたは必ずお問い合わせいただきますようお願い致します。

           

twitterもよろしくお願いします。

 

おはようございます。岩塩です。一次試験を受けられた皆様、2日間の一次試験、本当にお疲れ様でした。自己採点の結果、めでたく合格見込みとなった方は、2次試験の情報収集や学習準備を始めていることと思います。カワサンの記事にもありましたが、情報収集がとても大事です。一発合格道場でも2次試験対策セミナーを開催しますが、有難いことに両日とも満員御礼をいただいております。懇親会にはまだ人数の余裕がありますので、『懇親会だけ参加したい』という方がいらっしゃいましたら、こくちーずの【お問い合わせ】からご連絡ください!

 

さて、本日の話題です。

 

<2次試験学習における守破離>

私は仕事で新卒社員研修を担当することがあるのですが、その際に新卒社員の皆さんからしばしば耳にするのが「守・破・離」という言葉です。もともとは千利休の訓によるものだそうですが、修行における過程を示したものです。

 

修業に際して、まずは師匠から教わった型を徹底的に「守る」ところから修業が始まる。

師匠の教えに従って修業・鍛錬を積みその型を身につけた者は、師匠の型はもちろん他流派の型なども含めそれらと自分とを照らし合わせて研究することにより、自分に合ったより良いと思われる型を模索し試すことで既存の型を「破る」ことができるようになる。

さらに鍛錬・修業を重ね、かつて教わった師匠の型と自分自身で見出した型の双方に精通しその上に立脚した個人は、自分自身とその技についてよく理解しているため既存の型に囚われることなく、言わば型から「離れ」て自在となることができる。このようにして新たな流派が生まれるのである。

(Wikipediaより引用)

 

初学者の皆さんにとっては、診断士2次試験の学習はいわば修行のようなものかと思います。2次試験を「守・破・離」の観点から考えてみると、次のような過程になると思います。

 

「守」
  模範解答を忠実に真似する、解答に至るロジックを理解する

「破」
  模範解答を分析し、自分に合った解答プロセスを確立する

「離」
  模範解答にとらわれず、独自の診断・提案ができるようになる

 

このように定義すると、2次試験で求められているのは「守」「破」まで。「離」は危険な行為となってしまいます。

診断士は国家資格ですので、標準的なというものがあります。を習得しているかどうかを確認するのが2次試験ですから、「自分ははもうしっかり理解しているよ!」ということを強くアピールした方がよいです。オリジナリティのある「離」の解答を書きたい気持ちをぐっと堪えて、通りの解答をすることが大切です。(出題内容がご自身の専門分野に近い場合は、特に要注意です。)

社会人をやっていると、「人と同じじゃ意味がない」「独自性を持て」と言われることが多いと思いますが、2次試験では「人と同じことを書く」「独自性を封印する」を意識することが重要です。

 

 

<「守」「破」 習得のプロセス>

私は過去問10年分を2周しましたが、1周目は「守」の視点、2週目は「破」の視点を重視して学習を進めました。

 

(1) 1周目「守」(8月)

  • スタディングから問題を印刷して、40分間で問題に取り組む
    • ①問題への与件文の対応付け、②解答骨子のメモを作成をする程度で終了
  • スタディングのロジックマップを見ながら解説を聴く
    • ①適切な対応付けができていたか、②解答文を書けそうな骨子ができていたか、を確認
  • 問題文と模範解答を写経する。(書き写すということ)
    • 模範解答で、他問題にも応用できそうな表現はチェック
    • エクセルにまとめていました
  • まとめたエクセルを通勤時間に眺める

(解答はスタディングより引用)

この段階では真似によるインプットを重視していたので、解答全文は書かず。ニュートラルな気持ちで「なるほど~」「そう考えるのね~」と模範解答から学ぶ。できなくても自分を怒らない。問題経験数を増やし、出題傾向と「こんな問題に対してはこんな解答を書く」という切り口&キーワードことをざっくり掴む。ロジックを意識しながら練習すると、だんだんと的を得た抜き出しや解答骨子ができるようになると思います。

 

(2)2週目「破」(9月)

  • AASのWebサイトから本番形式の問題と解答用紙を入手し、80分間で取り組む。
  • 「ふぞろい」で答え合わせ
    • 解答のロジックが適切だったか、②解答要素が盛り込めていたか、を確認する。
  • 「ふぞろい」の模範解答を写経
    • スタディングの模範解答とも比較しながら、応用できそうな表現があればチェックし、多面性を高める(同じくエクセルで作業)
  • まとめたエクセルを通勤時間に眺める

この段階ではアウトプットを重視し、時間・字数とも本番形式で。大外ししたら、「違うだろー!」と脳内で自分をこきおろし反省メモを作る。同時に蛍光ペンや色ペンなど筆記用具の使い方の調整を図る。

 

概要としては、上記のようなイメージで進めていました。戒めの意味も込めて写経を活用していました。

「わかってきたかも?」と調子に乗って油断すると、独自色の強い解答を書いてしまったりして・・・。自制心を持って一定の枠から飛び出ない解答を書くことが大事!と何度も自分に言い聞かせた次第です。

また、もしも再度2次試験を受けるとしたら、やはり「勉強会」「模試」を活用すると思います。自分が型通りにできているかどうかは、自分ではわからないことが多いので、他者からの客観的なフィードバックが有効だと思います。点数が伸び悩む場合は、もしかすると気づかずに少し変な癖がついているかもしれません・・・

 

「型があるから型破り、型が無ければ形無し」

 

合格後はそれぞれの独自性を発揮することが診断士としての強みに繋がると思います。ひとまず2次試験では、中小企業診断士の基本的な型で勝負し、合格をもぎ取ってください!

 

 

<試験ではなく、支援>

二次試験に向けた「気持ち」の面でも一言・・・

昨年の10月19日、私は東京理科大の飯田橋キャンパスで2次試験の開始を待っていました。その時、どこかで読んだこの言葉をふと思い出しました。

2次試験は、あなたが中小企業診断士の卵として行う
初めての経営診断です

この言葉を思い出した瞬間、それまで高めてきた集中力や緊張感がさらに高まるとともに、使命感がこみ上げてきたのを覚えています。10代目ブブの言葉を借りると、

「試験ではなく、支援」

この視点に立ち全力で事例企業に寄り添うことが、試験合格の鍵であり、合格後の活動にも繋がっていくと思います。実際、2次試験で作ったファイナルペーパーは実務補習でも役に立ちましたし、これから先の活動でも基本になり立ち返るものになるでしょう。

診断士は中小企業に寄り添う羅針盤のような存在です(いけちゃんの記事参照)。「2次試験の勉強は支援の練習」と捉えれば、試験勉強という性質を超えた貴重な時間が過ごせることと思います。皆さんの学習が順調に進むことをお祈りしています!

 

※協会に入会しました

 

 

最後に、となりのふぞろい企画です。

受験生の時分、ふぞろいにはお世話になりました。m(__)m

特に独学で診断士を目指す方にとっては必携の教材だと思います。主コンテンツである再現答案は言わずもがな、その他にも魅力的な仕掛けがいっぱいですよ~。

試験って、問題を解くだけじゃなく、忙しい中勉強時間を作ったり、体調に気を付けたり、準備して試験会場に向かったり・・・、色々なハードルを超えないといけないんですよね。そんなことも含め、診断士試験のリアルをまるっと先取り体感できるのも、ふぞろいの素晴らしいところ。以下、特に気に入っていたコンテンツを紹介します。

 

【事例別10年まとめ表】(10年データブックより)

問題ごとに切り口キーワードがまとまっている非常に便利な一覧表です。模範解答を写経したあとに、この切り口とキーワードも一緒に書いておき、インプットに使っていました。キーワードのシャワーを浴びることで二次試験向けの語彙力が高まったと思います。

(ふぞろいな合格答案10年データブックより引用)

 

【80分のドキュメント】

合格者の当日の行動や、思考回路が詳細に記録されています。解答プロセスが参考になるし、臨場感を持った形で当日のイメージトレーニングができます。色々なバックグラウンドを持った受験生が、それぞれの思いを抱えて全力で挑んだドキュメント。熱いです。色んな気づきがあると思います。

ふぞろい・タキプロ・道場を掛け持ちしていた10代目かわとも

(ふぞろいな合格答案12より引用)

 

【コラム&フッターのTips】

密かにファンが多いであろうこのコンテンツ。人間味あふれるコラムや様々なテーマでの一言メッセージが参考になる&息抜きや精神安定剤にもなります。

胸が熱くなる体験談の数々

(ふぞろいな合格答案12より引用)

 

*私が使っていたふぞろい*

  • ふぞろい12(H30答案収録)
  • 10年データブック(H19~H28答案収録)

悲しいことに、ふぞろい11は品薄のため入手できませんでした(泣)先手必勝ですね。

あと3か月、ふぞろいがボロボロになるまで使い倒してください!

 

以上、岩塩でした。

 


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<セミナー告知>

一発合格道場夏セミナー、略してン夏を開催します

一発合格道場 オンライン夏セミナー2020 日曜の回:7月26日(日) 14:00~17:50 (13:50から接続可能)

平日夜の回:7月29日(水) 20:00~21:30 (19:50から接続可能)

Web会議アプリ「zoom」を活用したオンライン開催を実施します!

日曜の回(7月26日)の申し込みはこちら ※満員御礼!

平日夜の回(7月29日)の申し込みはこちら ※満員御礼!

※【緊急追加】関西道場(関西メンバー)主催の
オンライン相談会・更新会も開催します!(7月23日)
申し込みはこちら
※詳しくは記事を御覧ください。

~参加者の皆さまへお願い~

キャンセル待ちのかたがいらっしゃいますので、

もし参加できなくなってしまった場合には、

お手数ですが申込フォームの問い合わせにて、

キャンセルのご連絡を宜しくお願い致します。

           

twitterもよろしくお願いします。

こんにちは。CKです。

まずは、1次試験受験された方、お疲れ様でした。
また今年2次専念の方、いよいよ直前期に入ってきますね!

一発合格道場夏セミナーについては、お陰様で休日の部、平日の部とも多数の申し込みをいただいております。有難うございます。

思えば、私自身の道場との出会い(本格的にブログを読むようになった)はこの夏セミナーが切っ掛けでした。関西在住であるため、大阪会場に参加したのですが、特に懇親会で実際の合格者像(どんな人なのか)、また同じ目標を目指す仲間が出来たことが、大変貴重な経験でした。

特に受験仲間の存在は、学習が思うように進まないとき、連絡をやり取りすることで刺激をもらって自分を鼓舞できたり、実際に試験会場でバッタリ合って元気をもらったりしたことが大変有り難かったです。

そこで、冒頭にいきなりですが、夏セミナーのスピンアウト企画として、関西メンバーを主体とする、相談会兼懇親会(オンライン飲み会)を開催したいと思います。

題して、
「1次試験お疲れ様&2次試験頑張ろうの会」です。

夏セミナーのようなプレゼン講義コンテンツはありません。

受験中また合格後も繋がれる仲間づくりをメインとしたネットワーキングイベントとして、冒頭からアルコール有りで、ざっくばらんな相談会&懇親会という内容です。
診断士受験勉強中であれば誰でも参加OK。
関西メンバーが中心ではありますが、他の地域の方でもご参加可能です。

本日より募集開始いたしますのでご参加頂ける方は、下記よりお申し込みください。

「1次試験お疲れ様&2次試験頑張ろうの会」

日時:7月23日(祝)20:00〜21:45
場所:オンライン(ZOOM)
主催:関西道場メンバー(11代目CK、3ch、関西歴代道場メンバー)
参加費:無料
     
※最初、乾杯から始めますので各自飲み物(アルコール有り)をご準備お願いします。
※交流を目的としたイベントになりますので、カメラONでご参加お願いします 
      
    お申し込みはこちら


さて、ここから今日の本題です。

2次試験で大事なこと

これから2次試験に向けて何をどのように進めていこうかと悩まれている方も多いと思います。

2次試験は正解が公表されていない試験のため、解答の仕方についてもこれといった唯一の「正解」は存在していません。

どのような解法がよいのか、どのような解答の仕方がよいのか、については情報収集して、自分なりに「選択して」「判断していく」ことが最も重要になると考えています。

11代目のメンバーもそれぞれの経験や失敗から、解き方や学習方法について発信していきますので、ご自身にあったもの、これなら自分も出来そうと思うものを是非「選択」「判断」して2次に立ち向けって頂けたらと思います。
(独学スタイルでの学習方法については、先日のカワサンの記事も是非ご参照ください!)


【実録】2次試験までの私の2ヶ月間

1次試験終了後から2次試験までの過ごし方については、昨日さとまるも書いていましたが、今回私も昨年の2次試験に向けた過ごし方を振り返って、ご紹介させていただきます。
昨年は2ヶ月で今年と期間が少し異なりますが、これから本試験までの過ごし方を組み立てて行く上で、イメージを掴む参考にして頂けましたらと思います。

学習期間: 本格的な学習開始は8月の1次試験終了後の2ヶ月間
(1次学習期間中は、GW期間中に2日間のみで2次がどんなものかを体験する程度)

学習スタイル:TAC通学



<2019年4月>
〜2次試験問題の体験と封印〜

GW期間中の1日を使って、TAC過去問演習(通信教材)を1年分のみ解いて2次を体験。
その翌日、TAC実力チェック模試受験。
色々考えて解くと、80分間では圧倒的に時間が足りない
直感的に書くと、点数が伸びない
・1次知識もまだ整理できていないところがあり、解答の論旨があやふやになる。
結果:


惨敗でした解き方がよくわからない。。
この正解がない試験にどう挑むのか、少し途方に暮れましたが、まずは1次をしっかり仕上げることで道は開けると信じて、その後1次試験終了まで一切、2次の勉強は封印(保留)にしました。



<2019年8月前半>
 〜1次終了の余韻が抜けない中、焦って情報収集開始〜

・1次試験無事通過(自己採点)後、2次の情報収集を開始。
以前から時々読んでいた道場ブログで夏セミナー開催の情報があったため慌てて申し込み。

・TACでの有志勉強会
TACでは1月から開始の速習コースであったため、ストレートコースの有志で開催している勉強会の存在を知らず参加できてなかったが、1次試験打ち上げにて知り合った仲間に教えてもらい、毎週日曜日の講義のあとの勉強会に参加させてもらうことに。

・TACの2次対策講義
試験概要や必要とされる知識領域などを一通り学習するものの、まだ整理ができてない状態。

・道場夏セミナー
2次試験の概要や各事例のポイントなどを改めて聞くことで全体像がつかみやすくなった。
併せて「解法プロセス」についてもセミナー内で10代目なおさんが紹介した、蛍光ペンを使った解法が最も自分に合いそうだと見つけることができた。懇親会で出会った仲間から、事例4の対策として「30日完成」「全知全ノウ」を教えてもらい購入。ふぞろいも購入して学習材料を一通り揃えた
夏セミ懇親会で出会った仲間に「本試験までに100事例(復習で再度解くのも含む)やろう!」と乾杯して、目標付けをして自分を追い込む。

※しかしながら、この時期はまだ1次の余韻があったため、勉強も本格的に身が入らない状態で殆ど情報収集のみでお盆休み明けを迎えることになりました。



<2019年8月後半>
 〜いざ、本格的に学習開始〜

TACの演習がスタート。
毎週2事例を解いていく。
早速色ペン解法を使いながら、解答を行う。
時間配分がうまく行かない(時間が足りない)ため、45分経ったら書き始める方針へ。
演習後の解説や、夏セミナーの内容をもとに、解答を作る上で気をつけるべきポイントやフレームワークを知る。


時間配分には難があるものの、手探りながら解答を作り上げることができた。
採点結果と解説を読みながら、点数にならなかった箇所、解答する上でもポイント等をノートに記してノウハウを蓄積していく。

・並行して過去問にも着手。
事例1から3を中心に、5事例を解く。
ふぞろいとTAC過去問集の解説を見比べながら、「一体何が正解なのか、、」と悩むも、どのような解答要素が必要だったのかを中心に確認。

・事例4の学習本格開始
事例4については、過去問より先に「30日完成問題集」を週末に集中して2〜3日で一通り解く。
(1次の財務しかやっていなかったので、基礎から改めて事例4的な問題を学習するのに役立った)
 


<2019年9月前半>

〜解き方やコツが少し分かってきて、2次勉強も面白いかなと感じてくる〜

TAC演習は2回目に突入
 前回の反省点も踏まえて回答していくことで、解答は作りやすくなった。
 タイムマネジメントは45分開始では難しい場合もあり。40分開始に切替える

・勉強会に参加
他の参加者もみんな悩みながら対応していることに共感を覚えるとともに、自分の解答の中で表現がわかりにくい点など指摘してもらうことで参考になる。

TAC2次公開模試を受験
とにかく解法やプロセスを完成させていくことを主眼に受験。
色ペン法を用いて臨むも、いまいち手応えなし。。
事例4ではケアレスミス連発。

・LEC2次ファイナル模試を受験
まったく手応えなし。。
解答読んでもピンと来ないところがあり、過去問の学習が足りてないのかと実感。
事例4ではまたまたケアレスミス発生。

・過去問は事例1〜3中心に直近5年分まで解く。
事例4は苦手分野について、全知全ノウも使いながら解いていく。
(全知全ノウは過去問ベースの問題集で分野毎に並んでいるため、過去問を年度毎に解くよりもやりやすかった)



<2019年9月後半>
〜迷走の始まり〜

・TACの演習3回目を終了。
色ペン法をさらに進化させて、解答骨子を組み立てる際には同色のボールペンも投入し、合計14本のペンを使うやり方にトライするもうまく行かず断念。(このあたりで軽く迷走が始まっている。。)

・通学から自習メインに。
ここで講座カリキュラムは終了のため、残りの期間は自習中心。
平日夜や週末など出来る限り、TAC自習室に籠もり学習。

・事例解きは1周目完了。
過去問5年分、TAC演習3回分、模試3回を通じて総数44事例分を解いたので、ここからは再度解く形での復習に切り替える

・TACの公開模試の結果到着

ギリギリながらも判定がよく、今のやり方でやって行けばいいのかと一安心。気分良く取引先との会食に向かう。。

※平日夜の学習など集中力と体力が持たず、解答についても本番同様に丁寧に書く余裕はなく、なぐり書きでとにかく「内容」だけを再現できているかを確認するやり方で学習した。


<2019年10月前半>

〜どう解けばいいか迷子状態に。立ち止まって見直す。〜

・LEC模試の採点結果到着。
先月受験していたLEC模試の結果が到着。開けてみると、

 結果、C判定。。

・TACの演習3周目の採点結果も到着。
講座は終了しているため郵送での送付返却。こちらも開けてみると、、


TAC模試とLEC模試で採点基準は違うものの、
TAC演習でも成績が悪化
どんな解法で解いていけばよいのか、
迷子の状態に。。
先週までの楽観ムードから一点、自信喪失。

立ち止まって振り返り
TACの通学も終わり本試験が近づく中で大きく状況悪化。霧の中に包まれたような状態。このまま闇雲に問題解いてもあかんわ、と思い一度立ち止まって自分の解答と解説などを見比べる。
その中で「見聞きした色んなノウハウや過去の失敗メモを総花的に全対応しようとしたため、かえって解答の軸(何を答えるか)の部分がブレてきていたのかもしれない」と気づく。
そこで、細かい加点要素よりも、各々の設問で何を答えるかの軸の部分の確認を主目的に、演習/模試の解説やふぞろい等を再度確認していく。
学習の仕方も、解答の骨子を組み立てる部分までに切替え。

※今から考えると、ここで立ち止まったのが正解だったと思います。この時期の答案は、解答のフレームなどにこだわるあまり、設問文の要求に対しての答えが薄くなっていたり、解答要素を盛り込みすぎて、かえってわかりにくい文章になっていました。

・事例4は精度を上げていく
並行して事例4の対応を仕上げるために、過去問5年分を解いていき(以前全知全ノウで解いたものも含まれる)、時間内での対応の練習を進める。

・学習のバリエーション化
出張も続き、机に向かう時間がとれなくなる。設問要求を確認するするため「何を問われているのか」「出題者は何を聞きたくて、こんな書き方にしたのか」を想像しながら、PC(キーボード)で設問文や与件文のみの写経のみを行うことも取り入れ。ペンを握るのが嫌になってきていたのでバリエーションを付けた学習法に。

※この時期は精神的にも体力的にもきつく集中力が持たないため、勉強のときに聞くテーマ曲を決めて、それを聞きながら勉強していました。
特に事例1〜3と事例4では解き方が全く異なるので、事例4のみを別の曲にして、頭を切り替えるスイッチにもできました。
(本番当日も、トイレ待ちの行列の中ヘッドホンで音楽聞いて気分の切替が図れました)



<2019年10月後半>

〜もうあとはやるだけ。ミスだけは防ごうと誓う。〜

・直前1週間
80分で解くプロセスと時間配分の確認のため過去問を再度2年分解く。その他の年度は解答骨子作成のみ。(骨子の作成のみで終わる事例も含めて通算100事例をなんとか達成。乾杯した手前、何とか100という数字は達成するように。)

・事例4の方針決定
事例4は直前までケアレスミスが多発していたので、何度も見直しながら通常の2割増しの時間を掛けて丁寧に解いていく方法に決断
(その分、時間足らず解けなくなる問題が出るため、解く順番を決めて、時間がかかりそうな問題は敢えて捨てても、取れる問題でしっかり取るという覚悟を決める)



<本試験>


いまいち自信が湧いてくる状態までは行かないが、「やれることはやったし、これで落ちたら仕方ない」と腹をくくって臨む
試験中も手応えを感じる状態ではなかったが、力まず自然体で解答を書くことが出来たので悔いなし。
本試験当日はラグビーワールドカップの南アフリカ戦。早くテレビ見ながらビール飲みたい気持ちを抑えながら、会場近くのファーストキッチンで再現答案を作成。完成と同時に診断士勉強は一旦終了。

総学習時間 約200時間 (厳密にカウントしてませんのでイメージです)
 事例解く 1周目 80分☓44事例=59時間
 事例解く 2周目 平均60分☓44事例=44時間
 事例復習 平均30分☓100回=50時間
 事例4問題集 20〜30時間
 その他 20時間


私は予備校通学での学習スタイルであったため、学習ペースの組み方や情報入手などを効率的にできる「場」があった方だと思いますが、正解が明らかになってない試験ですので、結局は「問題を解いて、その反省を踏まえ、どうやるかを 自分で選択しながら進めて行くしかない」という点では、どんな学習スタイルでも共通ではないかと思います。一喜一憂しながら格闘した昨年の私の経験が、誰かの参考になればと思い書かせていただきました。

初学生の方は特にこれからスタートの方も多いと思いますが、全然間に合います。
落ち込んだり、体力がきつくなることも出てくるかもしれませんが、過去問や模試などに向き合い、色んな情報収集も行いながら、実践し確認することで、試験当日までには「このやり方で勝負するぞ」という状態を目指して頑張ってください!

以上、CKでした。

 

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おはようございます。さとまるです。

まずは、一次試験お疲れさまでした!今年は受験勉強そのものに加えて、乗り越えるべき困難が多く、例年にない大変さがあったと思います。

■早速ですが、自己採点はされましたか?

風のように過ぎ去っていた一次試験。終わってしまえば早いもの。採点をするのが怖くて、そっと問題用紙をしまいたくなる気持ちもわかります。

でもでも、もし2次試験に受かっていた場合、協会の採点結果が届くまで何もしないで待っているのはちょっと時間がもったいない。

一次試験の勉強の総仕上げという意味でも、自己採点をしてみることをオススメします。例年にない大変な状況の中、自分はどこまで食らいつき、やり遂げることができたのか。

また、試験当日、予備校の解答速報をみて「うぬぬ。。」となった方。予備校の解答速報は速報であるが故に、協会発表の解答と違っている場合も多々あります。実際の協会の解答でじっくり自己採点してみましょう。

そして、協会の解答ですでに自己採点済みだが「うぬぬ。。」と言う結果の方。諦めるのはまだ早いです。後日協会から得点調整が入る場合があります。例えば、直近では平成30年度の一次試験の法務で8点の得点調整が発表(平成30年9月4日)されています。

さらに、これからあるかもしれない、得点調整を経ても「うぬぬ。。」と言う結果の方。私も一次試験で一回落ちており、あの時のガッカリ感は憶えています。一次試験を受けるまで、心の中で蓋をしていた「育児と仕事と診断士の勉強の両立なんてかなり無理があるんだよ」とか「診断士をとってその後どうするの?」と言う考えが一気に出てきて、2ヶ月くらいすっぱり勉強するのをやめました。

でも不思議なもので、勉強から離れていると逆に勉強したい気持ちになってきたのです。そして、仕事やプロボノ活動をする中で「診断士をとってその後どうするの?」と言う考えへの答えがだんだんと明確になり「じゃあまたやるか!」と気持ちが変化したのを覚えています。

一次試験の終わった今、すっぱり勉強をやめてみて、一度客観的に診断士試験と自分の関係を考え直すのも手だと思います。それでやっぱり必要だったら、来年でもその先でも、もう一度トライしてみる。ガッカリした気分を引きずったまま勉強を再開するより、実は合格までの近道になるかもしれません。

そんなわけで、今一度自己採点で振り返って、一段落つけたところで、次の道に進んでいきましょう。

さて、一次試験2回目の去年、試験終了後の心境はと言うと。「7科目も自己採点するの大変だなあ」とか「結果を見たいようなみたくないような」気分で、自己採点をしたのは、試験終了後3日くらい経ってからでした。

合格した時の気持ちは、うれしさが半分。もう半分は、ここまできたら二次試験まで合格したいが二次試験てどう勉強すればいいの?と言う迷いの気持ちでいっぱいでした。マーク式でわかりやすい一次試験とはガラリと違う、真っ暗な未体験ゾーンに放り込まれたイメージです。

■さて、ここからどう動くか。

2次試験初学者を対象にすると、今から2次試験までの時間は、大きく3つのフェーズに分かれると思っています。以下では各フェーズについて簡単にご紹介します。

①2次試験とは?&自分の実力を知るフェーズ(8月頃)

②勉強法&解法について試行錯誤するフェーズ(9月頃)

③解法を確立&微調整をかけるフェーズ(10月頃)

①2次試験とは?&実力を知るフェーズ(8月頃)

森の中で無闇に歩き回ってもきっと余計迷ってしまうと考え、まずは2次試験の全体像を捉えて、自分なりのイメージを持つことにしました。具体的には、

まずは情報を集める。カワサンの言うとおり、先達はあらまほしきことなりです。特に、私と同じような、独学の合格者の2次試験の勉強法や解法の情報を集め、その中で共通していることを探し、合格する上で「どうやら必須らしい」ことをまとめる作業をしました。

その上で、実際に出題された4つの事例✖️過去3年間に挑戦し、ゴール(2次試験の合格)と、8月時点の自分の実力の差がどれくらいあるのかを体感することにしました。

いや、正確に言うと「体感することにしました」と言うのは間違いです。昨年の道場の夏セミナーで、かもよさんに「やることがわからない?じゃあ過去問3年間を8月中に解いてみようか!!」と言われ、「じゃあやろうか!!」と直感でやってみたと言うのが正しいです。

過去問3年間を8月中に解く理由は詳しく聞きませんでしたが、今では、8月中に自分の実力を把握して、9月以降で取り組むべき勉強に反映させるためだったのだろうと思っています。

この時点では1事例解くのに、1日か2日かかっていました。
ゴールなんて霞んで見えもしなかったです。

②勉強法&解法を試行錯誤するフェーズ(9月頃)

一通り4つの事例✖️過去3年間を解くと、自分の実力が把握でき、具体的な改善項目が見えてくるので、打ち手を考えて、カイゼン活動を続けていきます。

2次試験の取り組み方はあまたあれど、文章を読むスピード、読解力、文章力、そして前提となる一次知識は個人によって違うので、この解法がベスト!これ以外に方法はない!とはならないのが難しいところ。

①で見つけた合格者に共通する「どうやら必須らしいこと」を実践してみて、ダメだったら違う方法や道具を試してみる。このフェーズでは、一つの方法に固執せず、自分に合ったやり方を試して、見つけることが重要だと思っています。

例えば、自分のカイゼン項目→ カイゼン例を挙げてみると。

  • 時間内に終わらないこと→時間内に終わるには、解答過程のどの時間を削れば良い?使っている筆記用具を見直して解決できる問題はない?
  • 字数制限目いっぱい書いても、内容が薄く、指摘できている論点が少ないこと→表現方法や文章構成で文字数を節約できる部分はない?
  • 事例Ⅳは歯が立たないこと→毎日問題を解く。「2018年改訂版-30日完成-事例IV合格点突破-計算問題集-」「2020年改訂版中小企業診断士2次試験事例IVの全知識&全ノウハウ」を3周ずつまわして、ひっかかりやすいポイントの回避方法をストックする、弱者の戦略で確実に解ける問題を抑える

③解法を確立&微調整のフェーズ(10月頃)

こうして改善を重ねて、自分の解法が確立でき、安定的に得点できるようになったら、後は当日に向けて微調整するのみ。先代の言う、開眼と言う境地でしょうか。

とは言っても、結局私は1週間前まで試行錯誤を重ねていて、この境地に達することが出来たかどうかは疑問なのですが。。

以上、10月までの3つのフェーズのご紹介でした。

まずは1次試験でがんばった自分にごほうび。そして、支えてくれた周りの人たちにささやかでも感謝を伝えたら、また次に向けて走り出しましょう。

二次試験に挑戦される方にとって、残された時間は3ヶ月と、長いようで短い。初学者は、情報収集と自分の実力の把握からです。

さとまるでした!


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カワサンです。(自己紹介合格体験記

1次試験受験された皆さま、まずはお疲れさまでした。
自己採点した方、していない方、しようと思っているけどバーンアウトな方…さまざまおられると思いますが、

まずは、戦いの終わった体をしっかり休めて下さい。
試験から数日たってますが、手がつかないなら、それで良いのです。
気が向かない時にやったって、前に進みません。

機械だって人間だって、動き続けたら壊れます。ちゃんとメンテナンスしましょう!!

また先日のOPEN DAYや月曜日の解答公表後は、たくさんのコメント頂きありがとうございます。
毎日のどこか、悩んだとき、疲れたとき…皆様のそれぞれの時間で今後も道場へ来ていただければと思います。

1.1次試験を独学で合格→2次筆記も独学か?

私は予備校も通信教材も使わず、参考書と過去問、ネット上の情報を活用して合格しました。
勉強会などのコミュニティ、各種セミナーにも一切参加していません。

ひたすら過去問を解き、自分の答案を分析して反省して、試験に臨みました(参考:合格体験記)。
しかし、個人的にはこれが最適解だったとは思っていません

 

約20%の合格率の1次試験の先にあるのは、約20%の合格率の2次筆記試験と、99.9%の合格率の2次口述試験です。

1次試験を突破したら、まずこの現実に向き合わなければなりません。

 

1次試験は、とにかく重要論点の過去問や問題集を解いて60点を目指す―
1次試験を突破できた方は、参考書や過去問集を何度も何度も見て解いてきたかと思います。

しかし2次筆記は、同じやり方で合格するとは限りません。
正解が公表されない中で、試験本番に正解を書く力が求められています。

正解があれば、独学で問題を解いても、不正解の理由や原因を探れば、試験対策の知識へ昇華できます

しかし正解がないと、「何が正しいのか」を測れません
正解がない中で問題を解いてしまうのは、樹海の中を手掛かりなく脱出するような行為に同じ。

 

そこで知って頼っておきたいのは「2次筆記試験合格者はどのようにして合格したのか」という経験

すこしのことにも、先達はあらまほしき事なり。徒然草

まずは、2次筆記試験の合格者がどんな風に合格したのかをリサーチして欲しいです。

①まずはチェック道場の合格体験記
経験者の意見を比較検討し、自分にフィットしそうな方法を考えることをお勧めします。年齢、受験回数、シチュエーション…ご自身に近い合格者を探してみて下さい。

2019年 2次筆記試験合格体験記まとめを読む
体験記1個1個読むのは大変!という方は、こちらで直近合格者の手法を俯瞰できます。

独学合格者の合格体験記まとめを読む
独学合格者のトレンド、共通項をできるだけまとめています。「独学しか選べないです」という方は、こちらを参考に。

 


 

・2次試験は過去問の正解がなく、何がポイントかよくわからない。
・参考書で言うポイントが、問題文のどこと紐づくのか見抜けない
・模範解答がなぜそう書かれるのか、よくわからない

私は前提知識ゼロで過去問に着手したとき、上記のような樹海に入り込んでしまいました。
そこから参考書や道場はじめネット上の情報を頼りに樹海から抜けたものの、最後の最後まで霧の晴れない感じが続く試験勉強でした。

そんな経験を踏まえれば、予備校や通信教材でノウハウを「買ってしまう」というのも選択肢としては一理あると私は思うのです。
独学は孤独でフィードバックが無いところを補完できないと、かなりのリスクが伴います

約20%しか合格しない現実があります。
ならば、やみくもに問題に手を付ける前に、徹底的に情報収集して作戦を練ったほうがいいです。

 

2次筆記試験はもう「戦い」です。試験会場の雰囲気も、1次試験以上にピリッとします
戦う時は情報収集して相手を把握して作戦を立ててから前に進みますよね。それと同じです。

 

2.2次筆記・こんな方は独学を選ぶしかない

私の場合は、合格体験記のリサーチを通じて「結果的に、独学しかない」という結論に達しました。

独学の方に特に推奨されている勉強会、興味はありましたが、開催している日時に縁がありませんでした。
勉強時間、夜な夜なやるしかなかったんです。土日は子供と遊ぶ時間です。
子育て世代の方、遅くまで毎日激務な方、土日関係ない方、夜勤な方…私が味方です。

道場では7/26、7/29にセミナーを行います
しかし、私は仕事や家庭の都合があり、セミナーに参加できませんでした。
ちなみに、今年も上記理由で主催者側になっても参加できません。。。
「セミナーに参加したくてもできない」方…私が味方です。

通信や予備校…初期投資高いですよね。100%合格するなら考えますが…
メルカリ…中古の参考書がちょっと安い。これで受かった人も「居なくはない」
(※転売ヤーが出てくる前に参考書は買いそろえましょう)
コスパを優先したい方…私が味方です。

上記に掲げたように「結果的に独学の選択肢しかないです」という方に、これから10月まで私の記事で少しでも参考になるノウハウを届けていく予定です。

 

.独学しか無い方にまず伝えたい、3つのこと

2次筆記試験、独学で挑むと決めた方にまずお伝え&お願いしたいのは「何に頼るかを決めること」です。

2次筆記は過去問を解いて答案分析するのが王道の勉強法ですが、採点してもらえる機会が無いのはかなり不利です。

だからこそ、以下の3点を徹底してください。今後、私の投稿で各論を取り上げていきます。

①徹底的に情報収集し、活用する参考書やWebサイト(=先達)を複数選ぶ

複数の模範解答・再現答案と自分の答案を徹底的に比較分析

③日本語の表現や言葉づかいに徹底的にこだわる

模範解答・再現答案は「ふぞろい」や過去問集などの参考書やネット上から沢山ゲットできます。
ネット上の再現答案は合格者がほとんど。じゃあ合格者に共通する表現や論点は何?自分はそこに掠っていたの?等と検証すれば、独学でも客観性が伴う分析は出来ます。

ただ、疑問点を疑問点のままにしない、という点は最後の最後まで苦しめられます

模範解答を見ても「与件文からこの着眼点にどうやって導けるの?」「この数式どうやって出せるの?」というのは割とあって、参考になる情報を三日三晩探し回ったようなこともありました。

独学は、こういった非効率さも1次試験より目立ってくるので、勉強時間がタイトと感じている方は、ここも気を付けておきたい所です。

 

では、また!

 


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<セミナー告知>
一発合格道場夏セミナー、略してン夏を開催します

一発合格道場 オンライン夏セミナー2020
日曜の回:7月26日(日) 14:00~17:50 (13:50から接続可能)

平日夜の回:7月29日(水) 20:00~21:30 (19:50から接続可能)

Web会議アプリ「zoom」を活用したオンライン開催を実施します!
7月14日(火) 12時より「こくちーず(告知’s)」で募集開始予定
日曜の回(7月26日)の申し込みはこちら

平日夜の回(7月29日)の申し込みはこちら

日曜の回は、【二次試験の事例ごとの対策等のセミナー】と【グループ相談会】の二部構成です。
平日夜の回は、【グループ相談会】がメインです。
ぜひご検討ください!

           

twitterもよろしくお願いします。

おはようございます。
いけちゃんです。
(合格体験記はこちら、前回までの記事はこちら

一次試験を受験された方、お疲れさまでした。

◎自己採点の結果が思わしくなかった方
ナイスファイトでした。
努力を続けてこられた分、納得がいかない結果を出したご自分を責めたりされていませんか?
お気持ちはよーくわかります
私も初年度では突破できず、妻に協力してもらいながら結果を出せなかった自分を責め、少しの間勉強から離れました。
今振り返ると、休んでいた期間に考えた事が次に向けた充電になったと思います。

ちょっと休んでからでも、今回見えた課題に向けてすぐにリスタートするのも、どちらも正解だと思います。
今回の結果を冷静に分析し、対策を練り、来年の試験日までの学習計画に落とし込むことが大事なのではないかと思います。
自分のペースで、この先の道を進まれてください

◎自己採点の結果、二次試験の挑戦が見えてきた方
その興奮が冷めないうちに、二次試験対策に邁進していただきたいと思います。
在庫切れになる前に、ぜひ以下の書籍をお買い求めいただけたら嬉しいです
「ふぞろい」はかーなが、「全知識」「全ノウハウ」はTomatsuと私いけちゃんが執筆に関わりました。
いずれも自分が受験生時代に「使える!」と思っての宣伝ですが、心配な方は、書店で中身をご覧になってからお買い上げくださいね!

●二次試験でどんな知識(事例Ⅰ~Ⅳ)が求められているのか知りたい方は・・・!
2次試験合格者の頭の中にあった全知識(2020年版)
●二次試験の解き方(事例Ⅰ~Ⅳ)をまず知りたいあなたに・・・!
2次試験合格者の頭の中にあった全ノウハウ(2020年版)
●二次試験事例Ⅳはこれ一冊・・・!
2020年版 事例IV(財務・会計)の全知識&全ノウハウ
●二次試験を要領よく突破したいあなたに・・・!
「まとめシート」流!ゼロから始める2次対策
※平成24年度~令和元年度の解法実況も要チェック!
※著者の9代目きゃっしいの動画「【中小企業診断士2次試験】超初心者のための試験概要&勉強法紹介」もぜひご参照ください。
正解が公表されない二次試験対策の必携・・・!
ふぞろいな合格答案 エピソード13

また、二次試験対策には「勉強会」の活用も有効です。
タキプロココスタなど、オンラインでの勉強会なら参加もしやすいと思います。
参加の可否は、各団体にお問い合わせください。
(参照:11代目いけちゃん「【中小企業診断士試験】勉強会の効用とご紹介」)

さて、かーなから昨日アナウンスしたとおり、本日はふぞろいさんとのコラボ企画をお送りします。
題して「ふぞろい13で採点してみた」。

本記事をお届けしたいのは、このような方々です。

「ふぞろい」がどういう書籍なのかよく知らない方

ふぞろい13で採点してみた

今回は、令和元年度の事例Ⅰを採り上げてみます。
まだ一度もこの事例問題に取りかかっていない方は、ぜひご自分で解いてみてから、ご覧くださいね。
初見」で解いた際に「考えたこと」「答案」を分析対象としていただきたいからです。

さて、この事例、私は開示得点46点(評価C)という残念な結果に終わっています。
これをそのまま採点しても面白くないので、合格同期の皆さんにもご協力をいただき、答案を三つ揃えました。

S : たろさん 【ふぞろい評価】61点/100点 【実際の得点】81点/100点
タキプロ11期」でご一緒しているたろさん。タキプロブログの執筆メンバーです。
A : べりー 【ふぞろい評価】62点/100点 【実際の得点】67点/100点
ご存知、「一発合格道場」11代目のべりー。一次知識の世界でユーモア溢れる記憶方法を語ってくれたべりーですが、二次試験でも安定感のある答案を提供してくれています。
(他の事例も含むべりーの再現答案はコチラ
C : いけちゃん 【ふぞろい評価】51点/100点 【実際の得点】46点/100点
この事例のせいで、「ふぞろい13」を手にするまでずっとモヤモヤしていた人。この記事において昇天します(笑)

協会から公表される「出題の趣旨」がヒントになる(こともある)ものの、本当の正解は公表されない二次試験。
他の合格者や受験生の答案との横比較が有効です。

比較の妥当性検証に役立つのが「ふぞろい流採点基準」
この基準に従って、厳しめに採点してみました。
たろさんの再現答案において、得点開示の結果と少し乖離していますが、この点については後述します。

第1問(配点20点)

設問文

A社長がトップに就任する以前のA社は、苦境を打破するために、自社製品のメンテナンスの事業化に取り組んできた。それが結果的にビジネスとして成功しなかった最大の理由は何か。100字以内で答えよ。

出題の趣旨
事業再建のための新規事業開発において、経営者が考えるべき戦略的課題に関する分析力を問う問題である。

S:たろさん 【ふぞろい流採点結果】4点/20点
理由は公企業民営化やたばこ市場縮小[4]等の外部環境変化に関わらず、競争激化した既存市場への事業拡大であり、自社コアテクノロジーの強化を進めなかったため、他社と差別化できず競争優位性を構築できなかった為。

A:べりー 【ふぞろい流採点結果】13点/20点
最大の要因は、健康志向が強まり[1]たばこ市場の縮小傾向[4]が進み、葉タバコ生産者の後継者不足[1]や高齢化、耕地面積減少が深刻でニーズがなく、メンテ用の膨大な部品で在庫費用が増大[5]し、収益悪化[2]で事業成立しなかった為。

C:いけちゃん 【ふぞろい流採点結果】6点/20点
最大の理由は健康志向や受動喫煙の社会問題化[1]たばこ市場が縮小[4]する中で、後継者不足[1]・高齢化に直面しているものの、多額の補助金を受給することが出来るたばこ生産業者にメンテナンスを受けるニーズがなかったから。

【考察】
いずれの答案も「最大の理由」という問われ方に対応して一文にまとめていますが、A社にとってのそのような「結果」を生じたのか指摘できているのは、ベリーだけでした。
たろさんの答案は、競争戦略上の観点から解答していますが、本事例では(おそらく意図的に)競合は出てきません
そのため、高得点のたろさんの答案ではありますが、「本問ではあまり得点できていない」と考えられます。
出題の趣旨から「戦略的課題」を問うていたわけですから、ここでは成長戦略上の観点から外部環境面での分析に加え、A社がどのような事態に見舞われたのかという「結果」について言及すべきだったのだと思います。
本事例におけるポイントとして、レイヤーを誤らずに解答できたかが、勝負の分かれ目だったと考えています。
なお、ふぞろい流採点基準では、キーワードに挙げられていませんが、①衰退市場への関連多角化はシナジーが効かない、②コアテクノロジーを活用できない(ドメイン設定が誤まっていた)、というまとめ方でも良かったのかもしれないと個人的には思っています。

第2問(配点20点)

設問文

A社長を中心とした新経営陣が改革に取り組むことになった高コスト体質の要因は、古い営業体質にあった。その背景にあるA社の企業風土とは、どのようなものであるか。100字以内で答えよ。

出題の趣旨
企業体質および企業風土の形成要因とその関係について、理解力を問う問題である。

S:たろさん 【ふぞろい流採点結果】18点/20点
内容は参入障壁が高く[5]多額の補助金[4]を得た葉たばこ生産業者を主顧客として安定収入を得て、顧客の依頼に応じた個別対応等受け身の営業体制[4]であり、業務の改善もなくチャレ ンジ精神を創出できる企業風土ではなかった[5]

A:べりー 【ふぞろい流採点結果】19点/20点
企業風土は①たばこ産業は規制に守られた参入障壁の高い業界[5]のため同調的・保守的[5]で②団体から多額の補助金[4]が得られるため競争力強化への関心が薄く③それでも売上は右肩上り[2-1]で危機意識不足しゆでガエル状態[4]である。

C:いけちゃん 【ふぞろい流採点結果】9点/20点
売上が右肩上がり[2]の古き良き時代を知っている古参社員[2]の力が強く、①個別対応のための過剰な部品在庫、②前近代的な経理体制、③環境変化に合わせた新事業への取組みに対する消極的な姿勢[5]等、守旧的な企業風土である。

【考察】
ここで大きくS・A答案とC答案との差が出てきました。
企業風土の形成要因を適切に指摘できたかがポイントです。
たろさんとべりーの答案では、具体的に「企業風土」とそれが形成された要因を指摘している一方、私の答案は「守旧的な企業風土」を示す特徴を挙げるだけとなってしまいました。
べりーの答案にある「ゆでガエル」、他の答案でも見たことがありますが、まさに本事例のA社を表現するのにふさわしい言葉ですね。
与件文の表現をなるべく使うのが原則的対応ですが、当該企業を一言で表現しえる、万人に通じるワードがあれば、バッチリ入れ込みたいですね。

第3問(配点20点)

設問文

A社は、新規事業のアイデアを収集する目的でHPを立ち上げ、試験乾燥のサービスを展開することによって市場開拓に成功した。自社製品やサービスの宣伝効果などHPに期待する目的・機能とは異なる点に焦点を当てたと考えられる。その成功の背景にどのような要因があったか。100字以内で答えよ。

出題の趣旨
市場動向とホームページなどを活用した情報戦略の関連性について、理解力を問う問題である。

S:たろさん 【ふぞろい流採点結果】16点/20点
要因は農作物の乾燥以外の潜在市場の見えない顧客[4]用途を問う[2]事で、潜在顧客から顧客ニーズを収集[4]し、生産農家以外のこれまでアプローチできなかった様々な市場との結びつき[4]により、販売チャネルの構築[2]を図れたため。

A:べりー 【ふぞろい流採点結果】16点/20点
要因はインターネットの広域性、公開性に焦点を当て①潜在顧客[4]の試験乾燥という新たなニーズを掘り起こした[4]こと②それまでアプローチできなかった新規客を低コストで開拓できた[4]こと③営業力、提案力が強化[4]されたこと。

C:いけちゃん 【ふぞろい流採点結果】14点/20点
要因は①潜在市場の見えない顧客[4]用途を問い[2]、市場ニーズを収集[4]する体制を作った事②A社ではアプローチできなかった生産農家・取りまとめ団体・特産地、販売チャネルとなる食品会社等との結びつき[4]が出来た事である。

【考察】
どうとでも取れそうな曖昧な設問文に、苦しんだ受験生も多かったであろう本問。
「これは事例Ⅰなんだからマーケティング戦略ではなく、組織論の観点から書くんだ!」と固執するとひどい目に合う設問でした。

市場開拓に成功した話をしなければ、新規事業を持ち出すのが不自然な流れになるので用意された設問なのだと思っていますが、柔軟な解答姿勢が求められていたのかもしれません。
ふぞろい13での難易度も「★★★ 難しすぎる」になっています。
一方で、全員が潜在顧客からのニーズ収集に言及しており、現場で思いきれるかが勝負だったと思っています。

第4問(配点20点)

設問文

新経営陣が事業領域を明確にした結果、古い営業体質を引きずっていたA社の営業社員が、新規事業の拡大に積極的に取り組むようになった。その要因として、どのようなことが考えられるか。100字以内で答えよ。

出題の趣旨
新規事業の営業力強化にとって必要な意識改革を実践する経営施策について、理解力・分析力を問う問題である。

S:たろさん 【ふぞろい流採点結果】13点/20点
要因は高齢化従業員のリストラ[3]で社内の年齢が低下し、若手経営者社長の経営方針が若い従業員に浸透し、成果に応じた賞与[4]を回せ若手営業社員を中心にチャレンジ精神[4]が構築され、提案力強化等営業体制強化[2]が図られたため。

A:べりー 【ふぞろい流採点結果】4点/20点
要因は、新市場拡大の土台として①営業業務をIT化し近代的経理体制で営業所毎の業績への認識を統一化②成果主義的報酬制度[4]で若手社員の意欲向上を図り③ソフトウェア開発の勉強会や外部研修参加で育成強化したこと。

C:いけちゃん 【ふぞろい流採点結果】12点/20点
要因は①古参社員削減[3]で若い社員の言動が自由となり、成果に連動する賞与制度[4]によって挑戦的な風土に変化した事②コアテクノロジーの位置づけが明確化[3]社内共有[2]されて全社的に新規事業開発が意識づけられた事である。

【考察】
全員が成果主義の導入に言及しています。
たろさんと私の答案では、「古参社員のリストラ」に触れていますが、べりーはあえて触れなかったようです。
べりーには悪いのですが、①と③は着想に至った背景も推察できる施策ではあるものの、「新規事業の拡大に積極的に取り組むようになった要因」を問うている設問要求に対して具体性と想像が強すぎるように感じます。

第5問(配点20点)

設問文

A社長は、今回、組織再編を経営コンサルタントの助言を熟慮した上で見送ることとした。その最大の理由として、どのようなことが考えられるか。100字以内で答えよ。

出題の趣旨
組織再編を実施する際の条件に関する分析力を問う問題である。

S:たろさん 【ふぞろい流採点結果】10点/20点
理由は機能別組織で各部門を専門化[5]し、開発力や営業力を強化し、新規事業の基盤を固めるため、顧客ニーズを元に①専務中心に製造・開発部でコアテクノロジー強化②副社長が営業部で販売チャネル構築③社長が各部門統制[5]

A:べりー 【ふぞろい流採点結果】10点/20点
最大の理由は、現在の機能別組織がA社の戦略遂行に最適であるためと考えられる。A社はA社長を筆頭に迅速な判断[5]を行い、ベテラン従業員の退職後も専門分化した機能ごとに強化連携[5]し、業績拡大図る。

C:いけちゃん 【ふぞろい流採点結果】10点/20点
最大の理由は、若い経営トップを中心としたリーダーシップ[5]によって経営改革を進めている際中[5]で、組織再編による権限委譲や意思決定の迅速化等の効果を図る段階には至っていないからである。

【考察】
私の答案のダメな部分、一目でわかりますか?
後半で事業部制組織に変えた場合を想定したうえで「その段階には至っていない」という形でまとめています。
「ふぞろい13」でも指摘されていますが、A社長がどんな組織再編を当初検討していたのかは定かではありません(=つまり私は「勝手な思い込みをしていたのです!)
権限委譲についても、親族である副社長や専務が相応の裁量を持っている中で、社長が「大所高所から目配り」しているわけですし、意思決定はすでに迅速だとも評価できますよね。
意図が伝わらず、伝えたかったことも「支離滅裂」なダメ答案の見本です。
ふぞろい流採点結果は10点ですが、もっと低い点数しか入っていないかもしれません。

機能別組織を維持するメリット(専門性と効率性、社長が大局的に意思決定できること)を正面から取り挙げるのが王道な対応でしょうね。

ふぞろい流採点基準に思うこと

ふぞろい流採点基準を参考に3枚の答案を評価してみましたが、いかがでしたでしょうか。

以前「ふぞろい」の活用方法をかーなが紹介した際、「「キーワードが正義!」と思い込んでしまうと、人が読んでわかりづらい答案を書いてしまうリスク」があると指摘しています。
この点については、キーワードの「使い方」に起因する部分が大きいと考えていますが、ふぞろい13事務局長うえちゃんの記事が非常に参考になります
(参照:11代目かーな「中小企業診断士二次試験 「ふぞろい」どう使う?」)
(参照:うえちゃん「ふぞろいな合格答案の「不完全な部分」について」)

ここで、たろさんの再現答案で得点開示結果とふぞろい流採点結果に乖離が生じた理由について触れたいと思います。
解答内容を踏まえたうえでの私の仮説は、「たろさんは再現答案よりも上出来の答案を本番で置いてきていた」。
これは「答案を再現する」という行為の限界でもあるのですが、答案提供者の再現率には当然バラつきがあります。
今回分析対象となった290枚の答案には、ノイズ(実際の出来との上下の乖離)も含まれていたでしょうから、そうした中での採点基準作りには頭が下がる思いです。

一方で、いくらキーワードを提示できていたとしても、因果関係がわかりにくい答案だと、その意図が採点者に伝わらず、実際には加点対象とならなかった例もあることでしょう。
ふぞろい流採点基準は、因果関係や多面性の観点から「切り口の上限キャップ」(「MAX●点」という部分)という形で反映しており、採点基準として完璧ではなかったとしても、真に迫っていると私は考えています。
(参照:はるか「一次試験を受けられる方へ+ふぞろい編集後記」)

うえちゃんも指摘しているとおり、大切なことは「思考プロセス」であり、基準に沿って得点できたかではありません

多くの受験生が着眼できた点に自分が気づけたか

自分が引っ張ってきた解答要素は十分に多面的であったか

その点について振り返りながら学習するために、「ふぞろい」を活用いただければと思います。
そして、深い考察がギッシリ詰まった特集企画も、必読のコンテンツです。
時間がなくて企画部分を読んでいなかったという合格者の話も耳にしますが、受験後に気づいて大抵後悔されています。
ぜひ一度しっかりと時間を取って、企画記事に目を通されることをオススメします。

今日のまとめ

① 他の合格者や受験生の答案との横比較、その妥当性検証に役立つのが「ふぞろい流採点基準」
② 思考プロセスを鍛えるために「ふぞろい」を使おう!

以上、いけちゃんでした!

それでは、体調第一でお過ごしください。今日も一日頑張りましょう!


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こんにちは! 等身大の独学ストレート生・金型屋のかーなです!

 

週末に一次試験を受験された皆様、本当にお疲れ様でした。

今年は試験会場からオペレーションまで、例年にないことづくめでさぞ大変だったと思います。

まずは二日間、戦い抜いたご自身を、協力してくれたご家族や周囲の方を、しっかり労って、感謝を伝えて下さいませ。

 

今日から一発合格道場の記事は、二次試験対策が中心になります。

「今年の受験は見送った、来年の合格を目指すのだ!」という方も、「二次試験ってなに? と調べていたらこのサイトに辿り着いた」という方も、もちろん「一次試験の前から読んでますよー」という方も、目標は皆同じ、中小企業診断士試験に合格することです。

(もちろん、その先に広がる世界もたくさん!)

一発合格道場11代目一同、引き続き皆様に伴走していきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

 

 

 

そして、今日からはあの「ふぞろいな合格答案」と連携して、当「一発合格道場」メンバーが、二次試験対策教材「ふぞろいな合格答案」の使い方や、おすすめページを紹介するコラボ企画も始まります。

題して、「となりのふぞろい」!

 

くわしくは、記事の後半で…。

 

 

オンライン夏セミナー告知

ヘッダーにもある通り、二次試験合格を目指す皆様に向けて、オンライン夏セミナーを開催します。

二次試験の学習計画や事例ごとのポイント解説、グループ相談会等もりだくさんの内容となっております。

今回は、「日曜日の回」と「平日夜の回」をご用意しました。

ご提供する資料は同じですが、以下のように進め方が異なりますので、ご都合に合わせてご検討頂ければと思います。

 

◎日曜日の回

※タイムラインは、現時点での予定です。今後変更になることがございます。

 

<前半>14:00~16:40
道場メンバーによる説明
・学習計画
・事例別の解説
・80分の使い方
・復習法  など
※内容は予告なく変更になることもありますのであらかじめご了承願います。

<後半>16:50~17:50
班分けしたグループでの相談会
※Zoomブレイクアウトルーム機能を使用します。
※申込フォームのアンケートを参考にグループ分けを行います。

<懇親会>18:00~19:00
終了後に希望者でオンライン飲み会を行います!

⇒日曜日は、リアルタイムのセミナーとグループ相談会、その後希望者による懇親会と「フルコース」な内容になっております。

「初めての受験で、右も左もわからない」という方も、「過去に受験経験はあるが、疑問をしっかり解消したい」という方も、どちらも大歓迎です。

(ただし、前半のセミナーパートは初学者の方への説明を想定して作っておりますので、経験者の方には若干物足りない印象になるかもしれません。)

 

 

◎平日夜の回

※タイムラインは、現時点での予定です。今後変更になることがございます。

<前半>20:00~20:30
事前配布セミナー資料の質問会

<後半>20:30~21:30
少人数グループでの相談会(2部制)
※Zoomブレイクアウトルーム機能を使用します。
※申込フォームのアンケートを参考にグループ分けを行います。

<懇親会>21:35~22:30
終了後に希望者でオンライン飲み会を行います!

⇒平日夜は、お仕事や家事等で土日の都合が付きづらい方向けに、ぎゅぎゅっとコンパクトに実施します。

質疑応答をなるべく手厚くするため、定員少なめで募集いたします。

短時間で集中して情報を集めたい方におすすめです。

 

【共通】

・資料の配布について

事前にプレゼン資料をメール等で配布いたします。

 

・相談会のグループ分けについて

グループ相談会は、zoomのブレイクアウトルーム機能を使用し、初学者グループと経験者グループに分けて行う予定です。

セミナーの申し込みフォームに、どちらの相談会に参加したいか選ぶ欄がありますので、必ずご記入をお願いします。

1グループあたりの人数は応募状況によりますが、なるべく多くの方の質問を受け付けられるように運営していきたいと思います。

 

・申し込み開始日時について

両日程とも、明日7月14日(火)12:00~受付開始となります。

定員を設けておりますので、希望の日程が決まっている方は、早めの申し込みをおすすめいたします。

 

以上、オンライン夏セミナーの詳細でした!

 

 

これから二次試験の勉強を始める方へ

このブログを読まれている方の中に、「二次試験対策はゼロからのスタート」という方はどれくらいいらっしゃるのでしょうか。

一次試験と並行してコツコツ進めてきた方も多いのかな、とは思いつつ、今日からスタートの方もいるかと思い、筆を執りました(おおげさ)。

 

ちなみに私は昨年、一次試験後にゼロからのスタートでしたが、そういうパターンは道場11代目で他にもいましたし、先代にもいます。

本日は、私の経験をふまえて、去年のこの時期にやったことと、やればよかったことをお伝えしたいと思います。

 

*やったこと*

1.中小企業診断協会の公式解答で、一次試験の自己採点をする

一次試験の公式解答は、例年週明け(つまり今日)の午前中に、中小企業診断協会のホームページ上で公表されます。

試験会場の出口で予備校の方々が解答速報を配っているのを受け取った方も多いと思いますが、予備校の解答は、速報性を優先するあまり、協会の公式解答と違うことがたまに(あくまでもたまに)あります。

やっかいなのは、予備校解答の自己採点で、40点とか60点とかボーダーにかかる点数になった時です。

あと、配点が2点なのか3点なのかわからない時とか。

これで二次に進めるかが決まりますので、公式解答と配点を確認して、しっかりと自己採点されることをおすすめします。

 

余談ですが、昨年の私は半ば当たって砕けろ精神で受験したため、公式解答で自己採点をして「受かったかも……」となった時に、なんともいえない複雑な気持ちになりました。

もちろん、「え、これでしばらく遊べると思ったのにまだ勉強続くの?」という衝撃もありましたが、心のどこかで、「もっと努力した方もいるはずなのに、自分なんかがパスするものなのか? いいのかそれで?」と、変な方向に落ち込んだ(?)記憶があります。

ですが、考えてみれば一次試験は絶対評価。

私が受かろうと落ちようと、それで誰かの合否に影響を与えることはありません。

それに、診断士試験の真の難関は二次試験っていうし!

落ちるならそこで落ちるだろ!

よし! 勉強しよ!

ということで、持ち前の単純さで復活し、二次の準備にとりかかりました。

しかし、この時はまだ、二次の勉強の大変さを知る由もなかった。

 

 

2.ネットで二次試験について調べる

さすがに、二次試験(※筆記試験のこと、以下同様)が経営に関する診断・助言を記述する試験だということくらいは知っていたのですが、あらためて協会のページや道場ブログ等で調べました。

すると、二次試験は正解が公表されず、そのために対策が難しいらしいということを知ります。

正解が発表されないので確かめようがないのですが、毎年の合格者数にそこまでブレがないから、どうやら相対評価なのではないか、ということも書いてあります。

これはなかなか手ごわそう。

 

また、いわゆる「得点開示」の制度についてもここで初めて知りました。

ご存知の方も多いと思いますが、道場の6代目岡崎教行さんのご活躍により、二次試験の得点は、本人が開示請求すれば協会から回答してもらえるシステムになっています。詳しくはこちら

そのため、高得点者の答案と自分の答案を見比べて、何がどう違うか分析する勉強法がある、ということもわかりました。

 

さらに、二次試験対策の教材についても少しわかってきました。

「ふぞろい」「全知全ノウ」「イケカコ」との出会いです。

どうやら、「ふぞろいな合格答案」通称「ふぞろい」という教材をみんなが使っているらしい。

どうやら、「2次試験合格者の頭の中にあった全知識」「2次試験合格者の頭の中にあった全ノウハウ」という教材があり、二つ合わせて「全知全ノウ」と呼ばれているらしい。

さらに、事例Ⅳに特化した「全知全ノウ」があるらしい。

どうやら、事例Ⅳ対策に「意思決定会計講義ノート」通称「イケカコ」が使われているが、これは診断士試験に特化した教材ではないため、推奨派とそうでもない派がいるらしい。

こんな感じで教材についてざっと調べ、取り急ぎ前年度の「ふぞろい」、「全知全ノウ」、「事例Ⅳの全知全ノウ」の合計4冊を購入しました。

 

また余談ですが、今年の「全知全ノウ」の表紙はえらいおしゃれですね。とってもすてきじゃないですか。

こちら、私がお世話になった2019年度版の「全知全ノウ」です。

 

 

 

 

 

そういうことです。

 

3.道場セミナーに申し込む

もうあと、わかんないところは道場の人に聞こうというダメダメな感じで、試験の次の週末に予定されていた道場セミナーに申し込みました。

繰り返しになりますが、今年のセミナー申し込みは、明日14日の12:00~です。

 

 

 

*やればよかったこと*

1.とりあえず1年分、過去問を解いてみる。

個人的には、事前のインプットなくいきなり解くのがおすすめです。

おそらく、時間が全然足りない、設問の意図がよくわからない、解答が文章としてまとまらない等、「何これ?」みたいなことになると思います。

その後、「ふぞろい」や他の参考書の解説を読んだり、自己採点をしたりします。

多分深く絶望しますけど、その絶望があなたを成長させてくれます。

 

この段階ではどれだけ絶望してもよくて、理想と現実のギャップを直視することに意味があります。

むしろ、自分に甘く「なんとなくそれっぽいこと書けてるから、正解」としてしまうと、解答プロセスが確立できず、再現性のない解法になってしまいます。

最終的には半自動で解法をなぞれるくらい、再現性の鬼になる必要があるので、自分に厳しくまいりましょう。

 

2.(独学だったので)自分の答案にコメントしてくれる人を確保する

問題を解いたら、まずは一度、合格者や他の受験生からコメントをもらってください。

身近にいなければ、勉強会等に参加して、フィードバックしてくれる人を確保することを強くおすすめします。

独学者は、人からのフィードバックがないと、だんだん五里霧中感が出てきます。

「なんだかずっと、同じところで躓いている気がする」「自分の解答が良くないっぽいのはわかるけど、具体的にどうマズいのかわからない」そんな感じで途方に暮れます。

一人で悩んでいても仕方ないので、聞ける人やコミュニティを確保しておきましょう。

受験生支援団体の「タキプロ」「ココスタ」では、毎週勉強会を開催されています。

もちろん合う・合わないもあるかとは思いますが、食わず嫌いはもったいないです。

一度のぞいてみることをおすすめします。

 

 

(おまけ)

そうはいっても、一次試験の疲労が抜けないという方へ。

とりあえず以下をこなしつつ、体力を回復するのがおすすめです。

1.参考書を購入し、ビリビリ分冊する

(持ち歩きがラクになります♪ 肩こり軽減♪)

 

2.演習用に、問題用紙と解答用紙をひたすらコピーする

(まずは4事例×過去5年分。単純作業に癒される。コピーサイズは本番と同じ見開きB4にするのがおすすめ)

 

3.マーカー、一文字ずつ消せる消しゴム、電卓などの二次試験用アイテムを購入する

(人それぞれですが、二次試験は問題文を読みながら、数色のラインマーカーで解答構成要素をマークしていくという解法が比較的ポピュラーです。試してみて、ご自身に合わなければやめればよいと思います)。

以上、これから二次試験の勉強を始める方へ でした!

 

 

 

さて、本日は、もう一つお知らせがあります。

それがこちら!

となりのふぞろい。

あの、「ふぞろい」とのコラボ企画が実現しました。

団体の垣根を越えて、受験生の皆様のお役に立つ情報を…! ということで、当「一発合格道場」では、「ふぞろい」書籍の使い方や、おすすめ記事などをご紹介してまいります。

 

◎そもそも、「ふぞろい」って何?

今更ですが、これから二次試験の勉強を始める方のために、改めてご説明いたします。

「ふぞろい」とは多くの受験生が使っている二次試験対策参考書「ふぞろいな合格答案」のことであり、

その編集プロジェクトのことでもあります。

(すでにややこしい……ブログを見た方がイメージがわきやすいかもしれません)

この参考書は「前年度の受験生から再現答案を募集し、その年の合格者(+受験生メンバー)からなるプロジェクトチームが再現答案を分析して書籍を編集する」という形で作られています。

現在店頭に並んでいる最新の「ふぞろいな合格答案 エピソード13」は、令和元年度の受験生から再現答案を募って、令和元年度の合格者

が分析・編集したものになります。

(私もふぞろい13プロジェクトの末席に名を連ねているため、今回のコラボが実現しました。

道場メンバーもふぞろいメンバーも、「受験生のお役に立てるなら、ぜひやるべき!」ということで快諾してくれました。

診断士って本質を考えて、素直に協力しようという姿勢の方が多いなぁとつくづく思います)

 

◎ふぞろいの特徴は?

以前の記事でも書きましたが、最大の特徴は「実際に受験生が本番で書いた答案を【再現答案】の形で収集し、分析していること」です。

ここが、予備校の先生が作られる模範解答と違うところです。

とにかくリアル。等身大。

さらに、二次試験の合格発表時に通知される「合格・A・B・C・D」という結果も後日、収集しているため、「多くの合格答案には、このようなことが書いてあったようだ」という分析結果をまとめて、キーワード形式でランキング化しています。

そのため、過去問を解いた後の自己採点に使うことができます。

 

一方、これも以前書きましたが、注意点としては、ふぞろいのキーワード採点は完璧ではありません。

協会は、キーワードとは全く違う基準で採点しているかもしれませんし、実際に加点されたポイントはふぞろい分析とは不一致かもしれません。

そういった不完全さを認識したうえで、ご自身の解法や解答をブラッシュアップするツールとして使うとよいと思います。

 

◎意外と知られていない購入者特典

「ふぞろいな合格答案」では、購入者特典として、合格者の生問題用紙をダウンロードできるサービスがあります!

私も去年は知らなかったのですが、かなりリアルな、生々しい情報なので、一見の価値はあると思います。

一応、私の問題用紙もご覧頂けますが、当時はこんなことになるなんて思っていなかったため、ひたすら字が汚いです。ほんとごめんなさい。

どうしても読めない文字などありましたら、セミナー後の懇親会ででも聞いてくださいませ。

 

ちなみに、「ふぞろい」でも二次試験対策のセミナーを企画しております!

こちらは現在申し込み受付中ですので、チェックしてみてくださいね。

 

 

さぁ、今度は二次筆記試験。

冒険の第2章の幕開けであります。

 

特に今年は長丁場になりますので、あせらずたゆまず、コツコツ進んでまいりましょう。

ではでは、引き続き一緒に勉強頑張りましょう~^^

 

 

 

 

 


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<セミナー告知>
一発合格道場夏セミナー、略してン夏を開催します

2020年7月26日(日)午後

2020年7月29日(水)夜 ← NEW
オンライン (多分zoomです)
内容は絶賛検討中

お申込み開始日や方法など、追って連絡してまいります。

11代目一同、全力で頑張ります!

           

twitterもよろしくお願いします。

 

カワサンです。

いよいよ、1次試験まで1週間。

シカゴ・カブス所属のダルビッシュ有投手のツイートです。

今、1次試験や2次試験筆記に向けて勉強されている皆様に、この言葉は意識してほしいです。
例えば、最近のご自身について、以下の3点を振り返ってみて下さい。

①過去問や問題集を解く時、何度も見ているがゆえに、用語の意味や「~である」「~ではない」の表記の違いも確認せずに解いていませんか?

②参考書を見るとき、マーカーを塗っている所を眺めて「これは認識済」と終わっていませんか?

③参考書や問題集の内容を、読み終えた3分後に説明できますか?

1次試験に関しては「追い込み」の時期であり、否応なしに時間をつぎ込む方も多いと思われます。

こで気を付けたいのが、否応なしに時間をつぎ込むがゆえの「やっている感」です。

 

1.「頭を使って練習する」とは

もし試験中に「あ、これ解いたことある問題と同じやつだ!」と(進○ゼミ風に)直面した時、以下のリスク(陽動作戦)にやられてしまう可能性があります。

①「適切な選択肢」と「不適切な選択肢」を選び間違える(練習問題と同じと思いこむ)

②「否定文」と「肯定文」を読み間違える(先を急いでちゃんと読まない)

③平面図に見知らぬ線が1本入っているだけなのに混乱する(図の意味を理解していない)

問題集で「適切なものを選べ」とあっても、本試験で「不適切なものを選べ」と問われる可能性は十分にあります。

「見慣れた問題~♪」と思って、見慣れた用語だけ見てマークすると練習は嘘をつきます。

私は2018年の1次試験で「あ、これ解いたことある問題と同じやつだ!」と(進○ゼミ風に)ウキウキしてしまい、↑の陽動作戦にはまったことがありました。

それで悔しくて、2019年は「適切」「不適切」とか、「~である」「~は無い」とか、「以下」「未満」といったワードには鉛筆で黒丸を付けて、正答を選ぶ際に気を付けていました。

この時期だからこそ愚直に「問題文をしっかり読む」練習をした方がいいです。

特に、問題集を何度も回している方は要注意です。
試験本番に「同じ文章」が出てくる保障なんて一切ありません。

試験本番「あ、これ解いたことある問題と同じやつだ!」と(進○ゼミ風に)なったら、気を付けましょう!!

 

2.体調を整える「練習」、気持ちを安定させる「練習」も

ここ最近は連日、1次試験の当日についてテーマアップしていますが、それだけ当日の準備・動きというのは試験結果を左右するというコトです。

「最近のブログは、試験会場や当日の話題ばかりだな」と思われるかもしれませんが、当日の雰囲気や様子を知っておくのは、知らないよりもアドバンテージという事なんです。

ただ今回はマスク着用受験、会場の選定も例年と異なる、検温の実施など、今までと違うことも何点かあります。何度か登場していますが、HPや受験票記載事項をしっかり確認して、時間に余裕をもって会場に乗り込んで欲しいです。(参考:中小企業診断協会HP

 

(1)当日に発熱!今年は一大事

追い込み時期は特に体調が乱れやすく、健康管理はとても大切です。
今年は特に、試験当日の発熱に気を付けたい所です。

私は、昨年の2次筆記試験の朝に身体がだるくて、検温すると37.3℃ありました
今年だったら、気が気じゃない事態です。練習は嘘をつくどころの話じゃありません。

「当日、試験会場の入口において、全ての受験者について非接触型体温計による検温を実施します。」

37.5度以上の熱のある方につきましては、 感染拡大防止のために必要な措置として受験をお断りすることとします。

と、主催者HPに明記されています。

今年は受験資格も左右する体温管理です。
頑張りすぎて知恵熱なんてこともありますから、今から気を付けておきたい所です。

ちなみに食後は体温がちょっと上がりますから、ご注意くださいご参考)。
不安なら、早めに食事するか、検温後に摂る形にする方が良いと思います。

 

(2)マークを塗りつぶす最中…突然の腹痛が!

これは私が最も恐れていたことです。
過去、簿記2級の試験でやらかしました。

その試験は午後から始まるんですが、昼に「ここ気になってたな~」という試験会場近くのラーメン屋に、初めて寄ったのが失敗でした

お腹が慣れないものを受け入れたおかげで、試験開始後15分ほどで腹痛発症。
白旗を挙げるが如く手を上げて、トイレダッシュ。。。。。
事を済ませて戻りますが、もう時間も過ぎておりモチベーションもガン萎えです。心ここにあらず。

そんな経験があったので、1次試験はかなり気を遣いました。
「3密」ならぬ「3常」ですかねえ。

・「常時」食べなれているものしか口にしない

・「常温」以外の飲食物を口にしない

・「常備薬」少しでも不安になったら口にする

私は上記の通りお腹が弱いので「正露丸」「ストッパ」の2種類を持ち歩いています。

 

(3)試験当日の「ルーティン」を持っていれば、周りに左右されない

メンタルコントロールに関しては、ルーティンを大切にするアスリートが多いですよね。
ラグビーの五郎丸選手、プロ野球ならイチロー選手や前田健太投手あたりがイメージしやすいかと思います。

私も試験前はルーティンを確立してから臨みました。1分間の瞑想です。
後から知りましたが、アップルのスティーブ・ジョブズ氏は毎朝瞑想をして、1日のスイッチを入れていたそうですね。

試験では、解答用紙と問題用紙の配布が終わってから、試験開始まで少しだけ待ち時間が発生します。
その間は待っているだけなので、私はそのスキに1分間だけ瞑想し、集中力を高めていました。
(問題用紙をどんなに眺めたって、第1問が透けて見えることはありません)

目を閉じて、深呼吸して、何も考えない―

今でも、仕事で大切な場面などでやるときがあります。

「これやれば集中力高まる」みたいなルーティンを持っておくだけで、当日のパフォーマンスに大きな影響を与えると私は思います。

瞑想でなくても、

・お守りを握る

・好きな言葉を心の中で唱える(おまじない的に)

・水をひと口飲む

色々、やり方はあります。

ただ、当日いきなりやれば出来るものではないです。「ルーティン」なので習慣化しないとメンタルに効きません。

試験中はテキストや参考書も見られない、いつもと違う場所・雰囲気で受験しなければなりません。

そのような環境でもしっかり結果を出せるために「スイッチボタン」的なルーティンを持っておきたいものです。

 

3.さいごに

受験生で見ると、11代目の道場メンバーは12名中9名が東京地区、あとは大阪、名古屋、広島という構成です。

私は北海道→広島と過ごしてきた者として、

会場の遠方、地方から受験する皆さまを誰よりも応援しています

試験会場に関しては「幕張メッセが遠い」等の話もネット上で見受けられますが、
北陸や四国から受験する方のように、試験会場の日帰り圏「じゃない方」はみんな

京葉線みたいな通勤電車じゃなくて新幹線とか使うんですよー

「ちょっと遠いから前泊」じゃなくて「遠いから前泊マスト」なんですよー

受験料以上に交通費かかるんですよー

と、思っています(きっと)。

別に「遠方の人は大変」とか「東京の人が比較的移動が楽だ」というつもりはありません

全国各地から、一人ひとりの受験生が、それぞれの想いをもって受験する

そこには近いも遠いもありません。結果を出すのみです。

ただ個人的には、地方に生きる皆さんへ特に頑張ってほしいと思っている次第です。

本当にそれだけです。
私は広島地区で受験しましたが、宿代のコストも大して変わらないので、2日間新幹線で往復して受験しました。

端から見れば試験を受けるだけですが、新幹線で移動だなんて田舎の人からしたら一大事です。

1日目の帰り、広島駅のホームでスピテキ片手に自由席に並ぶ同志がいて「自分以外にもたくさんの人が、遠くから受験しているのかも」と思った次第です。

 

最後の最後、受験会場(広島工業大学専門学校)の教室にこんな張り紙がありました。
(今年も広島地区の会場は同じですが、すべての教室に張られているかは不明です)

能力小さい。されど、努力大きい

では、また!

 


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合格に十分な実力発揮の準備

✅ 1次試験の全体像をつかめていますか?
✅ 2次試験の事例研究は進んでいますか?

おはようございます。
べりーです(過去投稿記事はこちらです)。

いよいよ1次試験まで残すところ1カ月、2次試験まで4カ月と少しです。

ギリギリまで粘った中小企業診断士協会が「1次試験をやります宣言」を発出した今、ようやく躊躇なく「試験までの過ごし方」をテーマにした投稿が可能になりました。

今回は「初年度でストレート合格への希望に満ちていた2016年度の自分」「2回目の2次試験で重苦しいプレッシャーと戦いつつ合格を信じていた2018年度の自分」「2次試験に2回失敗しても1次試験再挑戦を諦めなかった2019年度の自分」を振り返りつつ、「当時の自分が今年受験するなら、いま伝えたいのはこんなこと」を書かせていただこうと思います。

時間が惜しい時期なのでご自身が関係するところだけお読み下さい。

 

今年1次試験に初挑戦するあなた(私 ※以下同)へ

初学者にとって最大の強みは超直前期における学習効果の高さです。
初学者の実力は試験直前まで伸びます。しかも、加速度的に伸びます。
道場には「橋げた理論」がありますが、あなたもこれまでの学習により各論点、各科目ごとの知識の柱である「橋げた」を強固にしてきたと思います。
橋げたが強固に構築できると、そう簡単に忘れない、忘れてもすぐに思い出せる状態になれます。初学者はここを目指して下さい。

この時期の学習の進め方は、平日でも1日に3科目以上を並行して学習するようにして科目ごとの切り替えの感覚を養うと共に、橋げたを繋ぐ橋板を渡していき、記憶の劣化に負けないようにその維持に努めて下さい。
ただし1日に何科目も回転していると、いつの間にか「さらーっと流しているだけ」みたいな状態になってしまうことがありますが、ハッキリ言ってそれは時間の無駄です。

いまは学習に時間を費やした分だけ実力UPが見込めると信じて、過去問を「鶏ガラ学習法」で丁寧に消化し尽くして下さい。

また初めて受験するあなたにとって、「一発合格道場」の記事が大いに参考になる筈です。
疑問や質問があったら、記事末尾の「コメント」からどんどん質問してくれれば11代目の投稿者本人や誰か得意なメンバーが答えるので、初学の方でも遠慮なく、コメント欄は活用しまくって下さい。

そして、ここまで来たら今は2次試験のことは一旦忘れて下さい。
2次試験の舞台に立つための夏の戦いは決して楽な勝負ではありません。
ただひたすら1次試験の過去問を回し、鶏ガラ学習で橋げたをより強固にし、先輩たちとの差を詰め、追い抜き、全力でぶっちぎって下さい。

あなた方初学者の前だけに「ストレート合格」への道が真っ直ぐ延びていると信じて、残り1カ月間を全力で走り切るのみです。


出典:時事ドットコム

レース後半に 2.75メートルの歩幅で圧倒的に加速できるのは
現役時のボルト選手と初学のストレート生のみです

 

今年の2次試験(2回目)の挑戦権を入手済みのあなたへ

「まずは1次試験合格者たちの顔触れが揃うまで、悠々高みの見物じゃ」・・・ですか?
きっとそんなことないですよね。今年で言えば、令和元年の2次試験の未合格者約5,000名のうち、何割が1次試験挑戦組に回り、何割が令和2年に2回目の2次試験挑戦権を残したか分かりませんが、令和2年の2次試験が過酷な争いになることはまず間違いないと思います。

この時期、今の私だったら事例Ⅳの問題集に取り組みます。
事例Ⅳは時間を掛けた分だけ実力に跳ね返ってくるからです。
問題集は次の2冊がおススメです。

スッキリわかる 日商簿記1級 工業簿記・原価計算III 直接・CVP・予算実績差異分析編  スッキリわかる 日商簿記1級 工業簿記・原価計算IV 意思決定・特殊論点編

左が「スッキリわかる 日商簿記1級 直接・CVP・予算実績差異分析編」、
右が「スッキリわかる 日商簿記1級 意思決定・特殊論点編」
(どちらもTAC出版開発グループ)です。

この2冊をおススメする理由は「イケカコより圧倒的に分かり易いから」。おべんと君の記事(コチラ)にもある通り非常に好みが分かれるイケカコですが、解説も難解なため取り組むこと自体が目的になりかねず、診断士試験の学習としては「過分な時間」をこの本で溶かす恐れがあります。
私自身、あるブログの紹介でこの2冊に出会いましたが「信じて良かった」の一言に尽きました。

スッキリシリーズを2~3周回しながら、その章と同じ論点の過去問を「タテ解き」する。この反復により「事例Ⅳの第2問、第3問を味方にすべく実力を磨き上げ今からストレート生に追いつかれないだけの圧倒的な実力差をつける戦略です。

    

ちなみに2次試験の事例Ⅳが難化した年は「ストレート生が有利」と言われますが、それは難化年にストレート生がより多く点を取るというより「多年度生が点を落としてしまい差が縮まること」が理由です。

・・・そんなこと、許せますか?
2回目の2次試験で今年は迎え撃つ立場のあなたにとって、去年の自分と同じように短期決戦で臨んでくるストレート生がとても敵わないレベルにまで「事例Ⅳ対策を仕上げる時間は十分にあります。

たとえ事例Ⅳが難化したとしても、たとえ1次試験から2次試験まで例年より1カ月長いためストレート生が更に有利だとしても、簡単に追い抜かされるわけにいきません。
ぜひ牙を磨く期間にして下さい。

また事例Ⅳ以外ですが、通勤電車の中などの隙間時間に、事例Ⅰ~Ⅲの過去問の「設問文」だけを何年分か読んでみて
・どのレイヤーが問われているか
・解答の方向性はどうすべきか
・どういったキーワードを取り入れるべきか(あくまで設問からの推測)
などを考えることで「事例ごとの問われ方」をつかむ訓練をするのもあまり場所を選ばないのでおススメです。この学習法は、7月以降にどこかで書かせていただく予定です。

最後にもう一つ、これは当時の自分に絶対に伝えたいことですが、11代目メンバーに聞くとやはり勉強会は合格への近道と言えるようです。先日タキプロのHPを見たらオンライン(ZOOM)で行われているようですので、ぜひ一度門を叩いてみることをお勧めします。

 

そしてそして、

2次試験に2回敗れて今年1次試験を再挑戦するあなたへ

お気持ちよく理解します。私も2次試験に2度失敗して1次試験から受け直しました(過去記事:2次試験の準備と実力の話 ※長文のためご注意下さい)

図々しい話ですが私も妻もまさか2次試験に2回落ちるとは全く思ってなくて、特に2回目は予備校に通学したこともあり、根拠のない自信と言うか「受からなきゃおかしい」ぐらいな気持ちでした。本試験当日も、よく成功者が書くような「卒業証書をもらいに行ったる」ぐらいなつもりで臨んだ結果、実力も準備も足らず涙をのみました。

私はそこから「しゃーねーな。1次からまたやるか!」と立ち直るまでかなり「心のエネルギー」を使いました。恐らくあなたも同様かと思います。本当によく立ち上がられました。感服します

あなたにとっても1次試験まで残り1カ月です。
学習面でやるべきことは冒頭の初学者の方々と同様であり、ここから1カ月は1次試験に専念するのが肝要かと存じます。

ただ初学者達と大きく違う点としては、過去の受験経験によりあなたはご自身の得手不得手が明確に把握できていると思います。おべんと君が書いた通り(コチラ得意科目を伸ばすこと。そして初年度の私のように苦手科目で足切りを食らわないこと。これだけに注意して下さい。

たとえ総合的に難化年であろうとも、1次試験7科目(資格等による免除があれば6科目以下)でリスク分散しながら得意科目で70点、80点と荒稼ぎし、苦手科目は何とか知識と記憶を振り絞って必ず全ての設問のマークシートを塗りつぶして来て下さい。

1次試験を勝ち抜けたあなたは、新鮮な1次知識が頭にぎっしり詰まった状態で再度2次試験にチャレンジすることになります。去年のあなたより死角がなくなっている可能性が高いのではないでしょうか。

最後に、これから1カ月は超追い込みモードに入られると思いますが、その間も2次試験への3回目のチャレンジ(1次試験突破した前提で 笑)を応援して下さったご家族への感謝だけは、どうかお忘れないようにして下さい。図書館などでの勉強帰りに花束や美味しいスィーツを買って帰られてはいかがでしょうか。

 

・・・ということで上記の全ての立場を経験した身として、1次試験1カ月前の今しかお伝え出来ないことを書かせていただきました。

今年は新型コロナで試験が中止になるかもしれない状況が長引きましたが、試験があると分かった以上、ここからは例年の超直前期と同様に余計なことは考えず学習を進めていただきたい思いです。

この1カ月間の過ごし方は大げさでなく勝敗を左右するでしょう。1次試験だけでなく2次試験にも影響するような差が付きかねず、2次試験 専願の方にとっても重要な1カ月間になると私は考えます。

必ず悔いを残さぬよう、万全の準備と合格に十分な実力を身に着けるための試験対策に励んでいただき、ぜひ栄光を勝ち取って下さい。

 

ここまでが前半です。
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では後半も行ってみましょう!

 

 

今から中小企業政策を暗記する戦略?

ここからはタイトルの後半部分「今から中小企業政策を暗記する戦略?」です。まずはこの科目の直近年度における難易度を振り返りましょう。

一次試験の平均点と科目合格率の推移2020(~令和元年最新版)より抜粋

ご覧の通り、H23年度までは危険な科目だった中小企業経営・政策も、H24年度以降の7年間は平均点が60点前後を推移する「比較的楽勝科目」でした。しかし令和元年は一転して再び難化しました。

その結果、よく言われた「中小企業経営・政策は直前1カ月で十分間に合う」という戦法鵜呑みにはできなくなってきました。

とはいえ「やっぱり直前1カ月で対策することに決めていた方」もいらっしゃることでしょう。

・何か根拠に裏打ちされた自信があるか(模試で上位とか本業でとか)
・何も根拠のない自信があるか(一般的なビジネス知識で十分っしょ)
・そもそも去年の難化なんか知らなかったか(本道場を最近知った)
・やりたくても他で手一杯でとにかく時間が足りなかったか・・・、e.t.c

色々あるとは思いますが、いずれにせよ今から着手しないとあっという間に試験当日となってしまいます。

そこで参考になるか分かりませんが、私が超直前期を中心に隙間時間も活用しながら中小企業政策の知識をどうやって暗記したのかについて、サンプルとして書かせていただきます。

 

効率重視でインプット①:動画

いわずとしれたYouTube動画、「ほらっちチャンネル」が超絶おススメです。

11代目メンバー12名にヒアリングしたところ、「一度も観たことがない&ほとんど観ていない」が4名で、残り8名は全員「よく観ていた」でした。

観たことがない4名のうち3名は「知らなかった、知ったのが直前過ぎた」、1名は「動画に時間を割くのが怖かった(関連動画の誘惑も・・・)&余裕がない」が理由でした。

よく観ていた8名の内、2名は「2周以上観た」とのこと。
次に「何倍速で観たか?」も聞いてみたところ、

【2周以上派】
1周目1倍速で聞いて、2周目1.5倍速&止めながらメモを取った
1周目2倍速で概略を掴み、覚えられない所だけ1.5倍速2周目

【1周派】
1.5倍速でお世話になった
・尺が結構あるから1.25倍速で観た(語呂合わせ最高!メモった)
1倍速でがっつりお世話になった
1倍速で1字1句聞き逃すまいと思って聞いていた
・普段YouTubeは1.5倍速で観るが、しゃべりが上手いので1倍速で観た
・淀みなくお話になるので敢えて0.75倍速で”ながら聴き”できるようにした

でした。満足度の高さが伝わったかと思います。

残り1カ月間の状況で1倍速で聴く時間が確保できるかは人それぞれです。その判断をした上で上記も参考にして下さい。

 

効率重視のインプット②:参考書(サブテキスト)

こちらも定番。何度もおススメしていますが「一発合格まとめシート(後編)」です。

後編は、
①1冊に「経済学・経済政策」「経営情報システム」「経営法務」「中小企業経営・政策」が分かり易いイラストと解説でまとめられている、
②4科目分なのに厚すぎず「1日3科目学習時」に便利(メモを書き込む)、
③メモ一元化により本試験会場に持ち込むファイナルペーパーにもなる、
と3拍子付きの書籍です。

中小企業経営・政策の網羅性とまとめ力の高さは唸るほどです。
「税制」「共済・融資」「計画」「補助金」といった政策の種別の構成もさることながら、「13.いろいろな計画まとめ(後編 310ページ)」のような一覧表で政策を並べ、相互比較によって記憶に定着させるページが多くあり、「超直前期の効率的な学習」に非常に役立ちました。

実際、私もすべてのイラストページに目を通し、この1冊とほらっちチャンネルを軸に中小企業経営・政策を暗記しました。

まとめシートは購入特典としてイラストページのPDFファイルがダウンロードできるので、先日のCKの復習マップのように各政策種別ごとの表をA3用紙1枚に一元化することができれば「最強の復習ツール 兼 ファイナルペーパー」が出来上がります。

もちろん、今から新しい書籍に手を出すことのリスクについても申し添えたいです。時間は有限ですから何に振り分けるか?は重要な意思決定になります。

と言いつつ今回は「今から中小企業政策を暗記する」という超追い込みタイプの皆様向けの記事なので、一つの重要な参考情報として挙げさせていただきます。

 

効率重視でインプット③:スキマ時間用暗記ツール(音声ドリル)

実は上記の「一発合格まとめシート」には色々特典ツールがあって、中小企業経営・政策は「暗記カード用データ」がダウンロードできる特典が付いてきました。

私の場合はこれを「わたしの暗記カードプラス」(370円)に取り込み、音声読み上げ機能を使って1.25倍速でイヤホンから聴いていましたが、駅までの歩行時など参考書や動画を使いづらいときに大変重宝しました(今やアプリは豊富にあると思いますが、私はこの時期「倍速設定機能があるアプリ」をお勧めします)。

なお、私は「イカ解放」「株子」でお分かりの通り語呂合わせが大好物です(まだご覧になってない方はよろしければ過去記事「運営管理(IE)のイカ解放」と、「財務会計(ごちゃっとしがちな論点)の株子」もご参考下さい)。

したがってこの科目においても、「中小企業政策」はそうでもありませんが、「中小企業経営」は年々変わる数値を覚えるために語呂合わせを多用しました。
元々「一発合格まとめシート」の「中小企業経営」パートは語呂合わせの記載が多く、そこも個人的に素晴らしいと思うのですが、著者が語呂合わせ化を諦めた(あるいは私とは脳のスペックが違うため必要なかった)箇所まで語呂合わせをひねり出したりしていたので、アプリ側で簡単にデータを加工・更新できる機能が助かりました。

 

このように私の超直前期における中小企業政策対策

「映像、イラスト(画像)、音声という3種類のインプット」
「過去問ヨコ解き(年度ごとに解く)によるアウトプット」

により行いました。

あくまで皆様の「受験戦略上の科目ごとの位置づけ」によりますが、私のように「中小企業経営・政策は難化しても平均点を下回らない程度に踏ん張れればOK」とお考えの方は、ここまで来た今では「暗記で突破モードで頭に詰め込む」のも現実的だと思います。

ぜひよろしければご参考下さい。

 

皆さま、最後までお読みいただき心より感謝申し上げます。
いつもありがとうございます。

【合格に十分な実力発揮の準備】
✅ 1次試験の全体像をつかめていますか?
✅ そして、2次試験の事例研究は進んでいますか?

いよいよ超直前期、残り1カ月です。
ここからは「明日はどういった目的で何の勉強をするのか?」を前日の内に決めておき、当日は勉強に専念する毎日を過ごしてはいかがでしょうか。

べりーでした。

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本日もアクセスありがとうございます。さいちゃんです。

いよいよ一次試験まで一か月を切りました。各社の模試も一段落し、一次試験を受けられる方は最後の追い込みに向けスパートをかけている時期と思います。
そしてようやく診断協会から、一次試験のスケジュールについて発表がありました。受験票の発送が遅れるそうですが、試験は予定通り行われるとのこと。いよいよ一次試験の現実性が高まってきました。混沌とした世界情勢ですが、目の前のマイルストーンに向けしっかりとギアチェンしていきたいですね。

こちらは、中国神話の「渾沌(混沌)」

 

今日の言いたいことこの時期はちょっとした隙間時間も勉強に費やしたいと思っている方もいるかもしれません。そんな方に向けた、隙間時間にできる道場記事を使った勉強法をご紹介します。

これまで多くの道場メンバーも述べていますが、一次試験の重要な勉強法は過去問の頻出問題を繰り返し解き、確実に点数にすることだと思います。

でも、模試などで過去問とは違った角度で問題が出されたときに、手も足も出なかったことはありませんか?

理由としては、多面的な知識を得られていないからだと思います。以前、多面性に関する記事を書きましたが、一次試験向けに多面的な知識を獲得するために何をしたら良いのか、そんな疑問にお答えする一つの勉強法を紹介します。

 

 

道場記事☆隙間時間活用勉強法

所要時間ごとにレベル分けしてしています。

レベル1(所要時間:5分くらい)

毎日の道場記事をみて、引っかかる部分があればチェックしておき、後でテキストを読んで復習する。解説を読んで知らなかった説明の仕方や、新しい切り口があれば、テキスト(試験本番に持っていくもの)にメモっておく。

レベル1の記事としては、渾身記事ではなく簡単に読めるそれほど重くない記事がよいと思います。記事の選び方としては、私が以前まとめた表(以下リンク記事の下の方)を活用いただければ、ジャンルごとに記事の選択ができます。

 

レベル2(所要時間:15分くらい)

比較的、文量・範囲が広めな記事を読んで、各ワードを頭の中でイメージして、解説記事の文章と比較する。イメージ化に際して引っかかる部分があったり、イメージと解説に齟齬があればチェックしておき、後でテキストを読んで復習する。

レベル2の記事としては渾身記事のような読み応えがある記事がよいと思います。ぜひ11代目が書いたフレッシュな渾身記事で試してみてください。

レベル3(所要時間:30分以上)

誰かのファイナルペーパー(試験直前に読むまとめ集)や、まとめノート、過去問などから、単語そのものの意味、関連用語等が想起されるか確認する。引っかかる部分があればチェックしておき、後でテキストを読んで復習する。

知識が定着してきていれば単語の意味から中身を理解することができますし、いつも勉強しているものとは違った切り口を見せてくれるので、新しい発見ができると思います。連想される知識が膨大になるため、隙間時間というよりしっかり時間を取る必要があるかもしれません。一次試験用のファイナルぺーパーは、二次試験のものに比べて少ないですが、参考となる記事があります。

学問のすゝめを著した福沢諭吉

勉強のポイント

この勉強法で重要なのは、イメージ化と関連知識の連想です。

ブランドのところで学んだ「ブランド連想」を試験勉強に当てはめて、一つの単語から想起されるイメージを膨らませ思考の幅を広げていき、知識の体系化を図ります。

ブランド連想:消費者がそのブランドに関して連想できるすべてのもの。(グロービス経営大学院より)

連想による思考の幅の広げ方の例を挙げましょう。

イメージ①

今回の記事タイトルにある「すゝめ」の「ゝ」は踊り字と呼ばれる字で、繰り返す文字を省略して書くために用いるんだよね。「等々」で使う「々」も踊り字の仲間で「のま、のまてん」と呼ぶのだったかな。診断士の試験で使っていいのか?いや、使ってよいかよくわからないし、そもそもメリットもないから使わないでおこう。縦書きで「く」の字みたいなやつとか、ギリシャ文字の「ξ」みたいなやつもあったなぁ。ギリシャ文字といえば・・・続く

 

イメージ②

「すゝめ」って福沢諭吉の「学問のすゝめ」に使われていたな。学問のすゝめには、実学の大切さが冒頭に書いてあった。実学って、読み書きそろばんが挙げられてた。経済学や地理学も実学だったはずで、日常に役に立つ学びが実学まさに診断士の資格の勉強は実学だ。そう言えば、実学といえば名著、「稲盛和夫の実学」があった。経営と会計の話だったな。「アメーバ経営」という単語があって、今は多くの会社で採用されている事業部ごとの自立経営や管理会計の重要性が説かれていた。。アメーバといえば単細胞生物で・・・・続く

こんな感じで、単語が単語を呼ぶまさに「芋づる式」(by 3ch)で単語の網(ネットワーク)を広げていき、ある程度煮詰まってきたら網を一気に引き上げて単語の意味の確認と、抜けていた関連知識の補充を行います。今回は「学問のすゝめ」を例にしましたが、試験に出てくる単語に適用すると関連知識を面でとらえることができ、少しひねった試験問題でも要旨を確実にキャッチできるはずです。時々、単語の意味だけでなく自分の感想とか感覚を織り込むことで、記憶に定着しやすくなります。二次試験では、単語の意味を理解し助言の中に活用する必要がありますが、一次試験では単語の意味を理解していれば十分なので、単語間の関係性を把握しておいて効率的に体系化しておくことが重要です。

3chの記事では、経営情報の過去問一つから得られる関連知識を芋づる式に展開してます。このような感じで過去問一つを深掘りして行ったり、道場の記事をベースに深掘りしていくことで、単語と知識のネットワーク形成が可能となります。ほかの科目でも隙間時間でぜひ試していただきたいと思います。

ラブマシーン獲得の図

最後にまとめにかえて

今回の知識の連想による勉強方法は、大学受験の世界史の勉強の時に使っていた手法です。結果としては、理系なのに世界史が得意科目(センター90点以上)でした。膨大な知識が必要となる科目には、この連想学習法が有効だと思います。

個人的には、一次試験についてはファイナルペーパーを作る必要はないと思います。ファイナルペーパーを作る時間は意外とかかりますし、作った後にも刻一刻と自分の知識が変化していくため、試験会場で直前に把握すべき知識がぼやけてしまうからです。私の場合は、試験直前の見直しの際に付箋をしたテキストを読んでいました。直前に付箋を貼り直して、直前で見直すべきページを更新していました。

もし、誰かのファイナルペーパーを手に入れた場合は、まずは勉強ツールとして活用してみてください。そして、道場を最後まで使い倒して試験当日まで新しい発見をし続けたうえで、各科目の多面的な理解を深めていただければ幸いです。

以上、さいちゃんでした。

 


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「今日は6月11日。傘の日です。」

といった感じで、カーナビが優しいお姉さんの声で今日は何の記念日かの雑学を教えてくれるのですが、コレけっこう好きです。

傘の日なのに雨降ってないじゃん、などお姉さん(カーナビ)にひとりツッコミを入れつつも、明日は何の日かなー?なんて楽しみにしています。

皆さま、こんにちは。ぴ。です。過去記事はコチラ

さて、今日で一次試験までちょうど1か月になりましたね。

これから「ラストスパートだ」と追い込みをかけようとしているかたもいらっしゃると思います。

特に暗記科目は中小を筆頭に、直前期に詰め込むほどスコアが伸びるので、スパートをかけることも良しです。

一方で、体調面のケアも忘れずにしてくださいね。今日が「傘の日」と言われるのは梅雨入りが多いことを意味しています。(参照元:雑学ネタ帳)

じめじめと蒸し暑い梅雨の時期は、体調を崩しやすいかたも多いようです。休むときは休む、適度に運動する、ビタミン補給するなどしっかりと健康管理もしていきましょうね。


本日は、企業経営理論の組織論の内容です。

組織論の取り組みかたについて読者様からリクエストを頂いたこともあり、

今回は、「組織論の問題で1マークでも多くゲットしたい」というかた向けの内容です。

私なりの企業経営理論の受験経験(4回)を踏まえ、最後には道場メンバーの力も借りつつご紹介していきたいと思います。

お時間のない方は、下のほうにある道場メンバーアンケート結果と最後のまとめだけでもサーっと目を通して頂けると嬉しいです。

今回お伝えしたいポイントは3つです。

① 正答問題数の目標設定をする。

② 過去問の年度や学習領域を絞り込み知識を強化する。

③ 出題者の意図や求められている知識を想定する。

なお、組織論は人的資源管理や労働関連法規の領域も含むという見方もありますが、今回は主に組織構造論と組織行動論に絞ってご紹介していきます。

労働関連法規については、11代目かーなの記事を是非ご参考にしてくださいね。

【渾身】企業経営理論 捨て問にしない労働法規

また、過去の渾身シリーズでも組織論について珠玉の記事で溢れています。

【渾身】企業経営理論(モチベーション理論) 10代目ブブ

【渾身】経営(二次にも一次にも使える組織論) 10代目kskn

【渾身!論点シリーズ】組織構造、組織形態 9代目ゆう

こちらもぜひご参考にして頂ければと思います。

それでは本日も宜しくお願いします。


■正答問題数の目標設定をする

皆さまは何らかの組織に属しておられる方が多いと思います。

「まさにうちの会社は官僚制の逆機能が働いているわ」

「〇〇上司にリーダーシップ論を叩き込んでやりたいわ」

など、内容を身近に関連付けた学習ができているのではないでしょうか。

一方で・・・過去問でいざ組織論の問題に取り組んでみるとどうでしょう。

やたらと深い知識が問われる問題や今まで見たことのない言葉、用語が出てきたりしますよね。

「学習してもなかなか正答率が上がってこない・・・。」

「こんな深い知識を復習しても意味があるのだろうか・・・。」

など、感じておられる方も多いのではないでしょうか。

このように組織論は馴染みやすい領域でありますが、相対的に難易度が高い問題が多いです。

理想(身近の経験に絡めて解ける)と現実(だけど難しい問題が多い)のギャップを踏まえた目標設定が必要です。

ここで経営理論の過去問データを確認しておきましょう。

過去10年のデータを見ると、組織論は平均9問出題され、出題割合は全体の約22%です。

一方で、難易度別のABランク数で見ると、平均3問程度となり、全体の約15%に低下しています。

この傾向は10年間ほぼ変わらず続いておりますので、今年の試験でも同数程度と見てよいと思います。

以上を踏まえ、組織論の現実的な目標は、

先ずは、約3問出題されるABランクの問題は確実に死守すること。

そして、その他約6問出題される難易度の高いCランク以下の問題は2択(あるいは3択)に絞りこむことです。

(出典:SLAM DUNK(スラムダンク)作者:井上雄彦 出版:集英社)

この死守と絞り込みによって、

組織論の正答問題数の目標は、合計で5問程度で十分ではないでしょうか。

うーん。5問程度の正答数を目指すことはしぶしぶ分かった。

で、あと1か月で具体的にどうするのよ?

以下、過去問の学習面や本試験での対応面での対策をご紹介します。


■過去問の年度や出題領域を絞り込み知識を強化する

2つ目は、あと1か月の学習計画のご紹介です。

学習範囲を広げたくなる気持ちを抑え、逆に絞り込みのプランが有効です。

1.過去問の年度を絞り込む

私のオススメは、これから試験1週間前までは直近3年分の過去問を優先的に取り組むことです。

直近3年分とする理由は、勉強時間が限られているというのもありますが、一番には出題者によって文章の表現や不適切な選択肢のポイントが違うためです。出題者が同じ可能性の高い直近の年度を優先的に解くことで、本番対応力を磨きます。

具体的には、これまで学習した知識と実際に出題されている問題文の言葉を結びつけることで、出題者が何を求めているのか、どの知識を試そうとしているのかを最終確認します。

これによる効果は、後にもご紹介しますが、出題者の意図を直前期に深めておくことで、本番で2択で迷ったときなど「なんとなくこれかな」と選ぶときの助けになります。

また、試験一週間前までとしたのは、私は試験1週間を切ったタイミングから、TACの基本テキストをじっくり読み込み、知識の総復習をしました。

試験超直前期は超集中状態(ゾーン)に入るため、頭の整理術が研ぎ澄まされ、体系的な理解が深まる感じがしました。

これから学習計画を立てるかた、または計画を見直そうと考えているかたは、もし宜しければ参考にしてみてくださいね。

2.学習領域を絞り込む

組織論は組織構造と組織行動に分かれますが、出題頻度でみると組織行動のほうが多いです。

ただ、横断的な知識が問われる問題もありますので、組織構造も頻出論点はしっかり復習しておきたいです。

では、過去10年分のデータで頻出領域をあらためて確認しておきましょう。

この項目に分類できなかったその他の問題もありますが、出題頻度に偏りが見られるのが分かると思います。

緑色で強調した4つの領域については、ほぼ毎年出題されていますので、知識の強化が必須です。

出題領域を横断するような問題への対応力を高めるためにも、頻出領域のブラッシュアップをしてはいかがでしょうか。


■出題者の意図や求められる知識を想定する

3つ目は、主に本試験での対応面についてのご紹介です。

企業経営理論に関わらず、診断士1次試験はマークシート方式なので、選択肢同士の相対評価によって「最も適切な」もしくは「最も不適切な」選択肢を選ぶことも試験対策上では必要です。

11代目CKのコチラの記事では選択肢の構造等について重要なポイントが紹介されております。

【渾身】戦略論の解き方(企業経営理論)

まだご覧いただいてないかたは是非チェックしてくださいね。

一方で、全ての問題に対して、各選択肢を細かく解釈していくと、私の場合には時間不足になるなどの問題が生じていました。

私と似たような問題や悩みを持つかたもいらっしゃるかもしれませんので、失敗談を踏まえた対策をご紹介させていただきます。

出題者の意図を想定する/時間の感覚を掴む

企業経営理論の設問文は堅っ苦しくて読みづらい。また、文章表現が曖昧で言葉の意味の解釈が難しい。

などの特徴があるため、一つひとつの選択肢を細かく解釈しようとした場合に以下のような失点パターンに陥っておりました。

・解釈に時間がかかってしまい時間不足になる。

試験中には問題の難易度が分かりづらいため、どの問題も同じように時間をかけてしまうと、比較的易しい問題を解く時間がなくなる可能性があります。

結果として、確実に取るべきA・Bランクの問題への正答率に影響が出てしまう恐れがあります。

・第一印象で選んだ選択肢に迷いが生じて変えてしまう。

選択肢を細かく解釈すると、第一印象で「知識的にはコレが正解だろ」と選んだのにもかかわらず、迷いが生じてきます。

例えば、「いや・・・やっぱりこっちのほうが全体的に正しい事を言っている気がする」など、時間をかけて迷った挙句、選択肢を変えることです。

結果として、第一印象の選択肢が正解で、変えたことで間違えてしまったといったケースが多かったです。

対策としては、

選択肢毎に細かく吟味するのではなく、問題の冒頭にあるリード文との整合性で判断することや、リード文や選択肢から求められている知識を想定して絞り込んでいきます。

また、2択に絞ったあとに選択肢同士の優劣で判断するだけではなく、想定した知識にどちらが合致しているかで判断することも重要です。

その他、1問アタリにかけられる平均時間は約2分10秒ですので、時間的な感覚も掴んでおく対策も重要ですね。

9代目きゃっしいさんのYouTubeチャンネルで「タイマー勉強法」が配信されています。2分間隔でタイマーが鳴ることを25回繰り返す動画です。企業経営理論の過去問演習で集中力を高めたり、時間間隔を掴むにはピッタリだと思いますので、ぜひ参考にしてはいかがでしょうか。

ここで、昨年の過去問を題材に上記の内容について確認してみましょう。

〇R1年第13問 Cランク

初見で解いた際の私の思考を問題文に書きこみしています。

(注)現場対応的な書き込みですので、この問題の正しい解説は参考書等でご確認してくださいね。

パッと見では、情報処理モデルってマーケの消費者の購買プロセスのやつ?と戸惑いましたが・・・。

私は第一印象でウの選択肢が〇だろうな。と思いながらも、オの選択肢も正しい事を言っている気がして2択で迷いました。

ですが、いつもの「組織の変革」あたりと「外部環境と組織」の知識が横断的に問われているのではないか?と想定することで、たまたま正解のウを選ぶことができました。情報処理モデルや不確実性・多義性の除去といった言葉、用語の正しい知識は持ち合わせていませんでした。

たまたま、なんて言うと怒られてしまうかもしれませんが、企業経営理論では、この「たまたま」正解の確率を上げることが大事になります。

試験本番では、自信を持って選べる選択肢はごく僅かだと思います。多くの問題では2択まで絞れますが、どちらが正解か明確に判断できないといった状況になります。

そんな時にでも、正解の確率を上げるためには根拠を持って選ぶことが大事ですし、その根拠が過去問学習で学んできた知識や出題者の意図になります。

なぜなら、組織論の問題に限った話ではないですが、企業経営理論はD・Eランクの鬼ムズ問題を除くと、問題文の言葉、用語などを分かりづらくしているだけで、実は求められている知識は易しいものだったりすることが多いためです。

上で取り挙げた問題以外にも、R1年第20問のようなケース問題は、文章が長く一見難しいような印象を受けます。

しかし、過去のケース問題を見ても実は求められている知識は易しいことが多いです。

もし今年の試験でケース問題が出てきたら、「あえて長い文章にすることで受験生を惑わして難易度を高めているだけだ」と想定しておきましょう。

企業経営理論は、どの程度力がついてきているのか、合格点を確保できる実力にあるのか、ご自身で分かりづらいかもしれません。ですが、これまで一生懸命に学習して知識を積み上げられたと思います。最後はご自身の力を信じて、自信を持っていきましょう。


■道場11代目メンバー組織論アンケート

最後に、11代目メンバーへの組織論に関するアンケートの結果をご紹介します。

Q1.令和元年度の組織構造と組織行動問題の成績

結果を見ると、組織論の出来・不出来による総得点への影響度はさほど大きくないことが分かります。

誰も正解できなかった問題が3問ありますね・・・DEランク恐ろしや・・・

戦略論、マーケで得点を稼ぎ、組織論は5割程度の正答率で凌ぐことで合格点確保は十分狙えます。

Q2.組織論で、気をつけていたこと、工夫したこと、など

・言うは易し・・・ですが、会社がどうなりたいのか?(拡大したいのか、ニッチでプレミアムになりたいのか)と組織デザインの対応付けを常に意識しました。

・組織構造論、組織行動論、人的資源管理と幅広くて覚えるところが多かったので、最終的には完ぺきな暗記は諦め、企業勤めの一般常識メインで対応しました。

・組織論はボロボロでした。初めて聞く理論名や人名が多々出てくる印象があったので、勉強法としてはスピテキ以外の内容は諦めるという姿勢で、戦略論とマーケを頑張るようにしました。

・自己採点しながら魂抜けました。組織の設計原則、形態、ライフサイクル、リーダーシップ類型&モチベーション理論などテキストに記載されている重要論点はインプット段階で覚えました。アドホクラシー文化とかヒューリスティックとかは過去問鶏ガラで一応覚えました。環境変化対応が重要そうだったから、高次学習とかリッチ情報とかスラック資源とか関連付けて覚えました。それ以外は経験値から推測し、言葉自体が未知の問題は潔く諦めました。

・第24問の選択肢アの横に「オニか?」とメモ書きしてありました(笑)科目合格した翌年も受けたほど得意科目と信じてたのに、R1年は足切り寸前で震えました。

組織論について苦労したコメントが多いですが、テキストに記載されている基本的な知識はしっかり抑えると共に、自身の経験と関連付けて対応したようです。

一方で、未知の用語が出るなど鬼ムズ問題が出題されることをあらかじめ想定し、深追いしない戦略を立てていますね。

■まとめ

今回は組織論の取り組みかたについて、過去問の学習面や本番での対応面について、以下の点をご紹介させて頂きました。
✅現実的な目標の設定
過去問のデータやアンケート結果を見ると、組織論はABランクが比較的少ないですし、DEランクの問題は難しすぎて太刀打ちできないです。そのため、5割程度の正答率を目標とし、気を少し楽にして本番に臨むことで、結果的に合格点確保に繋がるのかなと思います。
✅学習計画と知識の強化
これから1か月、直近の過去問3年分でご自身が間違えやすい頻出論点を集中的に復習されてはいかがでしょうか。
また、今回は模試については触れませんでしたが、模試の復習も同様です。
TACの模試では全体受験者の問題ごとの正答率が成績表に記載されると思いますので、正答率が高いのに間違えてしまった問題を優先的に復習するといいですね。
✅本番での知識の想定と時間対策
試験本番で難しい問題に直面した時に、出題者の意図は何だろうか?過去によく出題された知識が問われているのではないだろうか?と一度考えてみてはいかがでしょうか。また、時間不足にならないように1問アタリの時間(約2分10秒)の感覚も掴んでおきましょう。

今回は以上となります。最後までお読みいただきありがとうございます。
企業経営理論で合格点を突破されることを心より応援しております。
ぴ。でした。


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カワサンです。週のはじめの月曜日。
ということで、1次試験はじめの科目である経済学・経済政策です。

夜な夜な経済学・経済政策の過去問を見ていたら、毎年この平面図が登場していることに気付きました。

この青線、2パターン考えられます。

①2財の関連性(代替率や予算線)を表したもの

②需要曲線

今日は①について考えてみます。

 

1.「2財」の平面図

①に関する過去の出題。直近5年で毎年出ています。
(過去問はこちらを参照、以降紹介する過去問も同じ参照元)

このグラフ、聞きなれない言葉や概念がいろいろ出てきますね。
「無差別曲線」「効用」「限界代替率」
初学者の方は抽象的ワールドに「???」となって方も多いのでは。

ただ、今回取り上げる「無差別曲線」も「等費用線」も、ツボを押さえておけば同じグラフの眺め方で解けます。

 

2.無差別曲線について

無差別曲線は「財務・会計」のファイナンスの問題でも時々でるので、しっかり押さえておきましょう。
ファイナンスの問題は先日のべりーの記事で詳説してますのでチェックして下さい。

また、いろんなパターンは過去にも解説がありますので、ご参考下さい。
【渾身!論点シリーズ】個人の消費行動分析①

 

(1)曲線は空中に浮いている→平面に描いた

これは「効用」の度合いなんですが、なぜ平面図の右上に行くほど「効用が高い」と言えるのでしょうか。
これは、三次元のグラフを平面図に表現したものだからなんです。
(参考:外部サイト
地図で言う「等高線」、天気図で言う「等圧線」と同じですね。

上は数学チックに書いてますが、C1(リンゴ)とC2(バナナ)の消費する比率でU(満足度)が決まるということです。
無差別曲線は空中に浮いていて、右上に行くほど「高さ=効用」が高いということをまずは認識!

 

(2)いろんな無差別曲線

【経済学・経済政策】平成27年・第12問

常に一定の固定比率で一緒に消費されるような財を完全補完財という。完全補完財であるような2財の無差別曲線を示す図として、最も適切なものを下記の解答群から選べ。

これは図Bが答えなんですが、解くというよりも、曲線のパターンに注目して解説します。

■図A 基本形
縦軸方向がだんだん減ると、横軸方向がだんだん増加
ほとんどこれです。
縦軸をイチゴ、横軸をブドウで例えてみます。
イチゴを食べる量が減れば、だんだんブドウの量を増やして、同じ効用(満足度)にする。そんな感じです。
ただ、その比率は2つの点の取り方によって異なります

■図B 補完財
靴や自転車のタイヤなど、2つ1組でないと効果を得ない(=効用が生じない)もの。
縦軸を前輪、横軸を後輪としましょう。
自転車一台につき、前輪が何個あっても、必要な後輪は一個だけですよね。
反対に、自転車一台につき、後輪が何個あっても、必要な前輪は一個だけ。
なので、片方がどんな数であっても、もう片方は固定の数量を以って消費されることになります。
これを完全補完財と言います。

■図C 代替率一定
これは代替率が一定と書いてますが、グラフで言うところの「傾きが一定」てやつです。
曲線上のどこの点を取っても、その間の変化の割合が一定です。
縦軸をイチゴ、横軸をブドウで例えれば…
イチゴ4個→3個 ブドウ3個→4個
イチゴ3個→2個 ブドウ4個→5個
という具合に、常にイチゴ1個減に対してブドウ1個増で同じ効用という感じです。

■図D
これはひねくれ者です。
a→bへの変化よりc→dへの変化のほうが、代替率が大きいですね。
だんだん代替率が大きくなるので「逓増」と言います。
この時期なんで深追いせずに、「だんだんだいたいりつがおおきくなる」→ひらがなで書くとややこしいわ!!という程度で覚えましょう。

 

(3)予算線との関係

二つの気持ちが重なる点が最大値と覚えておきましょう。

無差別曲線くん予算線ちゃん、微妙な関係-

①無差別曲線くんの想いが強すぎて、予算線ちゃんを突き刺してます。一方的で、これは良くありません。

②無差別曲線くんがチキンハートで予算線ちゃんに声がかけられていません。想いは届かぬまま…

③無差別曲線くんの想いが、強すぎず弱すぎず重なる。お互いの想いが絶妙な距離感で結ばれました

 

【経済学・経済政策】平成27年・第14問

いま、2つの財、財X1と財X2を消費可能な個人の効用最大化行動を考える。当該の個人は、所得80 を有し、財X1の価格は2、財X2 の価格は4という条件のもとで、効用が最大になるよう財X1の消費量x1と財X2の消費量x2とを組み合わせることができる。この個人の効用関数はU=x1x2と与えられており、合理的な当該個人は、x1 =20x2=10という組み合わせを選択することが分かっている。
下図では、縦軸の切片aと横軸の切片bとを結ぶ予算制約線と無差別曲線U の接点として、効用最大化の行動が図示されている。
この状況を説明する記述として、最も適切なものを下記の解答群から選べ。

〔解答群〕
ア この個人は、所得80の使い道として、x1=20x2=10以外の組み合わせを選択することで効用を一層高める余地が残されている。
イ 財X2の消費量がゼロならば、財X1を30 消費することで所得80を使い切ることができる。
ウ 縦軸の切片a の値は、財X1の価格に応じて変化する。
エ 無差別曲線U上の2財の組み合わせ(x1,x2)では、いずれも効用水準が200で一定である。

経済学・経済政策おなじみの「問題文が長い」やつです。
そして、条件は箇条書きでなく文章で記述。線と点は大文字と小文字を巧みに使い分けています。
試験1日目の最初の科目。紛らわしさに冷静さを失いそうになります。

ただこの問題、想いがどうこうもありつつ、素直に文字へ数字を代入すれば答えが出ます。長い問題文と関数は見掛け倒し。
他の科目(特に経営法務や中小企業政策の「対話形式」問題等)もそうですが、問題文が長いものは、問自体がシンプルなことも多いので、まず問いから見ることをオススメします。

…問題文が短い方が厄介な問いが多いような気がします。。。

ア x1=20x2=10以外の組み合わせは想いが重ならない→×
イ X1=2なので、30消費するときに使う所得は60だけ。20が余る→×
ウ X1の価格が変化した時は、X1の消費量が変化→b点が移動する→×
エ 唐突に「効用水準が200」とあるが、U=x1x2を素直に計算すれば10×20=200→○

ということで正解はエです。

 

3.2財が「資本」と「労働」~等費用線も同じコト言ってます

2財の関係を「労働」と「資本」とした問題が出てきます。
考え方はイチゴとブドウの場合と一緒です。

「労働=人力」「資本=機械」くらいのとらえ方でOKです。

【経済学・経済政策】平成30年・第18問 設問1

生産においては、生産要素を効率的に投入することが重要である。下図では、等産出量曲線と等費用線を用いて、最適な生産要素の投入量を考える。
この図に関する記述として、最も適切なものはどれか。

ア 点A と点B は、労働と資本の投入による費用は同じであるが、生産量が異なる。
イ 点D では、労働と資本の投入による費用は点B より少ないが、生産量は多くなっている。
ウ 点F では、点D よりも資本の投入が少なく、労働の投入が多いので、費用が少なくてすむ。
エ 費用を一定とした場合、点A では、労働の投入を増加させ、資本の投入を減少させることによって、生産量が増加する余地がある。

この問題、こんな風に書き換えても(赤字部分)同じです。

【経済学・経済政策】平成30年・第18問 設問1の読み替え

下図では、無差別曲線と予算線を用いて、最適な2財消費量を考える。
この図に関する記述として、最も適切なものはどれか。

ア 点A と点B は、財x2財x1消費による費用は同じであるが、効用が異なる。
イ 点D では、財x2財x1消費による費用は点B より少ないが、効用は多くなっている。
ウ 点F では、点D よりも財x1消費が少なく、財x2消費が多いので、効用が少なくてすむ。
エ 消費を一定とした場合、点A では、財x2消費を増加させ、財x1消費を減少させることによって、効用が増加する余地がある。

この場合「予算線」は「等費用線」と言います。

予算線が2財を消費するためのお小遣いの上限みたいなイメージ。
等費用線は生産するために使えるコストの上限って感じですね。
言葉自体を忘れてしまっても、2財と同じと思えば解けます。

ア 点A、Bともに同じ曲線上にあるので生産量(効用)は同じ→×
イ 点Bより点Dのほうが等費用線(予算線)が右上→費用が多くかかっている→×
ウ 点Dも点Fも同じ曲線上→生産量(効用)は同じ→×
エ 選択肢が言っていること。無差別曲線へ想いを重ねる動きですね!→重なったところが最大化→○

ということで正解はエです。

 

4.さいごに~残り約1か月なので

試験まで残り約1か月です。

インプット学習もアウトプット学習も、深追いせずに重要論点を磨きげて確実に得点する力を身に付けたい時期ですね。
なので、何度挑んで考えても正答にたどり着かぬ分野は、敢えて丸暗記という作戦でも良いと思います。

おべんと君も言ってたように、すべて60点を目指すのではなく、苦手科目は足切り回避、得意科目で平均60点ラインをカバーという作戦もありと考えます。

残り1か月の使い方次第で、得点の伸びは十分に期待できます。
私は中小政策に得意苦手の意識が無かったのですが、試験1か月前に模試を解くと30点レベル。。。
そこで、苦手な法務のペースを落として重要論点に注力。代わりにほぼ毎日中小政策に時間を費やして得点力を伸ばしました。結果、本番で60点近くまで伸ばせました。

今までの練習問題の出来不出来を振り返り、試験までの対策を少しだけ見直してもよいと思います。
ここまで来れば、結果まで突き進むのみです。

 

では、また!

(参考文献)ミクロ経済学 第3版(伊藤元重)

 


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おはようございます。
いけちゃんです。
(合格体験記はこちら、前回までの記事はこちら

本日の記事は、中小企業政策攻略がテーマです。
一次試験2日目の7月12日(日)、クタクタに疲れた頭で向き合う「中小企業経営・中小企業政策」。
ここでバッチリ得点をいただけちゃう人は強いハズ

本記事をお届けしたいのは、このような方々です。

「中小企業政策」分野を攻略して得意科目にしたいという方

なぜ「政策・制度を覚える」のか?

さて、そろそろクドいと言われてしまいそうですが、「第1次試験案内・申込書」には、「中小企業経営・中小企業政策」の科目設置の目的と内容という項目が設けられています。

中小企業診断士は、中小企業に対するコンサルタントとしての役割を期待されており、中小企業経営の特徴を踏まえて、経営分析や経営戦略の策定等の診断・助言を行う必要がある。そこで、企業経営の実態や各種統計等により、経済・産業における中小企業の役割や位置づけを理解するとともに、中小企業の経営特質や経営における大企業との相違を把握する必要がある。
また、創業や中小企業経営の診断・助言を行う際には、国や地方自治体等が講じている各種の政策を、成長ステージや経営課題に合わせて適切に活用することが有効である。このため、中小企業の経営や中小企業政策全般について、以下の内容を中心に知識を判定する。

では、どうやって診断士が国・自治体の政策や支援機関が運用を担っている制度(施策)を適切に活用すればいいのかというと、以下のようなフレームで覚えておく必要があります。

①誰に=対象企業の要件
②何を=支援内容
③どのように=運用上の仕組み

活用シーンを考えてみましょう。
中小企業診断士のA氏が、普段から相談にのっていた経営者のB氏(食品製造業)と久々に顔を合わせたとします。
B氏は、新型肺炎の影響を受けて得意先の業況が悪化していることを察知しており、「連鎖倒産なんてことになったら大変だなあ…」とA氏につぶやいたとします。
あなたがA氏だったら、どんなことがまず頭に浮かびますか?

A氏は、「経営セーフティ共済(中小企業倒産防止共済制度)でバッチリ対策できるのでは…!」(②)、というアイデアが浮かびました。
ですが、目の前で困っているB氏の悩みを解決する一助となるのは間違いなさそうなのですが、どんなメリットがあったのか、ど忘れしてしまいました。
また、B氏が「経営セーフティ共済」を活用できる可能性はあるのか、対象企業の要件(①)も把握しておく必要がありますし、何に注意して手続きしなければいけないのか(③)も、思い出せなくなってしまいました・・・。
このままB氏に経営セーフティ共済の話をしても、物足りない結果にしかならなそうです。

調べればわかることだし、その場で全部提示できなくてもいいじゃん」と思われるかもしれませんが、日々経営に向き合って忙しい社長に代わって、意思決定の材料を揃えてあげるのが中小企業診断士なのではないでしょうか。

この活用シーン例は、昨年の過去問題をベースに作ってみました。

【中小企業経営・中小企業政策】令和元年度・第19問

中小企業診断士のA氏は、食品製造業(従業員数15人)の経営者のB氏から「取引先企業の倒産による連鎖倒産を防止したい」と相談を受けた。そこで、A氏はB氏に、「経営セーフティ共済」の愛称を持つ中小企業倒産防止共済制度を紹介することとした。
この制度に関する、A氏のB氏に対する説明として、最も適切なものはどれか。

ア 共済金の貸付けに当たっては、担保が必要になる場合があります。
イ 共済金の貸付けは無利子ですが、貸付けを受けた共済金の10分の1に相当する額が掛金総額から控除されます。
ウ 対象となる方は、6カ月以上継続して事業を行っている小規模企業者です。
エ 毎年の掛金の80%は損金に算入できます。

ちなみに、本問の正解は「」です。
本共済制度は、「無担保・無保証・無利子」の貸付制度が最大の特徴ですが(選択肢アは棄却)、実際には申込をした共済金の90%までしか貸付を受けることが出来ません
控除された10%分が利子相当額となるわけですね。
(参照:4代目イラサム「【中小企業政策】まずは確実な知識を5政策!」)

さて、前回同様、錯乱肢のどの部分を変えれば、正答になるのか考えてみます。
選択肢ウは「1年以上継続して事業を行っている中小企業者」なら、選択肢エは「掛金の全額」なら正解となります(なお、個人が加入する場合は「必要経費」に算入可能です)。
共済制度(中小企業退職共済、小規模企業共済、中小企業倒産防止共済)はほぼ毎年出題されていますので、上記の問題で理解が曖昧だった方は今すぐ要チェックです。

「中小企業政策」分野では、ひたすら暗記が求められて厄介なわけなのですが、「何のために(誰のために)暗記するのか」、もう一度振り返ってみましょう。
中小企業政策・制度には、天災や社会情勢に応じて(今であれば「新型肺炎」がホットトピック)、「特例措置」が設けられるという性質があり、常に知識のアップデートが必要になります。
そういう意味では、この科目の勉強は入口に過ぎないのです。
(「えー!(泣)」という方もいらっしゃいますよね)。
この科目の勉強は、基本となる柱の部分を把握することが目的と言えるでしょう。

ご興味(とお時間)がある方は、休憩時間などにYoutubeで検索していただくと、中小企業政策の活用についてアドバイス動画をUPしている診断士を多数見つけることが出来ます。
特に「中小企業診断士がどんな役割を果たしているのか、実はいまいち実感が湧かない」という方は、ぜひご覧になってみてください。

「この勉強をムダにしない」という強い決意と共に、「合格後も学習を続ける」
という高い意識が持てたら最高ですよね。
私は合格後に出会った先輩診断士の方からの言葉で、この決意と意識が足りなかったと後から反省することになりました。

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オススメコンテンツの紹介

中小企業政策を学習するうえで、オススメのコンテンツをまとめてみました。
どちらもご存知の方が多いかもしれませんが、念のため。

中小企業施策利用ガイドブック

総覧としては中小企業庁が発行している中小企業施策利用ガイドブックがオススメです。
税金を原資として中小企業政策を実施している以上、国も中小企業者に施策を活用してもらって効果が上がることを望んでいます。
時限的な政策・制度も記載されている上、中身も「概要」しかない
ので、試験対策には不向きな資料ですが、以下の二点は要チェックです。

1.政策・制度に関する分類
暗記した内容を定着させるために、政策・制度の目的別に引き出しを作っておくのがよいと思います。
そんなとき、以下のどのカテゴリに該当する施策なのか、考えてみると頭の整理に役立ちます。
実際には二つのカテゴリにまたがるべきものも存在しますが、あくまで整理の上での話です。
(参照:2代目wacky「【中小】政策の攻略のヒント」)

経営サポート」「金融サポート」「財務サポート」「商業・地域サポート」「分野別サポート

この整理は、中小企業庁のトップページでも活かされています。

2.活用ニーズに関する分類
経営者や企業がどんなニーズで利用すべき政策・制度なのか、インデックスが付されています。
「施策利用ガイドブック」ならではの整理だと思いますので、ぜひご覧になってみてください。

①技術開発に取り組みたい
②これから創業したい
③経営の効率化や革新を図りたい
④他の事業者との連携や地域資源を活用し、新たな取組をしたい
⑤知的財産権や産業財産権などの特許権を活用したい
⑥事業を再生したい
⑦商店街や中心市街地の活性化、物流の効率化を図りたい
⑧ITの利活用を行いたい
⑨下請取引の相談やあっせん、官公庁から受注したい
⑩金融環境・経営環境の変化に適応した支援を利用したい
⑪小規模事業者のための支援策を利用したい
⑫事業承継を円滑に行いたい
⑬社員教育・人材育成や新たな従業員を雇用したい
⑭海外で事業を展開したい
⑮社員教育・人材教育や新たな従業員を雇用したい
⑯海外で事業を展開したい

それぞれのニーズを見て、政策・制度が浮かぶようになったらバッチリですね!

無料動画コンテンツ

観てないと損」だと言いきっちゃってよいと思っています(特にほらっちチャンネル)。
まだご覧になられたことがない方は、今こそご視聴ください。

Youtube:ほらっちチャンネル>【中小企業施策

Youtube:TBC>【特訓問題集2 無料講義

おまけ:中小企業診断協会メールマガジン

私も試験合格後に気づいたのですが、中小企業診断協会がメールマガジンを提供しています。
協会本部と東京協会中央支部が発出しているバックナンバーも見ることができます。
協会員でなくてもOKのようですので、試験対策からはやや離れたコンテンツ紹介となりますが、よかったら登録してみてください。

中小企業診断協会:メールマガジンについて

今日のまとめ

① 「中小企業政策」の学習は合格後も続く
② ガイドブックと動画コンテンツを活用して暗記を定着

以上、いけちゃんでした!

それでは、体調第一でお過ごしください。今日も一日頑張りましょう!


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カワサンです。

前回、渾身シリーズとして経済成長理論を触れましたが、リクエストの中身に不足があるとのご指摘がありましたので、補論します。
その前段に、1次試験まで40日少々という時期ですから、経済学・経済政策の試験対策について少し話します。
(今日取り上げる過去問は中小企業診断協会HPから引用しています)

 

1.経済学・経済政策との向き合い方

あらためて過去問を見て思う、3つの要点。

(1)用語に惑わされるな

問題文を見ると、参考書に載ってない(もしくは注釈に書いてあるレベルの)用語を出したり、惑わそうとするリード文(「最近、○○が話題になっている」等)が出てきたり、出題者の陽動作戦が展開される場面があります。
それらは大概、衣をまとっただけの、きわめて教科書的な問いだったりします。

参考書を見ると人名がしょっちゅう出てきますが「ノーベル賞狙いで名付けたんでしょ!」と上から目線で深く追わず、何の頻出論点に絡んでいるのかを、解説から理解すべきです。
基本は頻出論点から抑えましょう(オススメ記事のpick upを後述)。

 

(2)グラフは数式系とビジュアル系

グラフ問題もさまざま。

・リード文で条件を読ませまくった後「これどうなるの?」と問うてくる数式系。リード文が長いせいで選択肢が次のページに記載。ページめくる手間&周囲のペラペラ音にイライラ。

・関数の式も与えられず「画像はイメージです」的なことしか書かれていないビジュアル系

例えばビジュアル系はこちら。

【経済学・経済政策】平成24年・第18問
下図は、2つの生産要素のみを用いて、2つの最終生産財を生産する場合を想定したものである。この図の説明として、最も適切なものの組み合わせを下記の解答群から選べ。
a 生産関数1の限界生産物は逓減している。
b 生産関数1は、規模に関する収穫逓増を示している。
c 生産関数2の限界生産物は逓増している。
d 他の条件が等しく、同じ生産量を実現しているとき、生産関数1を有する企業が生産に要する費用は、生産関数2を有する企業のそれよりも小さい。
〔解答群〕
ア aとd
イ bとc
ウ bとd
エ cとd

正解は「ア」です。

「逓増」「逓減」は普段使わない言葉ですが「逓=だんだん」と押さえておきましょう。
「だんだん増」「だんだん減」です。これで選択肢a,b,cは倒せます。

dはどうでしょう。ここは「同じ生産量」で補助線ですね。

「要素投入量」を「費用」と言い換えている点に出題者の陽動作戦を感じますが、言っていることは同じです。こういう風に、しれっと言い換えられている表現を見抜くことも大切です。

※数式系は「3.」で取り上げます

 

(3)残り日数注意!「分からない」といって深追いしない

凛々しい事いえば、理論が腹落ちした状態で解けるのが望ましい姿です。
が、試験は待ってくれません。どこまでやるべきか絞りながら、確実な得点力を伸ばし60点に届くことを目指すしかありません。
先日3chが、今時期から経営情報システムを深追いしすぎないでと言ってましたが、経済学も同じような事が言えます。

診断士試験における経営情報では、皆が解ける基本論点を確実に押さえることが重要で、広げすぎない深追いしないことが得策です。もし深追いできる余裕があるのであれば、その時間は財務会計、経営法務または中小企業経営・政策に使い、その中でも特に中小企業政策の細かな施策(過去問の後半部分)の暗記に投入する方がトータルでの点数は伸びると思います。

経済学・経済政策も全く同じです。
「幸先よく高得点取ってやる」と思うとハマりますので、1日目の他の3科目(財務・会計、企業経営理論、運営管理)の論点を抑え、平均60点越えを狙うほうが戦略として手堅いと思います。

 

2.押さえておきたい頻出論点

リクエストの解説前に、ほぼ毎年のように出る論点、直接問われなくても理解しておきたい論点を並べておきます。まずこちらを「しっかり」押さえて下さい。そうでなければ、3.を読んでも得点力には直結しません。

■マクロ経済

【渾身】経済学・経済政策のツボ ~IS・LM曲線~
・AS曲線:【経済学】 労働市場(雇用の理論)
経済:AD-AS分析のときの経済政策の効果
きちんと理解するマンデル=フレミングその1(経済学・経済政策)
・マクロ論点総合:【経済学】 4.グラフ対策part3
・とりあえずグラフ!【渾身】グラフを一気見して理解する経済学

■ミクロ経済・需要と供給(市場メカニズム)

【独学者向け】経済学解説①「費用関数」
【独学者向け】経済学解説②「消費者行動の分析」
【独学者向け】経済学解説③「余剰分析、貿易、ゲーム理論」
【経済学】 5.ミクロ経済学知識問題

■その他の論点

【独学者向け】経済解説④「時事問題」
【経済】最初の1マーク

 

ちなみに、過去の記事これだけストックありますので、皆さんが悩んでいる所のヒントがあるかもしれません。ぜひキーワード検索等も使って探してみて下さい。

 


 

3.リクエスト論点の解説

経済成長に関する理論(45度線、IS-LM、AD-AS分析は除く)の出題傾向を。

手を変え品を変え出てくる傾向ですかね。頻出論点の解法が確立出来たら、手は付けておいても損はないと思います。
反対に、ミクロ経済やマクロ経済の頻出論点の理解に苦戦してる方は、この時期にココを深追いするのは危険な香りがします。まずはグラフ見てしっかり解けるようにしましょう。

ではリクエストのあった問題です。
この問題、理屈まで腹落ちして解けた人は免除要件満たせるレベルかと。

【経済学・経済政策】平成27年・第11問
昨今、外国人労働者の受け入れの是非が議論されている。
2種類の生産要素、資本Kと労働Nを用いて、生産Yが行われる。資本と労働、そして生産との関係を、労働1単位あたりの資本と労働1単位あたりの生産との対応関係である、次の生産関数で表す。
 y=f(k)
ここでk=K/Nは資本・労働比率を、y は労働1単位あたりの生産量を表している。また、労働供給は一定率nで増加し、常に完全雇用が実現しているとする。
また人々は、所得の一定割合sを常に貯蓄するとする。
新古典派の経済成長モデルの下図を参照した上で、外国人労働者の継続的な受け入れによる労働成長率の上昇が、定常状態における資本・労働比率と労働1単位あたり生産量に与える影響に関する記述として、最も適切なものを下記の解答群から選べ。ただしk1は、定常状態の資本・労働比率を表している。
〔解答群〕
ア 資本・労働比率は上昇し、労働1単位あたり生産量は減少する。
イ 資本・労働比率は上昇し、労働1単位あたり生産量は増加する。
ウ 資本・労働比率は低下し、労働1単位あたり生産量は減少する。
エ 資本・労働比率は低下し、労働1単位あたり生産量は増加する。

(1)この問題(に限らず、経済学・経済政策の出題スタイル)が嫌らしいところ

①見慣れないグラフ
・生産関数だが捻りが入っている

②時事ネタを織り交ぜる長いリード文
・グラフと設問を見て陽動作戦と見抜きたい

③いろんな用語オンパレード
・「単位当たりの…」微積が分かる方、Δ(デルタ)で認識。分からない人「ちょっと増やす」で認識。
・「資本・労働比率」(←実は「要素投入量」でしかない)
・「完全雇用」45度線やAD-ASじゃないの!?(←と思ったら知識レベル◎)
・「新古典派の経済成長モデル」(←???でも安心してください)
・「定常状態」もはや化学?(←一呼吸おくべし)

これを前にして、冷静に解ける心を試験会場で持てるかどうか。
それが正答へ向けた最初のカギ。解法のアプローチが2個あります。

 

(2)学術的アプローチ

過去に解説がございますので、こちらを参照ください。
貯蓄率sが出てきていますので、投資I→IS曲線の定義から導出できます。

 

(3)見ながらかじりついてみるアプローチ

設問から、式に代入できるところに落書きしましょう。

生産関数」というワードで思い浮かべたいのが「収穫
私の頭には小麦畑が広がります。

今回は「一定」と「逓減」が登場していると見抜けますね。そして問いから「逓減」が論点と分かります。

さて、ここで問題を見ましょう。
「労働成長率」カッコよく書いていますが、要は労働供給率nの増加。つまりこのモデルで、Nの数値を増やしたらどうなんの?いうことですね。

ここまで来たら数学の関数の問題。
f=n(k)nが増→急な傾き→k1は左方シフト。
nが増⇒労働供給N増加→K/Nの分母(労働=N)が増加→k=K/Nより f=(k)傾きは緩やかになる→資本・労働比率(=K/ N )は低下
k=K/Nより f=(k)は減少する。⇒単位当たり生産量は減少する

正解は「ウ」

という事なんですが、深く考えてしまった方に1つの疑問。
N増えていくとき、Kの変化ってどうなるんですか?」

ここなんです。厄介なの。

だがしかし、
駄菓子菓子、

落ち着いて考えてみましょう。
N増えたらK増える条件って何だ?」

つまり「人口増えたら資本が増えるんか?」という話です。

「資本が増えるのは貯蓄率sが増加」じゃないですかァ~?

人口N増⇒貯蓄増⇒投資I増⇒資本Kが増加
(補足:投資Iが増加する要因は貯蓄の増加⇒IS曲線の導出過程より)

なんですが、でも「貯蓄」があがっても K/Nの比率って上がります???
絶対額が増えても、比率は一定ですね?
1/1だって100/100だって「1」じゃないですか。

貯蓄率が上がるから、労働Nに対して資本Kの比率が変化するのです。

この問題、新古典派経済学の「ソロー=スワン・モデル」に関係するのですが、式の理解をするとめちゃくちゃ難しいので深追い注意ですね。
この問題、やはり理屈で攻めると難しいです。

 

【参考サイト・文献】
経済学道場
マクロ経済学 第2版(伊藤元重)

 

では、また!


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皆様、こんにちは。3chです。
今日も道場ブログを読んでいただき有難うございます。

いよいよ5月も残すところ少なくなり、1次試験が近づいてきましたね。急に蒸し暑くなってきていますので、体調を崩さないようにしてくださいね。この時期、INPUTは一通り完了し過去問の皿回しに取り組まれていることと思います。

今日は暗記3兄弟の一つである経営情報システムにおける専門用語の攻略法について深堀していきます。

経営情報が苦手な方も、得意な方も是非チェックしてみてください。

 

1.経営情報システム出題用語一覧

何か似たような記事を見たな、と思った方、前回、経営情報の略語対策として略語に強くなろう2020をお届けしました。
こちらではH20~R01の経営情報の略語について記事を記載しています。(まだの方は是非ご一読を)

今回は略語も含めた直近3年間の出題用語一覧をお届けします。

これは、過去3年間で経営情報で出題された専門用語で、用語の意味を分かっていれば正解できる用語の一覧です。
例えばSQLやUMLのように単に用語の意味を知っているだけでは解けず、言語や手法を実際に使いこなして解くような設問は除いています。
また、統計分野は捨て問扱いとして除いています。詳しく知りたい方は岩塩の記事をご参照下さい。
(Execl内の分野、区分は主観で分けています。厳密な区分けではありませんのでご了承ください。)

 

2.専門用語の出題頻度

前回記事でも述べた通り、IT用語は米国主体でアルファベット略語の多さもさることながら、カタカナ用語も多数あります。
この一覧から過去3年間の出題を見ると、抽出したキーワード計270個のうち

・アルファベットの略語      120個
・カタカナ用語が含まれる専門用語 127個
・漢字・ひらがなだけの専門用語   23個

と、実に9割は略語かカタカナ用語ということになります。

苦手な方はすでにこの時点で嫌気がさしていると思いますが、ITは言うまでもなく今の時代の経営に必須であり、診断士における重要度も増しています。実際に診断士の先生にはITに精通された方も多く、ITコーディネータや情報処理技術者とのダブルライセンスの方も多いのが事実です。

診断士としては、中小企業診断協会の第1次試験案内の経営情報の科目設置目的から「経営資源として効果的に活用できるよう適切な助言」ができる能力が問われております。社長はITに構っていられないのが現状で、診断士としてこの役割は非常に重要です。苦手な方は、この科目を乗り越える意義は大きい、と自分に言い聞かせてください。

この一覧は少なくとも実際にこの3年間で本試験に出た用語です。では直前期でどう活用して合格ラインを越えていくか、これからご紹介します。

 

3.直前期における経営情報システムの学習法

まず、これからの経営情報の進め方について。

経営情報は範囲が広く、得意でない方が80点以上を確実に狙っていこうとした場合、相当広くカバーした勉強が必要となります。情報処理技術者試験を狙うならそういう勉強も必要ですが、1次試験まで1カ月半の現段階では幅広く構えすぎるのは非効率です。

診断士試験における経営情報では、皆が解ける基本論点を確実に押さえることが重要で、広げすぎない深追いしないことが得策です。もし深追いできる余裕があるのであれば、その時間は財務会計、経営法務または中小企業経営・政策に使い、その中でも特に中小企業政策の細かな施策(過去問の後半部分)の暗記に投入する方がトータルでの点数は伸びると思います。

またITが得意な方も、重箱の隅をつつくような正答率の低い問題を追いかけても、いわゆる収穫逓減で全体の合計点数の底上げ効果は薄くなっていきます。受験科目全体を見ての判断ではありますが、得意な方も一定のラインで止めて確実に伸びる科目に投入したほうが賢明と私は考えています。

よって、ある程度論点を絞って確実に60点越えを狙う(得意な人はさらに上乗せ)、というイメージになると思います。その際の参考に上記でご紹介したExcelを直前期で活用して頻出ワードを復習するのが良いと思います。

 

4.過去問3年分を軸に暗記する

経営情報システムの1次試験の過去の科目合格率と平均点推移は以下の通りとなっています。(詳細は11代目べりーの記事参照)

※データ出典:中小企業診断士協会、TACデータリサーチ

上記のグラフを見ればわかる通り、特に直近3年間は常識的な問題が多い感じで難易度が安定してます。

3年間の問題を振り返って見ると5~6割がITの基礎的な論点で、専門用語や概念を暗記していれば確実に正解できる問題です。仮に基礎論点を8~9割確実に押さえたら、残りに見たことがない用語がでてきても、鉛筆コロコロで7割程度は確保できる計算です。

今回の用語一覧は3年分としているのは、ここ3年間の問題は、誰もが確実に得点出来ているという点で確実に押さえないといけない論点が詰まっているということと、ITの最近のトレンドなども比較的反映されているためです。重点を置くならば、この直近3年間を軸にして専門用語を覚える(再度チェックして確固たるものとする)ことは有効だと考えてます。無論、情報に割ける余裕があるならば、過去5~6年程度まで振り返った方が安全ではあります。軸は3年にした方が良いです。

ちなみに、私はこういった傾向分析については、ブレ幅がどれくらいかを把握して覚悟しておくだけに留めていました。次を必死に予測してもどうせ外れますし、そんな思考や心配をしている時間が無駄です。どうしても気にはなりますが。

 

5.暗記科目は覚えるしかない

苦手な方にとっては専門用語を見ることすら苦痛だと思いますが、用語暗記こそ直前期の踏ん張りどころです。
とりあえずこの3年分を軸に何度も回しながら覚えていくしかありません。

ちなみに、私は情報処理技術者試験の受験経験も多く、IT業界にいるため、今は比較的知っている方だと思います。ですが、業界の入りたての頃は全くの素人で、IT経験者に追いつくのが必死で、何でもひたすらノートに書いて自分で見返しながら覚えていました。過去に社内でものすごく技術に精通した後輩の勉強用ノートを見せてもらったことがあるんですが、キレイにまとまっているのではなく、専門書の論点を自分なりに図示して何度も何度も手書きで書き直しされていいました。出来る方も陰ではのすごい地味な努力を重ねていることを知りました。私は1次試験ではスキマ時間活用のためにツールを採用した(過去記事参照)のですが、2次対策では手書きノートで知識を整理しました。(後日2次対策で記事にします。)

手法は人それぞれですが、地味な暗記の積み重ねが、ある時結び付いて大きな知識体系となります。最初は膨大な用語の数と全然覚えていないことに焦りますが、直前期に集中して回していけば必ず用語が繋がっていきます。最初は、覚悟の上で、何度も繰り返し覚えるしかありません。

 

6.専門用語攻略のアプローチ

用語理解度をどのように試されているかという観点で経営情報の問題をザクっと分けると

(1).複数の用語のセットで横断的にその意味を問われる問題
(2).1つの用語を深く掘り下げ、正解(または不正解)を当てる問題
(3).SQL、UML、セルの絶対参照のように計算や応用が必要な問題

に分類できます。

暗記3兄弟の一人と言われるように、経営情報の専門用語の意味・概念を知っていなければ基礎論点も解けません。3は除いて、1と2でどちらが難しいかというと、内容にもよりますが、2はその用語を全く知らなければ解けません。1は一つでも知っている用語が引っかかる可能性があり、確実に覚えていたら選択肢を絞れます。

時間がなければ、複合知識問題を徹底的に掘り下げて、用語理解でカバーできる面を広げていくことです。

具体的な方法の一つとしては、冒頭のExcelシートを使い頻出用語を「設問単位」でまとめてチェックしていきます。
使い方は人それぞれですが、横に用語の説明を記載してもよいですし、口頭で説明しても良いです。自分の記憶で説明するトレーニングを行うことです。その上で本試験問題に戻り解いてみる→解説を読んで再度理解する→用語の説明をしてみる→過去問を再度回してみる・・の繰り返しで定着可能かと思います。

 

7.用語対応できる「面」を広げる

具体的に面を増やす方法として私がやった方法について一例をご紹介します。(これは診断士試験以外でも実践していました。)

過去問で複合的に問われている問題を軸に用語をピックアップし、Excelの用語集の周辺に自分なりに想起する関連キーワードをどんどん追加していってみてください。このExcelを使いこんでいく際ですが、設問の固まりを崩さずにしておくことがポイントです。

例えば令和元年第7問では

・シンクライアントシステム
・ミラーリングシステム
・グリッドコンピューティングシステム
・クラスタリングシステム

が専門用語として出題されています。この問題はこの4つの用語が整理できていたら解ける問題ですが、ここではさらに

ファットクライアントとの対比
ミラーリングデュプレキシングレプリケーションとの違い、冗長構成の設計思想etc
・クラスタリングの種類(負荷分散クラスタリングフェイルオーバークラスタリング

・・とその設問に関連する用語の面を少しずつ広げながら、こうした用語をExcelに追加していきながら記憶していきます。こういう風にすれば、少なくともシステム構成に関する設問が出た場合に用語でカバーできる面積は増えていきます。

診断士試験の場合、過去問と全く同じ問題は出題されません。出題論点に対して、面を広げて用語を紐づけて初見問題を受け止められるようにしておくことが重要です。

なぜこれが良いかというと、過去問を必死になって取り組んでいる際には、頭はフル回転していると思います。問題を必死に解こうとしたプロセスで脳に焼き付けられているため、記憶定着力が良いので、この過去問を軸に過去問で用語を広げたほうが、本番で引き出しやすくなるのです。

私は同じように模試の問題も活用していました。真剣に集中して解いた問題を軸に広げたほうが効率的です。道場では鶏ガラ学習法と呼ばれています。過去問を解いたとき、正しい選択肢を選べたことに満足することなく、設問文・選択肢・解説まで含めて「骨までしゃぶるように」、関連することまで深堀していくこと検討し尽くすことです。(ちなみに私はついでに芋づる暗記法と呼んでます。)

設問の固まりで覚えるのでExcelなどで一覧管理する場合は設問番号を保持しておくことがポイントです。暗記が薄い論点については是非この方法で補強しておいてください。

 

8.経営情報の用語攻略法まとめ

前回記事の略語の再掲を含め経営情報の用語攻略法まとめると、以下の通りです。

(INPUT)
・IT略語は正式な英語を正確に覚えたほうが近道。
・まとめシート等を活用して具体的なイメージを持つ。
・用語の位置づけを整理して覚える。
(プロトコルならどの階層か、ハードウェア、OS、ミドルウェア等のアーキテクチャの“層“がどの辺なのか)
・OSI参照モデル等の構造は何度も書いて覚える
・複合問題の過去問を掘り下げて関連用語をセットで覚えるついでに芋ずる暗記法。
→必死に解いた過去問の印象を活用し関連用語を増やして面を広げる。
(OUTPUT)
・用語を過去問に出てきている用語をド素人の社長に説明するつもりで声に出して説明してみる。
・説明の際には具体的な例えを入れる。
・過去問皿回しで定着度を確認。
・用語Excel+αでチェック。うまく説明できない論点のみを繰り返す。

 

本記事が少しでも皆様の用語理解にお役立て頂ければ幸いです。

以上、3chでした。

 


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※今日は8,398字なので、長~いです。平日にスミマセン!
(時間ない方は、スクロールしまくって「まとめ」だけ読んで下さい!!)

カワサンです。
流動性のわな」に魅力を感じる今日この頃。
(以下、グラフを頭に思い浮かべて読みましょう。今日は文章からグラフを想像するトレーニングをします。思い浮かばない人は参考書を開いて!!)

想像して下さい。
流動性のわなのケースでは、低金利下で財政支出をすると、IS曲線がスライドした分GDPが上がる。
しかし、低金利=利子率弾力性も低い(貯金しても利子がほぼつかない)ので、「銀行に預けても手持ちしても変わらない」とみんな思ってしまうと、誰も銀行に貯金しなくなります。
まして、マイナス金利となれば銀行にお金を預けたらマイナスの利子(手数料的に預金から引かれる)なので、自宅に堅牢な金庫を買って預けたほうが良くなります。
ATMで時間外手数料取られたり、銀行窓口の縮小となれば、なおのこと預けるメリットが低下。
(キャッシュレスで現金自体必要性が低下した、ということも言えますけど)
そうすると、今後預金流出すれば信用創造も崩壊して投資に支出する現金(貨幣)が不足し、マネーサプライが混乱し、金融システムが崩壊しちゃいます。
ということで、貨幣需要が不足しないように日銀がマネーサプライ(マネーストック)をうまくコントロールして、LM曲線が右シフトするようにしていると推定されます。
→実際に国債の日銀引受などで操作しています(参考サイト:外部)。

…そんな事を思いながら、今回は経済成長理論の解説です。

 

1.はじめに

今日はリクエストを頂いた分野の解説ですが、論点そのものはややマニアックです。

とはいえ、これといった頻出論点も無いわりに、毎年のように経済学の理論を複合させた問いが過去10年間で1~2問登場しています。それがこちら。


*2020/5/30 抜けがあったので追加しました。
そして試験範囲の明示の仕方がこちら(令和2年度1次試験概要より)


過去問を見ると、直接的に「マネタリストは…」「ニューエコノミーは…」なんて聴き方はされません

厄介ですね。これらは違う言葉になって出題されているという事です。

加えて、理論を問う問題は「グラフが問題文に出てこない」という特徴があります。

グラフが頭に入っていれば、理屈まで丸暗記しなくても「線がスライドすると…」とその場で補助線でも引っ張れば、何とかなりますが、そうはいきません。

難解さを感じるゆえんは、この辺にあります。

「経済学・経済政策」は1次試験の最初の科目。

後に引きずらないためにも、頻出論点であるマクロ経済学の基本的な考え方から解答を導くことができる(回答にアプローチすることが可能)という視点で解けるように目指しましょう。

 

2.そもそも経済成長って何なん

乱暴に言うと、IS-LM分析やAD-AS曲線の交点について「相対的に右に移動する」と、経済成長します。

なので、マクロ経済学は「美しく曲線の交点を右にずらすために、何をしたら望ましいか」を考える学問と言えます。

経済学は、18世紀にイギリスの経済学者アダム・スミスから始まりました。それ以来、歴史と共に様々な政策や理論が提唱されています。

試験範囲で掲題されている理論をwikipediaを参考にまとめると、こんな感じです。

 

(1)ケインズ理論
(2)古典派と新古典派理論

毎年常連さんのIS-LM分析AD-AS分析の分野です。加えて、これらの分析手法の根底となる考え方(貨幣、投資、消費など)を問いかける問題が出てきます。

分析系の問題については、先代の分かりやすい解説が沢山あるので多くは触れません。

 

3)マネタリズム

文字の通り、マネーサプライ操作を政策の中心に据えるべし、とする考え方です。
試験では「k%ルール」や「恒常所得仮説」として登場しました。

1970年代のアメリカで生まれた概念です。スタグフレーションという、不況とインフレが同時に起こる状態を、ケインズ理論では説明できないね~という中で生まれました。

ケインズ理論のように国が管理する需給政策は良くないと痛烈な批判を行い、マネーサプライを重視する政策を適用したものの、実際には国際マクロ経済で混乱が起きました。

 

(4)新保守主義とシカゴ学派

「新保守主義」これは1980年前後のアメリカ経済の思想です。

「シカゴ学派」これはマネタリズムや新制度主義経済学等を生み出したシカゴ大学経済学部に名前を由来するものです。ここから生まれた経済思想は数多く(マネタリズムもそう)、試験に関連する理論を選択肢へ登場させるため、試験範囲と記載しているものと思われます。

 

(5)サプライサイド・エコノミクス

試験では直近10年間で2回「リアル・ビジネス・サイクル理論」として登場しました。

これは古典派の系譜の理論です。
古典派はサプライ(供給)重視の経済理論(セイの法則)ですので(ケインズは対して「有効需要」を重視)。

AD-AS曲線で言う所、AS曲線を右側にスライドさせて物価水準を下げよう、という考えです。歴史的には1980年代のアメリカ「レーガノミクス」に代表される政策です。

 

(6)新制度主義経済学

ここは「取引費用(取引コスト)理論」や「プリンシパル・エージェント理論」など、ミクロ経済学に近い理論です。

経済学は、ある決まった条件下での行動を分析するもの。普遍的と論じても、事後に「特定のケースしか有効でない」と否定されるものばかりでした。そこで登場したのが「情報」という概念を踏まえた意思決定に関する理論です。

毎年のように試験問題の最後のほうに登場するゲーム理論も、ここの分野に近いです。

これらの経済思想そのものが試験で問われることは、ほぼありません
(こんな話しておきながら、すみません)

それにしても、多岐にわたりますね。
すべて取り上げたら長い+試験出題可能性が低い所まで徹底解説となるので、過去繰り返し登場した部分を3つご紹介します。

 

3.解く前に。マクロ経済学で押さえたい考え

マクロ経済学は以下の三要素(市場)で成り立ってます。問題に向き合う上で、この捉え方が必要です。

」を産むのは「労働」:生産