【事例Ⅳ】80分間タイムマネジメント by ばん

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こんにちは!ばんです。
初学者の皆さん、2次試験の過去問と悪戦苦闘していることかと思います。
初めて解いた時に絶望を感じてた事例も、2周目になると気づきが多くなります。3周目になると目に見えて得点も上がり自信がついてきます。同じ過去問を何度も繰り返し、パターンを掴んでいきましょう♪
突然ですが皆さん、事例Ⅳの設問の回答の順番は決まっていますか?
事例Ⅳは特にタイムマネジメントが重要です。解けない設問の沼にハマると10分、20分が一瞬で溶けますよね。
本日は、私が去年「あれっ事例Ⅳてどの順番で解けばいいんだっけ?」と疑問に思った時に情報収集して見つけた「80分間のタイムマネジメント」をお伝えします。

事例Ⅳを制する者は2次試験を制す!
本日伝えたいこと
事例Ⅳの回答の優先順位と時間配分を明確にしましょう!
事例Ⅳの出題傾向について
まずは基本的な事例Ⅳの問題構成の確認です。
下記は「夏セミナー動画」のせーでんきのパートから、「R5年度の事例Ⅳの出題傾向と格大問について」の抜粋です。
事例Ⅳは大きく分けて「経営分析」「CVP+α」「NPV」「文章問題」の4つの大問があります。
(本日は「80分のタイムマネジメント」の記事なので、各設問の詳しい内容はバッサリカットしています♪)
詳しい内容が気になる方は、夏セミナーの事例Ⅳ「せーでんき」のパートを参照ください。
ばん事例Ⅳ得意だったっけ?


・・・(苦手だったからこそ工夫したのよ)
伝えたいこと
事例Ⅳは大きく分けて「経営分析」「CVP+α」「NPV」「文章問題」の4つの大問がある。(年度により例外あり)
回答の順番について
去年、事例Ⅳが苦手な私がまず考えた事はズバリ「足切り回避!」と「あわよくば60点とりたいな」です。
事例Ⅳが苦手な方は共感いただけるのではないでしょうか。
この項目では「どの順番で回答をしていくのが効果的か」を考えていきます。
問題の「得点」「難易度」「順番」の順で説明します。
下記は過去3年分の問題ごとの得点配分です。
第1問 | 第2問 | 第3問 | 第4問 | |
R5 | 経営分析 20点 | CVP+α 30点 | NPV 30点 | 文章問題 20点 |
R4 | 経営分析 25点 | CVP+α 20点 | NPV 35点 | 文章問題 20点 |
R3 | 経営分析 30点 | NPV 30点 | CVP+α 20点 | 文章問題 20点 |
R3年はNPVとCVPの問題の順番が逆になっていますが、例年ではCVPが2番目に来ます。
次に例年の平均的な得点配分を見てみましょう。
経営分析 | CVP+α | NPV | 文章問題 | |
配点 | 25点 | 25点 | 30点 | 20点 |
上記を見るとわかる通り、どれか2つの項目を全問正解できれば40点獲得でき足切りが回避できます。
そして、NPVが全問不正解でも70点です。
1次試験を突破された皆さんはご存じかと思いますが、回答の順番で大切なのは「簡単な問題から解く」ことです。
下記の表では4つの問題の難易度を分け、その難易度に沿って回答の順番を付けました。
第1問 | 第2問 | 第3問 | 第4問 | |
テーマ | 経営分析 | CVP+α | NPV | 文章問題 |
難易度 | 易 | 中 | 難 | 易~中 |
回答の順番 | 1 | 3 | 4 | 2 |
こうすると分かる通り「経営分析」→「文章問題」→「CVP+α」→「NPV」が加点のとり易い順番といえます。(年度によって問題の難易度や出題内容が変わるので、柔軟に対応をする必要がありますが、、、)
最後にNPVの設問1,2,3の難易度を見てみましょう。
第3問(NPV) | 設問1 | 設問2 | 設問3 |
難易度 | 中 | 難 | 難 |
設問2,3は超難しい(+そもそも設問1が正解していないと正解できない)ですが、設問1は、NPVの基本が理解できている方であれば、加点が狙えます。ワンチャン狙っていきましょう♪
ワンチャンあるで

伝えたいこと
・正解率の高い「経営分析」→「文章問題」→「CVP+α」→「NPV」に解くのがオススメ。
・NPVは設問1だけ加点を狙いやすい。
80分のタイムマネジメントについて
それでは今までの項目を踏まえて、80分の時間の過ごし方を考えてみましょう♪
80分のタイムマネジメントを考える上でのポイントは3つ
1.簡単な問題から解く!
「経営分析」→「文章問題」→「CVP+α」→「NPV」の順に解く
2.皆が解ける問題を確実に抑える!
「難」問題に手を付ける前に、「易」「中」問題の見直しを先にする。
3.捨てる勇気を持つ!
「NPVの設問2,3」は時間が余ったら解く位の感覚でOK
下記の表は、この3つのポイントを踏まえた私の「80分のタイムマネジメント」です。
所要時間(目安) | アクション | 難易度 |
3分 | 受験番号記入・計算用紙作成・全体把握 | ー |
17分 | 第1問(経営分析) | 易 |
10分 | 第4問(文章問題) | 易~中 |
20分 | 第2問(CVP+α) | 中 |
5分 | 第3問(NPV)設問1 | 中 |
10分 | 全体の見直し | ー |
15分 | 第3問(NPV)設問2,3 | 難 |
計80分 |
「簡単な問題から解く」「皆が解ける問題を確実に抑える」「捨てる勇気を持つ」を意識した流れになってる事が分かりますよね。
試験本番は、「疲労&プレッシャー&初見問題」という3重苦の中で対峙する事になるので、改めて「NPVの設問2,3は事例Ⅳに在らず」くらいの気持ちで割り切る位が丁度よいかと。。。(あくまで個人の意見です)
逆に「完璧に解かなきゃ」というプレッシャーから経営分析の見直しや、解けない「CVP+α」の問題に過度に時間をかけ過ぎない事も大切です。
細かい設問ごとの時間感覚も徐々に養っていきましょう。
伝えたいこと
「捨てる勇気」を持ち、最適なタイムマネジメントをしていきましょう♪
ばん事例Ⅳ48点だったのに、偉そうやな


せーちゃん、BANしちゃうぞ♪
最後に
いかがだったでしょうか。
本日は事例Ⅳの「足切り回避・60点獲得」する為の「80分間のタイムマネジメント」の一例を紹介しました。
初学者にとっては、80分の時間配分を考えるには未だ早いタイミングだったかもしれません。
自分が去年価値を感じた情報だったため、早めにお伝えさせていただきました。
事例Ⅳのタイムマネジメントに迷った時に、また見返してくださいね。
応援しています♪


明日はAZUKIによる「経営戦略」の記事です!
AZUKIさん、本日の記事について「競争戦略と成長戦略の観点から助言せよ」
・・・(変な質問してくるから、BANしようかな)

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ごめんなさい!
ばんさんでした!
これだから・・・!
こんばんは!
この間事例4の問題を解いたら、単位ミス+計算間違い(引くところを足していた)で大問一個丸丸落し、
「伸び代しかない(泣)」
にっくです。落ち着いて解かなきゃですね・・・
さて、今回も事例Ⅳのタイムマネジメントの記事、ありがとうございました!
焦らないためにも、問題を解く時間を確保するためにも、タイムマネジメント大事ですよね!
ぱんさんのタイムマネジメント、参考にさせて頂きますね!
ありがとうございました!
にっく
にっくさんへ
コメントありがとうございます!
私も計算ミス多かったです。
計算ミスの原因は、電卓の打ち間違え・暗算ミス・転記ミスなど、さまざまな要因があります。
「数字を大きく書いて丁寧に解く」ことや「2回計算する」など工夫していました。
応援しています♪