【事例Ⅰ】レイヤーと幸の日も毛深い猫の話 by おーちゃん

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2次試験の学習は進んでいますか?短いようで長いようで、やっぱり短い1次試験から2次試験までのおよそ80日間。ずっとアクセル全開だと直前期の10月にガス欠になる恐れもあるので、ご自身の排気量や燃料残とよくご相談の上、ラストスパートの余力を残しておくことをお勧めします!

そして明日はついに、1次試験合格発表!

自己採点をされている方がほとんどとは思いますが、正式な合格発表が出るまではやはりドキドキ落ち着きませんよね。去年の私は自己採点で3点足りてなかったので、なおさらドキドキバクバクのズキズキでした。(私の赤裸々2次試験ライフにご興味ある方はこちらをご覧ください)

合格発表は、中小企業診断協会Webサイトにて公表されます!

Maki
Maki

思いもよらず1次合格していて慌てている方、まずは下記「夏セミナー」動画をご覧ください。

PMAZUKI
PMAZUKI

おーちゃん’s 診断士ライフ

本題に入る前に、すでに独立診断士として活動をはじめているわたくしおーちゃんの、診断士実務にかかわるお話をちょっとだけご紹介しますね。

以前ご紹介したように、「専門家派遣」で企業訪問をさせていただいた際のお話です。

いやー「今回は」おーちゃん先生が色々と聞いてくれたおかげで、深くてよい話ができましたよ

社長さん
社長さん

いえいえ、それは良かったです!

ん?「今回は」?

どうやら、数年前にも、専門家派遣で中小企業診断士が訪問し、経営指導を行ったことがあったそうです。ただ、その時の診断士の先生が数字が得意なベテラン先生だったご様子で…。

診断士=数字=怒られる…。怖い…、診断士怖い…。

社長さん
社長さん

どうもそんな感じで、診断士は決算書を見て「叱る人」的なイメージを、その社長さんは持っていたようです。

今回もどんな怖い先生が来るのかと思ったら、黄色い変な車にのったくるくるパーマで髭の兄ちゃんがでてきて、ちょっと安心したそうです(笑)

さらにはその場で保証協会のひとから渡された決算書もろくに開かずに、会社の事業内容や魅力についていろいろと深堀してお話をきいたもんなので、どうやら「診断士=怖い」の印象は払拭することに成功したようです。

めっちゃ差別化されてるじゃないですか~❤
あ、この商品もめっちゃカッコええ~❤

とはいえ、もちろん遊びにいったわけじゃありませんので、次回訪問時に提案するための材料をしっかり収集してきましたし、帰ったあとに決算書もしっかり読み込んで、弱点なども分析しました。

では何が言いたいかというと、結局実務においても大切なのは、この言葉だと思うのです。

「社長の想いに寄り添って」

はい。2次試験の勉強をされている方は、すでにこのキーワードに出会われているかと思います。2次試験では、社長の想いに寄り添っていない自分勝手な回答は「ポエム」と呼ばれ、良くない答えといわれます。

これは実務補習の時にも感じたのですが、今回の専門家派遣本番でもやっぱりこう思いました。「まずは社長の想いに寄り添わないといけない!」と。そして、初めていく会社で、社長の想いに寄り添うにはどうすれば良いか?それは、心を込めて、心を傾けて、ヒアリングすること、なんじゃないかな、と思います。そうすることで、まずは社長からの信頼を得て、「話を聞いてもらえる土壌」を作ることが大切と改めて感じました。

まずは相手(の会社)のことをよく知らないと、正しい提案なんて出来っこないですよね。それこそポエムになってしまいます。社長がどんな想いで経営されているか、自社の商品をどう思っているか。決算書に書いてあることはあくまで過去の結果であって、中小企業診断士は「未来をつくるのが仕事」ですので、将来良い決算書になるためにできる施策などを提案できるようになりたいですね!

という、ちょっと生意気ですが、新米診断士が現場で感じた感想を述べさせていただきました!診断士のお仕事は他の士業とは違う、とても面白い仕事ができますので、ぜひみなさん勉強頑張って、一緒に楽しい仕事しましょー!

2次試験の事例と設問について

さて、ここから本日の本題です。

2次試験の過去問を解き始めた当時、私は困惑と絶望の狭間に立たされていました。

涙目おーちゃん
涙目おーちゃん

事例ⅠとかⅡとかⅢとか、違いがわからん。
いや、わかるけど、解答書くときやっぱわからん。

いわずもがなですが、中小企業診断士の2次試験は、「中小企業の診断及び助言に関する実務の事例Ⅰ」から「中小企業の診断及び助言に関する実務の事例Ⅳ」まであり、令和5年度の2次試験「試験案内」によれば下記のように説明されています。

各科目は、「経営革新・改善」、「新規事業開発(既存事業の再生を含む)」などの中から次のように出題します。

  • 「組織(人事を含む)を中心とした経営の戦略及び管理に関する事例」
  • 「マーケティング・流通を中心とした経営の戦略及び管理に関する事例」
  • 「生産・技術を中心とした経営の戦略及び管理に関する事例」
  • 「財務・会計を中心とした経営の戦略及び管理に関する事例」
「令和5年度中小企業診断士第2次試験案内・申込書」より抜粋

どの事例がどれ、とは明言されていないものの、

  • 事例Ⅰ:組織(人事)を中心とした経営の戦略及び管理
  • 事例Ⅱ:マーケティング・流通を中心とした経営の戦略及び管理
  • 事例Ⅲ:生産・技術を中心とした経営の戦略及び管理
  • 事例Ⅳ:財務・会計を中心とした経営の戦略及び管理

ということになっているわけです。

説明書は見ない人
説明書は見ない人

去年ちゃんと読んでなかったので、「中心とした」って書いてあるの初めて知った…。

ちなみに、二次試験の与件文になっている事例企業は、実在する企業を基にアレンジされています。実際の企業は「組織の課題」も「マーケティング」の課題も、「生産」の課題も、「財務」の課題も、それぞれ大なり小なり抱えているものですから、与件文の中にも、やっぱりさまざまな要素(課題)が見え隠れするわけです。

そうすると、例えば事例Ⅰの「組織や人事」について書くべき設問においても、「マーケティング」の問題点なんかが目についてしまって、誤った切り口で解答をしてしまう、というのが多くの受験生が一度は陥るミスではないでしょうか。

とはいえ、

令和5年度の事例Ⅰ 第4問(設問2)のように、事例Ⅱっぽい解答にならざるを得ない設問もあったりして、これまたさらに混迷を極める状況になってきております…。

事例Ⅱっぽくなっても問われている論点に素直に正確に応えることが大事やで!
15代目事例Ⅰ再現答案分析はこちら

たいしん
たいしん

ちゃんと設問の指示に従うことを意識するのがめっちゃ大事。
こちらも読んでみてね!

サトシ
サトシ

このあたりが「中心に」という言葉で濁してる理由なのかも?

レイヤーを使って切り口を覚える!

部分的に、他事例的な切り口を求められる可能性はあるものの、基本的には事例毎に答えるべき方向性がある程度決まっていることは間違いありません。

事例Ⅰは先述の通り、「組織(人事を含む)を中心とした経営の戦略及び管理」の観点での設問が基本となっています。

そうはいっても、組織論も人事についても覚えきれんがな…

途方に暮れる10月半ばの私は、なにかヒントがないかと道場記事を読み漁ったものです。そこで見つけたのが、こちらの記事でした。

この記事を読んだ私は、

レイヤー使い見習い
レイヤー使い見習い

レイヤー使いに、俺もなる!!!

と心に誓い、すぐにFPとして使っていたノートに、まんさんのレイヤー図を書き写しました。

こちらが実際につかっていたFPノートです。

ほう、新手のレイヤー使いか?

ちなみに、私は良さそうと思ったことはすぐに真似する主義ですので、まんさんがやっていた通り、本番もメモ用紙の端っこに最初にレイヤー図を書き込みました。

とはいえ、覚えきれないところもあり、かなり省略して書きました。パクってカスタマイズですね。

こちらが、令和5年度 事例Ⅰの実際のメモ用紙です。なんて書いてあるかわからないって?
そんな声もあろうかと、デジタルリマスター版もご用意しました↓

「受験番号・名前を書いた後にメモ用紙を作り、レイヤー図を書く」までをルーティンにしてました。

本番はめっちゃ緊張すると思うのですが、開始と同時にやるべき(ちょっと複雑な)ルーティン作業を決めておくと、ルーティン作業をしている間に緊張感がやわらぐ効果もあるので、おすすめです!

無心で表紙を破り、無心で折る。

レイヤー図を覚えて良かったところ

このレイヤー図を覚えてよかったところは、ざっくりしすぎな「組織(人事)」という観点を、

  • 経営戦略
  • 組織構造
  • 組織活性化
  • 人的資源管理

という階層に切り分けて、理解しやすく(覚えやすく)なったことでした。

また、企業経営におけるレイヤーとは、「企業の目標に向けて戦略を立てる際の視野の大きさ」とも言い換えることができます。

組織構造の変革について相談しているのに、雇用形態についての話をしても「?」となりますよね。

なるほどー!どのレイヤーの話かによって、内容がぜんぜん変わってくるな!

事例Ⅰのこのレイヤーがわかると、この記事のタイトルにも、上記の実際のレイヤー図にも記載している、

幸の日も毛深い猫(サチノヒモケブカイネコ)」

の語呂合わせが使えようになるんです。

幸の日も毛深い猫とは?

「幸の日も毛深い猫(サチノヒモケブカイネコ)」とは、事例Ⅰの解答で求められる「組織や人事」のキーワードの頭文字を集めた、語呂合わせです。

最初はぜんぜん覚えられなかったのですが、レイヤー図とセットで考える事でようやく頭に入りました(汗)

経営戦略(ビジョン・社長の想いなど)
組織構造…権限移譲
…部門設置
カイ…階層化
組織活性化…ネットワーク
…コミュニケーション
人的資本管理…採用
…賃金(報酬)
…能力開発
…評価
…モチベーション

一つひとつをとってみれば難しいキーワードじゃなさげ!

ちなみに、似た語呂合わせ?に「茶化(チャカ)=サハホイヒ=採用・配置・報酬・育成・評価」もありますが、私は「茶化」の上位互換が「幸の日も毛深い猫」なのかな?と思い、あまり意識して覚えませんでした…。

(おまけ)経多シリって?

レイヤー図にもうひとつキーワードが書いてありましたね。

「経多シリ(ケイタシリ)」

こちらは事例Ⅰ関連キーワードの頭文字の組み合わせとなってまして下記の通り。

  • 経…経営資源
  • 多…多角化
  • シ…シナジー
  • リ…リスク分散

こちらも2次事例Ⅰ頻出のキーワードですね。事例企業の経営資源を活かした助言、あるいは経営資源に見合った助言が必要ですし、多角化は既存事業とのシナジー効果を活かすのか無関連多角化でリスク分散をするのかもポイントになります。

2次試験では文字数の関係上、あまり深いというか詳細を記述する余裕はありません。与件文にあることや、当たり前の事を書いていくことが大切です。そういった意味では、レイヤー構造とサチノヒモケブカイネコ、そしてケイタシリを覚えておけば、与件文や設問文を読みながらピンとくるところが出てくるのではないかと思います!

おわりに

というわけで、今回は私が中小企業診断士 2次試験 事例Ⅰ対策時にお世話になった「まんさん」のレイヤー図をご紹介しつつ、それと同時に覚えた「幸の日も毛深い猫」や「経多シリ」の語呂合わせもご紹介させていただきました。

まずは過去問演習時に、メモ用紙にレイヤー図を書く、というルーティンの確立を試してみていただきたいと思います!読んで眺めるだけと、実際に書いてみるとでは、理解の深度もまた変わってくると思いますよ!

そして明日の合格発表…

読者の皆様が無事に合格していること、心よりお祈り申し上げます!

そして明日は火曜の定休日…。ですが、今月の8月同様レジェンド投稿が続きます~!

明日は皆さんご存知、あのレジェンドが登場です✨

けっきょく出番なかったニャー

ジジ
ジジ
テト
テト

一蔵からの召喚を待つニャ

(天の声)元気出すんだニャ~

オルガネッティ
オルガネッティ

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