2次試験のマーカーペンの使い方は3年やったらこれに落ち着きました。 by あらきち
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本題に入る前に・・・
「多年度生」ってなんだか1回は失敗してるって感じがしますが、物事は捉えようで、今年初めて診断士試験にチャレンジする人よりも1年以上早くに診断士試験にチャレンジしよう!って思い立ったからこそのものです。
もし、今年初めて受験を思い立っていたら、今より余裕のない中で試験に挑むことになっているはず。早くに受験を決断した自分のチャレンジ精神を褒めて、アドバンテージを活かして合格しましょう!
もちろん、今年が初受験の人は、多年度生を全力疾走で追い抜いて一発合格するとカッコいいです。自分もなりたかったスーパーヒーローです。「どんなもんじゃい!!」って言えるようにやったりましょう!
前置きが長くなりました。今日は2次試験、マーカーペンの使い方がテーマです。
誰もが気になる2次試験のマーキング方法について、2次試験に3回挑んだわたしがいろいろ試した結果落ち着いたマーカーペンの使い方を、その使い方に至った経緯も織り交ぜながら紹介します!
初回挑戦時
使用したのは蛍光ペン3色とシャーペンのみ。
まず設問解釈をほぼシャーペンのみで行い、「時制や制約条件を確認し丸や四角で囲む、重要と思われる箇所へ線を引く、解釈したことをメモ書きする」といったことをシャーペンで行いました。
次に与件文へのマーキングですが、プラス要素(強みと機会)に赤のマーカーを引き、マイナス要素(弱みと脅威)に青のマーカーを引き、それぞれペン先でS・W・O・Tのいずれか1文字を書いておくことで、マーカーした部分がSWOTのどれにあたるか判別できるようにしていました。
また、経営者の想いやその他重要だと思われる箇所については黄色のマーカーを引き、自分なりの重要箇所のチェックとしていました。
このスタイルを選んだ理由と本番実際にマーキングした用紙の全体像はこちら↓
3色マーカー+シャーペンを選んだ理由
- シャーペン1本のみよりは、重要箇所の色分けにより視覚的に情報を整理しやすい。
- 設問別マーカー(5色等)に比べて、ペンを持ち替える段取り替え時間を最小にできる。
- よくある方法として通信の予備校やふぞろい等でも紹介されており、普段過去問を解く際にも不都合はなかった。
令和1年度は上記のスタイルで挑みましたが、画像の通り、与件読みの段階でマーカーだらけになってしまいます。笑
その結果、普段の練習ではなかったのですが、極限に緊張する2次試験本番において、抽出すべき要素を拾い漏れるというミスを起こしました。
3色マーカーとシャーペンのデメリット
- 設問文の重要箇所がわかりにくい。
- 与件読みが終わった段階で、3色のマーカーだらけになる。
- マーカーだらけのため、与件のどの部分を引用して、どの部分が未使用かの判別がつきにくい。
与件文にマーカーしていたのに、マーカーだらけのため要素の拾い漏れがあることに気付かなかった結果、237点で涙をのむことになりました。
同じミスを犯さないように、やり方を考える必要があるな。
そう思って、次年度本番に向けての試行錯誤が始まりました。
リベンジとなる2回目
使用したのは上記の4色ボールペン(PILOTフリクションボールの赤・青・緑・黒が1本にまとまったもの、黒は使わない)と5色のカラーペン(Tombowの PLAY COLOR K というシリーズ。※設問数が多い時は6色使用。)
シャーペンは解答用紙の実際のマスに記入するとき以外使用しませんでした。
まず設問解釈を4色ボールペンの緑で行い、時制や制約条件のチェック、重要と思われる箇所へ線を引く、解釈したことをメモ書きするといった前年のやり方に加え、解答のパターン化部分についても緑で記入しておき、後は原則として与件から根拠を拾ってくるという状態に準備しておきます。
(※具体的な解法については、以前の2次試験本番の得点が安定する解法記事をご参照ください)
次に与件文へのマーキングですが、初回の与件読みの際は、プラス要素(強みと機会)に4色ボールペンの赤で下線を引き、マイナス要素(弱みと脅威)に4色ボールペンの青で下線を引き、それぞれS・W・O・Tのいずれか1文字を書いておくことで、マーカーした部分がSWOTのどれにあたるか判別できるようにしていました。
また、経営者の想いやその他重要だと思われる箇所については4色ボールペンの緑で下線を引く、あるいは四角や丸で囲むことで、自分なりの重要箇所のチェックとしていました。
続いて、解答骨子作成の際は、
与件文を読んだ段階で4色ボールペンでチェックした箇所の内、設問解釈時に想定した知識やパターン化したものにマッチする箇所に設問ごとに色の違うマーカーペンで下線を引き、解答骨子を簡略化できるように採番をしていました。
下図が令和2年度の本番当日に実際にマーキングした用紙の全体像です。
細い赤・青・緑の線は与件読みの段階でマークしたもの、太い線は骨子作成時に引用する与件根拠の部分にマーク・採番したものになります。
(字が汚なすぎるのはご容赦ください。今回は解説記事ではなくマーカーの仕方を紹介してるので、あえて当日使用したままのものを載せています。もちろん、解答用紙はきれいな字で丁寧に書いていますよ。笑)
令和1年度から大きく変わりました。設問別のマーカーになったことで、視覚的に見やすくなった気がします。
設問別マーカーのメリット・デメリットは下記のようなものです。
設問別マーカーのメリット
- 設問別に用意したカラーペンにより与件文にマーカーした箇所がわかりやすいので、与件根拠の拾い漏れが少ない。
設問別マーカーのデメリット
- 設問解釈がうまくできないと、設問ごとの色分けを行うことができない。
- 複数本のカラーペンを用意する必要があり、シャーペンとカラーペンを持ち替える作業が多く発生する。
デメリット1つ目の「設問解釈」については、設問別マーカーに限った話ではないですが、しっかりと知識を頭に叩き込んで訓練する必要があるので、後日あらためて記事にしたいと思います。
デメリット2つ目の「複数本のカラーペンとシャーペンを持ち替える作業の発生」に関しては、自分流のアレンジとして、使用するペンにこだわることでカイゼンできました。
設問別マーカーによる解法は、道場先代のきゃっしいさんの書籍である「まとめシート」流!解法実況を参考にしましたが、きゃっしいさんの使用していた無印の六角カラーペンでは、不器用でシャーペンとカラーペンを同時に持つことなど到底できなかった自分にとっては、カラーペンとシャーペンを何度も持ち替えることになり、タイムロスとなってしまいました。
※マーキング方法は、人によって合う合わないがあります。
※「まとめシート」流!解法実況の解法自体は超おすすめです!
そこでいろいろ試す内に自分が出会ったのが、先程紹介したTombowの PLAY COLOR K というシリーズです。
このペンはペン先の一方が太字、もう一方が細字となっているため、カラーペンを持ち替えることなく、与件文へのマーキングと解答骨子作成を行うことができ、しかも与件文のマークと骨子が同じ色になるので、ビジュアル的にもわかりやすいです。
「あらきち流」設問別マーカーのメリット
- 一色のペンの太字と細字を使い分けることで、ペンを持ち替える作業を減らせる。
3度目の正直
前年の2次試験の得点(Ⅰ~Ⅳ:86、69、63、39)から、マーカーペンの使い方についてもある程度効果的なスタイルは確率できているだろうと信じて、やり方を変えるのではなく、「本番はいつも通りのことをするだけ。ミスらなければ受かる」とするために、昨年と同じ方法での磨き上げを行いました。
こちらが令和3年度の実際にマーキングした用紙の全体像です↓
完全に令和2年度と同じスタイルです。設問解釈時に解答をパターン化し、知識を以て与件を想定しておき、想定したものにマッチする与件にマーカーを引いて、パターン化した型にそのままはめ込んでいます。
第1問のみ、字数が30字と非常に短く、問われ方も特殊なSWOTであり、編集に時間がかかるであろうと判断して最後に解くことにしたため、メモとなる骨子は作成しませんでした。
結果論ですが、この設問別マーカーに変えてから答案の再現性が高まったことで、R2年度・R3年度の2年連続で事例Ⅰ~ⅢについてA判定を獲得できています。
令和3年度の事例Ⅱについては、2次試験本番の得点が安定する解法の事例Ⅱバージョンとして、夏セミナーにて解説予定です!
まとめ
〇オススメは設問別マーカー。
〇持ち替える作業が煩わしくないように、1つの設問は与件のマーキング、骨子作成とも1本で済ませる。
〇マーキング方法は、人によって合う合わないがはっきりするので、とりあえず試してみる。
明日からは、1次試験直前対策シリーズがスタート!
最初はもちろん、リットです!
道場メンバー各々が1次試験の得点10点アップにつながる記事を紹介していくよ!
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