【二次試験】ボーダーラインの突破法〜二次試験までの歩み編〜 byはっしー
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やっほー!はっしーです!
まず最初にお知らせから
🍉夏セミナー動画公開中🍉
14代目の2次試験合格ノウハウをギュッと詰め込んだセミナーになっています。
今回は動画での公開なので、いつでも、どこでも、何度でもご視聴いただけます!
2次試験合格を目指すすべての方を応援する内容ですので、夏休みのお供にぜひご視聴くださいませ!
では本題です!
今回から私はっしーも2次試験に向けたシリーズ記事を始めていきます!
- 1. はじめに
- 2. 勉強の戦略について
- 2.1. 無理のない計画を!モチベーションはPCDAで管理しよう!
- 2.2. 1日の過ごし方を模索して王道の勉強スタイルを確立しよう!
- 2.3. 事例Ⅳは時間対効果!どこまで時間が割けるかの考えで臨もう!
- 3. 勉強の環境について
- 3.1. 教材は戦略的に購入しよう!
- 3.2. 過去問を解く80分の勉強環境は死守しよう!
- 3.3. 問題用紙も解答用紙も紙ベースで用意!本番を想定しよう!
- 4. 勉強の内容について
- 4.1. がむしゃらに過去問もいいけど情報収集もしっかりしよう!
- 4.2. 復習・分析までを勉強のルーティンに入れよう!
- 4.3. ちょっと面倒でもデータベース化はメリット大!記録しやすい方法を見つけよう!
- 5. 最後に
はじめに
私はっしーは、2次試験をボーダーライン240点でギリギリ合格しました。
試験結果はこの通りです。
正直なところ、自分が皆さんに有意義な情報をお届けできるのか悩んでおり、道場を襲名したときからずっとコンプレックスでした。
しかし、せっかくこうやって道場活動をさせていただいている以上、ボーダーライン上にいた自分だから書けることを発信したいと思います。
そこで2次試験対策シリーズとして試験までの3ヶ月間で
・ ボーダーラインに乗る【ON THE BORDER】ために実際やったこと
・ ボーダーラインを越える【BEYOND THE BORDER】ためにやるべきだったこと
を去年の自分へのアドバイスの形で比較していきます。
読者の皆さんがボーダーラインを越えて合格をつかみ取る一助なったら心から嬉しいです。
今回は2次試験に向けた総合的な内容です。
今後の記事で各事例ごと深掘りしていく予定ですので、お付き合いいただければと存じます。
勉強の戦略について
まずは2次試験対策の戦略に関する実際やったこと(ON THE BORDER)とやるべきだったこと(BEYOND THE BORDER)です。
ON THE BORDER
- モチベーションが安定していなかったが、最後の1ヶ月で盛り返した
- 試験1ヶ月前まで自分の王道の勉強スタイルを確立できなかった
- 事例ごとの勉強時間配分は意識できておらず、直前期に事例Ⅳの学習に焦ってしまった
BEYOND THE BORDER
- 無理のない計画を!モチベーションはPDCAで管理しよう!
- 1日の過ごし方を模索して王道の勉強スタイルを確立しよう!
- 事例Ⅳは時間対効果!どこまで時間が割けるかの考えで臨もう!
無理のない計画を!モチベーションはPCDAで管理しよう!
2次試験の勉強を始めた当初の自分は
とりあえず問題数こなせばいけるでしょ!
と最初から一日3事例ずつ解いていく勉強計画を立てました。
しかし、慣れない論述での解答やむずかしすぎる事例Ⅳの設問に圧倒されて、たったの3日で挫折してしまいました。
ここで計画を見直してPCDAを回せれば良かったのですが、私が陥ったのはモチベーションの低下でした。
予定通りに勉強できなかった罪悪感から、勉強すること自体が億劫になってしまったのです。
ここで去年の自分は「自分が悪いんじゃなくて、計画が悪かったんだ」と考えるべきでした。
その後、無計画に勉強した期間を経て、試験1ヶ月前に焦燥感からなんとかモチベーションを取り戻すことができました。
無理な計画に執着せずに、計画がうまくいかなかったら分析して改善策を考えて、また新しい勉強計画を立ててモチベーションをキープしていきましょう!
厳しすぎる計画に固執しなくて大丈夫!
2次試験も勉強が嫌いにならないように楽しみながら勉強しよう!
1日の過ごし方を模索して王道の勉強スタイルを確立しよう!
マークシート式の1次試験と筆記が必要になる2次試験では、勉強のスタイルが全く異なります。
2次試験の勉強を始めた当初の自分は、1次試験と同じようにスキマの時間でなんとか2次試験の勉強をしようとしていました。
しかし、本番通りに過去問を解くにはまとまった80分の時間を確保することが必要になります。
「いつ」「どこで」「どうやって」この80分間を確保するか、明確なビジョンが持てないまま勉強していました。
試験1ヶ月前にやっと「いつ」→「退勤後」、「どこで」→「自習室で」、「どうやって」→「過去問を解いた後復習する」といった自分の生活に落とし込むことができる王道勉強スタイルを確立できました。
この王道勉強スタイルをもっと早く知っていれば、ボーダーラインを越えられるような勉強ができたのではないかと思います。
ご自身の現在の生活のどこに勉強時間を落とし込めるかどうか模索して、オリジナルの勉強スタイルを探してみてください。
ちなみにスキマ時間の活用についてはこちらの13代目のインタビュー記事が参考になります。
事例Ⅳは時間対効果!どこまで時間が割けるかの考えで臨もう!
事例ごとの時間配分も勉強の戦略について特に意識すべきポイントだったと思います。
特に事例Ⅰ、Ⅱ、Ⅲと事例Ⅳは出題の傾向が全く異なります。
事例Ⅳに関しては数値としての正答があるためか、点数のばらつきが大きくなる傾向があります。
つまり事例Ⅳは時間をかければかけるだけ得点源にできる一方で、難易度が高く足切りのリスクが高い事例だと言えます。
わかった!じゃあ事例Ⅳは過去問+αで重点的に勉強すればいいね!
すべての事例を均等に過去問演習を行い、それに加えて事例Ⅳのみ追加の教材で勉強するといった具合で時間を配分していました。しかし…
もう試験2週間前なのに事例Ⅳが全然解けるようになってないんだけど!?
結果、試験直前期に事例Ⅳの仕上がり具合に不安を感じ、焦って睡眠時間を削って事例Ⅳの勉強をすることになってしまいました。
改善策としては、もっと事例Ⅳに勉強時間を割いて、すぐに過去問演習するのではなく基礎的な内容や得点戦略を順を追って習得すべきだったと感じています。
もちろん事例Ⅰ、Ⅱ、Ⅲの勉強時間を蔑ろにすることはできませんが、自身の得意・不得意に合わせていかに事例Ⅳへの時間を投資できるかが肝になると思います。
また、事例Ⅳは早めに方向性を見据えて勉強していただきたいと強く感じていますので、次回以降の事例別の記事は事例Ⅳから解説したいと思います。
勉強の環境について
次に勉強の環境に関する実際やったこと(ON THE BORDER)とやるべきだったこと(BEYOND THE BORDER)です。
ON THE BORDER
- 教材はコスパの良さそうなものから順に購入してた
- 直前1ヶ月から自習室を活用してた
- 最初はパソコンの画面で過去問を表示して勉強してた
BEYOND THE BORDER
- 教材は戦略的に購入しよう!
- 過去問を解く80分の勉強環境は死守しよう!
- 問題用紙も解答用紙も紙ベースで用意!本番を想定しよう!
教材は戦略的に購入しよう!
1次試験合格直後の私は
とりあえず教材を買わないと!分厚くて内容が充実してそうなものから買おう!
と推奨されている教材のうち、1冊で試験まで使えそうなものから購入しました。
(具体的には今後の記事で事例別に詳しくご紹介します。)
確かに購入した教材は、内容が充実していてコスパが良く試験直前まで使える素晴らしいものでした。
しかし、今思い返すと自分の習熟度に対して背伸びした教材を選んでいたと思います。
そのため、合格者の答案を見ても良し悪しの判別がつかず、どう勉強を進めていくべきが道筋が掴めずにいました。
また、私の選び方は「自分の欠点を補う教材を揃える」という考え方が完全に欠如していました。
今年初めて一次試験を受ける方は、自分の到達点がどこなのか分かりづらいかもしれません。
その場合は、焦らずに「解法」や「基礎的な内容」について書かれている教材を購入するのをオススメします。
その上で、自分の答案と合格答案の差を見極める目を養ったうえで教材や勉強法を追加していくといいでしょう。
たった3ヶ月、されど3ヶ月!焦らずに基礎から固めて行こう!
さや姉のこちらの記事で二次試験の各教材について詳しく紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
過去問を解く80分の勉強環境は死守しよう!
1次試験対策で「ながら勉強」に慣れていた自分は、特に自宅に勉強用のスペースを設けていたりはしませんでした。
なので、最初のうちは日常生活に使用していたローテーブルで勉強していました。
1次試験ではほどんど不便さを感じなかったのですが、2次試験では
全然勉強が捗らない…
まず、過去問を解くにあたり紙を広げるスペースが足りないですし、文字を書く姿勢も悪く肩こりも悪化し、周りに気を取られて80分集中して問題に向き合うのも難しい状況でした。
そこで私が最後の1ヶ月でやっとたどり着いた集中できる環境が、図書館に付属している自習室でした。
勉強道具を持って出勤し、退社後自宅には寄らず自習室に向かう毎日を過ごしていました。
開館時間が限られてますし、周りは受験勉強をしている学生や資格勉強をしている社会人だけなので、半ば強制的に集中して過去問を解くことができました。
(私はカフェやレストランだとオーダーを気にしたり、周りの雑談に気を取られて集中できませんでした…)
もっと早く自習室活用のメリットを知っていれば、ボーダーラインを超られる勉強ができたのではないかと思います。
3ヶ月間毎日自習室にこもるのはなかなか難しいとは思いますが、過去問を解く80分間は非日常環境で集中して勉強することをオススメします。
問題用紙も解答用紙も紙ベースで用意!本番を想定しよう!
2次試験の勉強を始めた当初の自分は印刷するのが面倒で、パソコンで過去問のpdfを表示してメモアプリに解答をタイピングして勉強していました。
本番を想定した過去問の演習という観点では、紙で問題用紙と解答用紙を準備することをオススメします。
理由は、問題用紙の与件文読解や設問解釈のマーキングに慣れることや、手書きで解答用紙に記入する練習をすることが重要だからです。
(漢字がなかなか出てこなかったり、消しゴムで一度書いた解答を消したりするのに意外と時間がかかったりします)
私は2年分くらいの過去問を解いたところで、コンビニのコピー機で問題用紙のPDFを印刷して紙での演習に移行しました。
再現度の高い過去問の用意の仕方は、13代目ににさんのこちらの記事が参考になります。
勉強の内容について
最後に勉強の内容に関する実際やったこと(ON THE BORDER)とやるべきだったこと(BEYOND THE BORDER)です。
ON THE BORDER
- 「解法」や「基礎」を意識せず過去問をたくさん解くことに集中してた
- 解きっぱなしで自分の解答を復習・分析していなかった
- 勉強の形跡を残しておらず、いつどの過去問を解いてどんな解答をしたかわからなくなってた
BEYOND THE BORDER
- がむしゃらに過去問もいいけど情報収集もしっかりしよう!
- 復習・分析までを勉強のルーティンに入れよう!
- ちょっと面倒でもデータベース化はメリット大!記録しやすい方法を見つけよう!
がむしゃらに過去問もいいけど情報収集もしっかりしよう!
とりあえず過去問をがむしゃらに解こう!
模範解答が公開されていない試験である以上、過去問にたくさん触れるのが一番効率的だと考えていました。
確かに、十数年前の過去問にまで遡って数をこなすことは、自分の肌感覚を通して傾向を把握するのに有意義ではありました。
しかしタイパで考えると効率的ではなかったと内省しています。
当時の自分にかけたいアドバイスは
まとめられた情報が発信されてるなら活用しない手はないよ!
ということです。
一発合格道場のブログ記事には先代たちの知恵が集約されているので、実際に過去問に取り組む前にぜひご一読ください。
先日動画にて公開した二次試験向け夏セミナーもこの時期にぴったりの内容になってますので、皆さんの情報収集の一助になれば幸いです。
復習・分析までを勉強のルーティンに入れよう!
解答の良し悪しってよくわからないし!次行こう次!
ふぞろいのキーワード採点をして、大体のニュアンスが模範解答と相違していなければいいかなと、ほとんど解きっぱなしの状態で自分の解答の踏み込んだ復習・分析をしていませんでした。
試験1ヶ月前から自習室で勉強するようになってから、自習室が閉まった後カフェやファミレスで遅めの夕食をとりながら復習するルーティンを作りました。(帰ってから自炊する気力がなく…)
最初は自分の解答のレベル感がわからなく復習に意義を感じていなかったのですが、繰り返すうちに「何が足りていないのか」「解答にもっと得点できそうな要素を足せたのでは」と改善点がわかるようになってきました。
翌日はその復習で作成した改善点のメモを一読した上で過去問を解くようにしました。
もう少し時間に余裕があれば、次項で挙げるデータベース化も含めてもっと踏み込んだ分析やファイナルペーパーへの反映をすべきだった思います。
勉強時間を確保する上では、過去問演習をする80分に加えて復習・分析にかける時間を想定しておくことをオススメします。
ちょっと面倒でもデータベース化はメリット大!記録しやすい方法を見つけよう!
過去問解いてたら紙だらけになって、いつどの年度の問題をやったかわからないよ…
紙で過去問演習をすることをオススメしたものの、紙での情報管理はこういったデメリットがあります。
私は、クリアホルダーで管理していたのですが、すぐにファイルがいっぱいになってしまったり紙の入れ替えに時間を取られ煩わしさを感じていました。
そこで、メモアプリを使って自分の答案をデータベース化しておけば、勉強計画の策定や分析・復習に活用できたのではないかと自省しています。
13代目YOSHIHIKOさんが紹介しているNotionやアストロが紹介しているGoodNotes 5はこういった用途にも便利だと思います。
詳しくは下記の記事を参考にしてみてください。
最後に
最後までお読みいただきありがとうございます。
今回は総合的な2次試験まで道筋として「実際にやったこと」「やるべきだったこと」を、戦略・環境・内容の3つの目線で解説しました。
今回の記事を皮切りに二次試験まで「ボーダーラインを超えろ!」のコンセプトでシリーズの記事を投稿していきます。
私の経験が、少しでも皆さんがボーダーラインを越えていける一助になれば幸いです。
次回は事例Ⅳの「実際にやったこと」「やるべきだったこと」について詳しく深掘りしていく予定です!
明日はひろしが2次試験の『あの必須アイテム』について解説してくれます!
ひろしが自腹をきった検証企画!(セレブ疑惑?)
ぜひご注目ください!
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