【合格体験記】『自分も仲間も一緒に合格する環境を作って、1.5年のモデルケースを実践!』で見事合格!うっかりアッパさん
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おっはモーニング🌞
YOSHIHIKOです。
当記事でご紹介させていただくのは、
『自分も仲間も一緒に合格する環境を作って、1.5年のモデルケースを実践!』で見事合格!うっかりアッパさんです。
勉強仲間は敵ではなく一緒に合格を目指す仲間。うっかりアッパさんはどのように仲間とのポジティブスパイラルを生んだのでしょうか・・!
それでは、どうぞ!
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受験生情報
HN うっかりアッパ
年齢:40代
自分の診断士受験スタイルを一言で表すと
自分も仲間も一緒に合格する環境を作って、1.5年のモデルケースを実践!
診断士に挑戦した理由・きっかけ
20年ほどのNGO職員を経て40代にして会社員になった私は、一般的なビジネスキャリアがなく、知識も乏しかったため、広く学ぶことを通じて世の中とすり合わせをしようと思い、資格の勉強をはじめました。
同時に家族やライフワークのために時間とお金を使える状況を作る必要性を感じていたので、独立や起業を視野に入れた勉強、具体的には士業の資格に挑戦することにしました。
ところが、弁護士、会計士、税理士、社労士、行政書士などなど、めぼしい士業に関しては、優秀な先生方が前職の経験から自分の周りにいたため、今から同じことをしても追いつけないし面白くないし埋もれるだけだと思い悩むことになります。
そこで知ったのが、中小企業診断士の資格です。ビジネスや経営のことが広く学べる上に、色んな方と協業して価値を生み出すことこそ使命というような自分の生き方、価値観にフィットする内容。何よりも私の周りで誰もやっていないという希少性。
これだ、これしかない!その席は俺がいただく!と思いました。
情報を集めてみたらR3一次試験申し込み締め切りギリギリだったので、当時銀座で働いていた妻に中小企業診断協会で申込書をとってきてもらい、令和3年6月から1.5年計画(1次2回、2次1回)を立てて試験勉強をスタートしたのでした。
学習開始時の知識・保有資格、得意科目・不得意科目
職務経験・保有資格
・職務経験
①教育系の出版広告会社で広告作成
②教育系のNGO団体で事業運営全般(青年育成・支援事業、国際協力事業、文化振興事業など)
③通信機器の卸売で起業して一発当てている先輩に拾われる
・保有資格
- 簿記3級(学習開始時)
- 簿記2級(学習期間中取得)
得意科目・不得意科目
<得意科目>
・1次試験:得意というより好きなのは、企業経営理論と中小企業経営・政策です。勉強が楽しかった!
・2次試験:強いて挙げるならば、事例Ⅱ。
<不得意科目>
・1次試験:経済学・経済政策は最初に着手し最後まで勉強し続けたけど、なかなか結果が出ませんでした。
・2次試験:事例Ⅳ。しのぐしかなかった。。。
学習スタイルとなぜその学習方法を選んだのか?
合格までの学習法
1次試験:通信(スタディング)と独学
2次試験:独学と自主勉強会
<1次試験>
【一回目の1次試験、R3.6月~8月】
最初の試験まで2ヶ月程しかなかったため、2次と関連の薄い科目(経済学、法務、情シス、中小)を出来る限り終わらせて、翌年に2次直結科目(企業経営理論、財務会計、運営管理)と2次試験合格を目指す、いわゆる1.5年計画で試験勉強に取り組みました。
最初の1次では残念ながら経済学はコケてしまいましたが、暗記三兄弟を計画通りクリア。
小学校から大学まで短期集中一夜漬け暗記の魔術師として名を馳せてきた実績、強みが活きました。
勉強法としてはスタディングで過去問を超高速回転で行い、暗記は『まとめシート』をノートに書き写して丸暗記することと、「ほらっちチャンネル」を聴き込んでノートにまとめることを行いました。私にはこれがハマりました。
ちなみに1.5年計画は、「まとめシート流!絶対合格チャンネル」で野網美帆子先生が言っていたことを忠実に実践したかたちです。
【二回目の1次試験、R3.9月~R4.8月】
2回目の1次までは時間的な余裕があったのと、2次も見据えて財務・会計の修行が必要と判断、また会社からの軽い業務命令もあったので、10-11月の2ヶ月ほど診断士試験から離れて簿記2級を取得しました。簿記2級は独学で130時間程度かかり、2ヶ月ほど診断士勉強から離れていましたが、財務・会計への苦手意識が払拭できたので良かったです。
その後は1次の残り4科目をスタディングの講義で一通りインプットして、後は過去問などでひたすらアウトプットしました。スタディングだけだと少し不足も感じたので、集中特訓財務・会計計算問題集や過去問マスターを周回しました。
当時の一日のサイクルとしては、早朝に机に向かい日課の計算問題集、家から遠い小学校まで息子を送る道すがらと通勤時間の電車内でスタディングや過去問マスター、昼休みや夜も過去問を回すようにして、最後クールダウンでスタディングに勉強記録を投稿するという流れでした。
この期間はスタディングで勉強仲間と毎日進捗を確かめ合ったり励ましあったりしたことが、独学なのに独学じゃないような良い状態を作ってくれました。振り返ると学習記録の投稿やコメントやらで、200時間以上は使ってそうでしたが、楽しんで勉強に向かう状態を作ったことは、大きく合格に寄与したと思います。
<2次試験>
【2次試験、R4.2月〜6月】
2月からはスタディングの有志で立ち上げた2次勉強会に参加して、 1次試験前から2次試験の勉強を始めました。
2次の勉強は、初めてストⅡをプレイしたような感覚でした。
技の出し方どころか、基本操作もおぼつかずに、あれよあれとK.O.される日々が続きました。この頃から道場の記事を真剣に読み始めたと思います。
ちなみに最初に解いたR2事例Ⅰは解答作成に3時間以上かかりました。。。なんやかんやで80分で初見過去問を解き切れる、書き切れるようになったのは、試験二週間前くらいだっと思います。
【2次試験、R4.8月〜10月】
一次試験終了後、スタディングの自主勉強会を再開しつつ、スタディングのSNSの中でも一番コメントし合っていた読書会仲間と4人で事例勉強会を開始。
試験前まで毎週お互いの回答の良し悪しを添削しあうとともに、情報やテクニックなどを共有して、合格に向けて切磋琢磨しました。
個人では毎日1事例以上解こうと思っていたので、勉強会のテーマ事例以外は80分で解いて、ふぞろいでキーワード採点。あわせてまとめシート流解法実況で設問解釈やレイヤー、回答要素のチェックを行っていました。また多面的な見方のために、ネットで公開されている合格答案や解説記事なんかもかなり漁って、自分の回答と突き合わせをしました。
一次知識を定着させすぐに取り出せるようにするために、ダンシくんのサブノート聞き流しを家事中にずっと聴いたり、
『まとめシート』や『全知/全ノウ』を自筆ノートでまとめていました。
事例Ⅳに関しては毎日昼休みを中心に取り組んで、『事例Ⅳの全知全ノウ』、『30日完成!』を2周強くらいして、超直前期にTACの『事例Ⅳの解き方』で基礎の部分だけをもう一度補強しました。ただ、私は事例Ⅳは50点目標でと割り切っていたので、取れる問題だけ取るための勉強に徹していました。
模試はTACとMMCを受けましたが、結果は惨憺たるものでした。
タイムマネジメントと受験生全体での自分の位置感を掴むためだったので、高かったですが受けてよかったです。
なぜその勉強方法を選んだのか?
1次試験:通信(スタディング)と独学
- 予備校などに比べて安価であるため。
- 自分のペースで勉強できるため。やりたい時にやりたい勉強ができることは大きなメリットでした。
ちなみに、私の主戦場だったスタディングは隙間時間の活用に最適化されていて、3分でも時間があればスマホアプリで勉強できました。
またアプリ内SNSの勉強仲間機能こそが秀逸で、本当にモチベーションと実力がアップしました。
2次試験:独学と自主勉強会
- 1次勉強中から勉強仲間と事例勉強会を行っていたため。
- 予備校は高価で、またメソッドにハマるか判断がつかなかったため。
自分にあった勉強法、教材などを取捨選択するのは大変でしたが、とても楽しい過程でもありました。
デメリットとしては、①自ら情報収集し、取捨選択しなければならず、これでいいのか迷いが生じやすいこと。②予備校生は秘伝のメソッドとかあるのかなぁとモヤモヤしがちなこと。③2次の勉強では採点で苦労し、ふぞろいのキーワード採点にしか基準を置きようがなかったこと等がありました。
合格までの受験回数、学習時間
学習開始時期
R3年6月1日から学習開始
総学習期間は、1年5ヶ月(R3年6月~R4年10月)
学習時間
*1次試験学習時間: 1000時間
*2次試験学習時間: 500時間
受験回数
*1次試験:2回
*2次試験:1回
学習時・受験時のエピソードおよびこれから合格を目指す方へのアドバイス
アドバイス
・学習時・受験時のエピソード
【受験生同士のつながりが良い】
スタディングは有料で質問もできるのですが、SNSに何気なく質問すると得意な誰かが詳しく答えてくれました。スタディングだけでなくtwitterなんかでもそうですが、独学でも診断士受験生同士が自然と助け合い、関係が広がります。また道場をはじめ各種受験生支援機関や診断士の先輩たちもビックリするくらい応援してくれます。こういう関係性はめちゃくちゃ魅力的でした。
一方で、二次対策で行き詰まってた私が「(幽遊白書の飛影みたいな)邪眼でも良いから開眼しないかなぁ」と馬鹿なことを言ったら「アッパさん、読み込む『白書』が間違ってますよ!」と返してくれるような知的な受験生がわんさかいるのもあって、毎日が刺激的でした。
・合格を目指す方へのアドバイス
【勉強仲間を作ると良いと思います】
信頼できる仲間との勉強会は、特に2次合格にとても有効だと思います。できれば固定メンバーが望ましいです。
関係性が強まれば強まるほど、この人を合格させたい、この人と合格したいという気持ちで真剣なアドバイスができますし、指摘に対しても真摯に受け止めることが出来ます。
ライバルでもあり同じ目標に向かう仲間でもあるという関係は不思議ですが、とてつもなく面白く貴重です。
私が今回合格できた一番の理由は、良い仲間に恵まれたからだと思っています。
【環境を整えるのは重要だと思います】
勉強の方法論や取り組む内容云々より、とにかく自分が心地よく頑張れる環境を作ることに注力するのが有効だと思います。
私は①優秀な勉強仲間と一緒に勉強して相互に引き上げることのできる関係を意識的に作る②お気に入りの文具や書見台で快適に勉強し続けられる環境を整える③家族をはじめ身近な人の理解を得ることを諦めない、ということ意識しました。
これから始められる方も、現在すでに取り組んでいる方も、ご自身の人生の大切な時間をかけて取り組むことですので、合格のための勉強に徹するだけでなく、新しい経験や関係性を作りながら、実りある豊かな受験生活を歩んでいただければと思います。私が言うのはおこがましいですが、充実したその歩みの先に合格が待っていると思います。
——————————— ここまで ———————————
いかがでしたでしょうか。
スタディングやTwitterでの交流を通じて得られた勉強仲間と助け合い、切磋琢磨したことが合格に繋がったのですね。
他者をリスペクトしつつも自身の心地よい環境を整えることは、長い学習期間を走り切る上で非常に参考になりました。
うっかりアッパさん、合格おめでとうございます!
受験期間で得られた仲間との繋がりは得難い宝物ですよね。
これからの診断士活動が充実したものになることをお祈り申し上げます!
本日は、ついに13代目ラストセミナー!
ロケットスタートセミナー当日です!
皆さまとお会いできるのを楽しみにしております。
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今年合格されたあなた!手に入れたチケットをどう使っていくか、楽しく悩んでいらっしゃることでしょう。
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ぜひお早めにお申し込みくださいませ。
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ブログを読んでいるみなさんが合格しますように。
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うっかりアッパさん合格おめでとうございます㊗️。
私も昨年スタディング学習者で、よく投稿を拝見して勝手にモチベupさせてもらってました。私は独学で再挑戦中ですので本記事参考にさせていただきます。
ここでうっかりアッパさんを見るとは思ってなかったのでびっくりしました‼️
おおお!!!まさか自分の合格体験記へのコメントが!!!
たこやきさん、お久しぶりです!STUDYingのうっかりアッパでございます。
コメント入れていただきありがとうございます!!
STUDYingではたくさん書き込んでましたが、まさかここで。。。覚えてくださっていて感謝感激です
たこやきさんは、試験当日に終わってから仕事場に戻ってしっかりお礼した上に仕事も回してらした、たこやきさんですよね?
人格がすごい!超人だこの人!って衝撃を受けたのを覚えています✨
再チャレンジは独学で臨まれるんですね。私もほぼ独学でしたので、体験記がなにかの参考になれたら幸いです
それに独学のお供に私は一発合格道場記事をかなり活用していたので、他の記事こそ参考になると思います。ガリガリ掘って合う記事を見つけられることをオススメします❗
あらためてありがとうございます❗
ぜひ今年は合格を勝ち取ってくださいね❗