【まん×あらきちコラボ(後編)】実録!金融×診断士の日常~法人編~ byあらきち

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金融☆まん
金融☆まん

どうも~まんです!

あらきちです~!

金融☆マン
金融☆マン
金融☆まん
金融☆まん

2人合わせて

金融☆マン
金融☆マン

まん×きちです!

金融☆マン
金融☆マン

いやぁ、コンビ結成2日目にして早くも我々のコンビ名も覚えていただいて、嬉しい限りですね。

ほんとよね。この分だと今年の優勝も狙えるかもしれんね。

金融☆まん
金融☆まん
金融☆マン
金融☆マン

え?なんの?

それはもちろん・・・M-1よ!

楽天的カード☆まん
楽天的カード☆まん
金融☆マン
金融☆マン

いや、どのコンビが一番漫才おもしろいか決める企画じゃないのよ!!
というかいつのまに変身したんや!

今回の企画はこっち。

13代目メンバーがコンビを組んで共通のテーマでブログを書くコラボ企画。

本日も昨日のまんの記事に引き続き「金融機関勤務」であるまんあらきちのコラボでお送りします!

金融☆マン
金融☆マン

きょうは私の番ってことで、
金融×診断士の日常(法人編)
をお届けします!

普段どんな業務をしている?

まんと同じく本部勤務の私。

現在は本部の中でも営業店やお客さま寄りの本業支援を行う部署に所属しています。

金融☆マン
金融☆マン

営業店の担当者がお客さんからヒアリングした課題を、本部と一丸となって解決するための方法を考えたり、外部機関と提携するなどして支援体制を整備したりしています。

営業担当と同行して経営者ヒアリングも行う中小企業支援の最前線の現場ですね!

金融機関の仕事ってお金貸すんとちゃいまんの?

東北の金融☆まん
東北の金融☆まん

なんて思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、企業を取り巻く環境変化が激しい昨今においては、金融機関業務にも転換期が訪れました。

従来は、設備投資や仕入れなどのための資金を企業が必要とするタイミングで金融機関がお金を融資し、利息収入を得るパターンが王道でした。

ところが、今のように技術革新のスピードが速く、予測できない外部環境の変化も起こり得るVUCAの時代になると、企業は先行きの不安から積極的な投資を控えてしまう場合もあります。

また、純粋にコロナ禍で売上が低迷したり、昨今の資材価格の高騰などで思うように利益が出せなくなってきた際に、以前なら問題なく操業出来ていたような企業が、今後どう進んで行ったらよいのか不安になったりもします。

そのような中では、従来のように「資金需要」という一時点のポイントを金融マンが探りにいっても、なかなかヒットせず融資を行うことで得られる収入が入ってきにくくなります。

そのため、最近はよく伴走支援共創などど言われたりもしますが、企業と金融機関が一緒になって共により良い未来を目指し、その過程の中で発生する支援に対し、適正なフィーをいただくという流れが主流になってきました。もちろん金融支援による利息収入もそこに含まれます。

金融☆マン
金融☆マン

当然支援の形としては従来の金融支援もありますが、金融機関からの押し売りではなく、必要なことやすべきことを共有してその支援策として結果的に金融支援も登場するというようなイメージです。

ただ、そんなすべてがいきなり綺麗にはいかず、実際の現場は従来型の積極的なセールスで数字を追いかけるモデルと、新しい伴走支援の考え方の2本立てのような感じの金融機関がまだまだ多いのではないでしょうか。

本音と建前の世界やな

あらきち
あらきち

そして企業があるべき姿になるための企業活動自体を支援するのが本業支援なので、支援内容は多岐に渡ります。

例えば、販路開拓支援」「企業同士のビジネスマッチング」「労務・人材紹介等の支援」「補助金・助成金申請支援」「業務効率化支援」「創業支援」「事業承継・M&A支援などが挙げられます。

しかしながら、これらの業務は古くから金融機関が得意としてきたものではないものも多く含まれるため、自社だけではお客さまをきちんと支援することが困難な場合もあります。

そのため、金融機関も自社だけで課題解決に当たろうとせず、様々な支援機関と連携しながら、自社に足りないリソースを補完して企業により良いものを提供するようにしています。

金融機関も企業と同じようにリソースを補完しています

その中で、自社にないノウハウを獲得するために優秀な行員を外部に出向させ、経験とノウハウを獲得してから自社に呼び戻し、その人材を中心に新規事業を推し進めていくケースもあります。

特に「事業承継・M&A」「相続対策」「海外輸出支援」などは地域金融機関の独自ノウハウだけでは限界があるので、優秀な行員を一時的に外部機関に出向させている金融機関も多いです。

金融☆マン
金融☆マン

まんもそうやって出向して外部のノウハウを獲得してきた人材の一人だよね。

そうだよ!もちろんボケのノウハウを獲得してきわけじゃないよ!

金融☆まん
金融☆まん

よくある銀行を題材にしたドラマなんかでは「出向=左遷」みたいなイメージがついてしまっていますが、若くして出向経験のある方は実は各金融機関のエース級の人が多いです。

金融☆マン
金融☆マン

じゃあここからはどんな支援機関と連携して業務にあたってるのか、その一部を紹介していくよー!

JETRO(独立行政法人日本貿易振興機構)
海外販路拡大を検討する企業を支援する際に利用することが多く、海外のバイヤーとの商談会なども斡旋してくれます。
多くの金融機関が海外輸出支援ノウハウを獲得するために出向させています。

中小企業としては、自社単体で輸出にチャレンジすることはとてもハードルが高いことなので、普段から取引のある金融機関を通じて、専門機関と一緒に試行錯誤しながら進めていくこともあるのです。

JETROホームページより

中小機構(独立行政法人中小企業基盤整備機構)
中小企業支援を行う行政組織として最大の組織であり、中小企業支援に携わるなら何らかの形で関わることになる機関です。
先日紹介した養成課程のための「中小企業大学校」の運営、国が設置した無料の経営相談所である「よろず支援拠点」、事業承継の公的相談窓口である「事業承継・引き継ぎ支援センター」なんかもここが関係しています。
金融機関は、中小機構から講師を招いてセミナーを開催したり、専門家の協力を仰いだりしています。
実績を積んだ中小企業診断士の方も、専門家として多く登録されています。

中小機構HPとリーフレットより
よろず支援拠点HPより
事業承継・引継ぎ支援センターHPより

(株)日本M&Aセンター
全国の地方銀行・信用金庫の大半と提携している実績No.1のM&A仲介会社です。
こちらも多くの金融機関がM&Aノウハウ獲得のため行員を出向させています。

日本M&AセンターHPより

金融業界独自のネットワーク
一つの例として最近だと(株)ココペリが提供する「Big Advance」など。
全国の金融機関のお客さまである中小企業同士を結び付けるプラットフォーム。
他にも金融機関の形態ごとに様々な独自ネットワークがあります。

Big Advanceホームページより
金融☆マン
金融☆マン

提携先を挙げだすとキリがないのですが、上記以外にも金融機関によって他種多様な業界の複数機関と提携しながらお客さんの課題解決にあたり、金融機関もお客さまの支援を行うことによって成長しています。

一緒に取引先企業のところに訪問したり、企業・金融機関・支援機関の3者でオンラインでミーティングを行ったりもします。

わたしも日々勉強中です!

診断士の知識はどう活かされている?

さぁ、では提携先と協力して本業支援に取り組んでいることがわかったところで、診断士の知識はどのように活かされているのでしょうか?

まず、本業支援といっても前述のとおり内容は多岐にわたり、形も決まったものではないので、実際はお客さまである企業に丁寧にヒアリングを行い、社長の考えている将来像、企業のあるべき姿を共有して現状分析を行ったうえで、支援策を検討していかなければなりません。

金融☆マン
金融☆マン

あれ、それって・・・

と思った方もいるかもしれません。

そう。まんま2次試験と同じスキルが求められます。

自分も含めて大変苦労した方も多いであろう2次試験ですが、2次試験はありがたいことに与件文と設問文が与えられた上で分析や具体策を記述していきますが、実際はもちろん与件文なんてありません。

自社の取引先であれば決算書などの定量情報がありますが、新規取引を進める先であればほんとにホームページの情報しかない中、支援の糸口を見つけていかなければなりません。

要するに全部自分でヒアリングして与件文情報のようなものを作っていかなければならないのです。

また、ヒアリングする際に課題を探るわけですが、当然社長が認識している課題(金融機関にとってのニーズ)もあれば、潜在的な課題(ニーズ)もあります。潜在的な課題を発掘して課題解決に当たるためには、表面的な問題に留まらず、根本的な原因を特定しにいき、社長に認識してもらう必要があります。

金融☆マン
金融☆マン

あれ、そr・・・

そう。こちらも2次試験を突破するには欠かせないスキルですよね。

成功の要因も現状の問題点も、因果関係を整理した上でより重要な箇所を与件情報からピックアップし、診断士としての1次知識と組み合わせて形にするのでした。

着眼点の違いにより見えてくるものも異なる
金融☆マン
金融☆マン

提携支援機関の専門家との橋渡しをする際にも、その分野のことがちんぷんかんぷんでは上手く話がかみ合わず話がまとまりません。

1次試験で7科目という広い範囲を学習することによって、自身の対応できる幅が広がったり、アンテナの感度が高まったりしているのです。

また、社長と話をしている最中も、診断士試験を通じて体系的な知識を学んだおかけで、今いったいどの部分の話をしているのか」、「どこと関係してくるからどう話を展開しようかということが整理しやすくなりました。

学んだことを活かしてヒアリング

まとめ

金融☆マン
金融☆マン

ということで診断士試験を通じて学んだ知識・思考方法は、経営者ヒアリングを行い必要な支援を的確に行っていく上でとても役に立っています。

これは金融機関勤務でなくても、中小企業診断士として経営者と相対する際は重要になってくるのではないでしょうか。

金融あるある

最後に金融機関あるあるネタを。

「DXだ!SDGsだ!インボイス対応だ!」なんてお客さんに案内してはいるけど、規制が多く変革の遅い業界なので自分のところがそれほど進んでいない。笑

・・・ネタとして弱いな。他に何かないものか?

・・・。

・・・・・。

アカン。ここに書けないあるあるばかり浮かんでしまう。笑

金融☆マン
金融☆マン

それがほんとの金融あるあるかも。笑

続いてはエントリーNo.3、変幻自在の爽やかコンビの登場です!

Yes we can, can, can, can,Can, can, can, can, can
Oh, oh Oh, oh~

金融☆まん
金融☆まん

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