2次試験前1週間の過ごし方&試験当日の心構え
みなさん、こんにちは。
今日から11月。2次試験まで残り6日になりました。
テンション上がりっぱなしじゃないですか?
2次試験前に私からお伝えできるのは、これが最後です。
本日は、①試験まで残り1週間の過ごし方と、②試験当日の心構え、③再現答案のすすめ、についてお伝えします。
残り1週間の過ごし方
私は、試験まで残り1週間になって何か特別なことをやり始めたことはありませんでしたが、高揚感に包まれて過ごしていました。
「いますぐ試験させてくれー」って気持ちが強かった記憶があります。
あなたも同じような気持ちでしょうか?
この時期になって唯一やめたのが朝ランです。
寒くなってきたこと、体調を崩すことを懸念して、試験まで残り1週間のタイミングでやめてしまいました。
そして、そのままこの1年間やめてしまっています。。。
この時期になると試験当日100%以上の力を発揮できるように、あなたに合ったメンタル調整(心)を行うことを意識してみてください。
TAKUROのメンタルコントロールやこんちゃんの当日の現場対応をシミュレーションしておけばうまくいくのではないでしょうか。
そして、安心してください。
この時期まで学習を続けてきたあなたは、試験に合格するためのベース(技)はすでに出来ています。
残る日数では、さらに各事例の練度を高めて試験に臨みましょう。
試験本番でわからない・悩ましい問題があるかもしれません。
大丈夫。あなただけじゃなく他の受験生も一緒で、わからず悩んでいるんです。
あとは、万全な状態で試験に臨めるように体調管理(体)にご留意ください。
試験はほんのわずかなディテールの差が合否をわける可能性があります。
あなたが試験当日に高パフォーマンスを発揮できることを祈っています!
私の直前1週間の試験対策
私が試験1週間前に実際に行っていたことを手帳に残っていましたのでご紹介します。
10/19(月):H30年度事例Ⅰ(3周目)、事例Ⅳ計算問題
10/20(火):H30年度事例Ⅱ(3周目)、事例Ⅳ計算問題
10/21(水):H30年度事例Ⅲ(3周目)、事例Ⅳ計算問題
10/22(木):事例Ⅰ~Ⅲ総復習、H30年度事例Ⅳ
10/23(金):事例Ⅰ~Ⅲ総復習、R1年度事例Ⅳ
10/24(土):事例Ⅰ~Ⅳ総復習
10/25(日):試験当日
試験3日前には事例Ⅰ~Ⅲの総復習を開始しており過去問は解いていません。
総復習と書くと大げさですが、やっていたことは次の3点です。
- これまでに自身がつけた各事例ノートメモの振り返り
- 前回よがから紹介のあった10代目ぐっちさんのFPの確認
- 各事例の内容を整理した図の確認
事例Ⅳは、計算問題に対して頭が鈍らないように直前まで問題に触れていたようです。
ちなみに必要な文房具は、試験1週間前の10/18(日)に調達しております。
当日の持参物に不安のある方は、なゆたの記事を見て急いでGOGO!まだ間に合います。
直前で焦ることのないように念入りにご準備ください!
試験終了後はご褒美をあげよう
試験が終わると頑張ったあなた自身に「おつかれさま」と労いの言葉をかけてください。
そして、あなたを支えてくれた家族や友人といった大切な人たちに「ありがとう」と感謝の気持ちを伝えましょう。
わたしは、試験当日頑張れるように試験終了後のご褒美を設定していました。
目の前にニンジンがぶら下がっていたほうが何かと頑張れるものです。
・自分用:漫画喫茶で一日中漫画を読む日を設ける。
・家族用:試験の翌週に「鬼滅の刃~無限列車編~」を見に行く。
家族用のご褒美は半ば強制的に設定させられましたが、楽しい時間を過ごせました。
あなたも試験を終えた後は家族・友人たちとの楽しい時間を過ごしてくださいね。
試験当日の心構え
①リスクへの備え
何が起こるかわからないのが試験本番。
私の場合は、事例Ⅰスタートと同時に斜め後ろの席の男性が、モノスゴイ筆圧で書き始めた音に調子を狂わされました。
その音の凄まじいこと。それが試験終了まで続くんだから、いったい何をしてるんだ、って気になるし五月蠅いし。これが一日中続いて最後は気にならなくなるのですが、やはり最初の事例Ⅰの時は心を乱されました。
さすがにこんなことは予測していませんでしたが、あなたの周りにもあなたの集中力を奪う何かがあるかもしれません。
事前に全てのリスクを想定することは難しいですが、冒頭にも書いたように事前に意識しておくだけで助かることがあると思います。
とはいえ、これまでやったことがないことをいきなり本試験でやってもチグハグになることは目に見えてますので、今週過去問を解く際から意識づけしてみてくださいね。
②終わった事例は忘れる
誰しも各事例の出来・不出来はあると思いますが、終わった事例のことはきっぱりと忘れましょう。
終わった事例について、知人と話したり、SNSをチェックしたりして、一喜一憂することのないようにしてください。
私には試験仲間がいませんでしたし、試験時間中はスマホ断ちしていたので、余計な情報が入ってくることはありませんでした。
大事なのは次の事例に集中することです。
あなたのノートやFPを見たり、息抜きに体を動かしたりして、頭と心をクールダウンして、次の事例の準備をしましょう。
③合格点(6割)確保の意識
合格が目標のあなたがすることは、高得点を狙うことではありません。
いかに合格ラインである6割を確保するか、が重要です。
これまでの過去問を通じて培ったあなたの解答プロセス(時に現場対応として臨機応変さは必要です)を本試験で実施することで合格に近づけるはずです。
試験当日の急なアイデアを解答に盛り込むようなことはNGです。
学習した結果、あなたの頭の引き出しに入っている素材を解答用紙に書き込みましょう。
全事例を通して、空白で出すこともNGです。
社長に対して「何も提案できません」では点数は入りません。
泥臭くていいじゃないですか。
必死であがいて、喰らいついてください。
何か書いてあれば、点数が入る可能性があります。
カッコイイ答案じゃなくても合格は合格!
最後まであきらめずに、たたかってくださいね。
再現答案のすすめ
先日こんちゃんが書いていたように、私も再現答案は作成して欲しいと思っています。
理由は、本試験という緊張する場において、80分で自分がどんな解答をしたか把握するためです。
今後、あなたが診断士として活動していくとき、お客様に対してどんな提案をしたか忘れたりしないですよね?それと同じで本試験で事例社長に対して行った提案を書き留めて頂ければと思います。
再現答案を作成しておくと、以下4つの点で活用できます。
①自己採点できる
②口述試験の際、2次試験での自分の解答が認識できる
③来年再チャレンジする際の土台となる
④後輩受験生へのGIFT
①の自己採点、私はやりませんでしたが、気になる人はいるのではないでしょうか。
各予備校の模範解答を参考に、ザックリとした手応えがつかめそうです。
また、調べてみると予備校のサービスで再現答案をもとにした「評価サービス」を利用することも可能です。人数制限や条件はあるようですが、気になる人は試験終了後に調べてみましょう。
②の口述試験対策時に再現答案はMUSTではありませんが、当日の思考を呼び戻すために再現答案があって困ることはないでしょう。
③ここは読み飛ばしていただいて結構です。
来年再チャレンジが必要になった場合、試験当日のあなたの強み・弱み、試験を通して良かったこと、悪かったことを理解することがスタートになります。
現状把握・分析し、問題を理解し、課題を抽出、対策を実施して来年の合格を目指すのです。
当日の試験時間にどう考えてアウトプットしたかを整理しましょう。
④試験勉強に「ふぞろい」を活用していた人は多いのではないでしょうか。
その「ふぞろい」は、多くの受験生の再現答案をもとに成り立っています。
あなたの将来の後輩診断士のために、ご自身の再現答案を「ふぞろい」やお世話になった予備校に提供するのも良い活用方法だと思います。
オススメしておいて申し訳ありませんが、私は「ふぞろい」の提出時期等を把握していなかったため、未提出ですm(__)m
私自身はこんちゃんのように試験当日に再現答案は作成しませんでしたが、それでもまだ頭がホットな状態の試験翌日には事例Ⅰ~Ⅲの再現答案を作成しました。
試験当日にあなたがどのような思考を経て解答用紙にアウトプットをしたか、再現できるチャンスは試験終了後の記憶がホットな時しか出来ません。
2,3日経ってしまうと、ほぼ間違いなく細かいところは思い出せないので、試験終了後なるべく早い時期に、自分が書いた解答を忘れないように手元に残しておいてはどうでしょうか。
さいごに
試験当日は多少なりとも緊張します。
適度な緊張感であればよいのですが、過度に緊張を感じたならばとりあえず笑いましょう。
星稜高校野球部が掲げる「必笑」は、笑うことでストレスを減らしリラックスさせる効果があります。
楽しいから笑うんじゃなくて、笑って楽しい気分になることで、緊張感を解きほぐし、あなた本来の力を発揮出来ると信じています。
とは言え、一人で笑っていると周りの人からの視線が痛いので、ほどほどにお願いします。
明日はよがです。お楽しみに!
池やんさん、試験前の記事をありがとうございます。
残り一週間を切りましたが、私は淡々と今まで通りの勉強を続けつつ、前日の土曜日は過去の知識をまとめたり、自分のメンタルを整えることに集中して過ごそうと思います。
また、試験当日、試験中に自分の集中を乱す様々な障害が発生したとしても、池やんの記事を思い出して目の前の社長さんの相談に全てを集中したいと思います!
「ここまでやってきたんだ、当日何でもかかってこいや!!」
の状態になりつつあるので、このまま頑張ります!
ロムさん
毎度コメントありがとうございます!
試験前の一週間をどう過ごすか、すでにイメージ出来ていますね。
頭も心も無双状態でしょうか(笑)
想定外の角度からロムさんの集中を乱すトラブルが発生しても
その状況を思い切り楽しんじゃってください。
そして、目の前の社長に全集中!
提案の方向性含めて与件文に必要な情報は網羅されています。
これまでの学習で培ってきたロムさんの引き出しから丁寧に紐づけてください。
いつもの解答プロセス通り出来れば、
自然とロムさんの納得のいく回答が出来ると信じています。
残りわずか、体調万全に試験に臨んでくださいね。
応援しています!
いつも読ませていただいております。
貴重な情報をありがとうございます。
私は、今回が3回目の受験となります。
ここにきて、いろいろなことが分かってきて、ギリギリではありますが、なんとか戦えるところまできたかなと手ごたえを感じてきています。
とはいえ、絶対過信はしてはダメだと言い聞かせていこうと思っています。
そんなところですが、教えていただきたいことがあります。
診断士2次試験では、模擬試験でかなり高得点を取れた人が不合格になったり、この人は実力があるから、大丈夫だろうと言われている人が不合格だったとかいう話をよく聞きます。
こういった方々は、本試験において、何の失敗をしてしまっているのでしょうかね? 例えば、初見問題にパニックに陥ってしまった。 とか、緊張のあまり必要なプロセスを飛ばしてしまったり。
理由とか聞いた事はありますか? もし知っていたら教えてください。
ぺっぺさん
コメントありがとうございます!
過信はダメですが、適度に自信をもち胸を張って戦ってきてください。
ぺっぺさんにはよがの経験が回答としてお役に立つと思いましたので、
勝手によがの記事をご紹介させていただきます。
https://rmc-oden.com/blog/archives/140259
よがは模試で上位に入った経験がありますが、
残念ながらその年は良い結果には至りませんでした。
試験当日に想定外の出題内容で、
頭が真っ白になり対応できなかったそうです。
試験問題はもちろんのこと、試験現場での予期せぬ事態で、
誰もがいつもなら当たり前にできていることが出来なくなる可能性があります。
そのため、当日いかにメンタルをコントロール出来るか、はとても大切です。
そして、よがが自戒も込めて記事で伝えているように、
模試については、結果に対して一喜一憂するのではなく、
活用した模試をきちんと振り返ることが重要です。
過去問でやっていた解答プロセスを再現できているか、
ケアレスミスにはどういった箇所があったか、など。
残り1週間ですが、ぺっぺさんが良い状態で試験本番を迎えられることを祈っています。
応援しています!