模試を受ける意味と先取り模試の復習方法

ここから、二次ロケットダッシュへの
カウントダウンが始まる
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おようございます。こばです。

今週末はいよいよ試験本番であるTAC模試が実施されます。
そして、本当の戦いはここから始まります。
一次試験の先に二次試験がある。二次試験には約2,000人の再受験組が待っている。
その再受験組を押しのけ、二次試験も合格するためには、一次までに二次に必要な知識を体系化し至高の武器にしておく。
1の質問に対して手持ちの知識のカード10枚切れるように準備、一次終了から二次へのロケットダッシュが可能になる。

 

戦いの合図になるのがTAC模試

まずは、模擬試験とは何かを確認。

模擬試験とは、
入学試験や資格試験の事前に受験者の能力を測定するなどの目的で行われる試験のことである。
略称は模試。
(wikipedia参照)

受験生の能力を測定することが模試の目的となっている。
その模試をこの直前期に受ける理由を考えてみましょう。

理由は
①技術面で、合格レベルの知識に到達しているか把握するため。
②体力面で、2日間7科目を一括で処理した場合の疲労を把握し、その中でも正確な解答を行うため。
③精神面で、負けられない本番の緊張感を乗り越え、420点以上の結果を出すため。

また、効果的に模試を受けるために必要な準備について考えてみましょう。

必要な準備は
①技術面で、模試の出題予想を行い、取るべき問題、捨てるべき問題を見極める力を付けておくこと。
②体力面で、一年間の学習時間が学習体力を底上げ、さらに体力回復の切り札を用意。
③精神面で、日々の学習に本番以上の重圧をかけること。例1:時間測定、例2.全ての答練を本番として受ける

実力を図るためには適切な準備が必要である。合格したい者が本番に準備をせずに挑むことはない。過去の学習を再チェックし、今からでもできる準備をしっかり行う。

さらに、事前の過ごし方をチェック。

模試直前の過ごし方:重要論点の総チェック
試験直前に知識をホットスタンバイさせておくこと。
苦手曖昧論点を再確認して、本番の時だけでも良いので覚えておく

この準備を上手くできないと模試本番で、できるはずの問題を落とすことに繋がる。
できるはずのAB問題を落とすと420点へ届くことが難しくなる。

ここから一旦、模試から話を変えます。

失敗は成功のマザー

先日、イチロー選手がヒット数で4257安打を達成しましたね。
メジャー記録を持つピートローズ氏が認めないと述べていましたが、
ギネスが正式に世界記録として認定をしました。

そのイチロー選手の日米通算打率は.325
約3打数で1本のヒットを打っている計算になります。
しかし、3回に2回は凡打をしているとも言えます。

そして4000本安打を達成した時の有名な言葉

「4000本のヒットを打つために、8000回以上の悔しい思いをしてきている。その中で、常に自分なりに向き合ってきたという事実はある。誇れるとしたらそこではないかと思う」
出典イチロー「祝福にただ感激」 NHKニュース

ヒットを打った成功部分だけに目を向けるのではなく
凡打をしたミスの部分に対して、真摯に向き合い、ミスの原因、対策を繰り返した部分を誇れると述べています。
プロ野球は3割打てば超一流と言われる世界である。7割は失敗をしても超一流。

そして診断士試験は6割取れば合格できる正解である。ミスを4割しても合格は可能。

正解した6割に目を向けるだけだと、本試験で足元をすくわれる可能性は高まる。失敗にこそ成功へのヒントが隠されている。

誤答を正解に変えるために

まずは失敗の内容を分類する。

■曖昧な基礎知識■

スピ問、過去問でABランクに分類されている基礎知識を忘れている。
この基礎知識に分類される問題がそのまま本試験で出題される。ここは早急に知識の補填をする必要がある。

■曖昧な解答プロセス■

特に、経済や財務では曖昧な解答プロセスはミスを誘発する。
例えば、企業価値の問題に対してすっと解答プロセスが浮かばない。
①企業価値=FCF÷WACCと頭に浮かぶ。
②FCFを求める。
③WACCを求める。
このどこかに曖昧さがあると計算ミスが発生しやすくなる。

■知らんがな問題■

誰もわからない得点調整用の問題に時間をかけてしまった。
捨て問と見極められない理由は基本的に、基礎知識の曖昧さにある。
自分が知らない問題は基本捨て問と言い切れるように学習をしていることが必須。
現時点でかなりの学習時間を積み重ねいと難しいが、過去問ABとDEランクの違いをもう一度分析することで見極める力を付ける。

失敗を受け止める期待効果

 

①無意識の意識化
基本的にミスは繰り返される。ミスの要因は無意識にある。
無意識で処理をしていることにこそ落とし穴がある。
なぜ間違えたかをチェックすることで、試験本番でミスに気付けるようにする。
ミスをしないことは無理。ミスをしたことに気づき、素早くリカバリーを図る。

②作問者視点の体得
どうミスを誘発させるのかを知ることこそ、勝負を分けることになる。
正解してやろうと意気込む受験生をにかける仕組みが本試験にある。
正解を導くだけでなく、不正解を選ばない方法を見極める。

学習を進めれば進めるほど、正解をしようではなく不正解を減らす方向に対策は進む。
不正解を減らした先に合格がある。

では、まとめ。

・模試が終わると二次ロケットダッシュへのカウントダウンが始まる。
・適切な事前準備をしてこそ模試を受ける効果がある。
・失敗は成功のマザー。正解をすることだけに目を向けると足元をすくわれる。
・無意識の意識化。ミスをしないではなく、素早くミスに気付く。
・正解してやろうではなく、不正解にならなければ正解と逆張り。

byこば

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