【ようやく合格体験記5】 3年目二次 空の色が違って見える日なんて来るのか・・。
こんにちは。3215です。
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2回目の一次試験をスピ問のおかげ(?)でなんとかクリアして、なんとか二次試験を受験することができる・・。
3度目の二次試験
受験予備校での演習や模試ではある程度安定した結果を残すことができた。
この年も無理を言って財務会計(事例Ⅳ)を得意なお友達に事例Ⅳ自主勉強会をお願いして開催したりしながら、力を蓄えた。
そして2012年二次試験 本番当日
ちょっぴり苦手な事例Ⅰ(前年度D評価)を無難にやり過ごし、
事例Ⅱではコーズリレーテッドなる未知のコトバに狼狽しながら、与件の時制処理で何とか撃ち落とし、
事例Ⅲは初のグラフ提示という先制攻撃に一瞬怯むものの、「みんなはじめて」の呪文で撃破した後の・・、
事例Ⅳ・・。
若干の苦手意識はあるものの、前年の本試験はA評価だったし、それなりに特訓も積んできた。
それがスタートしていきなり・・。 初めての感覚・・。
アタマの中が真っ白・・
何分経った頃かわかりませんが、周りの電卓を叩く音にハッと我に返りました。
それでもすぐに問題に取り掛かれず、自分を落ち着けるため各解答欄に問題の制約になっている単位「千円」を一つずつ書いていく・・。
周りの電卓を叩く音とシャープペンシルで文字を書く音が、これほど煩わしく思う時間はそれまで経験したことがありませんでした。
何とか・・、何とか・・、最後までやり通したものの、デキ感はゼロ。
事例Ⅲで唱えた「みんなはじめて」も、今回ばかりは自分への慰めに使うしかありませんでした。
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そして12月、合格発表の日。
facebookやらtwitterやらのタイムラインには、戦友たちの報告があふれ出す。
何だか前年までより、喜ばしい報告の方が多いような・・。
どうも合格率は25%だったらしい。
4人に1人・・。ひょっとしたら・・。
怖くて見ることができなかった診断協会HP 2次試験合格者の受験番号が掲載されたページを開く・・。
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その日の夜。
僕は寮の部屋で布団をかぶり、それでも声をあげることは出来ず、嗚咽しました。
それほど人間ができてないもので、「みんな、口述試験で落ちちゃえばいいのに!」と泣きながら呪ってました。
ちなみに・・
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それからしばらく、診断士試験に関わる全てのことから避けて過ごすようになります・・。