【ようやく合格体験記1】 1年目一次 空の色が違って見える日を夢見て
今日の関東地方はホワイトバレンタインですね。
字面ではずいぶんロマンチックですが、交通機関の乱れが心配です。
「ぜんぶ雪のせいだ。」と止まったり遅れたりしないといいのですが・・。
・・なんて軽口が言えるのも、関係者の方々がいつも安定運行を提供してくれているからこそ。
いつもありがとうございます。
皆さま、はじめまして。3215と申します。(読み方はご自由に)
本年度の執筆メンバーの末席に置いていただくことになりました。
他の執筆メンバーが既にプロフィールと合格体験記をご紹介している中で今更ですが、自分も【ようやく合格体験記】を書かせていただこうと思います。
まず、なぜ【ようやく合格体験記】なのか?
それは他の5代目メンバーから遅れての【合格体験記】であるとともに、自分が4度目の二次試験にて「ようやく」合格した体験記だからです。(ノω`)
・2010年 一次試験 二次試験
・2011年 一次試験 免除 二次試験
・2012年 一次試験 二次試験
・2013年 一次試験 免除 二次試験
それでは「一発合格道場」ではないではないか?
なので、今年自分の書くものは「ストレート生も多年度受験生も“今年一発” で診断士試験に合格する」ような記事にしていきたいと思っています。
どうぞよろしくお願いします。
しかし、 普通に書けばストレート合格の人の4倍の体験記になってしまうわけで・・。
そこで、今回はストレート合格を目指す方々に興味を持ってもらえるよう、診断士試験の学習をするきっかけから、あるブログ(笑)との出会いと自分の失敗を中心に当時の記事を振り返りながら書いていこうと思います。
今後の学習予定のロードマップのように見ていただければ幸甚です。
他のメンバーの記事のように学習面のテクニックのような参考になるようなことは書けないかもしれません。 どうぞご容赦ください。
【2009年7月 診断士試験の学習を開始】
学習のきっかけは新居のマンションに「自習室」のような共用施設があったからでした。(ノω`)
大きめの部屋に大きめの勉強机がいくつか並んでるだけの部屋。「ワイズルーム」なんてこじゃれた名前がついてたっけ。
何とかその「ワイズルーム」とやらを活用したくて、会社で募集していた通信講座の中から「中小企業診断士」講座を申し込んだのでした。
当初は資格を取得する気もあまりなくて、「自己啓発(という名のダラダラ学習)」のつもりでした。
しかし、その「取り組み」をちょっぴり褒めてもらいたくて、当時の会社の大先輩に話したところ「資格の学習をするなら、資格取得を目指さねばダメだ!」と喝を入れられ大弱り。(今思えば当然)
本格的に「自習室」を使って学習するも、どうもそれだけでは合格できそうになかったので、資格受験校に通うことにしました。
結果的に、これが自分の人生を変えることになります。
【2009年8月-2010年8月 通学から一次試験】
ガイダンスを聞きに受験校を訪れた時、ちょっとしたカルチャーショックを受けました。
「本業を持つ社会人が、わざわざ学校に通って自分の意志でお勉強をしてるなんて・・」と。
(今から考えるととてもレベルの低い話ですが、当時はホントそう思いました。で、この体験がなければ今でもそう感じると思います。それだけ学習への意識が低かったのです。)
そこで一念発起して自分も学校に通いだし、クラスで良い勉強仲間にも恵まれました。
講師の先生方も親身になって対応してくれるので、それが何とも嬉しくて、少しずつ学習も軌道に乗っていきました。
勉強時間を纏めるExcelシートを作って管理したり(当時100時間/月を目標にしてました)、年明けの1月からは先生方のフォローなどもあり講義以外の勉強会なども企画したりしました。
【運命の出会い?】
ちょうどその頃、「前年ストレートで合格された学校の先輩方がブログを作られた」という話を耳にします。
そのブログの名前は
「中小企業診断士 一発合格道場」
・橋げた論
・答練重視論
・スピ問過去問重視論
・ストイック勉強論 など、
当時それなりにストイックに学習してたつもりで、答練もそこそこの成績だった自分には最高の「お手本」に思えました。
幸運なことにそのメンバーの方々は同じ学校の同じ校舎出身とのこと。
たまに教室に来てくださったり、その後の懇親会などにも顔を見せてくれたりする。
そこでいろいろと参考になる話をしてくれる。
道場主:「合格すると、空の色も違って見えるからね。頑張ってね。」
「あー、その空の色がどんなのか見てみたいなー」
その時はぼんやりと、そう思ってました。
そんな方たちのおかげで1年目の2-3月、ちょっと「中だるみ」する時期も、何とか乗り切ることができました。
(ストレートの方はちょうど今時期ですね)
その後の暗記3兄弟(情報、法務、中小)、GW後の怒涛の7週間も何とかやっつけて、6月末の一次模試も470点前後を取ることができました。
ここまではほぼ順調、先生方も道場主も「まず大丈夫」と言ってくれる。
そこで気持ちが「守り」に入ってしまいました。
「落ち着いて受ければ落ちない」
「焦らないで深呼吸をしてから問題を解き始めること」・・・。
本試験前2週間はこんなことばかり考えてました。
初めてのことに「落ち着いて」「焦らない」ことがいちばん難しいのに・・。
当時の道場主の皆さんも あんな記事やこんな記事で励ましたり、アドバイスをしてくれてました。
しかし、何となくいやーな気持ちのまま本番当日を迎えてしまいます。
1限目 経済学、分からなすぎてヤバイヤバイ。
テンパって、最後のマークを書き写す時に、問題の最後の1ページを飛ばしてることに気づく。
2限目 財務会計、ちょっと分からなくてヤバイ。
テンパって、最後のマークを書き写す時に、問題の真ん中2ページを飛ばしてることに気づく。
ヤバイヤバイヤバイ…。
以降のことは、もうあまり覚えていません・・。
というわけで、あっという間に2日間は終了ー。
翌日、道場の二次試験対策セミナーに参加した後、
学校のデータリサーチの自動採点システムに解答を登録して、採点ボタンをポチり。
心臓がびっくりするほどバクバクしてたのを覚えてます。
…出た! 合計得点 436点! 結果 不合格!
…?? え? えー?
画面を凝視してみると、上の方に赤い数字が…。
経済学・経済政策 36点
ちーん……。
というわけで、2010年の診断士試験の挑戦は終わりました・・。
・・・のはずでした。