2次試験につながる運営管理の知識⑤ 強み、課題編 by tomi

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ご参加を16代目一同、心よりお待ちしています!

概要
❚想定読者
1次試験の運営管理をしっかり学んだ上、2次試験の事例Ⅲに取り組みたい方 です。
運営管理の試験範囲は広いですが、2次試験の事例Ⅲにでてくる範囲はごく一部です。
1次試験の勉強中に、2次試験にでる内容を知っていれば、効率よく必要な知識を得ることができます。
狙って高得点(70点)をとるのは非常に難しい事例ですが、確実に60点とれることを目標とします。
★運営管理、事例Ⅲに腰を据えて勉強する前に読んでください。
全5回のシリーズで、「事例Ⅲの基本的な考え方」「事例Ⅲの流れ」は、毎回同じですので、頭に入っている方は「強み、課題の全体像」まで飛んで下さい。
❚書き手の情報
化学系工場のエンジニア歴22年。
専攻は化学、機械のハイブリッド。
現在、製造現場で品質改善、生産性向上のため、日々現場を走り回る人。
工場勤務の中でも、ゴリゴリの製造現場担当です。
事例Ⅲを制する者が、診断士試験を制す!!
1次試験 運営管理 1回目72点 2回目78点
2次試験 事例Ⅲ 1回目63 2回目62 3回目61 4回目62
自慢できる得点ではありませんが・・・安定感ありということで。
❚注意事項
2次事例Ⅲの事例の内容が含まれます。
事例を解く前に情報を一切入れたくない人は、その部分は読み飛ばしてください。
あと、気になった点や、間違っている点があれば、遠慮せずにコメント残して下さい。
事例Ⅲの基本的な考え方
QCD(Quality:品質、Cost:価格、Delivery:納期)は全て大切ですが、事例Ⅲでは納期を問われることが多いです。
ここ最近は価格についても問われるようになってきたのが新たな傾向です。
実は品質改善を問われることは少ないです。
重要な論点ですが、80分という限られた時間で品質改善案を出すのが難しいためと考えています。
基本的にはQCDを改善し、企業価値(売上拡大、利益向上、技術伝承等)を高めていきます。

事例Ⅲの流れ
まずは、事例Ⅲの代表的な設問の流れです。

今回は「強み、課題」について取り上げます。
第1回「生産形態」
第2回「生産管理の改善」
第3回「現場改善」
第4回「デジタル化、新規開発」
第5回「強み、課題」・・・今回の記事
「設備投資、新規事業」は一次試験の知識が皆無なので、1次試験後にまわします。
の合計5回のシリーズを予定しています。→
2次試験につながる運営管理の知識① 生産形態編 by tomi
16代目tomiです。 「2次試験につながる運営管理の知識」のシリーズ第1段です。 事例Ⅲ、運営管理の勉強する前に読んで頂きたいです。
2次試験につながる運営管理の知識② 生産管理編 by tomi
16代目多年度代表のtomiです。 2次試験につながる運営管理の知識②、生産管理編です。 生産管理は論点が多いので、長めです。 多年度生=ブログ長いが定番化しそうです・・・ 事例Ⅲ、運営管理の勉強する前に読んで頂きたいです。
2次試験につながる運営管理の知識③ 現場改善編 by tomi
16代目多年度代表のtomiです。 2次試験につながる運営管理の知識③、現場改善編です。 現場改善は工場経験のない人はピンとこないですね。 そんな方にも試験に必要な点を手短かに記載しています。 事例Ⅲ、運営管理の勉強する前に読んで頂きたいです。
2次試験につながる運営管理の知識④ デジタル化、新規開発編 by tomi
16代目多年度代表のtomiです。 2次試験につながる運営管理の知識④、デジタル化、新規開発です。 2次試験につながる運営管理の知識と名打ってますが、今回は1次知識あまりでてきません・・・ 事例Ⅲ、運営管理の勉強する前に読んで頂きたいです。
5回シリーズで1次運営管理の必要知識を習得して頂いた後、
「事例Ⅲいただきマニュアル(仮称)」
を1次試験終了後に、1~2回程度でブログ記事にする予定です。
強み、課題の全体像
中小企業診断士の事例Ⅲでは、企業の「強み」を活かして「課題」を解決し、成長戦略へとつなげる一貫したストーリーが求められます。
本記事では、令和年度の事例Ⅲにおける「強み」と「課題」のポイントについて、わかりやすく解説していきます。
【強み】
・専門性の高い技術力
・一貫生産体制の構築
・汎用性の高いレイアウト
・顧客のメンテナンスサービス
【課題】
・営業力の強化
・経営依存度の低減
・納期遅延の防止
・多能工化の実現
シリーズ第5回は、1次試験の運営管理の知識は少ないです。
現在1次試験の追い込み中で、2次対策まで手が回らないという方は、1次試験に合格した後にゆっくりご覧いただければ大丈夫です。
専門性の高い技術力
■過去問の与件文より
R1:熱処理技術等の特殊技術
R2 :溶接技術、研磨技術
R3: 熟練職人が縫製、仕上加工する高級製品 「永く愛着を持って使えるバッグ」がコンセプト
R4 :難易度の高い金型製作技術の向上に努めてノウハウを蓄積してきたため、コスト低減や生産性向上に結びつく提案などが可能
R6: 工場設備レイアウト設計を担当し、工場の生産性を高めることを顧客に提案。搬送機能について有効な提案が可能。
熟練工の技能は中小企業の強みである一方で、属人化や技能伝承の困難さというリスクも内包しています。
診断士試験の一次「運営管理」では、IE手法や教育訓練体系などの知識を使って、こうした強みを“組織的に活かす仕組み”を提案できることが求められています。
■強みの本質
熟練工の特殊技術(例:溶接・縫製・熱処理)は、中小製造業にとって次のような競争優位の源泉になります:
・高品質な製品を提供できる(Q)
・顧客ニーズに応じた対応が可能(多能工的な柔軟性)
・他社に真似されにくいノウハウ(差別化)
〇事例Ⅲの解答に使用するなら
「熟練工による高い溶接技術により、品質競争力を高め、他社との差別化を行う。」
一方で、技術的な強みは下記のような状況では弱みにもなってしまいます。
■熟練工の強みが弱みに転じる場合
・属人化し、一部の作業者しかできない
・標準作業、OJT、IE手法が形式知されておらず、技能伝承困難
・後継者不足で若手が育っていない
〇事例Ⅲの解答に使用するなら
「熟練者の作業を文書化し、OJTで技能を継承する体制を整え、生産性と品質の安定を図る。」
事例Ⅲの企業は、基本的に技術力は高いものの、経営や現場に課題を抱えているケースが多いです。
技術力の低い企業は改善が難しく、事例の前提にはなりにくいためです。
また、技術力向上の提案は、80分の試験では深掘りが難しく、現実的ではありません。
一貫生産体制の構築
■過去問の与件文より
R1:設計部門、機械加工、熱処理の一貫生産体制
R2:設計、製作、据付の一貫生産体制
R3:企画・デザインした製品の完成品までの一貫受託生産
一貫生産体制とは、製品の企画、設計から製造、検査、出荷、据付までの主要工程を自社内で完結させる生産体制を指します。
事例Ⅲでは製造できるだけじゃなく、設計からできますという流れが多いです。
■一貫生産の特徴
①設計・加工・組立・検査などが社内にある
②外注を最小限に抑え、品質・納期のコントロール性が高い
③情報の伝達が早く、製品開発サイクルが短い(QCDに強い)
運営管理の知識でサプライチェーンマネジメント(SCM)があります。
SCMとは、原材料調達から製品の消費・廃棄までの一連の流れを最適化するためのマネジメント手法です。
一貫生産はこの流れに内包されています。

一貫生産体制とサプライチェーンマネジメント(SCM)の関係は、内部の生産機能の統合(≒一貫生産)と、外部も含めた全体最適(≒SCM)という位置づけで捉えると、非常にわかりやすくなります。
〇事例Ⅲの答案に使用するなら
「一貫生産体制の強みを活かし、需要変動に対応できるSCM体制を構築、リードタイムの短縮や在庫最適化を図る。」
■実際の現場で感じたこと
7FLから4FLまで壁に沿った配管更新工事を依頼した際、足場資材の提供(①)、足場組立(②)、配管設置(③)、全体進捗管理(④)と業者が4つに分かれており、それぞれに利益が上乗せされるため費用が高くなり、作業調整にも時間がかかりました。
このとき、①~④を一貫して対応してくれる会社があれば、ぜひ発注したいと強く感じました。
一貫生産体制は顧客視点で、コスト、納期ともに大きなメリットがあります。
汎用性の高いレイアウト
■過去問の与件文より
R1:X 社の受託生産部品だけの生産をする専用機化・専用ライン化にするのではなく、将来的には X 社向け自動車部品以外の量産の機械加工ができる新工場にする
R5:多品種少量の品揃え対応力
汎用的なレイアウトにすることで、製品種類や生産量が変化しても対応できる“しなやかな工場”を実現できます。
診断士試験では、「機能別レイアウト」や「セル型レイアウト」「ロット生産」などの知識と組み合わせて、強みの根拠や改善提案を述べられると高得点につながります。
■強み
市場のニーズに応じて製品種別や生産量の変化に柔軟に対応
設備の共用・配置変更が容易 → 高い生産柔軟性 突発的な注文やカスタマイズ製品への対応が可能
■汎用性の高いレイアウトの問題点
汎用性を重視しすぎると、作業動線や生産効率が悪化し、生産性が低下する恐れがあります。
多品種少量生産では汎用レイアウトが有効ですが、中品種中量や少品種多量生産では、専用ラインに切り替えた方が効率的です。
専用ラインへの切り替え判断の基準としては
①【量】一定の生産量・稼働が見込めるか?
- 大量受注が継続的に見込める場合に専用設備は有効。
- 「安定したロット生産」「需要が確実な製品」が条件。
- ⇨ 不確実な受注では、投資リスク大。
②【柔軟性】製品仕様の変更リスクが低いか?
- 製品が固定仕様で変わりにくいことが条件。
- 頻繁な仕様変更や多品種展開が前提ならNG。
- ⇨ 変種変量への対応が求められるなら、汎用機を優先。
③【資金】初期投資に対する回収見通しがあるか?
- 設備投資額に対し、採算が取れる根拠があるか。
- 具体的には:投資回収年数(例:3〜5年以内で回収)、増加売上 or コスト削減効果が明確等
〇令和5年度の第5問(配点30点)
食品スーパーX社と共同で行っている総菜製品の新規事業について、C社社長は現在の生産能力では対応が難しいと考えており、工場敷地内に工場を増築し、専用生産設備を導入し、新規採用者を中心とした生産体制の構築を目指そうとしている。このC社社長の構想について、その妥当性とその理由、またその際の留意点をどのように助言するか、100字以内で述べよ。
この設問では、専用設備の導入だけでなく、導入後の運用やリスク対策まで含めた一貫した提案が求められていました。
診断士としての経営視点とバランス感覚が問われる良問だったと言えます。
また、専用設備導入の判断基準を満たしていないと考えれば、構想は妥当でないと考える視点も有効です。
顧客のメンテナンスサービス
■過去問の与件文より
R6:据付は顧客企業が行う。据付後のメンテナンスについては顧客企業が行うが、X社の場合はC社の営業部が担当している。
顧客向けメンテナンスサービスは、単なる「修理対応」ではなく、顧客満足、製品差別化、継続収益の獲得といった多面的な強みを持ちます。
一方で、人的コスト、標準化の難しさ、対応遅れなどのサービス運営上の弱みも伴います。
中小企業診断士試験の運営管理では、このトレードオフと仕組み化による解決策が問われます。
■顧客メンテナンスサービスを提供することのメリット
A. 顧客満足(CS)
・信頼性向上 製品購入後も継続的な接点を持てるため、安心感や信頼につながる
・品質トラブル時も迅速に対応でき、リピート・紹介率アップ
B. 差別化要因(競合と異なる提供価値)
・類似製品でも「保守・点検まで対応」の付加価値を提供することで、価格競争から脱却
・特にBtoB分野では、ライフサイクル全体での提案力が評価される
C. 定期収入源となる(サブスク化も可能)
・メンテナンス契約やアフターサービスがストック収入化
・導入後の運用・保守ビジネスで長期的な利益を確保可能
D. 顧客ニーズ把握・新商品開発に活かせる
・メンテナンス中に使用状況・改善ニーズを直接ヒアリング
・サービス提供者がフィードバックループの起点となり、製品改良や営業提案にも貢献
令和6年度の事例Ⅲでは、初めて与件文にメンテナンスに関する記載がありました。
実務でも、設備導入時にメンテナンス対応の有無は重要な判断材料にしています
特に海外メーカーで国内代理店がない場合、メンテナンス対応のハードルが高くなります。
ただ、本番では焦ってしまい、この強みをうまく解答に活かすことができませんでした。
営業力の強化
■過去問の与件文より
R1:営業部なし
R2:5名/30人
R3:営業部なし
R4:営業部なし
R5:配送兼務の営業 6名
R6:営業部あり
営業部門がないということは、単に「売る人がいない」だけではありません。
■中小企業における営業部門の機能
①顧客ニーズの収集と分析
②新規取引先の開拓と関係構築
③既存顧客との信頼関係の維持(アフターフォロー)
④提案型営業による付加価値提供(BtoBにおいて特に重要)
■営業がないことで発生する弱み

これらが機能しないことにより、「顧客の言いなりになる受注型ビジネス」に陥り、経営の主導権を握れません。 ・・・他社への依存度が高くなる弱みにもつながります。
既存顧客のニーズ把握や新規事業の推進において、営業部門がないのは大きな課題です。
営業部門を設置し、提案営業や新規開拓を行うことで、取引先の分散と付加価値提案による売上拡大が期待できます。
経営依存度の低減
■過去問の与件文より
R1 X社への依存度が20%まで増えている。今後も増加予定。
R6 X社からの受注金額が多く全体の6割。近年さらに増加傾向にある。
■なぜ弱みなのか?(リスクの構造)
①取引先集中リスク(受注変動・取引停止リスク)
・一社依存だとその企業の景気・戦略・都合に左右される
・突然の減産や価格引き下げ要求 → 売上・利益が直撃
②生産計画・工程設計の柔軟性が低下
・特定顧客に最適化された工程(例:専用ライン、特殊工程)を持つと、他社受注に転用できない
・変種変量に対応する汎用性・自由度が失われる
③ SCM(サプライチェーンマネジメント)全体の不安定化
・X社の発注変動がそのまま原材料手配や作業負荷に影響
・結果として、在庫増加/過剰手配/納期遅延のリスク
④ マーケティング・営業力の不足が固定化される
・X社からの安定受注に依存 → 新規市場開拓の必要性が薄れ、営業部門のノウハウが蓄積されない
・中長期的には成長の機会損失
〇改善提案例:
「営業機能を強化し、新規顧客開拓を推進することで、取引先の分散と生産計画の平準化を図る。また、専用設備から汎用設備への転換により、顧客別生産の柔軟性を確保する。」
特定の取引先への依存度が高まると、生産計画・資材手配・営業体制すべてが「その取引先仕様」になり、柔軟性・成長性・安定性が失われます。
診断士試験の事例Ⅲでは、こうした状況に対して、生産の柔軟性確保、取引先分散、営業体制強化といった複合的な視点での提案力が求められます。
納期遅延の防止
■過去問の与件文より
R5:在庫の保管管理は資材管理課が行っているが、入出庫記録がない。製造日に必要な食材や調味料は前日準備するが、その時点で納品遅れが判明し、販売先に迷惑をかけたこともある。
R2:契約、図面作成、顧客承認までの製作前プロセスに時間を要して製作期間を十分に確保できないことや、複雑な形状など高度な加工技術が必要な製品などの受注内容によって、製作期間が生産計画をオーバーするなど、納期の遅延が生じC社の大きな悩みとなっている。
納期遅延は弱みではなく、納期遅延を引き起こした弱みに対する結果です。
根本原因は「生産計画・統制の未整備」や「変種変量への対応力不足」にあります。
■生産計画

■生産統制

納期遅延を解消するためには、まず生産計画や生産統制の不備、そして製造現場の対応力の弱さといった根本的な課題を見直す必要があります。
たとえば、生産計画が現場の実情に合っていなかったり、急な変更に対応できる仕組みが整っていないと、製造が混乱し納期が守れなくなります。
また、特定の作業者しか対応できない状況では、人員の欠勤やトラブルがすぐに生産遅れにつながってしまいます。
こうした課題を改善し、現場が柔軟に動ける体制を整えることが、納期対応力の強化につながります。
多能工化の実現
■過去問の与件文より
明確に多能工化に関する記載はありません。
事例Ⅲで多能工化が求められる背景には、納期対応力・生産性向上・人材の安定稼働という3つのキーワードがあります。
属人化や作業負荷の偏りが見られたとき、多能工化は「現場を柔軟に動かすための切り札」です。
令和6年度の試験では、
「製缶工程(製缶課)の残業や休日出勤が多く、納期対応のため週次日程計画表の変更が常態化している。前工程の機械加工工程(機械加工課)や後工程の組立工程(組立課)では、不適合品発生などの特別な場合を除き残業や休日出勤は生じていない。」
と与件に書かれていました。
機械加工課・組立課の人員を多能工化し、製缶課の作業にも対応できる体制を整えれば、製缶課の生産性向上に加え、機械加工課・組立課の人材も安定して稼働できます。
*注意点:「不適合品発生などの特別な場合を除き残業や休日出勤はない」との記載から、「時間に余裕がある状態」と一般的に推測しています。
■多能工化が必要とされる典型的な状況
- 属人化(特定作業者に依存)
→ 熟練者しか対応できない工程がある
→ 休暇・退職・急な欠勤で生産が止まるリスク - 負荷の偏り
→ 特定工程や人に業務が集中し、納期遅延が発生
→ 生産計画が乱れ、現場の混乱を招く - 多品種少量生産
→ 品種切替に伴う段取りが頻繁に発生
→ 工程ごとに人を配置するのが非効率 - 納期対応力の不足
→ 短納期品の優先対応が難しく、顧客満足度が低下
→ 生産の柔軟性がないため急な注文に対応できない - 新規事業・製品への対応
→ 新しい製品を製造するために、複数工程を習得した人材が必要
→ 少人数で立ち上げるには一人が複数作業をこなす体制が必須
多能工化できるのか?
多能工化は理想的な仕組みのように聞こえます。
全員がすべての作業をこなせれば、工程の繁閑に応じて柔軟な人員配置ができ、必要な人数も減らせます。
しかし、実際には多能工化の実現は難しいのが現実です。自分の職場も全く進みません・・・
まず、教育に必要な時間を確保できるだけの余力が現場にないことが多く、従業員にとっても「人員削減に協力しているだけ」と感じられ、モチベーションが上がりにくいのが課題です。
生産性が上がっても、その成果が従業員に賃金として還元されにくい点も問題です。
さらに、多能工化を進めるには、新しい仕事に前向きに取り組む風土づくりも欠かせません。
ただし、試験では現実的な課題には目をつぶり、理想的な対応策を前提に解答を作成してください。
☆☆☆☆☆
みなさん、今回もお付き合いありがとうございます。
事例Ⅲ、運営管理シリーズもようやく終了。
次回からは解放されて「暴走モード」にならないよう気をつけます。
明日は火曜日なので休み。水曜日は移動王ことだいだいです。
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