100点→◯◯点!? 財務会計を1年後再挑戦してみた by かえる

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はじめに
こんにちはかえるです。
本日はゆるわだ企画!
突然ですが、私は去年、1次試験の財務会計で「100点」を取りました。

お、いきなりマウントか?
いや、別にマウントを取りたいわけではありません。会計も完璧ではなく、1次試験の2ヶ月前に受けた簿記1級は落ちています。会計士さん・税理士さんは別次元だと感じる日々・・・。
今回の記事は、そんなかつての栄光(?)が、どれだけ儚いものだったのかを、赤裸々に振り返るものです。
1次試験から約1年。財務会計の知識は、2次試験のほか、実務補習で少し使ったきりで、それ以外は完全に放置していました。今回はそんな放置していた財務会計の知識がどれぐらい衰えているか確認するための企画です。
企画の前に、余談になりますが、財務会計で100点取ったら実務力は付いているしょうか?
100点の実務力はいかに・・・?
たしかに、私かえるは財務会計で100点を取りました。その勢いで、実務補習(※)では、「財務担当」になりました。
※実務補習とは?
第2次試験合格後、中小企業診断士として登録するために、「実務補習を受講した日数」または「実務に従事した日数」を合計15日以上しなければなりません。
実務補習は、診断士協会が用意している制度で、平日を含めた8日間もしくは15日間のコースがあります。実際の中小企業にインタビューして、経営改善の提案する訓練です。
最大6名までのチームで実施します。「人事」「運営管理」「マーケティング」「財務」など、各人に担当が割り振られます。
かえるは3月に8日間コースに参加しました。なお、守秘義務あるので内容は言えません。
財務担当やりたいです!
(ふふふ、100点の力を見せる時・・・!)
と意気揚々に立候補しました。
が、しかし…。
結果は、指導員からのダメ出し・指摘のオンパレード。実際の企業に役立つ数字の読み方がわかってなかったのです。
実務補習では、指導員の元、実際の中小企業に対して経営コンサルティングの訓練をします。そのため、実際の中小企業の財務諸表等が含まれる決算書を数年分頂いて分析します。
たしかに、数字自体は読めます。経営指標も事例IVみたいにパパッと出せます。ですが、悪い数字があったとしても経営者も百も承知で、あらゆる手を尽くした結果そのような数字になっていました。
この経営指標よくない数字だけど、会社さんもよくわかってるだろうし、指摘したところで・・・。
数字はリアルで、業界やその企業の実態を知らないと、同じ数値でも意味がまったく変わってきます。経営資源を投入し頑張って維持して改善の余地がない数字なのか、それとも注力すれば変わる数字なのか・・・。他の数字とのトレードオフで成り立っている数字なのか、緊急性がある数字なのか。
そこにあるのは、業界特有の慣習、経営者の判断基準、過去の財産。つまり、事例IVのようなB51枚の与件文でわかるような世界ではなく、広がっていたのは、ドメイン知識や長年の経験がものを言う世界でした。
ですが、実務補習なので報告書を書かなければなりません。そして、そのためには財務的に改善提案をする方針を決めなければなりません。
かえる君、財務的な提案、何かあるかな?
うっ……うっ……
(何を提案すればいいのかわからない・・・)
そういえば、最近は価格転嫁の交渉支援なんかもトレンドだよね・・・
そ、それで行きます!
価格転嫁で提案してみます!
非常に優しく面倒見がいい指導員に恵まれ、結局、おんぶにだっこで提案を練り上げていきました。
丸投げじゃん
この経験から痛感したのは、「高得点=実務力」ではないということです。むしろ慢心するので悪影響かもしれません。試験で点を取れたというのは、あくまで「テスト慣れしていた」だけ。実務補習という実践の場では、まったく通用しませんでした。
せやな、現場は教科書通りにはいかへんで。
珍しくええこと言っとる
逆に言えば、試験で苦手意識があっても気にしすぎなくて大丈夫です。診断士になってからは、点数なんて本当にどうでもよくなります。
それよりも、実際の企業と向き合う中で必要になるのは、「経験」や「共感力」、そして「コミュニケーション力」といったソフトスキル。知識も重要だけど、こういった力がないとやっていけないと、日々ひしひしと実感しています。
子育てと一緒だよね。知識があっても、現場じゃ通用しないことばっかり
今回の企画
果たして、1年前に財務会計で100点を取った人間が、何も勉強せずにもう一度同じ問題を解いたら何点取れるのか?
そんな記憶をたどるような企画を、ふと思いつき実施しようと思いました。
きっかけ
事の発端は、先日まさきとで飲んでいたときのことです。
自分、財務会計100点だったんだよね。
でも、まさきも運営管理100点だったじゃん
そうそう。あのときは妙に調子良かったけど…今解いたらどれだけ覚えてるかな…?
合格点、取れるかな…?
これは面白そうだ。企画にしてみよう。ということで、令和6年度に受けた財務会計の問題(※100点取った回)を本番と全く同じ形式で解いてみることにしました。
ちなみに、最近の私はというと、仕事もエンジニアをしていることもあり、財務会計の“ざ”の字すら思い出さない日々を過ごしています。
筋トレと一緒だね。やらなったらすぐ衰えるので、何点取れるか見ものだね
自分も昔マッチョだったのに、今となってはこの脂肪・・・
ルールは「当時と同じ」縛り
今回は、以下の条件で再挑戦してみました。
- 令和6年度 本試験・1次 財務会計
- 制限時間60分(11:30〜12:30)
- ノー復習・ノー準備でスタート
- 問題を印刷して実施
当時、どうやって100点を取ったのか、正直もう記憶にありません。試験前の勉強はなんとなく覚えてるんですが、試験中や試験直後の記憶は、緊張のせいかきれいさっぱり抜け落ちてるんです。
ちなみに、当時も採点しただけで、復習は一切していませんでした。
解いてる最中の気持ち
ここからは、1年後に問題を解いてみたときの感覚を、そのまま描いていきます。
・・・こんな問題あったっけ?
え、全然記憶にない・・・
・・・キャッシュフローってどうやって出すんだっけ?
え、それって割と致命的じゃない?
お、でもBSとPL、それから仕分け系は分かるぞ!
うーん、もはや定義が思い出せない…。
これ、なんとか導出できないかな…
解いてみてかなりボロボロで、頭を悩ましながら60分間フルで解きました。
ただ、
- 思った以上に“考え方”自体は残っていた
- 定義や公式は忘れていても、見たことのない用語は一切出てこなかった
という感触でした。
具体的な感想については昨年度ネタバレを含むので折りたたみにしてます!解いた方はぜひ折りたたみを開放してください。↓
【ネタバレ有!】解いてみた感想と間違った問題
ここからはネタバレ有りなので注意を・・・。昨年の令和6年度財務会計を解いていない方はスルーしてください。
解いてる間の気持ちはいかです。
原価計算や収益認識基準はなんとかなりそう!
・・・WACC?え、定義完全に飛んでる
内部収益率?……あれ?式何だったっけ……?
投資ポートフォリオの定義?う〜ん、完全に忘れてるなあ
現在価値の算出方法も浮かばない…もう自分で式を描いて導出するしかない…!
そんな感じで、問題を見た瞬間「初見感」を抱くことはなかったんですが、
- 流動比率の定義
- 内部収益率の定義
このあたりを思い出せなかったのは、かなりのショックでした。特に内部収益率なんて、2次試験のときには何度も使ったはずなのに…。
ちなみに間違った問題は以下です。財務諸表論や仕分けは比較的身についていますが、意思決定会計の知識が結構抜けていたことがわかります。
- 第6問:貸借対照表の表示
- 第8問:中小企業の会計に関する指針
- 第14問:WACCの計算方法
- 第17問:IRRとNPVを使った投資意思決定
- 第19問:投資ポートフォリオ
- 第20問:投資ポートフォリオ
- 第22問:FCFの現在価値
では実際の点数は・・・
さて、気になる結果ですが……
100点 → 72点!!
踏みとどまったな。
「いやいや、まだ合格点あるやん」って思う方もいるかもしれませんが、当人としてはけっこうショックでした。
実はちょっとショック。
80点台いくかもと自惚れてた…!
1年経つと、3割くらいは解けなくなる。そんな現実を突きつけられました。
直前期の重要性・・・
やっぱり抜け落ちてたのは公式や知識の箇所。1度は完璧に覚えていても時間が経つと抜け落ちます。受験生の皆さんには、直前期の重要性を改めて伝えたいです。
それぞれの受験生の都合はありますが、可能なら有給を取って休んで勉強し、家族がいる方はご理解をいただき、試験直前までしっかりと記憶や解き方のメンテナンスをするのもいいのではないかと思います。
そして、自身が忘れがちなところをまとめたファイナルペーパーを用意し、試験の間の休憩中も見直して知識の漏れがないようにする。ここまで徹底するのをおすすめします。
勉強の鮮度が結果を左右する。間違いなさそうだね。
そして、現役診断士の皆さん。
1年放置すると知識は3割減ります。なんと7割の5年の現価係数は0.168にもなります。
そして、知識の陳腐化も進みます。診断士としての基礎を忘れないように、たまにはメンテナンスしてみてはいかがでしょうか。自戒を込めて・・・。
今回の企画での学び
今回のチャレンジを通して、いろんな気づきがありました。
- 用語の定義や公式といった知識系から抜けていく
- でも、考え方や理論そのものは意外と残っている
診断士試験は長期戦になりがちです。例えば来年の1次合格を目指すなど、勉強初期の方は理論からしっかり理解することをおすすめします。
そのうえで、直前期には定義の確認や知識問題を重点的にやる。このメリハリが、いちばん効率が良いのではないでしょうか。
最初は理論をしっかり。直前期は知識面のメンテナンスがおすすめだよね。
そして、巷でよく言われていますが、「法務・情報・中小の暗記三兄弟」は、やっぱり直前期に比重を置くのが良さそうです。
まとめ
というわけで、「財務会計を1年後解き直したらどうなるか?」という企画は・・・
100点 → 72点
(定義は忘れるけど、感覚は残ってる)
という、なんとも微妙な結果となりました。
この振り返りによって、自分が何をしっかり定着できていたのか、逆に何がすっかり抜け落ちていたのかを整理できたのは、大きな収穫でした。
また、今回記事を書いてあらためて実感したのは、試験に合格するための知識と、実務で本当に使える知識は、重なっているところもありますが、別物だということです。
やっぱり人間は忘れる生き物って前提で、勉強しないとだね
筋トレも同じ。1年さぼったらベンチプレス上がらんようになるからね。
そんなわけで、これから試験に臨む方、人間は忘れる生き物ということを念頭に置いて、直前期にどの知識を固めるか、事前に計画立てるとよいのではないかと思います。
診断士として実務に携わっている方も、もし「最近ちょっと財務触ってないな…」と感じたら、たまにでも軽くメンテナンスできると安心かと思います。5月付けで無事登録されたので、私も診断士として気を引き締めて行かなければ・・・と思ってます。
引き締めますって言い切りなさいよ
善処します・・・
明日は・・・?
あすはtomi!
ミスノートを語ります!
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