運営管理で高得点するポイント:その①店舗管理の用語を攻略!

こんにちは。ハカセです。

すでにデータ分析のところで述べたように、運営管理は比較的対応し易い! そこで、

  • じゃあ、手を抜いて少し楽しよう!と考えるヒトと、
  • では、貯金科目にしよう!と考えるヒト

両者では、当然、対応の仕方が変わってきますよね。

今日は、「貯金科目にしよう!」と思っている方向けに、「店舗管理」の話をしたいと思います!

■ どうやったら「貯金科目」に出来るか ■

今日取り上げる「店舗管理」。難易度は高くない。ということで、「確実に正答」したい分野です。今日は前半部分の「店舗施設・マーチャンダイジング」をいかに得点源にするか、ということに重点を置いてご説明します。 第一弾は「用語攻略」、第二弾は「GMROIなどの計算問題対策」です。

1-1. とにかく用語をかき集める

店舗管理のテキストの内容を眺めてください。恐らく診断士を志すヒトじゃなくても、容易に理解できる内容ですよね。殆ど全て、「うんうん」「そうだよね」と思うことばかり。つまり、参入障壁が低い

そんな参入障壁の低い店舗管理でどうやって難しい問題を作るか。作問者側の事情から考えると答えは簡単。知らない用語を散りばめる」ことです。

よって、通常セブンイレブンで歩いているだけでは出てこない単語、つまり「診断士試験の勉強をしないと出会わなかったであろう用語」を見つけたら、片っ端からメモしましょう、そして覚えましょう。

店舗管理系なら・・・

・ パラペット
・ ファッサード
・ 開放感と開放度
・ 犬走り
・ リーチインとウォークイン
・ トルソー
・ ジャンブル陳列
・ エンド陳列
・ 前進立体陳列
・ 前方立体陳列
・ エクステンド陳列
・ 圧縮陳列
・ スロット陳列
・ マグネット
・ フェイス
・ プラノグラム
・ ルーメン・カンデラ・ルクス・スチルブ
・ 暖色と寒色
・ VMD
・ スクランブルMD・カテゴリマネジメントの類似性
・ 特売と値下げの違い
・ ISMとISP
・ 機能割引と販促割引の違い
・ 委託仕入・買取仕入・消化仕入の違い
・ コックス購買方式

こんなところですかね。どれも「単語そのもの」は知らないかもしれませんが、聞けば「なんだ」とイメージしやすいものばかり。一度覚えれば大丈夫。一方で、「知っていること」が「得点」に直結します。ここが「店舗管理」が対応しやすい所以ですよね。

1-2. どうやって用語を拾うか

テキストに載っている用語だけではなく、幅広く情報収集することが大切ですが、とはいえ、関連図書を読みあさるのは費用対効果でよくない。関連図書に「逃げる」ことへの警告は、502 で netplus さんがご指摘したことでもあります。

そこで、まずは、身近なところから拾いましょう。すなわち:

・ 答練で出てきた用語 ⇒ 自宅練習用も含む!
・ 答練の「解説」に出てきた用語
・ スピード問題集に出てきた用語
・ スピード問題集の「解説」に出てきた用語
・ 模試に出てきた用語
・ 模試の「解説」に出てきた用語

こういった実際に解いた問題からなるべく「広く浅く」拾うことが大切です。理由は簡単。そういう用語は受験生が知っている可能性が高いから。ほかの受験生が知っている単語は「必ず」押さえないと、貯金科目にはできませんよね。そういったところから地道にやりましょう。

え? 「実際に解いた問題から拾っても、他の受験生との差別化につながらないじゃないか」ですって?

違うんだな(笑)。忘れないで下さい。診断士試験は100点を目指す試験ではありません。60点で合格。80点取れれば万々歳なんです。そしてそもそも「運営管理は簡単」なんです。ですから、みんなが知っている単語・知識を問題なく知っていて、60点。もう少し+αがあって、70-80点。それで十分じゃないですか! 間違えても「店舗管理を強化しなきゃ」とか言って、店舗管理関連本とか、販売士のテキストを読まないでくださいね (^_^;)

1-3. どうやって覚えるか

一番大事なことですが、単語を拾って終わりではありません。答練の解説の端っこに出てきた用語について、「あれ、この単語、どこかで出てきたなぁ・・」と探すのは手間です。それをどこかに集めておくことが大事!

僕の場合、知らない単語が出てきたら、全てテキストの関連ページに書き込みました。「関連ページに」書き込むってのがミソですよ。「おい、TAC、どうしてこの単語テキストに入れておかないんだよ! 書いておいてあげたぜ!」と、TACテキストをより充実してあげるつもりで、ガンガン書き込みました。その際、その「出典」も書き込みました。「養成答練 5」とか、簡単でOKです。万一迷ったら、その解説を読みに行けば容易に再INPUTできますよね。お陰でボクのテキストは受け取った当初よりかなりパワーアップしています(笑)。

次は、以前 ZonE が指摘していたように、関連用語をググることです。たとえば、GMROI をググると、こんなサイトがトップに出てきます。

http://www1.sphere.ne.jp/logistics/dict/GMROI.htm

このサイトは別に診断士向けに書いているものではなく、販売管理一般の知識を説明してくれています。診断士の勉強をする以前は、こんなの読んでも「チンプンカンプン」でしたよね。でも、いま読めばわかるじゃないですか! しかも ROA との関連なんて、いい論点!(*^^)v こういう風に知識を水平展開していくと、自然に身に付くものです。

初登場の単語があれば、とりあえず調べてみて、「へぇ~」という感覚を持つと、効果絶大ですよ!

by ハカセ

(本日は2記事投稿。「GMROIと基準在庫高」もご覧下さい!)

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運営管理で高得点するポイント:その①店舗管理の用語を攻略!”へ1件のコメント

  1. ふうじん より:

    ハカセの今回の担当は「店舗管理」。用語がいっぱいでてくるから、テキスト記入学習法が大活躍するのですね。なるほど。
    ・・その①ということは、その②があるはず。
    わかった、GMROIだ!いつもながらの鋭い記事に期待大。

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