「事例Ⅰ安定化マニュアル~+5点の思考法」 by かます
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まずはお知らせ
”リアル”ならではのことをふんだんに盛り込みました♪
気分転換がてらにもぜひ!疑問点の解決にも!
一発合格道場からのお知らせ!
2次試験直前のセミナーになります。
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詳細とお申込みは↓こちらの記事をご覧ください!
はじめに
あと5点アップして、安定感が増せれば余裕が持てますね。
今回お伝えする考え方や方法を叩き込み、試験本番前までは自信を持つことが出来ました。
(本番は余裕なく、終わった後は色々と反省を思い巡らしていましたが💦)
参考になるところが一つでもあればというところで、私流マニュアルをご紹介します。
2次試験合格に向けての心構え 7箇条(かます流)
事例Ⅰ総括~解答の方向性~
何を求められているのか、最終的に思ったところです。
コツを掴んだ(開眼?)したあとに、試験直前でまとめました。
余すことなく学習の軌跡と対策をご紹介出来たらと思いますので、一例として参考になりましたら幸いです。
メモの取り方
会社の規模、正社員と非正規社員の割合などに注目!
そして時制に注目しました。
時制が超重要
絶対的な制約条件なので、これを外したら致命的になりかねない!
過去問から見る時制が制約条件の問い
令和5年度 事例Ⅰ
第1問:統合前のA社における強みと弱みを~
第2問:A社の現経営者は、先代経営者と比べてどのような戦略上の差別化を~
令和4年度 事例Ⅰ
第1問:A社が株式会社化(法人化)する以前において、同社の強みを~
それを踏まえまして、メモの一番上には「会社の概要と変遷」を書く様にしていました。
(下記の実例は令和4年度の事例Ⅰ、本番3日前くらいにイメトレも兼ねてセルフ模試をやった時のものです)
いつの創業年度かで組織が若い組織なのか、老舗なのか、組織文化の醸成度合いが全く違ってきます。
これを見て、会社規模や変遷を頭に入れ、解答を考えることで漏れや年代の認識のずれの無いように注意していました。青の吹き出し部はⅠ~Ⅲ各事例共通、オレンジ部は事例Ⅰならではのメモの書き方をしています。
(私は24折して枠を作っていますので、それも利用してこのような形になっています⇒詳細はこちらの記事で)
実際のメモも
直筆令和4年度セルフ模試時のメモ&令和5年度の本番のメモ
与件文の読み方(事例Ⅰ)
続いては、与件文をどう読んでいたか、書き込みをしていたかについても解説します。
続いて、事例Ⅰ特有でやっていたこと、読む時に意識していた事です。
最終セルフ模試時の、令和4年度事例Ⅰの与件文はこんな感じです。
令和5年度事例Ⅰの考え方はこちら!
要チェック① 過去の成功体験がないか
ここからは要チェック項目を抜粋してご紹介します。
成功体験を、今後の展望や留意点に使おう
令和5年度 事例Ⅰ 与件文で見る、過去の成功体験
7段落から8段落に関して、「現経営者に引き継がれると共に経営方針を見直して、メインの客層を地元のファミリー層にターゲットを絞り込んだ戦略へ。他店と異なる商品、サービスで差別化し、社員を採用し育成、3部体制として権限委譲で階層を造り、能力開発モラール向上。共通目的、互助する企業文化を作り売上向上した」とあります。
A社が経営統合したX社は人の連携不足、離職率に悩まされている!
⇒A社の成功体験を活かすと良いのでは?⇩開きます
第4問では、経営統合過程のマネジメントについて問われています。
解答の方向性としては、
”社長が目指すべき方向性を示し(⇒共通目的の醸成)、人材の交流を図る(⇒連携強化、互助する文化を創る)、社員を育成し、定着させて組織文化を醸成させる”
かつてのA社での成功体験を、X社へも活用することで経営統合も円滑になる!という与件文にも寄り添った解答が出せる
現代風にアレンジして、応用を利かせられます!
事例Ⅰなので、組織文化や互助連携、人的資源管理についてのことを書いて、的外れな解答を阻止。
要チェック② わざわざ表現がないか
2つめは、書いていなくとも文章が成立するのにわざわざ書いてある、この一文を使って欲しいのねという点です。
令和5年度 事例Ⅰ 与件文で見る、わざわざ表現
7段落の最終文でわざわざ「ただ、近隣の原材料の仕入れ業者の高齢化によって、原材料の仕入れが不安定になり、新たな供給先の確保が必要となりつつある。」とあります。
「上手くいっていっていることが書かれている中で最後に脅威」これは、要チェックです!
⇩開きます
読み進めて11段落、X社経営者の個人的なつながりのある中堅の食品卸売業者が登場します。
こちらの業者は、地元産の高品質な原材料も扱う生産者との直接取引がある等、A社のこだわりにも訴求出来て、経営統合でのX社の強みを活用することで、A社の強みの強化まで出来てしまいます。
使わない手はありません。寧ろ使ってと言わんばかりですね。
要チェック③ レイヤーを考える
設問によって、人・部門レベルのことを問われているのか、組織のことか、経営戦略なのか、どの視点を問われているのかで書き方を変えます。
部門の事であれば、具体的にどのように施策を進めていくかなど細かに書きますが、経営戦略の部分ではもっと大局的に見て大きく方向性を示して解答を書きます。
下記、私見もありますが、こんな形で考えていました。
特に最終問題は、社長のビジョン達成に向けての、助言問題であることが多いので、経営戦略レベルの事を書くと、求められる解答が書きやすいです。
レイヤーに関して、おーちゃんがとっても分かりやすくまとめてくれています!
【事例Ⅰ】レイヤーと幸の日も毛深い猫の話 by おーちゃん
事例Ⅰで高得点を取ることができた要因のひとつは、13代目まん師匠を真似てレイヤー使いになったことかもしれません。
残り1ヵ月、まだまだ伸びます
実は9月下旬のこの時期、模試の結果が返ってきて、あり得ない点数(20点とかそれ以下…)で、9月初旬にやったものとはいえ、ガッカリしていました。
また、5-7年分くらい、ひと通りやった過去問から実力チェックとして、10年以上遡っての演習を行ったところ、まずまずだと思っていた問題もあまり良い出来ではなく、コツを掴みかけていたところに、焦りが乗っかりました。
今回ご紹介した形も確立できておらず、試行錯誤の日々でした。
実際、確立してきたのは本番1-2週間前位です。
調子がでない。。点数下がった。
ぼやいていると、ちょっとした拍子にポジかますが登場して助けられました。
やることやるのみ!試行錯誤して、より良いと思う方法でやるしかない!
最悪当たって砕けるでも、やり切る方が後悔しない。
まだこれから伸びる!コツが掴める!開眼する!
と期待しながら、メンタルと戦闘力を維持するのも大事だなとつくづく思いました。
ぜひ良いイメージを持っていただければと思います!
本番での再現性
本番では、最初の事例であったためか、気分が高揚しており、せっかく詰め込んだ知識を引き出す間もなく必死で書いていました。ただ焦ることはなく落ち着いてはいたものと思います(多分)。
試験終了と共に反省点が数々と出てきて、「やってしまったかな…」と落胆していましたが、結果オーライ(77点)ではあったので、このやり方をして良かったと思っています。
おみやげ(事例Ⅰの思考法)
私が直前に作ったFP(ファイナルペーパー的メモ)です。
解答の方向性を叩き込むために、試験1-2週間前に大事な視点を書きだしました。
(FPは道場ブログでも沢山あり、別記事でご紹介予定ですので、お楽しみに♪)
本物は手書きで書いていましたが、今回はこちらを、Excelファイル&PDFにしてお届けします。
次回予告
明日は、たいしんです!
どんな記事かなー?
NPVの話やでー。知らんけど。
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こんばんは!
にっくです。
事例Ⅰの攻略法の記事、ありがとうございました!
かます先生やおーちゃん先生など、一発合格道場の皆さんの記事は、読む度に発見があります。
分かったつもりで分かってないところを分かるようになるチャンスって中々ないと思います。
貴重な機会を頂き、ありがとうございました!
FP、頂きます!
ありがとうございました!
にっく
にっくさん、いつもコメントありがとうございます!
事例Iはかた苦しいところもありますが、逆に型にはめやすい事例だと思いますので、コツを掴める様、応援しています。
一発合格道場メンバー一同、少しでもお役に立てれば、楽しんで頂けたらと、全力で記事を書かせて頂いています。
目一杯活用していただければ幸いです♪
かます先生、15代目の皆様
ありがとうございます!
一発合格道場の記事、いつもありがたく読ませて頂いてます!
合格へのショートカット満載で、読む度に気付きがあり(つまり、消化不良を起こすほどエッセンスが詰まっている)、レベルアップになっていると実感しています。
一次試験直後は何をすればいいのかも分かりませんでしたが、オンラインセミナーを経て、道場の記事と共に育ち、今では無事開眼(?カブトムシのように三回くらいしてる)できるまでに成長しました。このまま道場の記事と共に成長を続け、合格を勝ち取りたいと思います!
いつもありがとうございます!もうしばらくお付き合い願います!
にっく
にっくさん、嬉しいコメントありがとうございます!
15代目一同、去年は受験生でしたので、その時の状況に寄り添いながら、どんな記事があったら役立つか、時には失敗談も盛り込みつつ執筆させて頂いています。
日々成長を遂げられている様で、素晴らしいです!
こちらこそ、合格まで伴走させて頂くのが使命と思っておりますので、引き続きどうぞよろしくお願いいたします。
応援しています!