【合格体験記】~合格への近道はない、毎日やる。工夫してやる。楽しんでやる。~ by モチHKさん

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受験生情報

ハンドルネーム・年代

  • HN:モチHK
  • 年代:50代

勉強スタイル

合格への近道はない、毎日やる。工夫してやる。楽しんでやる。

受験回数

  • 1次:2回
  • 2次:1回

勉強時間

  • 1次:1100時間
  • 2次:300時間

学習開始時期

2022年1月

得意科目・不得意科目

  • 1次
    • 得意科目:企業経営理論、財務会計
    • 不得意科目:経営法務、運営管理
  • 2次
    • 得意科目:特になし
    • 不得意科目:事例Ⅲ

職務経験・保有資格

職務経験:メーカー営業マン→海外支社駐在員→国内子会社の海外営業→海外支社のマネジメント

保有資格:なし。 大学生の時に取得した簿記3級(中小企業診断士の財務会計にかなり役に立った)

診断士に挑戦した理由・きっかけ

役職定年後を考え、自分が何をしたいか考えたときに中小企業の海外展開支援をライフワークにしたいと考えたため。資格取得を思い立ったのが香港赴任期間中ではありましたが、コロナ禍ということもあり海外駐在員につきものの残業・接待の類も最小限で、おまけに単身赴任者の夜は長い。家でお酒飲んでグータラしていては勿体ない。これは良い機会と考えて、前から興味のあった中小企業診断士の資格にチャレンジすることに決めたのがきっかけです。

合格までの学習法

1次 1回目 独学、 2回目 通信 (Studying)+問題集

2次 1回目 独学

1年目:  独学かつ手探り期

最初に2年間での資格取得を考えてプランを組み、2022年1月頃にTACのスピードテキスト・問題集を購入、とりあえず5科目(経済、財務会計、企業経営、運営管理、経営法務)の合格を目標に学習を始めるネットでは“2年プランの場合は暗記三兄弟(法務、情報、中小企業)をまずは優先で”の意見が多いですが、その頃は情弱で支援団体の記事とか読まなかったために、知らずにハードな道を選んでおりました。ただただ毎日テキストで勉強し、問題集を解きと繰り返しておりました。個人的にもあまり効率的ではないと思いながらも後戻りが出来ず試験日を迎えるという流れです。結果、1年目は企業経営、法務のみ合格。経済、運営は50点台で涙をのむ(50点台での科目不合格は精神的に応えます。)、またノー勉だった情報システムはカンが冴えわたり52点と善戦という結果となり、なんだかなぁと思ったのを記憶しております。

2年目突入: 試験翌日に通信講座に申し込み

2回目は効率的に学習しようと思い立ち、試験翌日に通信講座(Studying)を申し込み受講開始。

その読みは間違えではなかったとすぐ気づく。独学しなきゃよかったとマジで反省。正直、情報戦の部分もあると思っており、通信講座の活用は有益と思います。特に勉強仲間ページでの皆さんからの情報は非常に有益で自分の学習方法の参考にさせていただいただけでなく、モチベ―ションの維持に非常に役に立ちました。

2年目 : 2次試験対策開始(2023、1月~6月中旬)

1月から1次試験残り5科目の対策と並行して2次試験対策を始める。30日完成事例Ⅳを毎日一問トッピング。

30日で一周するので6月までで6回回した。これが後に大きなアドバンテージになったと思う。

平日:1次試験対策(一日一教科)+通勤電車でのアプリ問題+30日完成事例Ⅳ(毎日一題)

土日:30日完成事例Ⅳ(毎日一題)+アプリ問題+事例Ⅰ-Ⅲを1事例

・事例Ⅰ-Ⅲは過去問学習開始したものの正直歯が立たず、複数の参考書を購入してやり方を試行錯誤した。

1次試験直前期(6月下旬~一次試験まで)

平日:1次試験対策(一日一教科)+通勤電車でのアプリ問題+30日完成事例Ⅳ(毎日一題)

土日:中小企業政策の詰込み、その他1次の理解が怪しい部分の復習。

1次試験で落ちてしまったら元も子もないと思い、6月下旬からは1次試験対策の学習に絞る。特に中小企業政策はこの時期の詰込みが奏功したと思う。(結果68点)

1次試験後~2次試験まで

自己採点後、合格を確信し本格的に2次試験の対策に入る。試験後一週間くらいは“一発合格道場”の記事を読みまくり、どのように学習を進めるか方針を立てる。

事例Ⅳ対策 : 全知全ノウ事例Ⅳ問題集 これしかやってません。一日4問 →2週間で一周。2次試験日までに5周~6周。一発合格道場のどらごんさんがアップロードした全知全ノウ事例Ⅳ問題集のチェックシートをフル活用。事例Ⅳの各単元から1問ずつ選び、一日4題を日課とする。これを試験前日まで愚直にこなす。

30日完成事例Ⅳの基礎があったので、過去問集である全知全ノウに比較的スムーズに移行できました。

2次対策を始める時期は重要と思います。

事例Ⅰ-Ⅲ対策 : 過去問をひたすら解く事だと確信し、過去問を解いたあと与件に絡んだ一次試験で使える知識を復習するという方法にした。1次知識の補強はTBC2次テキストの”抽象化ブロックシート”の部分を使用。通勤時に見れるようにそこだけ破って持ち歩けるようにした

過去問演習については平成30年~令和4年を3回転。3事例×5年×3周=45事例を2次試験までに解いた。参考書はふぞろい、まとめシート流2次対策を使用。学習方法は一発合格道場のさやさんがアップロードした過去問チェックシートを元に自分用にフォーマットをアレンジ、①まず80分で事例を解く。②解いた自分の解答を過去問チェックシートに入力。③ふぞろい等を使って採点。④それを踏まえてMyBest解答を再度作成 というプロセスで、大体1セット2時間くらいで解くことを試験まで繰り返し行った。何回もやると答えを暗記してしまい意味がないという人もいるが、事例を解く手順を覚えるという考えで過去問と向き合っていたため、同じ問題を解いていても毎回違う回答になるのをむしろ楽しんでいたと思う。ただ一発合格道場で言われている”開眼“という境地は試験日までには至らなかった。解き方の作法を身に着けて試験に間に合わせたというのが正直なところ。

なぜその学習方法を選んだのか?

海外在住ということもあり、選択肢が通信講座か独学しかなかった。 

1次試験対策については通信講座+問題集をお勧めします。というのも7科目と科目が多いので伴走者が必要と考えており、その点、通信講座(私の場合はStudyingを使用)は非常によくできております。アウトプット重視でとにかく隙間時間で問題を解くというのを日課にし、勉強する習慣をつけるのがよいかと思います。

2次試験対策については”過去問をひたすら解く“以外の方法はないと思っておりますが、自分に合った演習効果の高い方法は人それぞれと思うので、一発合格道場の合格支援サイト等で情報収集して自分なりに工夫してみるのが良いかと思います。 私の場合、手法の確立までそれなりに時間がかかりました。

学習時・受験時のエピソード

中小企業診断士試験は、1次試験は科目合格もあるものの7科目とボリュームがあり、そのあと模範解答が提示されない謎(?)の2次試験4教科を一撃でクリアする必要があり,最後にほぼ全員が合格するというこれまた謎な口述試験もありと。なかなかな国家資格試験です。

たまに半年間で合格とか脳の構造が違うとしか思えない方も存在しますが、私も含めほとんどの合格者は地道に努力を重ね、複数年かけて合格を手にされる方がほとんどと思います。合格への飛び道具はないと堪忍して、いかに長期間にわたる学習へのモチベーションを維持するかが学習よりも難しい部分と思っております

合格へのアドバイスを2次試験解答風に100字で答えるとすれば

合格まで複数年にわたることをあらかじめ覚悟して、早期の段階でモチベーションの維持策と効率の良い学習方法の開発を外部との連携でおこない、自分の学習スタイルを確立。それを長期間継続し合格をもぎ取る。” (97字)となります。 当たり前過ぎてアドバイスでもなんでもないですが(笑)

海外駐在で一緒に資格取得を目指す知り合いがいるはずもない環境でしたが、一発合格道場の皆さんの渾身の記事や全国にいる通信講座の仲間の励ましおかげでモチベーションを下げずに毎日継続して勉強できたのは大きいと思います。

この資格試験学習を通じて面白いと思ったところですが、老若男女問わず、資格取得の動機、仕事・家庭環境(?)、様々な人が全国から参加し、フラットな関係で頂上を目指すという世界観は、これまでサラリーマン社会どっぷりだった私の人生にスパイスを与えてくれたというのは大げさですが、本音ではあります。みなさん“ふぞろい”で面白い

最後に試験についてですが、私の場合、3つの試験のなかで一番難易度の高い2次試験(筆記)を一回で合格出来て正直ホッとしておりますが、あれは魔物です。この記事を読んだ初学者の皆さんにアドバイスができることがあるとすれば、“二次試験対策は出来る限り早く始めたほうがよい”ということです。その意味で合格に向けての学習スケジュールの組み方は結構大事と思います。頑張ってください。 

PS 一発合格道場の皆さん、皆さんの記事なしには合格はなかったと思います。この場を借りてお礼申し上げます。ありがとうございました。

おわりに

s.t.o
s.t.o

私も岡山県で孤独な勉強をしていましたが、香港で勉強されていたとは!
いや~恐れいりました。脱帽です。
そのような環境だからこそ、情報収集やスケジュール管理が重要だということの説得力が違いますね。
モチHKさんのお力で多くの中小企業が海外に羽ばたいていく日が楽しみですね。

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