【赤裸々告白】私の「失敗」3つの本質 byベスト
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お知らせ
どうも、わたくしです。
本日は、みなさまへのお知らせからです!
🍉夏セミナー動画公開中🍉
14代目の2次試験合格ノウハウをギュッと詰め込んだセミナーになっています。
今回は動画での公開なので、いつでも、どこでも、何度でもご視聴いただけます!
2次試験合格を目指すすべての方を応援する内容ですので、夏休みのお供にぜひご視聴くださいませ!
🍉座談会(夏セミナー編)開催決定🍉
今年の夏セミナーは動画配信のみとしましたが、動画に関するご質問をメール等で頂いております。
また、「どうやって勉強すれば良いか分からない」「多年度生だが、負のスパイラルからの脱却を図りたい」といったご要望も拝見しています。
そんなニーズにお応えする形で、「座談会」を開催する運びとなりました!
第一回は、8/16(水)!
今後も、週一回程度を目安に、定期的に開催しようと考えています。
動画の内容に加え、勉強方法・モチベーション維持の方法など、よろず相談も承ります。
先着30名ですので、下記記事からさっそくご応募下さい!!
本日の記事の要約
お忙しい中、本日も道場ブログをお開き頂き、ありがとうございます。
私のブログは、
1.多忙な中、さっと内容を確認したい方
2.様々な情報収集のため、しっかり読み込みたい方
どちらのニーズにも対応できるよう、最初に記事の要約を書くスタイルで参りたいと思います。
本日は、私の数多くの失敗を分析し、3つにまとめました。
3つの本質は、こちら!
失敗の本質
①自身の能力や経験からの過信による、第三者からのフィードバックの軽視と自己客観性の欠如
②1次知識の軽視と、短時間での詰込記憶から、診断時にとっさに知識を活用できない弊害の発生
③事例Ⅳへの傾倒と各事例の高得点狙いのため、無用な緊張やキーワード漏れが多数発生
いや、ヒドイ失敗事例だな。。。
私はそんな失敗はしないよ。。。
そのような方は、本日のブログはお読み頂かなくても大丈夫です!
ご自身をしっかり律して、進んでいって下さい!
本日は、なかなかループから抜け出せず悩んでおられる多年度生の方や、慢心の自覚のある受験生の方への、5年間も受験に費やしてしまったベストからのエールでございます。
気になった方は、ぜひお読み頂き、他山の石としてご活用頂ければと存じます。
数字で見る、ベストのやらかし
「80」と「2,300」
改めまして、2次試験のしくじり大先生こと、ベストです
「一発合格道場」という名前なのに、それなりに複数年度チャレンジのメンバーが揃っている14代目。
その中でも、突出した不合格数を誇る、わたくしベストは、色々とやらかしをしております。
さて、そんな私の診断士試験挑戦は、2018年より5年間をかけ、2022年2月に合格となりました。
そんなわたしの試験勉強全体を一言で表しているのが、冒頭の「80」と「2,300」という数字です。
こちら、何の数字か分かりますでしょうか?
勘の良い人や、私の合格体験記をお読み頂いた方はすぐに分かったかもしれませんね。
答えは、合格までに投下した金額と時間。
80万円と2,300時間です。
この金額・時間をどう評価するかは人により多少誤差はあるとは思いますが、客観的に見れば、やはり「安くはない」し「短くはない」ですよね?
今年、これから初挑戦の方も、何度も挑戦して私と同じようにリソースを投下している方も、私と同じ理由で何度も挑戦することが無いよう、私が失敗してきた本質を、恥を忍んで赤裸々に開示させて頂きます!
合格までの軌跡
では、失敗の分析に入る前に、私の合格までの軌跡を簡単にご紹介させて頂きます。
(詳細は、コチラの合格体験記をどうぞ!)
5年間の推移(概要)
私の5年間の受験結果は、上図の通りです。
1次試験は、1年目・3年目・5年目のみ受験。
2次試験は、1年目から徐々に成績が悪くなり、3年目がワーストの記録。
4年目に、KECという通学スクールに通って大幅改善。
5年目に合格という流れでした。
それでは、各年度をもう少し詳細に振り返り、失敗の要因をいくつか抽出していきたいと思います。
1年目
1年目の1次試験には、800時間を費やしました。
TACの通信教育を使用し、スキマ時間を効率的に活用しながら、過去問もタテ解きヨコ解きを駆使し、何とか7科目ストレート合格を果たせました。
この後、致命的な「しくじり」を犯します。
なんと、1次試験終了から2週間、一切勉強しなかったのです!
完全に一回燃え尽きてたのと、2次試験を甘く見ていたのでしょう。
結果、回答の型を身に着けられず、再現答案も書けないありさまでした。
また、事例Ⅳで満点近くを取ろうと意気込んでいたのですが、本番の緊張・疲労困憊・難易度の高い設問での沼りなどが要因で、基本問題を不正解とする大失敗により、得意であった事例ⅣでD判定となってしまいました。
結果としては、CAADと、事例Ⅱ・ⅢはA判定ではあったのですが、この時の私の答案は、過去問を解いても、A答案を書ける日もあればD答案を書いてしまう日もあり、全く安定感がありませんでした。
1年目の要素を抽出すると、以下のようになります。
2年目
2年目は、1次試験は受験しませんでした。
前回が、事例ⅣがD判定でしたが、元々は得意分野であり、試験慣れさえしておけばA判定になると考えていたからです。
また、敢えて崖っぷちとすることで、2次試験に集中しようと考えました。
結果として、この戦略は失敗に終わります。
事例Ⅳの回復だけは出来ましたが、今回不合格だと1次試験からやり直しというプレッシャーから、事例Ⅰ~Ⅲでも高得点を獲得しようと意気込んでいました。
しかし、無難で多面的な回答が出来ず、「これが正解だろう!」と各設問での回答の方向性を決め、採点者に伝わるように詳細に説明するスタイルとなってしまっていました。
また、2次試験本番を迎える頃には、付け焼き刃で覚えた1次知識がドンドン剥落してしまっており、思考過程や回答に1次知識が活かせていなかった点も失敗の要因として挙げられます。
2年目の要素を抽出すると、以下のようになります。
3年目
3年目は、1次試験を7科目取り直しという年だったので、ここが一番「受験自体を辞める」という決断をするか悩みました。
ここで踏みとどまったのは、どこかの合格体験記で「1度合格できる程覚え込んだ知識は、少ない努力で思い出すことが出来た」という話を読んだからです。
実際に勉強し直してみると、400時間程度は使いましたが、前回の半分程度の勉強時間で7科目合格が出来ました。
また、前回自分で作成したファイナルペーパーが非常に役に立ちました。
やはり、自分が覚えられる知識はすぐに覚えられるし、苦手な論点は何度やっても覚えられないので、直前に持ち込んで暗記して対応していました。
2次試験は、これ以上金銭的に投資したくないという考えから、完全独学としました。ふぞろい等を使用し、「過去問を解く→自己採点する」のサイクルをひたすら回していました。
結果として、この年が1番評価が低かったです。
ふぞろいの自己採点が「キーワードも入ってるし、こんなもんかな?」程度の甘いもので、因果を意識した回答やレイヤーに分けた思考などが出来ていませんでした。
今思うと、自己流の回答プロセス・思考過程となっており、その悪化を検知することも出来ていなかったことが要因でした。
3年目の要素を抽出すると、以下のようになります。
4年目
4年目は、KECという通学式のビジネススクールに通いました。
結果として、このスクールで、合格できるスキルを身に付けさせてもらいました。
1次試験は受験するつもりで、受験冊子をわざわざ協会まで出向いて取得したにも関わらず、何故か申込期限を1週間勘違いし、気づいた頃には応募期限を過ぎていましたw
2次試験対策のKECの授業は、自身が事前に作成してきた回答を受講生が持ち寄り、「何故この回答を書いたに至ったのか」「どのような根拠に基づいたり、なんの1次知識を活用して思考したか」など、回答プロセス・思考過程まで掘り下げて受講生同士で議論をするスタイルが大半でした。
また、インプット面では、1次知識を体系的に学ぶ重要性を教えられました。
この時に気がついたのですが、「2次試験合格者の頭の中に合った全知識」という教材でも、かなり近い方法で1次知識がまとめられていたので、改めて最新版を購入し、しっかりと知識の整理をしました。
結果として、事例Ⅱで制約条件違反の回答を作成してしまったこともありD判定ではありましたが、努力の方向性は間違っていないことに自信を持ちました。
4年目の要素を抽出すると、以下のようになります。
5年目
5年目は、本業が大変多忙になり、診断士試験にはあまり時間を割けませんでした。
1次試験も7科目受験し直しでしたが、1年目・3年目に積み上げてきたことを活かせたので、100時間程度の勉強で7科目合格が出来ました。
2次試験については、直前に遅めの夏休みを取得し、7日間だけ対策をしました。
昨年に制約条件違反で不合格となっているので、設問解釈に重点を置き、制約条件違反を犯さないことに最も注意しました。
また、回答の方向性に悩んだ時は、キーワードをちりばめ、40%~50%程度の点数を狙えるよう、無難な回答を作成する方向に大きく舵を切りました。
結果として、全ての事例において大きなミスなく、60点に近い点数で合格することが出来ました。
5年目の要素を抽出すると、以下のようになります。
要因抽出と本質の分析
失敗要因・成功要因の抽出
5年間の経験の中で、様々な失敗の要因・成功の要因がありましたが、整理すると以下の7項目になりました。
さらに、近しい要因をまとめた上で、本質として文章で記述したものが、以下となります。
失敗の本質
そして、この3つの失敗からの脱却が、本日の記事で一番伝えたい内容になります。
失敗からの脱却
おわりに
ベストからのメッセージ
最後までお読み頂き、ありがとうございました。
自分でも「やらかし」そうなことばかりで、肝が冷えたよ。。。
重要な点は、①自分を客観視するために、第三者からのフィードバックを重視すること、②1次知識を体系的に覚えて答案に使うこと、③特定の事例に傾倒せず、無難な回答を作成できるようにすること、の3点なんだね!(100文字)
理解してくれて嬉しいよ!
次回からは、1次知識の整理をサポートできる記事を書いていくね!
お楽しみに~✋
と、いうことで、次回ブログの内容をちょっとだけ予告!
2次試験はあっという間にやってきます!ラストスパート、頑張りましょう!!
to be continued…
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明後日は、みんな大好き「うっかりアッパ」の登場です!
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はじめまして、
いつも有益な情報提供ありがとうございます。
2点質問があります。
相当に準備して挑んだ令和3年度事例Ⅱで、
①制約条件を外した設問
②制約条件を外してしまった要因
を可能であれば
教えていただけないでしょうか。
hayatoさん。ご連絡ありがとうございます。回答申し上げます。
第3問:【B社のフランチャイズ方式の移動販売において、置き配を導入する場合に、それを利用する高齢者顧客に対して、どのような取り組みを実施すべきか。中小企業診断士の立場から(a)フランチャイザー、(b)フランチャイジーに対して、それぞれ50字以内で助言せよ。】という設問に対し、(a)を以下のように回答しました。
【Y社と協業し、手作り豆腐セットに地元産の米と地下軟水を加えた「手作り豆腐丼セット」の開発を助言する。】
設問を良く読むと、「高齢者顧客に対して」の取り組みを記載すべきだったのですが、私の答案は、全ての顧客をターゲットとしている新商品開発ですので、ターゲットを絞るという制約条件に違反していました。
他にも、「豆腐に旅をさせるな」という与件文の記述から、既製品の豆腐を通信販売する回答は避けるべきであったのに、第2問の「ネット販売の商品」で通常の豆腐商品を販売するよう回答しました。こちらに、手作り豆腐の商品を書くべき問題でした。
制約条件を外してしまった要因ですが、一言で申し上げると、「設問解釈」の甘さです。回答する方向を決めることも大事ですが、今回のような制約条件(しかも、ちょっと分かりにくいもの)や、「課題を書け」のように、問題点の指摘とならないように留意する問題など、与件文を読む前に落とし穴がないか十分に確認するべきでした。5年目は、とにかく設問解釈をしっかりやり、危険な落とし穴を全て明確にしてから与件文を読むようにしていました。
長文、失礼しました。今後も答練を重ねて、ぜひ合格を勝ち取って下さい!
ありがとうございます。
再現答案の共有もありがとうございます。
大変勉強になりました。
また、制約条件を外した時の
怖さをひしひしと感じました。
答練頑張ります。