【14代目スタート!】ご挨拶&ストーリーとしての合格戦略 byトロオドン

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自己紹介

みなさま初めまして。

トロオドンと申します。簡単に自己紹介を。

39歳、男。妻・息子(8歳)・娘(4歳)の4人家族。北海道在住、ニッチ系金融機関勤務。ほぼ無趣味だが、一発合格道場ブログと日経新聞の小説を読むことが毎日の日課であり愉楽。料理好き。酒は好きだがもっぱら飲まれるほうで、若者たちから「トロオドンさんよりはお酒強いです」という比喩表現に使われるほど。


ちなみに、「トロオドン」は、恐竜好きの息子が教えてくれた「鳥に進化した恐竜」。

厳しい環境で生き絶える恐竜たちを横目に、したたかに、知恵を振り絞って生き延びた。

わたしは、そんなトロオドンの姿に自分を重ねながら、6年の受験生活をポジティブに楽しく過ごしてきました。

点数を伸ばすためのメソッドはあまり持ち合わせていませんが、「失敗をいかに減らすか」のノウハウは結構持っているので、それを余すことなくお伝えしてくつもりです。私の記事が一人でも多くの方のほんの一助になれれば幸いです。(合格体験記はこちら

告知

本文に行く前に、大事な告知です!

「一発合格道場・春セミナー」を開催します。この時期だからこそ取組むべき1次試験対策、2次試験対策をテーマに、みなさまの「モチべ向上!」「やっちゃえGW!」を応援します!

募集は3月20日の予定です。みなさまのご参加をお待ちしております!

本編

では、本編いきます。

診断士の勉強をしているなかで、皆さんが意識していることはなんでしょう?

合格点に届かせるために何をどうやって勉強するか、仕事や家事が忙しいなかで勉強時間をどうやって確保するか、その時間をどうやって効果的に使うか、時間が作れなかったときのリカバリ方法、サボり防止のためのツール、モチベ上げるための文房具など、大・小問わず色々あるのかなと思います。

では、それらのなかで、最も大切にしていることは?と問われると、いかがでしょうか?

わたしは、1に戦略、2に戦略、ついでに3も戦略だと思っています。しかも、合格までのストーリーが自分にとって明確で、それでいて面白い、とびっきりの「合格」の戦略です。(昨日のさやの記事はまさにそうでした)

もちろん、「合格なんざ通過点でしかないぜ」と言ってのける猛者もいますが、それはそれ、人は人です。少なくとも、私のように240点のボーダーを何とかこんとか越えよう、という諸子には自分オリジナルの「合格」の戦略は不可欠だと思います。

なぜか?根拠は2つあります。

1つめは、合格者には、自分だけの戦略があるから。3年間欠かさず道場ブログを読んできた(斜め読みも含む)いち読者としては、プロセスは似ていても、みなさんがオリジナルの合格戦略を持っていると感じています。だから、パクるだけではなく「カスタマイズ」することこそが肝だと思っています。

2つめは、わたし自身の失敗に基づく体感です。合格戦略を持たぬままの航海はまさに苦難の連続で、デビルリバー(1次4回)をやっと越えたと思ったら、デスバレー(2次の壁)に叩き落とされ、さらにはダーヴィンの海(2次4回)に迷い込み、ゆるゆると6年間。当時の自分に「合格戦略!!!」と大声で叫んでやりたいです。まあ、これはこれで人生の学びがあったので、その話はどこかで書きます

ストーリーとしての合格戦略とは?

楠木建さん(一橋大学)が書かれた「ストーリーとしての競争戦略」(2010,東洋経済新報社)では、優れた経営戦略には「面白いストーリー」が存在するといいます。

また、楠木さんが選んだ22冊の本を紹介しながら戦略と経営の本質を語る「戦略読書日記」(2013,プレジデント社)では、戦略や論理の面白さ「ガツンとくる(で、グッとくる)」「ハッとする(で、グッとくる)」「ズバッとくる(で、グッとくる)」と独特のトシちゃん表現で形容しています。(この本では、SECIモデルの野中郁次郎先生や、生産システムの大家である藤本隆宏先生、「V字回復の経営」でも有名な三枝匡さんなど、診断士の勉強にも関連する話題がたくさん出てきます。何より、楠木さんの表現が非常に面白いので息抜きにはぴったり)

ちなみに、わたしが戦略読書日記を読んだのは3回目の二次に敗れたあと。

あとがない(わけではないが)4回目の受験にあたって、

このストーリーや擬音語の戦略の面白さを「合格に向けたイメージ」と置き換えて、

自分ならではの、明確で、それでいて面白い合格戦略のイメージを強く持って取り組もう!と心に決めて臨んでいました。

では、もう少し「ストーリーとしての合格戦略」を掘り下げていきます。

自分にとって明確なストーリーとは

わたしの場合は、「240点以上を取って合格する」。

このイメージを何よりも大事にしていました。

字面では当たり前のことすぎて苦笑しかでてきませんが、2次試験の前3回は、足切り、事故、ポカミスなど色々とあったわけでして。(もののけ姫のジコ坊が唱える「戦、行き倒れ、病に飢え」のような妙に韻律が良いくせにダメなやつら)

なので、もう少し具体的に言うと、

色々なリスクを極小化して、堅実に各科目60点を取ること。これが私にとっての明確なストーリーだったとイメージしてもらえればと思います。

このストーリーは普段の勉強でも、2次試験本番でも常に頭の片隅に置いていたので、足切りを徹底的に避ける方法、事故を起こしにくくする書き方、ポカミスを避ける事例Ⅳの解き方など、自分なりにあみ出した戦術が、ストーリーと噛み合わさってうまく機能したのだと思います。

このあたりはメンタル的な強さにも効いていて、不合格だった前3回との大きな違いだったと振り返っています。

大事なのは、

診断士合格を、自分にとって明確なストーリーとしてイメージができるか」です。

ストーリーの面白さ

ストーリーを進めるのは自分自身。であれば、自分が「面白い」と思えるかどうかが、重要な要素です。

筋トレが好きな人ならゴリゴリに自らを追い込むことが、PDCA管理が好きな人なら計画をみっちり詰めて進捗状況を管理することが、便利ツールが好きな人ならアプリとかでの勉強時間や弱点の可視化が。とまあ人の趣向はそれぞれだと思います。

大事なのは、「何が自分のモチベーションを保つのに最適か」。ここです。

ちなみに、私の場合は「勉強を理由に、家事・育児をおろそかにしない」という制約のもとで、「縛られることなくアバウトに勉強する」のが、性格的にもライフスタイルにもフィットしていたので、計画はノート余白に手書きする程度でその日の気分で変えていましたし、時間管理もしない、という方法を取っていました。(ただ、この用法は、紆余曲折を経ながら2次試験に4回トライした私だけにフィットした方法ですので、全くお勧めはしません!)

あくまで、「自分には自分に最適のやり方」があって、その流儀にそって勉強することこそが一番面白い、ということです。

ストーリーの柔軟さ

さらに、ストーリーを進めて行くうえで避けて通れないこと。それは前提条件の変化です。

1年近く(私は7年くらいか)勉強をしていると、思ったよりもレベルが上がらない、仕事が忙しくて勉強時間が取れない、寝かしつけで毎回寝てしまう、昇進してしまった、子供が生まれた、結婚した、などライフスタイルには変化が起こります。

まあでも、人生にとって重大なライフイベントを経験してこそ診断士としての「コク」が生まれてくると思うので、増えていく制約条件のなかでどうやって勉強時間をやりくりするかこれが「ミソ」です。

企業経営でも「組織スラック」を活用できるか、リソースに遊びがあるかが、新事業や多角化事業の成功の鍵にもなります。

合格戦略においても、前提条件の変化を楽しむくらいの柔軟性を持って臨むことで、余計なストレスなく、継続しやすくなります。

イメージ

最後にイメージ図でおさらいします。(実はこの図。絵心ゼロの私に代わって、初日に登場したとおのDおのDの奥様が作ってくれました。感謝!!)

  • POINT① 合格戦略のイメージは2次試験!(つねにココ!)
  • POINT② 戦略を持って勉強を進める!(ストーリーあっての戦術!)
  • POINT③ 現状ギャップを意識(敵を知り己を知れば百戦殆うからず!)
  • POINT④ トロオドンのようには絶対にならない!(今からでも遅くない!)

おわりに

抽象的ですが、「自分だけの面白い合格戦略」のイメージを強くもって日々実践すること。この時期から意識しておくことが非常に大事なので長々と書いてしまいました。

こんな感じで、14代目のゆるわだ担当として肩の力が抜けた話題を1年間届けていきたいと思います。どうぞよろしくお願いします!

明日はさたっちだよ

ペンライト
ペンにもちかえ
春来たる
さたっちです⭐️

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ブログを読んでいるみなさんが合格しますように。

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