【合格体験記】ご自身の優先順位のメリハリをつけて合格!といさん

2022合格体験記2
Ma.sato

こんにちは。Ma.satoです。

さて、本日2本目はご自身の優先順位のメリハリをつけて合格されたといさんです。

といさんは、子供が起きている時間は全力で子供と向き合おうなど勉強と普段の生活を両立されて合格をもぎ取られました。

ご家族との時間を大事にしつつも合格されたといさんの奮闘をぜひご覧ください。

それでは、どうぞ!

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受験生情報

ハンドルネーム:とい

年齢:32歳

住まい:京都府

職務経験:

会社員

自分の診断士受験スタイルを一言で表すと

愚直に頑固に突き進む!

診断士に挑戦した理由・きっかけ

<理由>

①本業の商品企画業務をする中で、戦略論や工場オペレーション、ITなど幅広い知識の必要性を感じ体系的に勉強したいと思ったため。

②資格取得を通じて自分自身の知識レベルを客観的に測れるようにし、自分に自信を持ちたかったため。

③副業などを通じ、社外の人脈を広げたかったため。

<きっかけ>

上記理由から令和1年度に受験しようと通勤講座(現Studying)を申し込むも、子供が生まれたことを理由に1か月程度で断念。

頭の片隅にありつつも手を付けない日々が続いていたが、年明けに友人から合格した旨の連絡をもらい、子供を言い訳に勉強を避けていた自分が情けなくなり、そこから一念発起して再度挑戦することを決意。

学習開始時の知識・保有資格、得意科目・不得意科目

保有資格

日商簿記2級、普通自動車免許

得意科目

①1次

得意:企業経営理論、財務・会計

②2次

得意:事例Ⅳ

不得意科目

①1次

不得意:経営法務

②2次

不得意:事例Ⅰ

学習スタイルとそのメリット・デメリット

学習スタイル

独学・ココスタ勉強会

メリット

・比較的費用がかからない。

・自分のペースで勉強ができる。

デメリット

・自分のレベル感がわからない。

・情報を自分で探す必要がある。

合格までの受験回数、学習時間とその作り方

受験回数

1次試験1回、2次試験1回

学習時間

10か月

<1次試験>

約500時間

<2次試験>

約250時間

<勉強時間>

朝:5:00~7:00

夜:22:00~24:00

当初は休日の昼間なども勉強しようとしたものの、遊んでほしい子供と妻1人だと妻の負担の大きさと申し訳なさから来るストレスにより、昼間の勉強は諦める。

子供が起きている時間は全力で家族と向き合い、子供が寝ている時間に集中して取り組むことにした。

合格までの学習法

<1次試験> 

・テキスト

令和1年度に申し込んだ通勤講座(現Studying)のテキスト

『中小企業診断士最速合格のためのスピードテキスト(TAC出版)』

※中小企業経営・中小企業政策のみ

『第1試験過去問題集(TAC出版)』

・学習法

1~3月:通勤講座のテキストを自分のノートにまとめなおす

テキストを読むだけでは全く頭に入らなかったため、テキストを読みながら自分なりにノートにまとめなおす。

「ノートにまとめる」→「復習する」という作業を繰り返しながら、中小企業経営・政策を除く6科目のノートをまとめる。

3~5月:まとめたノートをひたすら暗記する

ノートに書いたことは全部覚えるつもりで、ひたすらノートを読み返す毎日。

「ノート以外の内容が試験に出たら出題者とテキストが悪い」と割り切り(性格が悪い)、ノートに書いたことだけはきっちりと覚えるようにする。

勉強したことが会社で役立ち、嬉しくなる経験も何度か。

6月:中小企業経営・政策のテキストを購入し、ひたすら暗記する

通勤講座のテキストが2年前のもののため、中小企業経営・政策はアップデートが必要だと気付き(薄々気付いていたが)、慌てて『スピードテキスト』を購入。

他の科目と同じくノートにまとめ直したかったが、時間がないため、テキストを繰り返し読んで暗記することにする。

その他の科目は引き続き作成したノートを覚える作業を続ける。

6~8月:過去問とノートを行ったり来たりする

過去問を解いて解説を読み、ノートに関連知識を書き足していくという作業を繰り返した。ノートの内容と関連性が低かったり、あまりにも深い知識は諦め、関連するものだけに絞ってノートに書き足していった。

書いた内容が試験に出たら絶対に答えると決め、とにかく繰り返し暗記した。

自分で音読した声を録音して、通勤などの移動時間に聞いたりもした。(自分の声が嫌であまり長続きせず。)

<2次試験>

『解き方の黄金手順(中央経済社)』

『30日完成!事例Ⅳ合格点突破計算問題集(同友館)』

『第2次試験過去問題集(TAC出版)』

・学習法

1次後:情報収集

2次試験を全く見たことが無かったため、1次試験の翌日に令和2年の問題をやってみたものの、解説を読んでも全く解ける気がせず絶望する。

このタイミングで初めて道場ブログの存在を知り、過去記事を必死で読み漁る。

8~9月前半:解答の型を決める

絶望した理由の1つが、「どう答えたらいいかわからない」であったため、質問に対する解答形式を全部決めることにする。過去5年分の設問部分を見て、質問と解答形式をすべて整理した。

(例)「~の理由は何か」→「理由は①~のため②~のためである。」

解答手順は、『解き方の黄金手順』をまずはそのまま実践することとし、過去問を解きながら時間配分など自分に合う方法に修正していった。

事例Ⅳは『30日完成!』を毎日解いた。

9月~2次試験:過去問をひたすら解く

過去問を繰り返しながら、解答スタイルを固めていった。

はじめのうちは解答精度よりも時間内に解くことを優先し、その後ココスタの勉強会などにも参加しながら徐々に精度を高めていった。

気にしていた点は、①要素が抜けていないか②全体の解答のバランスが悪くないか③簡潔で読みやすい文章かの3点。

この時期は、仕事のメールでも文章が完結で読みやすいかを意識していた。

過去問は、H28~R2を3周と、H26、H27を1回ずつ。

事例Ⅳは『30日完成!』を3週(間違えたるところは+α)とH24まで過去問を解いた。

<再現答案の作成有無

二次試験当日に作成

学習時・受験時のエピソード及びこれから合格を目指す方へのアドバイス

範囲も広く勉強量も多い試験でしたが、トライして本当によかったと思います。

社会人になってからこれほど必死に取り組み、一喜一憂した経験は初めてだったかもしれません。まさに心を燃やした1年でした。

受験期間を振り返ると、「子供が起きている時間は全力で子供と向き合おう」と決めたことが大きな転換点になった気がします。

それまでは勉強も子供もどっちつかずの中途半端でしたが、昼間に子供と全力で向き合っている分、それ以外の時間は勉強により集中して取り組むようになったと思います。

これから合格を目指す方々も、家族や仕事など色々とお忙しい中で勉強を進められると思いますが、自分の中での優先順位を決めると、納得感を持ちながら集中して勉強に取り組めるようになると思います。

最後に、改めて道場には心から感謝しています。

道場の存在を知ったのは1次試験後でしたが、2次試験の勉強の道しるべになっていただきました。本当にありがとうございました。

私は道場以外の情報をほぼ知らないまま2次試験に突入したのですが、逆にいうと道場の情報と自分の決めた勉強法(ココスタ勉強会含む)さえあれば、合格点に達することができるということだと思います。

勉強を進めていくと、他の受験生のことが気になったり、このままでいいのか不安になるときもあると思いますが、自分を信じて突き進んでみてください。

========ここまで========

 いかがでしたでしょうか。

といさんはあきらめそうになっても、子供が起きている時間は全力で子供と向き合うなどご自身の中での優先順位を明確にして合格をもぎ取られました。

これから中小企業診断士試験に臨む人も、再チャレンジする人も、優先順位を明確にしてメリハリをつけて受験勉強に励んでみてはいかがでしょうか。

Ma.sato

といさん、合格おめでとうございます。ご寄稿どうもありがとうございました。

以上、Ma.satoでした。

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