【合格体験記】2年間の計画的学習とセルフマインドコントロールで合格!bacanaさん

まいど、池やんです!

本日X本目は、計画的な学習とセルフマインドコントロールで見事合格されたbacanaさんです。

bacanaさんは中学受験に臨むお子さんに勉強する父の背中を見せながら伴走し合格を勝ち取りました!私も父として息子に頑張る姿を見せ続けます。それでは、どうぞ!

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受験生情報 

ハンドルネーム・年代:bacana・40代

性別:男

お住まい:神奈川県在住

職業:会社員

自分の診断士受験スタイルを一言で表すと

家族以外には勉強する姿を見せない、コソ勉スタイル

診断士に挑戦した理由・きっかけ

挑戦するきっかけは、2020年12月に会社の後輩が「中小企業診断士の資格を取ろうと思ってるんです。」と言っているのを聞いたことです。それまでは中小企業診断士という資格があることを知らず、ネットで調べてみると、難関国家資格であり、経営に関する知識が学べることがわかりました。30代の後半から、イチ担当者から管理者になっていくのにあたって経営の知識があると良いだろうなと漠然と思っており、40代でもイチ担当者のままですが、管理者にならないとしても経営の知識が無ければ50代でダメおじさんになると思い、診断士試験に興味を持ちました。

挑戦した理由は①こっそり勉強して合格し、会社の後輩を驚かせたかった②中学受験の勉強をしている子供に、大人が勉強している姿を見せたかった③会社の昇格試験に落ちたが自己評価を高く保ちたかったことである。(100字)

学習開始時の知識・保有資格、得意科目・不得意科目

保有資格

1級管工事施工管理技士(監理技術者)

1級電気工事施工管理技士(監理技術者)

G検定

行政書士

得意科目

1次:経営法務(だと思っていたが、結果は7科目中最低点)

不得意科目

1次:経済学、財務会計

2次:全て

学習スタイルとそのメリット・デメリット

学習スタイル

独学

メリット

・勉強にかかるコストを低く抑えられる

・理解が不足している部分の勉強に重点的に時間配分できる

デメリット

・過去問や解答用紙などの紙媒体の印刷に時間とコストがかかる

・自宅で勉強していると、家事や育児への協力に対するプレッシャーが半端ない
(残業のフリをしてカフェや図書館で勉強)

・「一般的な勉強方法」「一般的な学習進捗」など、「一般的」に関する情報不足

・不安を共有する仲間がおらず、モチベーションマネジメントが難しい

合格までの受験回数、学習時間とその作り方

受験回数

1次試験1回、2次試験2回

学習時間

合計の学習期間:10か月

1次学習時間:600時間

2次学習時間:250時間

合格までの学習法

①1次
1次試験の勉強は、Studyingのみです。紙に書いて覚えるタイプなので、冊子版テキストも購入しました。通勤の電車内では動画視聴と問題演習を繰り返しました。自宅では冊子版テキストを読み、学習マップに知識を書き込んで理解を深めました。巷で多く使われているらしいスピ問をやらず、模試にも参加せず、Studying1本の孤独学を貫きました。

②2次
2次試験の勉強は、1次試験終了後の自己採点で1次試験合格を確信してから開始しました。試しに解いた過去問で全く手も足も出ず、80分の時間制限では解答用紙の空欄が半分以上で、しかも埋められているマス目に書かれているのはポエム回答でした。2年分の過去問に手をつけてみて、Studyingの2次講座では今年の合格は不可能だと考え(Studyingが悪いのではありません。理解できなかった私に原因があります)、1次試験で散々お世話になったStudyingに見切りをつけ、ネットで情報収集すること一週間。この時に初めて道場の存在を知りました(おそっ)。

ネット情報から、書店で①事例Ⅳ30日完成②全知識③全ノウハウ④ふぞろいな合格答案14を購入しましたが、結果は①を2周~3周こなし、②をひと通り読み、③はほぼ使わず、④は少し見ただけでした。また、kindle unlimitedの「まとめシート流」を読み、YouTubeのいくつかのサイトを見て勉強しました。暗中模索する中で希望の光をくれたのが、伝説のだいまつ記事(事例Ⅲ)と「まとめシート流」です。そして、学習中唯一の外部とのコミュニケーションとして、道場のセミナーに聴講生として参加しました。ここで大いに刺激を受け、2次試験勉強のモチベーションが向上しました。

③再現答案の作成有無
2次筆記試験の翌日に、(不合格を確信していたので)悔しい気持ちを抑え、来年の自分のために作成しました。

学習時・受験時のエピソード及びこれから合格を目指す方へのアドバイス

私は、2年で合格することを目標に学習を始めました。Studyingは、最初から2年コースを購入しました。2年で合格を目指すスタンスが学習時の心の余裕に繋がったように思いますが、受験の数日前から「それでも今年合格したい」気持ちが強くなり、受験当日は人並みに緊張しました。

1次試験は、記憶(インプット)勝負です。記憶のしかたは人によって様々ですが、覚えたことを忘れやすい私は、繰り返し覚えることで記憶の定着をはかりました。キーワードは「繰り返し」です。たくさんのテキストや問題集に手を出すと、「繰り返し」に時間がかかりますので、私はStudying1本に絞りました。
2次試験は、アウトプット勝負です。しかも手書き!1次試験とは全く違いますので、1次試験とは学習方法を変える必要があります。この変化に早く対応することが大切だと思います。

私は2次筆記試験が終わった時、事例Ⅳでコケたため、残念な結果になったことを確信しました。陸上養殖の魚は食べないことを心に誓いました。しかし、結果は奇跡の合格でした。ですから偉そうなことは言えませんが、これから合格を目指す方にアドバイスをするとすれば、前述の通り1次と2次とでは学習方法を変える必要があるということと、2次筆記試験当日にセルフマインドコントロールをすることです。

セルフマインドコントロールとは、「全設問の回答欄に回答を書いたら、70点は取れている」と思い込むことです。私はこの思い込みにより、事例Ⅰの後の事例Ⅱ、事例Ⅱの後の事例Ⅲに冷静に取り組めました。事例Ⅲが終わった時点で、持ち点210点。あとは事例Ⅳで40点以上であれば、合計で250点以上となり、合格します。私は、事例Ⅲが終わった時に合格をほぼ確信していました。何の根拠もなく(因果関係が大切、とあれだけ繰り返したのに)。結果としては前述の通り、事例Ⅳで40点を取れた自信がなく、失意のうちに試験会場を後にしました。しかし、この2次筆記試験でのセルフマインドコントロールは、来年も実践しようと思いました。

独学の方は情報不足に苦しむと思いますが、このサイトにたどり着いた方はラッキーです。中小企業診断士試験は、着実に取り組めば合格できる資格だと思います。これからも学習に励んでください。

========ここまで========

いかがでしたでしょうか。

挑戦した理由を2次試験風に100字で表現してくれた素敵なbacanaさんでした。

勉強当初から2年間での合格を目標に学習計画を立てられ、実行されたのが印象的ですね。

1次試験をインプット勝負、2次試験をアウトプット勝負と捉え、学習方法を柔軟に変更されたのがポイントでした。また、セルフマインドコントロールを使うことで、2次試験中、高い集中力を継続することができたのだと感じました。

bacanaさんの会社の後輩はどんな驚き方をされたのでしょうか。今後は、経営視点の管理者になって、会社を引っ張っていって頂きたいですね。

bacanaさん、合格おめでとうございます。
ご寄稿どうもありがとうございました。

以上、池やんでした。

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