私の2次試験解答手順と私を救った先代記事(各事例の施策系キーワード一覧のおまけ付)

こんにちは!よがです。

今週土日はMMCの模擬試験のようで、おそらくこの模擬試験が本番までの最後の模擬試験でしょうか。(私が調べた範囲なのでもし他にもあればすみません…)

模擬試験は試験本番のリハーサルと捉え、集中力がどれくらい持続させられるか?事例Ⅳまでどのくらい体力が保てるのか?を体感してもらう機会として頂ければと思います。

決して模擬試験の結果は本番の結果に直結しませんので、悪くても落ち込まず、良くてもおごることなく本番に臨みたいですね!(私の模試の失敗も以前に掲載しておりますので、宜しければ反面教師として、こちらをどうぞ)

それでは本日は、私の2次試験解答手順と私を救った先代記事を紹介したいと思います。

私の2次試験解答手順

今更ながら2次試験の解答手順をご紹介したいと思います。

そう思い立ったのも、一発合格道場のセミナーや勉強会で受験生の方々から下記の様なお悩みを多くいただいたためであります。

セミナー受講生のお悩み

・読み・書きのスピードを上げることがなかなか出来ない。

・設問解釈時点で解答の切り口・方向性を定めることが出来ない。

何度も受験しましたが私も上記2点はなかなか上手くできませんでした。しかし、4年目に解き方を微調整してようやく合格できましたので、色々出来ないながらもどうにかする解答手順をご紹介します!因みに、私の解答手順で重視することは「与件文の根拠探し」です!

既に確立している解答手順もあろうかと思いますので、私の解答手順を全て真似るでなくとも、少し取り入れるものがあれば幸いです。

Step.1 設問解釈(5分)

まず与件を読む前に設問解釈をするのは王道パターンです。私も同じくまずは設問解釈でした。ここでは下記の様に、解答要素となる点を四角で囲み、骨子の大枠を作成します。

令和2年度 事例Ⅲ第4問の骨子大枠

この骨子の大枠を全問題に書いたら、もう一度設問を読み返し、何を与件文から探しに行くべきか見直します。例えば、上記の設問であれば「モニュメント製品事業の充実・拡大への助言だな」と心の中でつぶやく感じです。この見直しによって与件文の根拠探しの方向性を頭に入れます。尚、与件文の根拠は解答における因果関係の「因」になります。

Step.2 与件文読解(20分)

根拠探しの方向性を頭に残しつつ、与件文を読みます。私はマーカーを使うと与件文がぐちゃぐちゃになるので、シャーペンで下記のマークをしながら読解します。

与件マーク5種

S:強み      W:弱み

O:機会、ニーズ  T:脅威

G:社長の思いや方向性(※ GはGoalのGです)

そして、各設問の根拠となる箇所を発見した際にはパラグラフの横に設問のマークもしていきます。私の場合は下記の様に設問1なら①、設問2なら②の様な感じでマークしていきます。

令和2年度 事例Ⅲの与件マーク

冒頭で、根拠探しの方向性を頭に残しつつと言いましたが、勿論与件文を読んでいくうちに忘れてしまいます。その際には、与件文を読んでいる途中に、設問文をチラ見しながら進めていきます。

Step.3 骨子作成(15分)

与件文が読み終わったら、パラグラフ横の設問のマークを基にしながら、骨子の大枠に与件文の根拠を入れていきます。尚、与件文のどこに根拠があるのか分からない問題に関してはマークしている「S・W・O・T・G」を読み返して根拠を再度探していきます。Step1でも記載した通り、解答においては、この根拠が因果の「因」になります。この根拠を全ての設問骨子に記載していきましょう。

令和2年度 事例Ⅲ第4問の骨子

15分以内に解答要素までを根拠の横に記載できればベストですが、なかなか15分以内では書き切れませんので、15分が経過したら強制的に解答用紙へ書き込み始めます。

Step.4 解答用紙記載(40分)

骨子作成の際に根拠さえ見極められていれば、あとは解答要素を書きながら考えていきます。解答用紙記載の際には骨子が基になりますが、根拠や書き方を変えたくもなります。その際はもう一度与件文にマークした「S・W・O・T・G」を読み返して根拠を探しなおしたり、書き方を微調整させたり軌道修正させていきます。解答用紙記載に40分持てていれば書きながらの軌道修正も十分可能です。

令和2年度事例Ⅲの第4問では下記の様に、書きながら骨子の文章構成を変えて、文章の末尾を変更させています。

令和2年度 事例Ⅲ第4問の解答(よが)

おまけ

各事例の施策系の問題においてはキーワードを用意しておりましたので、下記にご参考までにご紹介します。施策系の問題も根拠をしっかり押さえていないといけませんので、キーワードばかりに頼りきってしまうのは要注意です!

解答手順のまとめ

上記の私の解答手順の特徴は下記の通りです。

私の解答手順の特徴

・解答の方向性は設問解釈時ではなく、与件を読みながら、解答用紙に書きながら考える。

・与件文の根拠を重視して考え、解答を記載する。(=因果関係を重視する)

勿論、設問解釈時に解答の方向性を見極められる人は、その方がスムーズに骨子が作成できますし、読み・書きが早い人は考える時間をたっぷり採った方が解答を書きやすいと思います。解答手順は、その人に合わせた特徴を基に考えてみてください。設問解釈時に解答の方向性が見えない人や読む・書くのが遅い人はご参考にして頂けますと幸いです。

尚、12代目メンバーも解答手順は様々で、いきなり与件文から読むmasumiマーカーで整理するこんちゃん、などそれぞれやりやすい方法で対策をしているようです!

まだ1ヶ月あります!試行錯誤を繰り返して、より良い方法を見つけていきましょう!

私を救った先代記事

上記の解答手順を採るようになったきっかけとなり、合格に向けた大切な気づきを頂いた記事をご紹介します。

おそらくこの記事を読まなければ自身の間違いに気が付かず、絶対に合格できなかったと本気で思っています!特に多年度受験生の方には読んでいただきたい内容ですので是非ご一読ください。

それは、11代目べりーさんの「2次試験の作法?ふぞろい活用法?そしてミスノート作成のすゝめ【2次試験の準備】」という記事です。

この記事の後半からは「ふぞろい活用法」が記載されており、ふぞろいでミスを徹底的に振り返る学習の仕方は絶対にお読みください!!!

この記事を読んで心にグサッときたのは「因をすっ飛ばす癖は多年度の素(もと)」という言葉です。べりーさんの【失敗からの気づき】に記載している箇所ですが、私も全く同じ失敗をしており、この記事のお陰で因果関係の因の重要性に気が付きました。そして、自分なりに解答手順まで考え直し、先程ご紹介した「与件文の根拠を重視して考える解答手順」で解くようになりました。

「因果関係で書くなんて当り前じゃないか!」と思われている方もいるかもしれません。ただ、意外と当り前のことが出来ていなかったりしませんか?

残り1ヶ月ですが、べりーさんのミスを徹底的に振り返る学習の仕方で自身の解答をもう一度見直してみてください。意外と点数が取れていない原因は高度な話ではなく、初歩的な間違いかもしれません。

そして、道場記事では基礎的な内容を丁寧に解説している記事が多いですが、きっと合格に必要なエッセンスは基礎にあります。残り1ヶ月、自身に足りない点を日々の道場記事を通して一つでも多く見つけていきましょう!

さいごに

本日は今更ながら私の解答手順を紹介し、特に読んで頂きたい過去記事を紹介しました。本当は、かっこよく自身で導き出した合格へのハウ・ツーを紹介したいところですが、正直私にはありません…(´;ω;`)

私が導き出した合格へのハウ・ツーでなく恐縮ですが、本日ご紹介したべりーさんの記事だけでも読んで、私の様な間違いへの気づきが得られれば幸いです!試験まで1ヶ月ですが、まだまだ出来ることはあります!頑張っていきましょう!

明日はアヤカです!お楽しみに~♬

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私の2次試験解答手順と私を救った先代記事(各事例の施策系キーワード一覧のおまけ付)”へ2件のコメント

  1. ロム より:

    よがさん、回答手順の記事をありがとうございます。
    また、キーワード一覧も公開して頂きまして、ありがとうございます。
    他の方のファイナルシートとは違い、施策による効果まで分かりやすい構成になっていたので、本番の試験までフルに活用させてください!

    因果については、何度も何度も重要だと教わっているのに、時間を測って過去問に取り組む時によく忘れてしまっています。
    今回の記事や、過去のべりーさんの記事を再度読み直して、もう一度因果の意識をしっかりと頭に植え付けてやりたいと思います。
    残り一ヶ月ですが、まだ一ヶ月ある、と考えることにして、自分に足りないところを常に見直して今後の勉強に取り組みます!
    因果の意識を思い出させて頂きありがとうございました!

    1. よが より:

      ロムさん、コメント頂きまして誠にありがとうございます!
      勉強が進むほどキーワードや考え方が潤沢になって、因果関係を忘れてしまいがちですよね(^▽^;)
      べりーさんの記事で因果関係の意識を植え付け直していただけると嬉しいです!!!
      また、キーワード一覧も是非パクってカスタマイズしてください☺
      引き続き応援しております!

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