【ゆる渾身】経営情報システム 3か月迷ってついにPC買いました(後編)by masumi
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*今回の内容は、ある程度2次試験の問題を解いている方向けの2次試験対策セミナーです。
1次試験後、9月上旬にこれから2次対策を始める方向けのセミナーを予定しています。
(内容は今回の内容+2次試験学習の基礎知識)
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こんにちは!masumiです。明日からセミナー申し込みスタートです!!ぜひご参加ください。
さて今回は、「3か月迷ってついにPC買いました」という出来事を鶏ガラのように使い倒す企画の後編、「経営情報システム編」です。前編「企業経営理論編」もぜひ!
1次試験でPCの基本性能について一通り学んではみたものの、いざ自分がPCを購入する時に、何がどう違うんだっけ??となりまして、もう一度勉強し直した次第です。
(忘れるの早っ!)試験勉強でテキストに書かれてることと実際のPCの機能一覧だと書き方が違ったりするんだよね。
そうなんです。そしてメーカーによっても違う!!そこで、テキストの内容のおさらいした上で、実際のPCを購入するときのスペック表と照らし合わせて解説してみたいと思います。
いずれ実務補習でPCを購入しようかな、と考えている方もいると思いますので、実際に選ぶ際の参考にしてみてください。
また、後半は【ゆるわだ】です(笑)どこで買ったらお得に買えるのか?について。調査結果をお伝えいたします!もちろんExcelで表にして比較しましたよ!!(←前回の記事を参照ください)
ということで、前半CPU部分は【渾身】、後半【ゆるわだ】のハイブリッド【ゆる渾身】です。
では、いってみましょう~!
この記事でわかること
- CPUの種類と数値の見方
- 自分のPCのスペックの確認方法
- 商品のスペック一覧の見方、比較
- Intel CoreIとAMD Ryzenの違い
- どこでどうやって購入したらお得に買えるのか
実務補習や今後の診断士活動に必要なPCの条件
さて、これからPCを購入するにあたり、どんなものが良いでしょうか。実務補習では、ワードで文章を作成し、それをメンバーで共有する作業があります。そのため互換性を考え、Windowsの方が無難です。(正直、、Macではできないということでは無いので使い勝手と好みです!)そしてPCは持ち運びしやすいサイズが良いでしょう。
その他の条件は、日頃の使い方にもよると思いますが、以下のことが考えられます。
- 調べながら作業することが多い(補助金、プレゼン作成等)のでマルチタスクに耐えられるもの
- 急いで立ち上げられるもの(zoomの打合せで立ち上がりが遅いと遅れるし時間の無駄)
- ほぼ毎日使う(私だけかも・・)のでテンションが上がるデザインがいい!
これらの条件を家電量販店の店員さんに伝えられるように訳し、ビジネス利用に必要なスペックを加えますと・・・
- サイズは13インチくらい
- 軽くて薄いもの
- CPUの性能はビジネス向けのもの、インテルならCorei5、AMDならRyzen5くらい欲しい
- メモリはSSDで8GB以上、ストレージは256GBは欲しい
- Windowsが良い
- office付きが良い(入れれば良い)
となります。細かな数値は後ほどご説明します。
この条件に合うものを色々検討した結果、2つに絞りました。どんな変遷を辿ったかは前回の【渾身】企業経営理論 3か月迷ってついにPC買いました(前編)を参照ください。
上記の機能をふまえ、価格的には15万くらいで購入できればいいなと思っていたので、最終候補に残ったのが「Surface Laptop4」(Microsoft)と「ENVY×360 13」(HP)、メモリは8GB、ストレージは512GBくらいがマッチしそうです。この2つを比較してみたいと思います。
製品スペック一覧
それぞれのHPに掲載されているスペックはこのようになっています。PCメーカーの仕様一覧だけだとCPUの仕様が掲載されていない部分があり、CPUメーカーのIntel、AMDのHP情報から補足をしています。
ただ、これ、分かる人には分かるのでしょうが・・・どこを見たらいいのか、何がどう違うのか、私のように1次試験の付け焼刃の知識が遠い昔に消えているような素人にはイマイチよく分かりません。
ということでまずは一覧に登場する性能の名前と数値のおさらいをしたいと思います。
CPU(=プロセッサ、プロセッサー)
仕様書の中のプロセッサ(プロセッサー)と書いてある部分がCPUに該当します。(正確にはCPU=プロセッサではない部分もありますが概ねこの認識で良いです)
PCの頭脳で、「制御」と「演算」の2つの機能処理を行っています。CPUが高機能になるほど、PCはサクサク動きます。
・Surface: 第11世代 Intel Core i5-1135G7
・ENVY: AMD Ryzen™ 5 4500U モバイル・プロセッサー
と書かれた部分ですね。
あたまのIntel、AMDがメーカー名、Corei、Ryzenが商品のシリーズ名、その後の数字が世代と型番になります。数字が大きい方が性能が上です。
コア数(=物理コア数)
コア数はCPUの中枢の数です。人間でいえば脳の数です。一人で作業するより二人、三人で作業する方が一度にたくさんのことが行えるのと同じように、コア数が多い方が性能が良いです。料理をする時に例えると・・・
このように、一人で料理するより二人、三人の方が一度にたくさんのものが作れます。
・Surface:コア数4
・ENVY(スタンダードモデル):コア数6
コア数だとENVYの方が多く6ですね。
スレッド数(=論理コア数)
スレッド数は、実際には1つしかないコアを2つあるように見せて一度に作業をたくさんできるようにしている、ということです。ですので、スレッド数も大きい方が作業が性能が良いです。
ただし、スレッド数はこのように分身の術を使っているようなものなのでスレッド数が同じであれば、本物の脳のコア数が大きい方が性能が良いということになります。
・Surface:コア数4、スレッド数8
・ENVY(スタンダードモデル):コア数6、スレッド数6
Surfaceの方がコア数は少ないですが、スレッド数は大きいですね。なかなか比較が難しい・・・
動作周波数(=クロック周波数)
動作周波数と書かれているのがテキストで出てくるクロック周波数です。
CPUの動作スピードを表した数値です。CPUはこのクロックに合わせて処理や作業を行います。1秒間に実行される演算の数を表していますので、大きい方がスピードが速く、性能が良い、ということになります。こんなイメージです。
・Surface:2.4GHz
・ENVY(スタンダード):2.3GHz
とありますので、さほど違いが無さそうだな、と分かります。
キャッシュ(メモリ)
キャッシュメモリはCPU内部にあるメモリで、CPUが利用する頻度が高いデータを一時的に保存しておくためにあります。数値が大きい方が素早くデータを取り出せ、性能が良いということになります。
料理で言えば、作業中よく使うものを入れておけるエプロンのポケットのようなものです。大きければすぐに取り出せるものが増えて効率が上がりますね!
ただしドラえもんのように四次元では無いので、そんなに容量は大きくありませんん。
メインメモリもデータを置いておく場所ですが(詳細は後述)、それより利用頻度が高いデータがキャッシュメモリに保存され、高速でCPUとやりとりが出来ます。CPUから近い順にL1,L2,L3となり、近い方がより高速で、容量が小さいです。
・Surface:8MB
・ENVY(スタンダードモデル):11MB
となっていますので、ENVYの方が大きいですね。
ここまでがCPUについての説明になります。
masumiのエプロン姿のインパクトしか残ってないんだけど・・・
メモリ(メインメモリ)
CPUが作業する机のようなものです。よく使うもの(データ)を置いておくことでCPUとのデータのやり取りをしやすくしています。作業机が大きい方が速く、色々なことが出来るので性能が上ではありますが、CPU自体の性能が良くないと作業机が大きくても高速に処理できるというわけでは無いです。
基本的にはメインメモリは大きいものを選んでおけば置いておけるデータが多くなりますので、遅くなりにくいと考えて良いです。
ストレージ(=外部記憶装置=補助記憶装置)
ここがデータを保存しておく場所です。主にHDDとSSDの2種類があります。その違いをみていきましょう!
<HDDの特徴>
HDDは磁気ディスクを使っています。レコードのような円盤が回転しているころに磁気ヘッドが移動して読み書きしています。
・保存できる容量が大きめ
・値段が安い
・SSDよりデータの読み書きが遅い
・衝撃に弱い
・壊れてもデータ救出が比較的容易
<SSDの特徴>
SSDは比較的最近登場した新しい記憶装置で半導体を使ったフラッシュメモリです。
・HDDより容量が少ない
・容量の割に値段が高い
・データの読み書きが速く作業音が無い
・衝撃に強く、発熱、電力消費が少なめ
となっています。ですので、これまで使っていたのは容量は932GBでしたがHDDのため遅いです。今回はとにかくスピードを重視したいのでSSDを選ぶことにしています。その分容量が小さくなるのは仕方が無い、ということになります。
料理の例でいけば、ストレージは材料を保管、保存する冷蔵庫のようなものですね。
CPUの性能比較
ではここまで出てきたCPUの数値ですが、実際どう違うのか?IntelとAMDって何が違うのか、についてみていきましょう。PassMarkというベンチマークスコアの数値によって性能を表すことが出来ます。
・Surface:第11世代 Intel Core i5-1135G7
・ENVY(スタンダード):AMD Ryzen™ 5 4500U
でしたね。ついでにそれぞれひとつ上のグレードもみてみましょう。
・Surface:クアッドコア第 11 世代 Intel® Core™ i7-1185G7
・ENVY(パフォーマンスタイ):AMD Ryzen™ 7 4700U
PassMarkの数値が大きいほど性能が良い、高速ということになります。
その他詳しい解説は「CPU性能比較表 | 最新から定番のCPUまで簡単に比較」が詳しくて分かりやすいです。
上記のCPUを比較すると以下のようになります。
ということで、IntelCoreiよりAMD Ryzenの方がpassmarkは上という結果でした。(※あくまでこのサイトのテスト結果です)
また、Ryzenの方価格が安く、マルチタスクに向いているとしておすすめされており、最近ではAMDの人気がかなり高くなっているということが分かってきました。
「最近売れてるRyzen、担当者が改めて調べてみたらすごかった」に詳しく書かれています。
もうお分かりの通り、この時点でRyzenサイコー!!となっています(笑)
ここまでのまとめ
いかがでしたでしょうか。テキストで出てきた名前と実際のPCの仕様書や、自分のPCで確認できる性能表記と一致しましたか?
これくらいの知識があればもうひとりでPCが選べます!!
これまで出てきたことをまとめると以下の通りです。
- CPU(=プロセッサ) PCの中枢、脳、Intel Coreiシリーズ、AMD Ryzenシリーズなどがメインどころ。最近ではRyzenが人気
- コア数(=物理メモリ数) 人なら頭数、頭脳の数。多いほど一度にたくさんの作業が出来る。
- スレッド数(=論理メモリ数)コア数を多くみせているもの。人なら分身の術で増やしているイメージ。多いほど作業がたくさんできる。
- 動作周波数(=クロック周波数) 作業するスピード。1秒間に出来る仕事の量。大きいほど速い。
- キャッシュメモリ CPU内部の記憶装置で、メインメモリより高速。大きい方が大きい方が速い。
- メインメモリ CPUの作業机のようなもので、大きい方が作業性が良い。
- ストレージ(=補助記憶装置) データを保存しておく場所。SSDとHDDがあるがSSDの方が速く、同じ価格であればHDDの方が容量が大きい。
では、いざ購入へ!!ここから、購入までの話は完全にゆるわだです。忙しい方は読み飛ばしてください。(笑)
ついに決定!!決め手は?!
そして価格の比較になりますが、メモリが8GBタイプで検討してみます。
私が行った家電量販店のSurfaceと、HPはHPダイレクトという直販サイトの比較ですが、Surfaceは、ポイントが10%つくのと、学割で14,000円キャッシュバックを考慮すると13万くらいになります。
ENVYはメーカー直販になるため、ポイントが付かないのでその分お安くなるのと、身近に学生がいると学割がきくので、少しお得になり、108,280円でした。(ギリ学生のムスメがいます!)差額は2.3万円くらいです。
まとめると以下の通りです。(Excelで比較!!)
この差であれば好きな方を選べばよいかな・・と思っていて、Surfaceの画面比3:4という、やや縦長のサイズが使いやすいかな、と思っていました。
しかし、気になったのがSurfaceのキーボード部分の石目の質感です。ベタベタ汚れそう。つるつるのカラーもあるのですが、ピンクとブラックであまり好みではない。
そして結局何が決め手になったか、ですが、その日Surfaceの説明をしてくれた定員さんの態度です。(散々比較しておいてなんと最後は感情!!)
7月の実務補習に間に合えば良く、6月にボーナスに合わせて買おうかなと思っていて、お店に行った5月中旬には今すぐ購入するつもりはありませんでした。定員さんの説明をひとしきり聞き、Surfaceの色が微妙なんだよな、、と思ってうろうろしていると・・
どの色にします?
ちょっと考えます
今PCはすごく売れているので、すぐ在庫が無くなっちゃいますよ。
(今日買わせようとしてるのね・・)
7月に使いたいのでPC買うのは6月にしようと思っているんです。
無くなったらいつ入荷するか分からないですよ!!今買ってカード払いにしたらいいじゃないですか!!!そうしたら引落は6月ですよ。
(いや、カードの仕組み知ってるし・・)
それも含めて6月にしたいので、今日は買いません。
そんなやりとりで、(実際はもう何往復かしています。)もうこの人からは買わない、と思い立ち去りました。PCが売れていて在庫がすぐ無くなるのも理解出来るのですが・・やはり今すぐ買う気にはなれず。。そしてSurfaceに対する印象も悪くなり、ENVYに気持ちが傾いていました。
これ、前回の消費者行動理論の「感情依寄型」や「精緻化見込みモデル」周辺ルートの典型ですね。性能ではなく、その店の印象や定員の態度で商品を選択する、という。
ということで、ENVYを購入しようと心に決め、お店を去りました。
いざ購入!どこで買ったらよい?
そして最終的に私が購入したのは・・なんと!!これまで検討していたENVYではなく、その上位機種のENVY(パフォーマンスモデル)です!(笑)
というのも、メモリが倍の16GBでCPUの性能も上になるのですが、値段の差が15,000円だったからです。Surfaceの8GB買うのと変わらない、むしろ安いです。
そしてHPダイレクトで買い物かごに入れ、ポチっとする手前で、ふと疑問が。
ここが本当に一番安いんだよね・・・
そこで、念のためAmazonnと楽天を確認。楽天に出展しているHPダイレクトのページを見てみると・・・なんと!!10%OFFセールを開催中。そしてポイントもつく。まさか!!
メーカーのホームページより安いことなどあるのか?と何度もスペックを確認しましたが、間違いではなさそう。
ということで、HPのPCを購入するなら、楽天のHPダイレクトで購入するのが一番お得、と分かり、ようやくポチ。結果的に通常より10%OFF(13,000円引き)で、その時開催していた楽天のポイントキャンペーンにのっかり、1万円分のポイントがつくことを加味すると約11万円で購入出来ました。HPダイレクトより1万円お得でした!!
ちなみに、楽天をよく使う人であれば、Appleなどのメーカーサイトで購入する場合も、楽天リーベイツというサイトを経由して購入するとポイントが付くのでちょっとお得です。毎月1日と5,0が付く日もポイントアップです(笑)(※楽天との利害関係は一切ありません)
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ということで、膨大な時間をかけましたが無事にお得にお買い物ができました(^^)
使い始めてみてなかなか快適です!これまで立ち上げて普通に使えるようになるまで15分くらいかかっていたのですが(←もうおかしい。よく我慢してた。)今は4秒で立ち上がります!!もちろん、顔が黄色や緑になることもありません!!
最後に、同じようにENVYを検討されている方がいたら気になる点をいくつか。
ファンクションキーの設定が通常でONになっているので、(F7やF8などのキーを押すときにいちいちFnを押さないといけないです。)BIOS画面で設定を変更しました。変更の仕方はこちらを参照ください。
あと、エンターキーが一番端ではなく、右から2列目なので、端に慣れている人は使いにくく感じるかもしれません。私の場合は手が大きくないのでそれほど気になりませんでしたが。(↓こういうことです)
いかがでしたでしょうか。テキストで覚えた知識を実際に日常生活に落とし込んでみるとより理解が深まり、生活にも役立ちます。今回の記事もPC購入の際に参考にしていただければ幸いです。
おまけ
PCに合わせてラップトップケースも購入しました。society6というブランドで、もうこれでもか!!というくらい品揃えがあり、選ぶのに困ります。男性向が持っていても素敵だな!と思うものがいっぱいあるので、個性的なケースをお探しの方はぜひ見てみてください!
購入はこちらから パソコンケース – s6-japan.com (海外発送なので急ぎには対応できません)
さて私はどのケースを買ったでしょうか?
最後に①と②で迷って、最終的に①にしました(^^)/ かわい~~
長かったですね~。明日は池やんです!おたのしみに☆
masumiのその他の記事はこちらから
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クリックしても個人が特定されることはありません
PC購入まで、様々な検討をされておりますが、確かに高額で今後使っていく相棒となると慎重になりますよねw
自分も以前はPCに詳しくなろうとかなと思って学んだことがあるのですが、CPUはメーカーによって名称が変わりますし、統一された数字で性能を比較している情報を探し出さないといけないし、メーカーもいくつかあるし、分かりにくい! 面倒くさい! いいや、詳しい人に毎回聞こう! ということで諦めましたw
是非、来月に控えている実務補習でのPCの使用感なども今後記事にして頂けたら幸いです!
ロムさん
コメントありがとうございます!今回PC購入にあたりいろいろ調べましたが、、、きっと次買い替える頃には忘れているでしょう。。
詳しい人に聞けばいい!ですね。
もうすぐ実務補習ですので、また記事にしていきたいと思います(^^)/