【中小】92点を取った勉強法②(おまけ付き)
どうもこんにちは!いよっちです。
1次試験まで残り3か月を切ったこともあって、今週から【渾身】シリーズとして1次試験の各科目の主要論点の解説記事をリレー形式でお送りしています、、
が、しかし、
その流れをぶった切るような形になってしまいますが、前回記事の続編として、中小企業経営・中小企業政策(以下「中小」)のうち、後半の中小企業政策の勉強法についてお伝えしていきたいと思います。(どうかお許しを~)
本当は、2回連続の仰々しい感じにせず、前回記事でまとめて書こうと思っていたんですが思った以上に文字数がかさんでしまいまして、、、2回に分けることにしました。
前回触れた中小企業経営(主に白書)の勉強方法を少しおさらいしますと、
①「中小=暗記科目」の意識を捨てる
② 全体観(ストーリー)を意識する
③ 例外だけ暗記する
④ 思った選択肢を選ぶ、これだけ!
中小企業をとりまくのストーリーの全体観を捉えたうえで、例外的な項目のみ暗記していくという方法でした。
一方の、今回お伝えする中小企業政策は、
ザ・暗記
なんですよね・・最初から最後まで暗記に始まり暗記に終わる・・
なので、もう「頑張って覚えてください」というのが関の山(それ言っちゃう?)なのですが、少しでも皆さんの暗記が楽になるコツとツールをご紹介します。
1.比較で考える
「中小企業基本法の条文を覚えよう」
「経営力強化支援法について頭に叩き込もう」
「企業組合制度の特徴を暗記しよう」
などと、個別具体的に暗記していくのはかかる労力が非常に大きくなってしまうと思います。
暗記科目の基本ですが、「比較で考える」というのがポイントになってくるかなと。
私の場合は、テキストの余白欄に制度の比較表を自作したうえで、他の制度との違いを意識して覚えるようにしていました。
自作することで頭が整理されて記憶に残りやすいメリットがあるものの、時間がかかってしまって非効率だったかもしれません。
やはり、”誰かが作ったよく纏まっている資料”を拝借して活用(パクッてカスタマイズ)するのが近道かと思います。
私が1次を受験したのは2年前の2017年。当時は存在せず、現在は存在する便利なもの、、、
それは、9代目きゃっしいさん著のまとめシートです。(詳しくは右のアイコンをクリック)
かわともの暗記科目攻略法の記事やmakinoの法務での足切り回避でも触れられていますが、10代目のメンバーもまとめシートのファンが多いです。
「今だからこそ思う、〇〇すればよかった話」というトークテーマが振られたら、間違いなく「まとめシートの購入」を挙げると思います。特に、理解・暗記に時間を要する経済・情報・法務・中小が後編の1冊にまとまっているので、纏め直す時間を相当セーブできるため、非常に価値の高い1冊になっています。
暗記科目が頭に入ってこないという方は、一度手に取ってみてはいかがでしょうか。
まとめシートがいいのは分かるけど、タダで手に入るものだけでなんとかならないの?という声も聞こえてきそうなのでお伝えしますね笑
私が1次対策をしていた際、当時の8代目ITOさんの記事には大変助けられました。ダウンロード可能なエクセルの一覧表がついていて、即保存&出力してカバンの中に忍ばせました。
2年前の情報がベースになっていますが、テキスト等と見比べて変更点のみ自分で加筆・修正すれば今でも十分使える内容になっているかと思います。
さて、話をまとめると(雑・・・)
・暗記は比較で覚える
・誰かが作ったよく纏まっている資料をパクッてカスタマイズが吉
2.繰り返し暗記する
一定の間隔を空けて何度も復習をすることで記憶を定着させる(忘却曲線)のは定石かと思います。
1事例を解くのに80分かかる2次対策とは異なり、一次対策は5分の空き時間があれば場所を選ばず勉強できるはずです。
とはいえ、満員電車の中や外出先での隙間時間など、テキストやiPadを取り出してまで勉強するのはちょっと、、、と思えるようなシーンもありますよね。
そんな場面ではスマホの暗記カードアプリを使って隙間時間を活用していました。私が使っていたデータ(CSV)を置いておきますのでご自由にダウンロードして使ってください。※2017年当時の情報のままのため現在の制度内容と異なる可能性がありますので適宜修正して活用ください。
↓↓ダウンロードはこちら↓↓
【使い方の手順】
①上記のCSVデータをダウンロードして、Dropbox等のファイル共有ソフトの中に入れておく
②アプリ”わたしの暗記カード”をダウンロードする
③アプリから、CSVファイルをインポートする。(私がMacでCSVデータを編集していたため、”文字エンコーディング”は”MAC-OS”を選択するとうまくインポートされるはずです)
④繰り返し解く、それだけ!
イメージとしては、こんな感じです。覚えにくい、紛らわしい箇所を穴埋め式にCSVデータを作っていますので、クイズ形式で勉強できます。
診断士受験生でも使っている人の多いStudyplus(スタプラ)と連動できるので勉強時間を記録・管理している人にも使いやすいアプリになっています。また、ご自身で苦手に感じている部分をCSVファイルに直接問題・解答を用意した上でインポートすればカスタマイズが可能です。(もしかすると他の暗記カードアプリでもそのままCSVファイルを活用できるかもしれませんが未確認です)
8代目そのさんの記事からは1次の経営情報システムのCSVデータ、同じく8代目ゆっこさんの記事からは2次対策で使えるCSVデータがダウンロード可能です。
(「私の暗記カード」はiPhoneのみ対応しているようです。Android他の方すみません。無料版では作成できる単語帳の数に制限があるようですのでご注意ください。)
※その他アプリの使い方に関する質問はアプリのヘルプページをご参照ください。
まとめると、(やはり雑・・)
・暗記は繰り返しで覚える
・暗記カードで隙間時間を効率活用!
「92点を取った勉強法」と銘打ちながら、結論としては、比較と反復で頑張って暗記して下さいという話でした。
結局のところ、愚直に繰り返すのが一番の近道だと思います。今回は、それを効率的に回すためのツールとお世話になった先代8代目の力作の紹介記事でした。
今日も最後までお付き合い頂きありがとうございました。
以上、いよっちでした。
アドバイスありがとうございます。
耳栓をつけて音読とは。。。なるほど、雑音もカットされて音読している声だけが直接脳に入ってくるイメージですね。早速実践してみます。
Kazu様
いつもコメントありがとうございます。
人によって覚えにくいと感じる部分はバラバラなので、時間が許すのであればカスタマイズした方が効果的だと思います。パクっている(作業している)間に記憶に残りますしね◎
私も音読で勉強していましたが、耳栓をつけて音読していました。単に「音」として記憶するだけでなく、脳への「振動」の情報も紐づくため、記憶が定着しやすくなるらしいです(エビデンスなし)。愚直に高速回転するには及ばない、ただの気休め程度かもしれませんが、試す価値はあるかもしれません。
引き続き中小企業政策の勉強法アドバイス、ありがとうございます。やはり「暗記」なのですね。愚直に繰り返すことが大事ですよね。
私もEXCELシートをパクッてカスタマイズした一人です。シートを目で見るだけでなく、音読や書写し、過去問高速回転など愚直に繰り返して、昨年より加点できるよう頑張ります。