お疲れ様でした!

こんばんは!JCです。

2次試験を受験された方、本当にお疲れさまでした。
思い起こせば1年まえ、僕もものすごーく暗い気持ちで勉強仲間との打ち上げに向かっていました。「あー、もうあかん。絶対落ちた!」という悲しい気持ちでした。事例Ⅰはなんとかできたような気もしたが、うまく書ききれなかった設問を事例Ⅱまでひきずったし、事例Ⅱでは普段はずっと「シャープペン1本」で対応していたのに、読んでも読んでも与件文が頭に入ってこず、やったこともない4色ボールペンでの色分けをしてみたり、事例Ⅲはあまりに根拠が多すぎてまとめきれず、気づいたら各設問でほとんど同じようなことを書いてるし、最後に巻き返しだ!と挑んだ事例Ⅳでは経営分析で長所を問われて戸惑い、営業レバレッジという聞いたこともない単語に翻弄され、挙句の果てに損益分岐点の問題も計算間違いし、
これはだめだ!
「あ゛-、俺って何やってたんだろう…」というとても情けない週末を迎えていたんです。

◆打ち上げ◆
勉強仲間は東京駅近辺の八重洲にある坐○○というT○C御用達の居酒屋へ集合。いつもに増して部屋の暗さに気がめいる。乾杯!まではまだしも、各所で事例Ⅳの答え合わせが始まる。えっ!?CVPの計算違ってる…。経営分析も1個違う…。事例Ⅳは得意だと思ってたのに…。その後、他の事例もなに書いた?と始まったのだが、みんなと顔を突き合わせる気力もなく、ただただ疲れ切っている僕であった。勉強仲間で最年少のE口さんに
「JCさん、いつもはすんごく頼りがいがあるのに、今日はちっちぇ」
と言われたのはこの時である。

◆再現答案◆
翌月曜日は会社に有休を届けていて、久しぶりに朝寝坊をした。ほんとに疲れが貯まっていたので、ありがたい休みだ。ちょうど雨も降っていて、遠出する気にもなれないので、ぼさぼさに伸びていた髪を散髪し、その後1年ぶりにジムに行って、3時間くらい運動した。その日はまだ再現答案なんて作る気力もでなくて、だらだらと過ごしたことを記憶している。その後、1日1事例くらいのペースで再現答案を作り、翌週の終わりにようやく全事例が完成した。再現答案が完成するまでは模範解答は見ないようにした。

◆答案提出◆
昨年もT○Cでは受験生の再現答案を募集していた。公式に提出するのでなくても、なじみの講師の先生に見せれば採点してくれるとも聞いていた。でも、この自信のない答案を提出する気にはなれない。僕にとって絶大な信頼を感じているT○Cの先生に見せて、「だめですね、こりゃ」と言われるのはとても辛いから。でも自分のレベルがどの程度にあるかはものすごく気になって気になって仕方がない。僕はそれまで、模試も含めて他の受験機関に行ったことは一度もなかったんだけど、L○CがWebでABCD採点をしてくれるというので、そっちに提出した。やはり不安なりにも何かよりどころが欲しかったんだろう

◆検討会◆
ようやく再現答案もできたので、T○C八重洲の2次試験フィードバックに参加した。事例Ⅰ~Ⅲについては、当たり前だけどT○Cの模範解答とは全然違う。なんかそれらしいことを書けてるような気もするが、これでは全然だめという気にもなる。事例Ⅳについては経営分析は1個違っている。計算問題はみんなができたCVPは間違え、できなかった人の多かった期待値計算と為替損益はできていた。ちょっとは希望がよみがえるが、できてないだろうなという悲観的な気持ちは結局、12月の発表日まで引きずることとなった

◆合格発表までの間◆
やったことは休むこと家族とのふれあい勉強仲間とのお疲れ様会とゴルフおもいっきり本を読む。どれもこの1年間ずっーと我慢してきたことばかりだ。何度もふうじんから口述対策やろうよと声はかかるものの、全然やる気がでない。発表までの間に各受験機関で行われていた口述対策セミナーは一つも出なかった。LECのABCD採点が返却されたが、結果もBBBAという微妙なレンジ。結局不安は払しょくされず、なんとも嫌な気分で発表日となる。

◆合格発表◆
昨年の合格発表は12月11日。この日は朝からものすごくそわそわしてしまう。午前10時頃診断協会で発表されたというふうじんの第1報に続き、続々と「アウト」「残念」「ダメでした」というメールが勉強仲間から届く。慌てて診断協会のHPを開き、受験番号を確認すると…。あった
体中の血液が逆流しているような気分になった。うれしい気持ちとともに、勉強仲間たちが残念な結果を迎えている中で、通過したことの心苦しさのようなものがないまぜになる。

◆結論◆
こんなにだらだら何が言いたいのかというと、筆記試験は落ち込む人が大多数だということなんです。できたのか、できなかったのかの区別は本来、周囲の受験生との比較であるべきなのですが、僕も含めて、誰しもが普段の自分と本試験での自分を比較してしまうようです本試験で100%普段の自分を出し切れる人なんてほとんどいないと思いますので、大多数の人ができなかったと落ち込んでしまいます。でも、こんなこと言われても去年の僕の心には全然響かなかっただろうな。とりあえず、今は疲れた体をゆっくり休めて、犠牲になってくれた家族へのサービス、これまで我慢していたいろんなことを思いっきり楽しんで下さい。その後のことは12月にまた語らせて下さいね。

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