診断士の素質がない。と言われたら
はじめまして。先週からはじまった道場7代目による執筆。
今日は私、nori✨です。
どうぞよろしくお願いいたします。
自己紹介を兼ねて私の受験生時代のエピソードをご紹介。
道場に寄稿した合格体験記を読んでいただいた皆様にはご存知の通り、
1回目の二次試験で総合Aで足きりになって以来、
毎年毎年Dを取り続ける「一発退場💥」を繰り返していました。
以下、二次試験 失敗履歴。
平成24年
事例4、配布された解答用紙に経営分析の欄がないことに驚愕。
事例を解く前にパニック😱になる。
平成25年
事例1、一問目がわからない・・・と己を見失う😱。
事例4、前年の恐怖心に打ち勝てず😱。
平成26年
事例1、完璧主義の自分と前年の失敗から
「これがベスト答案」かと自分を追い込む😱。
点数結果は68点。自分の感覚とは大きく乖離。
事例2、事例1の不安を引きずったまま突入。
PPMは簡単だからはずせないと
自分にプレッシャーをかけ己を見失う😱。
そんな私へ友人が何気ない一言。
・・・焦って己を見失い周囲が見えなくなるのは、
診断士の素質である傾聴力が無いんだよ。
!!!!!!!!!!!
診断士の三大業務は「診る」「話す」「書く」の3つと言われています。
「診る」は経営診断、「話す」は講師業務、「書く」は執筆業務。
どんな場面でも相手と誠実に向き合うために傾聴力が不可欠です。
尋常ではないプレッシャーの中で日々戦う経営者の力になりたい!と願う
診断士受験生が、たかが試験でビビッてちゃいかんということか。
そう友人の言葉を受け止め納得しました。
ただ、素質がない、、、素質がない、、、向いていないなら、
もう諦めた方が良いのか。
そんな時にたまたま私を心配して連絡をくれた、
先輩診断士に相談をしてみました。
これが、先輩から当時の私へのメッセージ。
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焦ると・・・みんなそうですよ。
診断士に向いていない人は、そもそも大変な受験勉強などしません。
志があり、事業者さんのお役にたちたいという想いがあれば、
診断士の資格として十分ではありませんか、私はそう思っています。
今日の午前中も、創業して間もない企業さんの
他企業買収の相談がありました。
先輩診断士と連携しての取組みです。先輩診断士は止めさせたい。
私はリスク回避と自社業績維持を条件に推進、と意見が分かれました。
どちらの意見が正しいかは、結果でしかありませんが、
共に企業の存続や発展を願い、心配する気持ちは共通でした。
資格を取得するということは、頼られる存在になるということです。
傾聴力などは自然と身につくものです。ご懸念には及びません。
私も4年目にAAADを経験しました。
その時合格した仲間に力をいただいたのは、
「ぜっ~~たいに合格しますから!待ってます!」という言葉でした。
noriさん、あなたは「ぜっ~~~たいに合格しますから!待ってます!」
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当時、私が誤解していたことは2つ。
1つ目は、合格を決めるのは想いの強さ。
星に願っているだけでは願いが叶わないように、
強く願っているだけではダメでした。
どんな受験生でも合格したいと強く願っている。
大切なのは「絶対合格する覚悟」と「自分の可能性を絶対に諦めない勇気」。
受験する自分が自分の合格を信じなければゴールにはたどり着きません。
「弱みの分析が大切」というのはどんな受験生もわかっていること。
・・・仕事が忙しいから、文章が苦手だから、財務が苦手だから・・・
積み重ねていった弱み分析が諦めるための言い訳に変わってしまうリスクもあります。
「絶対合格する覚悟」と「自分の可能性を絶対に諦めない勇気」
があってこそ、冷静に自分の状況も分析して、対策を講じられます。
2つ目は、素質がないと合格できないのか。
合格する!というゴールが決まっているなら、他者評価も自己評価もゴールまでの距離を図る単なる目安に過ぎない。
毎日一歩ずつゴールに近づく人もいる。
突然飛距離を伸ばしゴールへ滑り込む人もいる。
ゴールへの道は人それぞれ。
それぞれが合格する方法を必死で探した結果が合否に出る。
もちろん合格という関所を通過した後もその人次第。
勉強を続ける中で不安になったら、自分が中小企業診断士に本当になりたいのか問いかけてください。
その答えがYES!👍🏽なら、「絶対合格する覚悟」と「自分の可能性を絶対に諦めない勇気」を装備して。
あとはただ前に進むのみ🏃🏼💨。
大丈夫。 あなたは、ぜっ~~~たいに合格しますから!待ってます!
nori でした。