【2011年目標】診断士試験は3科目だけ!?

こんばんはWATATAです。
お盆休みも終わり、仕事に復帰したという方が多いと思います。

今日は2011年目標で合格を目指す方へ、診断士試験の全体的なイメージをお伝えしたいと思います。と、いっても人それぞれ持っているスキルは違うので、 あくまで「私のイメージ」 ではあります。

「診断士試験は難しい!」とよく聞きますが、人によって感じる難易度はまちまちです。他の人が難しいと思ったからといって、あなたにとって難しいかどうかは分かりません。それに、2011年合格目標であれば、時間はまだまだ十分あります。怖がらず、落ち着いて考えてみましょう。

■1次試験は2科目、2次試験も2科目■

中小企業診断士試験に対して、私のイメージはこんな感じです。

・1次試験 : 財務会計 + 知識暗記問題
・2次試験 : 財務会計 + 文章問題

どうでしょう?もちろん細かく考えると違いは色々ありますが、つまるところ①財務会計②知識暗記問題③文章問題という3科目に整理出来ます。これでだいぶイメージしやすくなりました。それぞれの科目について見ていきます。

■ ①財務会計■

1次試験の財務会計と、2次試験の事例Ⅳに関しては、必要とされるスキルは似ています。同じ科目と考えても大きな問題はありません。実は私はここが苦手でした。財務会計が苦手な方は多いと思います。道場のメンバーは得意な人が多くてやや特異的かと。

勉強方法は問題集の繰り返し訓練に尽きます。基礎的な問題から、何度も繰り返す必要があります。分からない問題は考えすぎず、解答を見てしまうのが良いでしょう。その方が早いし、苦手意識が蓄積することを防げます。詳しくは道場の他の記事も参考にしてくださいね。

■ ②知識暗記問題■

企業経営理論・運営管理・経済学・経営情報システム・経営法務・中小企業経営政策の計6科目をここにブチ込みます!やや乱暴な区切りですが、私の実感はこんな感じです。実は私はここが得意でした!自分の暗記方法を確立すると、暗記は怖くありません。

勉強方法は人それぞれですが、オススメは下記4点です。理由は割愛。不明点は質問コメント下さい。
①音声教材を確保し、繰り返し聴いて学習する。
②出来るだけ受験校の教室講義を受ける。前の方の机で受ける。
 毎回、 「今日は何を質問すべきか?」を考えながら真面目に聴く。
③早い時期から過去問題をやりまくり、暗記出来ていない所を集中して暗記。
④何度も何度も紙に書いて覚える。

■ ③文章問題■

2次試験の事例Ⅰ・事例Ⅱ・事例Ⅲは文章問題です。私はこちらもかなり苦戦しました。運良く合格できましたが、不合格でもおかしくなかったと思います。

ここで2次事例問題の勉強方法について触れるスペースはありませんが、①②を早め早めにこなし、早い時期から2次試験の対策をスタートすることがオススメです。

 

さて、こんな感じで全体像をとらえてみると、意外に必要とされるスキルは多くありません。落ち着いて、①②③それぞれの科目に必要なスキルを高めていきましょう!

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【2011年目標】診断士試験は3科目だけ!?”へ3件のコメント

  1. sunao より:

    WATATAさん、早速のご回答有難う御座いました。

    記載内容まで丁寧にご説明いただき、大変参考になりました。
    自分はメリハリ付けが下手で、あれもこれも覚えようとしてパンクしてしまうタイプなので、メリハリ付けは素直に講師に従うようにしてみます。

    私もT○Cで講義を受けておりますので、小冊子は持っています。そういったものをフルに活用して効率的に身につけ、忘れてもすぐ思い出せるようなサブノートを作っていけるようにします。

  2. WATATA より:

    sunaoさんコメントありがとうございます。

    私の場合は比較的時間があったので、サブノートはしっかり作ってました。

    内容としては「頭に入れるべき所は全てサブノートに書く」です。
    テキストには覚えなくても良い所も書いてあるので、必要な所だけを抽出してサブノートにまとめてました。「書くことによって覚える」のが私の暗記スタイルだったので、とにかくまずは書きました。

    私は教室での講義を受けていたので、講師が「ここは覚えて下さい」と言った箇所をサブノート化してました。講師によってはそれをあまり言わない人もいるので、その時は別の教室に行って受講するなり、要望を
    伝えるなりするのが良いかと思います。

    答錬や過去問をやっていく中で、追加で色々記載したくなります。復習時はノートは左側のページのみを使い、右側は何も書かずに白紙にしておきました。
    特に重要な箇所は、2行分を1行として大きな字で書きました。色も3色ぐらいは活用し、見やすくインパクトのあるノートを作りました。反面、字はあまり丁寧には書かず「自分が見て分かれば良い」程度でした・・・

    1回の講義で覚える内容が多いので、しっかり反芻していかないと後で整理がつかなくなります。疑問点は毎回の講義の後にしっかり質問し、「しっくりきた
    状態」にしておくと暗記しやすいと思います。

    私の通った受験校では、学習内容が頭に入っているかを確認出来るチェックシート(小さい問題集みたいなもの)があったので、講義終了後は速やかにそれを解いて確認してました。

    私は1科目終わる毎に過去問を一通り解いて、それで分からなかった所を、ほぼクリアにしてから科目の答錬を受けてました。(財務や経済の難問は除いて)
    これをやっていけば受験機関内で成績上位5%ぐらいには入れる見込みがあるので、そうすれば後は早めに2次試験の勉強を始める事が出来ると思います。

    財務の問題を解く事については「やり過ぎ」は無いと思います。(もともと財務のプロなのであれば別ですが)財務に自信がつくと気分的にかなり楽になりますので。

    こういった対応が取れる時間が無い場合は、また質問コメントしてみて下さい。

    では!ご検討を祈ります。

  3. sunao より:

    いつも拝読させていただいております。
    今回のエントリーとは直接関係ないのですが、講義の復習方法について質問させてください。

    講義を復習する際に、サブノートというか重要項目をまとめたものを作ろうと考えています。
    受験生時代に作成されていたのであれば、参考にさせていただきたいです。

    また、他にも復習の際に意識していたことや具体的にどういうことをしていたなど、ご教示いただける範囲で結構ですので、お教えいただけますと幸甚です。

    アプローチ講義が終わり、これから本講義が始まるに当たり、復習のスタイルのイメージを作っておきたく。

    宜しく御願い致します。

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