なぜ勉強は続かないのか? byりょう

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はじめに
こんにちは!りょうです。
「やる気がないわけじゃないのに、なぜか勉強が続かない」
これは試験合格を目指す学生や社会人受験生の多くが、一度は直面する悩みではないでしょうか。
勉強が続かないとき、人はつい
- 意志が弱い
- 自己管理ができていない
- 根性が足りない
といった人格の問題に原因を求めがちです。
しかし本当にそうでしょうか。
この記事では
- 物理的要因
- 精神的要因
- 遺伝的要因
- 生理学的要因
といった複数の観点からなぜ勉強が続かないのかを解説していきたいと思います。
気合いれな!!!
ッ!
なお、以前にモチベーションや効率をテーマにした記事も書いていますので、そちらも併せてご覧ください。
物理的要因 ――「時間がない」は本当か?
まずよく挙げられる理由がこれです。
仕事や学校が忙しくて、勉強する時間が取れない
仕事暇でもとれへんで、なんでやろな
確かに、物理的に多忙な時期は存在します。
しかし冷静に考えてみると、
- 1日30分も捻出できない人は、かなり少数派
- スマホ・SNS・動画・惰性の休憩時間は、ほとんどの人に存在します
つまり多くの場合、問題は
「時間がない」ではなく「時間を勉強に割り当てられない」ことにあります。
ここで重要なのは、これは怠慢ではないという点です。
人間は本能的に
- 疲労回復
- 快楽
- 即時的な満足
を優先するようにできています。
勉強はその真逆に位置する行為です。

精神的要因 ――30分あっても勉強できない理由
仮に、なんとか30分の時間を捻出できたとしましょう。
しかしそのとき、あなたの状態はどうでしょうか。
- 日中の仕事・人間関係による精神疲労
- 判断疲れ
- 失敗や不安によるストレス
この状態で机に向かい、集中できる人はかなり体力のある部類です。
つまり、
「忙しい中でも勉強できる人」
は、再現性の低い成功例であることが多いのです。
多くの人がそれを真似しようとして挫折し、
「自分はダメだ」と自己否定に陥ります。
しかし実際には、
その人が異常にタフなだけなのかもしれません。
休ませて・・・
判断疲れとは
私たちは一日に、想像以上の回数「判断」や「意思決定」を行っています。
- 今日は何時に起きるか
- 何を着るか
- どの仕事から手を付けるか
- どう返事をするか
- 何を食べるか
こうした一つ一つは些細に見えますが、
判断には確実にエネルギーを消費します。
この現象は心理学や行動科学の分野で
「判断疲れ(Decision Fatigue)」と呼ばれています。
人は一日に行える意思決定の回数に限りがあり、
その上限に近づくほど、
- 判断を先延ばしにする
- 無難な選択に流れる
- 思考を放棄する
- 面倒なことを避ける
といった傾向が強まります。

遺伝的要因 ――人は「飽きる」ようにできている
人間は、物事を続けるにあたり
「飽きる」ようにプログラムされています。
これは欠陥ではなく、生存戦略です。
- 生産性のない行動を延々と続ける
- 報酬が得られない行為に固執する
こうした個体は、進化の過程では不利でした。
つまり、
勉強に飽きる
続かなくなる
という現象自体が、正常な反応なのです。
個人差という残酷な現実
人は物事を続ける能力において、決して横一線ではありません。
「飽きる」「集中が切れる」といった反応には、明確な個人差があります。
- すぐに飽きてしまう人
- なかなか集中が途切れない人
この差は、努力や根性だけで説明できるものではなく、
遺伝的特性や脳の報酬系の個体差が影響している可能性があります(※諸説あり)。
一心不乱に何時間も勉強できる人を見ると、
自分は意志が弱いのではないかと感じてしまいがちです。
しかし、ここで重要なのは、
できない人が劣っているのではない
できる人が特殊なだけ
という視点です。
人それぞれでい~じゃない
勉強が続かないという悩みは、
多くの場合「才能の欠如」ではなく、
人間として自然な反応の表れに過ぎません。

「集中できる人」が必ずしも有利とは限らない理由
一心不乱に勉強できることは、一見すると理想的な能力に見えます。
しかし、この性質にも見過ごされがちなデメリットがあります。
集中力が途切れにくい人ほど、
- 非効率な勉強法
- 本質から外れた暗記
- 成果につながらない作業
であっても、疑問を持たず盲目的に続けてしまうことがあります。
「長時間やっているのに伸びない」という現象は、
実はこのタイプに起こりやすいのです。
一方で、飽きっぽい人はどうでしょうか。
集中が切れるからこそ、
- このやり方は本当に意味があるのか
- もっと良いやり方はないか
- 工夫や改善の余地はないか
と、方法そのものを見直す視点を持ちやすい。
つまり、
- 集中できる人は「量」で勝負しやすい
- 飽きやすい人は「質」や「構造」で勝負できる
という違いに過ぎません。
勉強が続かないという性質は、
欠点ではなく、
改善・最適化に向いた資質である可能性もあるのです。

生理学的要因 ――報酬予測とドーパミンの罠
人は報酬を予測したときに、行動へのモチベーションが生じます。
資格勉強を始めた瞬間を思い出してください。
- 合格後の自分
- 評価される未来
- 自信に満ちた姿
こうしたイメージが、脳内で報酬として先取りされます。
このとき分泌されるのが、ドーパミンです。

なぜ続かなくなるのか
問題はここからです。
- 同じ未来像に慣れる
- 報酬が「当たり前」になる
- 合格が遠く感じ始める
すると、報酬予測は急速に逓減します。
結果として、
やる気が出ない
勉強が重く感じる
手が止まる
という状態に陥ります。
これは意志の問題ではなく、
脳の報酬設計の仕様です。
人間は本来、目先の利益を選ぶ生き物である
そもそも動物は、生存の観点から目先の利益を優先するよう進化してきました。
人間も例外ではなく、この原則に強く縛られています。
ただし人間は、他の多くの動物と比べて、将来の利益を想像し、それを理由に現在の行動を選択できる能力を高度に発達させた存在です。
資格取得や長期的な学習は、その典型と言えるでしょう。
しかし現実には、目の前の快楽や安楽を押しのけ、将来の利益に資する行動を取り続けることは、想像以上に大きな精神的労力を伴います。
勉強がつらく感じるのは意志が弱いからではなく、人間の進化的な本能に逆らう行為を続けているからにほかなりません。

さいごに
私自身も、長時間の勉強に耐えられず、
一心不乱に机に向かい続けられる人たちに対して、
ある種のうらやましさや劣等感を覚えたことがあります。
「なぜ自分は同じようにできないのか」
「努力が足りないのではないか」
そう自分を責めてしまうこともありました。
しかし、ここまで述べてきたように、
人の性質は 環境・遺伝・生理 といった要因によって大きく異なります。
集中の仕方、疲れやすさ、飽きやすさには、そもそも個人差があるのです。
だからこそ、
他人と同じやり方を無理に真似る必要はありません。
むしろ大切なのは、
自分の性質を理解したうえで、それに合った戦略を取ることです。
誰かの成功法則が、
そのままあなたの成功法則になるとは限りません。
「すごい人」のやり方が合わないからといって、
あなたが劣っているわけではないのです。
この記事が、
勉強が続かない自分を責める材料ではなく、
「では、自分にはどんなやり方が合うのだろうか」と
考えるきっかけになれば幸いです。
勉強は、才能比べではなく、
自分に合った設計を見つけられるかどうかの問題なのです。
明日はかえるです。
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