モチベーションが尽きたときに読む、継続の知恵 byりょう

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- 1. はじめに
- 2. 継続のカギ
- 2.1. ■ 継続のカギ①:ドーパミンと報酬系
- 2.2. ■ 継続のカギ②:作業興奮
- 2.3. ■ 継続のカギ③:「始めやすさ」と「始めにくさ」をデザインする
- 2.3.1. ▶︎勉強をすぐ始められる環境を作る
- 2.3.2. ▶︎誘惑(スマホ・SNS・ゲーム)を「すぐに始められない環境」にする
- 3. 継続のヒントをくれた“4人の知の先人たち”
- 3.1. ■ 1.クリス・アージリス(Chris Argyris)
- 3.1.1. ▶︎人物像
- 3.1.2. ▶︎理論:未成熟・成熟理論
- 3.1.3. ▶︎勉強との関係
- 3.2. ■ 2.ダグラス・マクレガー(Douglas McGregor)
- 3.2.1. ▶︎人物像
- 3.2.2. ▶︎理論:X理論・Y理論
- 3.2.3. ▶︎勉強との関係
- 3.3. ■ 3.フレデリック・ハーズバーグ(Frederick Herzberg)
- 3.3.1. ▶︎人物像
- 3.3.2. ▶︎理論:二要因理論
- 3.3.3. ▶︎勉強との関係
- 3.4. ■ 4.デイヴィッド・マクレランド(David McClelland)
- 3.4.1. ▶︎人物像
- 3.4.2. ▶︎理論:達成・権力・親和・回避の4つの欲求理論
- 3.4.3. ▶︎勉強との関係
- 4. まとめ
はじめに
こんにちは!りょうです。
1次試験まで1か月を切りましたね。
この時期、順調に学習が進んでいる方もいれば、
「思ったより進んでいない」「焦りばかりが募る」
あるいは「もうあきらめようかな…」という気持ちになる方もいると思います。
そんな気分の波を経験するたびに、「モチベーションってどうやって保てばいいんだろう?」
と悩んでしまいますよね。
でも実は、勉強を継続できる人=モチベーションが高い人ではありません。
“やる気がなくてもやれる仕組み”を持っている人が、最後までたどり着くのです。
今回は、そんな“モチベーションに頼らず勉強を継続するためのヒント”を、
心理学・生理学・モチベーション理論の知見をもとにお届けします。
「やる気が出ないのは自分が悪い」と責める前に、
脳と心の仕組みを理解し、自分をうまく扱う方法を一緒に考えてみましょう。
継続のカギ
■ 継続のカギ①:ドーパミンと報酬系
※これまでにも何度かご紹介してきたので、「またか」と思われるかもしれませんが、それだけ大事な仕組みなので改めて触れておきます。
またか・・・
人間の脳には、「報酬が得られるかもしれない」という期待感によって行動を起こすメカニズムがあります。
その中心を担っているのが、神経伝達物質のドーパミンです。
ポイントは、「報酬そのもの」ではなく、「報酬を期待しているとき」に分泌されるということ。
つまり、“ワクワク感”や“達成予感”が脳を動かすのです。
たとえば、
- チェックリストに✔を入れる
- 学習アプリで連続記録を伸ばす
- カレンダーに勉強日数を書き込む

こうした小さな達成の積み重ねでも、脳内では“報酬が近づいている”と判断され、快感が生まれます。
ポイント:
継続を「達成の連続」として視覚化すれば、モチベーションに依存せず、自然に行動が続く仕組みができあがる。
■ 継続のカギ②:作業興奮
脳科学でもよく知られる「作業興奮」という現象です。
これは、“やる気がない状態でも、とりあえず作業を始めることで脳が興奮し、集中状態に入る”という仕組み。
心理学者クレペリンが提唱した現象で、最初は気が乗らなかったのに、5分、10分やっているうちに集中していた──そんな経験、誰しもありますよね。
この仕組みを活用するには、「勉強を始めるハードルをとにかく下げる」のがコツです。
具体的には:
- とりあえず机に座る
- 1問だけ解く
- ノートを1ページ開く

この“始めるだけ戦略”で、意志力に頼らず継続をスタートできるようになります。
その一歩が難しい!
ポイント:
「やる気が出てから始める」のではなく、「始めてから、やる気を作る」のが正解。
■ 継続のカギ③:「始めやすさ」と「始めにくさ」をデザインする
勉強を継続するためには、「意志の強さ」よりも「環境の設計」がカギを握ります。
人間は本質的に“楽なほう”に流れやすい生き物。
ならば逆に、「勉強は始めやすく、誘惑は始めにくく」することで、自然と行動が変わっていきます。
▶︎勉強をすぐ始められる環境を作る
- 机の上に教材だけを置いておく
→ 余計なものが目に入らないだけで、集中度が一気に上がります。 - 毎日、決まった時間・場所・姿勢で始める
→ “あの机・あの時間=勉強モード”という条件反射が作られる。 - 前日に翌日の「最初の1問」を決めておく
→ 迷う時間をゼロにするだけで、着手のハードルが激減します。
ポイント:
継続できる人は「意志が強い」のではなく、“始める”の設計がうまい。
▶︎誘惑(スマホ・SNS・ゲーム)を「すぐに始められない環境」にする
スマホは別の部屋に置く/タイムロックをかける
→ 見ようとするたびに立ち上がる必要があれば、意欲は激減。
SNSや動画アプリを「アカウントからログアウト」しておく
→ たった1ステップ増えるだけで、行動の“心理的摩擦”が上がります。
PCのホーム画面を“カレンダー or 勉強進捗”に変える
→ 開いた瞬間に「戻らなきゃ」という意識がよみがえる。
スマホは窓から放り投げればOKだよ
継続のヒントをくれた“4人の知の先人たち”
■ 1.クリス・アージリス(Chris Argyris)
―「人は未成熟から成熟へ成長できる」―
▶︎人物像

1923年アメリカ・ニュージャージー生まれ。ギリシャ移民の家庭で育ち、イェール大学・ハーバード大学で教鞭をとった組織行動論の巨人。現場観察と理論をつなげた“実学派”。
▶︎理論:未成熟・成熟理論
人間は以下のように「自己主導性」を高めていく存在であると考えた。
| 未成熟 | 成熟 |
|---|---|
| 受動的 | 能動的 |
| 単純 | 複雑な判断 |
| 依存的 | 自律的 |
▶︎勉強との関係
誰にも監視されず、自ら学ぶ状況は、まさに“成熟への訓練場”。
毎日「今日やるかどうか」を自分で決める過程そのものが、精神的な成長をもたらす。
ポイント
アージリス=「人間は“依存”から“自律”へと進化できる」と説いた人。
孤独な勉強は、自律力を鍛える“自己成長のプロセス”。
■ 2.ダグラス・マクレガー(Douglas McGregor)
―「人は信じた通りに動く」―
▶︎人物像

1906年アメリカ・デトロイト生まれ。大学時代は一時中退しガソリンスタンドで働くも、のちにMIT教授として名声を得る。労働観・人間観に革命をもたらした。
▶︎理論:X理論・Y理論
人をどう捉えるかによって、組織も人の行動も変わると主張。
| 理論 | 人間観 | 管理スタイル |
|---|---|---|
| X理論 | 怠惰で責任回避 | 強制・監視・命令型 |
| Y理論 | 自発的で成長志向 | 信頼・支援・参加型 |
▶︎勉強との関係
「自分はサボりがちでダメだ」とX理論的に自己評価するか、
「自分は本来やる気がある」とY理論的に信じるかで、継続の質が変わる。
ポイント
マグレガー=「人は“どんな目で見られるか”によって行動が変わる」と説いた人。
自分を“Y理論の存在”として信じることが、継続の前提。
■ 3.フレデリック・ハーズバーグ(Frederick Herzberg)
―「不満の解消とやる気の向上は、別のものだ」―
▶︎人物像

1923年アメリカ・マサチューセッツ生まれ。兵役中に収容所の衛生状況に衝撃を受け、人間の“やる気”に興味を持つ。のちにユタ大学で教鞭をとり、「仕事満足度」の研究に一生を捧げた。
▶︎理論:二要因理論
「満足」と「不満足」は同じ線上にあるのではなく、別軸で作用する要因によって生まれるとした。
| 衛生要因(不満を防ぐ) | 動機づけ要因(やる気を引き出す) |
|---|---|
| 環境・報酬・人間関係 | 成長・達成感・責任・承認 |
▶︎勉強との関係
- 勉強環境(イス・室温・音)を整えるのは“衛生要因”
- 模試の成績UP、知識の定着実感は“動機づけ要因”
両方が揃ってこそ、継続は自然な営みになる。
記憶のポイント
ハーズバーグ=「やる気の源と不満の原因は“別物”だ」と説いた人。
継続のためには、環境の快適さ+達成実感の両立が鍵。
■ 4.デイヴィッド・マクレランド(David McClelland)
―「人の行動は“内なる欲求”に突き動かされている」―
▶︎人物像

1917年アメリカ・ニューヨーク生まれ。第二次大戦後の混乱期、社会の中でどう人は動機づけられるのかを問い続けた。ハーバード大学教授。数値分析で人間の“欲求”を分類した先駆者。
▶︎理論:達成・権力・親和・回避の4つの欲求理論
| 欲求 | 特徴 | 学習への応用 |
|---|---|---|
| 達成欲求 | 成果をあげたい、上達したい | 勉強記録や目標管理、模試の振り返り |
| 権力欲求 | 影響力を持ちたい、競争で勝ちたい | 合格後の目標設定(独立・発信) |
| 親和欲求 | 他者とつながりたい、認められたい | SNS活用、コミュニティ参加(過度依存は注意) |
| 回避欲求 | 失敗や否定を避けたい、不安から逃れたい | 「やらない後悔」を明文化する/未来の損失を想像する |
▶︎勉強との関係
特に達成欲求が高い人は孤独でも燃えるタイプ。
進捗の可視化、記録の蓄積、セルフご褒美などをうまく使えば、外的刺激がなくても続けられる。
記憶のポイント
マクレランド=「人の行動は“3つの欲求”で動いている」と説いた人。
孤独な学習では、“達成欲求”に火をつけて自走せよ。
モチベもあがって経営理論対策にもなるってお得やん
飴ちゃんあげよか?
まとめ
勉強を続けるために、「気合い」や「根性」だけでなんとかしようとするのは限界があります。
我慢したり、耐えたり、無理に机にかじりついたり——。
こうした方法は一時的には効いても、やがて心がすり減り、継続は難しくなっていくのが現実です。
だからこそ重要なのは、モチベーションというものは続かないものだと、冷静に知っておくこと。
「やる気が出ないのは自分がダメだから」ではありません。
人間とはそもそもそういうものなのです。
そこで役に立つのが、今回紹介してきた心理学やモチベーション理論、脳科学の知見、そして先人たちの知恵です。
これらを知ることで、“どうせ自分は続かない”という思い込みから自由になれるのです。
大事なのは、“やる気があるかどうか”ではなく、
「どうすれば続けられるか?」を具体的に設計していくこと。
自分にとっての“続く仕組み”を組み立てていくことが、合格への本当の近道です。
「続けるための仕組みはできているか?」を問いかけてみてください。
そして、今すぐ1つ。
小さくてもいいから“今日もやった”という記録を、自分にプレゼントしてあげてください。
その積み重ねが、合格というゴールにつながっていきます。
あなたの静かな継続を、心から応援しています。
明日はかえるです。
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