【合格体験記】まとめシート、ふぞろいに加えAI活用でのストレート合格! by かえるさん

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受験体験記の投稿ありがとうございました!一つ一つご紹介していきます

受験生情報

  • ハンドルネーム:かえる
  • 年代:30代

受験回数

  • 1次試験:1回
  • 2次試験:1回

ストレート合格!まさに「一発合格」

自分の診断士受験スタイルを一言で表すと

まとめシート流&ふぞろい教

診断士に挑戦した理由・きっかけ

大きく分けて3つあります。

①事業や活動を始めるうえで必要となる、体系的な経営知識を身につけたかったから。(なお、MBAの取得も考えましたが、費用がかかることと、授業への出席が苦手という理由から、中小企業診断士の資格を選びました。)

②社会人も7年目を迎え、そろそろ自分の強みとなる資格が欲しいと思ったから。(失礼ながら、「士業ってなんだかかっこいい」とぼんやり憧れていました。)

③応用情報技術者試験や簿記2級、助成金の申請書類作成などの経験によって、一次試験を有利に進められると考えたから。

職務経験・保有資格

中小企業で自動車業界向けに光関係のエンジニアをやっています。プログラミングや光学設計業務のほか、現場での測定や展示会での営業活動、特許申請業務、ものづくり補助金などの申請書作成や面接対応なども行っていました。

保有資格は以下です。 TOEIC 965点 / フランス語検定準2級 / 応用情報技術者 / エンベデッドシステムスペシャリスト / 簿記2級 / ビジネス実務法務3級

英語もフランス語もできるって、憧れます!

得意科目・不得意科目

  • 1次試験 得意科目:財務・経済学
         不得意科目:法務・中小
  • 2次試験 得意科目:事例Ⅳ
         不得意科目:事例Ⅱ

再現答案の有無

あり

合格までの学習法

  • 1次対策:独学
  • 2次対策:独学

【学習開始前】

6月上旬まで、簿記1級に挑戦していました。(惨敗しましたが・・・泣。今年リベンジ予定です。)

1次の財務会計や2次の事例Ⅳの範囲と被っています。大変役に立ちました。簿記1級終了後は、ネットや本屋で勉強法の情報収集に努めました。なお、このタイミングで道場の存在を知りました。

1次対策

<まとめシート+AI活用>

まとめシートとGoogle検索、そしてAIの活用を組み合わせて勉強していました。まずはまとめシートを最初から読み進め、わからない単語が出てきたら「知りたい単語名 わかりやすく」などとAIに質問し、人に概要を説明できるレベルまで理解するよう努めていました。AIの説明に再びわからない単語があれば、その都度AIに尋ねていました。

AIによるまとめは、人間にとって理解しやすい形で書かれており、診断士のように幅広く大まかな理解が求められる場合には特に効果を発揮すると思います。ただし、経営や運用管理では非常に有用ですが、一連の理解が欠かせない経済モデルや財務会計の分野では、あまり役立たないかもしれません。

<まとめシート以外>

経済科目の学習には、マセマシリーズを活用していました。マセマ社は数学や物理学の参考書を数多く出版している会社です。マクロ経済とミクロ経済の2冊はとてもわかりやすく、初学者の私でも理解しやすかったです。まとめシートと組み合わせて、知識を補完しながら学ぶことをおすすめします。

まとめシートの学習と並行して、スマホの「秒トレ」アプリを活用していました。机に向かってまとまった時間を取れるときはまとめシートを勉強し、電車での移動時間やトイレの時間など、細切れの時間やスマホしか触れない場面ではアプリを使って知識の確認を行いました。使いやすいアプリですが、解説が不足しているため、まとめシートで学んだ内容を確認する目的で使うのが良いと思います。

まとめシートで7教科を学び終えてからは、スピード問題集を解き始めました。まとめシートの範囲外の問題にあたった場合は、AIや検索を活用して素早く理解するように心がけました。間違えた問題にはバツをつけ、全てマルになるまで繰り返し解きました

過去問は、まず令和5年度のものを実際の試験と同じサイズで印刷して解き、その後TACの過去問問題集で過去5年分に取り組みました。マイナーな論点はあまり気にせず、重要な知識に抜けがないかどうかを再度まとめシートなどに戻って復習しました

<使用した教材>

– まとめシート 前編&後編

– 秒トレ 中小企業診断士(iOSアプリ)

– マセマ マクロ経済学キャンパス・ゼミ

– マセマ ミクロ経済学キャンパス・ゼミ

– TAC 最速合格のためのスピード問題集 7科目

– TAC 最速合格のための 第1次試験過去問題集 7科目

2次対策

<概要>

「過去問」を中心に学習し、知識は「語呂合わせ」で覚え、解き方は「まとめシート流」、採点は「ふぞろい」を活用するというスタイルで勉強を続けました。

<過去問>

各事例を2回ずつ解き、合計で94事例に取り組みました。初見の事例で高得点を取ることが大切だと考え、令和の5年間分は試験2週間前まで解かずに残しておきました。8月中には試験の雰囲気を確認するため、まず平成28年度を1回解きました。その後、9月から10月半ばにかけて平成26年度〜30年度を各2回ずつ解き、10月中旬から令和元年度〜5年度を同様に2回ずつ解きました。

各事例を丁寧に解くため、問題用紙と回答用紙は試験と同じサイズで印刷し、初回は80分・2回目は60分という制限時間を設けて取り組みました。復習時には「ふぞろい」を参考に採点し、「まとめシート流」の解説と併用。次回以降の事例を解く際に気をつけるべき点を言語化し、チェックリストに記録していきました

<解き方>

解き方は、ほぼ「まとめシート流」に準拠しています。マーカーの代わりにフリクションボールペンを用意しました。解答のメモを作ってから解答用紙に書くスタイルです。

<過去問以外の学習法>

8月中には「30日完成 事例Ⅳ」を解きました。また、過去問を解くのと並行して、約150個の語呂合わせを使って知識面を整理。Kindleの語呂合わせの本を参考にNotionでまとめ、過去問から新たに見つかった重要論点を自分なりに語呂合わせとして追加していきました。

<使用した教材>

– 過去問事例I~III 10年分、事例IV17年分(H26〜R5、事例4のみH19〜R5)

– 「まとめシート」流!ゼロから始める2次対策 / 解法実況シリーズ H28〜R5

– ふぞろいシリーズ合格等案 17 / 答案分析5, 6, 7 / 合格等案10年分データブック

– 中小企業診断士2次試験 30日完成! 事例IV合格点突破計算問題

– 独学で中小企業診断士2次試験に一発で合格した誰でも30日で基礎固めできるゴロ合わせ(Kindle)

なぜその学習方法を選んだのか

1次試験は、浅く広くの知識が求められることから、できるだけ高速に学習する方法を模索しました。 2次試験は、公式回答がない&参考書ごとに回答が異なるため、再現答案数で客観的なふぞろいを活用しました。

学習開始時期

2024年6月

学習時間(目安)

  • 1次試験:150時間(平均:休日8時間、平日4時間)
  • 2次試験:400時間(平均:休日10時間、平日5時間)

学習時・受験時のエピソード

<1次試験>

試験会場は「東京流通センター」でした。自宅から片道1時間半ほどかかるため、最寄り駅が天空橋駅のホテルに2泊(前泊を含む)しました。朝をゆっくり過ごせますし、交通機関の乱れを気にしなくて良いのでおすすめです(お金はかかりますが)。

昔から試験は慣れっこなので、あんまり緊張しないはず・・・と思いきや、前泊したホテルで朝5時まで寝付けなかったことを覚えています(なんのために前泊したんや・・・泣)。

コンビニの商品が売り切れているかもしれないと考え、事前におにぎりと飲み物を買い込んで持って行きました。しかし実際には、コンビニ側も十分準備していたようで、売り切れはありませんでした。また、会場の椅子はパイプ椅子で硬いので、座布団持参が個人的におすすめです。

<2次筆記試験>

国語が苦手な私にとって、ここが一番の山場です。試験会場は「早稲田大学 戸山キャンパス」でした。

2次試験は、毎年異なる球種が投げられる4球勝負の野球のようなものだと思っています。バッティングセンター(過去問)で繰り返し練習し、鏡(ふぞろい)を見ながらフォーム(解き方)を修正し、筋肉(知識)を付け、試合(本試験)で初見の球種に対応する。ホームランを狙うよりも、空振りを避けてヒットを打つ確率を上げるように粘り強く練習する。そんなイメージです

幸いにも私はヒットを打てたようで、無事合格していました。ただ、どんなに準備しても三振するのではないかという恐怖や、自分のトレーニング方法が間違っているのではないかという不安は、本試験までずっとつきまとっていました。そんな恐怖と不安を和らげてくれたのが、毎日の道場ブログです。辛いトレーニングで心が折れそうになる中、更新を楽しみにすることでモチベーションを保っていました。「まとめシート流」の野網先生も道場出身ということで、私の診断士試験は、道場とふぞろいに支えられていたと思います。本当にありがとうございました。

<2次口述試験>

試験会場は「明治大学 和泉キャンパス」でした。「自社きかくの製品を作成するメリット」を聞かれ、企画か規格かどっちか分からずパニックになりました。試験官に、何度も聞き返して2分を消費しました・・・泣。

これから合格を目指す方へのアドバイス

時には立ち止まって、勉強方法を見直すことをやってみると良いと思います。勉強方法には相性があるので、PDCAを回しながらYouTubeやブログなどで情報収集し、さまざまな人の勉強方法を試しつつ、取捨選択していくことが重要だと思います。

(特に2次試験は)私を含め、多かれ少なかれ不安を抱えながら勉強している方が多いと思います。一人で勉強していると不安が増幅しがちです。もし今お一人で頑張っている方がいたら、Twitterで交流したり、道場のブログを読んだり、勉強仲間を見つけたりして、モチベーションを保ちながら不安とうまく付き合って勉強してみてはいかがでしょうか。応援しています。

おわりに

6月からの超短期間での勉強で合格を果たしたかえるさん、15代目メンバーで言うと「ごり」と同じタイプでしょうね。まさに効率性の鬼。短期合格をすべくしてした方だと思います。

AI活用というのが、今どきの受験生ですよね(ITオンチの私には縁遠い存在・・・)。

かえるさんのこれからの活躍を祈願しています。

かえるさん、合格おめでとうございます!

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