試験前日の過ごし方【微狂気添え】 by おーちゃん

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試験本番まで、いよいよ1ヵ月を切ってきましたね。

試験本番まであと26日!ラストスパートでまだまだ伸びます!頑張っていきましょう!
※本日含め、前日までの日数。
受験票・写真票
中小企業診断士試験 第1次試験の「受験票・写真票」は本日7月8日(月)発送予定です!数日中にご自宅の郵便受けに写真のような封書が届くと思われますので、届いたら「試験会場」をご確認ください。そして写真の準備もお早めにお忘れなく!!

今回は、試験前日の過ごし方についてお話させていただきます。
今回のお話は、本番に強いメンタル強者の方からは「狂気的」と思われるかもしれませんが、「真の狂気」を持った14代目みっきー師匠からすれば「愚かな」と言われてしまう中途半端さなので、「微」狂気な過ごし方とさせていただきます。
いかに試験当日の「決断疲れを減らすか」よね


❤
おーちゃん’s診断士ライフ
本題に入る前に、すでに独立診断士としての活動を始めている、わたくしおーちゃんの診断士の日常をお伝えさせていただきます。
以前にもお伝えした「信用保証協会」からの「専門家派遣」の初仕事、合計3回の派遣事業が先日無事に終了いたしましたのでそのご報告。
それまでの2回の訪問時にお話しした論点のうち、特に重要なものや、経営者さんが「すぐにでも」「自分で取り組める」ような内容を盛り込んだ「改善提案書」を作成したうえで、最終訪問をしてきました。私の次には、ITコーディネーターの方がWebサイト関連の専門家として派遣されることが決まっていたので、それに繋がる内容も含め、売上改善の施策などをご提案させていただきました。
結果は……。
社長さん「次も、おーちゃん先生が来てくれたら良いのに…!」

ぶわっ。う、嬉しいが過ぎる…
実際には私が行くわけにはいかないのですが、そう仰っていただけただけでも、この短期間で信頼をいただくことができたんだなと、本当に嬉しい言葉でした。これからも、ひとつひとつの出会いを大切にしながら、「社長の想いに寄り添った」経営サポートをしていきたいと改めて思いました!
前日に勉強以外にやったこと
さて、ここから本題に戻ります。
いきなりですが、皆さん、前泊しますか?

電車止まったら怖い。寝坊したら怖い。子どもに邪魔されて勉強できなかったら怖い…
私の令和5年度1次試験の受験会場は、東京地区の「日本大学 経済学部 3号館」でした。
自宅の最寄り駅から電車で1時間半位。自宅からだとざっくり2時間位。
まあ、朝に出ても間に合わないことはないんですが、心配性のわたしは迷うことなく前泊を選択しました。
(もし途中で止まったりすると、代替経路がほぼないルートというのもあります)

1年に1回しかない試験だし、ビジネスホテルに2泊分の出費をしたとしても、万全を期した方が良い!
と判断したのもあります。
ちなみに、15代目で前泊したのはかなり少数派…()
なんで前泊したのか?簡単に聞いてみました。
自宅から会場まで2時間弱…。交通機関のトラブルで今までの努力をに振りたくなかった!
そして当日は少しでもゆっくり寝て、ベストコンディションで試験に臨みたかったから。

会場まで電車で1時間ちょっとだけど、遅延がよくある路線なので、無駄な心配やストレスから解放されたかった。
前日に有給取れたのと、会計士試験の時も前泊してて味をしめてたのもある。会場の目の前のホテルだったから、ギリギリまでゆっくりできた!(でも、予約するのが遅くて高い部屋しか取れなかったのが反省…)


やっぱり交通機関のトラブルに対する不安が一番の理由だね。電車が止まるという外的要因で、1年の努力をフイにするのは残念過ぎる!
もちろん自宅から安心して通える距離なら、前泊する必要はまったくありません。
ただ、これまで都合3回の前泊(1年目1次・2年目1次・2年目2次)をした私は、試験前日に毎回必ずやったことがあります。
それは・・・
「試験会場の下見」です


おいしいところ師匠に持っていかれた!
そう、3回とも必ず、前日に試験会場を下見していました!
昨年こちらの14代目みっきー師匠の記事を読んだときは、「うんうん、わかるわかる」と納得しながら読んだものです。

師匠のように、前泊の下見宿泊までは出来ませんでした…
師匠はさすがっす!
将来の心配事を事前に解消して、脳のリソースを解放するのよ!

下見宿泊までは出来なかったものの、みっきー師匠の思考回路は理解できるといいますか、たぶん思考回路が似ている(つまり心配性?)なんだと思います。
前泊時の食事の心配まではしませんでしたが、宿泊先のホテルからどうやって試験会場に行くか、どれくらいの時間でたどり着けるか、途中どこで昼ご飯買うか…。というのは、「試験当日の朝に悩む」よりも、「前日に下見して解消」してしまうことで、当日の「決断疲れ」を予防できます。

とはいえ、前泊時の晩御飯どこで食べようか迷って歩き回った挙句、結局コンビニで買った冷やしラーメンとおにぎりにしたのは内緒です。(本当は蕎麦が食べたかったけどちょうど良い店が近くになかった)
おーちゃんの1次試験前日再現
せっかくなので、令和5年8月4日の記憶を辿って、どんな私が試験前日に何をしていたのか思い返してみます!
ちなみに、自営業なので、勝手に有給休暇です。
近所の天満宮にお参り後、最寄り駅に向かう。
過去の記事でご紹介した通り、近所の天満宮にお百度参りをしてから勉強をしていました。「試験当日まであと100日」のタイミングではじめたので、前日のこの日は朝と昼の2回お参りしてちょうど100回となりました。

水道橋駅到着。試験会場の下見へ。
ビジネスホテルはひとつ手前のお茶の水に取っていましたが、まずはいきなり「試験会場の下見」へ。
心配症な私は、電車を降りたらどっちに歩いて、改札降りたらどっちに向かって、とか考え始めると気になっちゃうんです。他にも下記のようなことを気にしながら、会場に向かいました。
- 駅にロッカーある?(2日目にもしかしたらキャリーケース入れる)
- 駅から会場までのコンビニは?
- 駅から会場までかかる時間は?
- ていうか本当に会場ここで合ってる?
普通に考えたら、受験票に書いてある通りの会場に行けば合ってるに違いないんですが、ちゃんと建物確認しないと安心できないんですよ。(特に日大は本館と3号館の2会場あったので間違えるの怖かった)
実際に会場まで行って、建物内に前日準備で「中小企業診断士試験会場」の張り紙がしてあるのを見て、ようやく安心することができました。
おーちゃん心配し過ぎじゃね?

別ルートでホテルに向かう
行きは総武線で水道橋まで行きましたが、もしかしたら電車止まってるかもしれないじゃないですか。ホテルから会場まで徒歩でも行ける距離だったので、念のため徒歩ルートも実地確認しておきました。
おーちゃん、心配し過ぎじゃね?


会場からビジネスホテルまで、1.3km。徒歩で約20分。キャリーケースがちょっと重かったですが、ぜんぜん歩ける距離でしたね。時間も乗降時間を考えれば、電車で行くのと大して変わらなそう。でも疲れるので、あくまで代替手段として選択肢に入れました。(もう一つの代替手段はTAXIです)
十分な狂気…

途中「女坂」という名所があり、めっちゃ急だけどなんだか風情のある階段で、なかなか素敵でしたよ。
<千代田区観光協会:「女坂(スポット紹介)」>
ホテルにチェックイン
泊ったのは「お茶の水イン」。14時にチェックインが出来るのも嬉しかったのと、朝ごはんが美味しかったのと、寝心地良かったです!湯島聖堂と湯島天神と神田明神に囲まれていて、なんだか縁起が良さそうな雰囲気がするのも良かったですよー。
会場も下見したし、あとはゆっくり勉強を…するべきなところなのですが、今回はどうしても行きたいところがあったので、ひと休みしたあとに大切な用事を済ませに行きます。
湯島天神へ
実はこのホテルに決めたのは、「湯島天神」まで徒歩で行ける距離だから、という理由もありました。
ホテルからずっと一本道で徒歩10分位です。

先述した通り、去年の1次試験勉強の途中から、「お百度参り勉強法」ということで近所の天満宮に御参りをしていました。大宰府天満宮に代表される天満宮は、学問の神様である「菅原道真公」をお祀りしている神社ですね。そして天神様とは神格化された菅原道真公です。なお、「湯島天神」は通称で、本来は「湯島天満宮」というのが正式名称です。
お百度参りは近所の天満宮で完遂しましたが、春江戸三大天神のひとつでもある湯島天神には、1次試験受験の時に会場が近ければ、ぜひ御参りしたいと考えていたのです。
そしてさらにもう一つ、絶対に御参りしたかった理由がこれです↓。

いつもお世話になっている「14代目一発合格道場」の皆さんが、湯島天神で合格祈願してくれてる!!
これは行って、皆さんが書いた絵馬も見たい!!!
ということで、上記の記事の写真を頼りに、特定したのがこちらの絵馬です。


試験前は辛いことがありましたが、この絵馬を見つけて、なんだかすごく嬉しかったのをよく覚えています。ギリギリ合格できたのも、きっと道真公のお計らいだと信じています。
ホテルに帰る…と思いきや神田明神へ
おとなしくホテルに戻って勉強しようと思っていたのですが、妙に興奮してしまい、帰り道がてらにホテルの近くにある「神田明神」へ。こちらも素敵な神社でした~(写真撮り忘れた)。参道入口あたりに、素敵なおやすみ処があったので、そちらで体に良さそうな(頭にも良さそうな)「冷やし甘酒」をいただいてから、ホテルに戻りました。

心配性なのか、余裕ぶっこいてるのか…

ようやく勉強開始
やっとホテルに腰を落ち着けたところで、ついに直前対策勉強を開始。もうここまで来ると、過去問をやる気にもならず、FP(ファイナルペーパー)として準備していた「学習マップ」や手書き「ノート」を見返して、苦手論点の再確認を実施。小一時間ペラペラとめくり、お腹が減ったのでお食事タイム。
コンビニで晩御飯&入浴
本当は蕎麦が食べたかったんですが、ちょうど良いお店が見つけられず、コンビニで冷やしラーメンとおにぎりを買って、ホテルの部屋で食べました。まあ、時間もかからないですし、これが正解だったのかもしれませんね。蕎麦が食べたかったのに、ラーメンにした理由はいまなお謎です。
ご飯を食べた後は、入浴してさっぱり汗を流して、夜の勉強に備えます。
勉強再開
再び勉強を開始。特に苦手意識のあった経済学は「はじめよう経済学」の動画を見直したり、どうしても覚えられなかった運営管理のショッピングバスケット分析の復習に時間を割いたり。1日目の4科目を、苦手科目の苦手論点を中心に勉強をしました。
就寝(ベッドでゴロゴロ)
よく覚えていませんが、前日の詰め込みを早々に諦めて、かなり早い時間にベッドに入っていた覚えがあります。どきどきしてすぐには寝付けなかったような気もしますが、眠れなくても横になって目を閉じてれば身体は休まるので、とにかくゴロゴロしてました。
本当に心配性なのか?

カラスがカァで夜が明けて
そんなこんなで、夜が明ければ試験当日の朝です。
いつも通りの時間(5:30)に目が覚めて、試験開始時間まではたっぷり時間があります。
朝ごはんをゆっくり食べて、大好きなコーヒー飲んで、ゆっくりシャワー浴びてもまだまだ余裕です。
ええ、わたし会場まで20分で着きますので。
…。
試験準備が万端だったかといえば、ぜんぜんそんなことなくて。
直前期のメンタルで言えば、もうズタボロで。
…。
でも、自分なりに勉強頑張ったことは、ちゃんと自分で信頼してて。
…。
とはいえ、もちろんすべての論点に自信があるかと言えばNOだけど。
…。
それでも一番大切なのは、
心身共に元気な状態で、余計な不安がないこと。
つまり……
ポジティブな精神だけを持って試験会場に行ける事です!
前日までは心配性だけど、当日はポジおーだ!

結果で分かる通り、勉強の進み具合は自信を持てるほどのモノではなかったにもかかわらず(平均60.5点)、当日のわたしは妙な自信に満ち溢れていたのでした。
誰がなんと言おうと、どんなに辛いことが起ころうと、当日の自分のメンタル100%に持っていければ、それが最強です!
余計な不安を払しょくし、脳のリソースを最大限に開放し、ポジティブマインドで当日を迎えられるよう、ぜひ今から準備してみてくださいね!
ポジティブマインドの作り方については、ぜひ先日のばんの記事もお読みください!

Yes!次はMakiだぜ!
おーちゃんまで暑苦しくなって変身してしまったのね…。
明日は最初にCがついて最後にMがつくあの論点を解説するわ~


受験生の皆様の学習が実を結びますように…
(道真公のご加護があらんことをお祈り申し上げます)
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