事例Ⅳが苦手な人の事例Ⅳの解き方~ by Maki
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皆さん、昨日は1次試験合格発表日でしたね。
試験結果、如何でしたでしょうか。
自己採点どおり合格された方
おめでとうございます。2次試験までの学習計画、順調に進んでいますでしょうか。
本当にあっという間ですので、スキマ時間もフル活用してくださいね。
予定外に合格されて慌てている方、まずはこちら↓の動画をご覧になって、
キャッチアップしてください!
計画どおりの結果にならなかった方
しばらく何もする気が起きないかもしれませんが、
まずは頑張ったご自身を十分労わって、また次の計画を立て直しましょう。
皆さんの今のお気持ち、宜しければ、是非コメントください。
さて、本日は、ぴらりん&ばんに続き、
事例Ⅳが苦手な方向けの解法をご紹介します。
ちなみに、事例Ⅲについては、こちらの記事をご参照ください↓
ぴらりんの記事はこちら↓
ばんの記事はこちら↓
さて、事例Ⅳを80分の制限時間内に解いてしまえる人は稀です。
足切りを回避し合格に近づくには、
解答順(解ける問題から解くこと!)がもっとも大事な事例
といえると思います。が、
独学の私がそのことに気が付いたのは、ほんとーに試験直前でした。
このブログをご覧いただいている皆さん、
是非、ゆとりをもって、ご自分の解法を確立してください。
基本戦略
事例Ⅳは、専門的に学んでいる、とっても得意な方を除いては、足切り回避を絶対の目標とし、
その上で加点を積み上げていくことが一般的な戦略になると思います。
そのための、①過去問(など)の練習、②回答順番の確立、③文章問題対策をご紹介します。
過去問(など)の練習
もちろん、大前提として、過去問(など)の練習は欠かせません。事例Ⅳ用の参考書として有名なものには、以下があります。
30日完成!事例Ⅳ合格点突破計算問題集
こちらは、事例Ⅳより比較的易しい問題が、論点ごとに出題されています。
「過去問を解こうとして、何をどう書いてよいかわからない!」(私もそうでした)という場合は、
まずこちらからはじめましょう。
事例Ⅳ(財務・会計)の全知識&全ノウハウ
こちらは、実際の事例Ⅳの過去問を論点ごとにまとめたものになります。
具体的な回答が詳細に記載されているので真似して記載しながら中小企業診断士流の
回答方法を身に着けるようにします。
最初は、目が泳ぎます(笑)。目が「見たくない!」っていいます。
でも毎日開いているうちに、だんだん慣れてきますので、毎日開き続けて下さい!
過去問
横解きに慣れてきたら、過去問を年度ごとに、80分時間を計って通して解答する練習=縦解き
をします。
問題自体は何度か解いているので基本的には全問正解できるハズなのですが、時間が足りなかったり解けなかったり、満点をとるのは難しいです。
ある程度解けるようになるまで繰り返し解き、さらに時短できるようにします。
その他
基本的には過去問だけで十分だと思いますが、さらに力を付けたい場合は、以下を使って学ばれても良いと思います。
- 意思決定会計講義ノート(通称:イケカコ)
著者の大塚宗春先生が現在の事例Ⅳのベースを形作ったと言われており、
こちらに記載の問題が解けるようになれば、事例Ⅳ攻略上有利だと思いますが、難易度が高いため、余力があれば、という形でよいと思います。
- 企業診断
こちらはコンサルティング業務/診断受験に関する月刊情報誌です、
大手予備校の先生方が作成した事例問題が掲載されています(解答付)。
ただし、毎回全ての事例が掲載されているわけではないので、確認の上購入してくださいね。
(個人的に「幻の超高得点答案を探せ」のシリーズがおススメです)
回答順番の確立
解答時間が始まったら、前回の事例Ⅲでもお伝えしたとおり、まず、
何が何でも受験番号を記載します(練習の時は仮の番号でOK)。
その後は、一般的に以下のように進めることを念頭に置いていました。
(◎→○→△が解答の優先順)
全体の構成見て大きな変更がないことを確認
与件文を読む
◎第1問 経営分析(第1問)(第2問)を解答
→概ね20点 ※1 下記参照
◎第4問 文章で解答する問題を解答
→概ね20点 ※2 下記参照
○第2問 CVP 設問1はとる!設問2は部分点でOK
→概ね半分の15点
△第3問 NPV できるだけ書く。
どうしても書けなかったら、自分の回答方針でも書く
→5点でも10点でも!
この方法で足切り回避を目指しましょう。
NPVについては、減価償却費の計算方法でもよいので細かく書くことで、加点を狙います。
白紙はゼロ点です。絶対にあきらめないでください。
※1 経営分析 計算する指標の見つけ方
経営分析の指標を全て計算される方もいらっしゃると思いますが、
解答に使用するのは、基本的に与件文に基づく内容になるため、
時間が限られていることを考えると、全てを計算するのはもったいないと思います。
指標の変化については、与件文をもとに条件反射的に思い出せるように覚えましょう。
ダンシ君のこちらのYouTubeの一問一答で覚えることができます。
※2 文章問題対策
私が購入した事例Ⅳの全ノウハウ2022年版では「コラム5」に、
知識系設問の出題例が記載されていました。
これとふぞろいを組み合わせて、文章問題対策用のノート1冊にまとめました。
冒頭にご紹介したぴらりんのブログには、
具体的な記述問題が紹介されています。ぜひ参考にしてください!
文章問題は計算ミスがありません。
しっかり対策をして、得点を獲得できるようにしましょう。
明日はしんの投稿です
2次試験に大事な考え方を紹介するよ
合格後も大事な考え方だよね
皆さん、お楽しみに!
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こんばんは!
にっくです。
事例Ⅳの攻略記事ありがとうございました!
1つ質問なのですが、過去問と「事例Ⅳの全知全ノウ」はどちらからどのように解いたらいいでしょう?全知全ノウから解きたいと思いつつも、初見で過去問を解く経験ができなくなってしまうのではないかと悩んでいます。
良かったらご回答、よろしくお願い致します!
にっく
にっくさん
こんにちは。ご質問ありがとうございます。
過去問を見て解答できそうであれば過去問からでも良いのですが、解答方法が思い浮かばない場合は、全知全ノウを使って解説を参考にしながら、解法を身に着けるのが一般的かと思います。
とはいえ全知全ノウも過去問ですので、解説を読んでも頭に入ってこない場合、30日完成等を導入として使用されるとよいと思います。
どうしても初見の過去問を取っておかれたい場合は、1年分取っておいても良いと思いますが、個人的には、過去問の縦解きも何度も繰り返した方が良いと考えます。解かずにとっておくより、たとえば、80分ではなくて70分で解けるようにするなどの工夫をされてはいかがでしょうか?
また、「企業診断」には、予備校の先生などが作成されて事例問題が紹介されていますので、学習がすすんで、新しい問題を解かれたい場合は、書店やAmazonなどで確認されてもよいと思います。でも、必須ではありません。特に2次受験が初めての場合は、あくまで過去問ファーストです。
参考になれば幸いです。
学習頑張ってください。
Makiさん
ご丁寧にありがとうございます!
一年分だけ取っておいて、後は解きまくります!
ありがとうございました!
にっく