【未合格体験記】一発合格に本気で向き合った経験を糧にして再チャレンジ!みっきーさん

twitterもよろしくお願いします。

本日最後4本目は、みっきーさんから貴重な未合格体験記を寄稿頂きましたのでご紹介いたします。

みっきーさんは学習当初、2年計画で診断士合格を目指されていましたが、学習を進める中で計画を修正し見事に1次試験を突破されました。2次試験は惜しくも残念な結果でしたが、果敢に一発合格へチャレンジした体験記は必見です。

去年、残念ながら涙を飲んだ方はもちろんのこと、今年初めて診断士試験にチャレンジされる方も多くの気付きを得られると思います。是非じっくりとお読みください。

それでは、どうぞ!

========ここから========

(0)受験生情報 

みっきー・34才

(1)自分の診断士受験スタイルを一言で表すと

基礎飛ばしの突貫工事

(2)診断士に挑戦した理由・きっかけ

・一般事務職としてのみの職歴しかないのが心もとなく、形に残る資格が欲しかったため。
・診断士の学習内容や業務へ興味があったため。

(3)学習開始時の知識・保有資格、得意科目・不得意科目

ほぼ0からのスタート

得意科目:中小(基本は暗記だけのため)
苦手科目:経済(中学数学からやり直しレベルのため)、情報(ITに疎いため)

(4)学習スタイルとそのメリット・デメリット

1次4科目(経済、情報、法務、中小)・2次 TAC通学
1次3科目(経営、運営、財務) 独学

①メリット
予備校への通学で学習リズムを作れたこと
②デメリット
TACで勧められた診断士1.5年合格コースは、負荷が少ない反面でリスクもあると感じたこと。(後述します。)

(5)合格までの学習法

2020年1月から学習開始、1次・2次1回ずつ(1次合格、2次不合格)の未合格です。

(6)学習時・受験時のエピソード及びこれから合格を目指す方へのアドバイス

試験勉強を開始したのは2020年1月、TAC説明会からです。
2020年に「経済・情報・法務・中小」4科目の授業を受け1次科目合格を行い、2021年に残りの「経営・運営・財務」と2次を合格するという2年計画での受験コースを勧められました。
TACで受講した1次4科目は、経済80点、情報88点、法務76点、中小67点と比較的安定した結果を出す事ができました。

【1次試験】(TAC)
■インプット
・授業を何度も受ける
TACでは同じ授業を何回受けてもOK、教室受講に比べてWEB受講も可能だったため、教室とWEB受講を織り交ぜて授業を1講座3回まわしました。
法務と中小は、通っていた校舎の平日夜クラスと休日クラスで先生が違ったので、教室講義にも2回出席しました。
テキストメインの勉強より時間がかかるのはデメリットですが、講義を何周もすることで記憶を定着することができました。同じテキストでも、先生が違うと着眼点や話のされ方が違うため、同じ項目を違う角度から何度も学ぶことができるのもメリットでした。

・授業後の質問
教室で受講後は、必ず先生に質問をさせてもらうというのを自分のルールにして、講義前や講義中に疑問があればメモに書き出すようにしていました。単語から実物のイメージがわかない等のささいな事も相談させていただきました。どの先生も親身に質問に答えてくださり本当に感謝しています。
勉強への疑問がクリアになるだけではなく、質問を通し顔を覚えていただけ、先生方から励ましの言葉を頂戴したのも大きな力になりました。

・一発合格道場記事
「一発合格道場ブログ」はTACの同じ教室の受講生の方に教えてもらいました。
科目別の解説記事はもちろん、私は勉強をすることが久しぶりだったので、暗記法や記憶のメカニズム等の記事がとても参考になりました。

■アウトプット
苦手だった経済と情報は特に基礎を何周もしました。
過去問はやや遅めの5月中旬頃から始め、本番までに過去5年の過去問を3~5周し、間違えた問題に印をつけ理解できるまで個別に何度も解きました。
当初は4科目のみ受験で科目合格を狙っていたため、初めから6割を目指すのでは問題が難化したときに対応できないと思い、できる限りD・Eランクの問題も解くよう努めました。

【独学での1次3科目】
TACで提示された1.5年合格コースでしたが、過去問演習に入る頃に「この受験の仕方にはリスクがある」と感じました。H30法務等の難関過去問を解く中で、個別に6割以上の科目合格を狙う作戦では問題が難化した時に対応しきれない可能性があり、総合6割を目指す全科目受験の方が対応しやすかったと考えるようになりました。

1次試験は念のため全7科目受ける予定でしたが、確実に合格をするためには、本番1日目の未勉強科目を放棄し早めに帰宅して、2日目の暗記科目の勉強を開始した方がいいのではないかと検討するようになりました。

悩んでいるときに道場の方々が運営してくださっている「ココスタ」というオンラインコミュニティの掲示板でこのことについて質問をさせてもらいました。その時に道場11代目メンバーのぴ。さんからアドバイスを頂戴しました。

「全部受験したら一次突破できるかもしれないけど、全部受けなければその可能性はゼロです。診断士一次試験は年によって難易度のばらつきが強いため、勉強していない科目のうちどれかが易化した場合、これまで持っている知識で60点以上取れるかもしれないです!」

上記のアドバイスを拝見してまず、そんな奇跡的なことがありえるはずがないと思いました。でも「可能性がないとは言い切れない、諦めてはいけない」と考え直しました。

結果的に2020年1次試験を合格できたのは、このアドバイスがあり自分の気持ちが転換できたからだと感じています。

5月末のTAC模試で全くの未勉強で経営・運営・財務それぞれの問題を初めて解いてみました。点数はボロボロでしたが、経営と運営は、法務や中小等と比べると身近なことが論点で、書いてあることのイメージがしやすく選択肢を選びやすいと感じました。
ここから本腰を入れて3科目の対策をするには時間が足りないと感じましたが、財務の計算問題を仕上げるのは無理でも、あわよくば経営か運営どちらかで科目合格を上乗せできないかと考えました。

情報が端的に集約されている「まとめシート 前編」を購入しました。
TAC模試の印象から、運営はまとめページのイラストから単語を少しでも覚えようと努め、経営はテキスト部分から「正しい理論」(組織は環境に合わせて変化させるべき、等々の根本の考え方)を頭に入れるよう意識しました。

1次本試験では、運営も経営も、まずは知識関係なく「社会人としてこれはないだろう」という選択肢や不自然な断言系のものをまず削り、前半と後半で文章の繋がりがおかしい選択肢をはじき、残ったものを断片的知識で推測して解いていく手段で臨みました。特に経営ではこの手段が有効だったようで、不正解だった問題も最後の2択までは絞れていることが多々ありました。

財務は簿記3級を勉強しかけてやめた経験があったことで聞き覚えのある単語も多々ありましたが、最初から科目合格は諦めていました。まとめシートも全体を流し読みするまでにとどめました。
ただ「あわよくば1次試験通過」が頭の片隅にあったため、本番は分からないなりに数値を色々と検討して予想と近い数字の選択肢を選んだり、知識問題は必死に新聞や本で見た情報を思い出し検討する等、放棄ではなくその時点での知識で全力で臨みました。

結果、経営は76点、運営50点、財務44点。
1次合計点476点で、思ってもみない1次試験合格でした。

【2次試験】
まさか、本当に1次試験に合格できると思わず嬉しいより先にまず驚き、慌てました。
取り急ぎ、私が1次試験でテキストも過去問もすっとばして合格した経営・運営・財務が2次試験のベースになっているということだけはわかっていました。

TACで1次お世話になった先生や受講相談ダイヤルへ電話を入れて話を聞いてもらい、診断士の方や、ココスタで結果報告をしてまたぴ。さんにもアドバイスをいただき…。
皆さん共通していたのは「このまま2020年の2次合格を目指すべきだ」という励ましをくださった事です。新型コロナの影響で2020年の2次は回避することも可能でしたが、このまま挑戦しよう、少しでも早く診断士のフィールドを目指したい、と3カ月で一発合格を目指すことを決めました。

TACは先生にアドバイスを受けた通り、2次演習講義事例Ⅳ特訓講義を申し込みました。

【2次試験対策】
時間がないため、基礎重視の一次とは逆にいきなり応用から始めました。
過去問やTAC演習問題を解き、模範解答に分からない知識があれば2次用テキストをさかのぼり調べました。
2次で使用する1次知識や具体的に答案に書くキーワードは、道場のまとめ記事、特にアップしていただいていたファイナルペーパーを丸暗記することから始めました。

・財務
事例Ⅳ対策は、ぴ。さんのアドバイスに従い、同友館の30日完成! 事例IV合格点突破計算問題集を購入して、分からないところは調べながらいきなり過去問レベルの問題から解き始めました。
財務知識が薄いため当初は1問解くのに丸1~2日かかりかなり非効率でしたが、まずは解法を暗記し、問題を前に手が動くようになってから理論を調べるという方法で徐々に問題の全体像が分かってきました。30日問題集を一通りやった後、TACの事例Ⅳ特訓問題集に移り各分野を基礎からやり直し理解を深めました。
過去問は5年分を2周ずつしました。難易度の高い問題は解けないままでも放棄し、頻出論点で6割を押さえる事を目標に割り切りました。
本番では、苦手だったNPVを含めて計算問題は比較的抑えることができました。

・勉強会
2次対策では勉強会に参加させていただけたことが本当に大きかったです。
2次試験に関して、ハカセさんやTomatsuさん、さとまるさん等の診断士合格者の方々から本当に大きなお力添えやアドバイスいただける機会にもなりました。一緒に参加させていただけたメンバーもすごい方が多く、書ききれないぐらいたくさんの学びや感謝があります。

勉強会で教えてもらった私の1番大きな課題は「加点要素になりそうなキーワードが漏れていることがある」「文が冗長になりがち」ということでした。
根本的な文章力の向上に取り組む時間はないため、それまでの「解答要素やキーワードのみ下書きして解答用紙で文章にする」解き方から、「問題用紙に全文を下書きして、不要な言葉や追加できそうなキーワードがないか添削をしてから解答用紙に記入する」という方法へやり方を変更する事で弱点の改善を感じられるようになりました。

下書きの手間を増やしたことでタイムマネジメントは厳しくなる荒業でしたが、それ以来「文章が読みやすくなった」と勉強会でフィードバックをもらえるようになりました。

また、TAC演習でも最終的に「合格を狙えるレベルになっていると思う」という心強いお言葉を先生からいただくことができました。

・一発合格道場活用
2次試験対策では、道場の記事に1次以上にお世話になりました。
11代目メンバーの皆さんのそれぞれの記事や、過去の記事に、様々な場面で助けていただきました。

予備校で教わる2次対策は正攻法ですが、80分間で理想の手順をすべて完璧に把握するには、3カ月では私には難しかったです。でも、道場で合格者の方の生の声が書かれている記事の中には、限られた時間の中でどのように成果を出せばいいかというコツがたくさん入っていました。
知識に関すること以外にも道場の記事を見て、文房具を買い、会場の下見に行き、ファイナルペーパーを作り、持ち物を用意し…。良いと思ったらとりあえず書いてあることを実践するようにしていました。

道場記事を通して本番はメンタルのコントロールが1番重要だと感じ、ファイナルペーパーは自分を落ち着かせる言葉をメインにしました。
試験前週の週末、本番で前泊予定のホテルも含めて本番と同じスケジュールで1泊下見を行い当日の行動導線を定めたり、お世話になったTACの先生に会いに行ったりして過ごしました。

本番では、事例Ⅲで何とか回答を書きましたが時間配分を間違え大きな失敗をしてしまいました。
1人で受験に挑んでいたらそこで落ち込んで終わっていたかもしれませんが、道場で「最後まで結果は分からない、最後まで諦めてはいけない」と学びました。
事例Ⅳを控えた最後の休み時間に試験教室の外に出て道場の記事を参考に持参したアロマやリラックスグッズの力をかりたり、いただいた励ましのメール等を見ながら必死に気持ちを立て直していたのを覚えています。
逆転をかけて問題用紙をあけた事例Ⅳ、問題を一読して難易度を高く感じ焦りがわきましたが「きっとみんな焦っているはずだ、まだわからない」と自分に言い聞かせて一生懸命冷静になるよう努めました。

2次試験の結果は、点数はわかりませんが「ABBA」総合Bで不合格でした。気持ちを立て直して頑張っても結果はダメでした。ですが、Ⅲの失敗の後のⅣでAを取れたのは次回に向けた自分の自信にできると感じています。

【最後に】
土台があいまいなまま2次試験に臨んだことを考えれば不合格は当たり前の結果かもしれないですが、自分なりに本気で一発合格を目指していたのでとても悔しいです。
ですがこのような結果が出たからには、2021年は診断士になってから使える基礎知識をしっかりつけたり自分の気持ちを整理する機会にして、中小企業の力になれる診断士を目指して頑張りたいと考えています。

道場へ感謝を伝えたいと思って書き始めたのですが、1年間を振り返ることができたのは自分自身の気持ちの整理にもなりました。未合格者も体験を振り返る場をいただけた事に御礼申し上げます。
改めて、2020年の間、多くのお力添えをありがとうございました。

========ここまで========

いかがでしたでしょうか。

みっきーさんは1次試験直前期において、科目合格を優先すべきか、全科目受験をやり切るべきかどうか、という分岐点がありましたが、全科目受験を決断されて見事に1次試験突破を果たされました。これは、みっきーさんご自身が可能性を信じ最後まで諦めず努力されたことや、人の意見や助言を素直に吸収する姿勢が大きな要因だったのではないでしょうか。

2次試験では、「Ⅲの失敗の後のⅣでAを取れたのは次回に向けた自分の自信にできると感じています。」という言葉が印象的ですね。 ”2次試験を受けるからには本気で一発合格を狙いに行く“という執念が気持ちを奮い立たせ、難易度の高かった事例ⅣでA評価を獲得するに至ったのだと思います。

みっきーさんは道場記事にいつも暖かいコメントを下さっていました。本当にありがとうございます。目標を明確に持ち、周囲への感謝を忘れず、そしてなにより、昨年本気で一発合格に向き合った経験を持つみっきーさんならば、今年はきっと合格を勝ち取られることでしょう。ぜひ、モチベーション維持・向上に今後も道場をご活用ください。12代目の記事もきっと素晴らしいものになると思います。

みっきーさん、受験体験記の寄稿ありがとうございました。

そして、合格体験記の寄稿も心待ちにしております!

以上、ぴ。でした。


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