【2次試験】<復習法>その答案、一般的になっていませんか? by YOSHIHIKO☆ヨシヒコ

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YOSHIHIKO☆ヨシヒコ
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おっはモーニング🌞
本日も、実体験に基づいた”復習法”の提案をさせていただきます!
模試も終わり直前期に入った今、こんな状態になっていませんか??

YOSHIHIKO☆ヨシヒコ
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さっそくですが、皆さん模試は受けられましたか?

本日のブログは、昨年この時期(2次試験1か月前)に受領した模試結果を通じて得られた「気づき」について、受験生皆さまへ共有したいと思います。
受けられた方、受けられなかった方 双方に参考になれば幸いです。
(特に、受けられなかった方は、「模試受験しなかった or できなかったけど、知れてラッキーと思ってもらえれば嬉しい😉」)

模試を通じて得られた気づき」と大それたことを銘打っていますが、伝えたいメッセージはひとつです。

”その答案、一般的になっていませんか?”  
裏を返せば、『与件ファースト』や『与件文で修飾』できていますか? という問いかけにもなります。

はじめに:一般的な答案とは?

~あらすじ~
昨日の2次試験約1か月前、ぼくもMMCの最終模試を受験しました。
りいあは8日前まで寝かせていたようなのですが、ぼくは即結果を開封しました。
順位は半分より下。
手ごたえとのギャップにショックを受けましたが、すぐに頭を切り替え、絶対に受験料の1万円のもとを取ろう(必死)と、同時に受けた受験生仲間と振り返りをしていました。

その中で、
YOSHIHIKOさんの答案は、
一般的に見えてしまいます。との講師からご指摘に、ハッとしました。

一般的 = A~D社でなくとも、他の企業でも当てはまる助言内容。

と受け取りました。
※追記:(注) 誤解を防ぐため、みんなが書く一般的な解答を目指すのは継続してください。あくまで、他の企業でも当てはまる一般的な内容では物足りないということです。

模試の点数は、
事例Ⅰ:65点、事例Ⅱ:62点、事例Ⅲ:57点、事例Ⅳ:51点とギリギリ不合格ライン。

このままでは、アカーーーーーーーンと思い、
これ以降、解答内容に事例企業らしさ(できれば与件文)を意識するよう努めました。
これが、本ブログのもととなった原体験です。
~あらすじ <終>~

講師よりいただいたご指摘

改めて、講師(採点者)視点では、事例企業に沿った感が弱かったそうです。
80分 x 4事例、A~D社に向けた答案を作り上げたつもりだったのですが、
無意識のうちに演習結果や知識に引っ張られてしまったみたいです。
せっかくなので、実際に指摘された答案を見てみましょう~~~

<問:大手メーカーのY社との取引によって、どのようなメリット・デメリットがあるのか。>


与件文も設問文も知らない方が大半かと思いますが、いかがでしょう?
改めて見返すと、Y社に売上依存しているパターンのC社でありがちな答案のように見えます。
特定のC社に向けて助言している感が、伝わりません・・!
見事に、”一般的すぎる“答案の典型例に陥ってしまいました。

<補足>
与件文でC社は、大型取引の受注でメリットを享受しており、また強みのチタン加工ノウハウ流出の可能性をデメリットとしてあげられていました。上記ハイライトで書いたような”C社らしさ”を答案に取り込むことで、1要素あたり数点の加点がされたのではないかと予想します。そうすれば、この設問で約20点を獲得し、かなりアドバンテージが稼げます。これが、あらきちの再現性の話でよく出てくる “与件文で修飾する“ことです。

YOSHIHIKO☆ヨシヒコ
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誤解を生まないよう、
ここで一度、一般的な答案に対する印象をお伝えしておきます。

一般的な答案に対する印象

・一般的な答案が悪いわけではない。
・一般的な答案では、高得点は望めない。← 合格を目指すならココ大事!
・与件ファースト、与件文で修飾を意識して臨む。

原因 → 対策

YOSHIHIKO☆ヨシヒコ
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一般的な内容をおさえつつ、事例企業らしさも出したいあなたに向け、
一般的な答案との折り合いのつけ方を考えてみます。

■原因
① <解答時点> 無我夢中で、与件ファースト与件で修飾を忘れてしまっている。
(解法・解答作成プロセスに落とし込めていない。再現性を確保できていない。)

<復習時点> ふろぞい流採点基準の一般的な解答キーワードに傾倒している。
(※ふぞろいリスペクトで、傾倒しすぎることが非推奨との意味合いです。)

昨年の自分の演習への取組み方を振り返ると、
以下で当てはまる項目が多い方にこそ、読んでいただきたいです。※3つ以上の方は要チェック!

一般的な答案になっていないかチェックリスト

□ 真面目に、ストイックに演習を繰り返されている。
□ 自己採点をふぞろいのみで行っている。
□ 多くの要素を詰め込もうと、与件文の言い換えで文量を圧縮している。
□ 過去解いた自分の答案を見直したことがない。
□ 事例Ⅰ~Ⅲで回答が一般的になりがち。

■対策
① <解答時点> 無我夢中で、与件ファースト与件で修飾を忘れてしまっている。

皆さまへの提案①:解法・解答プロセスに徹底的に落とし込む。

・これから残りの期間、与件ファースト与件で修飾を意識して演習してみてください。
・あなたのファイナルペーパーに、与件ファースト与件で修飾と書いてください。
※答案の組み方は、再現性のオニ、あらきちのスライドを思い出してください☆

 

<復習時点> ふろぞい流採点基準の一般的な解答キーワードに傾倒している。

皆さまへの提案②:ふぞろいをほどよい距離感で活用する。

・基本的にふぞろい流採点基準を参照します。その上で、頭の片隅に「この解答キーワードって一般的かもなぁ」という視点を持ちましょう。
・解答キーワードは、数多の再現答案の表記揺れをまとめているので、一般的なキーワードになりがちなことを理解する。


※R3事例Ⅰにおいて限りなく正解に近いリットの95点答案と見比べてみましょう。
お手持ちのふぞろい15の、35~42ページをお開きください。

<R3事例Ⅰ第5問>
赤字:ふぞろいベスト答案にある加点キーワード
青字:ふぞろいベスト答案にない要素だが、与件文にある要素。

今回見比べてみて、ふぞろい流ベスト答案は多面的でとても素晴らしい構成でした。
与件文の要素を圧縮して、限りなくキーワードを漏らさないようリスクヘッジが徹底されています。
その一方、リットの答案と比較するとやや一般的だと感じました。
リットの答案のほうが、与件文からより多くの要素を抜き出しており、A社らしさが出ていると思います。

十分な検証ではないと思いますが、与件文ファーストで解答キーワードを与件文で修飾することでA社に向けた助言として評価され、高得点だったと結論付けます。

※ふぞろい以外の採点基準については、前回ブログをご覧ください☆

まとめ

いかがだったでしょうか?
皆さまの答案、”一般的”な助言になっていませんでしたか?

一般的な答案に対する印象

・一般的な答案が悪いわけではない。
・一般的な答案では、高得点は望めない。← 合格を目指すならココ大事!
・与件ファースト、与件文で修飾を意識して臨む。

一般的な答案が悪いというわけではないです。ただ、頭一つ抜けるためには、
与件文ファーストで、解答キーワードを与件文で修飾する

ことを意識して演習・復習を行い、解答プロセスに染み込ませて欲しいです。

前回同様、それなりに or かなり答案を書けるようになった今でこそ、直近で解いた事例と過去解いた事例を見比べてみてください。
無意識のうちに、事例企業らしさが抜けてしまっているかもしれません。
皆さまの合格に向け、自身の答案を見直す「気づき」になれば幸いです。
月末まで頑張りましょう~~~応援しています😊

YOSHIHIKO
YOSHIHIKO

明日は『あらきち』です!
あらきちの実体験:アカーーーーーーーンな、ミスパターンの紹介です。

アカーーーーーーーン!反面教師にしてくれよなっ
ぜひお楽しみに~!

あらきち
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【2次試験】<復習法>その答案、一般的になっていませんか? by YOSHIHIKO☆ヨシヒコ”へ4件のコメント

  1. 通り縋るMMC生 より:

    YOSHIHIKOさま

    いつも楽しく(必死に?)道場記事拝見させていただいております。毎度、有益な情報をありがとうございます。

    さて、いわゆる「サムい」コメントで大変恐縮なのですが、今年のMMC模試の解答用紙には、添削コメント等はMMCに著作権が帰属し、許可なく転載等を禁じる旨のコメントが記載されております。

    すでに許可を取られておられるようでしたら申し訳ございません。老婆心ながら、念のため転載に問題がないかご確認いただければと思います。

    本試験まであとわずかですが、今後とも更新を楽しみにしております。

    1. YOSHIHIKO より:

      通りすがりのMMC生さん、コメントありがとうございます。
      一部箇所の切り取りに留めておりましたがご指摘を受け、セルフ講評へ修正させていただきました。
      引き続きよろしくお願いいたします。また機会がありましたら「アツい」コメントもお待ちしております^^

  2. ぺっぺ より:

    いつも読ませていただいております。
    貴重な情報ありがとうございます。

    私は、二次試験四回目になります。

    昨日、mmcとLECの模試の結果が返ってきました。

    まず、mmcが先に返却されましたが 59、59、63、63の244点の結果でした。
    これまで、幾度どなく受けてきましたが、だいたい220点台だったので、ようやくここまでこれたんだなとすごく嬉しい気分になりました。 あとは、丁寧に丁寧にがんばって一点一点積み重ねていこうと気合を入れたました。

    しかし、その日の夕方、LECの結果が返ってきましたが、41、42、27、56 の合計166点という悲惨な結果が返却され、朝の喜びは真っ逆さまに落ち込みに変わりました、、、、、

    なんだこの格差は、、、、

    じゃあこれからどうしていけばいいのか、、、、

    模試の結果は気にするなといいますが、、、、、半ば錯乱状態にも陥りました、、、、

    はぁ~、本当に難しい試験ですね。。。。。

    1. YOSHIHIKO より:

      ぺっぺさん、コメントありがとうございます。
      78点も落差があると、沈みますね。。1晩寝たら切り替えて、復習に打ち込んでほしいです!まだまだ3週間ありますし、全然大丈夫です。
      励ましの言葉だけではなく、僭越ながらぺっぺさんが本試験での点数を伸ばせるよう模試の点数への向き合い方をアドバイスさせていただきますね。

      ■ 模試の結果を気にしない。
      ・予備校が作った問題は、本試験とは別物。
      ・異なる予備校のため、必ずメソッドが違う。(同じ解答を提出しても評価が違うほど)
       → このような意見があると思いますが、設問解釈をして、与件文から要素を抜き出して、知識を織り交ぜながら解答するプロセスは同じのはずです。主にキーワードや多面性が欠けていることが減点理由かと思いますが、それ以外にも読みやすいか。因果が通っているか。などの振り返りの機会として双方の模試結果を活用してみてはいかがでしょうか?^^

      ■ 模試結果は気にした方がいい。(僕はこっち派です。)
      →ご自身の答案作成のクセがあぶりだされると思います。僕の模試と本試験の点数、言われれば傾向が似ているように見えませんか?点数がとれているorとれていない理由を徹底的に振り返ることで、より得点が安定するはずです。
      →りいあが昨日のブログで書いていましたが、アドバイスを取捨選択して取り込むのもアリです。

       模試の点数:事例Ⅰ:65点、事例Ⅱ:62点、事例Ⅲ:57点、事例Ⅳ:51点
      本試験の点数:事例Ⅰ:69点、事例Ⅱ:69点、事例Ⅲ:58点、事例Ⅳ:47点

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