【模試対応】1次試験のポカヨケ~自分ルール作成のススメ~

TAKURO
TAKURO

TAKUROです!
一次試験の申込みは済みましたか?

まだの方は急ぎましょう!

一次試験の受験表、二次試験の受験表にはそれぞれ写真が必要ですが、私は、1年目の受験のとき、二次試験の受験表に、ティファニーブルーを暗くしたような色のTシャツで無表情で撮った写真を貼り付けていました。

そして、逃げ道をなくすために、6代目岡崎先生を見習って写真付受験票をフェイスブック上にアップして、受験番号を全世界に晒しました。

結果はご存じの通り(?)不合格で周りにも気まずい思いをさせたのですが、フェイスブックを見た大学時代の友人(某化粧品会社勤務)からは、「あの囚人みたいな写真なに?」と酷評されました笑

囚人写真じゃ受かるものも受からん!ということで、2年目はスーツ・散髪直後で気合いを入れて写真を撮り、見事合格しました。

これから写真を撮る人は、服装・髪型、無理なら表情だけでも気合をいれた写真を撮りましょう。


さて、5月も下旬になり、1次試験の模試の開催日が迫ってきています。

模試については、先日、インタビューリレーで取り上げました。

12代目メンバーの総意として、この段階での模試の結果は気にする必要がない!という意見だったと思います。私も全く同意見です。

とはいえ、せっかく模試を受けるのだから、いい点を取りたい、という気持ちが出てきてしまうのも分かります。特に、本来取れていたはずの問題を落としたときは、模試であっても悔しいですよね。


そこで、本日は、私の具体例を使って、模試の当日までに押さえておきたいポカヨケの話をしたいと思います。

模試がはじまるまでにやること

受験案内をよく読む。やっていいこと、悪いこと、持ち物を確認しておく

これは、模試、特に在宅での模試だと難しいのですが、なるべく本番をイメージしてやっておいた方がよいです。

特に、模試の場合は、受験生はお金を払ってくれたお客様なので、柔軟な対応をしてくれることが多いですが、本試験はそうではありません(本試験にも高い受験料払っているんですけどね)。

そんな、大げさな…と思った方は、こちらへ。ジメジメした蒸し暑さも吹き飛ぶ寒気をプレゼントします笑

10代目いよっちさん 【実録】圧倒的実力者に起きた悲劇~未合格体験記~

私自身を振り返ってみても、試験本番の監督員の中には、ここで日頃のストレスを発散しているのではないかと思いたくなるほど、厳しく、かつ高圧的な方がいます。

一番厳しかったのは、二回試験(司法試験後の司法修習の修了認定試験)ですね。

以下、完全に余談

この試験は、5科目あって、各科目丸一日かけて、回答する(お昼の時間もおにぎりを頬張りながら回答を作る。)大変なものなのですが、ある科目で終了の合図があっても作業している人(Aさん)がいました。
(当時は、自分の回答を紐で綴って提出しなければならず、紐がほどけていると不合格でした。おそらくAさんも紐で綴ろうとしていたのではないかと思います。)

発見した試験監督は、Aさんに対して、「動かないでください!!」と金切り声をあげ、私を含むその部屋の受験生全員に対しても、「一切動かないでください。」と指示しました。その後、3名ほどでAさんを取り囲んで、Aさんの身の回りをくまなくチェックします。事情聴取をした上で、何やら対応を協議しているのですが、その間、その部屋の受講生には「一切動かないでください。」の指示が出たまま。。

私は、終わったらトイレに行こうと思っていたので、それはそれは大変な思いをしたのをよく覚えています。トイレに行きたいなどと言い出せる空気ではありませんでした。
45分後くらいに、Aさん以外は解放されたのですが、Aさんが合格したかどうかは分かりません。私が無事にトイレに間に合ったのかどうかも分かりません。

だいぶ話がそれましたが、本番でどんな高圧的な監督官がきてもよいように、模試の段階から、ちゃんと要綱を確認しておく癖をつけましょう。

模試の当日にやること

ちゃんと受験する

当たり前ですが、大事です。勉強が進んでないし…、など考えずに受けましょう。
冒頭で書いた通り、模試の結果は気にしない!が12代目の総意です。
結果を気にせず、申し込んだ方は必ず受けましょう。我々がついています。

私も、模試の前日が出向先の役所の任期満了日だったので、その日までの約3週間、ダブルヘッダーを含む連日の送別会を開催していただき、前日も主役が先に帰る訳にもいかないので、3次会まで行きました。
そのため、完全に脳みそがアルコールに漬かっていましたが、ちゃんと会場で受験しました。
(2019年のことです。早くそんな生活が帰ってきてほしいですね。)

名前と受験番号を書く

これも当たり前ですが、きちんとやりましょう。

一次試験のためのポカヨケとは


さて、ようやく具体的なポカヨケの話に入ります。

私は、試験が始まり、受験番号と名前を書いたら、まず、第1問、第2問と書いてある左上に通し番号を振っていました。私が実際に受けた際の令和元年一次試験企業経営理論第23問の写真をご覧ください。

第23問の左上に25と書いてあります。枝問も含めた通し番号を最初にふることによって、最初に全体像を把握できます。
企業経営理論であれば、例年通り経営戦略⇒組織論⇒マーケティングの順であることを確認できます。
また、通し番号を振っておけば、問題を解いている途中でも、自分の進捗状況が分かります
(この年は、通し番号が41までだったので、現在25/41であることが分かります。通し番号を振らないと23/34となり、進捗の認識にズレが生じます。)

問題を解くときの自分ルール

私は、以下のようにしていました。

問題を解くときの自分ルール

① 「正しいものを選べ」or「誤っているものを選べ」の上に大きく「〇」or「×」
② 選択肢ア~オの左側にその肢の内容が〇か×かを書く(×の場合は理由も書く)
③ 選択肢ア~オのうち、回答候補から外す肢に、上から/、マークする肢に上から

(上の問題用紙をご参照ください。)

①は、ありがちですが、誤っている選択肢を選ばなければいけないのに、正しい選択肢を選んでしまう等のミスを防ぐためです。
②と③を区別も重要です。これを混同してしまうと、①のルールを作った意味がありません。
また、②本番でも×の理由を書くのは、見直しの時に、なぜこの選択肢を選んだのか判別するためです。
見直しの時にこの根拠が間違っていることに気づいた場合、回答候補を変更することになります。

私の試験問題を見ると、エの1か月あたり45時間が誤りと判断して×をつけ、誤っているものを選べという設問指示に基づいてエを回答候補としていることが分かります。
(正しくは、80時間か100時間か絞り込めていないのが情けないところです)

後は、最初に割り振った通し番号をもとに、1問あたり、何分経過したら、次の問題にいく、ということも決めておくとよいかもしれません。

その他は概ね、過去問の解き方と同じではないかと思います。
過去問の解き方は、
のきの 【勝手に決定版】1次試験過去問大全
アヤカの <一次試験>過去問メインの勉強方法 by アヤカ
をご覧ください。

見直しの自分ルール

問題を全て解き終わったら見直しをします。
見直しの優先順位は以下のようにしていました。

見直しの自分ルール

① 全ての問題についてマークの転記ミス、マーク抜けによるズレ等の有無を確認
② 設問指示に従っているかの確認(「正しいものを選べ」で正しいものを選んでいるか?)
③ 回答に迷った設問の再検討

なるべく形式的なところ、ミスをしているとダメージが大きいところから見直ししていきます。
最重要ポイントは、①です。
マークのズレがあると、その科目だけで全体が不合格になるリスクがあります。
また、実際にはズレていなくても、ズレていた疑惑が残るだけで、合格発表まで二次試験対策に集中できない、という重大な悪影響もあります。

②もいいですね。本番では意外とやらかしていることがあるので、必ず確認しましょう。


私は、経済学で2つもこのミスをしており、見直しで8点分を回復することができました。
ポカヨケをしていたのに、2つもポカをしていたということですね。。。

③は最後です。③はやらないという人もおり、その気持ちも分かるので人それぞれです。
③の見直しをしたい人は、迷った問題の上に大きく「?」「あとで」と書くなど、③の見直しをする問題を一見して判別できるようにしておきましょう。

終わりに

一次試験のためのポカヨケは以上です。
あくまで今回お話したルールは、私が自分のミスをなくすために作ったルールです。

なので、皆さんもご自身の癖などを踏まえて自分ルールを作ってみてはいかがでしょうか。
「そんな時間ない!」という方は、次の模試は、試しに私のルールを使ってみるのもアリです。

ご自身の癖を把握して是正するためには、
①ミスの類型を洗い出して
②その対策を考え
③ルール化する
という流れが重要です。

「ケアレスミスしちゃったよ(てへぺろっ)」
だと同じミスを繰り返すので、ポカヨケとして、自分ルールを作ることをお勧めします。

この点は、計算ミスをなくす、という文脈ではありますが、よがの
計算ミス撲滅!ミスノート作成のすすめ①
計算ミス撲滅!ミスノート作成のすすめ②
もとても参考になると思います。

明日は、実は私のご近所さんだった!のきです!

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【模試対応】1次試験のポカヨケ~自分ルール作成のススメ~”へ2件のコメント

  1. ロム より:

    写真のことで書くことが思いついた、というのはこのことだったんですねw
    では私はTAKUROさんの経験を参考に(?)合格後のことを考えたにこにこした写真を撮ってやろうと思いますw

    今回の記事、自分にはとてもタイミングがよい内容でした。
    というのも、本日某学校の在宅での模試を受ける予定だったのです!
    今回のポカヨケ対策を参考に、とりあえず今の自分の実力を図るため、新しい問題内容を自分に取り込んで本番に活かすため、全教科60点以上という目的を定めてこれから挑戦してきます!

    1. TAKURO より:

      ロムさん

      コメントありがとうございます!ロムさんにいただいたコメントでこの話を思い出したのです笑
      にこにこ写真に期待しています。私はといえば、私の投稿を見た12代目メンバーから、2019年と2020年の写真で顔と表情が変わっていない!というつっこみが入りましたので、ロムさんは、表情筋を柔軟に使ってください笑
      模試のタイミングに間に合ってよかったです。本文にも書きましたが、ミスの出方は人それぞれなのでうまくカスタマイズして使ってくださいね!

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