計算ミス撲滅!ミスノート作成のすすめ②

🌸🌸🌸🌸一発合格道場!オンライン春セミナー2021のご案内🌸🌸🌸🌸

3月23日をもって受付を終了いたしました。
おかげさまでセミナーの部満員御礼です!!多数のお申込みありがとうございました。

4月10日(土) 15:00-17:40(1部2部)
・第1部  15:00-16:15<1次試験対策+相談会> 
・第2部  16:30-17:40<2次試験対策+相談会>
・第3部  17:50-18:50<懇親会>

Web会議アプリ「zoom」を活用したオンライン開催!
一次試験・二次試験の学習ノウハウやzoomのブレイクアウトルームを活用した小グループ単位でのディスカッションで相互交流を図るセミナーです!
第3部では先代をゲストに迎えたオンライン懇親会を開催します。
道場メンバーや受験生同士で交流を深めて頂き、合格に向けモチベーションを高めて頂きたいです。

🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
一発合格道場ブログを
あなたのPC・スマホの
「お気に入り」「ブックマーク」
ご登録ください!

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

twitterもよろしくお願いします。

こんにちは!よがです!

皆さん、日々目標に向かって精進されていることと思いますが、ご体調崩さず過ごされていらっしゃいますでしょうか。私はコロナ禍となってから健康を気にするようになり、季節の変わり目でも体調を崩すことがなくなってきたのですが、最近は子供2人が同時にRSウイルスに掛かってしまい結構大変でした…(;’∀’)

幸いにも子供のRSウイルスが移ることはなかったのですが、子供の高熱続きで夜中でも定期的に検温したり坐薬を入れたりと結構大変でした。そんな日々の中、受験生活の中でも、子供が手足口病やアデノウィルスになった時は大変だったなぁとふと思い出しました。

看病で自身の勉強計画が遅れてしまうと少しイライラしてしまったり、ダメな自分が出てしまうこともあり、そんなときの反省と対応策なども次回のブログで書きたいと思います。

 

それでは、本日は計算ミス撲滅に向けたミスノート作成について、私の具体例を含めてご紹介していきたいと思います!

 前回のおさらい

前回は自身のミスを振り返り、対策をするために①ミスを箇条書きする②ミス対策を考えるステップをご紹介しました。(前回記事はこちら)しかし、前回は原因を見える化してフォーマット化・チェックリスト化する流れをご紹介したまででした。私が具体的にどのようにしていたのかはご紹介できずにおりましたので、今回は実際の私のミスノートをお見せしながらご紹介が出来ればと思います。

前回お話しした内容ですが、まず起点となるのは「なぜ間違えたかを箇条書きで書き出す」ことです。ここで出た内容を基に自身の弱点や間違えの傾向を分析することが重要になります。私の場合は、「設問条件の読み落とし」「設問文の解釈間違い」が自身の弱点であり、間違えの傾向であることが分かりましたので、その弱点を極力無くす方法を考えていきました。その方法の一部を本日ご紹介します。

 

 NPVでのミスノート

まず、NPVで私がミスを箇条書きした際には下記の様な内容が多く出てきました。

 

・減価償却費の解釈間違い

・特別損出・利益の読み落とし

・運転資本増減の解釈間違い

・法人税率の勘違い

 

このように「設問条件の読み落とし」等の計算する前段階でミスしていることが良く分かりました。このような弱点の対策として一目でどのように条件を整理しているのかがわかるようにする必要があると感じましたので、設問条件を表でまとめる方法を採りました。実際の対策を記載したミスノートは下記の通りです。(※注:実際の記載はあまりに汚く、自分が読んでわかる内容にしていたので、少し修正し意味不明な記載は削除しています…それでもあまり綺麗ではないのですがご容赦ください。)

上記のミスノートのナンバリングに沿ってご紹介します。

よがのミス対策の考え方

①フォーマット作成
 まずはNPVの設問で出てくる条件を整理するために各年で条件を整理します。こちらは2年目に通っていた予備校MMCの解説で偶に出てくる表を基に自分流に少しアレンジして記載しています。初めはこの表を作ることで時間を取られてしまいますので、やりにくさを感じましたが、計算ミスをすればいくら早く解けても0点ですので、「背に腹は代えられぬ」と言い聞かせて、どんな簡単な問題でもこの表で条件整理して解くように訓練しました。実際にこの方法を定着させれば解答時間も早くになり直しの際も一目でわかりますので、「設問条件の読み落とし」は限りなく少なくなりました。
尚、実際に解く際は「減価償却費」と全部書く余裕なんてありませんので、頭文字の「減」だけを記載するなどは勿論しておりますが、このフォーマットを崩すことは絶対にしないように心がけておりました。

②フォーマットに注意書き
 次にこのフォーマットに慣れても、このフォーマット上でミスをする事は沢山あります。多くは「設問文の解釈間違い」です。折角、条件整理が上手くいってもその条件の解釈が間違っていると正解に辿り着けませんので、そこはこのフォーマット上に注意書きを足していきます。この内容が試験直前の休み時間などに見返す「ファイナルシート」となり、ここさえ間違えなければ絶対に大丈夫!と思える強い味方になっていきます。

③チェックリストで最後の砦
 最後にこのフォーマット上では書き表せない注意書きや、どうしても何度も間違えてしまう箇所があります。そこは最後の砦の「チェックリスト化」していきます。このチェックリストは必ずどんなNPVの設問でも最後に確認する様にしていきます。これで最大限、自身の弱点は潰せていけるかと思います。また、「どうしても何度も間違える箇所」というのは自身の成長と共に変化していきます。そのため、もう間違えなくなってきたと感じるチェックリストは消していきましょう。尚、最後の砦として「チェックリスト化」するのは5~6個が限度かと思います。沢山ありすぎると非効率なので、最後の砦として用意する項目は最小限にしましょう。

 CVPでのミスノート

NPVと同様に、CVPで私がミスを箇条書きした際には下記の様な内容が多く出てきました。

・固変分解の解釈間違い

・変動比率と限界利益率の取り違え

・営業利益・経常利益の読み間違え

 

こちらもCVPと同様に、弱点の対策として、一目でどのように条件を整理しているのかがわかるようにしなければなりませんでしたので、設問条件を表でまとめる方法を採りました。実際のミスノートは下記の通りです。

こちらもNPVのミスノートと同様で、①どんなに簡単な問題でも必ずフォーマットに落とし込み、②設問文の解釈間違い」をしやすい所を注意書きしていきます。そして、③最後の砦としてチェックリストを用意して計算ミスを最大限に抑える対策です。

 

 全ての項目に共通する計算過程でのミスについて

ここまで各項目特有の計算ミスに対してどのように対策を採っていったのかご紹介しました。しかし、ミスを箇条書きしていくと、計算過程でのミスパターンが全ての項目に共通して出てくるかと思います。例えば、私の場合は下記の様な項目でした。

①自分の書いた7と1の読み間違い

②単位間違い

③小数点の四捨五入の間違い

④電卓の打ち間違い

⑤設問に書かれている数字をフォーマットへの写し間違い

 

こういった計算過程でのミスパターンは誰でもあるし、本番では特に「何でこうなったんだ…?」ってことをしてしまいがちです。そこで、私の場合は計算の際のルールを設けて自身のルーティン化をしていきました。私の設けたルールは下記の通りです。上記のミスパターンのナンバリングに沿ってルールをご紹介します。

計算過程ミスを無くすMyルール

① 自分の書いた7と1の読み間違い 対策
⇒ 7には必ずスラッシュを付ける(カタカナの「ヌ」みたいな表記です)

②③単位・小数点の四捨五入の間違い 対策
⇒ 設問を読んだらすぐに解答欄に「○○○.○○Ø百万円」と記載して
単位を設問欲求に合わせて明記すると共に、四捨五入する箇所に「/」を付ける

④ 電卓の打ち間違い 対策
⇒ 算過程はできるだけ2度電卓で打ち直し、解に誤りがないか確認する。

⑤ 設問に書かれている数字をフォーマットへの写し間違い 対策
⇒ フォーマットを作成した段階で必ず全ての数字が合っているか確認する

このルールを自身のルーティンとして何度も刷り込ませていきます。全てひと手間加える対策となってしまいますが、慣れてくればスピードも上がっていきますので、間違えを無くす方法として自身で納得でき、やりやすい形を見つけていっていただければと思います。

 

 補足

①ミスノートはいつから始めるべき?

勉強し始めからミスノートを作っていくことはあまりお勧めしません。ある程度、解法を理解していない状況でミスノートを作っても、間違える原因は殆どの場合、知識不足に起因してしまいます。個人的には、1次試験・2次試験においても過去問2周目から始めるくらいで良いかと思います。

②ミスノートはノートブック派?ルーズリーフ派?

個人的には「なぜ間違えたかを箇条書きで書き出す」工程でどのくらいの箇条書きが出てくるのか分からなかったので、私はルーズリーフにしました。また、私は財務や事例Ⅳでよく出てくる項目のNPV・CVP・CF計算書等で分けていました。NPVとCVPでは間違え箇所の箇条書きがどんどん溜まるけど、CF計算書ではあまり間違えなかったのでそこまで間違え箇所の箇条書きが溜まらなかったりして、項目ごとにミスの量がバラバラでしたのでルーズリーフをバインダーに入れて管理していく方が楽でした!

 

 最後に

今回は実際のミスノートをお見せしながら私の方法をご紹介しました。(汚くて見にくいミスノートで本当にすみません…)これはあくまでも私の対策であって、全員が参考にできる内容ではないかもしれません。しかし、自身のミスを無くすために①ミスを箇条書きする、②ミス対策を考えるステップは自身の弱点を無くすために有効ですので、実践いただきたく。そして、その対策を自身に合った手順に落とし込んで、手を動かして体で覚えるまで繰り返しますことが、ミスを無くす最善策かと思います。

また、今回は2次試験で間違えやすい項目を取り上げて紹介しましたので、現在1次試験対策をされている方にとってはあまり参考にならなかったかもしれません。1次試験は、選択肢方式ですので計算ミスをしていれば、最後の解答を出した際に気が付き修正することも可能で、とにかく計算処理のスピードを上げていくことで突破できる試験とも言えるかもしれません。しかし、2次試験では選択肢のない記述方式ですので、数字・単位を一つ間違えただけで0点になる可能性があります。前回もお伝えした通り私の様に1つのミスで1年間の努力を全て棒に振ってしまうことも十分あり得ます。多くの方が2次試験突破を最終目標としているかと思いますので、1次試験対策中であっても、今回の記事から計算ミス対策の重要性を感じて頂けますと幸いです。

 

次回は旅行大好きアヤカです!

記事のトップに出てくる画像も名所の素敵な写真ばかりですので注目です!お楽しみに~♪


☆☆☆☆☆☆☆

いいね!と思っていただけたら
にほんブログ村 資格ブログ 中小企業診断士試験へ
にほんブログ村
↑ぜひ、クリック(投票)お願いします!

皆様からの応援が我々のモチベーション!!

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です