12代目全員全力!インタビューリレー『企業経営理論の点数が伸びないのですが、どのように対策したらいいですか。』
本日より12代目初となる連載企画が始まりますよ~★
なゆたお疲れ様です!なゆたです。
本日より、4月10日に開催した「オンライン春セミナー」でいただいたみなさんからの質問に12代目全員で回答する・・・その名も『12代目全員全力インタビューリレー』を開催します!!
このタイミングで受験生が「知りたい!」と思うリアルなご質問に対し、12代目12様で回答します。皆様にとって参考になるヒントが1つでも多く見つかりますように。皆様の勉強時間がより充実したものになることを心から願っております!
オンライン春セミナー全体の内容はこちら↓
12代目の1次試験情報は以下の通りです。勉強スタイルや勉強時間、得意不得意なども合わせて参考にしてみてください。受験年度が全員同じでは無いので一概に比較は出来ないのですが、黄色が各項目トップの点数です!
なゆた
ではさっそくインタビューに参りましょう。本日のテーマはこちらです!
Q.
企業経営理論の点数が伸びないのですが、どのように対策したらいいですか。
のき
第1に過去問で企業経営理論独特の問われ方に慣れる、第2に重要な論点の知識を正しく入れる、第3に適度に手を抜く論点を決めることだと思います。
1次試験の企業経営理論は問題文自体の言い回しがわざとわかりにくいように書かれていて、正誤の判断をしづらい選択肢も多いので、重要な論点はしっかりとした知識を持って判断に臨むことが重要です。 その上で、最悪でも2択くらいまで絞れるようになってくると得点が安定してくると思います。適度に手を抜く論点は毎年出題数が少ない論点のうち一つくらいあってもいいと思います。ちなみに私は労働関連法規は過去問で問われた知識以上のインプットをするのと途中で放棄しました笑
わかります。私も労働法規関連は覚えられる気がせず、問題集以外の暗記は捨てました。時には取捨選択も大事!?(TAKURO先生に叱られる・・・)
最初に取り組む際には、理解100%をするというよりかは、まずは単語の意味をしっかり理解しておくことが重要かと思います。それが出来るとまず問題自体の理解ができるようになってきますので、その上で間違えた問題の解説の読み込みをして、解説から関連知識まで習得することで幅広い知識が身に付くと思います。更に問題を覚えるほど解くと、完全に正誤が判断できなくても、間違いの選択肢に関して違和感を感じるようになってきます。
にのみ
問題文に違和感を感じるようになってくる、って大事だと思います。私も瞬時に判断できない問題は、違和感がある部分にアンダーラインをひいて、どちらの方が正しいか/間違っているのか比較して選択するようにしていました。
TAKURO
過去問に慣れることが重要です。 企業経営理論の問題を解く際には、1~5の選択肢を比較検討して、「相対的に見てどの肢が一番不正解ではなさそうか?」を考える必要があります。このような考え方をしなければならないのは、企業経営理論だけなので、そこに気づくと点数が取りやすくなるように思います。
確かに。企業経営理論って、国語の現代文を解くような側面ありますよね。
企業経営理論は問題文が難解で初めはとっつきにくかったです、、、
ターニングポイントは問題文の「最も(不)適切なものはどれか」という表記の意味を考えたことでした。最も適切なものということは選択肢によって解答が異なることもあり得るということです。それからは問題文を比較しながら読むことを心がけたら点数が伸びました。
また解答の順番は、後半のマーケティングのところは具体的で問題文も読みやすかったので、そこから解くようにしました!
こんちゃん
選択肢の組み合わせによっては正解が変わることもあり得る、ってことですもんね!私も企業経営理論は、たとえ「瞬殺」と思えるような問題でも、すべての選択肢を吟味していました。
ひでさん
①頻出事項、特に言葉の定義は確実に覚える。
②設問に適切に答える。答えは間違えても、設問で求められているのが「適切なもの」「不適切なもの」なのかを絶対に間違えない。
③とにかく過去問を解きまくり、クセに慣れる。
④テキストよりも解説文をしゃぶるように読み込む。
この科目、わざとわかりにくい表現にしていると感じています。点数が伸びないのは慣れが足りていないだけ(By TAKURO)なので心配はいりません。「慣れましょう」
適切なもの、と不適切なものの読み違いによる凡ミスは、絶対に避けたいですね。その意味でもすべての選択肢を吟味する、というのはメリット大きいと思います。
VOICYの「荒木博行のBOOKCAFE」を聞き続けていたら、不思議と答えがわかるようになります。
なゆた
ふざけていません、割と本気です。笑
企業経営理論って範囲が広く、教科書では出題範囲を網羅できません。そのため、旬な経済学やビジネス書に触れ、感覚を研ぎ澄ませておくことも重要ではないかと思うんです。
VOICYパーソナリティの荒木さん(マスター)はグロービスでマーケティングなどを教えていた元講師で経営学に精通されており、ビジネス書や古典、たまには絵本を紹介しながら、ビジネスマンにとっての学びになるような解説をしてくれます。これを毎日聞いていると、企業経営理論の「文脈」のようなものが身につく気がしています。(あくまで個人的な感想ですが・・・)
例えば、R2の問題でベンチャー企業が成功するモデルについて出題されました。私にとっては初見で、理論も知りませんでしたが、ほぼ迷いなく正解を選択することができました。(高得点を取れたのはマスターだと考えてます)
勉強期間中はがっつり読書をするのは難しいと思いますので、以下のようなツールを使って、息抜きの一環として取り入れてみてはいかがでしょうか??
★なゆたのおすすめ★
耳読派のあなたへ :荒木博行「荒木博行のbook cafe」/ Voicy – ボイスメディア
時短読書派のあなたへ:本の要約サイト flier(フライヤー) (flierinc.com)
masumi
論点別になっている過去問マスターを繰り返すことで点数は伸びると思います。過去問になると急に日本語が難しくなるので、その言葉が何を言っているのかイメージできるようになる必要があります。(言っていることは簡単なのに、言葉からそれが読み取りにくいということ)論点別の問題で同じような問題を繰り返すと、その言葉のイメージが付きやすいと思います。
これは先日ののきの過去問大全にあった「ヨコ解き」の考え方ですね。一つの論点をいろんな角度から問われると、深く理解できると思います。ちなみに私も基本的にはヨコ解き派。
早期に「過去問完全マスター」を使った学習を行うことで点数が伸びると思います。頻出論点の解説を熟読することにより理解が深まりますし、その後テキストに戻っても良いかと考えています。
例えばVRIO分析。私は診断士ゼミナールでインプットした状態で過去問に臨みましたが、わからず。。。逆に過去問の解説を読んでテキストに戻った方が理解が深まりました。
池やん
確かに!テキストよりも問題のほうが具体的な事例になっていることもあるので用語の理解が深まりますね。
よが
過去問を解いて言い回しや傾向に慣れることが一番重要かと思います。
共感!はじめ問題文の長さに、メンタルやられそうになりました。慣れ(諦め?)は大事ですね。
1.「企業経営理論の点数」と一括りにされていますが、「企業経営理論」のどの論点の点数を取れていないのか把握していますか?習得できている論点について勉強しても効果は低いです。まずは苦手な論点を特定すると良いと思います。
2.その苦手な論点はなぜ苦手なのでしょうか。おそらく理解が不十分なだけです。この一発合格道場も然りですが、インターネット上でいろんな論点や用語について説明してくれているサイトが多々あります。きっと、あなたにとってしっくりくる説明をしてくれているサイトがあると思うので、一度インターネットで調べてみるのをおすすめします。 あと、自分の実生活に置き換えてみるのもおすすめです。具体的に想像できると、腹落ちしやすいと思います。
3.問題集を解いて、間違えた問題を放置していませんか。間違えた問題を放置して、解けるようになることは(初学者はそうなることもありますが)基本的にはないと思います。その都度、次回は解けると思うまで復習することをおすすめします。そして、時間を空けて解きなおしてみて、正解できるようになったか確認すると良いと思います。
アヤカ
心当たりがありすぎてドキドキします。特に3。何となくで進んでしまっても、結局また間違えるんですよね・・・復習大事です。
と~し
過去問を繰り返す。他の科目に比べて文章が長かったり、選択肢が5択だったりするので、理解→解けるには少しハードルがあると認識する。 演習をする時に、正解の選択肢を選び取るだけでなく、他の選択肢のどこが間違っているか?どこを修正したら正しい文章になるか?回答も選択肢も読み込む。 過去問で歯が立たなければ、スピ問を1,2周して基礎固めをする。
間違いの選択肢も、どこを修正したら正しくなるかまで考えられたら、知識として定着しそうです。
企業経営理論は60-70点取れば十分な科目で、それ以上は時間対効果が著しく下がるので、確実に出る論点を「着実に」とれるよう重点的に対策することが望ましいと思います。そのために、その分野のテキストと過去問を周回しましょう。
Ma.sato
確かに確実に出る論点はぶれが少ない気がします。まずはマスト分野をパーフェクトにすることが大事ですね♪
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いかがでしたでしょうか。まずはご自身の得点の伸び悩みが何に起因するのか?(難解な文章への慣れ不足?ケアレスミス?特定の苦手分野がある?など)を特定し、対策を検討してみてくださいね^^
なゆた
★ おまけ ★
診断士(受験)あるある
こんなに勉強して本当に意味があるのか、自問自答しがち
そんな迷いが生じたあなたへ★(診断士合格後の世界を覗ける記事をどうぞ)
次回の司会は、masumiです!暗記が求められる情シスについてのお悩みに、みんなで答えます。お楽しみにー!
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お疲れ様です。のりぞーです。
「企業経営理論」は2月にTAC過去問を3回転しましたが、
もう忘れちゃっていそうですね。
Voicyの荒木博行「荒木博行のbook cafe」、イイですね〜。
こんな耳読コンテンツがあるなんて知りませんでした。
荒木氏の語り口と切り口が腑におち、とても鋭く、
かつ「日本語の語彙力」も豊富になり、
記憶にも定着して一石二鳥です。
息抜きというよりは、知識や考え方の概念や
フレームワークを考え直すのに重宝しています。
対談などもあり、自分の見識のビルドアップや概念シフトに役立ちます。
「企業経営理論」の力強い武器が増えました!
愛聴しているので、これからもオススメがあったら
教えてください!
ありがとうございます。
のりぞー
のりぞーさん、お返事が遅くなり大変申し訳ございません!
そして、荒木マスターファンが増えてくれて非常にうれしいです!!!
正直、私ははじめお話についていけないことが多かったのですが、診断士の勉強をして専門用語やフレームワークの基礎をかじるにつれ
だんだんおっしゃっていることが理解ができる部分が増えて、自分の成長確認の意味でも頑張って聞いていたらいつの間にかハマってました笑
(マスターは平易な言葉を意識しているそうなんですがwところどころに学問的なベース知識が入っているんですよね・・・)
具体と抽象がうまいとはこういうことか!とよく膝を打っています。
ぜひ荒木マスターを味方につけて、試験も頑張ってください!!
心より応援しております。
新企画、楽しく拝見させていただきました!
企業経営理論については多くの方がおっしゃられているように、問題に慣れるために過去問を五年分繰り返しておりますが、段々と問題の傾向が掴めてきたり慣れてきたりします。
労働法規関連については深入りせず、過去に全く問われてこなかった分野にもついてもさらっと流すに留めております。
今後、他の通信講座などで模試を受けて初見問題に慣れつつ、その模試も周回勉強に含めて知識の定着を図っていこうと思います!
ロムさん、いつもコメントありがとうございます!楽しんでいただけたとのコメント、うれしいです!
勉強の仕方は既に12代目のベストプラクティスですね~^^
この調子で充実したGWをお過ごしください。応援しております!