【渾身】中小企業経営

道場発、自分イノベーション宣言!
過去の自分を突き破り、未知なる自分へと成長

おはようございます。こばです。
先日、受験生時代に読まなかった白書を読みました。スピテキよりも、ストーリー展開がしっかりしていて読みやすかったです。

白書のことは一旦置いておき、今年の試験は経済、財務が荒れると予想される。
初日の午前中に約30点の失点をしてしまう可能性が高い。
診断士の作問者は先制攻撃が好き。
先手必勝。奇襲攻撃ほど相手を動揺させる攻撃ない

この奇襲攻撃に耐えることを前提としても、その後の攻防で失点をカバーする得点をする必要がある。
ではどこで得点をするか。それは師がもう言ってる通り

■運営
■情報
■中小

診断士試験の目先の難易度は変われど、全体の傾向は変わらない。だから当然得点すべき科目も同じ。
でも最近、情報は難化傾向。去年並みに情報が難しい場合もありえる。
そうなると確実に合格するためには、運営と中小を限界まで得点力を向上させるしかない。

自分のリソースだけではなく、外部環境の変化に応じて戦略を立案してこそ診断士。

だから、中小の渾身記事を2発掲載。

そして、2015年度の白書のテーマは

地域発、中小企業イノベーション宣言!

白書からイノベーションの方法を学ぶ。

■ストーリー展開■

・アベノミクスの影響で日本経済が回復傾向にある。
・さらなる成長発展にはイノベーションが必要。
・イノベーションをしたいが人材が不足している。
・人材をどう採用又は育成するかがイノベーションを支える。
・イノベーションを通じて企業の成長を図り地域活性化に繋げる。

□第1部 2014年度の中小企業・小規模事業者の動向□

第1部のテーマ:外部環境分析

●我が国経済の動向

・アベノミクスの効果が現れ、景気が回復する中で、14年4月の消費増税の前後で大きな変化が生じた。
・駆け込み需要の反動減や、原材料・エネルギーコストの上昇の影響で、企業の業況や採算に関する指標には弱い動き。
・原油価格及び国内石油製品価格の下落やマクロ経済環境の持ち直しで、一時に比べれば改善は見られる。

●中小企業・小規模事業者を取り巻く環境

・中長期的な視点による中小企業の環境分析。

①中長期的な収益力変化分析。
企業規模が同じ中小企業の間で、高収益と低収益の企業の格差拡大。両者の違いを検証し、高収益の企業は低収益の企業に比べて、技術開発や人材の確保・育成に対する意識が強いことを明らかにする。

②「地域」に関する分析。
中長期的な地域経済の成長(付加価値生産額の伸び)を確認し、成長の度合いに応じて地域を類型化した上で、地域ごとの産業構造や人口動態等の分析を行う。その上で、「広域需要」と「域内需要」の二つの観点から、地域の実情にあった経済成長のために何が必要かについて示す。

 

□第2部 中小企業・小規模事業者のさらなる飛躍□

グローバル化の進展等を背景に、大企業と中小企業との間の相互依存関係は希薄化し、中小企業は自ら市場と向き合い、需要を獲得する必要性に迫られている。

第2部のテーマ:「イノベーション・販路開拓」、「人材の確保・定着」

●イノベーション
イノベーションこそが成長の源泉である。
「広域需要志向型」と「地域需要志向型」の類型ごとのイノベーションへの取組状況やその成果について、違いや共通点を明らかにしていく。さらに、企業がイノベーションに着手し、推進していくための課題についても検証する。

●販路開拓
中小企業が抱える様々な経営課題の中販路開拓に対する意識は強い。しかし、販路を開拓し、そこで目標とした売上を達成することは容易ではなく、とりわけ新規市場の開拓は、既存市場と比較してその難易度は高い。
中小企業の販路開拓の取組や売上目標の達成状況の把握と課題の分析を行う。
それを通じて、自らが開拓しようとする販路、市場そのものに向き合い、把握することの重要性と、そうした取組を進める上での人材面の課題について考えていく。

●人材の確保・育成
雇用環境の改善が進む中で、中小企業は、量的にも質的にも人材不足、特に中核人材不足に直面している。
確保(採用)、定着、育成と、段階ごとに分析する。
さらに、女性、シニア、外国人や、都市部、大企業の人材等、従来とは異なる、新たな人材の供給源も分析。
その際、人材の確保や育成に投入ができる人・金が限られている中小企業の現実を直視しつつ、地域ぐるみで人材の確保・育成に取り組むことで課題を乗り越る事例を紹介。

□第3部 地域を考える―自らの変化と特性に向き合う□

第3部のテーマ:地域活性化

「地域」を中長期的な視点で分析。人口減少や高齢化で「地域」は、その構造が大きく変化し、そこに住む人々の暮らしを大きく変化させ、人々が抱える課題も多様化・深刻化している。一方で、この状況においても、実態に応じた取組を行うことで、活性化が図られている地域も存在する。

分析内容
地域資源の活用、地域の社会課題の解決という観点から、地域を活性化するための取組について、
分析及び具体的事例の紹介を行うと共に、地域の実態を踏まえることの重要性と、今後の実態把握のあり方について明らかにしていく。

●地域活性化への具体的取組

地域経済の活性化には地域資源の活用が重要となる。
地域資源の活用状況を把握した上で、その商品化や売り込みに関する課題を分析した上で、そうした課題を実際に乗り越えた具体的な例を紹介していく。

また、地域の課題解決は
・社会的価値の創造、
・企業価値の創造
につながる域経済に与える好影響を与える。NPO法人も取組の担い手になる。

●経済・社会構造の変化を踏まえた地域の対応

地域の活性化のためには、地域の実情をきめ細かく把握し、適切な対応策を講る必要がある。しかし。容易ではなく職員も不足している。
その状況下で、発達するIT技術を使い、地域の実態を把握し施策に反映している地域がある。事例を紹介するとともに、政府が開発を進めてきた「地域経済分析システム」による地域の実態把握について、具体的な機能・画面に基づいて確認するとともに、その活用の可能性を検証する。

この概要を踏まえて本文のグラフをチェック。
消えたサブタイトルを自分が追加しています。

チェックのポイントは4つ。

(1) 「イチバン」をチェック

(2) 特徴的な傾向をチェック

(3) 新たな傾向をチェック

(4) 自分の感覚との違和感をチェック

中小企業白書2015年度 ~第1部 第1・2章~
中小企業白書2015年度 ~第1部 第3・4章~
中小企業白書2015年度 ~第2部 第1章第1節~
中小企業白書2015年度 ~第2部 第1章第2節~
中小企業白書2015年度 ~第2部 第1章第3・4節~
中小企業白書2015年度 ~第2部 第2章 第1節~
中小企業白書2015年度 ~第2部 第2章 第2節~
中小企業白書2015年度 ~第2部 第2章 第3・4節~
中小企業白書2015年度 ~第3部 第1章~
中小企業白書2015年度 ~第3部 第2章第1節~
中小企業白書2015年度 ~第3部 第2章第2節~

ダウンロードしたらコメントください。

では、まとめ。

・外部環境の変化に応じて戦略を立案する。
・2015年度の白書のテーマはイノベーション。
・ストーリーを頭に入れて学習をした方が覚えやすい。
・試験勉強を通じて、自分イノベーション。試験終了後に、新たな自分へ遭遇する。

byこば

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【渾身】中小企業経営”へ29件のコメント

  1. ひろ より:

    ダウンロードさせて頂きました。ありがとうございます。

    1. こば より:

      ひろ様

      過去記事をお読みいただき、ありがとうございます。

      ダウンロードして頂いた資料ですが、こちらは16年度版の試験用になります。
      中書経営の試験内容は毎年変わりますので、残念ながら今年の試験ではあまり効果がないと思われます。

  2. ぽっぱ より:

    貴重な資料ありがとうございました。大変助かりました。

    1. こば より:

      ぽっぱ様
      コメントありがとうございます。
      いよいよ後1週間ですね。
      最後の追い込みに活用して下さい。

  3. やじろべえ より:

    こば様
    使わせていただきます。
    最後の追い込みに大変ありがたい。
    いつも参考にさせていただいてます!

    1. こば より:

      やじろべえ様
      コメントありがとうございます。
      ラストスパート、最後の追い込みに活用してください。

  4. げんげん より:

    使わせて頂きます。ありがとうございます。
    TACの模試が芳しくなく気落ちしておりましたが
    膨大な範囲を効率的に吸収できそうです。スピテクやTBCなどと突き合わせしながら活用してみます。

    1. こば より:

      げんげん様
      コメント頂きありがとうございます。
      失敗は成功のマザーです。中小に関しては、ここからのラストスパートで一気に点数は上がります。このツールを活用して見てください。

  5. どん より:

    イメージ強化に役立させていただきます。
    ありがとうございます。

    1. こば より:

      どん様
      政策に続きこちらにもコメントありがとうございます。
      ストーリーがあると頭に残りやすくなります。
      テキストと併用してご使用ください。

  6. ばやし より:

    こば様
    今回もダウンロードさせていただきました。今回もしっかり覚えます。ありがとうございました。

    1. こば より:

      ばやし様
      中小政策に引き続き、コメントありがとうございます。
      ツールを作ると覚えやすいですが、大事なのは試験当日に必要な形で覚えていることです。
      このツールをいろいろ活用して暗記を進めてください。

  7. ごも より:

    ありがとうございました。

    1. こば より:

      ごも様
      コメントありがとうございます。
      図表は白黒よりもカラーの方が印象に残ると思います。また、反復学習により暗記の精度は向上します。試験まで活用してみてください。

  8. ごも より:

    こば様
    ダウンロードさせていただきました。
    カラーなのと、イノベーションの
    ストーリー性、とてもわかりやすいです。

    1. こば より:

      かんち様
      短期のスト合格を目指す場合、過去問注力がキーワードになると考えます。学習より試験対策の色合いが強いです。各科目の理解より試験理解が重要です。
      道場には過去記事でも学習ツールを提供していますので、参考にしてみてください。

  9. かんち より:

    こば様

    今年2月から勉強を開始した1.5年生です。
    いつも渾身の記事をありがとうございます。
    3科目の科目合格だけでは物足りず、最後の追い込みでスト合目指してます。
    最後まであきらめずに取り組みたいと思います。

  10. ガウパパ より:

    ありがとうございます

    1. こば より:

      ガウパパ様
      コメントありがとうございます。
      中小経営の学習に活用してみてください。

  11. サミー より:

    ダウンロードさせて頂きました。
    よく分かります。
    ありがとうございました。

    1. こば より:

      サミー様
      コメントありがとうございます。
      ツールを活用し、白書の内容把握をしてみてください。

  12. まさし より:

    ダウンロードさせていただきました。
    本当に、いつも貴重な情報を有難うございます。浮きこぼれられるように頑張ります。

    1. こば より:

      まさし様
      前回記事に続き、コメントありがとうございます。
      浮きこぼれためには、相応の事前準備が必要になります。その準備の道具として活用してください。

  13. 友樹 より:

    ダウンロードさせていただきました。
    市販の対策本と共に活用させていただきます!

    1. こば より:

      友樹様
      コメント頂き、ありがとうございます。
      今年のスピテキの基ネタは何かを探しながら作成しております。カラーの方が印象にも残りやすいかと思いますので、いろいろと活用してください。

  14. 匿名 より:

    良記事。二次試験にもつながりますね。

    1. こば より:

      匿名様
      コメント頂き、ありがとうございます。
      良記事とお褒めの言葉に甘んじることなく、次回も精進して記事の執筆を行いたいと思います。

      二次試験にも繋がる、
      確かにそうですね。大きく括ると政府が実施していることも中小企業に対する経営課題の解決。

  15. えもん より:

    ダウンロードさせていただきました。
    いつもありがとうございます

    1. こば より:

      えもん様
      コメント頂き、ありがとうございます。
      グラフから何がわかるか、何を伝えたいかなど検討してみてください。

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