2011年合格目標 財務会計の勉強法

そろそろT○Cでは、1科目目の企業経営理論が終わって、2科目目の財務会計に入った頃ですよね。こんばんはJCです。財務会計は得意ですか?と聞かれて、得意と言う人は多分受験生の3割くらいかな?
仕事で財務や経理を担当していたり、簿記1-2級の資格を持っていたりする人にとっては取り組みやすい科目なんだけど、仕事が営業runだったり、SEpcだったりすると、とてつもなく遠い存在で大の苦手…という人も少なくないんじゃないかな。

◆なんで財務会計が苦手なのか?◆
ストレートでの2011年目標の方々は今、勉強を始めたばかり。この記事とかあの記事とかで、予習とかサブノートとかそんな話をしてきました。これらに共通して言えることは、能動的に自分から取り組まなきゃ、この試験に合格するのは難しい…ということなんです。企業経営理論なんかの場合には、講義で初めて知ったマイケル・ポーターの5Force Modelも講義で納得して、復習で記憶すれば、対応できたかと思います。でも、財務会計は納得と記憶だけでは対応できないんです。納得して、理解して、一部記憶もした上で、能動的に自分で実際に手を動かす必要があるんです。仕訳を繰り返す、計算問題を解く、この作業なくして財務会計の攻略はあり得ない。経理や財務をお仕事にしている方でも大丈夫だからと悠長に構えていると痛い目にあったりしますよ。(しましたよ。)

◆能動学習の勧め◆
まずは、予習は欠かさないことです。ストレートで合格することは、いかに有効に時間を使いきれるかに掛っていると言っても過言ではなさそうです。僕が思うに一番有効に使わなきゃいけな部分は受験機関に通っている方にとっては、講義の時間ではないかと思います。しっかり予習をして、内容の相当部分を理解した上で講義に臨んでみて下さい。そうすると講師の先生の説明で更に深い理解を得られますし、予習の段階で気づいていない点や勘違いして誤った理解をしていたら、「えっsign02」という思いで、さらに強烈な印象で絶対に忘れなくなりますよ。これは財務会計に限らず、どの科目にも共通することですが…。

◆初めての財務会計の講義◆
僕が最初に財務会計の講義を受けた時の印象は「これって初めて財務会計に触れる人にとってはちんぷんかんぷんじゃねーの?ということでした。ある程度の予習や事前の理解なしに講義を受けても、理解できない部分ばっかりです。復習でなんとかしようと思っても、いたずらに時間ばかりかかって、挫折downしたり、先送りしてしまったりというケースが少なくないんじゃないでしょうか?それはダメ!
前回の記事で橋げた理論を説明しましたが、これから7科目を押さえてゆくためには、「先送り(後で理解しよう)」や「ここは捨てる」という論点はできるだけ残さないことが重要です。 「捨てる」戦略は超直前期に採用するべきものであって、「捨て」ても60点はとれるもん!という自信があって初めて使うべきものと考えています。

◆財務会計の具体的な勉強法①◆
まず、今の基本講義の段階で、全ての論点を余すところなく、理解して下さい。疑問が残れば、どんどん講師の先生に食いついて質問して下さい。質問しても理解できないのであれば、違う先生の講義を受講して質問してみるのも良いかもしれません。講師との相性だって確かに存在しますから。これは個々人によるので、僕にどの先生が良いですか?って質問してもダメですよ。僕が良いと思った先生をZonEが良いと感じたわけでもないし、ハカセが信頼していた先生の講義が僕には合わないなんて、ざらにあります。ぜひ、ご自身でいろんな先生の講義を聞いて判断してみて下さい。

◆財務会計の具体的な勉強法②◆
論点の理解が達成されたら、次に実際に問題に取り組んでみて下さい。受験校でテキストと一緒に配布される計算問題集のようなものでも良いですし、T○Cのスピード問題集でも良いです。まずはその論点の問題に慣れて、確実に問題を読んだら結果を出せるという経験を積むことです。1カ月くらいかけて論点毎に整理してゆくと良いと思います。ふうじんも この記事の最後で言っていますが、「財務はこつこつ」やる前にまず一気呵成に「財務にどっぷり」浸かる期間が必要です。どっぷり浸かって論点をキチンと理解した上で、鬼のような勢いで計算問題集を回してゆくことです。
だまされたと思って、どっぷり浸かり、1カ月で計算問題集を2回転させるくらいの勢いで挑戦してみて下さい。1カ月後には財務会計はもう苦手科目ではなく、貯金科目に変わっているはずですよ。

◆財務会計の具体的な勉強法③◆
また、問題集によっては各問題にA・B・C等の難易度が記載されていたりもすると思います。1次試験対策としては難問のCレベルを押さえるよりもA・Bレベルを確実に押さえるべきだとは思います。でも、これはあくまで1次対策。2次試験は明らかにCレベルの問題が頻出です。ですので、まずはA・Bレベルは確実に押さえる。それが達成できたら、Cレベルだって大丈夫という力をつけて下さいね。診断士試験はあくまで2次試験を越えなきゃ合格に達しない。だから、今から2次でも対応できる力をつけておくことはとっても大事なんです。そういう意味でも財務会計は診断士試験合否のカギと言えるんじゃないかと思っています。

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